JPH09291937A - 直線案内装置のスライダ - Google Patents

直線案内装置のスライダ

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JPH09291937A
JPH09291937A JP10585796A JP10585796A JPH09291937A JP H09291937 A JPH09291937 A JP H09291937A JP 10585796 A JP10585796 A JP 10585796A JP 10585796 A JP10585796 A JP 10585796A JP H09291937 A JPH09291937 A JP H09291937A
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JP
Japan
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ball
synthetic resin
block body
slider
resin portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP10585796A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Teramachi
博 寺町
Masashi Kimoto
政志 木本
Takahiro Kawaguchi
隆啓 川口
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THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
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Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
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Publication of JPH09291937A publication Critical patent/JPH09291937A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0602Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0652Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are at least partly defined by separate parts, e.g. covers attached to the legs of the main body of the U-shaped carriage
    • F16C29/0654Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are at least partly defined by separate parts, e.g. covers attached to the legs of the main body of the U-shaped carriage with balls
    • F16C29/0659Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are at least partly defined by separate parts, e.g. covers attached to the legs of the main body of the U-shaped carriage with balls with four rows of balls

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属製のブロック本体に対して合成樹脂部を肉
付けしてボール戻し孔やボール保持部を備えた直線案内
装置のスライダ形成するに当たり、ブロック本体とこれ
に肉付けした合成樹脂部との結合を強固なものとし、ボ
ールの円滑な無限循環を担保することが可能であると共
に、ボール循環に伴う騒音の発生を可及的に防止するこ
とが可能な直線案内装置のスライダを提供する。 【解決手段】ブロック本体8のスカート部3bの外側面
に合成樹脂部を肉付けしてボール戻し孔44aを形成す
るに当たり、当該スカート部3bの外側面にはかかる肉
付け領域の縁部に対応して当該ブロック本体8の長手方
向に沿った係止凹溝49を形成し、かかるスカート部3
