JP2002159693A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002159693A
JP2002159693A JP2001356503A JP2001356503A JP2002159693A JP 2002159693 A JP2002159693 A JP 2002159693A JP 2001356503 A JP2001356503 A JP 2001356503A JP 2001356503 A JP2001356503 A JP 2001356503A JP 2002159693 A JP2002159693 A JP 2002159693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
displayed
opening
big hit
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001356503A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Inokuchi
清一 井ノ口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP2001356503A priority Critical patent/JP2002159693A/ja
Publication of JP2002159693A publication Critical patent/JP2002159693A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】変動入賞装置の閉成時における画像表示器に表
示される報知図柄の切換が容易に理解でき、これによっ
てどのような種類の報知図柄が表示されているかを容易
に理解することができるパチンコ機を提供する。 【構成】大当り遊技状態の成立後の変動入賞装置の閉成
時において、液晶表示器23に表示される図柄28a
が、液晶表示器23の画面周縁から画面中心に向かって
徐々に消去する収束表示態様と、液晶表示器23の画面
中心から画面周縁に向かって徐々に現出させる拡散表示
態様と、で表示制御されるように構成した。 【効果】変動入賞装置の閉成時に表示される報知図柄2
8aの終了又は開始を視覚的に明確に理解することがで
き、これによってどのような種類の報知図柄が表示され
ているかを容易に理解することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置に表示さ
れる複数の変動列の変動停止時に表示される図柄の組合
せが予め定めた大当り図柄の組合せとなったときに大当
り遊技状態となって変動入賞装置の所定の開放動作を予
め定められた所定回数行うパチンコ機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機においては、画像表示
装置(例えば、液晶表示装置)の変動停止時に表示され
る図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せとなっ
たときに、大当り遊技状態となって変動入賞装置を所定
期間開放する動作を複数回行って短期間に多量の賞品球
を獲得せしめるようにしたものが数多く提案されてい
る。このようなパチンコ機における液晶表示装置におい
ては、大当り遊技状態の成立後の変動入賞装置の開放前
の期間、変動入賞装置の開放と開放との間のインターバ
ル時間、及び変動入賞装置の最後の開放後所定時間が経
過するまでの期間、等に大当りが成立した旨を報知する
大当り成立図柄、何回目の開放動作であるかを予告する
開放図柄、大当り遊技状態が終了した旨を報知する大当
り終了図柄等の報知図柄を表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た報知図柄表示は、各報知図柄の切換が瞬間的に行われ
るため、直ちにどのような種類の報知図柄が表示されて
いるか否かが分かりずらいという問題があった。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、変動入賞装置の閉成時における画像表示器
に表示される報知図柄の切換が容易に理解でき、これに
よってどのような種類の報知図柄が表示されているかを
容易に理解することができるパチンコ機を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、画像表示装置に表示される
複数の変動列の変動停止時に表示される図柄の組合せが
予め定めた大当り図柄の組合せとなったときに大当り遊
技状態となって変動入賞装置の所定の開放動作を予め定
められた所定回数行うパチンコ機において、前記大当り
遊技状態の成立後の前記変動入賞装置の閉成時におい
て、前記画像表示装置に表示される図柄を、画像表示画
面の周縁から中心に向かって徐々に消去する収束表示態
様と、画像表示画面の中心から周縁に向かって徐々に現
出させる拡散表示態様と、で表示制御することを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】大当り遊技状態の成立後の変動入賞装置の閉成
時において、画像表示装置に表示される図柄が、画像表
示画面の周縁から中心に向かって徐々に消去する収束表
示態様と、画像表示画面の中心から周縁に向かって徐々
に現出させる拡散表示態様と、で表示制御されるので、
変動入賞装置の閉成時に表示される報知図柄の終了又は
開始を視覚的に明確に理解することができ、これによっ
てどのような種類の報知図柄が表示されているかを容易
に理解することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。まず、図1を参照して実施例に係る液晶表
示装置20が適用される遊技機の一例としてのパチンコ
機の遊技盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤
1の正面図である。図において、遊技盤1の前面には、
ほぼ円状に設けられる誘導レール2によって区画された
遊技領域3が形成されている。遊技領域3のほぼ中央に
は、液晶表示装置20が配置されている。
【0007】この液晶表示装置20は、図柄を変動表示
する液晶表示器23と、後述する始動入賞口4、6a,
6bに入賞した入賞玉数を記憶した旨を報知する複数
(4つ)の始動記憶LED26と、がそれぞれ前面に臨
むようになっている。なお、始動記憶LED26は、液
晶表示器23の変動表示中又は大当り遊技状態中のとき
に打球が始動入賞口4、6a,6bに入賞したときに記
憶保留され、その保留された数だけ始動記憶LED26
が点灯し、液晶表示器23の変動開始毎に1つずつ消灯
するようになっている。ただし、その記憶数は、最高4
個までとされ、それ以上の始動入賞は、無効とされる。
また、液晶表示装置20については、後に詳述する。
【0008】上記した液晶表示装置20の下方に変動入
賞装置8が配置されている。変動入賞装置8は、前後に
開閉する開閉板9(アタッカーとも言われる)を有して
おり、その開閉板9がアタッカーソレノイド10によっ
て開閉駆動されるようになっている。また、変動入賞装
置8には、開閉板9が開放した状態で受け入れた入賞玉
を検出するカウント用の入賞玉数検出スイッチ12と開
閉板9内の中央に形成されるV入賞口に入賞した入賞玉
を検出するV入賞玉検出スイッチ11とが設けられてい
る。上記のように構成される変動入賞装置8は、後述す
る大当り遊技状態となったときに開閉板9が一定時間
(例えば、30秒)経過するまで、あるいは所定個数
(例えば、10個)の入賞玉が発生するまでアタッカー
