JPH0929387A - 中子金型加熱制御装置 - Google Patents
中子金型加熱制御装置Info
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- JPH0929387A JPH0929387A JP18413695A JP18413695A JPH0929387A JP H0929387 A JPH0929387 A JP H0929387A JP 18413695 A JP18413695 A JP 18413695A JP 18413695 A JP18413695 A JP 18413695A JP H0929387 A JPH0929387 A JP H0929387A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金型1の温度むらの低減を図り得、中子の硬化
むらの低減または回避に有利な中子金型加熱制御装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】中子を成形する成形キャビティ型面を有す
る製品金型部分とその外側に配置された非製品金型部分
とを備えた金型(1)と、金型1の製品金型部分の温度
を検出する温度検出手段(31、33)と、金型1の非
製品金型部分の温度を検出する温度検出手段(32、3
4)と、金型1を加熱する加熱手段(5)と、金型
(1)の製品金型部分の温度制御と非製品金型部分の温
度制御とを互いに独立して行なう温度制御手段(8)と
を具備している。
むらの低減または回避に有利な中子金型加熱制御装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】中子を成形する成形キャビティ型面を有す
る製品金型部分とその外側に配置された非製品金型部分
とを備えた金型(1)と、金型1の製品金型部分の温度
を検出する温度検出手段(31、33)と、金型1の非
製品金型部分の温度を検出する温度検出手段(32、3
4)と、金型1を加熱する加熱手段(5)と、金型
(1)の製品金型部分の温度制御と非製品金型部分の温
度制御とを互いに独立して行なう温度制御手段(8)と
を具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中子金型加熱制御装
置に関する。本発明は、シェルモールド法、ウォームボ
ックス法等の様に加熱硬化性をもつ砂を用い、その砂を
加熱して中子を造型する際に利用できる。
置に関する。本発明は、シェルモールド法、ウォームボ
ックス法等の様に加熱硬化性をもつ砂を用い、その砂を
加熱して中子を造型する際に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱硬化性をもつ砂と金型と
を用い、加熱された金型の成形キャビティに砂を装入し
て硬化させ、これにより中子を造型することが行われて
いる。この様な技術の代表例であるシェルモールド法に
よれば、熱硬化性の樹脂を含むシェル砂を用い、所定温
度域に加熱された状態の金型の成形キャビティにシェル
砂を装入して硬化させ、これにより中子を造型する。ま
た他の例であるウォームボックス法によれば、反応ガス
と反応して硬化可能な砂を用い、所定温度域に加熱され
た状態の金型の成形キャビティにその砂を装入すると共
に反応ガスを吹き込んで砂を硬化させ、これにより中子
を造型する。
を用い、加熱された金型の成形キャビティに砂を装入し
て硬化させ、これにより中子を造型することが行われて
いる。この様な技術の代表例であるシェルモールド法に
よれば、熱硬化性の樹脂を含むシェル砂を用い、所定温
度域に加熱された状態の金型の成形キャビティにシェル
砂を装入して硬化させ、これにより中子を造型する。ま
た他の例であるウォームボックス法によれば、反応ガス
と反応して硬化可能な砂を用い、所定温度域に加熱され
た状態の金型の成形キャビティにその砂を装入すると共
に反応ガスを吹き込んで砂を硬化させ、これにより中子
を造型する。
【0003】ここで図7に示す様に金型100は、中子
を成形する成形キャビティ型面101を有する製品金型
部分102と、割り面103を有すると共に製品金型部
分102の外側に配置された非製品金型部分104とに
大別できる。上記した技術は、中子を造型する砂を金型
100の熱で加熱硬化させるものであり、従って金型1
00の温度むらを生じることなく金型100を適温域に
加熱することが望ましい。
を成形する成形キャビティ型面101を有する製品金型
部分102と、割り面103を有すると共に製品金型部
分102の外側に配置された非製品金型部分104とに
大別できる。上記した技術は、中子を造型する砂を金型
100の熱で加熱硬化させるものであり、従って金型1
00の温度むらを生じることなく金型100を適温域に
加熱することが望ましい。
【0004】しかしながら造型に最適な温度領域は限ら
れている。金型100の温度が高過ぎると、硬化が過剰
になり、その部分の中子が劣化し易い。また金型100
の温度が低過ぎると、中子に未硬化部分が生じ易い。そ
こで従来より金型100を適温に維持すべく、金型10
0の温度を検出する温度センサ300を非製品金型部分
104に設け、温度センサ300の検出信号に基づいて
加熱バーナ装置を制御し金型100の温度を調整するこ
とにしている。
れている。金型100の温度が高過ぎると、硬化が過剰
になり、その部分の中子が劣化し易い。また金型100
の温度が低過ぎると、中子に未硬化部分が生じ易い。そ
こで従来より金型100を適温に維持すべく、金型10
0の温度を検出する温度センサ300を非製品金型部分
104に設け、温度センサ300の検出信号に基づいて
加熱バーナ装置を制御し金型100の温度を調整するこ
とにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した技術
によれば温度センサ300は金型100の非製品金型部
分104の温度を測温するものであり、温度センサ30
0の検出信号に基づいて加熱バーナ装置を制御すること
にしても、高品質の中子を造型するためには、必ずしも
満足できるものではない。
によれば温度センサ300は金型100の非製品金型部
分104の温度を測温するものであり、温度センサ30
0の検出信号に基づいて加熱バーナ装置を制御すること
にしても、高品質の中子を造型するためには、必ずしも
満足できるものではない。
【0006】なぜならば、一般的には成形キャビティに
装入される砂は常温付近または常温以下の温度であり、
金型100の温度よりもかなり低い。殊に造型工程が継
続されると、金型100の成形キャビティ型面101に
は、冷たい砂が短いタクト間隔で頻繁に装入される。そ
のため、砂が装入される金型100の製品金型部分10
2の温度は低くなりがちである。これに対して砂が装入
されない非製品金型部分104の温度は高くなりがちで
ある。従って、中子の焼きが不適切となるおそれがあ
り、高品質の中子を得るには必ずしも充分ではない。
装入される砂は常温付近または常温以下の温度であり、
金型100の温度よりもかなり低い。殊に造型工程が継
続されると、金型100の成形キャビティ型面101に
は、冷たい砂が短いタクト間隔で頻繁に装入される。そ
