JP4097888B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機に関する。詳しくは、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予め定められた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかとなったときに所定の遊技価値が付与可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機として、従来から一般的に知られているものに、たとえば、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予め定められた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかとなったときに所定の遊技価値が付与可能となる遊技機があった。
【発明が解決しようとする課題】
この種の遊技機において、可変表示装置の表示結果が所定の確変識別情報によって前記特定の表示態様となったときに、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様になる確率が変動するように構成することで、興趣向上を図ることが考えられる。
さらに、この種の遊技機において、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様となる場合には、所定の遊技価値が付与可能となるという遊技者にとって喜ばしい状態であるために、表示結果が導出表示される以前の段階からいち早く遊技者にその旨を報知すれば、遊技者をいち早く喜ばせることができて以降の遊技を楽しく行わせることができる。また、特定の表示態様となる前には、リーチが成立するが、リーチそれ自体も遊技者にとって価値あるものであるから、そのリーチの成立についても予告報知すれば、遊技者の期待感を高めることができるようになる。
一方、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様になる確率が変動するように構成した場合、特定の表示態様が確変識別情報により構成されるか否かは遊技者によって関心深いものになり、特定の表示態様を予告報知するにしても、その特定の表示態様が確変識別情報によるものであるのか否かに対する遊技者の興味は特段のものになる。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様となる確率を変動させて趣向性を高めるとともに、遊技者の期待感を盛り上げて興趣を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予め定められた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかとなったときに所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、
前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様とするか否かを決定する表示結果決定手段と、
該表示結果決定手段が決定した表示結果に従う前記可変表示装置の表示態様を決定する表示態様決定手段と、
該表示態様決定手段により決定された内容に従って前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段と、
前記可変表示装置の表示結果が前記複数種類の特定の表示態様のうち所定の確変識別情報によって前記特定の表示態様となったときに、前記表示結果決定手段が前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様に決定する確率を変動させる確率変動手段と、
前記表示結果決定手段が前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様とすることを決定したときに、前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様となることを予告報知するか否かを決定する特定表示態様予告報知決定手段と、
該特定表示態様予告報知決定手段が予告報知することを決定したときに、前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様となることを予告報知する特定表示態様予告報知手段と、
前記可変表示装置においてリーチとなることを予告報知するか否かを決定するリーチ予告報知決定手段と、
該リーチ予告報知決定手段が予告報知することを決定したときに、前記可変表示装置においてリーチとなることを予告報知するリーチ予告報知手段と、を備え、
前記特定表示態様予告報知手段は、前記表示態様決定手段により決定された前記可変表示装置の表示態様が前記確変識別情報によ前記特定の表示態様であときには、前記確変識別情報によって前記特定の表示態様となるとき特有の態様で予告報知するとを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記特定表示態様予告報知手段は、前記可変表示装置において前記識別情報の可変表示動作とは別の報知用表示(図5(B)のメッセージ、可変表示装置を利用した事前報知の方法はどのようなものであってもよく、たとえば、逆回転,可変開始時からスロー回転,点滅表示,画面が一瞬OFFになるもの,画面の明暗が反転するもの,表示図柄の形状や大きさが変形するものであってもよい。)