JPH09291857A - 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置 - Google Patents
内燃エンジンの蒸発燃料処理装置Info
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Abstract
険性が低い状態では蒸発燃料排出系のリークチェックの
検知実行条件の範囲を広くして、リークチェックの検知
頻度を上昇させ、かつ誤検知をなくし運転性の確保を両
立させ得る内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を提供す
る。 【解決手段】 燃料補正項としての空燃比補正係数(K
O2)×エバポ補正係数(KEVAP)を算出し、算定
結果が所定値KEVPELKを越える場合は、モニタ実
施条件成立を「1」で示すフラグFCANIMを「1」
に、又所定値以下の場合は、フラグを「0」に設定す
る。所定値は、リークチェック中止しきい値として機能
する。タイマTMATMPASの値が0である場合は
(ステップS100)、エンジン始動後所定時間経過し
たと判断して、所定値をKEVPELK0(=0.81
3)に設定し(ステップS101)、タイマの値が0で
ない場合(ステップS100)は、エンジン始動直後で
あると判断して、所定値をKEVPELK1(=0.
5)に設定する(ステップS102)。
Description
生する蒸発燃料を内燃エンジンの吸気系に放出(パー
ジ)する内燃エンジンの蒸発燃料処理装置、特に蒸発燃
料抑止系の異常を診断することができる内燃エンジンの
蒸発燃料処理装置に関する。
発燃料を吸着するキャニスタ、キャニスタと内燃エンジ
ンの吸気系とを接続するパージ通路等から成る蒸発燃料
排出抑止系の漏れの有無を判定する手法として、内燃エ
ンジンの吸気系の負圧を用いて減圧処理を行い、蒸発燃
料排出抑止系内を負圧にした後、蒸発燃料排出抑止系を
密閉し、そのときの蒸発燃料排出抑止系内の負圧の保持
状態により、もれの有無を判定する(リークチェックを
行う)ものが従来より知られており、また、この手法を
採る装置では、空燃比補正係数の変動により燃料蒸気の
発生量を検知し、その検出された燃料蒸気の発生量が所
定値を越えた場合、すなわち、空燃比補正係数が一定の
しきい値以下になると、キャニスタに貯えられた蒸発燃
料量が過大、燃料タンク内の蒸発燃料量が過大であると
判断して、蒸発燃料排出抑止系の異常判定を停止するよ
うに構成されている(例えば特開平6−42415号公
報)。
スタに貯えられた蒸発燃料量及び燃料タンク内の蒸発燃
料量が過大であるときに、蒸発燃料排出抑止系のリーク
チェックを実行すると、蒸発燃料排出系内の減圧時の運
転性が悪化し、かつ燃料タンク内の蒸発燃料量過大の誤
検知の恐れがあるので、該減圧処理中に空燃比補正係数
が一定値以下になると蒸発燃料排出系のリークチェック
を中止していた。これにより、リークチェックの検知を
実行する頻度が低下するという問題があった。
であり、燃料タンク内の蒸発燃料量過大の誤検知の危険
性が低い状態では蒸発燃料排出系のリークチェックの検
知実行条件の範囲を広くして、リークチェックの検知頻
度を上昇させ、かつ誤検知をなくし運転性の確保を両立
させ得る内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を提供するこ
とを目的とする。
に、請求項1の内燃エンジンの蒸発燃料処理装置は、燃
料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、前記燃
料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着する吸着剤を有す
るキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを接
続するチャージ通路と、前記キャニスタと内燃エンジン
の吸気系とを接続するパージ通路と、該パージ通路に設
けられたパージ制御弁と、前記キャニスタの吸気口を開
閉するベントシャット弁とからなる蒸発燃料排出抑止系
と、該蒸発燃料排出抑止系内の圧力を検出する圧力検出
手段と、前記パージ制御弁を開弁するとともに前記ベン
トシャット弁を閉弁することにより前記蒸発燃料排出抑
止系を所定の負圧状態にする減圧手段と、前記パージ制
御弁を閉弁して所定時間内における負圧の減少割合に基
