JPH09294109A - 光増幅双方向伝送装置 - Google Patents
光増幅双方向伝送装置Info
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- JPH09294109A JPH09294109A JP8303346A JP30334696A JPH09294109A JP H09294109 A JPH09294109 A JP H09294109A JP 8303346 A JP8303346 A JP 8303346A JP 30334696 A JP30334696 A JP 30334696A JP H09294109 A JPH09294109 A JP H09294109A
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Abstract
通信を行う光増幅双方向伝送装置に関し、光増幅を用い
た双方向伝送における光伝送路の分断を検知して光伝送
の遮断を行うことを目的とする。 【解決手段】 第1のODC31で信号光送信部22か
らの送信号と励起光源32からの他局と波長の異なる励
起光とを合波して光増幅部34の入力側より供給し、第
2のODC36で送信側に出力し、又は受信光を信号受
信部23又は制御手段の第2のBPF39に分波する。
第2のBPF39で受信光に反射光としての自局の励起
光と同一波長の励起光を含むときに励起光受信部40で
受信させ、受信に応じて励起光源制御部41が励起光源
32の出力を停止させるように制御する構成とする。
Description
光伝送路で双方向通信を行う光増幅双方向伝送装置に関
する。近年、伝送路として光ファイバを用いた通信が普
及して長距離伝送が行われるようになってきている。そ
のための光増幅技術や双方向伝送技術の向上が望まれて
いる。
伝送を行うために、送信を行う光信号を増幅する光増幅
装置を備えるようになってきている。そこで、図41
に、従来の光増幅装置の構成図を示す。図41に示す光
増幅装置11は、光送信光と、励起光源12からの励起
光とが合波器13で合波され、光ファイバ型の光増幅器
14で増幅される。そして、光アイソレータ15を介し
て光ケーブル16に出力する構成のものである。
は、光送信光と合波された励起光が光増幅器14の反射
分布状態の媒質中を高い周波数の光波で数回通過するこ
とにより、該媒質中のレーザ作用で関与するエネルギ準
位のさらに高い準位を励起して増幅を行うものである。
また、光アイソレータ15は、反射光による光増幅の不
安定な発振を防止するためのものである。
ような光増幅装置11は、光アイソレータが光ケーブル
16側に設けられていることから、逆方向の光信号が遮
られて双方向伝送を行うことができないという問題があ
る。
ものとして、例えば、特開昭58−115948号公報
や特開平6−53585号公報等が知られているが、こ
れらは光アイソレータを使用しないものであり、上述の
ように反射光により光増幅の不安定な発振を招くことに
なる。
を用いて双方向伝送を行う場合として、例えば合波器1
3(励起光源12)を光アイソレータ15より光ケーブ
ル16側に設け、逆方向の光信号(受信光)が光アイソ
レータ15を通らないように光受信部を接続することで
実現することができるが、上記光アイソレータを用いな
い場合と同様に、光ケーブル16が分断されたときに該
分断面での自局送信光の反射光が光増幅による高レベル
となっていることから自局受信部において、通信先から
の信号光か、ケーブルの分断による反射光かを判断する
ことができない。
することができないもので、光ケーブル16の分断面よ
り高レベルの光エネルギが出力されるという問題があ
る。そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
光増幅を用いた双方向伝送における光伝送路の分断を検
知して光伝送の遮断を行う光増幅双方向伝送装置を提供
することを目的とする。
受信手段及び送信手段を備える光増幅双方向伝送装置に
おいて、対向局と異なる波長の励起光を生成する励起光
源と、前記送信手段からの送信光と前記励起光とを光増
幅手段に供給する第1の光学手段と、前記光増幅手段で
増幅された光信号を光伝送路側に出力し、前記光伝送路
より入力された光信号を前記受信手段側と制御手段とに
分波する第2の光学手段と、前記第2の光学手段から光
信号が入力され、自局の前記励起光源で生成された前記
励起光と同一波長の光を含むか否かを判断し、含む場合
に前記光増幅手段の出力を停止させる制御手段と、を有
して光増幅双方向伝送装置が構成される。
は、前記励起光源からの出力を停止することにより前記
光増幅手段の出力を停止させる。請求項3では、請求項
1記載の第1の光学手段は、前記光増幅手段の出力側に
設けられ、前記光増幅手段に前記励起光源からの励起光
を供給すると共に、前記励起光を前記光伝送路側にも供
給する。
前記光増幅手段の出力側に入力切り替えを行う第1の光
スイッチが設けられると共に、前記励起光源の出力側に
前記第1の光学手段及び前記第1の光スイッチへの出力
を切り替える第2の光スイッチが設けられ、前記制御手
段は、入力された信号に自局の励起光と同一波長の励起
光を含む場合、前記励起光源に変調をかけて所定パター
ンの試験信号を前記第1及び第2の光スイッチを介して
前記光伝送路に送出させ、前記試験信号を受信したとき
に前記励起光源からの出力を停止させる手段を備える。
前記制御手段は、入力された信号に自局の励起光と同一
波長の励起光を含む場合、前記送信手段からの送信光の
出力を停止させる。請求項6では、請求項2又は3にお
いて、前記送信手段より出力される送信光に所定パター
ンの信号を挿入させる信号多重化手段と、前記受信手段
で受信した光信号より前記所定パターンの信号を分離す
る信号分離手段を設け、前記制御手段が、入力された信
号に自局の励起光と同一波長の励起光を含む場合、前記
信号多重化手段を制御して前記所定パターンの信号を送
信光に多重化させ、前記受信手段で受信した光信号より
前記信号分離手段が前記所定パターンの信号を分離した
ときに前記励起光源からの出力を停止させるよう制御し
てなる。
前記制御手段は、入力された信号に自局の励起光と同一
波長の励起光を含む場合、前記励起光源へのバイアスを
制御してこれに応じた励起光を前記光伝送路に送出させ
た後に入力された励起光が、前記バイアスとの関係のレ
ベルが変動するときに前記励起光源からの出力を停止さ
せる手段を備える。
信手段からの送信光と励起光とを合波する光学手段を前
記光増幅手段の入力側に設ける。請求項9では、請求項
8において、前記光増幅手段の出力側に入力切り替えを
行う第1の光スイッチが設けられると共に、前記励起光
源の出力側に前記第1の光学手段、前記光学手段及び前
記第1の光スイッチへの出力を切り替える第2の光スイ
ッチが設けられ、前記制御手段は、入力された信号に自
局の励起光と同一波長の励起光を含む場合、前記励起光
源に変調をかけて所定パターンの試験信号を前記第1及
び第2の光スイッチを介して前記光伝送路に送出させ、
前記試験信号を受信したときに前記励起光源からの出力
を停止させる手段を備える。
制御手段は、入力された信号に自局の励起光と同一波長
の励起光を含む場合、前記送信手段からの送信光の出力
を停止させる手段を備える。請求項11では、請求項8
において、前記送信手段より出力される送信光に所定パ
ターンの信号を挿入させる信号多重化手段と、前記受信
手段で受信した光信号より前記所定パターンの信号を分
離する信号分離手段を設け、前記制御手段が、入力され
た信号に自局の励起光と同一波長の励起光を含む場合、
前記信号多重化手段を制御して前記所定パターンの信号
を送信光に多重化させ、前記受信手段で受信した光信号
より前記信号分離手段が前記所定パターンの信号を分離
したときに前記励起光源からの出力を停止させるよう制
御してなる。
制御手段は、入力された信号に自局の励起光と同一波長
の励起光を含む場合、前記励起光源へのバイアスを制御
してこれに応じた励起光を前記光伝送路に送出させた後
に入力された励起光が、前記バイアスとの関係のレベル
が変動するときに前記励起光源からの出力を停止させる
手段を備える。
は、第1の光学手段で送信光と励起光源からの対向局と
波長の異なる励起光とを光増幅手段の入力側より供給
し、第2の光学手段で送信又は受信手段に分波し、制御
手段が受信光に反射光として自局の励起光と同一波長の
光を含むことで光伝送路の分断を判断して励起光源から
の出力を停止させて光増幅手段からの出力を停止する。
これにより、光増幅を用いた双方向伝送における光伝送
路の分断が容易に検知されて光伝送路の遮断が可能とな
り、分断面からの高レベルの光出力されるのを防止する
ことが可能となる。
光を、光増幅手段の出力側に設けられた第1の光学手段
及び光伝送路側に供給する。これにより、光増幅手段の
出力側より励起すると共に送信光にも励起光を含ませら
れることから、励起方式を異ならせても光伝送路の分断
を検知して光伝送の遮断を行わせることが可能となる。
伝送路の分断を判断したときに励起光源から変調された
試験信号を生成させる手段を備えて、励起光源からの試
験信号の励起光を選択出力させる第1の光スイッチ及び
光増幅手段の出力側に設けられた第2の光スイッチを介
して光伝送路より送出させ、受信光に該試験信号の励起
光が含まれるときに励起光源からの出力を停止させる。
これにより、光増幅を用いた双方向伝送における光伝送
路の分断を確実に検知して光伝送の遮断を行うことが可
能となる。
受信光より光伝送路の分断を判断したときに送信手段か
らの送信光の出力を停止させる。これにより、励起光源
からの出力停止と共に、総ての光伝送の遮断を行うこと
が可能となる。請求項6又は11の発明では、制御手段
に入力される光信号に自局の励起光と同一波長の励起光
を含むときに送信手段より出力される送信光に信号多重
手段で所定パターンの信号を多重化させて送信した後に
受信手段での受信光より信号分離手段で該信号を分離さ
せることで制御手段が光伝送路の分断を判断して励起光
源からの出力を停止させる。これにより、光増幅を用い
た双方向伝送における光伝送路の分断を確実に検知して
光伝送の制御を行うことが可能となる。
入力される光信号に自局の励起光と同一波長の励起光を
含むときに励起光源へのバイアスを制御して光伝送路に
送出させ、入力された励起光に該バイアスとの関係のレ
ベル変動を判断して光伝送路の分断を判断し、励起光源
からの出力を停止させる。これにより、光増幅を用いた
双方向伝送における光伝送路の分断を確実に検知して光
伝送の遮断を行うことが可能となる。
の入力側及び出力側に設けた第1の光学手段及び光学手
段に供給して、該光増幅手段の入出力側の両方より励起
して光増幅させるもので、このような光増幅方式であっ
ても双方向伝送における光伝送路の分断を検知して光伝
送の遮断を行うことが可能となる。
成図を示す。図1は、光増幅双方向伝送装置21A を示
したもので、送信手段である信号光送信部22及び受信
手段である信号光受信部23と、光伝送路である光ファ
イバケーブルで形成された光ケーブル24との間に光フ
ァイバにより光学的に接続されたものである。この信号
光送信部22は送信するデータの光信号を変調して出力
するものである。
送部22からの波長λ1 の送信光が出力されて第1の光
学手段である第1のODC(光方向性結合器(合波))