を行なうことにより予告報知することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記特定表示態様予告報知手段により行なわれる前記報知用表示は、前記識別情報である図柄の形状を変形させる表示である(可変表示装置を利用した事前報知の方法はどのようなものであってもよく、たとえば、逆回転,可変開始時からスロー回転,点滅表示,画面が一瞬OFFになるもの,画面の明暗が反転するもの,表示図柄の形状や大きさが変形するものであってもよい。)ことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項2または請求項3に記載の発明の構成に加えて、前記特定表示態様予告報知手段により行なわれる前記報知用表示は、前記識別情報として表示される図柄の大きさを変化させる表示である(可変表示装置を利用した事前報知の方法はどのようなものであってもよく、たとえば、逆回転,可変開始時からスロー回転,点滅表示,画面が一瞬OFFになるもの,画面の明暗が反転するもの,表示図柄の形状や大きさが変形するものであってもよい。)ことを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1に記載の本発明によれば、表示結果決定手段の働きにより、前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様とするか否かが決定される。表示態様決定手段の働きにより、該表示結果決定手段が決定した表示結果に従う前記可変表示装置の表示態様が決定される。可変表示制御手段の働きにより、表示態様決定手段により決定された内容に従って前記可変表示装置が制御される。前記可変表示装置の表示結果が前記複数種類の特定の表示態様のうち所定の確変識別情報によって前記特定の表示態様となったときに、確率変動手段の働きにより、前記表示結果決定手段が前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様に決定する確率が変動される。特定表示態様予告報知決定手段の働きにより、前記表示結果決定手段が前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様とすることを決定したときに、前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様となることを予告報知するか否かが決定される。リーチ予告報知決定手段の働きにより、前記可変表示装置においてリーチとなることを予告報知するか否かが決定される。リーチ予告報知手段の働きにより、リーチ予告報知決定手段が予告報知することを決定したときに、前記可変表示装置においてリーチとなることが予告報知される。前記特定表示態様予告報知手段の働きにより、前記表示態様決定手段により決定された前記可変表示装置の表示態様が前記確変識別情報によ前記特定の表示態様であときには、前記確変識別情報によって前記特定の表示態様となるとき特有の態様で予告報知される。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、前記特定表示態様予告報知手段の働きにより、可変表示装置において識別情報の可変表示動作とは別の報知用表示で予告報知される。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、前記特定表示態様予告報知手段により行なわれる報知用表示が、識別情報として表示される図柄の形状を変化させる表示である。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項2または請求項3に記載の発明の作用に加えて、前記特定表示態様予告報知手段により行なわれる報知用表示は、識別情報として表示される図柄の大きさを変化させる表示である。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態においては遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らず、コイン遊技機やスロットマシン等でもよく、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予め定められた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかとなったときに所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であればすべて対象となる。
【0010】
図1は、本発明に係る遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。遊技者が図示しない打球操作ハンドルを操作すれば、打球待機樋(図示せず)に貯留されているパチンコ玉が1つずつ遊技盤1の前面に形成されている遊技領域3内に打込まれる。遊技領域3は、動画を表示可能なLCD表示装置5からなる可変表示装置4が設けられているとともに、始動入賞口7が設けられている。この始動入賞口7内に入賞したパチンコ玉は、始動入賞玉検出器8により検出される。
【0011】
始動入賞玉検出器8の検出信号に基づき、可変表示装置4のLCD表示装置5により複数種類の図柄等からなる識別情報が可変表示される。LCD表示装置5は横方向に並んだ3つの可変表示部を有し、後述するように、左図柄,中図柄,右図柄がスクロール表示される。そして、その可変表示の表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば777等のぞろめ)となった場合に可変入賞球装置9の開閉板10が開成して打玉が入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態となり、所定の遊技価値が付与可能な状態となる。