のため、砂が装入される金型100の製品金型部分10
2の温度は低くなりがちである。これに対して砂が装入
されない非製品金型部分104の温度は高くなりがちで
ある。従って、中子の焼きが不適切となるおそれがあ
り、高品質の中子を得るには必ずしも充分ではない。
【0007】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、金型のうち製品金型部分の温度制御と非製品金
型部分の温度制御とを独立して行う方式を採用すること
により、低温の砂が頻繁に成形キャビティに装入される
場合であっても、金型の温度むらの低減を図り得、中子
の硬化むらの低減または回避に有利であり、これにより
高品質の中子を造型するのに貢献できる中子金型加熱制
御装置を提供することを課題とする。
であり、金型のうち製品金型部分の温度制御と非製品金
型部分の温度制御とを独立して行う方式を採用すること
により、低温の砂が頻繁に成形キャビティに装入される
場合であっても、金型の温度むらの低減を図り得、中子
の硬化むらの低減または回避に有利であり、これにより
高品質の中子を造型するのに貢献できる中子金型加熱制
御装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る中子金型
加熱制御装置は、金型温度よりも低温で且つ加熱硬化性
をもつ砂が装入されて中子を成形する成形キャビティ型
面を有する製品金型部分と、製品金型部分の外側に配置
された非製品金型部分とを備えた金型と、金型の製品金
型部分の温度を検出する製品金型部分温度検出手段と、
金型の非製品金型部分の温度を検出する非製品金型部分
温度検出手段と、製品金型部分温度検出手段の検出信号
に基づいて製品金型部分を加熱する製品金型部分加熱手
段と、非製品金型部分温度検出手段の検出信号に基づい
て非製品金型部分を加熱する非製品金型部分加熱手段と
を備えた加熱手段と、製品金型部分加熱手段による製品
金型部分の温度制御と非製品金型部分加熱手段による非
製品金型部分の温度制御とを互いに独立して行ない、金
型の製品金型部分をこれの目標温度域に調整すると共
に、金型の非製品金型部分をこれの目標温度域に非製品
金型部分に対して独立して調整する温度制御手段とを具
備していることを特徴とするものである。
加熱制御装置は、金型温度よりも低温で且つ加熱硬化性
をもつ砂が装入されて中子を成形する成形キャビティ型
面を有する製品金型部分と、製品金型部分の外側に配置
された非製品金型部分とを備えた金型と、金型の製品金
型部分の温度を検出する製品金型部分温度検出手段と、
金型の非製品金型部分の温度を検出する非製品金型部分
温度検出手段と、製品金型部分温度検出手段の検出信号
に基づいて製品金型部分を加熱する製品金型部分加熱手
段と、非製品金型部分温度検出手段の検出信号に基づい
て非製品金型部分を加熱する非製品金型部分加熱手段と
を備えた加熱手段と、製品金型部分加熱手段による製品
金型部分の温度制御と非製品金型部分加熱手段による非
製品金型部分の温度制御とを互いに独立して行ない、金
型の製品金型部分をこれの目標温度域に調整すると共
に、金型の非製品金型部分をこれの目標温度域に非製品
金型部分に対して独立して調整する温度制御手段とを具
備していることを特徴とするものである。
【0009】請求項2に係る中子金型加熱制御装置によ
れば、請求項1において、加熱手段は、製品金型部分に
対面する第1バーナ口と、非製品金型部分に対面する第
2バーナ口と、燃焼炎となる可燃ガスを第1バーナ口に
送給する第1ガス通路と、第1ガス通路に対して非連通
に設けられ可燃ガスを第2バーナ口に送給する第2ガス
通路とを備えた加熱盤と、温度制御手段により開口度が
開閉制御され、第1ガス通路に可燃ガスを流量調整可能
に送給する製品金型部分用の開閉弁手段と、温度制御手
段により製品金型部分用の開閉弁とは独立して開口度が
開閉制御され、第2ガス通路に可燃ガスを流量調整可能
に送給する非製品金型部分用の開閉弁手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。
れば、請求項1において、加熱手段は、製品金型部分に
対面する第1バーナ口と、非製品金型部分に対面する第
2バーナ口と、燃焼炎となる可燃ガスを第1バーナ口に
送給する第1ガス通路と、第1ガス通路に対して非連通
に設けられ可燃ガスを第2バーナ口に送給する第2ガス
通路とを備えた加熱盤と、温度制御手段により開口度が
開閉制御され、第1ガス通路に可燃ガスを流量調整可能
に送給する製品金型部分用の開閉弁手段と、温度制御手
段により製品金型部分用の開閉弁とは独立して開口度が
開閉制御され、第2ガス通路に可燃ガスを流量調整可能
に送給する非製品金型部分用の開閉弁手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項3に係る中子金型加熱制御装置によ
れば、請求項1において、加熱手段は可燃ガスによる燃
焼炎で加熱するものであり、流量が調整された可燃ガス
による燃焼炎が安定する炎安定時間が経過した後に、温
度制御手段は、製品金型部分温度検出手段及び非製品金
型部分温度検出手段の少なくとも一方の測温信号を取り
込むことを特徴とするものである。
れば、請求項1において、加熱手段は可燃ガスによる燃
焼炎で加熱するものであり、流量が調整された可燃ガス
による燃焼炎が安定する炎安定時間が経過した後に、温
度制御手段は、製品金型部分温度検出手段及び非製品金
型部分温度検出手段の少なくとも一方の測温信号を取り
込むことを特徴とするものである。
【0011】上記した請求項1に係る装置によれば、製
品金型部分加熱手段による製品金型部分の温度制御と、
非製品金型部分加熱手段による非製品金型部分の温度制
御とが、温度制御手段により互いに独立して行なわれ
る。これにより金型の製品金型部分がこれの目標温度域
に調整される共に、金型の非製品金型部分がこれの目標
温度域に非製品金型部分に対して独立して調整される。
品金型部分加熱手段による製品金型部分の温度制御と、
非製品金型部分加熱手段による非製品金型部分の温度制
御とが、温度制御手段により互いに独立して行なわれ
る。これにより金型の製品金型部分がこれの目標温度域
に調整される共に、金型の非製品金型部分がこれの目標
温度域に非製品金型部分に対して独立して調整される。
【0012】上記した請求項2に係る装置によれば、開
口度が制御された製品金型部分用の開閉弁手段を経て、
可燃ガスは第1バーナ口から吹出されて燃焼炎となる。
その燃焼炎は金型の製品金型部分に当たり、製品金型部
分を加熱する。また開口度が制御された非製品金型部分
用の開閉弁手段を経て、可燃ガスは第2バーナ口から吹
出されて燃焼炎となる。その燃焼炎は金型の非製品金型
部分に当たり、非製品金型部分を加熱する。
口度が制御された製品金型部分用の開閉弁手段を経て、
可燃ガスは第1バーナ口から吹出されて燃焼炎となる。
その燃焼炎は金型の製品金型部分に当たり、製品金型部
分を加熱する。また開口度が制御された非製品金型部分
用の開閉弁手段を経て、可燃ガスは第2バーナ口から吹
出されて燃焼炎となる。その燃焼炎は金型の非製品金型
部分に当たり、非製品金型部分を加熱する。
【0013】上記した請求項2に係る装置によれば、製
