JPH0929017A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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Publication number
JPH0929017A
JPH0929017A JP7185624A JP18562495A JPH0929017A JP H0929017 A JPH0929017 A JP H0929017A JP 7185624 A JP7185624 A JP 7185624A JP 18562495 A JP18562495 A JP 18562495A JP H0929017 A JPH0929017 A JP H0929017A
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JP
Japan
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water
filter element
space
body portion
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP7185624A
Other languages
English (en)
Inventor
Suetsugi Ando
末次 安藤
Susumu Shindo
進 新藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agatsuma Co Ltd
Original Assignee
Agatsuma Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浄化器内に4種の浄化材収納空間を形成して、
容積小型で効率よい浄化を行うこと。 【構成】筒状の胴体部(4)内を隔壁(40)によって
二分割し、この隔壁中央部に貫通孔(42)を形成し、
一方の内部空洞に流入ポート(5)と他方に流出ポート
(6)を取付け、さらに胴体部の両端開放口に蓋体
(7)を採り付けて基体ケース(2)を構成する。前記
各内部空洞にはフィルタエレメント(3)が着脱自在に
装填される。フィルタエレメントは、筒状をなし、両端
側が水流通可能に形成され、その内部は略筒状の仕切枠
(30)によって軸を含む柱状空間(31)と周辺を含
む環状空間(32)とに二分割されて水浄化材が充填さ
れる。装填は、一方端部側(33)では前記柱状空間が
前記貫通孔(42)のみと連通するように、かつ他端部
側(34)には前記蓋体内面との間に一定の間隙(3
7)ができるようにして行われ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、水道、又は給湯管路
の蛇口やシャワーハンドの幹部に取付けられ、内部に水
浄化手段が充填された浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、水道水質の低下や混入
した有害物質の健康への影響を考慮して、水道管路に水
浄化手段を取付ける動きが顕著になってきている。
【0003】従来、かかる水浄化手段には、各種浄化材
や動力装置を駆使した大掛かりな浄化装置から、家庭用
で手軽に水道蛇口に取付けられる簡易な浄化器まで、各
種出回っていた。
【0004】上記の大掛かりな浄化装置は、浄化能力は
高いが高価なものであり、かつシステムが複雑であるた
め定期的なメンテナンス(保守管理)も必要となり、と
ても一般家庭に取付けることができるものではなかっ
た。
【0005】一方、上記の簡易な浄化器は、小型軽量で
かつ安価なものであるため、手軽に取付けられる便利な
ものであるが、内部に充填される浄化材が1〜2種類で
あるため浄化能力に問題があった。浄化材を多くすれば
大型になってしまって、利便性に欠けるきらいがあっ
た。
【0006】そこで、本願発明は、この家庭用に取付け
られる簡易な浄化器を対象とするしもので、上記問題点
を解消し、かつ浄化器内に4種の浄化材収納空間を形成
して、容積小型で効率よい浄化を行うことができる浄化
器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明にかかる浄化器(1)は、筒状をなし、そ
の内部空洞(41)が軸に垂直な隔壁(40)によって
二分割されると共に、この隔壁(40)の略中央部に貫
通孔(42)が形成された胴体部(4)と、該胴体部
(4)側面に形成され、前記二分割された内部空洞(4
0l,40r)のうちの一方側に連通する流入ポート
(5)と及び他方側に連通する流出ポート(6)と、前
記胴体部(4)の両端開放口を、着脱自在にかつ液密に
閉塞する蓋体(7)と、から基体ケース(2)が構成さ
れる。
【0008】さらに、この基体ケース(2)の各内部空
洞(41)にはその空洞形にほぼ適合した輪郭形状のフ
ィルタエレメント(3)が着脱自在に装填されている。
かかるフィルタエレメント(3)は、筒状をなし、両端
側(33、34)が水流通可能に形成され、かつ、その
内部空間は軸に沿った略筒状の仕切枠(30)によって
軸を含む柱状空間(31)と周辺を含む環状空間(3
2)とに二分割され、これら各空間にはそれぞれ同種の
又は別種の水浄化材が充填されている。
【0009】このフィルタエレメント(3)の装填は、
一方端部側(33)では前記柱状空間(31)が前記貫
通孔(42)のみと連通するように、かつ他端部側(3
4)には前記蓋体(7)内面との間に一定の間隙(3
7)ができるようにして行われるものである。
【0010】
【実施例】次に本願発明にかかる浄水器の具体的実施例
を、図面に基づき以下にその詳細を説明する。図1は本
実施例の全体を示す縦断面図であり、図2はその側面図
である。また図3はフィルタエレメントの全体を示す一
部切欠き斜視図であり、図4は本実施例の取付け例を示
す斜視図である。
【0011】本実施例の浄水器1は、主に、全体の外郭