【0012】
この可変入賞球装置9は、通常時は開閉板10が閉成した遊技者にとって不利な第2の状態となっているが、可変表示装置4の表示結果が前記予め定められた特定の表示態様となれば、ソレノイド11が励磁されて開閉板10が開成した第1の状態となり、大当り状態が発生する。この可変入賞球装置9の第1の状態は、打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞あるいは所定期間(たとえば30秒間)の経過のいずれか早い方の条件が成立することにより終了して第2の状態となる。
【0013】
一方、可変入賞球装置9内には、特定入賞領域と通常入賞領域とが形成されており、第1の状態となっている可変入賞球装置9内に進入したパチンコ玉が特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器12により検出されれば、その回の第1の状態が終了するのを待って可変入賞球装置9を再度第1の状態に駆動制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定められている。図1中13は可変入賞球装置9内に形成された通常入賞領域に入賞した入賞玉を検出する通常入賞玉検出器であり、前記特定入賞玉検出器12と通常入賞玉検出器13とにより検出された入賞玉の合計個数が入賞個数表示器14により表示される。なお、この可変入賞球装置9の第2の状態としては、打玉が全く入賞できない状態ではなく打玉が入賞可能ではあるが入賞困難な状態であってもよい。
【0014】
可変表示装置4が可変表示中に再度パチンコ玉が始動入賞口7に入賞すれば、その始動入賞が記憶され、可変表示装置4が可変停止した後再度可変表示開始できる状態になってから前記始動入賞記憶に基づいて再度可変表示装置4が可変開始される。この始動入賞記憶の上限値はたとえば「4」と定められており、現時点における始動入賞記憶値が始動入賞記憶表示器6により表示される。
【0015】
図1中10、15は風車ランプ、17は肩ランプ、19は袖ランプ、40はアタッカーLED、21はレール飾りランプ、41は飾りLED、23は役物ランプであり、それぞれに遊技状態に応じて点灯または点滅する。遊技領域3内には、通常の入賞口13や通常の通過口16が設けられており、さらに、アウト玉を回収するアウト口22も設けられている。また、2は遊技領域を区画する区画レールであり、打球発射装置により弾発発射されたパチンコ玉がこの区画レール2間を通って遊技領域3内に打込まれる。図1中20はラッキーナンバー表示LEDであり、LEDが走行点灯することにより複数種類の数字が可変表示され、前記特定遊技状態の発生時における可変停止時の表示結果が遊技場が予め定めたラッキーナンバーに一致した場合には、ある特典が遊技者に与えられる。この特典は、たとえば、その特定遊技状態の発生に伴って遊技者が獲得した賞品玉を景品交換することなく引続き遊技に使用できる等が考えられる。
【0016】
図2は、パチンコ遊技機に設けられる制御回路を示すブロック図である。
パチンコ遊技機の制御回路は、各種機器を制御するためのプログラムに従って、遊技制御を行なうマイクロコンピュータを含む基本回路29と、電源投入時に基本回路29をリセットする初期リセット回路34と、基本回路29から与えられるクロック信号を分周して定期的(たとえば2msec毎)にリセットパルスを基本回路29に与えるための定期リセット回路35と、各スイッチやセンサに接続され、与えられるアドレス信号によって選択されるスイッチからの信号を基本回路29に与えるためのスイッチ回路25と、基本回路29等に接続され、基本回路29から与えられるアドレス信号をデコードして基本回路29等に与えるためのアドレスデコード回路33とを含む。さらに、パチンコ遊技機の制御回路には、基本回路29によって制御されるLED回路30と、基本回路29によって制御されるソレノイド回路31と、大当り情報を大当り情報出力端子38から出力するとともに可変表示装置を実際に可変開始するために有効に利用された始動入賞個数に関する情報である有効始動情報を有効始動情報出力端子39から出力するための情報出力回路27とを含む。さらに、制御回路は、可変表示装置4を構成するLCD表示装置5を表示駆動するためのLCD回路26が接続されているとともにスピーカ37から音を発生させるための音発生,増幅回路36が接続されている。
【0017】
スイッチ回路25には、始動入賞玉検出器8が接続されており、始動入賞玉検出信号が入力される。また、可変入賞球装置9内に入賞した入賞玉のうち特定入賞領域に入賞した特定入賞玉が特定入賞玉検出器12により検出され、その検出信号がスイッチ回路25に入力される。さらに、可変入賞球装置10内に入賞したパチンコ玉が通常入賞領域に入賞すればその入賞玉が入賞玉検出器13により検出され、その検出信号がスイッチ回路25に入力される。
【0018】
LED回路30には、7セグメントLEDにより構成された入賞個数表示器14と始動入賞記憶表示器6とラッキーナンバー表示LED20とアタッカーLED40と飾りLED41とが接続されており、特定入賞玉検出器12と入賞玉検出器13との検出信号に基づいて可変入賞球装置9内に入賞したパチンコ玉の合計入賞個数が入賞個数表示器14により表示され、始動入賞玉検出器8の検出信号に基づいて始動入賞記憶の個数が始動入賞記憶表示器6により表示される。また、ランプ回路32には種々のランプ15,17,19,21,23が接続されており、それぞれに、遊技状態に応じて点灯または点滅するように構成されている。なお、これら制御回路には、電源回路28から所定の直流電流が供給されるように構成されている。