づいて前記蒸発燃料排出抑止系のもれの有無を判定する
リークチェック手段と、前記キャニスタから内燃エンジ
ンに供給される蒸発燃料量を検出する蒸発燃料量検出手
段と、前記蒸発燃料量検出手段により検出された前記蒸
発燃料量が所定量を越える場合は、前記リークチェック
手段の作動を停止させる停止手段とを備えた内燃エンジ
ンの蒸発燃料処理装置において、前記内燃エンジンの冷
間始動から所定時間は前記停止手段の作動を緩和する方
向に前記所定量を変更させることを特徴とする。
置によれば、内燃エンジンの冷間始動から所定時間以内
は、キャニスタに蓄えられた蒸発燃料及び燃料タンク内
の蒸発燃料がほとんどなく、蒸発燃料排出抑止系の減圧
運転時の運転性が悪化し、かつ燃料タンク内の蒸発燃料
量過大の誤検知の恐れがないので、前記停止手段がリー
クチェック手段の作動を停止させるしきい値としての前
記所定量を停止手段の作動を緩和する方向に変更させる
ことにより、リークチェック実行条件を広くして、リー
クチェック検知の頻度が減少するのを防止すると共に誤
検知をなくすことができ、加えて運転性の悪化を防止す
ることができる。
理装置は、請求項1記載の内燃エンジンの蒸発燃料処理
装置において、前記内燃エンジンは排気系に配された酸
素濃度手段と、該酸素濃度手段の出力に応じた空燃比補
正係数を用いてエンジンに供給される混合気の空燃比を
制御する空燃比制御手段とを有し、前記蒸発燃料量検出
手段は、前記空燃比補正係数の変動により前記蒸発燃料
量を検出するように構成したことを特徴とする。
内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を図面を参照して説明
する。
ジンの蒸発燃料処理装置の全体構成図である。
ジン(以下、単に「エンジン」という)であって、該エ
ンジン1の吸気管2の途中にはスロットル弁3が配され
ている。また、スロットル弁3にはスロットル弁開度
(θTH)センサ4が連結されており、当該スロットル
弁3の開度に応じた電気信号を出力して電子コントロー
ルユニット(以下「ECU」という)5に供給する。
エンジン1とスロットル弁3との間の図示しない吸気弁
の少し上流側に各気筒毎に設けられている。また、各燃
料噴射弁6は燃料供給管7を介して燃料タンク9に接続
されており、燃料供給管7の途中には燃料ポンプ8が設
けられている。燃料噴射弁6はECU5に電気的に接続
され、該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁時期
が制御される。
は吸気管内絶対圧PBAを検出する吸気管内絶対圧(P
BA)センサ13及び吸気温TAを検出する吸気温(T
A)センサ14が装着されており、これらのセンサの検
出信号はECU5に供給される。
充満した気筒周壁にはサーミスタ等からなるエンジン水
温(TW)センサ15が挿着され、該TWセンサ15に
より検出されたエンジン冷却水温TWは電気信号に変換
されてECU5に供給される。
クランク軸周囲にはエンジン回転数(NE)センサ16
が取り付けられている。NEセンサ16はエンジン1の
クランク軸の180度回転毎に所定のクランク角度位置
で信号パルス(以下、「TDC信号パルス」という)を
出力し、該TDC信号パルスはECU5に供給される。
9はエンジン1の排気管28に装着されており、排気ガ
ス中の酸素濃度を検出し、その濃度に応じた信号を出力
し、ECU5に供給する。
ャニスタ25、パージ通路27等から構成される蒸発燃
料排出抑止系(以下「排出抑止系」という)31につい
て説明する。
キャニスタ25に接続されており、チャージ通路20と
燃料タンク9の接続部には、カットオフ弁21が設けら
れている。カットオフ弁21は、燃料タンク9の満タン
状態のときや燃料タンク9の傾きが増加したときに閉弁
するフロート弁である。チャージ通路20には、圧力セ
ンサ11が取付けられており、その検出信号はECU5
に供給される。
が設けられており、二方向弁23は、タンク内圧PTA
NKが大気圧より10mmHg程度高くなったとき及び
タンク内圧PTANKが二方向弁23のキャニスタ25
側の圧力より所定圧だけ低くなったときに開弁作動する
ように構成されている。
3をバイパスするバイパス通路20aが接続されてお
り、バイパス通路20aには、バイパス弁(BPS)2
4が設けられている。バイパス弁24は、通常は閉弁状
態とされ、後述する異常判定実行中開閉される電磁弁で
あり、その作動はECU5により制御される。
