JP2005270243A - スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム - Google Patents

スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005270243A
JP2005270243A JP2004085871A JP2004085871A JP2005270243A JP 2005270243 A JP2005270243 A JP 2005270243A JP 2004085871 A JP2004085871 A JP 2004085871A JP 2004085871 A JP2004085871 A JP 2004085871A JP 2005270243 A JP2005270243 A JP 2005270243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combination
winning
symbols
symbol
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004085871A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Watanabe
利章 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SNK Playmore Corp
Original Assignee
SNK Playmore Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNK Playmore Corp filed Critical SNK Playmore Corp
Priority to JP2004085871A priority Critical patent/JP2005270243A/ja
Publication of JP2005270243A publication Critical patent/JP2005270243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 見落としやすいリーチ目やチャンス目を遊技者に分かりやすく告知できるスロットマシンを提供する。
【解決手段】 表示窓内にリーチ目やチャンス目などの特殊な出目の図柄パターンが停止表示したときに、遊技に関連した演出画像を表示する画像表示装置の画面に、当該出目の図柄パターンを表示するようにすることにより、不慣れな遊技者であっても、リーチ目やチャンス目など特殊な出目の出現を見逃す可能性を極めて低くできる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、遊技に関連した演出画像を表示する画像表示装置を有するスロットマシンに関し、特にリーチ目やチャンス目が設けられているスロットマシン、その制御方法及び制御プログラムに関する。
一般に、スロットマシンは、(1)複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に3列並設した図柄表示手段と、(2)図柄表示手段による図柄の変動表示を主として観察するための表示窓と、(3)図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動レバーと、(4)図柄変動列に対応して配置されており、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための3個の停止ボタンとを備えている。
かかるスロットマシンでは、始動レバーが操作されることを契機として、役の成立に関する電子抽選がマシン内部で行われる。この内部抽選が終了すると、表示窓内において全ての図柄表示列に属する図柄の変動表示が開始される。その後、遊技者により停止ボタンが順次目押し(押圧操作)されると、表示窓内において変動表示されている図柄が当該押圧操作の順序に応じて順次停止表示される。全図柄表示列の図柄が停止表示されたときに入賞判定が行われる。その結果、表示窓内における3つの図柄表示列を横切る有効ライン上において当該停止表示された図柄の組み合わせが上記内部抽選で内部的に成立している役の入賞を示す図柄の組み合わせと一致することを条件として入賞と判定され、その入賞役の種類に応じた利益(特典)が遊技者に付与される。
ここに、「目押し」とは、表示窓内での図柄の変動表示をよく観察し、且つ、停止させるべき図柄が表示窓内に出現するタイミングを見計らって停止ボタンを押す行為をいう。
上記図柄表示手段としては、メカニカルリールを採用したものと、シミュレートリールとを採用したものとの2種類が存在する。メカニカルリールスロットマシンでは、外周面に複数種類の図柄が周方向に沿って描かれており、これらリールを機械的に回転及び停止させることによって、図柄の変動表示及び停止表示が達成される。他方、シミュレートリールスロットマシンでは、図柄を電気的に画像表示する液晶表示装置等の表示装置が備えられており、この表示装置の駆動を電気的に制御することによって、図柄の変動表示及び停止表示が達成される。
上記複数種類の図柄は、例えば「7」、「BAR」、「ベルの絵柄」、「チェリーの絵柄」等、数字、文字、絵柄等が混在するようにして設けられており、図柄の種類と役の種類とが対応づけられている。
また、上記役の種類としては、入賞時に1回の利益付与で終わる複数種類の小役と、入賞後により大きな利益を獲得できる特別遊技を追加的に付与する特別役とがあり、上記スロットマシンは、この特別役の入賞が成立すると、通常遊技状態から特別遊技状態に移行するように構成されている。このような特別役としては、ビッグボーナス(以下、「BB」という)役及びレギュラーボーナス(以下、「RB」という)役を挙げることができる。
ここに、「RB役」とは、遊技者に相対的に大きな利益を与え得るJACゲームを所定回数連続して行えるRBゲーム(特別遊技)に遊技状態を移行させる役である。他方、「BB役」とは、小役の入賞が高い確率で成立する小役ゲームとRBゲームとを複数セット行えるBBゲーム(特別遊技)に遊技状態を移行させる役である。
また、上記スロットマシンは、役の成立に関する内部抽選において特別役が成立し、特別役の入賞を許容する遊技状態において、特別役の入賞を示す図柄の組み合わせが有効ライン上に停止しなかったときに、特別役が成立していることを遊技者に告知する出目である図柄の組み合わせである、所謂「リーチ目」を表示窓内に停止表示できるような機能を有する。さらに、近年において、このリーチ目の表示機能に加えて、特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性を遊技者に告知する出目である図柄の組み合わせである、所謂「チャンス目」を表示窓内に停止表示できるような機能を有するものもある。このようなリーチ目やチャンス目は、スロットマシンの前面に表示されており、遊技者は、このリーチ目やチャンス目を記憶し、停止表示された図柄の組み合わせがこれらリーチ目やチャンス目に相当するかを瞬時に判断したり、あるいは停止表示された図柄の組み合わせを表示されているリーチ目やチャンス目と照らし合わすようにして確認したりして、もしリーチ目やチャンス目である場合には、その後の遊技を期待感を持って楽しむのである。
しかしながら、上記リーチ目やチャンス目は、複数種類のパターンが設定されているとともに、スロットマシンによって図柄の組み合わせが異なり、また図柄が数字、絵柄、文字等様々な態様で表されているために、不慣れな遊技者(ビギナー)や高齢者にとっては、見逃されやすく、このような遊技者はリーチ目又はチャンス目が出現しているにもかかわらず、遊技を中止してしまうことが少なくない。
そこで、リーチ目が出現したときに、どのリーチ目に該当するかを知らせるようにしたスロットマシンのリーチ目表示装置が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1に開示されているスロットマシンのリーチ目表示装置は、表示窓の下に複数種類の図柄パターンのリーチ目を横一列に並べて表示したパネルと、パネルの後方に配置され、それぞれのリーチ目図柄パターンを別個に発光表示させるための複数の発光素子が設けられており、全てのリールが停止して表示窓内にリーチ目が現れたときに、当該リーチ目の図柄パターンを発光表示して、何れのリーチ目が現れたかを知らせるようにしたものである。