品金型部分用の開閉弁手段の開口度と非製品金型部分用
の開閉弁手段の開口度とは独立して開閉制御されるの
で、それらの開閉弁手段を通過する可燃ガスの流量はそ
れぞれ独立して制御される。故に、金型の製品金型部分
を加熱する燃焼炎の大きさと、金型の非製品金型部分を
加熱する燃焼炎の大きさとは互いに独立して制御され
る。
品金型部分用の開閉弁手段の開口度と非製品金型部分用
の開閉弁手段の開口度とは独立して開閉制御されるの
で、それらの開閉弁手段を通過する可燃ガスの流量はそ
れぞれ独立して制御される。故に、金型の製品金型部分
を加熱する燃焼炎の大きさと、金型の非製品金型部分を
加熱する燃焼炎の大きさとは互いに独立して制御され
る。
【0014】燃焼炎方式の場合には、可燃ガスの流量が
制御されて燃焼炎の大きさが弱火、中火、強火等の様に
適宜切替られる。切替られた直後の燃焼炎は安定性に欠
ける。この点請求項3に係る装置によれば、切替られた
直後の燃焼炎が安定する炎安定時間が経過した後に、温
度制御手段は、製品金型部分温度検出手段及び非製品金
型部分温度検出手段の少なくとも一方の測温信号を取り
込む。そのため温度制御手段が開閉弁手段の開口度を制
御して可燃ガスの流量を調整する時刻は、少なくとも炎
安定時間が経過した後となる。故に燃焼炎を切替える時
間的間隔で確保される。よって、燃焼炎の大きさが短時
間のうちに過剰頻度で変化することは回避され、燃焼炎
は安定する。
制御されて燃焼炎の大きさが弱火、中火、強火等の様に
適宜切替られる。切替られた直後の燃焼炎は安定性に欠
ける。この点請求項3に係る装置によれば、切替られた
直後の燃焼炎が安定する炎安定時間が経過した後に、温
度制御手段は、製品金型部分温度検出手段及び非製品金
型部分温度検出手段の少なくとも一方の測温信号を取り
込む。そのため温度制御手段が開閉弁手段の開口度を制
御して可燃ガスの流量を調整する時刻は、少なくとも炎
安定時間が経過した後となる。故に燃焼炎を切替える時
間的間隔で確保される。よって、燃焼炎の大きさが短時
間のうちに過剰頻度で変化することは回避され、燃焼炎
は安定する。
【0015】
【発明の実施の形態】金型は、金型温度よりも低温で且
つ加熱硬化性をもつ砂が装入されて中子を成形する成形
キャビティ型面を有する製品金型部分と、製品金型部分
の外側に配置された非製品金型部分とを備えている。非
製品金型部分は成形キャビティ型面をもたない部分であ
る。
つ加熱硬化性をもつ砂が装入されて中子を成形する成形
キャビティ型面を有する製品金型部分と、製品金型部分
の外側に配置された非製品金型部分とを備えている。非
製品金型部分は成形キャビティ型面をもたない部分であ
る。
【0016】金型を加熱する加熱手段は、可燃ガスを燃
焼させる燃焼炎方式、金型に装備した電気ヒータで加熱
する電気ヒータ方式等を採用できる。温度制御手段とし
ては、CPU内蔵回路でもワイヤードロジック回路でも
良い。上記した炎安定時間としては可燃ガスの状況やバ
ーナ口の種類等によって異なるものの、一般的には1
秒、2秒、4秒程度を採用できる。
焼させる燃焼炎方式、金型に装備した電気ヒータで加熱
する電気ヒータ方式等を採用できる。温度制御手段とし
ては、CPU内蔵回路でもワイヤードロジック回路でも
良い。上記した炎安定時間としては可燃ガスの状況やバ
ーナ口の種類等によって異なるものの、一般的には1
秒、2秒、4秒程度を採用できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明装置の実施例を説明する。 (構成)図1に示す様にこの中子金型加熱制御装置に係
る金型1は金属製であり、型締め及び型開き可能に設け
られた固定型10と可動型15とで構成されており、成
形キャビティ14を備えている。成形キャビティ14
は、加熱硬化性をもつ樹脂で被覆されたシェル砂が装入
されてシェル中子(例えば車両の排気系のエキゾースト
マニホールドに用いられるシェル中子)を成形する。
る金型1は金属製であり、型締め及び型開き可能に設け
られた固定型10と可動型15とで構成されており、成
形キャビティ14を備えている。成形キャビティ14
は、加熱硬化性をもつ樹脂で被覆されたシェル砂が装入
されてシェル中子(例えば車両の排気系のエキゾースト
マニホールドに用いられるシェル中子)を成形する。
【0018】図2(A)に示す様に固定型10は、成形
キャビティ14を区画する成形キャビティ型面10kを
有する製品金型部分10aと、製品金型部分10aの外
側に配置された割り面10fを備えた非製品金型部分1
0cとに大別できる。図2(B)に示す様に可動型15
は、成形キャビティ14を区画する成形キャビティ型面
15kを有する製品金型部分15aと、製品金型部分1
5aの外側に配置された割り面15fを備えた非製品金
型部分15cとに大別できる。
キャビティ14を区画する成形キャビティ型面10kを
有する製品金型部分10aと、製品金型部分10aの外
側に配置された割り面10fを備えた非製品金型部分1
0cとに大別できる。図2(B)に示す様に可動型15
は、成形キャビティ14を区画する成形キャビティ型面
15kを有する製品金型部分15aと、製品金型部分1
5aの外側に配置された割り面15fを備えた非製品金
型部分15cとに大別できる。
【0019】また図2(A)に示す様に固定型10のう
ち、製品金型部分10aの温度を検出する第1温度セン
サ31が製品金型部分10aの背面に装備されており、
更に非製品金型部分10cの温度を検出する第2温度セ
ンサ32が非製品金型部分10cの背面に装備されてい
る。図2(B)に示す様に可動型15のうち、製品金型
部分15aの温度を検出する第3温度センサ33が製品
金型部分15aの背面に装備されており、更に非製品金
型部分15cの温度を検出する第4温度センサ34が非
製品金型部分15cの背面に装備されている。
ち、製品金型部分10aの温度を検出する第1温度セン
サ31が製品金型部分10aの背面に装備されており、
更に非製品金型部分10cの温度を検出する第2温度セ
ンサ32が非製品金型部分10cの背面に装備されてい
る。図2(B)に示す様に可動型15のうち、製品金型
部分15aの温度を検出する第3温度センサ33が製品
金型部分15aの背面に装備されており、更に非製品金
型部分15cの温度を検出する第4温度センサ34が非
製品金型部分15cの背面に装備されている。
【0020】上記した第1温度センサ31、第3温度セ
ンサ33が製品金型部分温度検出手段として機能する。
第2温度センサ32、第4温度センサ34が非製品金型
部分温度検出手段として機能する。図1に示す加熱装置
5は加熱手段を構成するものである。この加熱装置5
は、固定型10を加熱するための固定型加熱装置50
と、可動型15を加熱するための可動型加熱装置55と
を備えている。この固定型加熱装置50は、固定型加熱
盤51と第1開閉弁61と第2開閉弁62とを備えてい
る。可動型加熱装置55は、可動型加熱盤55と第3開
閉弁63と第4開閉弁64とを備えている。なお各開閉
弁61〜64は開閉弁手段として機能し、通電に伴う励
磁作用で開閉作動する電磁弁である。
ンサ33が製品金型部分温度検出手段として機能する。
第2温度センサ32、第4温度センサ34が非製品金型
