JPH0780139A - 遊技機の図柄表示装置 - Google Patents

遊技機の図柄表示装置

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JPH0780139A
JPH0780139A JP5252261A JP25226193A JPH0780139A JP H0780139 A JPH0780139 A JP H0780139A JP 5252261 A JP5252261 A JP 5252261A JP 25226193 A JP25226193 A JP 25226193A JP H0780139 A JPH0780139 A JP H0780139A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リーチ状態となったことを明確に報知するこ
とができるパチンコ遊技機の図柄表示装置を提供する。 【構成】 左右のスクロール表示列24a,24cの停
止時において、左下から右上の対角線状の当りラインに
同一の図柄(ニンジン)が揃ったリーチ状態となったと
きに、図柄表示装置の液晶表示画面23に変動図柄と異
なるリーチ報知図柄27が一時的に表示される。 【効果】 リーチになったか否かを明確に理解すること
ができ、遊技者の興趣を盛り上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の変動列の変動停
止時に表示される図柄の組合せが予め定めた大当り図柄
の組合せとなったときに遊技者に大きな遊技価値を付与
する遊技機の図柄表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、例えば、パチンコ遊技機
においては、図柄表示装置の変動停止時に表示される図
柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せとなったと
きに、大当り遊技状態となって変動入賞装置を所定期間
開放する動作を複数回行って短期間に多量の賞品球を獲
得せしめるようにしたものが数多く提案されている。こ
のようなパチンコ遊技機における図柄表示装置において
は、1つの変動列を除いた他の変動列の停止時における
図柄の組合せが大当り図柄の組合せとなる可能性のある
リーチ状態となったときに、遊技者の興味を引き付ける
ために、変動列の変動速度をいろいろな態様で遅くした
り、大当り図柄の組合せ列を線又は枠で示したりしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た表示は、依然として変動したままの状態を維持しなが
らリーチ状態を報知するものであるため、長期間遊技を
している場合には、遊技者の注意力が散漫になることも
あって何時リーチ状態になったか否かが理解できない場
合もあった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、リーチ状態となったこ
とを明確に報知することができる遊技機の図柄表示装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の変動列の変動停止時
に表示される図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組
合せとなったときに遊技者に大きな遊技価値を付与する
遊技機の図柄表示装置において、少なくとも1つの変動
列を除いた他の変動列の停止時における図柄の組合せが
前記大当り図柄の組合せとなる可能性のあるリーチ状態
となったときに、前記図柄表示装置に変動図柄と異なる
リーチ報知図柄が一時的に表示制御されることを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】リーチ状態となったときに、図柄表示装置に変
動図柄と異なるリーチ報知図柄が一時的に表示されるの
で、リーチになったか否かを明確に理解することがで
き、遊技者の興趣を盛り上げることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。まず、図1を参照して実施例に係る図柄表
示装置20が適用される遊技機の一例としてのパチンコ
機の遊技盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤
1の正面図である。図において、遊技盤1の前面には、
ほぼ円状に設けられる誘導レール2によって区画された
遊技領域3が形成されている。遊技領域3のほぼ中央に
は、図柄表示装置20が配置されている。