特開2003−210644号公報
しかしながら、上記従来のようにスロットマシンの前面に複数種類のリーチ目図柄パターンの全部を表示したパネルを設けるとすると、大きなスペースが必要となり、スロットマシンのデザインの幅を制限してしまう。すなわちスロットマシンの前面は、集客力が重視されたデザインとする必要があるにもかかわらず、そのデザインの設計に制限を与えてしまうのである。また、スロットマシンの前面には表示窓等必須の構成を設ける必要があり、リーチ目図柄パターンを表示するためのスペースは小さく、複数種類のリーチ目図柄パターンを羅列して表示しようとすると、各リーチ目図柄パターンを小さくしなければならず、種類数によっては全部のリーチ目図柄パターンを表示しきれなくなる。
本発明は、デザイン性を低下させることなく、リーチ目等の出目の出現を遊技者に分かりやすく告知することができるスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明者は、遊技に関連した演出画像を表示する画像表示装置を用い、当該画像表示装置の画面に、表示窓内にリーチ目やチャンス目などの特殊な出目の図柄パターンが停止表示したときに、当該出目の図柄パターンを表示するようにすれば、多くの種類の出目が設けられていたとしても十分に対応できるとともに、前面に全ての出目の表示を行う必要がなくてデザインのスペースを十分に取れることに着目した。
すなわち、本発明は、複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、役の成立に関する内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び遊技に関連した演出画像を表示する画像表示手段を有するスロットマシンにおいて、上記役抽選手段により抽選される役の種類として小役及び入賞により小役よりも大きな特典を付与する特別役が設けられており、上記特別役の入賞を許容する遊技状態であることを告知する図柄の組み合わせであるリーチ目及び/又は上記特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性があることを告知する図柄の組み合わせであるチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせを画像表示する制御手段を有することを特徴とするスロットマシンに係るものである。
本発明において、上記リーチ目及び/又はチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせ画像を表示するとは、遊技者が複数の停止操作手段を順次操作し、変動表示される図柄を順次停止表示させていくときに、リーチ目又はチャンス目の図柄の組み合わせ(パターン)となる可能性が残されているうちは、変動表示されている図柄表示列を除いてそれまでの停止図柄の画像を、画像表示装置に表示する場合、及び遊技者が停止操作手段の操作により全ての図柄を停止表示させたときにリーチ目やチャンス目等の出目が出現したときに、その出目の図柄パターンを画像表示手段に画像表示する場合を含む。
本発明において、遊技者が複数の停止操作手段を順次操作し、変動表示される図柄を順次停止表示させていくときに、リーチ目又はチャンス目の図柄の組み合わせ(パターン)となる可能性が残されているうちは、変動表示されている図柄表示列を除いてそれまでの停止図柄の画像を、画像表示装置に表示するようにする場合は、遊技者は図柄表示手段による図柄の停止表示が進む状況と画像表示手段による図柄の画像の表示状況とによってチャンス目等の出目の出現の期待感をもって遊技を行うことができるとともに、全ての図柄表示列が停止表示されて出目が出現した場合には、図柄表示手段と画像表示手段との両方によりそれを認識することができるので、遊技者がこれら出目を見逃すことを防止できるのである。また、リーチ目やチャンス目等の出目の出現を画像表示手段によりその図柄の画像を表示するようにして遊技者に告知するようにしているので、リーチ目やチャンス目が多くの種類設けられている場合でも、その全てをスロットマシンの前面に表示しておく必要がなく、予め表示しておく出目の図柄パターンを任意に決定することができる。
また、遊技者が停止操作手段の操作により全ての図柄を停止表示させたときにリーチ目やチャンス目等の出目が出現したときに、その出目の図柄パターンを画像表示手段に画像表示することにより遊技者に告知できるようにしているので、遊技者がこれら出目の出現を見逃すことを防止できる。また、リーチ目やチャンス目が多くの種類設けられている場合でも、その全てをスロットマシンの前面に表示しておく必要がなく、予め表示しておく出目の図柄パターンを任意に決定することができる。
このスロットマシンにおいて、上記図柄表示列の全ての図柄を数字で表さすようにしてもよい。図柄の全てを数字で表すことにより、図柄表示手段の停止図柄のパターンからリーチ目やチャンス目が出現したかを確認しやすくでき、遊技者がこれら出目の出現を見逃すことをより防止できるのである。
さらに、上記数字で表した図柄の色を、その数字の種類毎に異なる色で表すようにしてもよい。全ての図柄を数字で表すとともに、その種類毎に異なる色で表すようすることにより、遊技者は数字と色の両方で図柄を確認できるので、数字と色の両方又は覚えやすい方で図柄を確認でき、停止表示された図柄のパターンが特殊且つ複雑な図柄パターンであるリーチ目やチャンス目等の出目であるかを更に容易に認識でき、これらリーチ目やチャンス目を見逃すことを顕著に防止しえるのである。
加えて、本発明は、複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、小役及び入賞により小役よりも大きな特典を付与する特別役を含む複数種類の役の成立に関する内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び遊技に関連した演出画像を表示する画像表示手段を有するスロットマシンを制御するための方法であって、この制御方法は、上記特別役の入賞を許容する遊技状態であることを告知する図柄の組み合わせであるリーチ目及び/又は上記特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性があることを告知する図柄の組み合わせであるチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせを表示するステップを有することを特徴とするスロットマシンの制御方法に係るものである。
さらに加えて、本発明は、複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、小役及び入賞により小役よりも大きな特典を付与する特別役を含む複数種類の役の成立に関する内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び遊技に関連した演出画像を表示する画像表示手段を有するスロットマシンを制御するためのプログラムであって、この制御プログラムは、上記特別役の入賞を許容する遊技状態であることを告知する図柄の組み合わせであるリーチ目及び/又は上記特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性があることを告知する図柄の組み合わせであるチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせを表示するための手順を含み、この手順は、コンピュータにより実行されることを特徴とするスロットマシンの制御プログラムに係るものである。
なお、本発明において「特別役」とは、入賞時に小役よりも大きな特典を遊技者に付与しえる役を意味し、具体的には、例えばRB役やBB役といった大役を挙げることができる。
また、「画像表示手段」としては、例えば、液晶表示装置、LEDドットマトリクス表示装置等様々な画像を可変的に表示できる表示装置を広く上げることができる。
