JPH09292002A - ボールネジスプライン軸機構 - Google Patents

ボールネジスプライン軸機構

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Publication number
JPH09292002A
JPH09292002A JP13086196A JP13086196A JPH09292002A JP H09292002 A JPH09292002 A JP H09292002A JP 13086196 A JP13086196 A JP 13086196A JP 13086196 A JP13086196 A JP 13086196A JP H09292002 A JPH09292002 A JP H09292002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
driven
shaft
bearing
spline
Prior art date
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Pending
Application number
JP13086196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nojiri
仁 野尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Publication of JPH09292002A publication Critical patent/JPH09292002A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、直線駆動と回転駆動を独立し
て駆動できるボールネジスプライン軸機構を提供する。 【解決手段】 ボールネジ2と、ボールスプライン5
と、ボールネジ2を回転駆動する直線駆動モータ3と、
ボールスプライン5を回転駆動する回転駆動モータ6と
を備えたボールネジスプライン軸機構において、ボール
ネジ2を設けた第1の駆動軸1と、ボールスプライン5
を設けた第2の駆動軸4と、第1の駆動軸1と第2の駆
動軸4を結合する軸受11と、軸受11に軸方向与圧を
与えるナット12、42とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線駆動と回転駆
動を同時に行うことができるボールネジスプライン軸機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直線駆動と回転駆動を同時に行う
ことができるボールネジスプライン軸は、例えば図2に
示すように、一つの直線状の駆動軸1Aの一方側にボー
ルネジ2を設け、他方側にボールスプライン5を設けて
ある。ボールネジ2はスクリュー部21と、ナット部2
2と、その間に設けられてトルクを伝達する転動球23
とからなり、ボールスプライン5はスプライン部51
と、外筒部52と、その間に設けられてトルクを伝達す
る転動球53とからなっている。ナット部22と外筒部
52はそれぞれ直線駆動モータ3と回転駆動モータ6と
によって駆動されるようにし、直線駆動モータ3と回転
駆動モータ6とをブラケット61により結合してある。
この場合、ナット部22を直線駆動モータ3によって回
転すると、駆動軸1Aは転動球23を介してスクリュー
部21とともに軸方向に直線駆動される。また、外筒部
52を回転駆動モータ6によって回転すると、駆動軸1
Aは転動球53を介してスプライン部51とともに回転
駆動される。スプライン部51と外筒部52は常に軸方
向に相対的に移動できる構造を備えているので、駆動軸
1Aが直線駆動されている間でも、駆動軸1Aは軸方向
移動と同時に回転を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、回転駆動モータ6により外筒部22を回転し、
駆動軸1Aを回転させると、駆動軸1Aが回転すること
でスクリュー部21も回転する。したがって、ナット部
22が停止していると、駆動軸1Aは自動的に軸方向に
直線駆動されるので、回転駆動時に駆動軸1Aの軸方向
の移動を止めたいときは、直線駆動モータ3をスプライ
ン部51の回転と同期して逆回転させる必要があり、直
線駆動モータ3の駆動回路(図示しない)が複雑となる
とともに、高頻度の往復回転が難しいという問題があっ
た。本発明は、構造が簡単で、直線駆動と回転駆動を独
立して駆動できるボールネジスプライン軸機構を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ボールネジと、ボールスプラインと、前
記ボールネジを回転駆動する直線駆動モータと、前記ボ
ールスプラインを回転駆動する回転駆動モータとを備え
たボールネジスプライン軸機構において、前記ボールネ
ジを設けた第1の駆動軸と、前記ボールスプラインを設
けた第2の駆動軸と、前記第1の駆動軸と前記第2の駆
動軸を結合する軸受と、前記軸受に軸方向与圧を与える
ナットとを備えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
ついて説明する。図1は本発明の実施例を示す正断面図
である。図において、1は第1の駆動軸、11は第1の
駆動軸1の端部に設けられた軸受、12は軸受11を軸
方向に与圧を加えるナットである。2は第1の駆動軸1
に設けられたボールネジで、スクリュー部21と、ナッ
ト部22と、転動球23からなっている。ナット部22
は直線駆動モータ3によって回転駆動されるようにして
ある。4は第2の駆動軸、41は第2の駆動軸4の軸端