【0007】この図柄表示装置20は、図柄を変動表示
する液晶表示器23と、後述する始動入賞口4、6a,
6bに入賞した入賞玉数を記憶した旨を報知する複数
(4つ)の始動記憶LED26と、がそれぞれ前面に臨
むようになっている。なお、始動記憶LED26は、液
晶表示器23の変動表示中又は大当り遊技状態中のとき
に打球が始動入賞口4、6a,6bに入賞したときに記
憶保留され、その保留された数だけ始動記憶LED26
が点灯し、液晶表示器23の変動開始毎に1つずつ消灯
するようになっている。ただし、その記憶数は、最高4
個までとされ、それ以上の始動入賞は、無効とされる。
また、図柄表示装置20については、後に詳述する。
【0008】上記した図柄表示装置20の下方に変動入
賞装置8が配置されている。変動入賞装置8は、前後に
開閉する開閉板9(アタッカーとも言われる)を有して
おり、その開閉板9がアタッカーソレノイド10によっ
て開閉駆動されるようになっている。また、変動入賞装
置8には、開閉板9が開放した状態で受け入れた入賞玉
を検出するカウント用の入賞玉数検出スイッチ12と開
閉板9内の中央に形成されるV入賞口に入賞した入賞玉
を検出するV入賞玉検出スイッチ11とが設けられてい
る。上記のように構成される変動入賞装置8は、後述す
る大当り遊技状態となったときに開閉板9が一定時間
(例えば、30秒)経過するまで、あるいは所定個数
(例えば、10個)の入賞玉が発生するまでアタッカー
ソレノイド10を駆動して開放し、そのような開放状態
(これを開放サイクルという)をV入賞口に入賞玉が入
賞することを条件として所定回数(例えば、16回;こ
れを継続回数という)繰り返すようになっている。しか
して、入賞玉数検出スイッチ12は、開閉板9の1回の
開放中に受け入れられる入賞玉数を計数するために使用
され、V入賞玉検出スイッチ11は、開閉板9が繰り返
して開放される条件を検出するために使用されるもので
ある。
【0009】また、遊技領域3には、図柄表示装置20
と変動入賞装置8との間に始動入賞口4が設けられてい
る。この始動入賞口4は、図柄表示装置20の変動表示
を許容するものであり、このため、始動入賞口4は、打
球の入賞を検出する始動入賞玉検出スイッチ5を内蔵し
ている。また、始動入賞口4と同様な機能を有する始動
入賞口6a,6bが前記変動入賞装置8の左右両側に設
けられている。この始動入賞口6a,6bも打球の入賞
を検出する始動入賞玉検出スイッチ7a,7bを内蔵し
ている。
【0010】更に、遊技領域3には、図柄表示装置20
の上下左右側方に動作ランプ14a〜14dを内蔵する
入賞口13a〜13dが配置されている。この動作ラン
プ14a〜14dは、各種の遊技状態に応じて点灯した
り点滅したりするものである。また、遊技領域3の左右
両側には動作ランプの一種であり大当り遊技状態となっ
たときに点滅してその旨を遊技者に報知する大当りラン
プ15a,15bも配置されている。また、遊技領域3
の最下方には、上記した入賞口等に入賞しない打球が回
収されるアウト口16も設けられている。更に、遊技領
域3には、落下する打球の方向や速度を変化せしめる多
数の障害釘や複数の風車(共に符号なし)も設けられて
いる。
【0011】次に、前記した図柄表示装置20の構成に
ついて図2乃至図5を参照して説明する。図2は、図柄
表示装置20の正面図であり、図3は、図柄表示装置2
0の液晶表示器23にスクロール表示される図柄を表示
される順に表した図であり、図4は、異なる当りライン
数で大当り図柄が揃う可能性がある場合の液晶表示器2
3の正面図であり、図5は、リーチ状態となったときに
表示される図柄を示す液晶表示器23の正面図である。
図2に示すように、図柄表示装置20は、遊技盤1の表
面に取り付けられる取付基板21を有し、該取付基板2
1には、ほぼ長方形状の表示窓22が開設され、該表示
窓22に液晶表示器23が臨むようになっている。そし
て、液晶表示器23には、水平方向に左から右に向かっ
てスクロールする3列のスクロール表示列(変動列)2
4a〜24cが表示されるようになっている。各スクロ
ール表示列24a〜24cは、図3に示されるように、
見掛け上22区画に区画され、ほとんどの部分で1区画
に1つの完結した図柄(ハートマーク、にんじん、ぶど
う、リンゴ、ビワ、チェリー)が表示されるが、一部分
では、3区画を使用して1つの部分図柄(女の子を示す
人形、ラビット)が表示される。そして、表示窓22か
ら表示される範囲は、それぞれのスクロール列24a〜
24cの3区画分である。