本発明によれば、リーチ目やチャンス目等の遊技者に有用な情報を告知する出目が出現したことを遊技者が見逃すことを防止できる。また、多くの種類のリーチ目やチャンス目を設けることができる。
以下本発明を実施するための最良の実施形態を示すことにより、本発明の特徴とするところを説明する。
[スロットマシンの外観構成]
図1乃至図4を参照して、本実施の形態に係るスロットマシン1は、(1)前面が開放している箱形形状を有している筐体2と、(2)この筐体2に対して開閉自在に取り付けられている前扉3とを備えている。
前扉3の中央部正面には、正面パネル4が装着されている。この正面パネル4の主要部には、表示窓5が形成されている。この表示窓5は、主として、筐体2内の3つの回転リール6L,6C,6Rを観察するためのものであって、各リール6L,6C,6Rの外周面には、それぞれ、複数種類の図柄が周方向に沿って描かれている。これらの図柄は、表示窓5を通して3つずつ、3×3の合計9つが観察される。表示窓5及び各リール6L,6C,6Rの両者は、遊技者に対向するように面して配置されている。
表示窓5の左側には、5つの賭けライン表示ランプ7A,7B,7C,7D,7Eが設けられている。これら賭けライン表示ランプ7A〜7Eは、1回の遊技における有効ラインを示すために点灯するランプである。他方、表示窓5の右側には、スタートランプ8、投入指示ランプ9、リプレイランプ10、アシストタイム(AT)告知ランプ11及びゲームオーバーランプ12が設けられている。スタートランプ8は、遊技が開始できる状態となった場合に点灯又は点滅するランプである。投入指示ランプ9は、メダルをスロットマシン1に投入できる状態である場合に点灯するランプである。リプレイランプ10は、リプレイ役入賞時に点灯するランプである。AT告知ランプ11は、遊技状態がATに移行した場合に点灯するランプである。ゲームオーバーランプ12は、遊技が終了したときに点灯するランプである。これらランプ8〜12は、正面パネル4の上方から下方に向かってこの順で配置されている。
表示窓5上には、当該表示窓5の窓面を通過する5本の賭けライン13A,13B,13C,13D,13Eが設けられている。
表示窓5の下方には、払出数表示器14、ゲーム数表示器15及びクレジット表示器16が設けられている。払出数表示器14は、入賞が発生した場合に遊技者に対して払い出されるメダル数や遊技者に対して与えられるクレジット数を表示する表示器である。ゲーム数表示器15は、BBゲーム中の小役ゲーム数及びJACゲーム数、RBゲーム中のJACゲーム数、並びにATゲーム数等を表示する表示器である。クレジット表示器16は、クレジット数を表示する表示器である。これら表示器14〜16は、7セグメント表示器であって、正面パネル4上で左から右に向かってこの順で配置されている。なお、以下の説明において、「BBゲーム」及び「RBゲーム」の双方を総称するときは「ボーナスゲーム」と称する。
ここに、「クレジット」とは、遊技者が所有する有価価値として、スロットマシン1にストアーされているメダル数である。
前扉3の上部には、上パネル17が装着されている。この上パネル17の中央部には、液晶表示装置(以下、「LCD」という)18が設けられている。このLCD18は、遊技の演出に関連する情報を表示するための手段であって、遊技の状況に応じて種々の演出情報を表示する。なお、代替的には、LED表示装置やEL表示装置を採用して上記遊技演出情報を表示するようにしてもよい。LCD18を挟んで、左右一対のスピーカー19A,19Bが上パネル17に装着されている。これらスピーカー19A,19Bは、遊技の状況に応じて効果音を発するための手段である。他方、前扉3の下部には、下パネル20が装着されている。この下パネル20には、機種名及びイメージデザイン等が印刷されており、その下方には、メダル払出口21及びメダル受け皿22が設けられている。
正面パネル4と下パネル20との間には、操作部23が設けられている。この操作部23には、メダル投入口24、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28が備えられている。メダル投入口24は、操作部23の上面の右側に配置されている。ベットボタン25は、投入口24から投入されたメダルを何枚賭けるかを設定する際に使用されるボタンであって、操作部23の上面において始動レバー26及び左停止ボタン27Lの両者の中間位置に配置されている。始動レバー26は、遊技を開始する際に使用されるレバーであり、他方停止ボタン27L,27C,27Rは、リール6L,6C,6Rの回転を停止させる際に使用されるボタンである。具体的には、左停止ボタン27Lを操作すると、左リール6Lの回転が停止する。中停止ボタン27Cを操作すると、中リール6Cの回転が停止する。右停止ボタン27Rを操作すると、右リール6Rの回転が停止する。これら停止ボタン27L,27C,27Rは、操作部23の正面中央部において各リール6L,6C,6Rに対応して配置されている。これに対して、始動レバー26は、操作部23の正面において停止ボタン27L,27C,27Rの左側に配置されている。クレジット/精算切替ボタン28は、メダルのマニュアル投入モードとクレジットモードとを互いに切り替えるためのボタンであって、操作部23の正面において始動レバー26の左側に配置されている。また、操作部23の上面の中央部には、図示しないが、リーチ目及びチャンス目がパターン表記されている。
マニュアル投入モードでゲームを行う際には、投入指示ランプ9が点灯している間に、メダルを投入口24に投入する必要がある。それゆえ、有効化される賭けライン(有効ライン)は、メダル(遊技媒体)の投入枚数によって異なる。具体的には、メダルを1枚投入すると、表示窓5の中段において水平に延びる第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。このとき、第1の賭けライン13Aの左端に配置されている賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。メダルを2枚投入すると、第1の賭けライン13Aに加えて、表示窓5の上下段において水平に延びる第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。このとき、賭けライン表示ランプAの点灯に加えて、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cの左端に配置されている賭けライン表示ランプ7B,7Cが点灯する。メダルを3枚投入すると、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cに加えて、表示窓5の対角線上の第4の賭けライン13D及び第5賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eに配置されている賭け対象となる。このとき、賭けライン表示ランプ7A〜7Cの点灯に加えて、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eの左端に配置されている賭けライン表示ランプ7D,7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1においては、メダルの賭け枚数は3枚が限度である。
かかるマニュアル投入モードでは、上記有効ライン上で入賞を示す図柄の組み合わせが揃うことに起因して入賞が成立した場合には、その入賞役の種類に応じた数のメダル(利益)が払出口21から受け皿22に払い出される。
他方、クレジットモードにおいて有効化される賭けラインは、ベットボタン25の押圧回数によって異なる。具体的には、ベットボタン25を1回押すと、第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。換言すると、メダル1枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。ベットボタン25を2回押すと、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。換言すると、メダル2枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7A〜7Cが点灯する。ベットボタン25を3回押すと、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B、第3の賭けライン13C、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eが賭け対象となる。換言すると、メダル3枚分が賭け対象となる。それゆえ、賭けライン表示ランプ7A〜7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1では、4回以上の操作は無効となる。