ソレノイド10を駆動して開放し、そのような開放状態
(これを開放サイクルという)をV入賞口に入賞玉が入
賞することを条件として所定回数(例えば、16回;こ
れを継続回数という)繰り返すようになっている。しか
して、入賞玉数検出スイッチ12は、開閉板9の1回の
開放中に受け入れられる入賞玉数を計数するために使用
され、V入賞玉検出スイッチ11は、開閉板9が繰り返
して開放される条件を検出するために使用されるもので
ある。
【0009】また、遊技領域3には、液晶表示装置20
と変動入賞装置8との間に始動入賞口4が設けられてい
る。この始動入賞口4は、液晶表示装置20の変動表示
を許容するものであり、このため、始動入賞口4は、打
球の入賞を検出する始動入賞玉検出スイッチ5を内蔵し
ている。また、始動入賞口4と同様な機能を有する始動
入賞口6a,6bが前記変動入賞装置8の左右両側に設
けられている。この始動入賞口6a,6bも打球の入賞
を検出する始動入賞玉検出スイッチ7a,7bを内蔵し
ている。
【0010】更に、遊技領域3には、液晶表示装置20
の上下左右側方に動作ランプ14a〜14dを内蔵する
入賞口13a〜13dが配置されている。この動作ラン
プ14a〜14dは、各種の遊技状態に応じて点灯した
り点滅したりするものである。また、遊技領域3の左右
両側には動作ランプの一種であり大当り遊技状態となっ
たときに点滅してその旨を遊技者に報知する大当りラン
プ15a,15bも配置されている。また、遊技領域3
の最下方には、上記した入賞口等に入賞しない打球が回
収されるアウト口16も設けられている。更に、遊技領
域3には、落下する打球の方向や速度を変化せしめる多
数の障害釘や複数の風車(共に符号なし)も設けられて
いる。
【0011】次に、前記した液晶表示装置20の構成に
ついて図2乃至図8を参照して説明する。図2は、液晶
表示装置20の正面図であり、図3は、液晶表示装置2
0の液晶表示器23にスクロール表示される図柄を表示
される順に表した図であり、図4は、異なる当りライン
数で大当り図柄が揃う可能性がある場合の液晶表示器2
3の正面図であり、図5は、リーチ状態となったときに
表示される図柄を示す液晶表示器23の正面図であり、
図6は、大当りが成立した後開閉板9の最初の開放まで
の間に報知される大当り成立図柄を示す液晶表示器23
の正面図であり、図7は、開閉板9の開放と開放との間
のインターバル時間中に表示される開放図柄を示す液晶
表示器23の正面図であり、図8は、大当り終了後の一
定時間が経過するまでの大当り終了図柄を示す液晶表示
器23の正面図である。
【0012】図2に示すように、液晶表示装置20は、
遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板21を有し、
該取付基板21には、ほぼ長方形状の表示窓22が開設
され、該表示窓22に液晶表示器23が臨むようになっ
ている。そして、液晶表示器23には、水平方向に左か
ら右に向かってスクロールする3列のスクロール表示列
(変動列)24a〜24cが表示されるようになってい
る。各スクロール表示列24a〜24cは、図3に示さ
れるように、見掛け上22区画に区画され、ほとんどの
部分で1区画に1つの完結した図柄(ハートマーク、に
んじん、ぶどう、リンゴ、ビワ、チェリー)が表示され
るが、一部分では、3区画を使用して1つの部分図柄
(女の子、ラビット)が表示される。そして、表示窓2
2から表示される範囲は、それぞれのスクロール列24
a〜24cの3区画分である。
【0013】しかして、スクロール変動表示列24a〜
24cの変動停止時に表示窓22に表示される図柄がす
べて完結図柄であるときには、図4(B)に示すよう
に、垂直方向の3本の当りライン1〜3と、対角線の2
本の当りライン4、5の合計5本の当りラインが発生す
ることとなり、その5本の当りライン上のいずれかに同
一の大当り図柄(にんじん、ぶどう、リンゴ、ビワ、チ
ェリー)が揃うと大当り遊技状態となる。また、変動停
止時に表示窓22に表示される図柄が部分図柄だけであ
るときには、図4(A)に示すように、全体で1つの図
柄を完結させるものであるから結果的に1つの当りライ
ンしか発生しないこととなる。そして、部分図柄によっ
て1つの図柄が完結されたときには、大当り遊技状態と
なる。なお、各スクロール変動表示列24a〜24c
は、始動入賞信号に基づいて同時に変動を開始し、所定
時間経過したときに順次停止し、その停止順序は、まず
上段のスクロール表示列24aが停止し、次いで下段の
スクロール表示列24cが停止し、最後に中央のスクロ
ール表示列24bが停止する。
【0014】また、上下のスクロール表示列24a,2
4cが停止した時点でいずれかの当りライン上に大当り
図柄が揃ったときには、リーチ状態となる。このリーチ
状態においては、図5(A)に示すように最後に停止す
る中央のスクロール表示列24bは、未だ変動を継続す
るが、リーチ状態になると同時に図5(B)に示すよう
に液晶表示器23の画面全域にリーチ報知図柄27が一
時的に表示される。図示のリーチ報知図柄27は、変動
時の図柄の表示態様と全く異なる態様でキャラクター図
柄(ラビットの顔)が静止表示されると共に「リーチ」
の文字情報も表示される。リーチ報知図柄27の表示時
間は、遊技者にリーチである旨を報知するに十分な時間
(例えば、1〜2秒)であり、その後、再度図5(A)
に示すように中央のスクロール表示列24bの変動表示
態様が表示される。この際の変動表示態様は、変動時間
が長くなると共に変動速度もゆっくりと変動される。そ
して、図5(C)に示すように中央のスクロール表示列
24bの変動が停止したときに前記5つの当りライン上
のいずれかに同一の図柄が表示されたとき(図示では当
りライン5にニンジンが揃っている)に、大当り遊技状
態となる。
【0015】ところで、大当り遊技状態となったときに
液晶表示装置20に表示される図柄は、図6乃至図8の
3種類がある。具体的には、大当り図柄の組合せ成立後
変動入賞装置8の最初の開放動作が開始されるまでの開
放前処理期間に表示される大当り成立図柄28aと、変
動入賞装置8の所定回数の開放動作と開放動作との間の
インターバル時間に表示される開放図柄28bと、変動
入賞装置8の所定回数の開放動作の終了後の所定時間が
経過するまでの期間に表示される大当り終了図柄28c
とがある。
【0016】より詳細に説明すると、図6において、大
当り成立図柄28aは、図6(A)に示すように、「女
の子」のキャラクター図柄と「大当り」という文字図柄
とから構成されており、前記図5(C)に示す変動態様
図柄から大当り成立図柄28aに切換表示制御される際
には、まず変動態様図柄が液晶表示器23の画面周縁か
ら画面中心に向かって徐々に消去される収束表示態様に
よって消去され、その後、図6(B)に示すように、大
当り成立図柄28aが液晶表示器23の画面中心から画
面周縁に向かって徐々に現出される拡散表示態様によっ
て表示される。そして、大当り成立図柄28aが所定時
間表示された後、収束表示態様によって大当り成立図柄
28aが消去され、次いで図7に示す開放図柄28bの
うち、初回の開放図柄28bが拡散表示態様によって現
出表示される。
【0017】図7において、開放図柄28bは、図7
(A)に示すように、「女の子」のキャラクター図柄と
開放回数Cを示す「CR(C=1,2,・・・1
6)」、及び1回の開放中に受け入れた入賞玉数を示す
「m個(m=0,1,2,・・9)」という文字図柄と
から構成されており、各インターバル時間には、終了し
た回数の開放図柄28bが収束表示態様によって消去さ
れ、次回の開放図柄28bが拡散表示態様によって現出