【0012】しかして、スクロール変動表示列24a〜
24cの変動停止時に表示窓22に表示される図柄がす
べて完結図柄であるときには、図4(B)に示すよう
に、垂直方向の3本の当りライン1〜3と、対角線の2
本の当りライン4、5の合計5本の当りラインが発生す
ることとなり、その5本の当りライン上のいずれかに同
一の大当り図柄(にんじん、ぶどう、リンゴ、ビワ、チ
ェリー)が揃うと大当り遊技状態となる。また、変動停
止時に表示窓22に表示される図柄が部分図柄だけであ
るときには、図4(A)に示すように、全体で1つの図
柄を完結させるものであるから結果的に1つの当りライ
ンしか発生しないこととなる。そして、部分図柄によっ
て1つの図柄が完結されたときには、大当り遊技状態と
なる。なお、各スクロール変動表示列24a〜24c
は、始動入賞信号に基づいて同時に変動を開始するが、
その停止順序は、まず上段のスクロール表示列24aが
停止し、次いで下段のスクロール表示列24cが停止
し、最後に中央のスクロール表示列24bが停止する。
【0013】また、上下のスクロール表示列24a,2
4cが停止した時点でいずれかの当りライン上に大当り
図柄が揃ったときには、リーチ状態となる。このリーチ
状態においては、図5(A)に示すように最後に停止す
る中央のスクロール表示列24bは、未だ変動を継続す
るが、リーチ状態になると同時に図5(B)に示すよう
に液晶表示器23の画面全域にリーチ報知図柄27が一
時的に表示される。図示のリーチ報知図柄27は、変動
時の図柄の表示態様と全く異なる態様でキャラクター図
柄(ラビットの顔)が静止表示されると共に「リーチ」
の文字情報も表示される。リーチ報知図柄27の表示時
間は、遊技者にリーチである旨を報知するに十分な時間
(例えば、1〜2秒)であり、その後、再度図5(A)
に示すように中央のスクロール表示列24bの変動表示
態様が表示される。この際の変動表示態様は、変動時間
が長くなると共に変動速度もゆっくりと変動される。そ
して、図5(C)に示すように中央のスクロール表示列
24bの変動が停止したときに前記5つの当りライン上
に同一の図柄が表示されたとき(図示では当りライン5
にニンジンが揃っている)に、大当り遊技状態となる。
【0014】なお、図柄表示装置20の取付基板21に
は、その上方に装飾用の飾りLED25が設けられ、そ
の下方に前述した機能を有する始動記憶LED26が設
けられている。始動記憶LED26は、液晶表示器23
で表示しても良い。また、大当り遊技状態時において、
変動入賞装置8の開閉板9の開放回数(継続回数とも言
う)や1回の開放中における入賞個数は、液晶表示器2
3に表示されるようになっている。
【0015】以上説明した図柄表示装置20、及び変動
入賞装置8の開閉板9等の動作を制御する遊技制御回路
の構成について図6を参照して説明する。図6は、遊技
制御回路の電気的な構成を示したブロックダイヤグラム
である。遊技制御回路には、マイクロコンピュータ30
が使用されている。そのマイクロコンピュータ30に
は、外部ROM31、外部RAM32が接続されてい
る。そして、外部ROM31には、図柄データが設定さ
れている。
【0016】外部RAM32には、大当り外れカウンタ
33と、大当りパターンカウンタ34と、リーチパター
ンカウンタ35と、外れパターンカウンタ36と、各カ
ウンタ33〜36の中から抽出された値を記憶する各確
定メモリ37と、が形成されている。大当り外れカウン
タ33に対応するそれぞれの確定メモリ37は、始動入
賞口4、6a,6bの保留玉数+1だけのメモリを持っ
ており、各保留玉に対する当り外れ決定用の数値は、始
動入賞時に決定され、その数値が対応するそれぞれ確定
メモリ37に記憶される。また、大当りパターンカウン
タ34は、いずれの当りライン上にどの大当り図柄が配
置されるかのすべての大当りパターンに対応して設けら
れるカウンタである。具体的には、図10に示すよう
に、0〜29までのカウンタ値に対応して大当りパター
ンが設定されている。同様にリーチパターンカウンタ3
5もすべての種類のリーチパターン(図示しない)に対
応するカウンタであり、外れパターンカウンタ36もす
べての種類の外れパターン(図示しない)に対応するカ
ウンタである。そして、各パターンカウンタ34〜36
の数値は、始動入賞に対応する変動開始時に決定される
ようになっている。
【0017】一方、始動入賞口4、6a,6bにおける
入賞玉を検出する始動入賞玉検出スイッチ5、7a,7
b、V入賞口を通過した入賞玉を検出するV入賞玉検出
スイッチ11、及び開閉板9における入賞玉を検出する