【0019】
図3は、パチンコ遊技機における主として可変表示装置の制御動作を示すフローチャートである。
【0020】
ステップS(以下単にSという)1により、ランダム1カウンタのカウント値を読出す処理が行なわれる。このランダム1カウンタは、大当りを発生させるか否かを事前に決定するために用いられるカウンタであり、0から1ずつカウントアップしてその上限である209までカウントアップした後再度0からカウントアップし直すものである。そして、パチンコ玉が始動入賞口7に入賞して始動入賞玉検出器8からの検出信号が導出された時点におけるランダム1カウンタのカウント値が抽出されてメモリ内に記憶される。このメモリは、始動入賞記憶の上限がたとえば「4」である場合には、それに合わせて4つのカウント値記憶領域を有し、始動入賞の古い順に抽出されたカウント値が抽出順序に従って記憶される。そして、メモリ内の1番古いカウント値がこのS1により読出される。その読出されたカウント値(乱数)が、3のときにはS2以降に示す大当りを発生させるための制御がなされ、3以外のときにはS16以降に示す外れとなる制御が行なわれる。
【0021】
S2では、ランダム2カウンタのカウント値における可変表示装置の左図柄を決定する値に合わせて、左図柄=中図柄=右図柄とする処理が行なわれる。ランダム2カウンタは、0からカウントアップしてその上限である15進数のEEEまでカウントアップした後再度0からカウントアップし直すものであり、可変表示装置4の停止図柄を決定するものである。そしてS2の処理により、ランダム2カウンタの左図柄用のカウント値部分により左図柄を決定し、その決定された左図柄と同じ図柄になるように中図柄と右図柄を揃える処理が行なわれる。その結果、可変表示装置4の可変停止時においては、左図柄と中図柄と右図柄とが同じ図柄となりぞろめの状態となり、大当り状態が発生する。次にS3に進み、ランダム3カウンタのカウント値を読出す処理が行なわれる。このランダム3カウンタは、0からカウントアップしてその上限である2までカウントアップした後再度0からカウントアップし直すものである。そして、読出されたカウント値が0のときにS4に進み、大当り予告1を行なうためのフラグがセットされる。ランダム3カウンタの値が1のときにはS5に進み、リーチ予告を行なうためのフラグがセットされる。リーチとは、複数の可変表示部が時期を異ならせて停止される場合に、一部の可変表示部が未だ可変表示している段階で既に停止している可変表示部の表示結果が大当りとなる特定の表示態様の条件を満たしている状態である。ランダム3カウンタの値が2のときにはS6に進み、予告なしの状態となり、直接S11に進む。S4,S5の処理が行なわれた後にS7に進み、ランダム4カウンタのカウント値が読出される。このランダム4カウンタは0からカウントアップしてその上限である2までカウントアップした後再度0からカウントアップし直すものである。そしてその読出されたカウント値が0のときにはS8に進み、音,ランプ,LEDを制御する処理が行なわれる。このS8の処理を行なうに際し、前記S4により大当り予告1を行なうためのフラグがセットされている場合には、レール飾りランプ21と飾りLED41とを可変表示装置の可変開始時から点滅させ、スピーカ37から大当り予告音を発生させ、大当り状態が発生することを事前に予告報知し、S5によるリーチ予告のフラグがセットされている場合は飾りLED41を可変開始時から点滅させるとともにスピーカ37からリーチ予告音を発生する。一方、ランダム4カウンタの値が1のときには、S9に進み、可変表示装置4のLCD表示装置5の表示動作制御を行ない、LCD表示装置5により大当り状態やリーチが発生することを事前に予告表示させる。このS9による表示動作の具体的内容は、S4による大当り予告1のフラグがセットされているときには、図4、図5のそれぞれの(B)に示された表示動作であり、S5によるリーチ予告のフラグがセットされている場合は、図4、図5のそれぞれの(A)に示された表示動作である。一方、ランダム4カウンタの値が2のときには、S10に進み、ラッキーナンバー表示LEDを変動制御させる処理が行なわれる。このS10による処理は、ラッキーナンバー表示LED20をLCD表示装置5の可変開始時から変動させ、大当りが発生して可変入賞球装置9の初回の開放時にその可変表示を停止させることにより、大当り状態が発生することを遊技者に認識させるようにしている。このラッキーナンバー表示LED20は、大当り発生の予告表示を行なわない通常時では、大当りの発生時に変動を開始し、可変入賞球装置9の初回の開放時に停止するように制御されており、S10によるラッキーナンバー表示LED20の表示動作が通常時の表示動作と異なるため、遊技者は、大当りが発生することが認識できる。このラッキーナンバー表示LEDの変動が停止した後に表示される停止ナンバーは、0から7までをカウントするランダム6カウンタのカウント値が大当り発生時に抽出されてその抽出されたカウント値(乱数)により決定される。
【0022】
S11ではランダム5カウンタのカウント値が読出される。このランダム5カウンタは、0からカウントアップしてその上限である5までカウントアップした後再度0からカウントアップし直すものである。ランダム5カウンタのカウント値が0のときにS12に進み、LCD表示装置5の表示状態を制御して図6(A)に基づいて後述する通常リーチの制御が行なわれる。ランダム5カウンタのカウント値が1または2のときには、LCD表示装置5を表示制御して図6(B)に基づいて後述する特別リーチ1の表示制御が行なわれる。ランダム5カウンタのカウント値が3,4,あるいは5のときには、S14に進み、LCD表示装置5を制御して図6(C)に基づいて後述する特別リーチ2の表示制御が行なわれる。次にS15に進み、可変入賞球装置9を第1の状態にする大当り制御が行なわれる。