かかるクレジットモードでは、上記有ライン上で入賞図柄の組み合わせが揃い、それによって入賞が成立した場合には、この入賞の発生に伴いクレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダル数がクレジットとしてスロットマシン1にストアーされる。クレジットの上限を超える場合には、その上限を超えた数のメダルが払出口21から受け皿22に払い出される。
上記マニュアル投入モード或いはクレジットモードの手順に則して賭け対象となるメダルの枚数が設定されると、制御装置100(図9参照)は、この設定された賭け枚数分のメダルを取り込む。このメダルの取り込みにより、遊技を開始する条件が整う。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。このスタートランプ8の作動状態において、始動レバー26が操作されると、制御装置100は、全てのリール6L,6C,6Rを一斉に回転させる。
各停止ボタン27L,27C,27Rを押圧操作すると、その操作に対応するリールの回転が停止する。全リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、有効ライン上に入賞役の1つが揃うと、制御装置100は、成立した入賞役の種類に従って、予め定められている利益を上記メダルの入力モードに応じた態様で遊技者に付与する。
図2を参照して、LCD18の左側部領域とスピーカー19Aとの間、及びLCD18の右側部領域とスピーカー19Bとの間には、LCD18に表示される複数の遊技履歴画像のうち所望の遊技履歴画像に切り替え表示を行わせるための切り替えボタンK,Fが、各々上下方向に並ぶように、合計4個設けられている。このLCD18は、左右の側縁がスピーカー19A,19Bと隣接する程度に大きな横幅寸法を有すると共に、その上端縁が前扉3の上端縁に隣接し、且つ、その下端縁が表示窓5の上端縁に隣接する程度に大きな縦幅寸法を有する、非常に大きな表示面を備えている。そのため、従来では一度に表示しきれなかった表示内容が同時に表示される。具体的には、LCD18の3分の1の領域に種々の遊技履歴画像に切り替えるためのメニュー画面が表示され、残りの3分の2の領域にキャラクターなどを用いた演出画像が常時表示される。上記遊技履歴画像のメニューとしては、ボーナスゲームにおける最高メダル獲得枚数や、1日のボーナス当選回数、前回のボーナスゲームから現在までの遊技回数、メダル払出枚数とメダル投入枚数との関係をグラフ化した表、或いは、遊技に関する説明などを例示することができる。これら例示したメニューが予めLCD18上に表示される。切り替えボタンKには、複数のメニューのうちから所望のメニューを選択するために、(1)表示画面上でカーソルを進む方向に移動させるための第1のカーソル移動ボタンK1と、(2)表示画面上でカーソルを戻す方向に移動させるための第2カーソル移動K2とが含まれている。他方、切り替えボタンFには、(1)カーソル移動ボタンK1,K2によって移動したカーソルが示すメニュー内容の遊技履歴画像に切り替えるか否かを決定するための決定ボタンF1と、(2)この切り替えられた遊技履歴画像を元の画像に戻すためのキャンセルボタンF2とが含まれている。
[スロットマシンの内部構成]
図5及び図6を参照して、筐体2内には、リール6L,6C,6R、各リール6L,6C,6Rの駆動源であるステッピングモーターSML,SMC,SMR、ホッパー30及び確率設定ボックス31が備えられている。
リール6L,6C,6Rは、図5に示すように、筐体2内の中央部に配置されており、これらリール6L,6C,6Rを基準として、ホッパー30及び確率設定ボックス31の設置箇所が決定されている。図6に示すように、各リール6L,6C,6Rの回転軸61は、それぞれ、筐体2内のブラケット32に回転自在に支持されており、当該各回転軸61の端部が各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの出力軸に結合されている。
ホッパー30は、メダルの貯留・放出を行うための手段であって、図5に示すように、リール6L,6C,6Rの下方において、筐体2の底面に取り付けられている。他方、確率設定ボックス31は、ホッパー30の左側において、筐体2の底面に取り付けられている。
[リールの図柄及び役の構成]
図7を参照して、各リール6L,6C,6Rの外周面にはそれぞれ21個の図柄が表示され、これら図柄は、全て数字からなり、数字は種類毎に異なった色で表示されている。例えば、数字は、「1」〜「7」の7種類とされ、「3」、「5」及び「7」はそのまま数字のみの表示とされ、これら数字と異なるように「1」、「2」及び「4」〜「6」はマル数字で表されるとともに、小さい表示とされている。また、数字の色は、「1」がピンク色、「2」が黄色、「3」が青色、「4」が水色、「5」が黒色、「6」が黄緑色及び「7」が赤色とされている。
図8を参照して、「3」、「5」及び「7」は特別役の入賞を示す図柄であり、「1」、「2」及び「4」〜「6」は小役の入賞を示す図柄とされている。例えば、青色の「3」及び赤色の「7」はBB役の入賞に関する図柄であり、これら数字が有効ライン上に3個揃い入賞すると15枚のメダルが払い出された後に、遊技状態がBBゲームに移行される。黒色の「5」はRB役の入賞に関する図柄であり、「5」が有効ライン上に3個揃い入賞すると1枚のメダルが払い出された後に、遊技状態がRBゲームに移行される。水色の「4」はリプレイ役の入賞に関する図柄であり、「4」が入賞すると新たにメダルを投入することなく再遊技とされる。黄緑色の「6」は6枚役であり、「6」が入賞すると6枚のメダルが払い出される。黄色の「2」は8枚役であり、「2」が入賞すると8枚のメダルが払い出される。ピンク色の「1」は2枚役で、左リール6Lの有効ライン上に「1」が停止表示されると入賞となり、「1」が停止表示された有効ライン毎に2枚のメダルが払い出される。
また、特別役の入賞を示す図柄「3」、「5」及び「7」は、リールの両端近傍まで張り出すような大きな図柄とされているとともに、濃い色(明瞭な色)、すなわち目立つ色が用いられ、目押しをアシストする。一方、小役の入賞を示す図柄「1」、「2」及び「4」〜「6」は、リールの幅方向中央部に表示され、特別役の入賞を示す図柄よりも小さな図柄とされるとともに、淡い色(中間色)が用いられ、特別役の入賞を示す図柄を引き立たせる役目をしている。
[リーチ目及びチャンス目の構成]
リーチ目は、後述する役の成立に関する内部抽選でボーナス役(BB役及びRB役)が成立しており、当該ボーナス役が入賞可能な遊技状態であるときに表示窓5内の3×3のマトリクス中に出現する図柄のパターン(出目)のことで、任意にまた複数パターン設定することができ、リーチ目が停止表示されることにより遊技者にボーナス役の入賞が可能なことを告知できる。すなわち、リーチ目は、ボーナス役の入賞が許容されている遊技状態であるにもかかわらず、ボーナス役の入賞を果たせないでいるときに出現するものである。リーチ目としては、小役の入賞を示す数字図柄を含めたパターンとして設定するのが好ましく、例えば、マル数字図柄「2−4−2」や「4−2−4」が例えば有効ライン上に揃ったとき、すなわち黄色−水色−黄色や水色−黄色−水色が揃ったときを設定することができる。