部分温度検出手段として機能する。図1に示す加熱装置
5は加熱手段を構成するものである。この加熱装置5
は、固定型10を加熱するための固定型加熱装置50
と、可動型15を加熱するための可動型加熱装置55と
を備えている。この固定型加熱装置50は、固定型加熱
盤51と第1開閉弁61と第2開閉弁62とを備えてい
る。可動型加熱装置55は、可動型加熱盤55と第3開
閉弁63と第4開閉弁64とを備えている。なお各開閉
弁61〜64は開閉弁手段として機能し、通電に伴う励
磁作用で開閉作動する電磁弁である。
【0021】図3(A)に固定型加熱盤51を示す。こ
の固定型加熱盤51のうち、固定型10の製品金型部分
10aに対面する領域52rの内部には第1ガス通路5
2aが設けられている。更に固定型加熱盤51のうち、
固定型10の非製品金型部分10cに対面する領域52
sの内部には第2ガス通路52c(図3において一部省
略)が設けられている。第1ガス通路52aと第2ガス
通路52cは互いに非連通とされている。具体的には塊
状の固定型加熱盤51の内部に多数個の長孔を交差する
向きに形成し、この長孔を第1ガス通路52a及び第2
ガス通路52cとして利用し、第1ガス通路52a及び
第2ガス通路52cが非連通となる様に、長孔の所定部
位に閉鎖栓を取着している。
の固定型加熱盤51のうち、固定型10の製品金型部分
10aに対面する領域52rの内部には第1ガス通路5
2aが設けられている。更に固定型加熱盤51のうち、
固定型10の非製品金型部分10cに対面する領域52
sの内部には第2ガス通路52c(図3において一部省
略)が設けられている。第1ガス通路52aと第2ガス
通路52cは互いに非連通とされている。具体的には塊
状の固定型加熱盤51の内部に多数個の長孔を交差する
向きに形成し、この長孔を第1ガス通路52a及び第2
ガス通路52cとして利用し、第1ガス通路52a及び
第2ガス通路52cが非連通となる様に、長孔の所定部
位に閉鎖栓を取着している。
【0022】更に固定型加熱盤51には、第1ガス通路
52aに連通する多数個の第1バーナ口51aが配置さ
れ、更に第2ガス通路52cに連通する多数個の第2バ
ーナ口51cが配置されている。第1バーナ口51aは
第1ガス通路52aに連通するものの、第2ガス通路5
2cには連通しない。また第2バーナ口51cは第2ガ
ス通路52cに連通するものの、第1ガス通路52aに
は連通しない。
52aに連通する多数個の第1バーナ口51aが配置さ
れ、更に第2ガス通路52cに連通する多数個の第2バ
ーナ口51cが配置されている。第1バーナ口51aは
第1ガス通路52aに連通するものの、第2ガス通路5
2cには連通しない。また第2バーナ口51cは第2ガ
ス通路52cに連通するものの、第1ガス通路52aに
は連通しない。
【0023】ここで図3(A)から理解できる様に第1
開閉弁61で流量が制御された可燃ガスは第1送給管5
3aを通り、第1ガス通路52aを介して第1バーナ口
51aに送られ、そして各第1バーナ口51aから吹き
出す可燃ガスが燃焼炎となり、これにより固定型10の
製品金型部分10aを加熱する。故に第1バーナ口51
a、第1ガス通路52a、第1開閉弁61が固定型10
に対する製品金型部分加熱手段として機能する。
開閉弁61で流量が制御された可燃ガスは第1送給管5
3aを通り、第1ガス通路52aを介して第1バーナ口
51aに送られ、そして各第1バーナ口51aから吹き
出す可燃ガスが燃焼炎となり、これにより固定型10の
製品金型部分10aを加熱する。故に第1バーナ口51
a、第1ガス通路52a、第1開閉弁61が固定型10
に対する製品金型部分加熱手段として機能する。
【0024】また図3(A)から理解できる様に第2開
閉弁62で流量が制御された可燃ガスは第2送給管53
cを通り、第2ガス通路52cを介して第2バーナ口5
1cに送られ、そして第2バーナ口51cから吹き出す
可燃ガスが燃焼炎となり、これにより固定型10の非製
品金型部分10cを加熱する。故に第2バーナ口51
c、第2ガス通路52c、第2開閉弁62が固定型10
に対する非製品金型部分加熱手段として機能する。
閉弁62で流量が制御された可燃ガスは第2送給管53
cを通り、第2ガス通路52cを介して第2バーナ口5
1cに送られ、そして第2バーナ口51cから吹き出す
可燃ガスが燃焼炎となり、これにより固定型10の非製
品金型部分10cを加熱する。故に第2バーナ口51
c、第2ガス通路52c、第2開閉弁62が固定型10
に対する非製品金型部分加熱手段として機能する。
【0025】また図3(B)に可動型加熱盤56を示
す。この可動型加熱盤56のうち、可動型15の製品金
型部分15aに対面する領域56rの内部には第1ガス
通路57aが設けられている。更に可動型加熱盤56の
うち、可動型15の非製品金型部分15cに対面する領
域56sの内部には第2ガス通路57c(図3において
一部省略)が設けられている。第1ガス通路57aと第
2ガス通路57cは互いに非連通である。非連通とする
構造としては、固定型10の場合と同様に、可動型加熱
盤56の内部に形成した長孔に閉鎖栓を適宜取着するこ
とにより形成できる。
す。この可動型加熱盤56のうち、可動型15の製品金
型部分15aに対面する領域56rの内部には第1ガス
通路57aが設けられている。更に可動型加熱盤56の
うち、可動型15の非製品金型部分15cに対面する領
域56sの内部には第2ガス通路57c(図3において
一部省略)が設けられている。第1ガス通路57aと第
2ガス通路57cは互いに非連通である。非連通とする
構造としては、固定型10の場合と同様に、可動型加熱
盤56の内部に形成した長孔に閉鎖栓を適宜取着するこ
とにより形成できる。
【0026】更に図3(B)から理解できる様に可動型
加熱盤56には、第1ガス通路57aに連通する多数個
の第1バーナ口56aが配置され、更に第2ガス通路5
7cに連通する多数個の第2バーナ口56cが配置され
ている。第1バーナ口56aは、第1ガス通路57aに
連通するものの、第2ガス通路57aには連通しない。
第2バーナ口56cは、第2ガス通路57cに連通する
ものの、第1ガス通路57aには連通しない。
加熱盤56には、第1ガス通路57aに連通する多数個
の第1バーナ口56aが配置され、更に第2ガス通路5
7cに連通する多数個の第2バーナ口56cが配置され
ている。第1バーナ口56aは、第1ガス通路57aに
連通するものの、第2ガス通路57aには連通しない。
第2バーナ口56cは、第2ガス通路57cに連通する
ものの、第1ガス通路57aには連通しない。
【0027】ここで図3(B)から理解できる様に第3
開閉弁63で流量が制御された可燃ガスは第1送給管5
8aを通り、第1ガス通路57aを介して第1バーナ口
56aに送られ、そして第1バーナ口56aから吹き出
す可燃ガスが燃焼炎となり、これにより可動型15の製
品金型部分15aを加熱する。故に第1バーナ口56
a、第1ガス通路57a、第3開閉弁63が可動型15
に対する製品金型部分加熱手段として機能する。
開閉弁63で流量が制御された可燃ガスは第1送給管5
8aを通り、第1ガス通路57aを介して第1バーナ口
56aに送られ、そして第1バーナ口56aから吹き出
す可燃ガスが燃焼炎となり、これにより可動型15の製