表示される。また、最終回の開放動作が終了したときに
は、最終回の開放図柄28bが収束表示態様によって消
去され、次いで図8に示す大当り終了図柄28cが拡散
表示態様によって現出表示される。
【0018】図8において、大当り終了図柄28cは、
図8(A)に示すように、「女の子」のキャラクター図
柄と「次もガンバッテ!」という文字図柄とから構成さ
れており、上記した最終回の開放図柄28bが収束表示
態様によって消去された後、拡散表示態様によって現出
表示され、一定時間が経過すると収束表示態様によって
消去され、再度変動態様図柄が表示されて始動記憶があ
る場合に変動を開始する。なお、これらの切換表示制御
動作については、後に詳述する。
【0019】なお、液晶表示装置20の取付基板21に
は、その上方に装飾用の飾りLED25が設けられ、そ
の下方に前述した機能を有する始動記憶LED26が設
けられている。始動記憶LED26は、液晶表示器23
で表示しても良い。また、大当り遊技状態時において、
変動入賞装置8の開閉板9の開放回数(継続回数とも言
う)や1回の開放中における入賞個数は、液晶表示器2
3に表示されるようになっている。
【0020】以上説明した液晶表示装置20、及び変動
入賞装置8の開閉板9等の動作を制御する遊技制御回路
の構成について図9を参照して説明する。図9は、遊技
制御回路の電気的な構成を示したブロックダイヤグラム
である。遊技制御回路には、マイクロコンピュータ30
が使用されている。そのマイクロコンピュータ30に
は、外部ROM31、外部RAM32が接続されてい
る。そして、外部ROM31には、図柄データが設定さ
れている。
【0021】外部RAM32には、大当り外れカウンタ
33と、大当りパターンカウンタ34と、リーチパター
ンカウンタ35と、外れパターンカウンタ36と、各カ
ウンタ33〜36の中から抽出された値を記憶する各確
定メモリ37と、が形成されている。大当り外れカウン
タ33に対応するそれぞれの確定メモリ37は、始動入
賞口4、6a,6bの保留玉数+1だけのメモリを持っ
ており、各保留玉に対する当り外れ決定用の数値は、始
動入賞時に決定され、その数値が対応する確定メモリ3
7にそれぞれ記憶される。また、大当りパターンカウン
タ34は、いずれの当りライン上にどの大当り図柄が配
置されるかのすべての大当りパターンに対応して設けら
れるカウンタである。同様にリーチパターンカウンタ3
5もすべての種類のリーチパターン(図示しない)に対
応するカウンタであり、外れパターンカウンタ36もす
べての種類の外れパターン(図示しない)に対応するカ
ウンタである。そして、各パターンカウンタ34〜36
の数値は、始動入賞に対応する変動開始時に決定される
ようになっている。
【0022】一方、始動入賞口4、6a,6bにおける
入賞玉を検出する始動入賞玉検出スイッチ5、7a,7
b、V入賞口を通過した入賞玉を検出するV入賞玉検出
スイッチ11、及び開閉板9における入賞玉を検出する
入賞玉数検出スイッチ12は、波形整形回路38を介し
てマイクロコンピュータ30に接続されている。また、
クロック発生回路40は、分周器39を介して外部割込
み信号をマイクロコンピュータ30のINT端子に出力
している。そして、その外部割込み信号に同期してマイ
クロコンピュータ30は、図示しないメインプログラム
を実行する。また、マイクロコンピュータ30のRST
1端子には、タイミング信号発生回路41の出力するタ
イミング信号が入力されており、そのタイミング信号に
同期して図示しない乱数発生プログラムが起動される。
また、電源回路43のON動作によってリセット信号発
生回路42から出力されるリセット信号がマイクロコン
ピュータ30のRST2端子に入力されており、そのリ
セット信号により、図示しない初期プログラムが起動さ
れる。
【0023】マイクロコンピュータ30の各出力ポート
には、LED駆動回路44、LCD駆動回路45、ドラ
イバ46が接続されている。LED駆動回路44には、
始動記憶LED26が接続され、LCD駆動回路45に
は、液晶表示器23(LCDと表示)が接続されてい
る。また、ドライバ46は、マイクロコンピュータ30
からの信号に応じてアタッカーソレノイド10、及び動
作ランプ14a〜14d、15a,15bを駆動制御す
る。なお、マイクロコンピュータ30とLCD駆動回路
45との間にLCD専用のマイクロコンピュータを設
け、このマイクロコンピュータでLCD23を制御して
も良い。
【0024】次に、上記した遊技制御回路によって制御
される動作のうち、図10を参照して液晶表示器23の
大当り遊技状態中の表示動作について説明する。図10
は、液晶表示器23の大当り遊技状態中の表示動作を示
すフロー図である。まず、ステップ10で複数のタイマ
Tn(n=1〜4)の更新処理が実行され、次いでステ
ップ20〜ステップ50で大当り遊技状態のどの段階で
あるか否かを判断する。具体的には、ステップ20で開
閉板9の最初の開放前の状態(状態フラグF=1)であ
るか否かが判断され、ステップ30で開閉板9の開放中
の状態(状態フラグF=2)であるか否かが判断され、
ステップ40で開閉板9の開放と開放との間のインター
バル中の状態(状態フラグF=3)であるか否かが判断
され、ステップ50で開閉板9の最後の開閉が終了した
後の状態(状態フラグF=4)であるか否かが判断され
る。
【0025】上記したいずれの状態でもないときには、
状態フラグF=0であり、このときには、ステップ60
で所定の大当り図柄が当りライン上に揃って大当りが成
立したか否かが判断され、成立していないと判別された
場合には、大当り中表示サブルーチンの以下の処理が実
行されることがなく終了する。一方、大当りが成立した
と判別されたときには、ステップ70で状態フラグF=
1に設定されると共にタイマT1がセットされる。この
タイマT1は、大当り成立後開閉板9の最初の開放前ま
での時間(例えば、10秒)が設定され、この設定時間
T1中にステップ80に示す切換表示制御が行われる。
即ち、ステップ80において、まず、図5(C)に示さ
れる変動態様図柄が収束表示態様によって消去され、次
いで大当り成立図柄28aが拡散表示態様によって現出
表示され、所定時間が経過すると大当り成立図柄28a
も収束表示態様により消去され、その後、第1回の開放
初期図柄28b(「1R」及び「0個」という文字図
柄)が拡散表示態様によって現出表示される。このステ
ップ80の処理は、ステップ90によってタイマT1が
タイムアップしたと判別されるまでの間、ステップ90
→サブルーチン終了→サブルーチン開始→ステップ20
→ステップ80→ステップ90→・・・を繰り返すこと
により逐次行われるようになっている。
【0026】ステップ90でタイマT1がタイムアップ
したと判別されたときには、ステップ100で開放フラ
グ及びタイマT2がセットされると共に状態フラグ=2
に設定される。開放フラグがセットされると開閉板9が
開放される。また、タイマT2は、開閉板9の開放時間
(例えば、30秒)を規制するものである。次いでステ
ップ110で開放回数をカウントするカウンタCの更新
処理が行われ、ステップ120で第C回(C=1〜1
6)目における開放中図柄28b(0個の表示が入賞玉
の発生毎に加算表示される以外は、開放初期図柄と同
じ)が表示される。この表示状態は、ステップ130で
タイマT2がタイムアップしたと判別されるまで又は1
0個の入賞玉が発生したと判別されるまでである。それ
まではステップ130→サブルーチン終了→サブルーチ
ン開始→ステップ30→ステップ120→ステップ13
0→・・・を繰り返す。
【0027】しかして、タイマT2がタイムアップした
又は入賞玉が10個発生したと判断されたときには、ス