31に入力される。また、第1のODC31には励起光
源32で生成された波長λ2(他局とは異なる波長)の
励起光が入力されて上記送信光と合波して第1の光アイ
ソレータ33に出力する。なお、第1のODC31にお
ける出力側の不要な光ファイバの端面31a はマッチン
グオイル等で処理される。
バ型(例えばエルビウム光ファイバ型)の光増幅部34
に入力されて、ここで励起光による送信光の光増幅が行
われ、第2の光アイソレータ35を介して第2の光学手
段である第2のODC(分波)36に入力される。上記
光増幅部34並びに第1及び第2の光アイソレータ3
3,35により、反射光による発振が防止される光増幅
手段が構成される。従って、第1のODC31は、光増
幅手段の入力側に設けられることになる。
方は波長λ3 の光信号のみを通過させる第1のBPF
(バンドパスフィルタ)37を介して信号光受信部23
に接続される。また、他方は第3の光学手段である第3
のODC(分波)38に接続される。従って、励起光λ
2 及び光増幅部34で増幅された送信光(λ1 )は第1
のBPF37により減衰されて信号受信部23には供給
されず、第3のODC38にのみ入力される。
38からの送信光を光ケーブル24に送出すると共に、
受信時には光ケーブル24より受信した受信光を第2の
ODC36に供給する一方で、第2のBPF(BEF
(バンドエリミネートフィルタ)でもよい)39に供給
する。なお、第3のODC38に接合された光ファイバ
の不要な光ファイバの端面38a はマッチングオイル等
で処理される。
成した励起光と同一波長)の受信した励起光のみを通過
させるもので、通過された励起光(λ2 )は励起光受信
部40により受信した旨の信号励起光源制御部41に送
出される。この励起光源制御部41は、励起光受信部4
0からの信号に応じて励起光源32に対して励起光の出
力を停止するように制御するものである。上記の第2の
BPF39、励起光受信部40及び励起光源制御部41
により制御手段を構成する。
成図を示す。図2では信号送信部22をOSで示し、信
号光受信部23をORで示している(以下の第2〜第1
5実施例及び変形例においても同様である)。図2にお
いて、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされてい
ない場合)にはOS22からの送信光は第1のODC3
1で励起光源32からの励起光(λ2)と合波され、光
増幅部34で増幅された後、第2のODC36及び第3
のODC38を通って光ケーブル24に出力されて対向
局に送られる。すなわち、対向局に送られる光信号は送
信光と励起光(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
励起光源32より励起光の出力を停止させるように制御
するものである。換言すれば、励起光受信部40で自局
の励起光の波長と同一波長の励起光を受信することは、
他局の励起光の波長と異ならせた自局から送信した励起
光が戻ってきたことになって光ケーブル24で分断が生
じたことを判断することができるものである。
らは高エネルギの励起光が出力されることを防止するこ
とができるもので、光増幅を行って双方向伝送を行う光
通信システムを容易に構築することができるものであ
る。ところで、このような光増幅双方向伝送装置21
は、既存のOS22及びOR23を備える局に対して、
該OS22及びOR23と光ケーブル24間に挿入した
状態で設置することができ、既存の一方向又は双方向光
伝送を、光ケーブル24の分断の判断可能な安定した光
増幅の双方向伝送を容易に実現することができるもので
ある。
図を示す。図3に示す光増幅双方向伝送装置21B は、
第1実施例において、励起光源32と第1のODC31
との間に第1の光スイッチ42を介在させ、該第1の光
スイッチ41の一方の出力端子P1 より第1のODC3
1に励起光(λ2 )を供給する。また、第2の光アイソ
レータ35と第2のODC36との間に第2の光スイッ
チ43を介在させている。この第2の光スイッチ43の
一方の入力端子P1 には第2の光アイソレータ35から
出力された光信号が入力され、他方の入力端子P2 に
は、第1の光スイッチ42の他方の出力端子P2 より励
起光(λ2 )が供給される。第2の光スイッチ43より
第2のODC36に光信号を送出する。
励起光源制御部41との間に試験信号であるアラーム信
号の生成等を行う手段としてアラーム信号通信回路44
が介在される。このアラーム信号通信回路44は励起光
受信部40からの信号に応じて所定パターンのアラーム
信号を生成し、一方で該励起光受信部40から送られて
くる受信されたアラーム信号のパターンを検出してそれ
ぞれに応じて励起光源部41に信号を送出する。また、
アラーム信号通信回路44は、アラーム信号を生成した
際に、第1及び第2の光スイッチ42,43を切り替え
るもので、通常時にはP1 端子の状態とする。他の構成
は第1実施例と同様である。
21B は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第1のOD
C31で励起光源32からの励起光(λ2 )と合波さ
れ、光増幅部34で増幅された後、第2の光スイッチ4
3、第2のODC36及び第3のODC38を通って光
ケーブル24に出力されて対向局に送られる。すなわ
ち、対向局に送られる光信号は送信光と励起光(λ2 )
である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号をアラーム
信号通信回路44に出力する。該アラーム信号通信回路
44は、第1及び第2の光スイッチ42,43をP2 側
に切り替えを行わせると共に、所定パターンのアラーム
信号を励起光源制御部41に送出して励起光源32に変
調をかけさせて第1及び第2の光スイッチ42,43、
第2及び第3のODC36,38を介して局外の光ケー
ブル24上に出力する。
る反射光が第2のBPF39及び励起光受信部40で受
信され、アラーム信号通信回路44において反射光に含
まれるアラーム信号のパターンと自らのアラーム信号の
パターンとを比較し、一致したときにケーブル分断と判
断して励起光源制御部41より励起光源32からの出力
を停止させるものである。
幅を用いた双方向伝送における光ケーブル24の分断を
確実に検知することができ、光伝送を遮断することがで
きるものである。次に、図4に、本発明の第3実施例の
構成図を示す。図4に示す光増幅双方向伝送装置21C
は、第1実施例の制御手段に光ケーブル24の分断時に
OS22より送信光の出力を停止させる手段としてのA
LS(Automatic Laser Shutdown) 駆動回路45を設け
たもので、他の構成は第1実施例と同様である。このA
LS駆動回路45は励起光源制御部41からの制御信号
により駆動され、OS22からの送信光の出力を自動的
に停止させるものである。
21C は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第1のOD
C31で励起光源32からの励起光(λ2 )と合波さ
れ、光増幅部34で増幅された後、第2のODC36及
び第3のODC38を通って光ケーブル24に出力され
て対向局に送られる。すなわち、対向局に送られる光信
号は送信光と励起光(λ 2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
励起光源32より励起光の出力を停止させるように制御
すると共に、ALS駆動回路45によりOS22より送
信光の出力を停止させるように制御するものである。
幅を用いた双方向伝送における光ケーブル24の分断を
確実に検知することができ、光伝送を励起光のみならず
送信光をも遮断することができるものである。次に、図
5に、本発明の第4実施例の構成図を示す。図5に示す
光増幅双方向伝送装置21D は、第1実施例におけるO
S22に励起光源制御部41で制御される信号多重化手
段であるMUX部(信号多重化部)46を接続すると共
に、OR23に励起光源制御部41に対して分離信号を
送出する信号分離手段であるDMUX部(信号分離部)
47を接続したもので、他の構成は第1実施例と同様で
ある。
の制御に応じてOS22から出力される送信光の例えば
オーバヘッドバイトに所定パターンの信号を挿入するも
のである。また、DMUX部47はOR23で受信した
受信光の例えばオーバヘッドバイトよりMUX部46で
挿入された所定パターンの信号を分離して励起光源制御
部41に送出するものである。
21D は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第1のOD
C31で励起光源32からの励起光(λ2 )と合波さ
れ、光増幅部34で増幅された後、第2のODC36及
び第3のODC38を通って光ケーブル24に出力され
て対向局に送られる。すなわち、対向局に送られる光信
号は送信光と励起光(λ 2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
MUX部46に対してOS22からの送信光のオーバヘ
ッドバイトに所定パターンの信号を挿入させて該OS2
2より出力させる。光ケーブル24の分断面からの反射
光は第3のODC38、第2のODC36及び第1のB
PF37を介してOR23に受信される(この場合の送
信光の波長(λ1 )と第1のBPF37の通過波長(λ
3 )を同一とする)。
受信光(波長光)のオーバヘッドバイトを読み出して励
起光源制御部41に送出するもので、該励起光源制御部
41はMUX部46で挿入した信号とのパターンを比較
し、一致すると光ケーブル24が分断されたものとして
励起光源32からの出力を停止させるよう制御する。
を用いた双方向伝送における光ケーブル24の分断を確
実に検知することができ、光伝送を遮断することができ
るものである。次に、図6に、本発明の第5実施例の構
成図を示す。図6に示す光増幅双方向伝送装置21
E は、第1実施例における制御手段の励起光源32と励
起光源制御部41との間に、該励起光源32へのバイア
スを制御する手段として光源駆動注入電流制御部48を
介在させたもので、他の構成は第1実施例と同様であ
る。この光源駆動注入電流制御部48は、励起光源制御
部41からの制御により励起光源32にバイアスとして
注入する電流を変動させて該励起光源32から出力され
る励起光源の出力パワーを増減させ、又は出力停止させ
るものである。
は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされていな
い場合)にはOS22からの送信光は第1のODC31
で励起光源32からの励起光(λ2 )と合波され、光増
幅部34で増幅された後、第2のODC36及び第3の
ODC38を通って光ケーブル24に出力されて対向局
に送られる。すなわち、対向局に送られる光信号は送信
光と励起光(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
光源駆動注入電流制御部48に、励起光源32への注入
電流の変動を指示し、該励起光源32からの出力パワー
を変動させる。これによって光増幅部34における増幅
率も変動することから、局外の光ケーブル24に出力さ
れる送信光も変動する。
射光が励起光受信部40で受信されると励起光源制御部
41が該反射光における励起光のレベル変動をモニタ