性炭を内蔵し、通路26aを介して大気に連通する吸気
口(図示せず)を有する。通路26aの途中には、ベン
トシャット弁(VSSV)26が設けられている。ベン
トシャット弁26は、通常は開弁状態に保持され、後述
する異常判定実行中、一時的に閉弁される電磁弁であ
り、その作動はECU5により制御される。
て吸気管2のスロットル弁3の下流側及び直上流側に接
続されており、パージ通路27にはパージ制御弁(PC
S)30が設けられている。パージ制御弁30は、その
制御信号のオン−オフデューティ比を変更することによ
り流量を連続的に制御することができるように構成され
た電磁弁であり、パージ制御弁30の作動はECU5に
より制御される。なお、パージ制御弁30はその開弁量
をリニアに変更可能な電磁弁を使用してもよく、上記オ
ン−オフデューティ比は、このようなリニア型の電磁弁
における開弁量に相当する。
信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、
アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を
有する入力回路と、中央演算処理回路(以下「CPU」
という)と、該CPUで実行する演算プログラムや演算
結果等を記憶する記憶手段と、前記燃料噴射弁6、バイ
パス弁24、ベントシャット弁26及びパージ制御弁3
0に駆動信号を供給する出力回路とを備えている。
タ信号に基づいて、O2センサ29による理論空燃比へ
のフィードバック制御運転領域やオープンループ制御運
転領域等の種々のエンジン運転状況を判別するととも
に、エンジン運転状態に応じ、燃料噴射弁6の燃料噴射
時間TOUT、パージ制御弁30のデューティ比を演算
し、加えて、圧力センサ11の検出信号に基づいて排出
抑止系31の異常判定(漏れの有無の判定)処理を行
う。
パルスに同期して行われ、燃料噴射時間TOUTは次式
(1)により算出される。
NEと吸気管内絶対圧PBAとに応じて決定される基本
燃料噴射時間であり、このTI値を決定するためにTI
マップが記憶手段に記憶されている。
フィードバック制御中はO2センサ29の出力値に応じ
て設定され、オープンループ制御中はエンジン運転状態
に応じた所定値に設定される。
響を補償するためのエバポ補正係数であり、パージを行
わないときは1.0に設定され、パージ実行時は0〜
1.0の間に設定される。この係数KEVAPの値が小
さいほど、パージの影響が大きいことを示す。ここに、
KEVAPは、KO2が、KO2の学習値KREF(=
cKO2+(1−c)KREF、cは0〜1の間の変
数)によって定まる所定の範囲以外になった時所定量づ
つ増減される係数である。このKEVAPの増減の範囲
は、次式(2)で定められるエバポ補正係数KEVAP
の学習値KEVAPREFによって定められる。
タ信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変数で
あり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加
速特性等諸特性の最適化が図られるような値に設定され
る。
した結果に基づいて、燃料噴射弁7、パージ制御弁30
を駆動する信号を出力回路を介して出力する。
全体構成を示すフローチャートであり、本処理は例えば
所定時間毎に実行される。
施条件(図11)、即ち異常判定の実施条件が成立して
いるか否かを判別する。ステップS1の答が否定(N
O)のときは、初期化処理を実行して(ステップS
2)、本処理を終了する。初期化処理では、後述する処
理で使用するアップカウントタイマTを「0」にリセッ
トするとともに、そのときの圧力センサ11の出力(以
下「タンク内圧PTANK」という)を初期圧PINI
として記憶する。なお、このときパージ実行条件が成立
していれば、バイパス弁24を閉弁状態、ベントシャッ
ト弁26を開弁状態とし、パージ制御弁30をデューテ
ィ制御して、通常のパージを行う。
ときは、具体的には、後述するモニタ実施条件成立を
「1」で示すフラグFCANIMが「1」である場合
は、順次大気開放モード処理(ステップS3)、減圧モ
ード処理(ステップS4)、リークチェックモード処理
(ステップS5)、圧力復帰モード処理(ステップS
6)及び補正チェックモード処理(ステップS7)を実
行して、異常判定処理を終了する。
開放モード処理のフローチャートである(図9の時刻t
0〜t1間参照)。
S)24を開弁状態、ベントシャット弁(VSSV)2