【0023】
次に、S1により読出されたランダム1カウンタのカウント値が3以外のときには、S16に進み、ランダム2カウンタのカウント値を読出し、その読出されたランダム2カウンタのカウント値が、左図柄のカウント値と中図柄のカウント値と右図柄のカウント値とがすべて同じ値であった場合には、中図柄のカウント値に対し「1」を加算し、中図柄を強制的にずらしてぞろめとならないように制御される。これは、ランダム1カウンタのカウント値が3以外の場合すなわち外れとすることが事前に決定された場合であるにも関わらず、ランダム2カウンタのカウント値がたまたま左図柄と中図柄と右図柄とが同じ図柄となるぞろめ状態であり、そのままでは大当りが発生する特定の表示態様となってしまうために、S17によりぞろめが生じないように強制的に中図柄をずらしているのである。一方、ランダム2カウンタの値が左図柄と右図柄とが同じで中図柄だけ違う値であった場合には、そのままS18に進み、メモリ内のランダム1カウンタの値をチェックする処理が行なわれる。このメモリ内のランダム1カウンタの値とは、前記S1で説明したメモリに対応して古い順に記憶されているランダム1カウンタの値のことである。そして、記憶されているランダム1カウンタの値の中に「3」があるとき、すなわち、可変表示装置4の今回の可変表示が終了した以降の可変表示により大当りが発生する場合には、S19に進み、ランダム3カウンタのカウント値を読出す処理が行なわれる。このランダム3カウンタは0からカウントアップしてその上限である2までカウントアップした後再度0からカウントアップし直すものである。そしてランダム3カウンタのカウント値が0のときにS21に進み、大当り予告2を行なうためのフラグがセットされてS25に進む。一方、ランダム3カウンタの値が1のときにはS22に進み、リーチ予告を行なうためのフラグがセットされてS25に進む。ランダム3カウンタの値が2のときにはS23に進み、予告なしの状態となり直接S29に進む。
【0024】
S25では、ランダム4カウンタの値を読出し、その値が0のときにS26に進み、音,ランプ,LEDを制御する処理が行なわれる。このS26の処理は、大当り予告2を行なうためのフラグがセットされている場合には、レール飾りランプ21を可変表示装置の可変開始時から点滅させ、スピーカ37から大当り予告音を発生させ、S22によるリーチ予告のフラグがセットされているときは、飾りLED41を可変開始時から点滅させてスピーカ37からリーチ予告音を発生させる。一方ランダム4カウンタの値が1のときには、S27に進み、大当り予告2のフラグがセットされている場合には図4、図5のそれぞれの(C)に基づいて後述する大当り予告2のときのLCD表示装置5の表示動作を行ない、リーチ予告のフラグがセットされている場合には、図4、図5のそれぞれの(A)に基づいて後述するリーチ予告時のLCD表示装置5の表示動作制御を行なう。次に、ランダム4カウンタのカウント値が2のときには、S28に進み、ラッキーナンバー表示LED20をLCD表示装置の可変開始時から変動させ、LCD表示装置5の可変停止時にラッキーナンバー表示LED20の変動開始時と同じ位置に停止させる処理が行なわれる。
【0025】
一方、S18により読出されたメモリ内のランダム1カウンタの値の中に「3」がないときには、S20により、ランダム3カウンタの値を読出し、その値が0または1のときにはS24に進み、リーチ予告を行なうためのフラグがセットされてS25に進む。一方、ランダム3カウンタの値が2のときにはS23に進み、予告なしの状態となり直接S29に進む。
【0026】
S29では、ランダム5カウンタの値を読出す処理が行なわれる。ランダム5カウンタの値が0,1あるいは2のときにはS30に進み、図6(A)に基づいて説明する通常リーチの制御が行なわれた後S41に進む。ランダム5カウンタのカウント値が3あるいは4のときには、S31に進み、図6(B)に基づいて説明する特別リーチ1の表示制御が行なわれた後S41に進む。ランダム5カウンタの値が5のときにS32に進み、図6(C)に基づいて説明する特別リーチ2の表示制御が行なわれた後S41に進む。S41では、可変入賞球装置9を開成させない外れ制御が行なわれる。
【0027】
一方、S16により読出されたランダム2カウンタの値の左と右の図柄の値が一致しない場合にはS33に進み、メモリ内のランダム1カウンタのチェックがなされ、メモリ内に3が記憶されていないときにはそのままS41に進むが、メモリ内に3が記憶されている場合にはS34に進み、ランダム3カウンタの値を読出し、その値が0あるいは1のときにS35に進み、大当り予告2を行なうためのフラグがセットされた後S36に進む。一方、ランダム3カウンタの値が2のときにS40に進み、予告なしの状態となり直接S41に進む。
【0028】
S36では、ランダム4カウンタの値を読出す処理が行なわれる。そして、そのランダム4カウンタの値が0のときにはS37に進み、音,ランプ,LEDの制御がなされる。このS37の制御は、前記S26と同様の制御である。ランダム4カウンタの値が1のときにS38に進み、LCD表示装置5を制御して図4、図5のそれぞれの(C)に基づいて後述する大当り予告2の表示制御が行なわれる。ランダム4カウンタの値が2のときにS39に進み、前記S28と同様のラッキーナンバー表示LEDの変動制御が行なわれ、S41に進む。