テップ140で開放フラグがリセットされて開閉板9を
閉成し、次いでステップ150でカウンタCの値が16
以上か否か、即ち、最終回の開放が終了したか否かが判
別される。しかして、最終回の開放でないと判別された
ときには、ステップ160で状態フラグ=3に設定され
ると共にタイマT3がセットされる。タイマT3は、開
閉板9の開放と開放との間のインターバル時間(例え
ば、2秒)が設定される。このインターバル時間中に次
のステップ170の第C回の開放中図柄が収束表示態様
によって消去され、次回の第C+1回の開放初期図柄2
8bが拡散表示態様によって現出表示される。このステ
ップ170の処理は、ステップ180によってタイマT
3がタイムアップしたと判別されるまでの間、ステップ
180→サブルーチン終了→サブルーチン開始→ステッ
プ40→ステップ170→ステップ180→・・・を繰
り返すことにより逐次行われるようになっている。一
方、タイマT3がタイムアップしたと判別されたときに
は、前記ステップ100に戻り、上記したステップ10
0〜ステップ180の処理を開閉板9の開放毎に繰り返
し実行する。
【0028】前記ステップ150でカウンタCの値が1
6以上である、即ち最終回の開放が終了したと判別され
たときには、ステップ190で状態フラグF=4に設定
されると共にタイマT4が設定される。タイマT4は、
大当り遊技状態が終了した旨を報知するために設定され
る時間(例えば、10秒)である。そして、この設定時
間T4中にステップ200に示す切換表示制御が行われ
る。即ち、ステップ200において、まず、図8(A)
に示される最終回の開放中図柄28bが収束表示態様に
よって消去され、次いで大当り終了図柄28cが拡散表
示態様によって現出表示され、所定時間が経過すると大
当り終了図柄28cも収束表示態様により消去され、そ
の後、図5(C)に示す変動態様図柄が拡散表示態様に
よって現出表示される。このステップ200の処理は、
ステップ210によってタイマT4がタイムアップした
と判別されるまでの間、ステップ210→サブルーチン
終了→サブルーチン開始→ステップ50→ステップ20
0→ステップ210→・・・を繰り返すことにより逐次
行われるようになっている。一方、タイマT4がタイム
アップしたとき、ステップ220で状態フラグ及びカウ
ンタCを「0」にクリアしてサブルーチンを終了する。
【0029】以上、実施例に係る液晶表示装置20を備
えたパチンコ機の構成及び作用について説明したが、本
実施例によれば、大当り遊技状態の成立後の変動入賞装
置8の開閉板9の閉成時において、液晶表示装置20に
表示される図柄が、液晶表示器23の画面周縁から画面
中心に向かって徐々に消去する収束表示態様と、液晶表
示器23の画面中心から画面周縁に向かって徐々に現出
させる拡散表示態様と、で表示制御されるので、開閉板
9の閉成時に表示される各種の報知図柄28a〜28c
の終了又は開始を視覚的に明確に理解することができ、
これによってどのような種類の報知図柄が表示されてい
るかを容易に理解することができる。
【0030】なお、上記した実施例では、画像表示装置
として液晶表示器23から構成されるものを示したが、
必ずしも液晶表示器23に限定されるものではなく、例
えば、CRT等の画像を明瞭に表示し得る画像表示装置
であっても良い。また、拡散・収束表示態様として円が
同心円状に拡散・収束するものを示したが、三角形、四
角形、多角形、星形、ハート形、楕円形等の形状で同心
円的に拡散・収束するように制御しても良いし、また、
全体が暗くなったり明るくなったりするフェードイン・
フェードアウト制御しても良い。更に、上記した実施例
では、各報知図柄28a〜28cが表示された場合に、
例えばキャラクター図柄が動作する旨の説明を加えなか
ったが、キャラクター図柄が動作するように表示制御さ
れても良いし、特にインターバル時間に表示される開放
図柄28bは、開放回数毎に異なるキャラクター図柄を
登場させても良い。また、上記の拡散・収束制御は、大
当り中の開放前後だけではなく、遊技の転換点(例え
ば、変動の途中でリーチとなったとき)で行っても良
い。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、大当り遊技状態の成立後の変動
入賞装置の閉成時において、画像表示装置に表示される
図柄が、画像表示画面の周縁から中心に向かって徐々に
消去する収束表示態様と、画像表示画面の中心から周縁
に向かって徐々に現出させる拡散表示態様と、で表示制
御されるので、変動入賞装置の閉成時に表示される報知
図柄の終了又は開始を視覚的に明確に理解することがで
き、これによってどのような種類の報知図柄が表示され
ているかを容易に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る画像表示装置(液晶表示装置)を
適用したパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図2】液晶表示装置の正面図である。
【図3】液晶表示装置の液晶表示器にスクロール表示さ
れる図柄を表示される順に表した図である。
【図4】異なる当りライン数で大当り図柄が揃う可能性
がある場合の液晶表示器の正面図である。
【図5】リーチ状態となったときに表示される図柄を示
す液晶表示器の正面図である。
【図6】大当りが成立した後開閉板の最初の開放までの
間に報知される大当り成立図柄を示す液晶表示器の正面
図である。
【図7】開閉板の開放と開放との間のインターバル時間
中に表示される開放図柄を示す液晶表示器の正面図であ
る。
【図8】大当り終了後の一定時間が経過するまでの大当
り終了図柄を示す液晶表示器の正面図である。
【図9】遊技動作を制御する遊技制御回路のブロック図
である。
【図10】大当り遊技状態中の液晶表示器の表示動作を
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 始動入賞口 6a,6b 始動入賞口 8 変動入賞装置 9 開閉板 20 液晶表示装置 22 表示窓 23 液晶表示器 24a 上段スクロール表示列 24b 中段スクロール表示列 24c 下段スクロール表示列 27 リーチ報知図柄 28a 大当り成立図柄 28b 開放図柄 28c 大当り終了図柄 30 マイクロコンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月21日(2001.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊技機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置に表示さ
れる図柄が当り図柄となったときに当り遊技状態となっ
て変動入賞装置の所定の開放動作を行うパチンコ機等の
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機においては、画像表示
装置(例えば、液晶表示装置)の変動停止時に表示され
る図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せとなっ
たときに、大当り遊技状態となって変動入賞装置を所定
期間開放する動作を複数回行って短期間に多量の賞品球
を獲得せしめるようにしたものが数多く提案されてい
る。このようなパチンコ機における液晶表示装置におい
ては、大当り遊技状態の成立後の変動入賞装置の開放前
の期間、変動入賞装置の開放と開放との間のインターバ
ル時間、及び変動入賞装置の最後の開放後所定時間が経
過するまでの期間、等に大当りが成立した旨を報知する
大当り成立図柄、何回目の開放動作であるかを予告する