bに肉付けした合成樹脂部が上記係止凹溝49に食い込
んだ凸部50を有するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッド、コラム等
の固定部に配設された軌道レールに沿って移動し、荷重
を負荷しながら工作機械のワークテーブルや工業用ロボ
ット等の可動体を案内する直線案内装置のスライダに係
り、詳細には、金属製のブロック本体に対して合成樹脂
部を肉付けして形成されたスライダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の直線案内装置としては、
ベッド等の固定部に配設されると共にボールの転走面が
形成された軌道レールと、多数のボールを介してこの軌
道レールに組み付けられ、テーブル等の可動体を支持し
ながら上記軌道レールに沿って移動するスライダとから
構成されるものが知られている。
【0003】また、上記スライダは、ボールを介して軌
道レールの転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転
走面と平行なボール戻し孔を有し、上記ボールの転動に
伴い軌道レールに沿って移動自在な移動ブロックと、こ
の移動ブロックの前後両端面に夫々固定されると共に、
上記負荷転走面とボール戻し孔とを連通連結するボール
の方向転換路を有する一対の蓋体と、当該スライダを軌
道レールから取り外した際にボールが上記負荷転走面か
ら脱落するのを防止すべく、上記移動ブロックに取り付
けられるボール保持器とから構成されており、上記蓋体
を移動ブロックの前後両端面に固定することで上記負荷
転走面とボール戻し孔の端部間とが方向転換路で連結さ
れ、ボールの無限循環路がスライダ内に完成するように
なっている。
【0004】一方、このように構成された従来の直線案
内装置のスライダでは、その移動ブロックに対してボー
ル戻し孔の穿孔加工やボール保持器の取付け作業等が必
要となり、その製作に大変手間がかかることから、本願
出願人は過去に合成樹脂の射出成形を利用して当該スラ
イダを製作する提案をしている(特開平7−31776
2号公報)。
【0005】具体的には、上記負荷転走面の研削加工が
なされた金属製のブロック本体に対して合成樹脂を射出
成形で肉付けし、上記ボール戻し孔やボール保持器を上
記ブロック本体と一体に成形すると共に、従来は蓋体に
形成されていた方向転換路の内周側ボール案内部も上記
ブロック本体の端面に成形して移動ブロックを製作する
ようにしたものであり、複雑な形状の移動ブロックを簡
易に製作することができるといった利点を備えている
他、ボール戻し孔、内周側ボール案内部及びボール保持
器が連続するボールの無限循環路を合成樹脂で連続的に
形成でき、ボール循環の円滑化が図れるといった利点も
備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる方法で
製作されたスライダにおいては、ブロック本体に対して
肉付けされた合成樹脂部が当該ブロック本体と緊密に接
してはいるものの、機械的に結合している訳ではないの
で、かかる合成樹脂部に外力が作用すると、当該合成樹
脂部がブロック本体から剥がれて位置ずれを起こし易い
といった問題点があった。
【0007】特に、上記ボール戻し孔を形成する合成樹
脂部に対してはボールの転走に伴う振動が作用すること
から、当該合成樹脂部がブロック本体に対して位置ずれ
を生じ易く、かかる位置ずれが生じるとボールの無限循
環路の連続性が害されて、ボールの円滑な循環が妨げら
れる他、ボール循環時の騒音の発生が顕著になるといっ
た問題点もあった。
【0008】また、前述したように移動ブロックの前後
両端面にはボールの方向転換路を形成する蓋体が固定さ
れるが、ボール戻し孔やボール保持部を形成する合成樹
脂部がブロック本体に対して位置ずれを生じた場合に
は、蓋体自体を移動ブロックに固定することができなく
なるといった事態も想定される。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、金属製のブロッ
ク本体に対して合成樹脂部を肉付けしてボール戻し孔や
ボール保持部を備えた直線案内装置のスライダ形成する
に当たり、ブロック本体とこれに肉付けした合成樹脂部
との結合を強固なものとし、ボールの円滑な無限循環を
担保することが可能であると共に、ボール循環に伴う騒
音の発生を可及的に防止することが可能な直線案内装置
のスライダを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、先ず請求項1記載の発明は、無限循環するボールの
負荷転走面を有する金属製ブロック本体に対して合成樹
脂部を射出成形で肉付けして成形され、かかる射出成形