6を開弁状態、パージ制御弁(PCS)30を閉弁状態
とする大気開放モードとし、次いで、前記タイマTの値
が第1所定時間TS以上で第2所定時間TE以下か否か
を判別する(ステップS10)。最初はT<TSである
ので、ステップS11に進み、タイマTの値が第1所定
時間TSより小さいか否かを判別する。最初はこの答は
肯定(YES)となり、直ちに本処理を終了する。ここ
で第1所定時間TS及び第2所定時間TEは、TS<T
E<T0なる関係を満たす(T0は後述する所定大気開
放時間である)。
所定時間TEを越えるまではステップS12に進み、現
在のタンク内圧PTANKと前記初期化処理(図2、ス
テップS2)で読み込んだ初期圧PINIとの差(以下
「初期変化量」という)DP0(=PTANK−PIN
I)を算出し、次いでこの初期変化量DP0が正の値か
否かを判別する(ステップS13)。その結果、DP0
<0であってタンク内圧PTANKが減少しているとき
は、その絶対値|DP0|が正圧側所定値DPP以上か
否かを判別する。
は、初期圧PINIが高く、タンク内圧PTANKが大
気圧に達する前に初期変化量DP0の絶対値が正圧側所
定値DPP以上となった場合であり(図4(a)参
照)、大量に蒸発燃料が発生していると考えられるの
で、誤判定防止のため直ちに異常判定処理を終了する
(ステップS17)。また、ステップS16で|DP0
|<DPPであるときは、直ちに本処理を終了する。
きは、そのDP0値が負圧側所定値DPM以上か否かを
判別し(ステップS14)、DP0≧DPMであるとき
は、初期圧PINIが負圧であって、タンク内圧PTA
NKが大気圧に達する前に初期変化量DP0が負圧側所
定値DPM以上となった場合であり(図4(b)参
照)、大気開放モードへ移行する前の通常制御時に負圧
を維持していたと考えられるので、排出抑止系(エバポ
パージシステム)31は正常と判定し(ステップS1
5)、直ちに異常判定処理を終了する(ステップS1
7)。そのことにより異常判定処理の時間を大幅に短縮
することができる。また、ステップS14でDP0<D
PMであるときは、直ちに本処理を終了する。
り、初期変化量DP0の絶対値が所定以上となったとき
は、正常と判定するかまたは判定を保留して、直ちに異
常判定処理を終了するようにしたので、異常判定処理の
時間を大幅に短縮することができる。
たとき、即ち本処理の開始時点から第2所定時間TEが
経過したときは、ステップS11の答も否定(NO)と
なり、ステップS18に進む。
大気開放時間T0以上となったか否かを判別する。最初
はT<T0であるのでステップS19に進み、タンク内
圧PTANKが大気圧PATMより低いか否かを判別す
る。初期変化量DP0<0であって初期圧PINIが正
圧のときは、最初はこの答が否定(NO)となるので、
直ちに本処理を終了する。そして、所定大気開放時間T
0経過したときは、ステップS18からステップS20
に進み、減圧モード実施許可を「1」で示す減圧モード
実施許可フラグFEVP1を「1」に設定するととも
に、タイマTを「0」にリセットして本処理を終了す
る。
が負圧のときは、所定大気開放時間T0経過前であって
も、PTANK<PATMであるので、ステップS20
を実行して本処理を終了する。
のときは、タンク内圧PTANKがほぼ大気圧PATM
と等しくなるまで低下する(図9、時刻t1)。
モード処理のフローチャートである(図9、時刻t1〜
t2間参照)。
実施許可フラグFEVP1が「1」か否かを判別し、F
EVAP1=0であって減圧モードの実施が許可されて
いないときは、直ちに本処理を終了する。
きは、タイマTの値が所定減圧時間T1以上となったか
否かを判別し(ステップS22)、最初はT<T1であ
るので、ステップS23で、バイパス弁24を開弁状
態、ベントシャット弁26を閉弁状態とし、パージ制御
弁30をデューティ制御する減圧モードとして、本処理
を終了する。ここで、パージ制御弁30のデューティ制
御は、予めECU5の記憶手段に記憶されている目標流
量テーブルを検索し、目標パージ流量QEVAPを現在
のタンク内圧PTANKに応じて決定し、QEVAP値
に応じて制御デューティを決定することにより行う。目
標流量テーブルは、PTANK値が増加するほどQEV
AP値が増加するように設定されている。
ると(図9、時刻t2)、ステップS24に進み、前記
減圧モード実施許可フラグFEVP1を「0」に設定
し、またリークチェックモードの実施許可を「1」で示