し、注入電流との関係で生じたことを確認した後に光源
駆動注入電流制御部48を指示して励起光源32からの
出力を停止させるものである。
を用いた双方向伝送における光ケーブル24の分断を確
実に検知することができ、光伝送を遮断することができ
るものである。次に、図7に、本発明の第6実施例の構
成図を示す。図7に示す光増幅双方向伝送装置21
F は、第1実施例の第1のODC31に代えて光増幅部
34の出力側に第1の光学手段として第4のODC(合
波)49及び第4の光学手段である第5のODC(合
波)50が設けられる。また、励起光源32より第3の
光アイソレータ51及び第5の光学手段である第6のO
DC52を設けて第4及び第5のODC49,50に励
起光(λ2 )を供給する構成であり、他の構成は第1実
施例と同様である。すなわち、光増幅部34に対して後
方より励起して光増幅させる方式のものである。従っ
て、第6のODC52より光増幅のための励起光を第4
のODC49に供給し、光ケーブル24上に出力するた
めの励起光を第5のODC50に供給する。
は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされていな
い場合)にはOS22からの送信光は第6のODC52
から第4のODC52に供給される励起光源32からの
励起光(λ2 )により、光増幅部34で増幅された後、
第5のODC50、第2の光アイソレータ35、第2の
ODC36及び第3のODC38を通って光ケーブル2
4に出力されて対向局に送られる。すなわち、対向局に
送られる光信号は送信光と第5のODC50で合波され
た励起光(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
励起光源32より励起光の出力を停止させるように制御
するものである。換言すれば、励起光受信部40で自局
の励起光の波長と同一波長の励起光を受信することは、
他局の励起光の波長と異ならせた自局から送信した励起
光が戻ってきたことになって光ケーブル24で分断が生
じたことを判断することができるものである。
して送信光を増幅する方式であっても、光ケーブル24
の分断を検知することができ、光伝送を遮断することが
できるものである。次に、図8に、本発明の第7実施例
の構成図を示す。図8に示す光増幅双方向伝送装置21
G は、第6実施例において、励起光源32と第3の光ア
イソレータ51との間に第1の光スイッチ42を介在さ
せ、該第1の光スイッチ41の一方の出力端子P1 より
第3の光アイソレータ51に励起光(λ2 )を供給す
る。また、第2の光アイソレータ35と第2のODC3
6との間に第2の光スイッチ43を介在させている。こ
の第2の光スイッチ43の一方の入力端子P1 には第2
の光アイソレータ35から出力された光信号が入力さ
れ、他方の入力端子P2 には、第1の光スイッチ42の
他方の出力端子P2 より励起光(λ2 )が供給される。
第2の光スイッチ43より第2のODC36に光信号を
送出する。
励起光源制御部41との間に試験信号であるアラーム信
号を生成等を行う手段としてアラーム信号通信回路44
が介在される。このアラーム信号通信回路44は励起光
受信部40からの信号に応じて所定パターンのアラーム
信号を生成し、一方で該励起光受信部40から送られて
くる受信されたアラーム信号のパターンを検出してそれ
ぞれに応じて励起光源部41に信号を送出する。また、
アラーム信号通信回路44は、アラーム信号を生成した
際に、第1及び第2の光スイッチ42,43を切り替え
るもので、通常時にはP1 端子の状態とする。他の構成
は第6実施例と同様である。
21G は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第6のOD
C52から第4のODC52に供給される励起光源32
からの励起光(λ2 )により、光増幅部34で増幅され
た後、第5のODC50、第2の光アイソレータ35、
第2の光スイッチ43、第2のODC36及び第3のO
DC38を通って光ケーブル24に出力されて対向局に
送られる。すなわち、対向局に送られる光信号は送信光
と第5のODC50で合波された励起光(λ2 )であ
る。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号をアラーム
信号通信回路44に出力する。該アラーム信号通信回路
44は、第1及び第2の光スイッチ42,43をP2 側
に切り替えを行わせると共に、所定パターンのアラーム
信号を励起光源制御部41に送出して励起光源32に変
調をかけさせて第1及び第2の光スイッチ42,43、
第2及び第3のODC36,38を介して局外の光ケー
ブル24上に出力する。
る反射光が第2のBPF39及び励起光受信部40で受
信され、アラーム信号通信回路44において反射光に含
まれるアラーム信号のパターンと自らのアラーム信号の
パターンとを比較し、一致したときにケーブル分断と判
断して励起光源制御部41より励起光源32からの出力
を停止させるものである。
励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケーブル2
4の分断を確実に検知することができ、光伝送を遮断す
ることができるものである。次に、図9に、本発明の第
8実施例の構成図を示す。図9に示す光増幅双方向伝送
装置21H は、第6実施例の制御手段に光ケーブル24
の分断時にOS22より送信光の出力を停止させる手段
としてのALS駆動回路45を設けたもので、他の構成
は第6実施例と同様である。このALS駆動回路45は
励起光源制御部41からの制御信号により駆動され、O
S22からの送信光の出力を自動的に停止させるもので
ある。
21H は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第6のOD
C52から第4のODC52に供給される励起光源32
からの励起光(λ2 )により、光増幅部34で増幅され
た後、第5のODC50、第2の光アイソレータ35、
第2のODC36及び第3のODC38を通って光ケー
ブル24に出力されて対向局に送られる。すなわち、対
向局に送られる光信号は送信光と励起光(λ2)であ
る。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
励起光源32より励起光の出力を停止させるように制御
すると共に、ALS駆動回路45によりOS22より送
信光の出力を停止させるように制御するものである。
励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケーブル2
4の分断を確実に検知することができ、光伝送を励起光
のみならず送信光をも遮断することができるものであ
る。次に、図10に、本発明の第9実施例の構成図を示
す。図10に示す光増幅双方向伝送装置21I は、第6
実施例におけるOS22に励起光源制御部41で制御さ
れるMUX部(信号多重化部)46を接続すると共に、
OR23に励起光源制御部41に対して分離信号を送出
するDMUX部(信号分離部)47を接続したもので、
他の構成は第6実施例と同様である。
の制御に応じてOS22から出力される送信光の例えば
オーバヘッドバイトに所定パターンの信号を挿入するも
のである。また、DMUX部47はOR23で受信した
受信光の例えばオーバヘッドバイトよりMUX部46で
挿入された所定パターンの信号を分離して励起光源制御
部41に送出するものである。
21I は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第6のOD
C52から第4のODC52に供給される励起光源32
からの励起光(λ2 )により、光増幅部34で増幅され
た後、第5のODC50、第2の光アイソレータ35、
第2のODC36及び第3のODC38を通って光ケー
ブル24に出力されて対向局に送られる。すなわち、対
向局に送られる光信号は送信光と第5のODC50で合
波された励起光(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
MUX部46に対してOS22からの送信光のオーバヘ
ッドバイトに所定パターンの信号を挿入させて該OS2
2より出力させる。光ケーブル24の分断面からの反射
光は第3のODC38、第2のODC36及び第1のB
PF37を介してOR23に受信される(この場合の送
信光の波長(λ1 )と第1のBPF37の通過波長(λ
3 )を同一とする)。
受信光(波長光)のオーバヘッドバイトを読み出して励
起光源制御部41に送出するもので、該励起光源制御部
41はMUX部46で挿入した信号とのパターンを比較
し、一致すると光ケーブル24が分断されたものとして
励起光源32からの出力を停止させるよう制御する。
方励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケーブル
24の分断を確実に検知することができ、光伝送を遮断
することができるものである。次に、図11に、本発明
の第10実施例の構成図を示す。図11に示す光増幅双
方向伝送装置21J は、第6実施例における制御手段の
励起光源32と励起光源制御部41との間に、該励起光
源32へのバイアスを制御する手段として光源駆動注入
電流制御部48を介在させたもので、他の構成は第6実
施例と同様である。この光源駆動注入電流制御部48
は、励起光源制御部41からの制御により励起光源32
にバイアスとして注入する電流を変動させて該励起光源
32から出力される励起光源の出力パワーを増減させ、
又は出力停止させるものである。
は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされていな
い場合)にはOS22からの送信光は第6のODC52
から第4のODC52に供給される励起光源32からの
励起光(λ2 )により、光増幅部34で増幅された後、
第5のODC50、第2の光アイソレータ35、第2の
ODC36及び第3のODC38を通って光ケーブル2
4に出力されて対向局に送られる。すなわち、対向局に
送られる光信号は送信光と第5のODC50で合波され
た励起光(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
光源駆動注入電流制御部48に、励起光源32への注入
電流の変動を指示し、該励起光源32からの出力パワー
を変動させる。これによって光増幅部34における増幅
率も変動することから、局外の光ケーブル24に出力さ
れる送信光も変動する。
射光が励起光受信部40で受信されると励起光源制御部
41が該反射光における励起光のレベル変動をモニタ
し、注入電流との関係で生じたことを確認した後に光源
駆動注入電流制御部48を指示して励起光源32からの
出力を停止させるものである。
励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケーブル2
4の分断を確実に検知することができ、光伝送を遮断す
ることができるものである。次に、図12に、本発明の
第11実施例の構成図を示す。図12に示す光増幅双方
向伝送装置21K は、第6実施例における光増幅部34
の入力側として第1の光アイソレータ33の前段に第6
の光学手段である第7のODC(合波)53が設けら