によって当該ボールの無限循環路が形成された直線案内
装置のスライダを前提とした上で、上記ブロック本体に
は、上記合成樹脂部の肉付け領域の縁部に対応して、当
該ブロック本体の長手方向に沿った係止凹溝が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0011】かかる発明によれば、射出成形を用いてブ
ロック本体に合成樹脂部を肉付けした際に、当該ブロッ
ク本体に形成した係止凹溝に合成樹脂が充填され、合成
樹脂部の縁部には上記係止凹溝に対応した凸部が形成さ
れるので、かかる凸部がブロック本体の係止凹溝と係合
し、これによって合成樹脂部がブロック本体を抱えるよ
うにしてこれと結合する。従って、ブロック本体に肉付
けされた合成樹脂部がボールの転走を原因とする振動等
によって変位するのを防止することができ、ボールの無
限循環路の連続性を担保することができる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、やはり無限
循環するボールの負荷転走面を有する金属製ブロック本
体に対して合成樹脂部を射出成形で肉付けして成形さ
れ、かかる射出成形によって当該ボールの無限循環路が
形成された直線案内装置のスライダを前提とした上で、
上記ブロック本体には、上記合成樹脂部の肉付け領域に
対応して、当該ブロック本体の長手方向に沿った凹溝が
形成され、かかる凹溝はブロック本体の内部に向けて拡
開した断面略台形状に形成されていることを特徴とする
ものである。
【0013】かかる発明によれば、射出成形を用いてブ
ロック本体に合成樹脂部を肉付けした際に、当該ブロッ
ク本体に形成した凹溝に合成樹脂が充填されるが、かか
る凹溝はブロック本体の内部に向けて拡開した断面略台
形状に形成されているので、合成樹脂部には上記凹溝に
嵌合した台形凸部が形成されることとなり、かかる合成
樹脂部はブロック本体と強固に結合されて一体化する。
従って、この請求項2に係るスライダにおいても、ブロ
ック本体に肉付けされた合成樹脂部がボールの転走を原
因とする振動等によって変位するのを防止することがで
き、ボールの無限循環路の連続性を担保することができ
る。
【0014】また、請求項3記載の発明は、上記請求項
2記載の発明の凹溝に代えて凸部を形成し、かかる凸部
を合成樹脂部に向けて拡開した断面略台形状に形成した
ことを特徴とするものである。
【0015】かかる発明によれば、請求項2記載の発明
におけるブロック本体と合成樹脂部との関係が逆転し、
射出成形の際には、ブロック本体に形成した台形状の凸
部と嵌合する台形凹溝が合成樹脂部に形成されることと
なり、かかる合成樹脂部は上記凸部とブロック本体と強
固に結合されて一体化する。従って、この請求項4に係
るスライダにおいても、ブロック本体に肉付けされた合
成樹脂部がボールの転走を原因とする振動等によって変
位するのを防止することができ、ボールの無限循環路の
連続性を担保することができる。
【0016】更に、請求項4記載の発明は、上記請求項
2記載の発明の凹溝に代えて貫通孔をブロック本体に形
成し、かかる貫通孔を介してブロック本体の外側面及び
内側面に肉付けされた合成樹脂部を連結したことを特徴
とするものである。
【0017】かかる発明によれば、射出成形を用いてブ
ロック本体に合成樹脂部を肉付けした際に、当該ブロッ
ク本体に形成した貫通孔に合成樹脂が充填され、ブロッ
ク本体の外側面に肉付けされるボール戻し孔と内側面に
肉付けされるボール保持部とが貫通孔を介して連結され
るので、これらボール戻し孔及びボール保持部を形成す
る合成樹脂部がブロック本体と離れることなく強固に結
合される。従って、この請求項3に係るスライダにおい
ても、ブロック本体に肉付けされた合成樹脂部がボール
の転走を原因とする振動等によって変位するのを防止す
ることができ、ボールの無限循環路の連続性を担保する
ことができる。
【0018】尚、請求項1乃至請求項3に記載した発明
において、上記ブロック本体に形成した負荷転走面の両
縁に沿ってボール保持器となる合成樹脂部を肉付けする
か否かは適宜設計変更することができる。すなわち、本
発明におけるボールの無限循環路は必ずしもボール保持
器を含むものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の直線案内装置のスライダを詳細に説明する。図1及び
図2は本発明のスライダを軌道レールと組み合わせた直
線案内装置の第一実施例を示すものである。同図におい
て、符号1は工作機械のベッド等の固定部に対して配設
される軌道レール、符号2はテーブル等の可動体を上記
軌道レール1に沿って案内するスライダ、符号3はこれ
ら軌道レール1とスライダ2との間で荷重を負荷しなが