【0029】
前述した大当りの事前報知やリーチの事前報知は、ランプ,LEDによる報知のみ、あるいは音による報知のみで行なってもよい。また、LCD表示装置5の表示動作による事前報知に加えて、音による報知やランプ,LEDによる報知を行なうようにしてもよい。また、事前報知の方法は、通常時とは異なった態様で報知し通常時とは区別できる方法であれば、どのような方法であってもよい。
【0030】
前記S1,S2,S16により、可変表示装置の表示結果の表示態様を決定する表示態様決定手段が構成されている。前記S3〜S6により、前記表示態様決定手段により決定された表示結果が前記特定の表示態様となる場合に、特定の表示態様となる前に報知するか否かを選択決定する選択決定手段が構成されている。前記S7〜S10により、前記選択決定手段により事前に報知する旨が決定された場合に、特定の表示態様となる旨を前記可変表示装置の表示結果が導出される前に報知する報知手段が構成されている。
【0031】
また、表示態様決定手段による決定時期は、最初に停止する図柄がどのような停止図柄であっても大当りが発生する可能性がある場合(最初に停止する図柄内に外れ図柄が存在しない場合)には、2番目の図柄が停止する以前であればいつでもよく、また、最初に停止する図柄内に外れ図柄が存在する場合には、最初の図柄が停止する以前であればいつでもよい。さらにリーチの図柄表示がなされて初めて大当りするか否かを決める遊技機の場合には、リーチになってから最後の図柄が停止する直前であればいつでもよい。また表示態様決定手段による表示態様の決定方法は、乱数で全ての予定停止図柄を直接決めるものばかりでなく、リーチするか否かを最初に決めたのち、最後の予定停止図柄を決めるものでもよい。
【0032】
また、S1により当りが決定されたことに従って選択決定手段の選択決定が行なわれ、その後S2による表示態様の決定を行なうようにしてもよい。
【0033】
さらに、報知手段による報知時期は、最初の図柄が停止した時点、リーチになった時点、リーチになった後最後の図柄が停止する前まで等、全ての図柄が停止する以前であればいつでもよい。
【0034】
図4は、可変表示装置のLCD表示装置5による可変表示状態を示す図である。
【0035】
(A)はリーチ予告を行なう場合の可変表示動作が示されている。LCD表示装置5には、パチンコ玉が始動入賞する以前の通常状態では、左図柄51と中図柄53と右図柄52とが停止表示されており、それぞれの図柄の前後に連続する図柄の一部も表示されている。そして、前述したリーチ予告を行なうことが事前決定されている場合には、パチンコ玉の始動入賞によりまず中図柄53が1/2図柄分逆方向(上方向)にスクロールした後元の位置まで戻ってから、左図柄51と中図柄53と右図柄52とが一斉に下方向にスクロール表示されて可変開始される。遊技者は、この可変開始毎における中図柄53の逆方向へのスクロールを見ることにより、リーチが発生することを事前に認識することができる。
【0036】
(B)は前述した大当り予告1のときのLCD表示装置5による可変表示動作が示されている。この大当り予告1の場合には、打玉の始動入賞により左図柄52と中図柄3と右図柄52との全図柄が逆方向に1/2図柄分だけスクロールした後元の位置まで戻ってから、全図柄が下方向にスクロール表示される可変表示が開始される。
【0037】
(C)は大当り予告2を行なう場合のLCD表示装置5による可変表示動作が示されている。この大当り予告2の場合には、打玉の始動入賞により全図柄51,52,53が下方向にスクロールして可変表示され、まず左図柄51が停止して、次に右図柄52が停止する際に、予定停止図柄(図面では1)がほぼ1図柄分通り過ぎてから停止位置まで逆スクロールして停止され、次に中図柄53が停止する際にも、予定停止図柄(図面では9)がほぼ1図柄分通り過ぎてから停止位置まで逆スクロールして停止される。
【0038】
図5は、可変表示中の画面を切換えて予告表示を行なう例を示す図である。
(A)はリーチ予告を行なう場合であり、LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,53が可変表示されている最中に、「リーチ!」のメッセージ54を表示させ、その後通常の可変表示に戻り、左図柄51が停止され、右図柄52が停止され、最後に中図柄53が停止される。
【0039】
(B)は大当り予告1を行なう場合が示されており、LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,53が可変表示されている最中に、「フィーバー!」のメッセージ55を表示させ、次に通常の可変表示に戻り左図柄51,右図柄52,中図柄53の順に停止する。
【0040】
(C)は大当り予告2を行なう場合が示されており、LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,53が可変表示されている最中に、「チャンス!」のメッセージ56が表示され、次に通常の可変表示に戻り、左図柄51,右図柄52,中図柄53の順に停止する。
【0041】
図6は、通常リーチ,特別リーチ1,特別リーチ2を報知する場合の可変表示動作を示す図である。
【0042】
(A)は通常リーチの場合が示されている。LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,53が可変表示され、まず左図柄51が停止し、次に右図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となったのち、中図柄53が低速でスクロール表示される状態となり、その低速スクロール表示が各図柄53,52を2周分行なった後、予定停止図柄がLCD表示装置5の停止位置に来た段階で停止される。