開放図柄、大当り遊技状態が終了した旨を報知する大当
り終了図柄等の報知図柄を表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た報知図柄表示は、各報知図柄の切換が瞬間的に行われ
るため、直ちにどのような種類の報知図柄が表示されて
いるか否かが分かりずらいという問題があった。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、変動入賞装置の閉成時における画像表示器
に表示される報知図柄の切換が容易に理解でき、これに
よってどのような種類の報知図柄が表示されているかを
容易に理解することができるパチンコ機を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、画像表示装置に表示される
図柄が当り図柄となったときに当り遊技状態となって変
動入賞装置の所定の開放動作を行う遊技機において、前
記画像表示装置に当り図柄が表示されてから当該当り図
柄の表示に応答して前記変動入賞装置が開放するまでの
間に、当り発生を報知する表示を一時的に前記画像表示
装置において行うように表示制御されることを特徴とす
る。この場合、前記当り発生を報知する表示は、それを
直接的に表現する文字図柄及び/又はそれを間接的に示
唆するキャラクタ図柄を含んで構成されていることが好
ましい。また、前記キャラクタ図柄は動作するように表
示されることが好ましい。更に、前記当り発生を報知す
る表示は、画像表示装置の全画面に表示されることが好
ましい。
【0005】
【作用】本発明によれば、画像表示装置に当り図柄が表
示された場合に、そのまま当り遊技状態となって変動入
賞装置が開放するのではなく、当該変動入賞装置の開放
に先立って、当り図柄の表示とは別に当り発生を報知す
る表示を画像表示装置において行うようにしたので、図
柄が複雑化している昨今の遊技機においても遊技者が混
乱することなく当り遊技の発生を表示内容から容易に理
解することができる。ここで、その当り報知として文字
で直接表現することで確実に遊技者に当りを意識させる
ことができ、キャラクタで間接表現する場合には遊技の
興趣を高めつつ遊技者に当りを知らしめることができ
る。更に、そのキャラクタ図柄が動作するものであれば
その効果は一層高められる。また、当り報知を全画面で
実行すればその迫力が増し、遊技者が見逃すおそれもな
くなる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。まず、図1を参照して実施例に係る液晶表
示装置20が適用される遊技機の一例としてのパチンコ
機の遊技盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤
1の正面図である。図において、遊技盤1の前面には、
ほぼ円状に設けられる誘導レール2によって区画された
遊技領域3が形成されている。遊技領域3のほぼ中央に
は、液晶表示装置20が配置されている。
【0007】この液晶表示装置20は、図柄を変動表示
する液晶表示器23と、後述する始動入賞口4、6a,
6bに入賞した入賞玉数を記憶した旨を報知する複数
(4つ)の始動記憶LED26と、がそれぞれ前面に臨
むようになっている。なお、始動記憶LED26は、液
晶表示器23の変動表示中又は大当り遊技状態中のとき
に打球が始動入賞口4、6a,6bに入賞したときに記
憶保留され、その保留された数だけ始動記憶LED26
が点灯し、液晶表示器23の変動開始毎に1つずつ消灯
するようになっている。ただし、その記憶数は、最高4
個までとされ、それ以上の始動入賞は、無効とされる。
また、液晶表示装置20については、後に詳述する。
【0008】上記した液晶表示装置20の下方に変動入
賞装置8が配置されている。変動入賞装置8は、前後に
開閉する開閉板9(アタッカーとも言われる)を有して
おり、その開閉板9がアタッカーソレノイド10によっ
て開閉駆動されるようになっている。また、変動入賞装
置8には、開閉板9が開放した状態で受け入れた入賞玉
を検出するカウント用の入賞玉数検出スイッチ12と開
閉板9内の中央に形成されるV入賞口に入賞した入賞玉
を検出するV入賞玉検出スイッチ11とが設けられてい
る。上記のように構成される変動入賞装置8は、後述す
る大当り遊技状態となったときに開閉板9が一定時間
(例えば、30秒)経過するまで、あるいは所定個数
(例えば、10個)の入賞玉が発生するまでアタッカー
ソレノイド10を駆動して開放し、そのような開放状態
(これを開放サイクルという)をV入賞口に入賞玉が入
賞することを条件として所定回数(例えば、16回;こ
れを継続回数という)繰り返すようになっている。しか
して、入賞玉数検出スイッチ12は、開閉板9の1回の
開放中に受け入れられる入賞玉数を計数するために使用
され、V入賞玉検出スイッチ11は、開閉板9が繰り返
して開放される条件を検出するために使用されるもので
ある。
【0009】また、遊技領域3には、液晶表示装置20
と変動入賞装置8との間に始動入賞口4が設けられてい
る。この始動入賞口4は、液晶表示装置20の変動表示
を許容するものであり、このため、始動入賞口4は、打
球の入賞を検出する始動入賞玉検出スイッチ5を内蔵し
ている。また、始動入賞口4と同様な機能を有する始動
入賞口6a,6bが前記変動入賞装置8の左右両側に設
けられている。この始動入賞口6a,6bも打球の入賞
を検出する始動入賞玉検出スイッチ7a,7bを内蔵し
ている。
【0010】更に、遊技領域3には、液晶表示装置20
の上下左右側方に動作ランプ14a〜14dを内蔵する
入賞口13a〜13dが配置されている。この動作ラン
プ14a〜14dは、各種の遊技状態に応じて点灯した
り点滅したりするものである。また、遊技領域3の左右
両側には動作ランプの一種であり大当り遊技状態となっ
たときに点滅してその旨を遊技者に報知する大当りラン
プ15a,15bも配置されている。また、遊技領域3
の最下方には、上記した入賞口等に入賞しない打球が回
収されるアウト口16も設けられている。更に、遊技領
域3には、落下する打球の方向や速度を変化せしめる多
数の障害釘や複数の風車(共に符号なし)も設けられて
いる。
【0011】次に、前記した液晶表示装置20の構成に
ついて図2乃至図8を参照して説明する。図2は、液晶
表示装置20の正面図であり、図3は、液晶表示装置2
0の液晶表示器23にスクロール表示される図柄を表示
される順に表した図であり、図4は、異なる当りライン
数で大当り図柄が揃う可能性がある場合の液晶表示器2
3の正面図であり、図5は、リーチ状態となったときに
表示される図柄を示す液晶表示器23の正面図であり、
図6は、大当りが成立した後開閉板9の最初の開放まで
の間に報知される大当り成立図柄を示す液晶表示器23
の正面図であり、図7は、開閉板9の開放と開放との間
のインターバル時間中に表示される開放図柄を示す液晶
表示器23の正面図であり、図8は、大当り終了後の一
定時間が経過するまでの大当り終了図柄を示す液晶表示
器23の正面図である。
【0012】図2に示すように、液晶表示装置20は、
遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板21を有し、
該取付基板21には、ほぼ長方形状の表示窓22が開設
され、該表示窓22に液晶表示器23が臨むようになっ
ている。そして、液晶表示器23には、水平方向に左か
ら右に向かってスクロールする3列のスクロール表示列
(変動列)24a〜24cが表示されるようになってい
る。各スクロール表示列24a〜24cは、図3に示さ
れるように、見掛け上22区画に区画され、ほとんどの
部分で1区画に1つの完結した図柄(ハートマーク、に
