JPH09290896A - 浄化槽 - Google Patents

浄化槽

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Publication number
JPH09290896A
JPH09290896A JP8102755A JP10275596A JPH09290896A JP H09290896 A JPH09290896 A JP H09290896A JP 8102755 A JP8102755 A JP 8102755A JP 10275596 A JP10275596 A JP 10275596A JP H09290896 A JPH09290896 A JP H09290896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
septic tank
fork
lift
tank
claws
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8102755A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Tanaka
勝也 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP8102755A priority Critical patent/JPH09290896A/ja
Publication of JPH09290896A publication Critical patent/JPH09290896A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークリフトの爪を容易差し込むことがで
き、フォークリフトによるハンドリッグを可能とする浄
化槽を提供する。 【解決手段】 底部に少なくとも2条の凹部15がほぼ
平行に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の住宅等に設
置される比較的小型の浄化槽、特にその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の住宅等に設置される比較的
小型の浄化槽の外形に関わる構造は、殆どのものが、凹
凸がなく、底面が平坦(フラット)な構造となってい
る。一方、これらの浄化槽は、比較的小型で軽量である
から、生産工場や施工現場でのハンドリングは、一般に
フォークリフトにより行われている。
【0003】上記のような浄化槽において、仮に凹部が
設けられたような構造の場合、例えば、実開平3−10
5999号に記載されている例では、3分割された各槽
体の端部の接続部に凹部を設け、この凹部の最外部に設
けられたフランジ同士を連結して、一体の浄化槽とした
構造となっている。
【0004】又、実開平3−72693号に記載されて
いる他の例では、上記と同様に3分割構造の槽体の上部
に接続のためのフランジを設け、仕切板とともにフラン
ジ同士を連結して一体とした構造であるが、各槽の下部
は独立した容器状となっていて、各槽と槽との間は、凹
部ではなく、分離された構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の底面がフラットな構造の浄化槽は、フォークリフト
の爪をその底面に差し込むのが難しく、強引に突っ込ん
でゆくと浄化槽を破損させる恐れがある。又、これらの
問題を解消するために、浄化槽を一台一台パレットの上
に載せた上フォークリフト作業を行うのでは、余分な工
数がかかり、能率的な作業が阻害されることになる。
【0006】又、上記先行技術の例に上げた実開平3−
105999号に記載の例では、その凹部がフランジに
よる連結部であり、フォークリフトの爪を差し込むこと
は不可能であり、更に、後者の実開平3−72693号
に記載の例においては、各槽間の下部は、分離されてい
て、隙間ができているが、上記と同様にフォークリフト
の爪を差し込むことは不可能である。
【0007】本発明は、従来のこのような上記の問題点
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、これらの問題点を解消し、フォークリフトの爪を容
易差し込むことができ、フォークリフトによるハンドリ
ッグを可能とする浄化槽を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の浄化槽において
は、底部に少なくとも2条の凹部がほぼ平行に設けられ
ていることを特徴とする。
【0009】従来のフォークリフトは、一定間隔の2本
の爪が、ほぼ平行に前方に突き出して設ける。即ち、こ
のフォークリフトの爪の間隔にほぼ一致するような間隔
で、少なくとも2条の凹部を浄化槽の底面の、バランス
が取れて持ち上げることが可能な長辺と直交する方向に
設けるのが好ましい。
【0010】又、上記凹部の上下方向の深さは、フォー
クリフトの爪の厚さと同等か、それ以上であることが、
浄化槽の底に容易に爪を差し込む上で、浄化槽を損傷さ
せることなく作業できる上から好ましい。
【0011】
【作用】本発明の浄化槽においては、上記説明のよう
に、フォークリフトの爪の間隔にほぼ一致するような間
隔で、その底面に凹部が設けられているので、パレット
等を使用する必要がなく、又、浄化槽を損傷させるよう
なことなく、浄化槽のフォークリフトによるハンドリン
グを行うことが可能であり、大幅な作業工数の軽減が行
える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の浄化槽の一例を
示す正面図であり、図2は図1の側面図である。図1、
或いは図2において、10は浄化槽(外槽)の一例を示
すものであり、この浄化槽10は、11、12、及び1
3の各槽部が連接された一体構造を有している。又、こ
の浄化槽10は、ほぼ上下方向に2分割された上槽部1
0Aと下槽部10Bの中央部でフランジ14により、連
結された構造となっている。
【0013】上記浄化槽10の下槽部10Bの底面の長
辺(図1の正面視)と直交する方向(短辺)にフォーク
リフトの爪が挿入される2条の凹部15、15が設けら
れている。
【0014】即ち、上記凹部15、15の間隔は、フォ
ークリフトの爪の間隔にほぼ一致するような間隔で、
又、重量バランスが取れる位置に設けられている。この
凹部15の上下方向の深さは、フォークリフトの爪の厚
さと同等か、それ以上であり、浄化槽の底に容易にフォ
ークリフトの爪を差し込む際、浄化槽を損傷させること
なく作業できるようになっている。更に、凹部15の上
下方向の深さは、浄化槽の使用時にその内部の流体の円
滑な流れを阻害しない程度の深さに設けられている。
【0015】尚、上記凹部15、及びその周辺は浄化槽
の自重に耐えられる強度が必要であり、肉厚を厚くした
り、補強用のリブを設けることが好ましい。即ち、図3
に示すように、凹部15の周辺部15aを、他の底部の
平坦部16より肉厚を厚くして強度を上げたり、或いは
凹部15の頂部側面より底部の平坦部16にかけてほぼ
三角形状に補強リブ17、17を、凹部15に沿って適
宜箇所に対向させて設けることにより、凹部15周辺の
強度を向上させることができ、フォークリフトのハンド
リングに耐えるものとすることができる。
【0016】上記実施例では、フォークリフトの爪の開
き幅に合わせて2箇所に凹部を設けた例を示したが、浄
化槽の大きさや、底部の補強を兼ねて適宜に凹部の数を
増やすことも可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の浄化槽においては、上記説明の
ように、フォークリフトの爪の間隔にほぼ一致するよう
な間隔で、その底面に凹部が設けられているので、パレ
ット等を使用する必要がなく、又、浄化槽を損傷させる
ようなことなく、浄化槽のフォークリフトによるハンド
リングを行うことが可能であり、大幅な作業工数の軽減
が行える。更に、凹部による浄化槽の平坦な底部の補強
効果が得られる利点がある。従って、浄化槽として好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄化槽の正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】浄化槽の凹部の補強例を示す断面図。
【符号の説明】
10 浄化槽 10A 上槽部 10B 下槽部 11、12、13 各槽部 14 フランジ 15 凹部 15a 周辺部 16 平坦部 17 補強リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に少なくとも2条の凹部がほぼ平行
    に設けられていることを特徴とする浄化槽。
JP8102755A 1996-04-24 1996-04-24 浄化槽 Pending JPH09290896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8102755A JPH09290896A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 浄化槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8102755A JPH09290896A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 浄化槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09290896A true JPH09290896A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14336030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8102755A Pending JPH09290896A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 浄化槽

Country Status (1)

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JP (1) JPH09290896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019199274A (ja) * 2018-05-15 2019-11-21 三甲株式会社 折り畳みコンテナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019199274A (ja) * 2018-05-15 2019-11-21 三甲株式会社 折り畳みコンテナ

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