【0043】
(B)は特別リーチ1の場合が示されている。LCD表示装置5により全図柄51,52,53が可変表示され、まず左図柄51が停止し、次に右図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となったのち、中図柄53が低速スクロールされる状態となり、その状態が中図柄53を4周分スクロール表示されるまで続き、その後予定停止図柄がLCD表示装置5の停止位置に来た状態で停止される。さらに、この中図柄53の低速スクロールが3周目になった段階から通常リーチとは異なる態様で音,ランプ,LEDによる報知も併わせて行なわれる。
【0044】
(C)は前述した特別リーチ2の場合を示している。LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,53が可変表示された後左図柄51が停止し、次に右図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となったのち、中図柄53が低速でスクロール表示される状態となり、その状態が中図柄53の4周分スクロールされるまで続行され、4周分スクロール表示された段階で中図柄53が一時停止し、さらに、その後低速スクロールが開始されてから中図柄53が1周分スクロール表示され、その後予定停止図柄がLCD表示装置5の停止表示位置に来たときに停止表示される。さらに、中図柄53の低速スクロールが3周目になった段階から前記特別リーチ1のときの態様で、さらには前記一時停止後再可変表示の開始時から特別リーチ1のときとは異なる態様で音,ランプ,LEDによる報知も併わせて行なわれる。
【0045】
図7は、当りラインが複数本設定されている可変表示装置の場合の予告報知動作を示す図である。当りラインとは、可変停止時の可変表示装置により表示される複数の停止図柄の組合せがそのライン上において予め定められた特定の組合せとなっている場合に大当りが発生するという大当り発生の判断対象となる停止図柄の組合せラインのことである。
【0046】
(A)は当りラインが、上段,中段,下段の横3本と斜め対角線上に2本との合計5本定められており、この5本の当りライン上において停止図柄の組合せがぞろめになれば、大当りが発生する。そして、リーチの予告報知を行なう場合には、すべての図柄57,58,59が可変表示中に、5本の当りライン上においてリーチが成立するラインをリーチライン61で表示させる。また、大当りを予告報知する場合には、5本の当りライン上において停止図柄がぞろめとなる当りが成立するラインを当りライン60で表示する。
【0047】
(B)は、横方向3本と縦方向3本と斜め対角線上に2本との合計8本の当りラインが定められている可変表示装置の場合を示している。リーチを予告報知する場合には、LCD表示装置5によりすべての図柄62a〜62iが可変表示されている最中に、8本の当りラインのうちリーチが成立するラインをリーチライン64で表示するとともに、そのリーチライン上の図柄表示領域をリーチ枠63g,63f,63bにより囲んで表示する。一方、大当りが発生する当り表示が行なわれることを予告報知する場合には、すべての図柄62a〜62iが可変表示されている最中に、8本の当りラインのうち停止図柄がぞろめとなり当りが成立するラインを当りライン65により表示するとともに、その当りライン上にある図柄表示領域を当り枠63a,63i,63bにより囲んで表示する。
【0048】
なお、(A),(B)の場合に、当りライン60,65とリーチライン61,64とを色を異ならせる等して区別できるようにしてもよい。
【0049】
この図7に示した当りラインが複数本ある可変表示装置の場合には、同時に複数本の当りライン上においてリーチが成立するといういわゆるダブルリーチが発生するようにしてもよい。また、可変表示装置の可変停止時の表示結果に従って大当りが発生した場合のその停止時の図柄(大当り図柄)の種類によって、以降の大当りが発生する確率が変動するようにしてもよい。このダブルリーチが発生する場合や確率変動が発生する場合には、ダブルリーチあるいは確率変動が生ずる大当り図柄(確率変動図柄)による大当りが発生する旨を通常のリーチや大当りとは別の態様で事前報知するようにしてもよい。
【0050】
また、以上説明した実施の形態においては、事前報知の内容として、リーチおよび大当りの両方を報知するものを示したが、大当りのみを事前報知するものであってもよい。また、大当りのみの事前報知を行なう場合には、すべての図柄の可変表示を同時に停止させてもよい。さらに、可変表示装置の種類はどのようなものであってもよく、たとえば、CRT,プラズマ,ドットマトリクスLED,エレクトロルミネセンス,蛍光表示管等の表示装置を利用したもの、あるいは、回転ドラム式や表面に複数種類の図柄が描かれたベルトを回転移動させるものや複数種類の図柄が描かれた円盤を回転させるもの(ロタミント)等の機械式のものであってもよい。さらに、ボクシングの映像表示を行ない、遊技者側のボクサーが勝てば大当りを発生させるものであってもよい。つまり、可変表示は識別情報のスクロール表示あるいは切換表示に限られず、さらに可変表示装置の表示結果が導出表示された後においても引続き表示状態が変化するものであってもよい。また、可変表示装置を利用した事前報知の方法はどのようなものであってもよく、たとえば、逆回転,可変開始時からスロー回転,点滅表示,画面が一瞬OFFになるもの,画面の明暗が反転するもの,表示図柄の形状や大きさが変形するものであってもよい。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様となる確率を変動させて趣向性を高めることができるとともに、特定の表示態様およびリーチを予告報知することで遊技者の期待感を高めることができる。しかも確変識別情報によって特定の表示態様となることを予告報知することで、より一層、遊技者の期待感を盛り上げて興趣を向上させることができる。