入賞玉数検出スイッチ12は、波形整形回路38を介し
てマイクロコンピュータ30に接続されている。また、
クロック発生回路40は、分周器39を介して外部割込
み信号をマイクロコンピュータ30のINT端子に出力
している。そして、その外部割込み信号に同期してマイ
クロコンピュータ30は、図示しないメインプログラム
を実行する。また、マイクロコンピュータ30のRST
1端子には、タイミング信号発生回路41の出力するタ
イミング信号が入力されており、そのタイミング信号に
同期して図示しない数値発生プログラムが起動される。
また、電源回路43のON動作によってリセット信号発
生回路42から出力されるリセット信号がマイクロコン
ピュータ30のRST2端子に入力されており、そのリ
セット信号により、図示しない初期プログラムが起動さ
れる。
【0018】マイクロコンピュータ30の各出力ポート
には、LED駆動回路44、LCD駆動回路45、ドラ
イバ46が接続されている。LED駆動回路44には、
始動記憶LED26が接続され、LCD駆動回路45に
は、液晶表示器23(LCDと表示)が接続されてい
る。また、ドライバ46は、マイクロコンピュータ30
からの信号に応じてアタッカーソレノイド10、及び動
作ランプ14a〜14d、15a,15bを駆動制御す
る。なお、マイクロコンピュータ30とLCD駆動回路
45との間にLCD専用のマイクロコンピュータを設
け、このマイクロコンピュータでLCD23を制御して
も良い。
【0019】次に、上記した遊技制御回路によって制御
される動作のうち、図7を参照して始動入賞における動
作について説明すると、ステップ10で打玉がいずれか
の始動入賞口4、6a,6bに入賞して対応する始動入
賞玉検出スイッチ5、7a,7bをONさせて始動入賞
信号を導出させたか否かが判断され、始動入賞信号がな
ければ、そのサブルーチンを終了し、一方、始動入賞信
号があれば、ステップ20で始動入賞カウンタCの値が
4より小さいか否かが判断される。始動入賞カウンタC
の値が4より大きいときは、既に4個の始動入賞が記憶
されているので、以下の処理をすることなくサブルーチ
ンを終了し、また、始動入賞カウンタCの値が4より小
さいときは、ステップ30で始動入賞カウンタCの値を
更新し、次いでステップ40で大当り外れカウンタ33
の現在の値を対応する確定メモリM(c)に記憶する。
なお、大当り外れカウンタ33は、例えば、0〜234
までの数値が刻々と変化しており、始動入賞時に抽出さ
れた値が、例えば「0」であるときに当りと判定され、
「1〜20」であるときにリーチであると判定され(た
だし、最終的に外れ)、それ以外の値であるときに外れ
と判定される。なお、遊技における予め定めた条件(例
えば、奇数回目の大当り遊技状態が終了したという条
件)が成立したときに、大当りの出現確率が高確率とな
るように設定する場合には、大当り外れカウンタ33の
上限値を小さくなるように変更すれば良い。
【0020】次に、図8及び図9を参照して液晶表示器
23の変動表示動作について説明する。図8及び図9
は、液晶表示器23の変動表示動作を示すフロー図であ
る。まず、大当り遊技状態時には、液晶表示器23は、
通常大当りとなった図柄や、継続回数、入賞個数を表示
するので、ステップ100で大当りフラグがセットされ
ていると判断された場合には、以下の処理が実行される
ことはない。
【0021】一方、大当りフラグがセットされていない
と判断された場合には、液晶表示器23の状態をステッ
プ110〜ステップ150で判断する。具体的には、ス
テップ110で液晶表示器23のすべてのスクロール表
示列24a〜24cが変動中である状態(状態フラグF
=1)であるか否かが判断され、ステップ120で上段
スクロール表示列24aだけが変動停止した状態(状態
フラグF=2)であるか否かが判断され、ステップ13
0で下段スクロール表示列24cが変動停止した状態
(状態フラグF=3)であるか否かが判断され、ステッ
プ140でリーチ報知図柄27が表示中(状態フラグF
=4)であるか否かが判断され、ステップ150でいず
れかの当りライン上で表示される図柄の組合せがリーチ
状態(状態フラグF=5)であるか否かが判断される。
【0022】上記したいずれの状態でもないとき(変動
中でないとき)には、状態フラグF=0であり、このと
きには、ステップ160で始動入賞口4、6a,6bへ
の打球の入賞を記憶する始動入賞カウンタCの値が1以
上であるか否かが判断され、始動入賞カウンタCに記憶
値がないときには、変動表示サブルーチンの以下の処理
が実行されることがなく終了する。