ら転動すると共に上記スライダ2内で無限循環するボー
ルである。
【0020】先ず、上記軌道レール1は断面略矩形状に
形成されており、上記ボール3が転走するボール転走面
11a,11bが長手方向(図1の紙面垂直方向)に沿
って計4条形成されている。これらボール転走面11
a,11bは軌道レール1の両側面及び上面の両縁部に
形成されており、両側面のボール転走面11aは紙面左
右方向から30°下向きに形成される一方、上面のボー
ル転走面11bは垂直方向上向きに形成されている。ま
た、軌道レール1にはその長手方向に適宜間隔をおいて
ボルト取付孔12が形成されており、軌道レール1はこ
のボルト取付孔12に挿入される図示外の固定ボルトに
よって固定部に固定される。
【0021】一方、上記スライダ2は、テーブル等の可
動体の取付面41及び当該可動体の固定ボルトが螺合す
るタップ孔42を有する移動ブロック4と、この移動ブ
ロック4の前後両端面に対して固定される一対の蓋体
5,5とから構成されており、かかる蓋体5を移動ブロ
ック4に固定することで当該スライダ内にボール3の無
限循環路が具備されるようになっている。また、上記蓋
体5には軌道レール1に摺接するシール部材6が取り付
けられており、軌道レール1に付着している塵芥等がス
ライダ2の移動に伴って当該スライダ2内に侵入するの
を防止している。
【0022】一方、図3に示すように、上記移動ブロッ
ク4は取付面41が形成された水平部4a及びこの水平
部4aから垂れ下がる一対のスカート部4b,4bを備
えて断面略サドル状に形成されており、これら水平部4
aの下面側及び各スカート部4bの内面側には軌道レー
ル1のボール転走面11a,11bに対向する4条の負
荷転走面43a,43bが形成されている。また、上記
水平部4a及び各スカート部4bには各負荷転走面43
a,43bに夫々対応したボール戻し孔44a,44b
が形成されており、前述の蓋体5に形成されたボール3
の方向転換路51(図2参照)によって各負荷転走面4
3a,43bとこれに対応するボール戻し孔44a,4
4bとが連結され、ボールの無限循環路が形成されるよ
うになっている。
【0023】これにより、軌道レール1のボール転走面
11a,11bと移動ブロック4の負荷転走面43a,
43bとの間で荷重を負荷していたボール3は、スライ
ダ2の移動に伴って上記負荷転走面43a,43bを転
走し終えると上記荷重から開放されて一方の蓋体5の方
向転換路51に入り込み、そのままの無負荷状態で負荷
転走面43a,43bにおける転走方向とは逆方向へ向
かって移動ブロック4のボール戻し孔44a,44bを
転走する。また、ボール戻し孔44a,44bを転走し
終えたボール3は他方の蓋体5の方向転換路51を介し
て再度軌道レール1と移動ブロック4との間に入り込
み、荷重を負荷しながら上記負荷転走面43a,43b
を転走する。
【0024】また、各負荷転走面43a,43bの両側
にはボール保持部45が当該負荷転走面43a,43b
に覆いかぶさるように形成されており、スライダ2を軌
道レール1から取り外した際に、負荷転走面43a,4
3b上に位置するボール3がスライダ2から転がり落ち
るのを防止している。
【0025】更に、この実施例では無限循環路内におけ
るボール同志の接触を避けて、ボール3の摩耗を可及的
に防止する観点から、かかるボール3を合成樹脂製のベ
ルト状ケージ7に転動自在に嵌め込んでボールチェーン
を構成し、このボールチェーンを上記無限循環路に組み
込んでいる。このため、上記ボール戻し孔44a,44
b及びボール保持部45にはボール3と共に上記無限循
環路内を循環する上記ベルト状ケージ7の両縁部を支承
する凹溝が形成されている。
【0026】また更に、図2に示すように、上記移動ブ
ロック4の前後両端面には半円状のボール案内部46が
突設されており、蓋体5の方向転換路51と相俟ってボ
ール戻し孔44a,44bを出入りするボール3を案内
するようになっている。
【0027】上記移動ブロック4は機械加工によって形
成された金属製のブロック本体8に対して合成樹脂部を
射出成形で肉付けして形成されており、前述した可動体
取付面41やボール3の負荷転走面43a,43b等、
機械的強度が要求される部位は当該ブロック本体8に形
成される一方、ボール戻し孔44a,44b、ボール保
持部45及びボール案内部46等の機械的強度が重要と
されない部位は合成樹脂部で形成され、可能な限り移動
ブロック4の軽量化が図られている。
【0028】図4は、合成樹脂部が肉付けされる前のブ
ロック本体8を示すものである。かかるブロック本体8
は先ず引き抜き加工によって水平部4a及びスカート部
4b,4b等の概略形状が形成された後、研削加工によ
って可動体取付面41及び基準側面47が所定の精度で