すリークチェックモード実施許可フラグFEVP2を
「1」に設定するとともに、タイマTを「0」にリセッ
トして、本処理を終了する。
負圧が排出抑止系31に導入され、タンク内圧PTAN
KはP0まで低下する。
クチェックモード処理のフローチャートである(図9、
時刻t2〜t3間参照)。
モード実施許可フラグFEVP2が「1」か否かを判別
し、FEVP2=0であってリークチェックモードの実
施が許可されていないときは、直ちに本処理を終了す
る。
あってリークチェックモードの実施が許可されたとき
は、バイパス弁24、ベントシャット弁26及びパージ
制御弁30をすべて閉弁状態とし、リークチェックモー
ドに移行する(ステップS32)。続くステップS33
では、タイマTの値が第1所定時間T21以上か否かを
判別し、最初はT<T21であるので、ステップS3
4,S36,S38で現在のタンク内圧PTANKを第
1検出圧P1、第2検出圧P2及び第3検出圧P3とし
て、本処理を終了する。
S33からS35に進み、タイマTの値が第2所定時間
T22以上か否かを判別する。最初はT<T22である
ので、ステップS36、S38で現在のタンク内圧PT
ANKで第2検出圧P2及び第3検出圧P3を更新し
て、本処理を終了する。
S35からS37に進み、タイマTの値が第3所定時間
T23以上か否かを判別する。最初はT<T23である
ので、ステップS38で現在のタンク内圧PTANKで
第3検出圧P3を更新して、本処理を終了する。
S37からS39に進み、タイマTの値が所定リークチ
ェック時間T2以上か否かを判別する。最初はT<T2
であるので、直ちに本処理を終了する。
9に示すように、リークチェックモード開始時点t2か
ら第1所定時間T21経過後のタンク内圧PTANKが
第1検出圧P1とされ、時刻t2から第2所定時間T2
2経過後のタンク内圧PTANKが第2検出圧P2とさ
れ、時刻t2から第3所定時間T23経過後のタンク内
圧PTANKが第3検出圧P3とされる。
が経過すると、ステップS39からS40に進み、現在
のタンク内圧PTANK(図9の時刻t3におけるタン
ク内圧PLCEND)と第2検出圧P2との差圧(以下
「第2差圧」という)DP2(=PLCEND−P2)
を算出する。次いでリークチェックモード実施許可フラ
グFEVP2を「0」とするとともに、圧力復帰モード
の実施許可を「1」で示す圧力復帰モード実施許可フラ
グFEVP3を「1」に設定し、タイマTを「0」にリ
セットして(ステップS41)、本処理を終了する。
復帰モード処理のフローチャートである(図9、時刻t
3〜t4間参照)。
実施許可フラグFEVP3が「1」か否かを判別し、F
EVP3=0であって圧力復帰モードの実施が許可され
ていないときは、直ちに本処理を終了する。
きは、タイマTの値が所定圧力復帰時間T3以上か否か
を判別する(ステップS52)。最初はT<T3である
ので、バイパス弁24及びベントシャット弁26をとも
に開弁状態とし、パージ制御弁を閉弁状態(大気開放モ
ードと同様の弁作動状態)として、圧力復帰モードに移
行し(ステップS53)、本処理を終了する。
ステップS52からS54に進み、現在のタンク内圧P
TANK(圧力復帰モード終了時(図9、時刻t4)の
タンク内圧PPREND)と第1及び第3検出圧P1,
P3との差圧(以下それぞれ「第1差圧」及び「第3差
圧」という)DP1(=PPREND−P1),DP3
(=PPREND−P3)を算出する。そして、第2差
圧DP2が第2閾値PT2より小さいか否かを判別する
(ステップS55)。
ときは、リークチェックモードにおける圧力変化が小さ
いので、排出抑止系31が正常であるか又は中程度の穴
(中間穴)若しくは大穴があいていると判定し、続くス
テップS56で第3差圧DP3が、第3閾値PT3より
小さいか否かを判別する。その結果、DP3≧PT3で
あるときは、第3検出圧P3が時刻t4におけるタンク
内圧PPREND(ほぼ大気圧PATMに等しい)より
所定以上低い状態であるので、排出抑止系(エバポパー
ジシステム)31は正常と判定して(ステップS5
7)、図8の処理を実行することなく異常判定処理を終
了する(ステップS61)。
であるときは、第3検出圧P3がほぼ大気圧PATMに
等しい状態にあるので、中間穴若しくは大穴があいてい
ると判定し(ステップS58)、図8の処理を実行する
ことなく異常判定処理を終了する(ステップS61)。
あるときは、リークチェック時の圧力変化が大きいの