【0023】始動入賞カウンタCの値が1以上のときに
は、ステップ170でタイマt1,t2,t3がセット
され、ステップ180ですべてのスクロール表示列24
a〜24cの変動が開始され、状態フラグFの値に
「1」がセットされ、更に始動入賞カウンタCの値が1
づつ減算される。次いでステップ190で大当り外れ確
定メモリM(c)の値が下位のメモリに更新され、その
更新された確定メモリのうちのM(0)の値が大当りで
あるか否かがステップ200で判断される。M(0)の
値が大当りであると判断されたときには、ステップ21
0でその時点での大当りパターンカウンタ34から1つ
の値が抽出されて対応する確定メモリに記憶され、一
方、大当りでないと判断されたときには、ステップ22
0でM(0)の値がリーチであるか否かが判断され、リ
ーチであるときには、ステップ230でリーチパターン
カウンタ35から1つの値が抽出されて対応する確定メ
モリに記憶され、リーチでないときには、ステップ24
0で外れパターンカウンタ36から1つの値が抽出され
て対応する確定メモリに記憶される。
【0024】ところで、前記したタイマt1,t2,t
3は、上段スクロール表示列24a、下段スクロール表
示列24c、中段スクロール表示列24bの変動時間を
規制するものであり、 t1<t2<t3;t2−t1≒t3−t2 の関係にある。そして、ステップ250でタイマt1の
タイムアップが判断されるが、タイムアップしてないと
きには、タイムアップするまでステップ250→変動表
示サブルーチン終了→変動表示サブルーチン開始〜ステ
ップ110→ステップ250→・・・を繰り返す。
【0025】しかして、タイマt1がタイムアップした
と判断されたときには、ステップ260で上段スクロー
ル表示列24aの変動表示が選択されたパターンに沿っ
て停止されると共に状態フラグFの値に「2」がセット
される。以下同様にステップ270でタイマt2がタイ
ムアップしたか否かが判断され、タイムアップしたと判
断された場合には、ステップ280で下段スクロール表
示列24cの変動表示が選択されたパターンに沿って停
止されると共に状態フラグFの値に「3」がセットされ
る。そして、中央を除くスクロール表示列24a,24
cの変動表示が停止したときには、ステップ290でM
(0)の値が大当り又はリーチであるか否か、即ちリー
チ表示となっているか否かが判断される。
【0026】リーチ表示でない場合には、ステップ30
0でタイマt3がタイムアップしたか否かが判断され、
タイマt3がタイムアップするまでステップ300→変
動表示サブルーチン終了→変動表示サブルーチン開始〜
ステップ130→ステップ290→ステップ300→・
・・を繰り返し、タイムアップしたときには、ステップ
370に進む。
【0027】一方、リーチ表示であると判断された場合
には、ステップ310で状態フラグFの値が「4」であ
るか否かが判断され、「4」でなければステップ320
でタイマt4,t5を新たにセットすると共に状態フラ
グFの値に「4」をセットし、ステップ330でリーチ
報知図柄27をセットする。ここで、タイマt4は、リ
ーチ報知図柄27を表示する時間であり、タイマt5
は、リーチ状態のときに最後に変動停止する中段スクロ
ール表示列24bの変動時間を延長するものであり、t
5>(t3−t2)の関係となる値に選ばれる。しかし
て、ステップ340でタイマt4がタイムアップしたか
否かが判断され、タイマt4がタイムアップするまでス
テップ340→変動表示サブルーチン終了→変動表示サ
ブルーチン開始〜ステップ140→ステップ340→・
・・を繰り返し、タイマt4がタイムアップしたときに
は、ステップ350で状態フラグFの値に「5」をセッ
トし、その後、ステップ360でタイマt5がタイムア
ップしたか否かが判断され、タイマt5がタイムアップ
するまでステップ360→変動表示サブルーチン終了→
変動表示サブルーチン開始〜ステップ150→ステップ
360→・・・を繰り返し、タイマt5がタイムアップ
したときには、ステップ370に進む。
【0028】リーチ表示でないときのタイマt3がタイ
ムアップしたとき、リーチ表示であるときのタイマt5
がタイムアップしたときには、ステップ370で中段ス
クロール表示列24bの変動表示が選択されたパターン
に沿って停止され、その後、ステップ380で大当り図
柄の組合せであるか否かが判断され、大当りでないと判
断されたときには、ステップ390で状態フラグをリセ
ットし、一方、大当りであると判断された場合には、ス
テップ400で状態フラグをリセットし、且つ大当りフ