れ、該第7のODC53はOS22の送信光と第6のO
DC52からの励起光(λ2 )を合波して第1の光アイ
ソレータ33に送出するもので、他の構成は第6実施例
と同様である。すなわち、光増幅部34に対して前方の
第7のODC53と後方の第4のODC49とから、第
6のODC52より供給される励起光源52からの励起
光を供給して光増幅を行わせるものである。
は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされていな
い場合)にはOS22からの送信光は第7のODC53
を介して、第6のODC52から第4のODC52に供
給される励起光源32からの励起光(λ2 )により、光
増幅部34で増幅された後、第2の光アイソレータ3
5、第2のODC36及び第3のODC38を通って光
ケーブル24に出力されて対向局に送られる。すなわ
ち、対向局に送られる光信号は送信光と励起光(λ 2 )
である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
励起光源32より励起光の出力を停止させるように制御
するものである。換言すれば、励起光受信部40で自局
の励起光の波長と同一波長の励起光を受信することは、
他局の励起光の波長と異ならせた自局から送信した励起
光が戻ってきたことになって光ケーブル24で分断が生
じたことを判断することができるものである。
り励起して送信光を増幅する方式であっても、光ケーブ
ル24の分断を検知することができ、光伝送を遮断する
ことができるものである。次に、図13に、本発明の第
12実施例の構成図を示す。図13に示す光増幅双方向
伝送装置21L は、第11実施例において、励起光源3
2と第3の光アイソレータ51との間に第1の光スイッ
チ42を介在させ、該第1の光スイッチ41の一方の出
力端子P1 より第3の光アイソレータ51に励起光(λ
2 )を供給する。また、第2の光アイソレータ35と第
2のODC36との間に第2の光スイッチ43を介在さ
せている。この第2の光スイッチ43の一方の入力端子
P1には第2の光アイソレータ35から出力された光信
号が入力され、他方の入力端子P2 には、第1の光スイ
ッチ42の他方の出力端子P2 より励起光(λ2 )が供
給される。第2の光スイッチ43より第2のODC36
に光信号を送出する。
励起光源制御部41との間に試験信号であるアラーム信
号を生成等を行う手段としてアラーム信号通信回路44
が介在される。このアラーム信号通信回路44は励起光
受信部40からの信号に応じて所定パターンのアラーム
信号を生成し、一方で該励起光受信部40から送られて
くる受信されたアラーム信号のパターンを検出してそれ
ぞれに応じて励起光源部41に信号を送出する。また、
アラーム信号通信回路44は、アラーム信号を生成した
際に、第1及び第2の光スイッチ42,43を切り替え
るもので、通常時にはP1 端子の状態とする。他の構成
は第11実施例と同様である。
21L は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第7のOD
C53を介して、第6のIDC52から第4のODC5
2に供給される励起光源32からの励起光(λ2 )によ
り、光増幅部34で増幅された後、第2の光アイソレー
タ35、第2の光スイッチ43、第2のODC36及び
第3のODC38を通って光ケーブル24に出力されて
対向局に送られる。すなわち、対向局に送られる光信号
は送信光と励起光(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。一方の第2のBPF
(λ2 )39では、受信した受信光のうち、波長λ2 の
励起光のみを通過させるもので、他の波長の光信号は減
衰又は除去される。従って、対向局から正規に送信され
た光信号は第2のBPF39を通過せず第2のODC3
6のみに供給される状態となる。すなわち、第2のBP
F39以降の制御手段は、自局から送信された励起光が
受信されるかを常時監視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号をアラーム
信号通信回路44に出力する。該アラーム信号通信回路
44は、第1及び第2の光スイッチ42,43をP2 側
に切り替えを行わせると共に、所定パターンのアラーム
信号を励起光源制御部41に送出して励起光源32に変
調をかけさせて第1及び第2の光スイッチ42,43、
第2及び第3のODC36,38を介して局外の光ケー
ブル24上に出力する。
る反射光が第2のBPF39及び励起光受信部40で受
信され、アラーム信号通信回路44において反射光に含
まれるアラーム信号のパターンと自らのアラーム信号の
パターンとを比較し、一致したときにケーブル分断と判
断して励起光源制御部41より励起光源32からの出力
を停止させるものである。
両方の励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケー
ブル24の分断を確実に検知することができ、光伝送を
遮断することができるものである。次に、図14に、本
発明の第13実施例の構成図を示す。図14に示す光増
幅双方向伝送装置21M は、第11実施例の制御手段に
光ケーブル24の分断時にOS22より送信光の出力を
停止させる手段としてのALS駆動回路45を設けたも
ので、他の構成は第11実施例と同様である。このAL
S駆動回路45は励起光源制御部41からの制御信号に
より駆動され、OS22からの送信光の出力を自動的に
停止させるものである。
21M は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第7のOD
C53を介して、第6のODC52から第4のODC5
2に供給される励起光源32からの励起光(λ2 )によ
り、光増幅部34で増幅された後、第2の光アイソレー
タ35、第2のODC36及び第3のODC38を通っ
て光ケーブル24に出力されて対向局に送られる。すな
わち、対向局に送られる光信号は送信光と励起光
(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信先と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
励起光源32より励起光の出力を停止させるように制御
すると共に、ALS駆動回路45によりOS22より送
信光の出力を停止させるように制御するものである。
励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケーブル2
4の分断を確実に検知することができ、光伝送を励起光
のみならず送信光をも遮断することができるものであ
る。次に、図15に、本発明の第14実施例の構成図を
示す。図15に示す光増幅双方向伝送装置21N は、第
11実施例におけるOS22に励起光源制御部41で制
御されるMUX部(信号多重化部)46を接続すると共
に、OR23に励起光源制御部41に対して分離信号を
送出するDMUX部(信号分離部)47を接続したもの
で、他の構成は第11実施例と同様である。
の制御に応じてOS22から出力される送信光の例えば
オーバヘッドバイトに所定パターンの信号を挿入するも
のである。また、DMUX部47はOR23で受信した
受信光の例えばオーバヘッドバイトよりMUX部46で
挿入された所定パターンの信号を分離して励起光源制御
部41に送出するものである。
21N は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされ
ていない場合)にはOS22からの送信光は第7のOD
C53を介して、第6のODC52から第4のODC5
2に供給される励起光源32からの励起光(λ2 )によ
り、光増幅部34で増幅された後、第2の光アイソレー
タ35、第2のODC36及び第3のODC38を通っ
て光ケーブル24に出力されて対向局に送られる。すな
わち、対向局に送られる光信号は送信光と励起光
(λ2 )である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信先と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
MUX部46に対してOS22からの送信光のオーバヘ
ッドバイトに所定パターンの信号を挿入させて該OS2
2より出力させる。光ケーブル24の分断面からの反射
光は第3のODC38、第2のODC36及び第1のB
PF37を介してOR23に受信される(この場合の送
信光の波長(λ1 )と第1のBPF37の通過波長(λ
3 )を同一とする)。
受信光(波長光)のオーバヘッドバイトを読み出して励
起光源制御部41に送出するもので、該励起光源制御部
41はMUX部46で挿入した信号とのパターンを比較
し、一致すると光ケーブル24が分断されたものとして
励起光源32からの出力を停止させるよう制御する。
後両方の励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケ
ーブル24の分断を確実に検知することができ、光伝送
を遮断することができるものである。次に、図16に、
本発明の第15実施例の構成図を示す。図16に示す光
増幅双方向伝送装置21O は、第11実施例における制
御手段の励起光源32と励起光源制御部41との間に、
該励起光源32へのバイアスを制御する手段として光源
駆動注入電流制御部48を介在させたもので、他の構成
は第6実施例と同様である。この光源駆動注入電流制御
部48は、励起光源制御部41からの制御により励起光
源32にバイアスとして注入する電流を変動させて該励
起光源32から出力される励起光源の出力パワーを増減
させ、又は出力停止させるものである。
は、まず、通常時(光ケーブル24の分断がされていな
い場合)にはOS22からの送信光は第7のODC53
を介して、第6のODC52から第4のODC52に供
給される励起光源32からの励起光(λ2 )により、光
増幅部34で増幅された後、第2の光アイソレータ3
5、第2のODC36及び第3のODC38を通って光
ケーブル24に出力されて対向局に送られる。すなわ
ち、対向局に送られる光信号は送信光と励起光(λ 2 )
である。
入力される送信光は第3のODC38で第2のODC3
6と第2のBPF(λ2 )39とに光分岐により分波さ
れる。また、第2のODC36では、さらに光分岐によ
り分波されて第1のBPF(λ3 )37を通過して励起
光が除去されてOR23で受信される。このことによ
り、双方向に通信が可能となる。
信した受信光のうち、波長λ2 の励起光のみを通過させ
るもので、他の波長の光信号は減衰又は除去される。従
って、対向局から正規に送信された光信号は第2のBP
F39を通過せず第2のODC36のみに供給される状
態となる。すなわち、第2のBPF39以降の制御手段
は、自局から送信された励起光が受信されるかを常時監
視するものである。
じた場合について説明する。局外の光ケーブル24に分
断が生じると、自局から出力した送信光と励起光
(λ2 )がその分断面で反射し、反射光として戻ってく
る。従って、第3のODC38を介して第2のBPF
(λ2 )39が反射光の励起光(λ2 )を通過させ、励
起光受信部40で受信されることになる。
λ2 と同一波長の励起光を受信した旨の信号を励起光源
制御部41に出力するもので、該励起光源制御部41は