に設けられたハウジングで、第1の駆動軸1に設けられ
た軸受11を収納してある。ハウジング41の端部には
雌ねじを設けて、ナット42により軸受11の外輪をハ
ウジング41に押し付けるようにしてあり、第1の駆動
軸1が軸方向に移動したとき、第1の駆動軸と第2の駆
動軸の間にガタ(遊隙)が生じないようにしてある。5
は第2の駆動軸4に設けられたボールスプラインで、ス
プライン部51と外筒部52と転動球53からなってい
る。外筒部52は回転駆動モータ6によって回転駆動さ
れるようにしてある。直線駆動モータ3と回転駆動モー
タ6はブラケット61によって結合されている。
【0006】このような構成により、直線駆動モータ3
によってナット部22を回転すると、転動球23および
スクリュー部21を介して第1の駆動軸1が軸方向に移
動する。それに伴って、軸受11を介して第2の駆動軸
4が軸方向に移動する。このとき、第2の駆動軸4を回
転する必要があるときは、回転駆動モータ6によって外
筒部52を回転すると、スプライン部51、転動球53
を介して第2の駆動軸4が回転するが、スプライン部5
1と外筒部52は常に軸方向に相対的に移動できる構造
を備えているので、第1の駆動軸1によって第2の駆動
軸4が軸方向に移動している間でも、第2の駆動軸4は
軸方向移動と同時に回転駆動を行う。第2の駆動軸4が
軸方向移動を行う必要がなく、第2の駆動軸4を回転駆
動するときは、回転駆動モータ6によって外筒部52を
回転し、スプライン部51、転動球53を介して第2の
駆動軸4が回転する。このとき、直線駆動モータ3を停
止しておけば、第1の駆動軸1と第2の駆動軸4が軸受
11によって結合されているので、第2の駆動軸4が軸
方向に移動することがない。このように、第2の駆動軸
4を軸方向に移動する必要がなく、単に回転だけ行うと
きは、直線駆動モータ3を停止しておけばよいので、直
線駆動モータ3の駆動回路は極めて簡単になる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ボ
ールネジを設けた第1の駆動軸とボールスプラインを設
けた第2の駆動軸とを軸受を介して結合して一つの駆動
軸を形成してあるので、直線移動と回転の動作を独立し
て行うことができる。したがって、直線駆動モータの駆
動回路が簡単になるとともに、高頻度の往復回転が可能
となる構造が簡単なボールネジスプライン軸を提供でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】 従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1:第1の駆動軸、11:軸受、12:ナット、2:ボ
ールネジ、21:スクリュー部、22:ナット部、2
3:転動球、3:直線駆動モータ、4:第2の駆動軸、
41:ハウジング、42:ナット、5:ボールスプライ
ン、51:スプライン部、52:外筒部、53:転動
球、6:回転駆動モータ、61:ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールネジと、ボールスプラインと、前
    記ボールネジを回転駆動する直線駆動モータと、前記ボ
    ールスプラインを回転駆動する回転駆動モータとを備え
    たボールネジスプライン軸機構において、前記ボールネ
    ジを設けた第1の駆動軸と、前記ボールスプラインを設
    けた第2の駆動軸と、前記第1の駆動軸と前記第2の駆
    動軸を結合する軸受と、前記軸受に軸方向与圧を与える
    ナットとを備えたことを特徴とするボールネジスプライ
    ン軸機構。
JP13086196A 1996-04-26 1996-04-26 ボールネジスプライン軸機構 Pending JPH09292002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13086196A JPH09292002A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ボールネジスプライン軸機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13086196A JPH09292002A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ボールネジスプライン軸機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09292002A true JPH09292002A (ja) 1997-11-11

Family

ID=15044423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13086196A Pending JPH09292002A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 ボールネジスプライン軸機構

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JP (1) JPH09292002A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019218992A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 日本パルスモーター株式会社 直動・回転アクチュエータ

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