品金型部分15aを加熱する。故に第1バーナ口56
a、第1ガス通路57a、第3開閉弁63が可動型15
に対する製品金型部分加熱手段として機能する。
【0028】また図3(B)から理解できる様に第4開
閉弁64で流量が制御された可燃ガスは第2送給管58
cを通り、第2ガス通路57cを介して第2バーナ口5
6cに送られ、そして第2バーナ口56cから吹き出す
可燃ガスが燃焼炎となり、これにより可動型15の非製
品金型部分15cを加熱する。故に第2バーナ口56
c、第2ガス通路57c、第4開閉弁64が可動型15
に対する非製品金型部分加熱手段として機能する。
閉弁64で流量が制御された可燃ガスは第2送給管58
cを通り、第2ガス通路57cを介して第2バーナ口5
6cに送られ、そして第2バーナ口56cから吹き出す
可燃ガスが燃焼炎となり、これにより可動型15の非製
品金型部分15cを加熱する。故に第2バーナ口56
c、第2ガス通路57c、第4開閉弁64が可動型15
に対する非製品金型部分加熱手段として機能する。
【0029】なお可燃ガスが燃焼するために必要な酸素
は、図1から理解できる様に固定型10と固定型加熱盤
51との間の空間K、可動型15と可動型加熱盤56と
の間の空間Lから供給される。更に図1に示す様に金型
1に隣設して、温度制御手段として機能する温度制御装
置8が設けられている。これのブロック図を図4に示
す。図4に示す様にこの温度制御装置8は基本的には入
力処理回路80とCPU81と出力処理回路82とメモ
リ83とを備えている。前述した第1温度センサ31〜
第4温度センサ34からの測温信号が信号線31x〜3
4xを介して温度制御装置8に入力される。温度制御装
置8から弁制御信号が制御線61y〜64yを介して第
1開閉弁61〜第4開閉弁64に入力され、これにより
第1開閉弁61〜第4開閉弁64が互いに独立して制御
される。
は、図1から理解できる様に固定型10と固定型加熱盤
51との間の空間K、可動型15と可動型加熱盤56と
の間の空間Lから供給される。更に図1に示す様に金型
1に隣設して、温度制御手段として機能する温度制御装
置8が設けられている。これのブロック図を図4に示
す。図4に示す様にこの温度制御装置8は基本的には入
力処理回路80とCPU81と出力処理回路82とメモ
リ83とを備えている。前述した第1温度センサ31〜
第4温度センサ34からの測温信号が信号線31x〜3
4xを介して温度制御装置8に入力される。温度制御装
置8から弁制御信号が制御線61y〜64yを介して第
1開閉弁61〜第4開閉弁64に入力され、これにより
第1開閉弁61〜第4開閉弁64が互いに独立して制御
される。
【0030】この温度制御装置8によれば、固定型10
においてはこれの製品金型部分10aの温度制御と非製
品金型部分10cの温度制御とが互いに独立して行なわ
れる。また可動型15においても、これの製品金型部分
15aの温度制御と非製品金型部分15cの温度制御と
が温度制御装置8により互いに独立して行なわれる。 (使用形態)さてシェル中子造型の際にはシェル砂が成
形キャビティ14に装入され、その砂が金型1の熱で硬
化してシェル中子が造型される。造型の際には、成形キ
ャビティ14に装入されるシェル砂は常温付近の温度で
あり、金型1の温度よりも冷たいので、シェル砂が触れ
る製品金型部分10a、15aは降温されがちとなる。
においてはこれの製品金型部分10aの温度制御と非製
品金型部分10cの温度制御とが互いに独立して行なわ
れる。また可動型15においても、これの製品金型部分
15aの温度制御と非製品金型部分15cの温度制御と
が温度制御装置8により互いに独立して行なわれる。 (使用形態)さてシェル中子造型の際にはシェル砂が成
形キャビティ14に装入され、その砂が金型1の熱で硬
化してシェル中子が造型される。造型の際には、成形キ
ャビティ14に装入されるシェル砂は常温付近の温度で
あり、金型1の温度よりも冷たいので、シェル砂が触れ
る製品金型部分10a、15aは降温されがちとなる。
【0031】(固定型10の温度制御)この様な造型の
際に、固定型10においては、第1温度センサ31によ
る測温の結果、固定型10の製品金型部分10aの実際
の温度が目標温度よりも低いときには、第1開閉弁61
の開口度が増加してこれを流れる可燃ガスの流量が増加
する様に、温度制御装置8により第1開閉弁61が制御
される。したがって固定型10の製品金型部分10aを
加熱する燃焼炎が強火となり、固定型10の製品金型部
分10aが昇温する。また第1温度センサ31による測
温の結果、固定型10の製品金型部分10aの実際の温
度が目標温度よりも高いときには、第1開閉弁61の開
口度を絞ってこれを流れる可燃ガスの流量が減少する様
に温度制御装置8により第1開閉弁61が制御される。
したがって製品金型部分10aを加熱する燃焼炎が弱火
となり、固定型10の製品金型部分10aが降温する。
この様にして固定型10の製品金型部分10aが目標温
度(例えば370°C)付近の適温領域に維持される。
際に、固定型10においては、第1温度センサ31によ
る測温の結果、固定型10の製品金型部分10aの実際
の温度が目標温度よりも低いときには、第1開閉弁61
の開口度が増加してこれを流れる可燃ガスの流量が増加
する様に、温度制御装置8により第1開閉弁61が制御
される。したがって固定型10の製品金型部分10aを
加熱する燃焼炎が強火となり、固定型10の製品金型部
分10aが昇温する。また第1温度センサ31による測
温の結果、固定型10の製品金型部分10aの実際の温
度が目標温度よりも高いときには、第1開閉弁61の開
口度を絞ってこれを流れる可燃ガスの流量が減少する様
に温度制御装置8により第1開閉弁61が制御される。
したがって製品金型部分10aを加熱する燃焼炎が弱火
となり、固定型10の製品金型部分10aが降温する。
この様にして固定型10の製品金型部分10aが目標温
度(例えば370°C)付近の適温領域に維持される。
【0032】また固定型10の非製品金型部分10cに
おいては、第2温度センサ32による測温の結果、固定
型10の非製品金型部分10cの実際の温度が目標温度
よりも低いときには、第2開閉弁62の開口度が増加し
て可燃ガスの流量が増加する様に温度制御装置8により
第2開閉弁62が制御される。したがって非製品金型部
分10cを加熱する燃焼炎が強火となり、固定型10の
非製品金型部分10cが昇温する。
おいては、第2温度センサ32による測温の結果、固定
型10の非製品金型部分10cの実際の温度が目標温度
よりも低いときには、第2開閉弁62の開口度が増加し
て可燃ガスの流量が増加する様に温度制御装置8により
第2開閉弁62が制御される。したがって非製品金型部
分10cを加熱する燃焼炎が強火となり、固定型10の
非製品金型部分10cが昇温する。
【0033】また第2温度センサ32による測温の結
果、固定型10の非製品金型部分10cの実際の温度が
目標温度よりも高いときには、第2開閉弁62の開口度
を絞って可燃ガスの流量が減少する様に温度制御装置8
により第2開閉弁62が制御される。したがって固定型
10の非製品金型部分10cを加熱する燃焼炎が弱火と
なり、固定型10の非製品金型部分10cが降温する。
