JPH06233862A - 図柄表示装置 - Google Patents
図柄表示装置Info
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- JPH06233862A JPH06233862A JP5042083A JP4208393A JPH06233862A JP H06233862 A JPH06233862 A JP H06233862A JP 5042083 A JP5042083 A JP 5042083A JP 4208393 A JP4208393 A JP 4208393A JP H06233862 A JPH06233862 A JP H06233862A
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Abstract
の興味を引き付けることができる図柄表示装置を提供す
る。 【構成】 図柄表示装置20が少なくとも横3列・縦5
列の図柄を視認し得る変動表示列24a〜24eを有す
ると共に、3個の図柄が並ぶ水平方向及び斜め方向のす
べての直線を当りラインA〜Oとして設定した。 【効果】 従来の図柄表示装置における当りラインの数
よりも多い全部で15個の当りラインA〜Oを設定する
ことができ、遊技者の興味をより強く引き付けることが
できる。
Description
平又は斜め方向に設定された当りライン上に予め定めた
大当り図柄が表示されたときに大当り遊技状態を生起せ
しめる図柄表示装置に関するものである。
トリックスからなる図柄表示装置においては、複数の図
柄が並ぶ当りラインを複数個設定して大当りが出現する
チャンスが多くあるような印象を遊技者に与え、もって
遊技の興趣を盛り上げるものが提案されているが、この
ような当りラインが複数個設定されているものであって
も、その当りラインの数は、水平方向及び斜め方向をす
べて合わせて5個迄のものが主流であった。
うな当りラインの数が5個の図柄表示装置が長期間に亘
って提供されてきたため、新鮮味がなく遊技者に飽きら
れつつあるのが現状であった。本発明は、上記した問題
点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、当
りラインの数を増加することにより遊技者の興味を引き
付けることができる図柄表示装置を提供することにあ
る。
ために、本発明においては、変動停止時における水平又
は斜め方向に設定された当りライン上に予め定めた大当
り図柄が表示されたときに大当り遊技状態を生起せしめ
る図柄表示装置において、該図柄表示装置は、少なくと
も横3列・縦5列の図柄を視認し得る変動表示部を有す
ると共に、3個の図柄が並ぶ水平方向及び斜め方向のす
べての直線を当りラインとして設定したことを特徴とす
るものである。
柄を視認し得る変動表示部を有すると共に、3個の図柄
が並ぶ水平方向及び斜め方向のすべての直線を当りライ
ンとして設定したので、図1に示すように、全部で15
個の当りラインが設定できるばかりでなく、水平方向に
おける当りラインが9個形成されると共に6個の斜めの
当りラインが平行状に形成されるので、左側の縦3列・
横3列の図柄によって大当りが出現しなくても、中央の
縦3列・横3列の図柄又は右側の縦3列・横3列の図柄
によって大当りが出現する可能性もあり、遊技者の興味
をより強く引き付けることができる。
て説明する。まず、図2を参照して実施例に係る図柄表
示装置20が適用されるパチンコ機の遊技盤1の構成に
ついて説明する。図2は、遊技盤1の正面図である。図
において、遊技盤1の前面には、ほぼ円状に設けられる
誘導レール2によって区画された遊技領域3が形成され
ている。遊技領域3のほぼ中央には、図柄表示装置20
が配置されている。
の図柄を表示する液晶表示器23と、後述する始動入賞
口4、5a,5bに入賞した入賞玉数を記憶した旨を報
知する複数(4つ)の始動記憶LED26と、がそれぞ
れ前面に臨むようになっている。なお、始動記憶LED
26は、液晶表示器23の変動表示中又は大当り状態中
のときに打球が始動入賞口4、5a,5bに入賞したと
きに記憶保留され、その保留された数だけ始動記憶LE
D26が点灯し、液晶表示器23の変動開始毎に1つず
つ消灯するようになっている。ただし、その記憶数は、
最高4個までとされ、それ以上の始動入賞は、無効とさ
れる。また、図柄表示装置20については、後に詳述す