ラグをセットし、その後に変動表示サブルーチンを終了
する。また、ステップ400において、大当りフラグが
セットされると、変動入賞装置8の開閉板9が一定時間
が経過するまで又は所定個数の入賞玉が発生するまでの
開放態様を所定回数実行する。なお、開閉板9の所定回
数の開放態様が終了すると、大当りフラグがリセットさ
れる。
【0029】以上、実施例に係る図柄表示装置20を備
えたパチンコ機の構成及び作用について説明したが、本
実施例によれば、リーチ状態となったときに、図柄表示
装置20に変動図柄と異なるリーチ報知図柄27が一時
的に表示されるので、リーチになったか否かを明確に理
解することができ、遊技者の興趣を盛り上げることがで
きる。
【0030】なお、上記した実施例では、すべてのリー
チ時にリーチ報知図柄27が表示されるものを示した
が、リーチ時のうちランダムに選ばれる特定のリーチ時
にだけリーチ報知図柄27を表示するようにしても良
い。また、電気的な図柄表示装置として液晶表示器23
から構成されるものを示したが、必ずしも液晶表示器2
3に限定されるものではなく、例えば、CRT、ドット
マトリックスLED等で構成される電気的な図柄表示装
置であっても良い。また、表示領域におけるスクロール
形式は、水平方向だけでなく、垂直方向等のスクロール
であっても良いし、スクロール形式の変動を行わない変
動態様のものであっても良い。また、表示される図柄の
表示列も縦横3個ずつではなくそれ以上でも良く、更
に、それらの図柄によって構成される当りラインも必ず
しも直線的なものだけに限らず、折れ線的な当りライン
や斜め平行状の当りラインでも良い。また、パチンコ機
における遊技内容も、いわゆるデジタル式ゲームだけで
なく、ヒコーキ式ゲームや権利発生式ゲームであっても
良い。更に、遊技機としてパチンコ機以外にも、スロッ
トマシン、TVゲーム等に上記した変更例を含めて適用
しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、リーチ状態となったときに、図
柄表示装置に変動図柄と異なるリーチ報知図柄が一時的
に表示されるので、リーチになったか否かを明確に理解
することができ、遊技者の興趣を盛り上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る図柄表示装置を適用したパチンコ
機の遊技盤の正面図である。
【図2】図柄表示装置の正面図である。
【図3】図柄表示装置の液晶表示器にスクロール表示さ
れる図柄を表示される順に表した図である。
【図4】異なる当りライン数で大当り図柄が揃う可能性
がある場合の液晶表示器の正面図である。
【図5】リーチ状態となったときに表示される図柄を示
す液晶表示器の正面図である。
【図6】遊技動作を制御する遊技制御回路のブロック図
である。
【図7】始動入賞時における動作を示すフロー図であ
る。
【図8】変動表示動作の前半部分を示すフロー図であ
る。
【図9】変動表示動作の後半部分を示すフロー図であ
る。
【図10】大当りパターンカウンタの値と大当り図柄の
成立状態との関係を示す一覧表図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 始動入賞口 6a,6b 始動入賞口 8 変動入賞装置 9 開閉板 20 図柄表示装置 22 表示窓 23 液晶表示器 24a 上段スクロール表示列 24b 中段スクロール表示列 24c 下段スクロール表示列 27 リーチ報知図柄 30 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変動列の変動停止時に表示される
    図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せとなった
    ときに遊技者に大きな遊技価値を付与する遊技機の図柄
    表示装置において、 少なくとも1つの変動列を除いた他の変動列の停止時に
    おける図柄の組合せが前記大当り図柄の組合せとなる可
    能性のあるリーチ状態となったときに、前記図柄表示装
    置に変動図柄と異なるリーチ報知図柄が一時的に表示制
    御されることを特徴とする遊技機の図柄表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3018592U (ja) * 1995-05-24 1995-11-21 株式会社宮本商事 遊技機

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