この様にして固定型10の非製品金型部分10cが目標
温度付近の適温領域に維持される。
果、固定型10の非製品金型部分10cの実際の温度が
目標温度よりも高いときには、第2開閉弁62の開口度
を絞って可燃ガスの流量が減少する様に温度制御装置8
により第2開閉弁62が制御される。したがって固定型
10の非製品金型部分10cを加熱する燃焼炎が弱火と
なり、固定型10の非製品金型部分10cが降温する。
この様にして固定型10の非製品金型部分10cが目標
温度付近の適温領域に維持される。
【0034】(可動型15の温度制御)可動型15につ
いても同様であり、第3温度センサ33による測温の結
果、可動型15の製品金型部分15aの実際の温度が目
標温度よりも低いときには、第3開閉弁63の開口度が
増加して可燃ガスの流量が増加する様に温度制御装置8
により第3開閉弁63が制御され、したがって可動型1
5の製品金型部分15aが昇温する。
いても同様であり、第3温度センサ33による測温の結
果、可動型15の製品金型部分15aの実際の温度が目
標温度よりも低いときには、第3開閉弁63の開口度が
増加して可燃ガスの流量が増加する様に温度制御装置8
により第3開閉弁63が制御され、したがって可動型1
5の製品金型部分15aが昇温する。
【0035】また第3温度センサ33による測温の結
果、可動型15の製品金型部分15aの実際の温度が目
標温度よりも高いときには、第3開閉弁63の開口度を
絞って、これを流れる可燃ガスの流量が減少して製品金
型部分15aを加熱する燃焼炎が弱火となる様に第3開
閉弁63が制御され、したがって可動型15の製品金型
部分15aが降温する。この様にして可動型15の製品
金型部分15aが目標温度(例えば370°C)付近の
適温領域に維持される。
果、可動型15の製品金型部分15aの実際の温度が目
標温度よりも高いときには、第3開閉弁63の開口度を
絞って、これを流れる可燃ガスの流量が減少して製品金
型部分15aを加熱する燃焼炎が弱火となる様に第3開
閉弁63が制御され、したがって可動型15の製品金型
部分15aが降温する。この様にして可動型15の製品
金型部分15aが目標温度(例えば370°C)付近の
適温領域に維持される。
【0036】また可動型15においては、第4温度セン
サ34による測温の結果、可動型15の非製品金型部分
15cの実際の温度が目標温度よりも低いときには、第
4開閉弁64の開口度が増加して可燃ガスの流量が増加
して非製品金型部分15cを加熱する燃焼炎が強火とな
る様に温度制御装置8により第4開閉弁64が制御され
る。したがって可動型15の非製品金型部分10cが昇
温する。また可動型15の非製品金型部分15cの実際
の温度が目標温度よりも高いときには、第4開閉弁64
の開口度を絞り、弱火が得られる様に温度制御装置8に
より第4開閉弁64が制御される。この様にして可動型
15の非製品金型部分15cが目標温度(例えば370
°C)付近の適温領域に維持される。
サ34による測温の結果、可動型15の非製品金型部分
15cの実際の温度が目標温度よりも低いときには、第
4開閉弁64の開口度が増加して可燃ガスの流量が増加
して非製品金型部分15cを加熱する燃焼炎が強火とな
る様に温度制御装置8により第4開閉弁64が制御され
る。したがって可動型15の非製品金型部分10cが昇
温する。また可動型15の非製品金型部分15cの実際
の温度が目標温度よりも高いときには、第4開閉弁64
の開口度を絞り、弱火が得られる様に温度制御装置8に
より第4開閉弁64が制御される。この様にして可動型
15の非製品金型部分15cが目標温度(例えば370
°C)付近の適温領域に維持される。
【0037】なお本実施例によれば、固定型10の製品
金型部分10aの目標温度、非製品金型部分10cの目
標温度、更に可動型15の製品金型部分15aの目標温
度と非製品金型部分15cの目標温度とは、同値または
近似した値に設定されている。 (フローチャート)図5は温度制御装置8のCPU81
が実行するメインルーチンのフローチャートを示す。ス
テップS102ではレジスタ等の初期設定がなされ、ス
テップS104では炎安定時間計測用のタイマによる計
測がスタートする。ステップS106で炎安定時間(例
えば5秒)が経過したか判定する。経過しておればステ
ップS108に進み、タイマをクリヤすると共に、第1
温度センサ31〜第4温度センサ34からの測温信号を
まとめて入力(IN命令)する。更にステップS110
では弁開口度調整処理の実行にあたり第1温度センサ3
1〜第4温度センサ34のうちいずれかを選択する。
金型部分10aの目標温度、非製品金型部分10cの目
標温度、更に可動型15の製品金型部分15aの目標温
度と非製品金型部分15cの目標温度とは、同値または
近似した値に設定されている。 (フローチャート)図5は温度制御装置8のCPU81
が実行するメインルーチンのフローチャートを示す。ス
テップS102ではレジスタ等の初期設定がなされ、ス
テップS104では炎安定時間計測用のタイマによる計
測がスタートする。ステップS106で炎安定時間(例
えば5秒)が経過したか判定する。経過しておればステ
ップS108に進み、タイマをクリヤすると共に、第1
温度センサ31〜第4温度センサ34からの測温信号を
まとめて入力(IN命令)する。更にステップS110
では弁開口度調整処理の実行にあたり第1温度センサ3
1〜第4温度センサ34のうちいずれかを選択する。
【0038】本実施例では最初に第1温度センサ31に
関する処理を選択し、ステップS112に進み弁開口度
調整処理を行う。次にステップS114を経てステップ
S110に戻り、第2温度センサ32に関する処理を選
択し、ステップS112に進み弁開口度調整処理を行
う。次にステップS114を経て再びステップS110
に戻り、第3温度センサ33に関する処理を選択し、ス
テップS114に進み弁開口度調整処理を行う。次にス
テップS110に戻り、第4温度センサ34に関する処
理を選択し、ステップS112に進み弁開口度調整処理
を行う。第4温度センサ34に関する弁開口度調整処理
まで終了したら、ステップS116で開閉弁61〜64
を制御する弁制御信号を出力(OUT命令)する。次に
ステップS116からステップS104に戻り、再び、
炎安定時間計測用のタイマの計測をスタートし、以下同
様なステップを実行する。
関する処理を選択し、ステップS112に進み弁開口度
調整処理を行う。次にステップS114を経てステップ
S110に戻り、第2温度センサ32に関する処理を選
択し、ステップS112に進み弁開口度調整処理を行
う。次にステップS114を経て再びステップS110
に戻り、第3温度センサ33に関する処理を選択し、ス
テップS114に進み弁開口度調整処理を行う。次にス
テップS110に戻り、第4温度センサ34に関する処
理を選択し、ステップS112に進み弁開口度調整処理
を行う。第4温度センサ34に関する弁開口度調整処理
まで終了したら、ステップS116で開閉弁61〜64
を制御する弁制御信号を出力(OUT命令)する。次に
ステップS116からステップS104に戻り、再び、
炎安定時間計測用のタイマの計測をスタートし、以下同
様なステップを実行する。
【0039】図6は弁開口度調整処理のサブルーチンの