る。
賞装置8が配置されている。変動入賞装置8は、前後に
開閉する開閉板9(アタッカーとも言われる)を有して
おり、その開閉板9がアタッカーソレノイド10によっ
て開閉駆動されるようになっている。また、変動入賞装
置8には、開閉板9が開放した状態で受け入れた入賞玉
を検出するカウント用の入賞玉数検出スイッチ12と開
閉板9内の中央に形成されるV入賞口に入賞した入賞玉
を検出するV入賞玉検出スイッチ11とが設けられてい
る。上記のように構成される変動入賞装置8は、後述す
る大当り状態となったときに開閉板9が一定時間(例え
ば、30秒)経過するまで、あるいは所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまで開放し、そのよう
な開放状態(これを開放サイクルという)をV入賞口に
入賞玉が入賞することを条件として所定回数(例えば、
16回;これを継続回数という)繰り返すようになって
いる。しかして、入賞玉数検出スイッチ12は、開閉板
9の1回の開放中に受け入れられる入賞玉数を計数する
ために使用され、V入賞玉検出スイッチ11は、開閉板
9が繰り返して開放される条件を検出するために使用さ
れるものである。
a,5bが設けられている。この始動入賞口4、5a,
5bは、図柄表示装置20の液晶表示器23の変動表示
を許容するものであり、このため、始動入賞口4、5
a,5bは、打球の入賞を検出する始動入賞玉検出スイ
ッチ6、7a,7bを内蔵している。また、始動入賞口
4は、図柄表示装置20と変動入賞装置8との間に、始
動入賞口5a,5bは、変動入賞装置8の開閉板9の左
右にそれぞれ配置されている。
の斜め上方左右に風車ランプ13a,13bが配置さ
れ、図柄表示装置20の下部両側及び変動入賞装置8の
上部両側に入賞口14a,14b、15a,15bが設
けられている。入賞口14a,14b、15a,15b
には、ランプ16a,16b、17a,17bがそれぞ
れ設けられているが、このランプ16a,16b、17
a,17b及び風車ランプ13a,13bは、各種の遊
技状態に応じて点灯したり点滅したりする動作ランプを
構成するものである。また、遊技領域3の左右両側には
動作ランプの一種であり大当り遊技状態となったときに
点滅してその旨を遊技者に報知する大当りランプ18
a,18bも配置されている。また、遊技領域3の最下
方には、上記した入賞口等に入賞しない打球が回収され
るアウト口19も設けられている。更に、遊技領域3に
は、落下する打球の方向や速度を変化せしめる多数の障
害釘や複数の風車(共に符号なし)も設けられている。
いては、図1に示すように、遊技盤1の表面に取り付け
られる取付基板21を有し、該取付基板21には、ほぼ
長方形状の表示窓22が開設され、該表示窓22に液晶
表示器23が臨むようになっている。そして、液晶表示
器23には、縦方向に5列の変動表示列24a〜24e
が表示されると共に、各変動表示列24a〜24eに3
つの図柄が表示され得るようになっている。したがっ
て、表示窓22を介して視認し得る液晶表示器23の変
動表示部は、横3列・縦5列に形成される15個の図柄
であり、これらの図柄のうち、3個の図柄が並ぶ水平方
向及び斜め方向のすべての直線を当りラインとして設定
している。即ち、図1に示すように、15個の当りライ
ンA〜Oが設定されることとなる。
〜Oのいずれかに予め定めた大当り図柄(例えば、図1
に示すように7又は3)が揃ったときに、大当り遊技状
態を生起せしめることとなるが、各変動表示列24a〜
24eの停止順序は、両外側の変動表示列24a,24
eが同時に停止し、次いでその内側の変動表示列24
b,24dが停止し、最後に中央の変動表示列24cが
停止する。また、両外側の変動表示列24a,24eと
両内側の変動表示列24b,24dが停止した時点でい
ずれかの当りラインA〜O上に大当り図柄が揃ったとき
には、リーチ状態となって、最後に停止する中央の変動
表示列24cの変動時間長くなると共に変動速度もゆっ
くりと変動される。なお、各変動表示列24a〜24e
の変動が停止される直前には、各変動表示列24a〜2
4eの下方に表示される停止表示灯25a〜25eが点
灯表示されるようになっており、あたかも押しボタンス
イッチを操作したことにより各変動表示列24a〜24
eが停止しかのように遊技者に視認させている。この停
止表示灯25a〜25eも液晶表示器23に表示される