んじん、ぶどう、リンゴ、ビワ、チェリー)が表示され
るが、一部分では、3区画を使用して1つの部分図柄
(女の子、ラビット)が表示される。そして、表示窓2
2から表示される範囲は、それぞれのスクロール列24
a〜24cの3区画分である。
【0013】しかして、スクロール変動表示列24a〜
24cの変動停止時に表示窓22に表示される図柄がす
べて完結図柄であるときには、図4(B)に示すよう
に、垂直方向の3本の当りライン1〜3と、対角線の2
本の当りライン4、5の合計5本の当りラインが発生す
ることとなり、その5本の当りライン上のいずれかに同
一の大当り図柄(にんじん、ぶどう、リンゴ、ビワ、チ
ェリー)が揃うと大当り遊技状態となる。また、変動停
止時に表示窓22に表示される図柄が部分図柄だけであ
るときには、図4(A)に示すように、全体で1つの図
柄を完結させるものであるから結果的に1つの当りライ
ンしか発生しないこととなる。そして、部分図柄によっ
て1つの図柄が完結されたときには、大当り遊技状態と
なる。なお、各スクロール変動表示列24a〜24c
は、始動入賞信号に基づいて同時に変動を開始し、所定
時間経過したときに順次停止し、その停止順序は、まず
上段のスクロール表示列24aが停止し、次いで下段の
スクロール表示列24cが停止し、最後に中央のスクロ
ール表示列24bが停止する。
【0014】また、上下のスクロール表示列24a,2
4cが停止した時点でいずれかの当りライン上に大当り
図柄が揃ったときには、リーチ状態となる。このリーチ
状態においては、図5(A)に示すように最後に停止す
る中央のスクロール表示列24bは、未だ変動を継続す
るが、リーチ状態になると同時に図5(B)に示すよう
に液晶表示器23の画面全域にリーチ報知図柄27が一
時的に表示される。図示のリーチ報知図柄27は、変動
時の図柄の表示態様と全く異なる態様でキャラクター図
柄(ラビットの顔)が静止表示されると共に「リーチ」
の文字情報も表示される。リーチ報知図柄27の表示時
間は、遊技者にリーチである旨を報知するに十分な時間
(例えば、1〜2秒)であり、その後、再度図5(A)
に示すように中央のスクロール表示列24bの変動表示
態様が表示される。この際の変動表示態様は、変動時間
が長くなると共に変動速度もゆっくりと変動される。そ
して、図5(C)に示すように中央のスクロール表示列
24bの変動が停止したときに前記5つの当りライン上
のいずれかに同一の図柄が表示されたとき(図示では当
りライン5にニンジンが揃っている)に、大当り遊技状
態となる。
【0015】ところで、大当り遊技状態となったときに
液晶表示装置20に表示される図柄は、図6乃至図8の
3種類がある。具体的には、大当り図柄の組合せ成立後
変動入賞装置8の最初の開放動作が開始されるまでの開
放前処理期間に表示される大当り成立図柄28aと、変
動入賞装置8の所定回数の開放動作と開放動作との間の
インターバル時間に表示される開放図柄28bと、変動
入賞装置8の所定回数の開放動作の終了後の所定時間が
経過するまでの期間に表示される大当り終了図柄28c
とがある。
【0016】より詳細に説明すると、図6において、大
当り成立図柄28aは、図6(A)に示すように、「女
の子」のキャラクター図柄と「大当り」という文字図柄
とから構成されており、前記図5(C)に示す変動態様
図柄から大当り成立図柄28aに切換表示制御される際
には、まず変動態様図柄が液晶表示器23の画面周縁か
ら画面中心に向かって徐々に消去される収束表示態様に
よって消去され、その後、図6(B)に示すように、大
当り成立図柄28aが液晶表示器23の画面中心から画
面周縁に向かって徐々に現出される拡散表示態様によっ
て表示される。そして、大当り成立図柄28aが所定時
間表示された後、収束表示態様によって大当り成立図柄
28aが消去され、次いで図7に示す開放図柄28bの
うち、初回の開放図柄28bが拡散表示態様によって現
出表示される。
【0017】図7において、開放図柄28bは、図7
(A)に示すように、「女の子」のキャラクター図柄と
開放回数Cを示す「CR(C=1,2,・・・1
6)」、及び1回の開放中に受け入れた入賞玉数を示す
「m個(m=0,1,2,・・9)」という文字図柄と
から構成されており、各インターバル時間には、終了し
た回数の開放図柄28bが収束表示態様によって消去さ
れ、次回の開放図柄28bが拡散表示態様によって現出
表示される。また、最終回の開放動作が終了したときに
は、最終回の開放図柄28bが収束表示態様によって消
去され、次いで図8に示す大当り終了図柄28cが拡散
表示態様によって現出表示される。
【0018】図8において、大当り終了図柄28cは、
図8(A)に示すように、「女の子」のキャラクター図
柄と「次もガンバッテ!」という文字図柄とから構成さ
れており、上記した最終回の開放図柄28bが収束表示
態様によって消去された後、拡散表示態様によって現出
表示され、一定時間が経過すると収束表示態様によって
消去され、再度変動態様図柄が表示されて始動記憶があ
る場合に変動を開始する。なお、これらの切換表示制御
動作については、後に詳述する。
【0019】なお、液晶表示装置20の取付基板21に
は、その上方に装飾用の飾りLED25が設けられ、そ
の下方に前述した機能を有する始動記憶LED26が設
けられている。始動記憶LED26は、液晶表示器23
で表示しても良い。また、大当り遊技状態時において、
変動入賞装置8の開閉板9の開放回数(継続回数とも言
う)や1回の開放中における入賞個数は、液晶表示器2
3に表示されるようになっている。
【0020】以上説明した液晶表示装置20、及び変動
入賞装置8の開閉板9等の動作を制御する遊技制御回路
の構成について図9を参照して説明する。図9は、遊技
制御回路の電気的な構成を示したブロックダイヤグラム
である。遊技制御回路には、マイクロコンピュータ30
が使用されている。そのマイクロコンピュータ30に
は、外部ROM31、外部RAM32が接続されてい
る。そして、外部ROM31には、図柄データが設定さ
れている。
【0021】外部RAM32には、大当り外れカウンタ
33と、大当りパターンカウンタ34と、リーチパター
ンカウンタ35と、外れパターンカウンタ36と、各カ
ウンタ33〜36の中から抽出された値を記憶する各確
定メモリ37と、が形成されている。大当り外れカウン
タ33に対応するそれぞれの確定メモリ37は、始動入
賞口4、6a,6bの保留玉数+1だけのメモリを持っ
ており、各保留玉に対する当り外れ決定用の数値は、始
動入賞時に決定され、その数値が対応する確定メモリ3
7にそれぞれ記憶される。また、大当りパターンカウン
タ34は、いずれの当りライン上にどの大当り図柄が配
置されるかのすべての大当りパターンに対応して設けら
れるカウンタである。同様にリーチパターンカウンタ3
5もすべての種類のリーチパターン(図示しない)に対
応するカウンタであり、外れパターンカウンタ36もす
べての種類の外れパターン(図示しない)に対応するカ
ウンタである。そして、各パターンカウンタ34〜36
の数値は、始動入賞に対応する変動開始時に決定される
ようになっている。
【0022】一方、始動入賞口4、6a,6bにおける
入賞玉を検出する始動入賞玉検出スイッチ5、7a,7
b、V入賞口を通過した入賞玉を検出するV入賞玉検出
スイッチ11、及び開閉板9における入賞玉を検出する
入賞玉数検出スイッチ12は、波形整形回路38を介し
てマイクロコンピュータ30に接続されている。また、
クロック発生回路40は、分周器39を介して外部割込
み信号をマイクロコンピュータ30のINT端子に出力
している。そして、その外部割込み信号に同期してマイ