フローチャートを示す。図6に示す様にステップS20
2では測定された実際の温度Tと、予め設定された基準
となるしきい値温度Tcと比較し、実際の温度Tがしき
い値温度Tcより高ければ、ステップS204で開閉弁
の開口度を絞るための絞り制御信号を生成する。また実
際の温度Tがしきい値温度Tcより低ければ、ステップ
S206に進み開閉弁の開口度を増加する増加制御信号
を生成し、メインルーチンにリターンする。
フローチャートを示す。図6に示す様にステップS20
2では測定された実際の温度Tと、予め設定された基準
となるしきい値温度Tcと比較し、実際の温度Tがしき
い値温度Tcより高ければ、ステップS204で開閉弁
の開口度を絞るための絞り制御信号を生成する。また実
際の温度Tがしきい値温度Tcより低ければ、ステップ
S206に進み開閉弁の開口度を増加する増加制御信号
を生成し、メインルーチンにリターンする。
【0040】この様な弁開口度調整処理は、第1温度セ
ンサ31〜第4温度センサ34の測温信号ごとに実行さ
れるため、前述した様に固定型10においては製品金型
部分10aの温度制御と非製品金型部分10cの温度制
御とが互いに独立して行なわれる。同様に可動型15に
おいても、製品金型部分15aの温度制御と非製品金型
部分15cの温度制御とが互いに独立して行なわれる。
ンサ31〜第4温度センサ34の測温信号ごとに実行さ
れるため、前述した様に固定型10においては製品金型
部分10aの温度制御と非製品金型部分10cの温度制
御とが互いに独立して行なわれる。同様に可動型15に
おいても、製品金型部分15aの温度制御と非製品金型
部分15cの温度制御とが互いに独立して行なわれる。
【0041】(実施例の効果)以上説明した様に本実施
例によれば、中子造型の際に、固定型10においては製
品金型部分10aの温度制御と非製品金型部分10cの
温度制御とが互いに独立して行なわれ、これにより製品
金型部分10a及び非製品金型部分10cが互いに独立
して適温域となる。また可動型15においても製品金型
部分15aの温度制御と非製品金型部分15cの温度制
御とが互いに独立して行なわれ、これにより製品金型部
分15a及び非製品金型部分15cが互いに独立して適
温域となる。
例によれば、中子造型の際に、固定型10においては製
品金型部分10aの温度制御と非製品金型部分10cの
温度制御とが互いに独立して行なわれ、これにより製品
金型部分10a及び非製品金型部分10cが互いに独立
して適温域となる。また可動型15においても製品金型
部分15aの温度制御と非製品金型部分15cの温度制
御とが互いに独立して行なわれ、これにより製品金型部
分15a及び非製品金型部分15cが互いに独立して適
温域となる。
【0042】この様な本実施例によれば、金型1の温度
むらを誘発する冷たいシェル砂が頻繁に成形キャビティ
14に装入される場合であっても、金型1を構成する固
定型10における温度むら、可動型15における温度む
らが低減または回避される。従ってシェル中子の硬化む
らを低減、回避するのに有利であり、シェル中子の高品
質化に貢献できる。
むらを誘発する冷たいシェル砂が頻繁に成形キャビティ
14に装入される場合であっても、金型1を構成する固
定型10における温度むら、可動型15における温度む
らが低減または回避される。従ってシェル中子の硬化む
らを低減、回避するのに有利であり、シェル中子の高品
質化に貢献できる。
【0043】更に本実施例によれば、固定型10の製品
金型部分10aの目標温度、非製品金型部分10cの目
標温度、更に可動型15の製品金型部分15aの目標温
度と非製品金型部分15cの目標温度とは、同値または
近似した値に設定されている。そのため冷たいシェル砂
が短い時間間隔で成形キャビティ14に装入されたとし
ても、固定型10の温度と可動型15の温度とを均一化
するのに有利である。故に中子造型の際における金型1
の反りを軽減、回避できる。故に、反りに起因する割り
面10f、15fにおける隙間生成や型締め不良を抑え
得る。故に、割り面10f、15fにおける造型ばりの
発生を抑えるのに有利であり、シェル中子の寸法精度の
向上に有利である。
金型部分10aの目標温度、非製品金型部分10cの目
標温度、更に可動型15の製品金型部分15aの目標温
度と非製品金型部分15cの目標温度とは、同値または
近似した値に設定されている。そのため冷たいシェル砂
が短い時間間隔で成形キャビティ14に装入されたとし
ても、固定型10の温度と可動型15の温度とを均一化
するのに有利である。故に中子造型の際における金型1
の反りを軽減、回避できる。故に、反りに起因する割り
面10f、15fにおける隙間生成や型締め不良を抑え
得る。故に、割り面10f、15fにおける造型ばりの
発生を抑えるのに有利であり、シェル中子の寸法精度の
向上に有利である。
【0044】また燃焼炎の弱火、強火の切替が極く短い
時間のうちに頻繁に生じると、燃焼炎の安定性に欠け
る。この点本実施例によれば、燃焼炎の炎安定時間を考
慮し、炎安定時間が経過した後に第1温度センサ31〜
第4温度センサ34からの測温信号を温度制御装置8に
取り込む方式が採用されている。故に燃焼炎の安定性を
維持するのに有利である。この意味においても金型1の
温度を適温域に制御するのに有利である。
時間のうちに頻繁に生じると、燃焼炎の安定性に欠け
る。この点本実施例によれば、燃焼炎の炎安定時間を考
慮し、炎安定時間が経過した後に第1温度センサ31〜
第4温度センサ34からの測温信号を温度制御装置8に
取り込む方式が採用されている。故に燃焼炎の安定性を
維持するのに有利である。この意味においても金型1の
温度を適温域に制御するのに有利である。
【0045】(他の例)なお上記した例によれば、製品
金型部分における目標温度と非製品金型部分における目
標温度とが同値または近似値であるが、これに限らず所
定の温度幅をもって相違する値とする形態でも良い。上
記した実施例ではシェルモールド法に適用した場合であ
るが、要するに金型の熱を利用して砂を硬化させるもの
であれば良い。
金型部分における目標温度と非製品金型部分における目
標温度とが同値または近似値であるが、これに限らず所
定の温度幅をもって相違する値とする形態でも良い。上
記した実施例ではシェルモールド法に適用した場合であ
るが、要するに金型の熱を利用して砂を硬化させるもの
であれば良い。
【0046】(付記)上記した実施例から次の技術的思
想も把握できる。○温度検出手段の数と開閉弁手段の数
は同数である請求項2に記載の装置。
想も把握できる。○温度検出手段の数と開閉弁手段の数
は同数である請求項2に記載の装置。
【0047】
【発明の効果】請求項1、2に係る装置によれば、金型
の製品金型部分の温度制御と非製品金型部分の温度制御
とが互いに独立して行なわれる。そのため冷たい砂が成
形キャビティに頻繁に装入されたとして、金型の製品金
型部分や非製品金型部分をその適温領域に維持するのに
有利である。そのため型温の過剰高温に起因する中子の
劣化、型温の過剰低温に起因する中子の硬化不良を低
減、回避するのに有利であり、高品質の中子を得るのに
有利である。
の製品金型部分の温度制御と非製品金型部分の温度制御
とが互いに独立して行なわれる。そのため冷たい砂が成