形成され、更にボール戻し孔44bの下孔となる貫通孔
48が穿孔加工によって形成される。
【0029】また、かかるブロック本体8に対しては上
記負荷転走面43a,43bを形成する必要があるが、
これら負荷転走面43a,43bは上記可動体取付面4
1及び基準側面47を形成した後、図5に示すようにし
て形成される。すなわち、既に形成された可動体取付面
41及び基準側面47を研削加工ステージ9の取付基準
面に当接させるようにしてブロック本体8を固定し、こ
の状態で砥石10をブロック本体8に当接させて上記負
荷転走面43a,43bの研削加工を行う。この際、ス
カート部に形成される負荷転走面43aと水平部に形成
される負荷転走面43bとの位置関係を正確なものとす
るため、これら負荷転走面43a,43bは同一の砥石
10で一気に研削される。
【0030】一方、前述したブロック本体8の引き抜き
加工においては、次の工程でブロック本体8に肉付けさ
れる合成樹脂部の当該ブロック本体8への結合力を強化
する目的から、上記スカート部4bの外側に樹脂溜まり
となる係止凹溝49が形成される。この係止凹溝49は
合成樹脂部の肉付け領域の縁部に対応し、且つ、ブロッ
ク本体8の長手方向に沿って形成されている。
【0031】次に、このようにして所定の形状に仕上げ
られたブロック本体8に対し、射出成形で合成樹脂を肉
付けする工程について説明する。この射出成形は全ての
加工が完了したブロック本体8を中子として金型内に配
置した所謂インサート成形によって行われ、これによっ
てブロック本体8の所定の位置にのみ合成樹脂が肉付け
され、上記ボール戻し孔44a,44bやボール保持部
45等が形成される。
【0032】図6は金型61,62内にインサートされ
たブロック本体8を示す断面図である。金型61には上
記ブロック本体8を固定するための支持部63が立設さ
れており、かかる支持部63に対してブロック本体8を
軸方向(紙面垂直方向)から嵌合させることにより、金
型61,62内におけるブロック本体8の位置決めがな
され、移動ブロック4のボール保持部45に対応したキ
ャビティ64,65がブロック本体8と支持部63との
間に形成される一方、ボール戻し孔44aを形作るキャ
ビティ66がブロック本体8のスカート部4bと金型6
1との間に形成されるようになっている。また、ブロッ
ク本体8の貫通孔48,48及び上記キャビティ66,
66には上記ボール戻し孔44a,44bの形状に合致
した断面形状を有する棒状の型体67が挿入され、これ
ら貫通孔48及びキャビティ66に合成樹脂の溶湯を充
填した際にボール戻し孔44a,44bが形成されるよ
うになっている。
【0033】また、金型61はブロック本体8の基準側
面47の下端縁に当接しており、これによってキャビテ
ィ66に充填される溶湯の湯切りが行われ、基準側面4
7上に合成樹脂が被るのを防止している。
【0034】そして、このようにしてブロック本体8を
金型61,62内にインサートした後、これによって形
成されたキャビティ64,65,66に対して合成樹脂
の溶湯を充填し、かかる合成樹脂をブロック本体8に対
して肉付けすると、図3に示される移動ブロックが完成
する。
【0035】以上のようにして実施されるインサート成
形の工程において、ブロック本体8のスカート部4bの
外側面に形成した係止凹溝49は上記キャビティ66の
縁部に対応しているので、かかるキャビティ66に対し
て合成樹脂の溶湯を充填すると、図3に示すように、上
記係止凹溝49に食い込んだ凸部50がボール戻し孔4
4aを形作る合成樹脂部の縁部に形成される。
【0036】これにより、かかる合成樹脂部はブロック
本体8のスカート部4bを抱え込むようにして当該ブロ
ック本体8と結合するので、ブロック本体8との結合力
が強化され、外力や振動の作用によっても当該合成樹脂
部がブロック本体8から剥がれたり、位置ずれを起こし
たりするのを防止することができる。
【0037】すなわち、本実施例の直線案内装置の使用
時においては、ブロック本体8の負荷ボール溝43aを
転走したボール3がボール戻し孔44aへと循環して転
走することから、かかるボール戻し孔44aを形成する
合成樹脂部に対してはボール3の転走に伴う顕著な振動
が作用するが、合成樹脂部がスカート部4bを抱え込ん
でいる本実施例の移動ブロック3にあっては、ボール3
の循環によっても当該合成樹脂部のブロック本体8に対
する位置精度が損なわれることはなく、ボール3の円滑
な無限循環を維持することができる。
【0038】次に、本発明の第二実施例について説明す
る。図7は本発明を適用した直線案内装置の第二実施例
を示すものである。この直線案内装置は工作機械のベッ
ド等の固定部に対して配設される軌道レール70と、無