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、前記可変表示装置において前記識別情報の可変表示動作とは別の報知用表示により特定の表示態様となることを予告報知することで、可変表示動作とは別にわかりやすく予告報知することができる。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、識別情報である図柄の形状を変形させるという斬新な手法によって演出効果の高い予告報知をすることができる。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項2または請求項3に記載の発明の効果に加えて、識別情報として表示される図柄の大きさを変化させるという斬新な手法によって演出効果の高い予告報知をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図である。
【図3】パチンコ遊技機における主として可変表示装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図4】図柄の変動動作によって予告報知を行なう場合のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
【図5】可変表示中の画面を切換えて予告報知を行なう場合のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
【図6】通常リーチ,特別リーチ1,特別リーチ2を報知する場合のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
【図7】当りラインが複数本設定されている可変表示装置のLCD表示装置による表示動作を示す図である。
【符号の説明】
4は可変表示装置、5はLCD表示装置、9は可変入賞球装置、29は基本回路である。

Claims (4)

  1. 複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予め定められた複数種類の特定の表示態様のうちのいずれかとなったときに所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、
    前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様とするか否かを決定する表示結果決定手段と、
    該表示結果決定手段が決定した表示結果に従う前記可変表示装置の表示態様を決定する表示態様決定手段と、
    該表示態様決定手段により決定された内容に従って前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段と、
    前記可変表示装置の表示結果が前記複数種類の特定の表示態様のうち所定の確変識別情報によって前記特定の表示態様となったときに、前記表示結果決定手段が前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様に決定する確率を変動させる確率変動手段と、
    前記表示結果決定手段が前記可変表示装置の表示結果を前記特定の表示態様とすることを決定したときに、前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様となることを予告報知するか否かを決定する特定表示態様予告報知決定手段と、
    該特定表示態様予告報知決定手段が予告報知することを決定したときに、前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様となることを予告報知する特定表示態様予告報知手段と、
    前記可変表示装置においてリーチとなることを予告報知するか否かを決定するリーチ予告報知決定手段と、
    該リーチ予告報知決定手段が予告報知することを決定したときに、前記可変表示装置においてリーチとなることを予告報知するリーチ予告報知手段と、を備え、
    前記特定表示態様予告報知手段は、前記表示態様決定手段により決定された前記可変表示装置の表示態様が前記確変識別情報によ前記特定の表示態様であときには、前記確変識別情報によって前記特定の表示態様となるとき特有の態様で予告報知するとを特徴とする、遊技機。
  2. 前記特定表示態様予告報知手段は、前記可変表示装置において前記識別情報の可変表示動作とは別の報知用表示を行なうことにより予告報知することを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
  3. 前記特定表示態様予告報知手段により行なわれる前記報知用表示は、前記識別情報である図柄の形状を変形させる表示であることを特徴とする、請求項に記載の遊技機。
  4. 前記特定表示態様予告報知手段により行なわれる前記報知用表示は、前記識別情報として表示される図柄の大きさを変化させる表示であることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の遊技機。
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