一方、チャンス目は、ボーナス役が入賞可能な遊技状態である可能性があるときに表示窓5内の3×3のマトリクス中に出現する図柄のパターン(出目)のことで、任意にまた複数パターン設定することができ、チャンス目が停止表示されることにより遊技者に対してボーナス役の入賞の期待感を高めた遊技を提供することができる。すなわち、チャンス目は、ボーナス役の入賞の可能性もあるが、他の可能性、例えば何れの役も入賞できないハズレの可能性もある出目である。チャンス目としては、小役の入賞を示す数字図柄を含めたパターンとして設定するのが好ましく、例えば、マル数字図柄「6−6−2」や「2−2−4」が例えば有効ライン上に揃ったとき、すなわち黄緑色−黄緑色−黄色や黄色−黄色−水色が揃ったときを設定することができる。
また、これらリーチ目及びチャンス目を一定の規則性をもって設定してもよい。例えば、有効ライン上の数字が左リール6Lから右リールにかけて、例えば、マル数字図柄「1−2−6」といたふうに順次増加したり、逆に「6−4−2」といったふうに減少したりする場合とか、例えば数字図柄「3−2−5」のように3+2=5といった数式が成立するようになっている場合、例えば数字図柄「3−1−5」のように「最高(サイコー)」といった語呂合わせになっている場合のほか、暖色系又は寒色系の色が揃ったりした場合とすることができる。
[制御装置の電気的構成]
図9を参照して、制御装置100は、マイクロコンピューターであって、CPU1001、ROM1002、RAM1003、クロックパルス発生回路1004、乱数発生器1005、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示器駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路10010及びホッパー駆動制御回路10011を備えている。
CPU1001は、スロットマシン1の制御中枢を司るものであって、ROM1002に記憶されているプログラムに従って種々の制御を行う。このCPU1001の制御対象としては、ステッピングモーターSML,SMC,SMR、各種のランプ7A〜7E,8〜12、各種の表示器14〜16、LCD18、スピーカー19A,19B及びホッパー30を挙げることができる。これら各制御要素に対する制御信号は、それぞれ、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路1009及びホッパー駆動制御回路10011を介して、CPU1001から与えられる。
CPU1001には、(1)ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28の各操作信号と、(2)メダル投入検知センサー200及びメダル排出検知センサー300の各センシング出力と、(3)回転位置検出回路400の回転位置検出信号と、(4)キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3の各スイッチング信号とが与えられる。
停止ボタン27L,27C,27Rの操作信号は、リール停止信号処理回路500によって所定の処理が施された後、リール停止信号としてCPU1001に入力される。
メダル投入検知センサー200は、メダル投入口24から投入されたメダルを検知するためのセンサーであって、メダル投入口24に関連して設けられている。他方、メダル排出検知センサー300は、ホッパー30のメダル放出位置に関連して設けられており、そのセンシング信号は、メダル排出完了信号処理回路600によって所定の処理が施された後、メダル排出完了信号としてCPU1001に入力される。
回転位置検出回路400は、各リール6L,6C,6Rの回転位置を検知するための回路であって、各リール6L,6C,6Rに関連して設けられている光センサーや、各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの近傍に設けられているロータリーエンコーダを含んでいる。各リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、CPU1001は、回転位置検出回路400の検出信号に基づいて、有効ライン上での当該各リール6L,6C,6Rの停止図柄の種類を特定する。
キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3は、確率設定ボックス31に内蔵されている。キースイッチSW1は、遊技モードと確率設定モードとを互いに切り替えるためのスイッチである。他方、確率設定スイッチSW2は、役成立抽選に関する当選確率の設定値を切り替えるためのスイッチであって、そのスイッチング信号は、キースイッチSW1によって確率設定モードになっている場合に限り、CPU1001に入力が受け付けられる。
遊技を開始するために、遊技者によって始動レバー26が操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに始動信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が開始される。他方、リール6L,6C,6Rの回転を停止するために、遊技者によって停止ボタン27L,27C,27Rが押圧操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、操作された停止ボタンに対応するリールの回転を停止させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに停止信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が順次停止される。
ROM1002には、(1)スロットマシン1を制御して賭け対象メダルの入力モードに応じた態様でメダルを払い出すための遊技プログラム、(2)この遊技プログラムで用いる変数の初期値、(3)図柄の組み合わせと乱数との対応関係を示すデータ群、(4)LCD18に表示する各種画像データなどが格納されている。この遊技プログラムは、マイクロコンピューターとして機能する制御装置100により実行される。
RAM1003は、CPU1001と互いにインターフェイスをとっており、CPU1001のワーキングエリアとして機能する。具体的には、遊技や図柄変更の制御に必要なフラグや変数の値の書き込み及び読み出しが行われる。それゆえ、RAM1003には、種々の抽選(判定)テーブルを格納するための領域TRが形成されている。特に、このRAM1003のテーブル格納領域TRには、役の成立に関する内部抽選(役抽選)に使用されるテーブル、遊技状態を通常遊技状態(内部当選したボーナス役を累積的に持ち越してストックする遊技状態)からストックされたボーナス役の放出を許容するボーナス役放出許容遊技状態(ボーナス放出モード)に移行させるか否かを抽選により決定する際に使用されるテーブル、及び遊技状態をボーナス放出モードから通常遊技状態に切り替えるか否かを抽選により決定する際に使用されるテーブルが格納されている。
クロックパルス発生回路1004は、基準クロックパルスを発生させるための回路であって、発生させた基準クロックパルスをCPU1001に供給する。
乱数発生器1005は、遊技に関連する種々の電子抽選をマシン内部で行う際に用いられる乱数を発生させ、この発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出するための手段であって、抽出した乱数をCPU1001に供給する。例えば、役成立抽選を行うに際して乱数を発生させるコマンドが、CPU1001から乱数発生器1005に対して与えられると、乱数発生器1005は、所定の範囲の乱数を発生させ、その乱数の値を示す信号を出力する。乱数が乱数発生器1005から入力されると、CPU1001は、その乱数に対応する図柄の組み合わせを定めるために、ROM1002に記憶されているデータ群を検索し、その組み合わせに対応する数値を変数に代入する。
ランプ駆動制御回路1007は、CPU1001からの指示信号に基づいてランプ駆動信号を生成し、この生成したランプ駆動信号を各種のランプ7A〜7E,8〜12に与える。その結果、各種のランプ7A〜7E,8〜12は、所定の事象を告知するために点灯又は点滅する。
表示器駆動制御回路1008は、CPU1001からの指示信号に基づいて表示器駆動信号を生成し、この生成した表示器駆動信号を各種の表示器14〜16に与える。その結果、各種の表示器14〜16は、所定の事象を表示する。