ようになっている。更に、図柄表示装置20の取付基板
21の下方には、前述した機能を有する始動記憶LED
26が設けられているが、この始動記憶LED26も液
晶表示器23で表示しても良い。
入賞装置8の開閉板9等の動作を制御する遊技制御回路
の構成について図3を参照して説明する。図3は、遊技
制御回路の電気的な構成を示したブロックダイヤグラム
である。遊技制御回路には、マイクロコンピュータ30
が使用されている。そのマイクロコンピュータ30に
は、外部ROM31、外部RAM32が接続されてい
る。そして、外部ROM31には、図柄データが設定さ
れている。
3と、当りパターンカウンタ34と、リーチパターンカ
ウンタ35と、外れパターンカウンタ36と、各カウン
タ33〜36の中から抽出された値を記憶する確定メモ
リ37と、が形成されている。当り外れカウンタ33に
対応する確定メモリ37は、始動入賞口4、5a,5b
の保留入賞玉数+1だけのメモリを持っており、各保留
入賞玉に対する当り外れ決定用の数値は、始動入賞時に
決定され、その数値が対応する確定メモリ37に記憶さ
れる。また、当りパターンカウンタ34は、いずれの当
りライン上にどの大当り図柄が配置されるかのすべての
当りパターンに対応して設けられるカウンタであり、同
様にリーチパターンカウンタ35もすべての種類のリー
チパターンに対応するカウンタであり、外れパターンカ
ウンタ36もすべての種類の外れパターンに対応するカ
ウンタである。そして、各パターンカウンタ34〜36
の数値は、各始動入賞に対応する変動開始時に決定され
るようになっている。
入賞玉を検出する始動入賞玉検出スイッチ6、7a,7
b、V入賞口を通過した入賞玉を検出するV入賞玉検出
スイッチ11、及び開閉板9における入賞玉を検出する
入賞玉数検出スイッチ12は、波形整形回路38を介し
てマイクロコンピュータ30に接続されている。また、
クロック発生回路40は、分周器39を介して外部割込
み信号をマイクロコンピュータ30のINT端子に出力
している。そして、その外部割込み信号に同期してマイ
クロコンピュータ30は、図示しないメインプログラム
を実行する。また、マイクロコンピュータ30のRST
1端子には、タイミング信号発生回路41の出力するタ
イミング信号が入力されており、そのタイミング信号に
同期して図示しない数値発生プログラムが起動される。
また、電源回路43のON動作によってリセット信号発
生回路42から出力されるリセット信号がマイクロコン
ピュータ30のRST2端子に入力されており、そのリ
セット信号により、図示しない初期プログラムが起動さ
れる。
には、LED駆動回路44、LCD駆動回路45、ドラ
イバ46が接続されている。LED駆動回路44には、
始動記憶LED26が接続され、LCD駆動回路45に
は、液晶表示器23(LCDと表示)が接続されてい
る。また、ドライバ46は、マイクロコンピュータ30
からの信号に応じてアタッカーソレノイド10、及び動
作ランプ13a,13b、16a,16b、17a,1
7b、18a,18bを駆動制御する。なお、マイクロ
コンピュータ30とLCD駆動回路45との間にLCD
専用のマイクロコンピュータを設け、このマイクロコン
ピュータでLCD23を制御しても良い。
される動作のうち、始動入賞における動作と図柄表示装
置20の変動表示動作を図4及び図5を参照して説明す
る。まず、図4を参照して始動入賞における動作につい
て説明すると、ステップ10で打玉がいずれかの始動入
賞口4、5a,5bに入賞して始動入賞玉検出スイッチ
6、7a,7bをONさせて始動入賞があるか否かが判
断され、始動入賞がなければ、そのサブルーチンを終了
し、一方、始動入賞があれば、ステップ20で始動入賞
カウンタCの値が4より小さいか否かが判断される。始
動入賞カウンタCの値が4より大きいときは、既に4個
の始動入賞が記憶されているので、以下の処理をするこ
となくサブルーチンを終了し、また、始動入賞カウンタ
Cの値が4より小さいときは、ステップ30で始動入賞
カウンタCの値を更新し、次いでステップ40で当り外
れカウンタの現在の値を対応する確定メモリM(c)に
記憶する。なお、当り外れカウンタは、例えば、0〜2
34までの数値が刻々と変化しており、始動入賞時に抽
出された値が、例えば「0」であるときに当りと判定さ
れ、「1〜20」であるときにリーチであると判定され