で、カットオフ弁21の閉弁中(燃料タンク9の満タン
状態)か又は排出抑止系31が正常であって燃料タンク
内での蒸気発生量が非常に多い状態若しくは小穴があい
ている状態と判定し、先ず第1差圧DP1が第1閾値P
T1より大きいか否かを判別する(ステップS59)。
そして、DP1>TP1であるときは、第1検出圧P1
が低いので、燃料タンク内の燃料が満タンでカットオフ
弁21が作動していると判定し、異常か否かの判定を保
留して図8の処理を実行することなく異常判定処理を終
了する(ステップS61)。
きは、正常または小穴有りと判定し、圧力復帰モード実
行許可フラグFEVP3を「0」とし、補正チェックモ
ードの実施許可を「1」で示す補正チェックモード実施
許可フラグFEVP4を「1」に設定し、タイマTを
「0」にリセットして(ステップS60)、本処理を終
了する。
チェックモード処理のフローチャートである(図9、時
刻t4〜t5間参照)。
ード実施許可フラグFEVP4が「1」か否かを判別
し、FEVP4=0であって補正チェックモードの実施
が許可されていないときは、直ちに本処理を終了する。
きは、リークチェックモードと同様にバイパス弁24、
ベントシャット弁26及びパージ制御弁30をすべて閉
弁状態として、補正チェックモードに移行し(ステップ
S72)、タイマTの値が所定遅延時間T41以上とな
ったか否かを判別する(ステップS73)。最初はT<
T41であるので、ステップS74に進み、現在のタン
ク内圧PTANKを第4検出圧P4として本処理を終了
する。
ステップS73からS75に進む。したがって、第4検
出圧P4は補正チェックモード開始時点t4から所定遅
延時間T41経過後のタンク内圧となる。
補正チェック時間T4以上となったか否かを判別する。
最初は、T<T4であるので直ちに本処理を終了し、T
=T4となるとステップS75からS76に進む。
TANK(補正チェックモード終了時(図9、時刻t
5)のタンク内圧PCCEND)と第4検出圧P4との
差圧(以下「第4差圧」という)DP4(=PCCEN
D−P4)を算出する。そして、第3差圧DP3と第4
差圧DP4との差(DP3−DP4)が第4閾値PT4
より小さいか否かを判別する(ステップS77)。
あるときは、第3差圧DP3と第4差圧DP4との差が
小さいので、リークチェックモードにおける圧力変化
(第2差圧DP2)が大きいのは、蒸発燃料量が多いた
めであり、排出抑止系31は正常と判定して(ステップ
S78)、異常判定処理を終了する(ステップS8
0)。
ときは、リークチェックモードにおける圧力変化(DP
2)が大きいのは、排出抑止系31に小穴(例えば直径
0.04インチ程度の穴)があいているためであると判
定し(ステップS79)、異常判定処理を終了する(ス
テップS80)。
立の有無が判別される異常判定の実施条件判断処理を示
すフローチャートである。所定時間(80msec)毎
に実行される。
1が所定の運転状態であるか否かを判別する。該所定の
運転状態は、例えば、吸気温TA、エンジン水温TW、
スロットル弁開度θTH、吸気管内絶対圧PBAがそれ
ぞれ所定の中庸値範囲内にある運転状態をいう。
るときは、ステップS84に進み、大気圧PATMと吸
気管内絶対圧PBAとの差圧PBGが所定下限値PBG
LM以上であるか否かを判別し、その答が肯定(YE
S)のときには、エンジン1が所要の出力を発揮しリー
クチェックのための負圧を生起できるものと判断してス
テップS85に進む。ステップS85では、後述するス
テップS85にて設定される異常判定実施前のタンク内
圧(初期圧)PCONが所定上限値PL1MHを下回る
か否かを判別し、その答が肯定(YES)のときには、
蒸発燃料の発生量は多くないと判断してステップS86
に進む。
時、吸気温TA及びエンジン水温TWがそれぞれ0〜+
35℃内で、かつ吸気温TAのエンジン水温TWの差の
絶対値が10℃以内の場合に、例えば420秒としてセ
ットされるダウンカウントタイマTMATMPASの値
が0でるか否かを判別し、その答が肯定(YES)の場
合は、エンジン1の始動後所定時間経過したと判断し
て、ステップS87に進み、大気開放後のタンク内圧P
TKATMが所定上限値PATMLMHを下まわるか否
かを判別し、その答が肯定(YES)のときには、蒸発
燃料量は多くないと判断してステップS88に進む。
Sの値が0でない場合は、エンジン1の始動直後である
と判断して、ステップS87をスキップしてステップS