LCD駆動制御回路1009は、CPU1001からの指示信号に基づいてLCD駆動信号を生成し、この生成したLCD駆動信号をLCD18に与える。その結果、LCD18は、その表示面上に種々の遊技演出情報を表示する。
音出力制御回路10010は、CPU1001からの指示信号に基づいて音出力信号を生成し、この生成した音出力信号をスピーカー19A,19Bに与える。その結果、スピーカー19A,19Bは、遊技状況に応じた効果音を発する。
ホッパー駆動制御回路10011は、CPU1001からの指示信号に基づいてホッパー駆動信号を生成し、この生成したホッパー駆動信号をホッパー30に与える。その結果、ホッパー30は、貯留しているメダルを受け皿22に放出する。
[制御の流れ]
図10を参照して、まず、通常遊技状態においては、制御装置100内のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットが完了するのを待つ(ステップS1)。マニュアル投入モードでメダルを投入口24から投入したり、クレジットモードでベットボタン(ベットスイッチ)25を押してメダルをスロットマシン1に投入したりすることによって、賭けラインが有効化されると、CPU1001は、ベットが完了したと判断し、始動レバー26が操作されるのを待つ(ステップS2)。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。
始動レバー(始動スイッチ)26が操作されると、CPU1001は、役抽選を行う(ステップS3)。具体的には、CPU1001は、乱数発生器1005が発生した乱数を抽出し、この乱数を、ROM1002に格納されている役抽選用の判定テーブル(乱数の範囲と各種役とを対応付けたテーブル)に照合して、何れの役が当選したか、何れの役も当選していないかを決定する。このとき、役が当選すると、CPU1001は、当選役の成立フラグをセットし、内部当選した役の入賞図柄の組み合わせを決定する。
上記役抽選が終了すると、CPU1001は、上記役抽選において内部的にはずれ役が当選したか否かを判別する(ステップS4)。このとき、はずれ役が内部当選している場合には、CPU1001は、ボーナス役フラグが有るか、すなわちボーナスストックがあるか否かを判定し(ステップS5)、ボーナス役フラグがある場合には、処理をステップS21(図11)に移す。上記「はずれ役」とは、遊技者への利益付与(メダル払出)を伴わない役であって、その当選確率は、例えば1/8000と極めて低く設定されている。なお、代替的に、チェリー役等の特定小役が内部当選することを条件として、処理をステップS5に移すようにしても構わない。一方、ステップS5において、ボーナス役フラグがない場合には、CPU1001は、処理をステップS8に移す。
上記ステップS4においてはずれ役が当選していないと判定された場合には、CPU1001は、上記役抽選において内部的にボーナス役が当選したか否かを判別する(ステップS6)。このとき、ボーナス役が内部当選している場合には、CPU1001は、ボーナス役フラグを持ち越すために累積的にストックし(ステップS7)、その後、処理をステップS8に移す。他方、ボーナス役が内部当選していない場合には、CPU1001は、上記フラグストック処理を行うことなく、処理をステップS8に移す。
ステップS8に移行すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させる。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動表示が開始される。
リール6L,6C,6Rの回転が開始されると、CPU1001は、停止ボタン(停止スイッチ)27L,27C,27Rが押圧操作されるのを待つ(ステップS9)。停止ボタン27L,27C,27Rのいずれかが操作されると、CPU1001は、対応するリールの停止処理を実行する(ステップS10)。ここで、ボーナス役が内部当選している状態では、CPU1001は、リール6L,6C,6Rを停止する際に、ボーナス役の入賞図柄の組み合わせが有効ラインに沿って揃わないように、蹴飛ばし制御を行う。これに対し、ボーナス役以外の役(例えば、小役等)が内部当選している状態では、CPU1001は、リール6L,6C,6Rを停止する際に、当該役の入賞図柄の組み合わせが有効ラインに沿って揃い易いように、引き込み制御を行う。その後、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止するのを待つ(ステップS11)。
全停止ボタン27L,27C,27Rの停止操作が完了し、且つ、全リール6L,6C,6Rの回転が停止すると、CPU1001は、入賞判定処理及び払出処理(利益付与処理)を行う(ステップS12及びステップS13)。上記入賞判定処理において役(例えば、小役)の入賞が成立している場合には、CPU1001は、上記払出処理において当該入賞役に応じた利益を賭け対象メダルの入力モードに則した態様で遊技者に付与する。具体的には、マニュアル投入モードでは、メダルが受け皿22に払い出される。これに対して、クレジットモードでは、クレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダルがクレジットとして、スロットマシン1にストアーされる。但し、クレジットの上限を超える場合には、その上限を超える数のメダルが受け皿22に払い出される。この払出態様は、以下においても同じである。その後、入賞判定処理及び払出処理が終了すると、CPU1001は、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。
図11を参照して、ステップS21に移行すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rを回転させ、その後、停止ボタン27L,27C,27Rの押圧操作(目押し)が行われるのを待つ(ステップS22)。停止ボタン27L,27C,27Rのいずれかが操作されると、CPU1001は、対応するリールの停止処理を実行する(ステップS23)。このリール停止処理において、チャンス目、例えばマル数字図柄組み合わせ「6−6−2」を有効ライン上又は表示窓5内に引き込み停止する。
全停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが完了し、且つ、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止すると(ステップS24:YES)、CPU1001は、有効ライン上又は表示窓5内にチャンス目が停止表示されたかを判定する(ステップS25)。チャンス目が停止表示されている場合には、CPU1001は、例えば図14(a)に示すように、「チャンス」という文字画像とともに、チャンス目図柄の組み合わせを画像としてLCD18に表示し(ステップS26)、処理をステップS27に移す。なお、このチャンス目図柄の組み合わせの画像表示は、適当な時間表示した後に消去すればよく、例えば表示を開始してから所定時間、例えば5秒経過後に消去するようにしてもよいし、後述するステップS30における次ゲームの始動レバー操作時に消去するようにしてもよい。一方、上記ステップS25において、チャンス目が出現していないと判定された場合には、CPU1001は、LCD18においてチャンス目画像の表示を行うことなく、処理をステップS27に移す。
処理がステップS27に移行されると、CPU1001は、遊技状態を通常遊技状態からボーナス役の放出(入賞)が許容される遊技状態(ボーナス放出モード)に切り替えるか否かの決定を行うボーナス放出抽選を行う(ステップS27)。具体的には、CPU1001は、乱数をサンプリングし、このサンプリングした乱数の値をパラメーターとしてRAM1003に格納されている抽選テーブルを参照し、それによって当否を決定する。この抽選の当否を判定するステップS28において、サンプリング乱数値が当たりの範囲内の値である場合には、CPU1001は、ステップS29のベット完了判定処理、ステップS30の始動スイッチ操作判定処理を行った後、処理を図12のステップS31に移す。他方、ステップS28において、サンプリング乱数値がはずれの範囲内の値である場合には、CPU1001は、処理をステップS1に戻して通常遊技状態を継続する。なお、上記ステップS27及びステップS28のボーナス放出抽選及びその当否を判定するステップを省略して、ステップS4ではずれ役が内部当選したことを条件としてボーナス役放出許容遊技状態に移行させるようにしてもよい。