(ただし、最終的に外れ)、それ以外の値であるときに
外れと判定される。
動表示動作について説明する。まず、大当り遊技状態時
には、液晶表示器23は、通常大当りとなった図柄を表
示したままの状態で保持されるので、ステップ100で
大当りフラグがセットされていると判断された場合に
は、以下の変動表示サブルーチン処理が実行されること
はない。
と判断された場合には、液晶表示器23の状態をステッ
プ110〜ステップ140で判断する。具体的には、ス
テップ110で液晶表示器23のすべての変動表示列2
4a〜24eが変動中である状態(状態フラグF=1)
であるか否かが判断され、ステップ120で外・外の変
動表示列24a,24eだけが変動停止した状態(状態
フラグF=2)であるか否かが判断され、ステップ13
0で内・内の変動表示列24b,24dが変動停止した
状態(状態フラグF=3)であるか否かが判断され、ス
テップ140でいずれかの当りラインA〜O上で表示さ
れる図柄の組合せがリーチ状態(状態フラグF=4)で
あるか否かが判断される。
中でないとき)には、状態フラグF=0であり、このと
きには、ステップ150で始動入賞口4、5a,5bへ
の打球の入賞を記憶する始動記憶カウンタCの値が1以
上であるか否かが判断され、始動記憶カウンタCに記憶
値がないときには、変動表示サブルーチンの以下の処理
が実行されることがなく終了する。
は、ステップ160でタイマt1,t2,t3がセット
され、ステップ170ですべての変動表示列24a〜2
4eの変動が開始され、状態フラグFの値に「1」がセ
ットされ、更に始動入賞カウンタCの値が1づつ減算さ
れる。次いでステップ180で当り外れ確定メモリの値
が下位のメモリに更新され、その更新された確定メモリ
のうちのM(0)の値が当りであるか否かがステップ1
90で判断される。M(0)の値が当りであると判断さ
れたときには、ステップ200でその時点での当りパタ
ーンカウンタ34から1つの値が抽出されて対応する確
定メモリに記憶され、一方、当りでないと判断されたと
きには、ステップ210でM(0)の値がリーチである
か否かが判断され、リーチであるときには、ステップ2
20でリーチパターンカウンタ35から1つの値が抽出
されて対応する確定メモリに記憶され、リーチでないと
きには、ステップ230で外れパターンカウンタ36か
ら1つの値が抽出されて対応する確定メモリに記憶され
る。
3は、外・外変動表示列24a,24e、内・内変動表
示列24b,24d、中変動表示列24cの変動時間を
規制するものであり、t1<t2<t3;t2−t1≒
t3−t2の関係にある。そして、ステップ240でタ
イマt1のタイムアップが判断されるが、タイムアップ
してないときには、タイムアップするまでステップ24
0→変動表示サブルーチン終了→変動表示サブルーチン
開始→ステップ110→ステップ240→・・・を繰り
返す。
と判断されたときには、ステップ250で外・外変動表
示列24a,24eの変動表示が選択されたパターンに
沿って停止されると共に状態フラグFの値に「2」がセ
ットされる。以下同様にステップ260でタイマt2が
タイムアップしたか否かが判断され、タイムアップした
と判断された場合には、ステップ270で内・内変動表
示列24b,24dの変動表示が選択されたパターンに
沿って停止されると共に状態フラグFの値に「3」がセ
ットされる。そして、中央を除く変動表示列24a,2
4b,24d,24eの変動表示が停止したときには、
ステップ280でM(0)の値が当り又はリーチである
か否か、即ちリーチ表示となっているか否かが判断され
る。
0でタイマt3がタイムアップしたか否かが判断され、
タイマt3がタイムアップするまでステップ290→変
動表示サブルーチン終了→変動表示サブルーチン開始→
ステップ130→ステップ280→ステップ290→・
・・を繰り返し、タイムアップしたときには、ステップ
330に進む。
には、ステップ300で既に状態フラグの値が「4」と
なっているか否かが判断され、「4」でなければステッ
プ310でタイマt4を新たにセットすると共に状態フ
ラグFの値に「4」をセットする。ここで、タイマt4
は、リーチ状態のときに最後に変動停止する中央の変動
表示列24cの変動時間を延長するものであり、t4>
(t3−t2)の関係となる値に選ばれる。しかして、
ステップ320でタイマt4がタイムアップしたか否か
が判断され、タイマt4がタイムアップするまでステッ