88に進む。ステップS88では、パージ積算流量QP
AIRTHが所定値QPTLMTCAを越えるか否かを
判別し、その答が肯定(YES)であるときには、キャ
ニスタ25に蓄積されている蒸発燃料量が多くなく、し
かも蒸発燃料のパージが促進されており、キャニスタモ
ニタを実行しても空燃比変動が大きくならないと判断さ
れる。ここで、パージ積算流量QPAIRTは、パージ
制御弁30の開度及びその前後の圧力差(差圧)PBG
に応じて算出されるパージ流量をエンジン1の始動時か
ら算出したものである。
量QPIRTHが所定値QPTLMTCHを越える場合
は、ステップS89に進み、燃料補正項としての(空燃
比補正係数(KO2))×(エバポ補正係数(KEVA
P))を算出し、この算定結果が所定値KEVPELK
を越えるか否かを判別する。
中止しきい値として機能し、その設定値は以下のように
決定される。
発燃料量及び燃料タンク9内の蒸発燃料量が過大である
ときに、蒸発燃料排出抑止系のリークチェックを実行す
ると、燃料タンク9内の蒸発燃料量過大の誤検知の恐れ
がある。KEVAPは、蒸発燃料の発生が多くなるにつ
れて1.0より小さな値をとるものであるので、蒸発燃
料の影響による該誤検知を避ける観点からは上記所定値
KEVPELKは1.0に近い方が望ましい。しかしな
がら、上記所定値KEVPELKが1.0に近づくと、
リークチェック実行条件の範囲が狭くなり、リークチェ
ック検知の頻度が減ることになる。
する所定値KEVPELKの持ち換え処理を行う。ここ
に、図11は、図10のステップS89における所定値
KEVPELKの持ち換え処理のフローチャートであ
る。
タイマTMATMPASの値が0であるか否かを判別
し、その答が肯定(YES)の場合は、エンジン1の始
動後所定時間経過したと判断して、ステップS101に
進み、所定値KEVPELKをKEVPELK0(=
0.813)に設定して、本ルーチンを終了する。ステ
ップS100で、前述のタイマTMATMPASの値が
0でない場合は、エンジン1の始動直後であると判断し
て、ステップS102に進み、所定値KEVPELKを
KEVPELK1(=0.5)に設定して、本ルーチン
を終了する。
PASタイマの設定値TMATMPAS以内は、所定値
KEVPELKはエンジン1の定常運転時の所定値KE
VPELKの値0.813(=KEVPELK0)に対
して0.5(=KEVPELK1)に減少するように設
定される。
正項としての(空燃比補正係数(KO2))×(エバポ
補正係数(KEVAP))が所定値KEVPELKを越
える場合は、蒸発燃料がキャニスタモニタに与える影響
が小さいと判断される。次いで、ステップS90に進
み、エバポ補正係数KEVAPの学習値KEVAPRE
Fが所定値KEVAPLKを越えるか否かを判別する。
ここに、所定値KEVAPLKは前述のステップS8に
おけるものと同様に持ち換えがなされる。ステップS9
0の判別の答が肯定(YES)の場合は、蒸発燃料がキ
ャニスタモニタに与える影響が小さいと判定してステッ
プS91に進み、後述するステップS94で設定される
タイマtLKCANIDの値が0か否かを判別する。
合は、モニタ実施条件が成立してから所定時間継続した
と判断して、キャニスタモニタを許可することを「1」
で示すキャニスタモニタ許可フラグFCANIMを
「1」に設定して(ステップS92)、本ルーチンを終
了する。
テップS83〜S90)直後は、ステップS94で設定
されたタイマtLKCANIDの値が0となるまでは、
リークチェックモニタを実施せず、タイマtLKCAN
IDの値が0になった後は、キャニスタモニタを実施す
る。
4、ステップS85及びステップS87の答のいずれか
が否定(NO)であるときには、モニタ実施条件が不成
立であるとして、ダウンカウントタイマtLKCANI
Dタイマを所定時間に設定した後(ステップS94)、
タンク内圧(初期圧)PCONとして、今回読み込まれ
たタンク内圧PTANKを設定し(ステップS95)、
さらにモニタ実施条件成立を「1」で示すフラグFCA
NIMを「0」に設定して(ステップS96)、本ルー
チンを終了する。
としての(空燃比補正係数(KO2))×(エバポ補正
係数(KEVAP))が所定値KEVPELK以下の場
合は、蒸発燃料がキャニスタモニタに与える影響が大き
いと判断して、ステップS97に進み、パージ積算流量
QPAIRTの所定値QPTLMTCAをQLMTPU
RGとし、パージ積算流量QPAIRTを0とした後、