図12を参照して、ステップS31に移行すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rを回転させ、遊技状態を通常遊技状態から上記ストックされたボーナス役の入賞図柄の組み合わせが有効ライン上に停止可能なリールの停止制御態様とされた遊技状態(ボーナス放出モード)に切り替えるために、リール6L,6C,6Rの停止制御態様を、ボーナス役図柄に関し上記蹴飛ばし制御から上記引き込み制御に切り替える(ステップS32)。また、この切り替えられたリールの停止制御においては、ボーナス役図柄とともに、リーチ目を有効ライン上又は表示窓5内に引き込まれるようにされている。
その後、停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが行われるのを待ち(ステップS33)、停止ボタン27L,27C,27Rのいずれかが操作されると、CPU1001は、対応するリールの停止処理を実行する(ステップS34)。このリール停止処理においては、上述のように、ボーナス役の入賞図柄の組み合わせが有効ライン上に停止されるように引き込み停止制御が実行されるが、停止ボタン27L,27C,27Rの押圧操作のタイミングがボーナス役図柄である「7」、「3」又は「5」の組み合わせを有効ライン上に停止できない態様の場合、すなわちボーナス役の入賞が許容された遊技状態において停止ボタンの押圧操作のタイミングがずれて引き込み停止制御による最大滑りコマ数内のタイミングで押圧操作が成されなかった場合には、リーチ目、例えばマル数字図柄の組み合わせ「2−4−2」を有効ライン上又は表示窓5内に引き込み停止する。
全停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが完了し、且つ、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止すると(ステップS35:YES)、CPU1001は、有効ライン上又は表示窓5内にリーチ目が停止表示されたかを判定する(ステップS36)。リーチ目が停止表示されている場合には、CPU1001は、例えば図14(b)に示すように、「リーチ」という文字画像とともに、リーチ目図柄の組み合わせを画像としてLCD18に表示し(ステップS37)、処理をステップS46に移す。なお、このリーチ目図柄の組み合わせの画像表示は、適当な時間表示した後に消去すればよく、例えば表示を開始してから所定時間、例えば5秒経過後に消去するようにしてもよいし、後述するステップS47(図13参照)における次ゲームの始動レバー操作時に消去するようにしてもよい。一方、上記ステップS36において、リーチ目が出現していないと判定された場合には、CPU1001は、LCD18においてリーチ目画像の表示を行うことなく、処理をステップS38に移す。
処理がステップS38に移行すると、CPU1001は、ボーナス役が入賞したかを判定する。ボーナス役が入賞したと判定した場合には、CPU1001は、ボーナス役の入賞に相当するメダル数を払出し(ステップS39)、その後所定のボーナスゲーム処理を実行し(ステップS40)、ボーナスゲーム終了後、処理をステップS41に移す。他方、ステップS38でボーナス役の入賞が成されていないと判定した場合には、CPU1001は、処理を図13のステップS46に移行する。ステップS46に移行すると、CPU1001は、ベットが完了し、始動レバー26が操作されるのを待ち(ステップS47)、始動レバー26が操作されると、処理をステップS31に戻す。
ステップS41に移行すると、CPU1001は、ストックされているボーナス役フラグの数を1減算し、その後ボーナス役フラグのストック数が残存しているか、すなわち0でないかを判定する(ストップS42)。ボーナス役フラグのストックが残存すると判定された場合には、CPU1001は、ボーナス放出モードを継続するか否かのボーナス放出モード滞在抽選を実行する(ステップS43)。
このステップS43のボーナス放出モード滞在抽選に移行すると、具体的には、CPU1001は、乱数をサンプリングし、このサンプリングした乱数の値を、RAM1003に格納されている、乱数値範囲と当否とを対応付け、例えば当選確率4/5とされた抽選テーブルに参照することにより抽選を行い、その後この抽選の当否判定を行う(ステップS44)。サンプリング乱数値が当たりの範囲内の値である場合には、CPU1001は、処理をステップS29に戻し、ボーナス放出モード遊技を継続する。他方、同ステップS44において、サンプリング乱数値がはずれの範囲内の値である場合には、CPU1001は、リール停止制御をボーナス役の入賞図柄の組み合わせを有効ライン上に停止させない態様に切り替え(ステップS45)、その後処理をステップS1に移して遊技状態を通常遊技状態に戻す。
上記ステップS42において、ボーナス役フラグのストックが無いと判定された場合には、CPU1001は、リール停止制御を切り替え(ステップS45)、その後処理をステップS1に移して遊技状態を通常遊技状態に戻す。
このように、本実施の形態においては、リーチ目及びチャンス目が出現したときに、その画像をLCD18に表示するようにしている。また、リール上の図柄を数字で表すとともに、各種数字毎に異なる色彩で表すようにしているので、リーチ目やチャンス目が停止表示されたことを遊技者が極めて認識しやすくできるのである。
なお、上記実施の形態では、全リール6L,6C,6Rが停止したときに、有効ライン上に表示窓5内にリーチ目又はチャンス目が停止表示されたときにLCD18にその画像を表示することにより、リーチ状態である又はチャンス状態であることを報知するようにしているが、これに代えて、遊技者が各停止ボタン27L,27C,27Rを順次操作し、変動表示される図柄を順次停止表示させていくときに、リーチ目又はチャンス目の図柄の組み合わせ(パターン)となる可能性が残されているうちは、変動表示されている図柄表示列を除いてそれまでの停止図柄の画像を、画像表示装置に表示するようにしてもよい。すなわち、最終的に全てのリール6L,6C,6Rを停止させたときに未だLCD18にリーチ目又はチャンス目画像が表示されていれば、リーチ目又はチャンス目が出現したことになり、このようにすることにより3つの停止ボタン27L,27C,27Rを順次操作していくたびに、図柄画像がLCD18に現れるか又は消えてしまうかという楽しみを遊技者に提供することができる。
本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外観構成を示す斜視図である。 スロットマシンの正面図である。 スロットマシンの側面図である。 スロットマシンの上面図である。 スロットマシンの内部構成を示す斜視図であって、前扉を開けた状態を示す。 スロットマシンの一部を切り欠いて示す側面図である。 回転リール上の図柄配列を示す図である。 役の入賞図柄の組み合わせを示す説明図である。 制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 遊技全体の制御の流れを示すフローチャートである。 遊技全体の制御の流れを示すフローチャートであって、図10の続きを示す。 遊技全体の制御の流れを示すフローチャートであって、図11の続きを示す。 遊技全体の制御の流れを示すフローチャートであって、図12の続きを示す。 LCDに表示される(a)チャンス目図柄の組み合わせ画像、及び(b)リーチ目図柄の組み合わせ画像の例を示す図である。
符号の説明
1 スロットマシン
5(5L,5C,5R) 表示窓
6A,6C,6R 回転リール
18 LCD
26 始動レバー
27L,27C,27R 停止ボタン
100 制御装置
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM

Claims (5)