プ320→変動表示サブルーチン終了→変動表示サブル
ーチン開始→ステップ140→ステップ320→・・・
を繰り返し、タイムアップしたときには、ステップ33
0に進む。
ムアップしたとき、リーチ表示であるときのタイマt4
がタイムアップしたときには、ステップ330で中央の
変動表示列24cの変動表示が選択されたパターンに沿
って停止され、その後、ステップ340で大当り図柄の
組合せであるか否かが判断され、大当りでないと判断さ
れたときには、ステップ360で状態フラグをリセット
し、一方、大当りであると判断された場合には、ステッ
プ350で状態フラグをリセットし、且つ大当りフラグ
をセットし、その後に変動表示サブルーチンを終了す
る。
成及び作用について説明したが、本実施例によれば、図
柄表示装置20が少なくとも横3列・縦5列の図柄を視
認し得る変動表示列24a〜24eを有すると共に、3
個の図柄が並ぶ水平方向及び斜め方向のすべての直線を
当りラインとして設定したので、図1に示すように、全
部で15個の当りラインA〜Oが設定できるばかりでな
く、水平方向における当りラインが9個形成されると共
に6個の斜めの当りラインが平行状に形成されるので、
左側の縦3列・横3列の図柄(当りラインA,D,G,
J,M)によって大当りが出現しなくても、中央の縦3
列・横3列の図柄(当りラインB,E,H,K,N)又
は右側の縦3列・横3列の図柄(当りラインC,F,
I,L,O)によって大当りが出現する可能性もあり、
遊技者の興味をより強く引き付けることができる。つま
り、本実施例においては、従来の縦横3列の変動表示列
を1つずつずらして3個重複させたものと同じであり、
これを発展させて縦横3列の変動表示列を4個以上重複
させることにより更に多くの当りラインを設定すること
が可能となる。また、本実施例においては、中央の変動
表示列24cが最後に停止することにより、例えば、す
でに停止した変動表示列24a,24b,24d,24
eが図1に示すような図柄で停止した状態においては、
図柄「7」がどの位置で停止しても大当りとなり、更に
図柄「3」が中央の位置で停止しても大当りとなる状態
であり、このようにリーチ状態が複数(4個)の当りラ
イン上で構成されることも可能であるため、遊技者の期
待感をより強烈に盛り上げることも可能である。
20として液晶表示器23から構成されるものを示した
が、必ずしも液晶表示器23に限定されるものではな
く、例えば、CRT、ドットマトリックスLED、回転
ドラムで構成される図柄表示装置であっても良い。ま
た、上記した実施例では、5列の変動表示列24a〜2
4eの停止順序を外・外、内・内、中の順序で停止制御
するものを示したが、その停止順序は、任意に設計すれ
ば良い。更に、上記した実施例では、図柄表示装置20
が適用される遊技機として、パチンコ機を示したが、ス
ロットマシンや他の遊技機(テレビゲーム機等)であっ
てもよい。
に、本発明においては、図柄表示装置が少なくとも横3
列・縦5列の図柄を視認し得る変動表示部を有すると共
に、3個の図柄が並ぶ水平方向及び斜め方向のすべての
直線を当りラインとして設定したので、全部で15個の
当りラインが設定できるばかりでなく、水平方向におけ
る当りラインが9個形成されると共に6個の斜めの当り
ラインが平行状に形成されるので、左側の縦3列・横3
列の図柄によって大当りが出現しなくても、中央の縦3
列・横3列の図柄又は右側の縦3列・横3列の図柄によ
って大当りが出現する可能性もあり、遊技者の興味をよ
り強く引き付けることができる。
正面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 変動停止時における水平又は斜め方向に
設定された当りライン上に予め定めた大当り図柄が表示
されたときに大当り遊技状態を生起せしめる図柄表示装
置において、 該図柄表示装置は、少なくとも横3列・縦5列の図柄を
視認し得る変動表示部を有すると共に、3個の図柄が並
ぶ水平方向及び斜め方向のすべての直線を当りラインと
して設定したことを特徴とする図柄表示装置。
Priority Applications (1)
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1993
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