前述のステップS94〜S96の処理を実行して本ルー
チンを終了する。また、前記ステップS90でその判別
の結果が否定(NO)場合も蒸発燃料がキャニスタモニ
タに与える影響が大きいと判断して、前述のステップS
94〜S96の処理を実行して本ルーチンを終了する。
果が否定(NO)の場合は、前回モニタ実施条件が不成
立と判断してから所定時間経過していないとして、前記
ステップS95〜S96の処理を実行して、本ルーチン
を終了する。
ンジン水温TWが共に低く吸気温TAとエンジン水温T
Wとの差の絶対値が小さい場合、すなわち長時間エンジ
ン1が作動していなかった場合のエンジン1の冷間始動
から所定時間以内は、燃料タンク内の蒸発燃料量の発生
がほとんどなく排出抑止系31のリークチェックを実行
しても、同排出抑止系31の減圧時の運転性が悪化し、
かつ燃料タンク9内の蒸発燃料量過大の誤検知の恐れが
ないので、エンジン1の冷間始動から所定時間内に限り
燃料補正項(KO2×KEVAP)によるリークチェッ
ク中止しきい値(KEVPELK)をリークチェック実
行の条件が広くなるように持ち換える(KEVPELK
0からKEVPELK1)。
リークチェック実行条件を広くして、リークチェック検
知の頻度が減少するのを防止すると共に、かつ誤検知を
なくすことができ、運転性の悪化を防止することができ
る。
内燃機関の蒸発燃料処理装置によれば、内燃エンジンの
冷間始動から所定時間以内は、キャニスタに蓄えられた
蒸発燃料及び燃料タンク内の蒸発燃料がほとんどなく、
蒸発燃料排出抑止系の減圧運転時の運転性が悪化し、か
つ燃料タンク内の蒸発燃料量過大の誤検知の恐れがない
ので、前記停止手段がリークチェック手段の作動を停止
させるしきい値としての前記所定量を停止手段の作動を
緩和する方向に変更させることにより、リークチェック
実行条件を広くして、リークチェック検知の頻度が減少
するのを防止すると共に誤検知をなくすことができ、加
えて運転性の悪化を防止することができる。
その制御装置の構成を示す図である。
を示すフローチャートである。
する場合を説明するための図である。
ある。
る。
す図である。
るキャニスタモニタの実施条件判断処理のフローチャー
トである。
VPELKの持ち換え処理のフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンクと、大気に連通する吸気口が
設けられ、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料を吸着
する吸着剤を有するキャニスタと、該キャニスタと前記
燃料タンクとを接続するチャージ通路と、前記キャニス
タと内燃エンジンの吸気系とを接続するパージ通路と、
該パージ通路に設けられたパージ制御弁と、前記キャニ
スタの吸気口を開閉するベントシャット弁とからなる蒸
発燃料排出抑止系と、該蒸発燃料排出抑止系内の圧力を
検出する圧力検出手段と、前記パージ制御弁を開弁する
とともに前記ベントシャット弁を閉弁することにより前
記蒸発燃料排出抑止系を所定の負圧状態にする減圧手段
と、前記パージ制御弁を閉弁して所定時間内における負
圧の減少割合に基づいて前記蒸発燃料排出抑止系のもれ
の有無を判定するリークチェック手段と、前記キャニス
タから内燃エンジンに供給される蒸発燃料量を検出する
蒸発燃料量検出手段と、前記蒸発燃料量検出手段により
検出された前記蒸発燃料量が所定量を越える場合は、前
記リークチェック手段の作動を停止させる停止手段とを
備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記
内燃エンジンの冷間始動から所定時間は前記停止手段の
作動を緩和する方向に前記所定量を変更させることを特
徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。 - 【請求項2】 前記内燃エンジンは排気系に配された酸
素濃度手段と、該酸素濃度手段の出力に応じた空燃比補
正係数を用いてエンジンに供給される混合気の空燃比を
制御する空燃比制御手段とを有し、前記蒸発燃料量検出
手段は、前記空燃比補正係数の変動により前記蒸発燃料
量を検出するように構成したことを特徴とする請求項1
記載の内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。
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