  1. 複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、役の成立に関する内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び遊技に関連した演出画像を表示する画像表示手段を有するスロットマシンにおいて、
    上記役抽選手段により抽選される役の種類として小役及び入賞により小役よりも大きな特典を付与する特別役が設けられており、上記特別役の入賞を許容する遊技状態であることを告知する図柄の組み合わせであるリーチ目及び/又は上記特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性があることを告知する図柄の組み合わせであるチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせ画像を表示する制御手段を有することを特徴とするスロットマシン。
  2. 上記図柄表示列の全ての図柄が数字で表されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットマシン。
  3. 数字で表された図柄が、図柄の種類毎に異なる色で表されることを特徴とする請求項3に記載のスロットマシン。
  4. 複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、小役及び入賞により小役よりも大きな特典を付与する特別役を含む複数種類の役の成立に関する内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び遊技に関連した演出画像を表示する画像表示手段を有するスロットマシンを制御するための方法であって、
    この制御方法は、
    上記特別役の入賞を許容する遊技状態であることを告知する図柄の組み合わせであるリーチ目及び/又は上記特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性があることを告知する図柄の組み合わせであるチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせ画像を表示するステップを有することを特徴とするスロットマシンの制御方法。
  5. 複数種類の図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示列を横方向に複数並設した図柄表示手段、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段、小役及び入賞により小役よりも大きな特典を付与する特別役を含む複数種類の役の成立に関する内部抽選を行うための役抽選手段、複数の図柄変動列に対応して設けられ、図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段、役抽選手段により成立した役の入賞を示す図柄の組み合わせが複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示されたときに入賞と判定する入賞判定手段、及び遊技に関連した演出画像を表示する画像表示手段を有するスロットマシンを制御するためのプログラムであって、
    この制御プログラムは、
    上記特別役の入賞を許容する遊技状態であることを告知する図柄の組み合わせであるリーチ目及び/又は上記特別役の入賞を許容する遊技状態である可能性があることを告知する図柄の組み合わせであるチャンス目が図柄表示手段により停止表示したときに、上記画像表示手段にリーチ目及び/又はチャンス目の図柄の組み合わせ画像を表示するための手順を含み、
    この手順は、コンピュータにより実行されることを特徴とするスロットマシンの制御プログラム。
JP2004085871A 2004-03-24 2004-03-24 スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム Pending JP2005270243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004085871A JP2005270243A (ja) 2004-03-24 2004-03-24 スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004085871A JP2005270243A (ja) 2004-03-24 2004-03-24 スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005270243A true JP2005270243A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35170524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004085871A Pending JP2005270243A (ja) 2004-03-24 2004-03-24 スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005270243A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282714A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Sankyo Kk スロットマシン
JP2013085886A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Sankyo Co Ltd スロットマシン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282714A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Sankyo Kk スロットマシン
JP2013085886A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Sankyo Co Ltd スロットマシン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5099678B2 (ja) 遊技機
JP2007289517A (ja) 遊技機
JP2004201966A (ja) 遊技機および表示画面制御方法
JP2006000451A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP2017006383A (ja) 遊技機
JP2007029631A (ja) スロットマシン
JP2006020791A (ja) スロットマシン及びスロットマシンの制御方法
JP2007167592A (ja) 遊技機
JP2006239061A (ja) スロットマシン
JP2006000452A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP5660552B1 (ja) 遊技機
JP2009240367A (ja) 遊技機
JP2006239295A (ja) スロットマシン及びスロットマシンの制御方法
JP2006305273A (ja) 遊技機
JP2005230179A (ja) スロットマシン
JP2006305128A (ja) スロットマシン
JP2005270243A (ja) スロットマシン、スロットマシンの制御方法及びスロットマシンの制御プログラム
JP2008245783A (ja) 遊技機
JP2006130066A (ja) スロットマシン
JP2006320437A (ja) スロットマシン
JP2005245726A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP2004344635A (ja) スロットマシン
JP2005192847A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP2004201965A (ja) 遊技機および表示画面制御方法
JP2006271413A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法