限循環するボールを介してこの軌道レール70に組み付
けらテーブル等の可動体を上記軌道レールに沿って案内
するスライダ80とから構成されている。また、図8は
上記スライダ80の分解図を示すものであり、かかるス
ライダ80は、可動体の取付面91及び取付ボルトのタ
ップ孔92が加工された移動ブロック90と、この移動
ブロック90の前後両端面に対して固定される一対の蓋
体81とから構成されている。
【0039】上記軌道レール70の両側面には上記ボー
ルの転走面71が夫々2条ずつ形成されており、各ボー
ル転走面71は互いに拡開する方向に且つ水平方向と4
5°の角度をなすようにして形成されている。また、軌
道レール70にはその長手方向に適宜間隔をおいてボル
ト取付孔72が形成されており、軌道レール70はこの
ボルト取付孔72に挿入される図示外の固定ボルトによ
って固定部に固定される。
【0040】一方、図9に示すように、上記移動ブロッ
ク90は上記取付面91が形成された水平部93a及び
この水平部93aから垂れ下がる一対のスカート部93
b,93bを備えて断面略C形状に形成されており、上
記軌道レール70に対してはこれを跨ぐようにして配設
されている。各スカート部93bの内面側には軌道レー
ル70側のボール転走面71に対向する負荷転走面94
が夫々2条ずつ形成されており、軌道レール70に対す
るスライダ80の移動を支承しているボール100はこ
れらボール転走面71と負荷転走面94との間に挟まれ
た状態で転動する。
【0041】また、各負荷転走面94の両側には合成樹
脂製のボール保持部95が形成されており、スライダ8
0を軌道レール70から取り外した際に、負荷転走面9
4上に位置するボール100がスライダ80から転がり
落ちるのを防止している。
【0042】更に、各スカート部93bにおける外側面
の近傍には、各負荷転走面94に夫々対応して合成樹脂
製のボール戻し孔96が形成されており、上記負荷転走
面94を転走し終えて荷重から解放されたボール100
が負荷転走面94上における転走方向とは逆方向に転走
するようになっている。
【0043】また更に、図8に示されるように、移動ブ
ロック90の前後両端面には上記蓋体81合する合成樹
脂製の突出部97が形成されている。この突出部97に
は負荷転走面94とボール戻し孔96との間におけるボ
ール100の方向転換を容易とするための内周側案内面
98が曲面状に形成されており、かかる内周側案内面9
8の頂点は蓋体側へ突き出した突出部97の先端面と合
致している。
【0044】一方、上記蓋体81は合成樹脂の射出成形
によって製作され、その内側面には移動ブロック90側
の突出部97が嵌合する凹所が形成されると共に、かか
る凹所には上記突出部97に形成された内周側案内面9
8と対向する曲面状の外周側案内面82が形成されてい
る。従って、この蓋体81を上記移動ブロック90に固
定すると、これら内周側案内面98及び外周側案内面8
2の結合により、負荷転走面94とボール戻し孔96と
の間でボール100を案内する円弧状の方向転換路が構
成され、負荷転走面94を転走し終えて荷重から解放さ
れたボールを連続的にボール戻し孔96に送り込むこと
ができる。
【0045】また、上記外周側案内面82の軌道レール
70側の端部には、ボール転走面71を転走してきたボ
ール100を上記方向転換路に掬い挙げるための舳形の
切欠部83が形成されており、この切欠部83がボール
100を左右から徐々に持ち上げるようにして円滑に方
向転換路に導くようになっている。
【0046】尚、この蓋体81には位置決め突起84が
形成されており、蓋体81を上記移動ブロック90に固
定する際にこの位置決め突起84が移動ブロック90側
に形成した位置決め孔85に嵌合し、蓋体81を所定の
位置に対して正確に固定できるようになっている。
【0047】この実施例においても前述の第一実施例と
同様に、上記移動ブロック90は図10に示す金属製の
ブロック本体101を金型内に配置した合成樹脂の射出
成形によって製作され、これによって図8に示す移動ブ
ロック90が完成する。前述のボール保持部95、ボー
ル戻し孔96及び突出部97はこの射出成形によって形
成され、ブロック本体101と一体化される。
【0048】上記ブロック本体101は先ず引き抜き加
工によって水平部93a及びスカート部93b等の概略
形状が形成された後、研削加工によって可動体取付面9
1、基準側面99および負荷転走面94が所定の精度で
形成される。尚、上記負荷転走面94の研削手順は第一
実施例で示したものと全く同一である。
【0049】また、かかる引き抜き加工においては、次
の工程でブロック本体101に肉付けされる合成樹脂部
の当該ブロック本体101への結合力を強化すべく、上
記スカート部93bの外側面及び内側面に樹脂溜まりと