光源駆動注入電流制御部48に、励起光源32への注入
電流の変動を指示し、該励起光源32からの出力パワー
を変動させる。これによって光増幅部34における増幅
率も変動することから、局外の光ケーブル24に出力さ
れる送信光も変動する。
射光が励起光受信部40で受信されると励起光源制御部
41が該反射光における励起光のレベル変動をモニタ
し、注入電流との関係で生じたことを確認した後に光源
駆動注入電流制御部48を指示して励起光源32からの
出力を停止させるものである。
両方の励起の光増幅を用いた双方向伝送における光ケー
ブル24の分断を確実に検知することができ、光伝送を
遮断することができるものである。次に、上記第1ない
し第15の実施例のそれぞれの変形例を説明する。以下
に説明する変形例は、第1ないし第15の実施例で用い
られていた第3のODC38(実施例によっては第2の
ODC36を含む)に代えて、WDM(Wavelen
gth Division Multiplexer)
素子を用いたことを特徴とする。なお、このWDM素子
は請求項の第2の光学手段を構成する。WDM素子を用
いることで、光増幅双方向伝送装置の構成をより小型化
することができる。
1の実施例の変形例である光増幅双方向伝送装置121
A の構成図である。なお、前述した構成要素と同一のも
のには同一の参照番号を付けている。この変形例は、図
1及び図2に示す第3のODC38に代えてWDM素子
61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は4つ
のポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は信号
光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させる。
従って、図17に示す構成では、図1及び図2で用いら
れる第1のBPF37は不要である。第2のポートP2
は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び
励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起
光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。
従って、図17に示す構成では、図1及び図2で用いら
れる第2のBPF39は不要である。第4のポートP4
は光ファイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ2
及び励起光λ3 のすべてを通過させる。なお、前述した
ように、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向
局の励起光と同一波長であってはならない。また、送信
光λ1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第1の実施例の動作と同様であ
る。図18は、図3に示す本発明の第2の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121B の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図3に示す第3の
ODC38に代えて、上記WDM素子61を用いたこと
を特徴とする。WDM素子61は4つのポートP1〜P
4を有する。第1のポートP1は信号光受信部23に結
合し、受信光λ 3 のみを通過させる。従って、図18に
示す構成では、図3で用いられる第1のBPF37は不
要である。第2のポートP2は第2の光スイッチ43に
結合し、信号光λ1 及び励起光λ2 のみを通過させる。
第3のポートP3は励起光受信部40に結合し、励起光
λ2 のみを通過させる。従って、図18に示す構成で
は、図3で用いられる第2のBPF39は不要である。
第4のポートP4は光ファイバケーブル24に結合し、
信号光λ1 、λ3 及び励起光λ2 のすべてを通過させ
る。なお、前述したように、励起光λ2 は送信光λ1 、
受信光λ3 及び対向局の励起光と同一波長であってはな
らない。また、送信光λ1 と受信光λ3 とも同一波長で
あってはならない。
例の動作は、前述した第2の実施例の動作と同様であ
る。図19は、図4に示す本発明の第3の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121C の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図4に示す第2の
ODC36及び第3のODC38に代えて、上記WDM
素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は
4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は
信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させ
る。従って、図19に示す構成では、図4で用いられる
第1のBPF37は不要である。第2のポートP2は第
2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び励起
光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起光受
信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。従っ
て、図19に示す構成では、図4で用いられる第2のB
PF39は不要である。第4のポートP4は光ファイバ
ケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励起光λ
2 のすべてを通過させる。なお、前述したように、励起
光λ2 は送信光λ1、受信光λ3 及び対向局の励起光と
同一波長であってはならない。また、送信光λ1 と受信
光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第3の実施例の動作と同様であ
る。図20は、図5に示す本発明の第4の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121D の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図5に示す第2の
ODC36及び第3のODC38に代えて、上記WDM
素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は
4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は
信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させ
る。従って、図20に示す構成では、図5で用いられる
第1のBPF37は不要である。第2のポートP2は第
2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び励起
光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起光受
信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。従っ
て、図20に示す構成では、図5で用いられる第2のB
PF39は不要である。第4のポートP4は光ファイバ
ケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励起光λ
2 のすべてを通過させる。なお、前述したように、励起
光λ2 は送信光λ1、受信光λ3 及び対向局の励起光と
同一波長であってはならない。また、送信光λ1 と受信
光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第4の実施例の動作と同様であ
る。図21は、図6に示す本発明の第5の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121E の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図6に示す第2の
ODC36及び第3のODC38に代えて、上記WDM
素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は
4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は
信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させ
る。従って、図21に示す構成では、図6で用いられる
第1のBPF37は不要である。第2のポートP2は第
2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び励起
光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起光受
信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。従っ
て、図21に示す構成では、図6で用いられる第2のB
PF39は不要である。第4のポートP4は光ファイバ
ケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励起光λ
2 のすべてを通過させる。なお、前述したように、励起
光λ2 は送信光λ1、受信光λ3 及び対向局の励起光と
同一波長であってはならない。また、送信光λ1 と受信
光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第5の実施例の動作と同様であ
る。図22は、図7に示す本発明の第6の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121F の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図7に示す第2の
ODC36及び第3のODC38に代えて、上記WDM
素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は
4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は
信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させ
る。従って、図22に示す構成では、図7で用いられる
第1のBPF37は不要である。第2のポートP2は第
2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び励起
光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起光受
信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。従っ
て、図22に示す構成では、図7で用いられる第2のB
PF39は不要である。第4のポートP4は光ファイバ
ケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励起光λ
2 のすべてを通過させる。なお、前述したように、励起
光λ2 は送信光λ1、受信光λ3 及び対向局の励起光と
同一波長であってはならない。また、送信光λ1 と受信
光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第6の実施例の動作と同様であ
る。図23は、図8に示す本発明の第7の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121G の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図7に示す第2の
ODC36及び第3のODC38に代えて、上記WDM
素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は
4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は
信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させ
る。従って、図23に示す構成では、図8で用いられる
第1のBPF37は不要である。第2のポートP2は第
2の光スイッチ43に結合し、信号光λ1 及び励起光λ
2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起光受信部
40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。従って、
図23に示す構成では、図8で用いられる第2のBPF
39は不要である。第4のポートP4は光ファイバケー
ブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励起光λ 2 の
すべてを通過させる。なお、前述したように、励起光λ
2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局の励起光と同一
波長であってはならない。また、送信光λ1と受信光λ
3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第7の実施例の動作と同様であ
る。図24は、図9に示す本発明の第8の実施例の変形
例である光増幅双方向伝送装置121H の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図9に示す第2の
ODC36及び第3のODC38に代えて、上記WDM
素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61は
4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1は
信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過させ
る。従って、図24に示す構成では、図9で用いられる
第1のBPF37は不要である。第2のポートP2は第
2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び励起
光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起光受
信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。従っ
て、図24に示す構成では、図9で用いられる第2のB
PF39は不要である。第4のポートP4は光ファイバ
ケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励起光λ
2 のすべてを通過させる。なお、前述したように、励起
光λ2 は送信光λ1、受信光λ3 及び対向局の励起光と
同一波長であってはならない。また、送信光λ1 と受信
光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第8の実施例の動作と同様であ
る。図25は、図10に示す本発明の第9の実施例の変
形例である光増幅双方向伝送装置121I の構成図であ
る。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付けている。この変形例は、図10に示す第2
のODC36及び第3のODC38に代えて、上記WD
M素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子61
は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP1
は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過さ
せる。従って、図25に示す構成では、図10で用いら
れる第1のBPF37は不要である。第2のポートP2
は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及び
励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起
光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。
従って、図25に示す構成では、図10で用いられる第
2のBPF39は不要である。第4のポートP4は光フ
ァイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3及び励
起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよう
に、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局の
励起光と同一波長であってはならない。また、送信光λ
1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
例の動作は、前述した第9の実施例の動作と同様であ
る。図26は、図11に示す本発明の第10の実施例の
変形例である光増幅双方向伝送装置121J の構成図で
ある。なお、前述した構成要素と同一のものには同一の
参照番号を付けている。この変形例は、図11に示す第
2のODC36及び第3のODC38に代えて、上記W
DM素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子6
1は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポートP
1は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通過
させる。従って、図26に示す構成では、図11で用い
られる第1のBPF37は不要である。第2のポートP
2は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1 及
び励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励
起光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させ
る。従って、図26に示す構成では、図11で用いられ
る第2のBPF39は不要である。第4のポートP4は
光ファイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ 3 及
び励起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよ
うに、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局
の励起光と同一波長であってはならない。また、送信光
λ1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
形例の動作は、前述した第10の実施例の動作と同様で
ある。図27は、図12に示す本発明の第11の実施例
の変形例である光増幅双方向伝送装置121K の構成図
である。なお、前述した構成要素と同一のものには同一
の参照番号を付けている。この変形例は、図12に示す
第2のODC36及び第3のODC38に代えて、上記
WDM素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子
61は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポート
P1は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通
過させる。従って、図27に示す構成では、図12で用
いられる第1のBPF37は不要である。第2のポート
P2は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1
及び励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は
励起光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させ
る。従って、図27に示す構成では、図12で用いられ
る第2のBPF39は不要である。第4のポートP4は
光ファイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ 3 及
び励起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよ
うに、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局
の励起光と同一波長であってはならない。また、送信光
λ1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
形例の動作は、前述した第11の実施例の動作と同様で
ある。図28は、図13に示す本発明の第12の実施例
の変形例である光増幅双方向伝送装置121L の構成図
である。なお、前述した構成要素と同一のものには同一
の参照番号を付けている。この変形例は、図13に示す
第2のODC36及び第3のODC38に代えて、上記
WDM素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子
61は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポート
P1は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通
過させる。従って、図28に示す構成では、図13で用
いられる第1のBPF37は不要である。第2のポート
P2は第2の光スイッチ43に結合し、信号光λ1 及び
励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は励起
光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させる。
従って、図28に示す構成では、図13で用いられる第
2のBPF39は不要である。第4のポートP4は光フ
ァイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ3 及び励
起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよう
に、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局の
励起光と同一波長であってはならない。また、送信光λ
1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
形例の動作は、前述した第12の実施例の動作と同様で
ある。図29は、図14に示す本発明の第13の実施例
の変形例である光増幅双方向伝送装置121M の構成図
である。なお、前述した構成要素と同一のものには同一
の参照番号を付けている。この変形例は、図14に示す
第2のODC36及び第3のODC38に代えて、上記
WDM素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子
61は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポート
P1は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通
過させる。従って、図29に示す構成では、図14で用
いられる第1のBPF37は不要である。第2のポート
P2は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1
及び励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は
励起光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させ
る。従って、図29に示す構成では、図14で用いられ
る第2のBPF39は不要である。第4のポートP4は
光ファイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ 3 及
び励起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよ
うに、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局
の励起光と同一波長であってはならない。また、送信光
λ1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
形例の動作は、前述した第13の実施例の動作と同様で
ある。図30は、図15に示す本発明の第14の実施例
の変形例である光増幅双方向伝送装置121N の構成図
である。なお、前述した構成要素と同一のものには同一
の参照番号を付けている。この変形例は、図15に示す
第2のODC36及び第3のODC38に代えて、上記
WDM素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子
61は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポート
P1は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通
過させる。従って、図30に示す構成では、図15で用
いられる第1のBPF37は不要である。第2のポート
P2は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1
及び励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は
励起光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させ
る。従って、図30に示す構成では、図15で用いられ
る第2のBPF39は不要である。第4のポートP4は
光ファイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ 3 及
び励起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよ
うに、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局
の励起光と同一波長であってはならない。また、送信光
λ1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
形例の動作は、前述した第14の実施例の動作と同様で
ある。図31は、図16に示す本発明の第15の実施例
の変形例である光増幅双方向伝送装置121O の構成図
である。なお、前述した構成要素と同一のものには同一
の参照番号を付けている。この変形例は、図16に示す
第2のODC36及び第3のODC38に代えて、上記
WDM素子61を用いたことを特徴とする。WDM素子
61は4つのポートP1〜P4を有する。第1のポート
P1は信号光受信部23に結合し、受信光λ3 のみを通
過させる。従って、図31に示す構成では、図16で用
いられる第1のBPF37は不要である。第2のポート
P2は第2の光アイソレータ35に結合し、信号光λ1
及び励起光λ2 のみを通過させる。第3のポートP3は
励起光受信部40に結合し、励起光λ2 のみを通過させ
る。従って、図31に示す構成では、図16で用いられ
る第2のBPF39は不要である。第4のポートP4は
光ファイバケーブル24に結合し、信号光λ1 、λ 3 及
び励起光λ2 のすべてを通過させる。なお、前述したよ
うに、励起光λ2 は送信光λ1 、受信光λ3 及び対向局
の励起光と同一波長であってはならない。また、送信光
λ1 と受信光λ3 とも同一波長であってはならない。
形例の動作は、前述した第15の実施例の動作と同様で
ある。次に、上記実施例及びその変形例の各部の詳細に
ついて説明する。図32は、上記実施例及びその変形例
で用いられる励起光受信部40の構成を示すブロック図
である。励起光受信部40は、アバランシェ・フォト・
ダイオード(APD)40a、等価増幅器40b及び識
別再生部40cを有する。APD40aで受信光(励起
光λ2 )を電気信号に変換し、等価増幅器40bで等価
増幅、識別再生部40cで識別再生の処理が施され、次
段に出力する。なお、APD40a、等価増幅器40b
及び識別再生部40cの各構成自体は公知の技術で実現
できるものなので、詳細な説明は省略する。
2及び27に示す励起光源制御部41の構成を示すブロ
ック図である。励起光源制御部41は、電気信号検出部
41a、駆動回路制御部41b及び励起光源駆動回路4
1cを有する。電気信号検出部41aが電気信号を検出
すると(戻りの励起光λ2 を検知すると)、駆動回路制
御部41bの駆動制御を停止させる。これを受けて、駆
動回路制御部41bは励起光源駆動回路41cが制御す
る励起光源32のバイアス電流を遮断する。電気信号が
何も検出されない時には、上記駆動制御の停止を行わな
い。なお、励起光源制御部41の上記各部の構成自体は
公知の技術で実現できるものなので、詳細な説明は省略
する。
図23及び図28に示すアラーム信号通信回路44の構
成を示すブロック図である。アラーム信号通信回路44
は、電気信号検出部44a、アラーム信号比較回路44
b、光スイッチ制御部44c及びアラーム信号発生回路
44dとを有する。電気信号検出部44aが励起光受信
部40からの電気信号を検出すると、アラーム信号比較
回路44bは不一致出力信号を光スイッチ制御部44c
に出力する。これを受けて、光スイッチ制御部44は第
1の光スイッチ42及び第2の光スイッチ43がP2側
を選択するよう制御する。また、この制御に応じてアラ
ーム信号発生回路44dを駆動し、アラーム信号を発生
させる。励起光源制御部41はアラーム信号に応じて励
起光源32を変調する。光ケーブル24の分断面で反射
する反射光が励起光受信部40で受信され、電気信号検
出部44aで検出されてアラーム信号比較回路44bに
出力される。送出したアラーム信号のパターンと受信し
たアラーム信号のパターンとが一致すると、アラーム信
号比較回路44bは励起光停止信号を励起光源制御部4
1に出力する。なお、アラーム信号通信回路44の各構
成自体は公知の技術で実現できるので、詳細な説明は省
略する。
図23及び図28に示す励起光源制御部41の構成を示
す図である。励起光源制御部41は、駆動回路制御部4
1d及び励起光源駆動回路41cを有する。駆動回路制
御部41は、アラーム信号通信回路44からアラーム信
号と励起光停止信号とを受け取る。アラーム信号を受け
取った場合には、駆動回路制御部41dは励起光源駆動
回路41cを駆動して励起光源32が出力する光に変調
をかける。励起光停止信号を受け取った場合には、駆動
回路制御部41dは励起光源駆動回路41cを制御し
て、駆動光源32の駆動を停止させる。例えば、前述し
たように、駆動光源32のバイアス電流を遮断する。な
お、励起光源制御部41の各構成自体は公知の技術で実
現できるので、詳細な説明は省略する。
図24及び図29に示す励起光源制御部41の構成を示
すブロック図である。励起光源制御部41は、電気信号
検出部41a、制御回路41e及び励起光源駆動回路4
1cを有する。電気信号検出部41aが電気信号を検出
した場合には、制御回路41eはALS駆動回路45に
ALS駆動開始信号を送出する。ALS駆動回路45で
OS22の光出力を停止させる一定時間中は、制御回路
41eは励起光源駆動回路41cを制御して、励起光源
32も同じ一定時間中は出力停止させる。一定時間が過
ぎると送信光が再出力されるが、その時には制御回路4
1eは励起光駆動回路41cを制御して励起光源32の
同じ一定時間が過ぎると再光出力させる。その後、依然
として電気信号が検出される場合(自局励起光が戻って
きているので、局外光ケーブル断)には、再び上記動作
を行う。電気信号を検出しなくなるまで、上記動作は繰
り返し行われる。なお、励起光源制御部41の上記各構
成自体は公知の技術で実現できるので、詳細な説明は省
略する。
及び図30に示す励起光源制御部41の構成を示すブロ
ック図である。励起光源制御部41は、電気信号検出部
41a、パターン信号比較回路41f、パターン信号発
生回路41g及び励起光源駆動回路41cとを有する。
電気信号検出部41aが電気信号を検出すると、パター
ン信号比較回路41fを介してこの検出を通知されたパ
ターン信号発生回路41gは任意のパターン信号をMU
X部46に出力する。その後はパターン信号比較回路4
1fで励起光受信部40で受信した電気信号とDMUX
部47で抽出した信号の比較を行う。一致した場合の
み、パターン信号比較回路41fha励起光源駆動回路
41cを制御して、励起光源32の出力を停止させる。
なお、励起光源制御部41の上記各構成自体は公知の技
術で実現できるので、詳細な説明は省略する。
1、図26及び図31に示す励起光受信部40の構成を
示すブロック図である。励起光受信部40は、APD4
0d、等価増幅器40b、及び識別再生部40cを有す
る。図32に示す構成とは異なり、APD40dから受
信した光信号の光波形データを励起光制御部41へ出力
できる構成となっている。
1、図26及び図31に示す励起光源制御部41の構成
を示すブロック図である。励起光源制御部41は、電気
信号検出部41a及び光波形データ比較回路41hを有