クロコンピュータ30は、図示しないメインプログラム
を実行する。また、マイクロコンピュータ30のRST
1端子には、タイミング信号発生回路41の出力するタ
イミング信号が入力されており、そのタイミング信号に
同期して図示しない乱数発生プログラムが起動される。
また、電源回路43のON動作によってリセット信号発
生回路42から出力されるリセット信号がマイクロコン
ピュータ30のRST2端子に入力されており、そのリ
セット信号により、図示しない初期プログラムが起動さ
れる。
【0023】マイクロコンピュータ30の各出力ポート
には、LED駆動回路44、LCD駆動回路45、ドラ
イバ46が接続されている。LED駆動回路44には、
始動記憶LED26が接続され、LCD駆動回路45に
は、液晶表示器23(LCDと表示)が接続されてい
る。また、ドライバ46は、マイクロコンピュータ30
からの信号に応じてアタッカーソレノイド10、及び動
作ランプ14a〜14d、15a,15bを駆動制御す
る。なお、マイクロコンピュータ30とLCD駆動回路
45との間にLCD専用のマイクロコンピュータを設
け、このマイクロコンピュータでLCD23を制御して
も良い。
【0024】次に、上記した遊技制御回路によって制御
される動作のうち、図10を参照して液晶表示器23の
大当り遊技状態中の表示動作について説明する。図10
は、液晶表示器23の大当り遊技状態中の表示動作を示
すフロー図である。まず、ステップ10で複数のタイマ
Tn(n=1〜4)の更新処理が実行され、次いでステ
ップ20〜ステップ50で大当り遊技状態のどの段階で
あるか否かを判断する。具体的には、ステップ20で開
閉板9の最初の開放前の状態(状態フラグF=1)であ
るか否かが判断され、ステップ30で開閉板9の開放中
の状態(状態フラグF=2)であるか否かが判断され、
ステップ40で開閉板9の開放と開放との間のインター
バル中の状態(状態フラグF=3)であるか否かが判断
され、ステップ50で開閉板9の最後の開閉が終了した
後の状態(状態フラグF=4)であるか否かが判断され
る。
【0025】上記したいずれの状態でもないときには、
状態フラグF=0であり、このときには、ステップ60
で所定の大当り図柄が当りライン上に揃って大当りが成
立したか否かが判断され、成立していないと判別された
場合には、大当り中表示サブルーチンの以下の処理が実
行されることがなく終了する。一方、大当りが成立した
と判別されたときには、ステップ70で状態フラグF=
1に設定されると共にタイマT1がセットされる。この
タイマT1は、大当り成立後開閉板9の最初の開放前ま
での時間(例えば、10秒)が設定され、この設定時間
T1中にステップ80に示す切換表示制御が行われる。
即ち、ステップ80において、まず、図5(C)に示さ
れる変動態様図柄が収束表示態様によって消去され、次
いで大当り成立図柄28aが拡散表示態様によって現出
表示され、所定時間が経過すると大当り成立図柄28a
も収束表示態様により消去され、その後、第1回の開放
初期図柄28b(「1R」及び「0個」という文字図
柄)が拡散表示態様によって現出表示される。このステ
ップ80の処理は、ステップ90によってタイマT1が
タイムアップしたと判別されるまでの間、ステップ90
→サブルーチン終了→サブルーチン開始→ステップ20
→ステップ80→ステップ90→・・・を繰り返すこと
により逐次行われるようになっている。
【0026】ステップ90でタイマT1がタイムアップ
したと判別されたときには、ステップ100で開放フラ
グ及びタイマT2がセットされると共に状態フラグ=2
に設定される。開放フラグがセットされると開閉板9が
開放される。また、タイマT2は、開閉板9の開放時間
(例えば、30秒)を規制するものである。次いでステ
ップ110で開放回数をカウントするカウンタCの更新
処理が行われ、ステップ120で第C回(C=1〜1
6)目における開放中図柄28b(0個の表示が入賞玉
の発生毎に加算表示される以外は、開放初期図柄と同
じ)が表示される。この表示状態は、ステップ130で
タイマT2がタイムアップしたと判別されるまで又は1
0個の入賞玉が発生したと判別されるまでである。それ
まではステップ130→サブルーチン終了→サブルーチ
ン開始→ステップ30→ステップ120→ステップ13
0→・・・を繰り返す。
【0027】しかして、タイマT2がタイムアップした
又は入賞玉が10個発生したと判断されたときには、ス
テップ140で開放フラグがリセットされて開閉板9を
閉成し、次いでステップ150でカウンタCの値が16
以上か否か、即ち、最終回の開放が終了したか否かが判
別される。しかして、最終回の開放でないと判別された
ときには、ステップ160で状態フラグ=3に設定され
ると共にタイマT3がセットされる。タイマT3は、開
閉板9の開放と開放との間のインターバル時間(例え
ば、2秒)が設定される。このインターバル時間中に次
のステップ170の第C回の開放中図柄が収束表示態様
によって消去され、次回の第C+1回の開放初期図柄2
8bが拡散表示態様によって現出表示される。このステ
ップ170の処理は、ステップ180によってタイマT
3がタイムアップしたと判別されるまでの間、ステップ
180→サブルーチン終了→サブルーチン開始→ステッ
プ40→ステップ170→ステップ180→・・・を繰
り返すことにより逐次行われるようになっている。一
方、タイマT3がタイムアップしたと判別されたときに
は、前記ステップ100に戻り、上記したステップ10
0〜ステップ180の処理を開閉板9の開放毎に繰り返
し実行する。
【0028】前記ステップ150でカウンタCの値が1
6以上である、即ち最終回の開放が終了したと判別され
たときには、ステップ190で状態フラグF=4に設定
されると共にタイマT4が設定される。タイマT4は、
大当り遊技状態が終了した旨を報知するために設定され
る時間(例えば、10秒)である。そして、この設定時
間T4中にステップ200に示す切換表示制御が行われ
る。即ち、ステップ200において、まず、図8(A)
に示される最終回の開放中図柄28bが収束表示態様に
よって消去され、次いで大当り終了図柄28cが拡散表
示態様によって現出表示され、所定時間が経過すると大
当り終了図柄28cも収束表示態様により消去され、そ
の後、図5(C)に示す変動態様図柄が拡散表示態様に
よって現出表示される。このステップ200の処理は、
ステップ210によってタイマT4がタイムアップした
と判別されるまでの間、ステップ210→サブルーチン
終了→サブルーチン開始→ステップ50→ステップ20
0→ステップ210→・・・を繰り返すことにより逐次
行われるようになっている。一方、タイマT4がタイム
アップしたとき、ステップ220で状態フラグ及びカウ
ンタCを「0」にクリアしてサブルーチンを終了する。
【0029】以上、実施例に係る液晶表示装置20を備
えたパチンコ機の構成及び作用について説明したが、本
実施例によれば、大当り遊技状態の成立後の変動入賞装
置8の開閉板9の閉成時において、液晶表示装置20に
表示される図柄が、液晶表示器23の画面周縁から画面
中心に向かって徐々に消去する収束表示態様と、液晶表
示器23の画面中心から画面周縁に向かって徐々に現出
させる拡散表示態様と、で表示制御されるので、開閉板
9の閉成時に表示される各種の報知図柄28a〜28c
の終了又は開始を視覚的に明確に理解することができ、
これによってどのような種類の報知図柄が表示されてい
るかを容易に理解することができる。
【0030】なお、上記した実施例では、画像表示装置
として液晶表示器23から構成されるものを示したが、
必ずしも液晶表示器23に限定されるものではなく、例
えば、CRT等の画像を明瞭に表示し得る画像表示装置