なる凹溝102が形成される。この凹溝102はスカー
ト部93bの内部に向けて拡開した断面略台形状に形成
されると共に、各スカート部93bに形成された一対の
負荷転走面94の間あるいは一対のボール戻し孔96の
間に位置し、且つ、ブロック本体101の長手方向に沿
って形成されている。
【0050】そして、このようにして所定の形状に仕上
げられたブロック本体101を中子として金型内に配置
し、かかる金型内に合成樹脂を射出して所謂インサート
成形を実施することにより、ブロック本体8の所定の位
置にのみ合成樹脂部が肉付けされ、上記ボール戻し孔9
6やボール保持部95等が形成される。尚、金型内にお
けるブロック本体101の固定方法やボール戻し孔96
の形成方法等は第一実施例と略同じなので、ここではそ
の説明を省略する。
【0051】かかるインサート成形に当たり、本実施例
ではブロック本体101のスカート部93bの外側面お
よび内側面に凹溝102を形成してあるので、当該スカ
ート部の外側面にボール戻し孔96を形作る合成樹脂部
を肉付けすると共に、内側面にボール保持部95となる
合成樹脂部を肉付けすると、これら合成樹脂部が上記凹
溝102内にも入り込む。このとき、かかる凹溝102
はブロック本体101の内部に向けて拡開した断面略台
形状に形成されているので、凹溝102内に入り込んだ
合成樹脂部は断面略台形状の凸部を形成することとな
り、かかる合成樹脂部はブロック本体101のスカート
部93bと機械的に結合された状態となり、強固にブロ
ック本体101と一体化される。
【0052】従って、ボール100の転走に伴いボール
戻し孔96及びボール保持部95に顕著な振動が作用し
ても、これらボール戻し孔96及びボール保持部95を
形成する合成樹脂部がブロック本体に対して位置ずれを
生じることがない。これにより、上記蓋体81に形成さ
れた外周側案内面82と移動ブロック90に形成された
ボール戻し孔96との連続性が確保される一方、ブロッ
ク本体101に形成された一対の負荷転走面94とその
間に形成されたボール保持部95との位置精度を高める
ことができ、この実施例においてもボールの円滑な無限
循環を達成することができるものである。
【0053】図11は本発明を適用した直線案内装置の
スライダの第三実施例を示すものである。前述の第二実
施例ではブロック本体101のスカート部93bの外側
面及び内側面に凹溝102を形成したが、この第三実施
例では上記凹溝102に代えて凸部103を形成し、か
かる凸部103の形状を合成樹脂部に向けて拡開する断
面略台形状とした。
【0054】このため、第二実施例と同様にインサート
成形でブロック本体101の外側面および内側面に合成
樹脂部を肉付けすると、かかる合成樹脂部には上記凸部
103に対応した断面略台形状の凹溝が形成され、ブロ
ック本体101側の凸部103と合成樹脂部側の凹溝と
が互いに嵌合した状態となる。すなわち、この実施例で
はブロック本体101と合成樹脂部との結合関係が第二
実施例におけるそれと逆転したものであり、かかる第二
実施例と同様にしてブロック本体101のスカート部9
3bと合成樹脂部とが強固に結合して一体化される。
【0055】従って、この実施例においてもボール10
0の転走に伴う振動を原因として、当該合成樹脂部がブ
ロック本体に対して位置ずれを生じることがなく、ボー
ルの円滑な無限循環を達成することができるものであ
る。
【0056】尚、上記凸部103を除く他の構成は前述
した第二実施例と同一なので、かかる第二実施例と同一
の符号を図11中に付し、その詳細な説明は省略する。
【0057】図12は本発明を適用した直線案内装置の
スライダの第四実施例を示すものである。この実施例の
スライダは前述の第二実施例で示したスライダ80と全
く同じ外観構造を有するものであるが、移動ブロック9
0におけるブロック本体101と合成樹脂部との結合構
造が第二実施例のそれとは異なっている。
【0058】すなわち、第二実施例ではブロック本体1
01のスカート部93bの外側面及び内側面に蟻溝10
2を形成したのに対し、本実施例ではスカート部93b
を外側面から内側面へ貫通する貫通孔110が形成さ
れ、インサート成形で移動ブロック90を形成した際
に、スカート部93bの外側面でボール戻し孔96を形
成する合成樹脂部と内側面でボール保持部95を形成す
る合成樹脂部とが当該貫通孔110で連結されるように
なっている。
【0059】従って、この実施例においても、ボール保
持部95を形成する合成樹脂部とボール戻し孔96を形
成する合成樹脂部とがブロック本体101のスカート部
93bと強固に一体化されるので、ボール100の転走
に伴う振動を原因として当該合成樹脂部がブロック本体
に対して位置ずれを生じることがなく、ボールの円滑な