形キャビティに頻繁に装入されたとして、金型の製品金
型部分や非製品金型部分をその適温領域に維持するのに
有利である。そのため型温の過剰高温に起因する中子の
劣化、型温の過剰低温に起因する中子の硬化不良を低
減、回避するのに有利であり、高品質の中子を得るのに
有利である。
【0048】請求項3に係る装置によれば、燃焼炎の安
定性を確保するのに有利である。この意味においても、
金型の製品金型部分や非製品金型部分をその適温領域に
維持するのに有利である。
定性を確保するのに有利である。この意味においても、
金型の製品金型部分や非製品金型部分をその適温領域に
維持するのに有利である。
【図1】全体構成を示す斜視図である。
【図2】(A)は固定型の斜視図であり、(B)は可動
型の斜視図である。
型の斜視図である。
【図3】(A)は固定型加熱盤の斜視図であり、(B)
は可動型加熱盤の斜視図である。
は可動型加熱盤の斜視図である。
【図4】温度制御装置のブロック図である。
【図5】温度制御装置が実行するメインルーチンのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】温度制御装置が実行するサブルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】従来技術に係る金型の斜視図である。
図中、1は金型、10は固定型、10aは製品金型部
分、10cは非製品金型部分、14は成形キャビティ、
15は可動型、15aは製品金型部分、15cは非製品
金型部分、31、33は温度センサ(製品金型部分温度
検出手段)、32、34は温度センサ(非製品金型部分
温度検出手段)、5は加熱装置(加熱手段)、50は固
定型加熱装置、55は可動型加熱装置、61〜64は開
閉弁(開閉弁手段)、51a、56aは第1バーナ口、
51c、56cは第2バーナ口を示す。
分、10cは非製品金型部分、14は成形キャビティ、
15は可動型、15aは製品金型部分、15cは非製品
金型部分、31、33は温度センサ(製品金型部分温度
検出手段)、32、34は温度センサ(非製品金型部分
温度検出手段)、5は加熱装置(加熱手段)、50は固
定型加熱装置、55は可動型加熱装置、61〜64は開
閉弁(開閉弁手段)、51a、56aは第1バーナ口、
51c、56cは第2バーナ口を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22C 23/00 B22C 23/00 Z
Claims (3)
- 【請求項1】金型温度よりも低温で且つ加熱硬化性をも
つ砂が装入されて中子を成形する成形キャビティ型面を
有する製品金型部分と、該製品金型部分の外側に配置さ
れた非製品金型部分とを備えた金型と、 該金型の製品金型部分の温度を検出する製品金型部分温
度検出手段と、 該金型の非製品金型部分の温度を検出する非製品金型部
分温度検出手段と、 該製品金型部分温度検出手段の検出信号に基づいて該製
品金型部分を加熱する製品金型部分加熱手段と、該非製
品金型部分温度検出手段の検出信号に基づいて該非製品
金型部分を加熱する非製品金型部分加熱手段とを備えた
加熱手段と、 該製品金型部分加熱手段による該製品金型部分の温度制
御と該非製品金型部分加熱手段による該非製品金型部分
の温度制御とを互いに独立して行ない、該金型の製品金
型部分をこれの目標温度域に調整すると共に、該金型の
非製品金型部分をこれの目標温度域に該非製品金型部分
に対して独立して調整する温度制御手段とを具備してい
ることを特徴とする中子金型加熱制御装置。 - 【請求項2】加熱手段は、 製品金型部分に対面する第1バーナ口と、非製品金型部
分に対面する第2バーナ口と、燃焼炎となる可燃ガスを
第1バーナ口に送給する第1ガス通路と、第1ガス通路
に対して非連通に設けられ可燃ガスを第2バーナ口に送
給する第2ガス通路とを備えた加熱盤と、 温度制御手段により開口度が開閉制御され、該第1ガス
通路に可燃ガスを流量調整可能に送給する製品金型部分
用の開閉弁手段と、 該温度制御手段により該製品金型部分用の開閉弁手段と
は独立して開口度が開閉制御され、該第2ガス通路に可
燃ガスを流量調整可能に送給する非製品金型部分用の開
閉弁手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記
載の中子金型加熱制御装置。 - 【請求項3】加熱手段は可燃ガスによる燃焼炎で加熱す
るものであり、流量が調整された可燃ガスによる燃焼炎
が安定する炎安定時間が経過した後に、温度制御手段
は、製品金型部分温度検出手段及び非製品金型部分温度
検出手段の少なくとも一方の測温信号を取り込むことを
特徴とする請求項1に記載の中子金型加熱制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413695A JPH0929387A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 中子金型加熱制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413695A JPH0929387A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 中子金型加熱制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929387A true JPH0929387A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16148008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18413695A Pending JPH0929387A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 中子金型加熱制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015064236A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | 鋳型造型装置 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP18413695A patent/JPH0929387A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015064236A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | 鋳型造型装置 |
CN105705267A (zh) * | 2013-10-30 | 2016-06-22 | 丰田自动车株式会社 | 铸型造型装置 |
EP3064292A4 (en) * | 2013-10-30 | 2017-07-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Mold shaping device |
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