であっても良い。また、拡散・収束表示態様として円が
同心円状に拡散・収束するものを示したが、三角形、四
角形、多角形、星形、ハート形、楕円形等の形状で同心
円的に拡散・収束するように制御しても良いし、また、
全体が暗くなったり明るくなったりするフェードイン・
フェードアウト制御しても良い。更に、上記した実施例
では、各報知図柄28a〜28cが表示された場合に、
例えばキャラクター図柄が動作する旨の説明を加えなか
ったが、キャラクター図柄が動作するように表示制御さ
れても良いし、特にインターバル時間に表示される開放
図柄28bは、開放回数毎に異なるキャラクター図柄を
登場させても良い。また、上記の拡散・収束制御は、大
当り中の開放前後だけではなく、遊技の転換点(例え
ば、変動の途中でリーチとなったとき)で行っても良
い。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、画像表示装置に当り図柄が表示さ
れた場合に、そのまま当り遊技状態となって変動入賞装
置が開放するのではなく、当該変動入賞装置の開放に先
立って、当り図柄の表示とは別に当り発生を報知する表
示を画像表示装置において行うようにしたので、図柄が
複雑化している昨今の遊技機においても遊技者が混乱す
ることなく当り遊技の発生を表示内容から容易に理解す
ることができる。ここで、その当り報知として文字で直
接表現することで確実に遊技者に当りを意識させること
ができ、キャラクタで間接表現する場合には遊技の興趣
を高めつつ遊技者に当りを知らしめることができる。更
に、そのキャラクタ図柄が動作するものであればその効
果は一層高められる。また、当り報知を全画面で実行す
ればその迫力が増し、遊技者が見逃すおそれもなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る画像表示装置(液晶表示装置)を
適用したパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図2】液晶表示装置の正面図である。
【図3】液晶表示装置の液晶表示器にスクロール表示さ
れる図柄を表示される順に表した図である。
【図4】異なる当りライン数で大当り図柄が揃う可能性
がある場合の液晶表示器の正面図である。
【図5】リーチ状態となったときに表示される図柄を示
す液晶表示器の正面図である。
【図6】大当りが成立した後開閉板の最初の開放までの
間に報知される大当り成立図柄を示す液晶表示器の正面
図である。
【図7】開閉板の開放と開放との間のインターバル時間
中に表示される開放図柄を示す液晶表示器の正面図であ
る。
【図8】大当り終了後の一定時間が経過するまでの大当
り終了図柄を示す液晶表示器の正面図である。
【図9】遊技動作を制御する遊技制御回路のブロック図
である。
【図10】大当り遊技状態中の液晶表示器の表示動作を
示すフロー図である。
【符号の説明】 1 遊技盤 4 始動入賞口 6a,6b 始動入賞口 8 変動入賞装置 9 開閉板 20 液晶表示装置 22 表示窓 23 液晶表示器 24a 上段スクロール表示列 24b 中段スクロール表示列 24c 下段スクロール表示列 27 リーチ報知図柄 28a 大当り成立図柄 28b 開放図柄 28c 大当り終了図柄 30 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置に表示される複数の変動列
    の変動停止時に表示される図柄の組合せが予め定めた大
    当り図柄の組合せとなったときに大当り遊技状態となっ
    て変動入賞装置の所定の開放動作を予め定められた所定
    回数行うパチンコ機において、 前記大当り遊技状態の成立後の前記変動入賞装置の閉成
    時において、前記画像表示装置に表示される図柄を、画
    像表示画面の周縁から中心に向かって徐々に消去される
    収束表示態様と、画像表示画面の中心から周縁に向かっ
    て徐々に現出される拡散表示態様と、で表示制御するこ
    とを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記大当り遊技状態の成立後の前記変動
    入賞装置の閉成時は、前記大当り図柄の組合せ成立後変
    動入賞装置の最初の開放動作が開始されるまでの開放前
    処理期間、前記変動入賞装置の所定回数の開放動作と開
    放動作との間のインターバル時間、前記変動入賞装置の
    所定回数の開放動作の終了後の所定時間が経過するまで
    の期間、のいずれか又はすべてである請求項1記載のパ
    チンコ機。
JP2001356503A 2001-11-21 2001-11-21 遊技機 Withdrawn JP2002159693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356503A JP2002159693A (ja) 2001-11-21 2001-11-21 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356503A JP2002159693A (ja) 2001-11-21 2001-11-21 遊技機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001163764A Division JP2002000845A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002159693A true JP2002159693A (ja) 2002-06-04

Family

ID=19168013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001356503A Withdrawn JP2002159693A (ja) 2001-11-21 2001-11-21 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002159693A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3756201B2 (ja) 遊技機
JPH07231976A (ja) パチンコ遊技機
JPH06233862A (ja) 図柄表示装置
JP2000000355A (ja) パチンコ機の画像表示装置
JP4097888B2 (ja) 遊技機
JP2002159693A (ja) 遊技機
JPH07171252A (ja) パチンコ機
JP2001218923A (ja) 遊技機
JP3707077B2 (ja) 遊技機の図柄表示装置
JP2001161956A (ja) パチンコ機
JP2002200246A (ja) 遊技機
JP2002000845A (ja) パチンコ機
JP2002200245A (ja) 遊技機
JPH07163727A (ja) 遊技機の液晶表示装置
JP2001224792A (ja) 遊技機
JP3812294B2 (ja) 遊技機
JP2001187215A (ja) 遊技機
JP2008080162A (ja) 遊技機
JP2000005402A (ja) パチンコ遊技機
JP2001187216A (ja) 遊技機
JP2001009121A (ja) 遊技機
JPH07616A (ja) 遊技機の図柄表示装置
JPH11267302A (ja) 遊技機
JP2001190773A (ja) 遊技機
JPH11267303A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20031219