無限循環を達成することができるものである。
【0060】尚、上記貫通孔110を除く他の構成は前
述した第二実施例と同一なので、かかる第二実施例と同
一の符号を図11中に付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の直線
案内装置のスライダよれば、ボールの負荷転走面を有す
る金属製ブロック本体に対して合成樹脂部を射出成形で
肉付けしてボール戻し孔やボール保持部等を含む当該ボ
ールの無限循環路を形成するに当たり、かかるブロック
本体と合成樹脂部との結合がより強固なものとなるの
で、ボール循環時の振動等を原因として合成樹脂部がブ
ロック本体に対して位置ずれを生じることがなく、ボー
ルの円滑な無限循環を担保することが可能であると共
に、ボール循環に伴う騒音の発生を可及的に防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した直線案内装置の第一実施例
を示す正面図及び断面図である。
【図2】 第一実施例に係る直線案内装置の側面図及び
断面図である。
【図3】 第一実施例に係る移動ブロックの断面図であ
る。
【図4】 第一実施例に係るブロック本体を示す断面図
である。
【図5】 ブロック本体に対する負荷転走面の研削加工
の様子を示す概略図である。
【図6】 第一実施例において金型内にブロック本体を
固定した状態を示す断面図である。
【図7】 本発明を適用した直線案内装置の第二実施例
を示す斜視図である。
【図8】 第二実施例に係るスライダを示す分解斜視図
である。
【図9】 第二実施例に係る直線案内装置を示す断面図
である。
【図10】 第二実施例に係るブロック本体を示す断面
図である。
【図11】 本発明を適用した直線案内装置の第三実施
例を示す断面図である。
【図12】 本発明を適用した直線案内装置の第四実施
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…軌道レール、2…スライダ、3…ボール、4…移動
ブロック、8…ブロック本体、43a,43b…負荷転
走面、44a,44b…ボール戻し孔、45…ボール保
持部、49…係止凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無限循環するボールの負荷転走面を有す
    る金属製ブロック本体に対して合成樹脂部を射出成形で
    肉付けして成形され、かかる射出成形によって当該ボー
    ルの無限循環路が形成された直線案内装置のスライダに
    おいて、 上記ブロック本体には、上記合成樹脂部の肉付け領域の
    縁部に対応して、当該ブロック本体の長手方向に沿った
    係止凹溝が形成されていることを特徴とする直線案内装
    置のスライダ。
  2. 【請求項2】 無限循環するボールの負荷転走面を有す
    る金属製ブロック本体に対して合成樹脂部を射出成形で
    肉付けして成形され、かかる射出成形によって当該ボー
    ルの無限循環路が形成された直線案内装置のスライダに
    おいて、 上記ブロック本体には、上記合成樹脂部の肉付け領域に
    対応して、当該ブロック本体の長手方向に沿った凹溝が
    形成され、かかる凹溝はブロック本体の内部に向けて拡
    開した断面略台形状に形成されていることを特徴とする
    直線案内装置のスライダ。
  3. 【請求項3】 無限循環するボールの負荷転走面を有す
    る金属製ブロック本体に対して合成樹脂部を射出成形で
    肉付けして成形され、かかる射出成形によって当該ボー
    ルの無限循環路が形成された直線案内装置のスライダに
    おいて、 上記ブロック本体には、上記合成樹脂部の肉付け領域に
    対応して、当該ブロック本体の長手方向に沿った凸部が
    形成され、かかる凸部は合成樹脂部に向けて拡開した断
    面略台形状に形成されていることを特徴とする直線案内
    装置のスライダ。
  4. 【請求項4】 無限循環するボールの負荷転走面を有す
    る金属製ブロック本体に対して合成樹脂部を射出成形で
    肉付けして成形され、かかる射出成形によって当該ボー
    ルの無限循環路が形成された直線案内装置のスライダに
    おいて、 上記ブロック本体には、上記合成樹脂部の肉付け領域に
    対応して、当該ブロック本体の長手方向に沿った貫通孔
    が形成され、かかる貫通孔を介してブロック本体の外側
    面及び内側面に肉付けされた合成樹脂部が連結されてい
    ることを特徴とする直線案内装置のスライダ。
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