する。電気信号検出部41aが電気信号を検出すると、
励起光源注入電流変動信号を発生する。その後は、光波
形データ比較回路41hで、励起光受信部40で受信し
た光波形データと、励起光源注入電流変動制御部48か
らのデータとの比較を行う。一致した場合にのみ、光波
形データ比較回路41hは励起光源32の出力を停止さ
せる。
1、図26及び図31に示す光源駆動注入電流制御部4
8の構成を示すブロック図である。光源駆動注入電流制
御部48は、バイアス電流変動制御回路48a、駆動回
路制御部48b及び励起光源駆動回路48cを有する。
図39に示す励起光源制御部41から励起光源注入電流
変動開始信号を受け取ると、バイアス電流変動制御回路
48aは励起光源32のバイアス電流変動を開始し、変
動の周期や電流量等のデータを励起光源制御部41へ送
る。励起光停止信号を受信したら、駆動回路制御部48
bは励起光源駆動回路48cを制御し、励起光源32の
出力を停止させる。
14の発明によれば、第1の光学手段で送信光と他局と
波長の異なる励起光源からの対向局と波長の異なる励起
光とを光増幅手段の入力側より供給し、第2の光学手段
で送信又は受信手段に分波し、制御手段が受信光に反射
光として自局の励起光と同一波長の励起光を含むことで
光伝送路の分断を判断して励起光源からの出力を停止さ
せて光増幅手段からの出力を停止させることにより、光
増幅を用いた双方向伝送における光伝送路の分断が容易
に検知されて光伝送路の遮断が可能となり、分断面から
の高レベルの光出力されるのを防止することができる。
励起光を、光増幅手段の出力側に設けられた第1の光学
手段及び光伝送路側に供給することにより、光増幅手段
の出力側より励起すると共に送信光にも励起光を含ませ
られることから、励起方式を異ならせても光伝送路の分
断を検知して光伝送の遮断を行わせることができる。
に光伝送路の分断を判断したときに励起光源から変調さ
れた試験信号を生成させる手段を備えて、励起光源から
の試験信号の励起光を選択出力させる第1の光スイッチ
及び光増幅手段の出力側に設けられた第2の光スイッチ
を介して光伝送路より送出させ、受信光に該試験信号の
励起光が含まれるときに励起光源からの出力を停止させ
ることにより、光増幅を用いた双方向伝送における光伝
送路の分断を確実に検知して光伝送の遮断を行うことが
できる。
段が受信光より光伝送路の分断を判断したときに送信手
段からの送信光の出力を停止させることにより、励起光
源からの出力停止と共に、総ての光伝送の遮断を行うこ
とができる。請求項6又は11の発明によれば、制御手
段に入力される光信号に自局の励起光と同一波長の励起
光を含むときに送信手段より出力される送信光に信号多
重手段で所定パターンの信号を多重化させて送信した後
に受信手段での受信光より信号分離手段で該信号を分離
させることで制御手段が光伝送路の分断を判断して励起
光源からの出力を停止させることにより、光増幅を用い
た双方向伝送における光伝送路の分断を確実に検知して
光伝送の制御を行うことができる。
段に入力される光信号に自局の励起光と同一波長の励起
光を含むときに励起光源へのバイアスを制御して光伝送
路に送出させ、入力された励起光に該バイアスとの関係
のレベル変動を判断して光伝送路の分断を判断し、励起
光源からの出力を停止させることにより、光増幅を用い
た双方向伝送における光伝送路の分断を確実に検知して
光伝送の遮断を行うことができる。
手段の入力側及び出力側に設けた第1の光学手段及び光
学手段に供給して、該光増幅手段の入出力側の両方より
励起して光増幅させるもので、このような光増幅方式で
あっても双方向伝送における光伝送路の分断を検知して
光伝送の遮断を行うことができる。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
起光受信部40の構成を示すブロック図である。
示す励起光源制御部41の構成を示すブロック図であ
る。
28に示すアラーム信号通信回路44の構成を示すブロ
ック図である。
28に示す励起光源制御部41の構成を示す図である。
29に示す励起光源制御部41の構成を示すブロック図
である。
示す励起光源制御部41の構成を示すブロック図であ
る。
図31に示す励起光受信部40の構成を示すブロック図
である。
図31に示す励起光源制御部41の構成を示すブロック
図である。
図31に示す光源駆動注入電流制御部48の構成を示す
ブロック図である。
送装置 22 信号光送信部(OS) 23 信号光受信部(OR) 24 光ケーブル 31 第1のODC 32 励起光源 34 光増幅部 36 第2のODC 38 第3のODC 39 第2のBPF 40 励起光受信部 41 励起光源制御部 42 第1の光スイッチ 43 第2の光スイッチ 44 アラーム信号通信回路 45 ALS駆動回路 46 MUX部 47 DMUX部 48 光源駆動注入電流制御部 49 第4のODC 50 第5のODC 52 第6のODC 53 第7のODC 61 WDM素子
Claims (14)
- 【請求項1】 光信号の受信手段及び送信手段を備える
光増幅双方向伝送装置において、 対向局と異なる波長の励起光を生成する励起光源と、 前記送信手段からの送信光と前記励起光とを光増幅手段
に供給する第1の光学手段と、 前記光増幅手段で増幅された光信号を光伝送路側に出力
し、前記光伝送路より入力された光信号を前記受信手段
側と制御手段とに分波する第2の光学手段と、 前記第2の光学手段からの光信号が入力され、自局の前
記励起光源で生成された前記励起光と同一波長の光を含
むか否かを判断し、含む場合に前記光増幅手段の出力を
停止させる制御手段と、 を有することを特徴とする光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の制御手段は、前記励起光
源からの光出力を停止させることにより前記光増幅手段
の出力を停止させることを特徴とする光増幅双方向伝送
装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の第1の光学手段は、前記
光増幅手段の出力側に設けられ、前記光増幅手段に前記
励起光源からの励起光を供給すると共に、前記励起光を
前記光伝送路側にも供給することを特徴とする光増幅双
方向伝送装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、前記光増幅手
段の出力側に入力切り替えを行う第1の光スイッチが設
けられると共に、前記励起光源の出力側に前記第1の光
学手段及び前記第1の光スイッチへの出力を切り替える
第2の光スイッチが設けられ、 前記制御手段は、入力された信号に自局の励起光と同一
波長の励起光を含む場合、前記励起光源に変調をかけて
所定パターンの試験信号を前記第1及び第2の光スイッ
チを介して前記光伝送路に送出させ、前記試験信号を受
信したときに前記励起光源からの出力を停止させる手段
を備えることを特徴とする光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項5】 請求項2又は3において、前記制御手段
は、入力された信号に自局の励起光と同一波長の励起光
を含む場合、前記送信手段からの送信光の出力を停止さ
せる手段を備えることを特徴とする光増幅双方向伝送装
置。 - 【請求項6】 請求項2又は3において、前記送信手段
より出力される送信光に所定パターンの信号を挿入させ
る信号多重化手段と、前記受信手段で受信した光信号よ
り前記所定パターンの信号を分離する信号分離手段を設
け、 前記制御手段が、入力された信号に自局の励起光と同一
波長の励起光を含む場合、前記信号多重化手段を制御し
て前記所定パターンの信号を送信光に多重化させ、前記
受信手段で受信した光信号より前記信号分離手段が前記
所定パターンの信号を分離したときに前記励起光源から
の出力を停止させるよう制御してなることを特徴とする
光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項7】 請求項2又は3において、前記制御手段
は、入力された信号に自局の励起光と同一波長の励起光
を含む場合、前記励起光源へのバイアスを制御してこれ
に応じた励起光を前記光伝送路に送出させた後に入力さ
れた励起光が、前記バイアスとの関係のレベルが変動す
るときに前記励起光源からの出力を停止させる手段を備
えることを特徴とする光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項8】 請求項3において、前記送信手段からの
送信光と励起光とを合波する光学手段を前記光増幅手段
の入力側に設けることを特徴とする光増幅双方向伝送装
置。 - 【請求項9】 請求項8において、前記光増幅手段の出
力側に入力切り替えを行う第1の光スイッチが設けられ
ると共に、前記励起光源の出力側に前記第1の光学手
段、前記光学手段及び前記第1の光スイッチへの出力を
切り替える第2の光スイッチが設けられ、 前記制御手段は、入力された信号に自局の励起光と同一
波長の励起光を含む場合、前記励起光源に変調をかけて
所定パターンの試験信号を前記第1及び第2の光スイッ
チを介して前記光伝送路に送出させ、前記試験信号を受
信したときに前記励起光源からの出力を停止させる手段
を備えることを特徴とする光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項10】 請求項8において、前記制御手段は、
入力された信号に自局の励起光と同一波長の励起光を含
む場合、前記送信手段からの送信光の出力を停止させる
手段を備えることを特徴とする光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項11】 請求項8において、前記送信手段より
出力される送信光に所定パターンの信号を挿入させる信
号多重化手段と、前記受信手段で受信した光信号より前
記所定パターンの信号を分離する信号分離手段を設け、 前記制御手段が、入力された信号に自局の励起光と同一
波長の励起光を含む場合、前記信号多重化手段を制御し
て前記所定パターンの信号を送信光に多重化させ、前記
受信手段で受信した光信号より前記信号分離手段が前記
所定パターンの信号を分離したときに前記励起光源から
の出力を停止させるよう制御してなることを特徴とする
光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項12】 請求項8において、前記制御手段は、
入力された信号に自局の励起光と同一波長の励起光を含
む場合、前記励起光源へのバイアスを制御してこれに応
じた励起光を前記光伝送路に送出させた後に入力された
励起光が、前記バイアスとの関係のレベルが変動すると
きに前記励起光源からの出力を停止させる手段を備える
ことを特徴とする光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項13】 前記第1及び第2の光学手段は光方向
性結合器であることを特徴とする請求項1ないし12の
いずれか一項記載の光増幅双方向伝送装置。 - 【請求項14】 前記第1の光学手段は光方向性結合器
であり、前記第2の手段はWDM素子であることを特徴
とする請求項1ないし12のいずれか一項記載の光増幅
双方向伝送装置。
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