形態を特定する基体ケース2と、該基体ケース2内に着
脱自在に装填されるフィルタエレメント3と、から構成
されている。
【0012】この基体ケース2は、両端開放で円筒状の
胴体部4と、この胴体部4に一体的に形成される流入ポ
ート5及び流出ポート6と、さらに胴体部4の両端開放
口にそれぞれ取付けられる蓋体7、7とから構成する。
【0013】胴体部4は、図面上横置きにされて円筒状
をなし、その円柱状の内部空洞には軸上のほぼ中間点に
その軸と垂直な隔壁40を形成し、これによって左右の
空洞41l,41rに二分割している。また、この隔壁
40の中央部には管状の貫通孔42を形成している。胴
体部4の隔壁40付近の外側周辺部には、給水管50が
連結される流入ポート5、及び流出ポート6を、それぞ
れ対向する位置(図面上、上下方向)で一体的に突出形
成している。
【0014】流入ポート5は、前記の一方側(図1にお
いては右側)の空洞40rに連通させ、その開放口51
は隔壁周辺部に前記貫通孔42を囲むように形成してい
る。一方、流出ポート6は、他方側(図1においては左
側)の空洞40lに連通させ、その開放口61は隔壁周
辺部に前記貫通孔42を囲むように形成している。
【0015】蓋体7は、胴体部4の両端開放口の周縁部
43に外嵌状に螺合して、液密にかつ着脱自在としてい
る。また、蓋体7の内側には、周辺が弾発付勢力をもっ
た円盤状の押さえ盤70を取付け、これによって、後述
するフィルタエレメント3の他端部側34を覆いかつ密
着し、弾発付勢力によってフィルタエレメント3を胴体
部4の隔壁40へ押しつける働きをする。
【0016】次に、フィルタエレメント3は、前記胴体
部4内で二分割された左右の空洞41l,41rにそれ
ぞれ装填されるもので、その輪郭形状はこの空洞41に
略適合する円筒状に形成される。その内部は、同軸にか
つ両端に渡って配置された円筒状の仕切枠30によっ
て、軸を含む柱状空間31と、その周辺を含む環状空間
32とに仕切っている。そして両端側は水流通可能な構
成とし、一方端部側33は開放し、他端部側34は閉塞
して環状空間32に対応した部分には、多数の通水孔3
5、35、・・を形成し、柱状空間31に対応した部分
には、管状に突出した嵌合管36を形成している。この
嵌合管36は柱状空間31のみに連通している。別言す
ると、柱状空間31の嵌合管36が形成された側は、嵌
合管36のみによって外部に開放するように形成してい
る。
【0017】柱状空間31と環状空間32には、既存の
水浄化材(図示を省略。)として知られている活性炭、
珊瑚、セラミック、等の浄化材が充填される。これらの
空間には、同種の浄化材を充填してもよいが、実施例で
は別種のものを充填している。また、左右に装填される
フィルタエレメント3と合わせて計4個の空間が区画さ
れるが、それらには、それぞれ別種の浄化材を充填して
いる。
【0018】このように構成されたフィルタエレメント
3は、胴体部4の左右の空洞41l、41r内にそれぞ
れ装填される。この装填は、一方の端部側33を前記隔
壁40に当接させると共に、前記の各嵌合管36を貫通
孔42に挿入して嵌合するようにして行う。これによ
り、貫通孔42を介して、図1上、右側のフィルタエレ
メント3l内の柱状空間31rと、左側のフィルタエレ
メント31内の柱状空間31lとが連通することにな
る。
【0019】そして蓋体7の取付けは、押え盤70がフ
ィルタエレメント3の他端部側34にを覆うように被せ
て、胴体部4の周縁部43に螺合密着させる。このと
き、押え盤70の弾発力により密着すると共に、フィル
タエレメント3を隔壁40へ押し付ける働きをする。ま
た、フィルタエレメント3の柱状空間31の他端部側3
4には、水流通可能な間隙37を設ける。
【0020】次に、流出ポート6には、切り換え手段8
を取付ける。この切り換え手段8の構成は、従来から一
般的に用いられているもので、コック80によって、流
路方向を上下方向とこれと直角で水平ポート81に連通
した方向へ適宜選択的に切り換えるものであり、新たな
技術の開示でないため詳細な説明は省略する。
【0021】
【実施例の作用】以上のように構成された浄水器1は、
例えば、図4に示すように、風呂場等に取付けられてい
る湯水混合栓9幹部のシャワーホース取付け管90に、
アダプタ91を介して流入ポート5側を取付ける。そし
て、流出ポート6にはシャワーハンド(図示省略)への
給水ホース92が連結される。さらに、切り換え手段8
から水平に伸びた水平ポート81には、蛇口93が取付
けられる。
【0022】これにより、流入ポート5から流入した水
(又はお湯)は、開放口51から通水孔35rを通って
右側フィルタエレメント3rの環状空間32rに流入す
る(矢印a)。この空間32r内に充填された浄化材で
浄化された水は、右端部側33rの間隙37rを通っ
て、柱状空間31rに流入する(矢印b)。この空間3
1rでさらに浄化されながら、浄化材内を左方向へ移動
して行き(矢印c)、貫通孔42に嵌合された嵌合管3
6内を通って、今度は左側のフィルタエレメント3lの
柱状空間31l内に移動して行く(矢印d)。
【0023】左側のフィルタエレメント3lへ移動して
きた浄化水は、再びこの柱状空間31lで浄化されなが
ら左方向に移動して行き、左端部側33lの間隙37l
を通って、環状空間32lに流入する(矢印e)。そし
て、この空間32lで四度目の浄化が行われて、通水孔
35lから隔壁に形成された開放口61を通って、流出
ポート6から流出して行く経路を辿ることになる。
【0024】流出ポート6から流出した浄化水は、切り
換え手段8によって、上方側に取付けられた給水ホース
92側へ、又は水平方向側に取付けられた蛇口93へ、
適宜選択して通水される。
【0025】
【効果】本願発明は以上のように構成しているため、家
庭用の蛇口の幹部へ簡単に取付けることができる。
【0026】そして左右に二つのフィルタエレメントを
取付け、2層に分割されたフィルタエレメント内を順次
に流れて、合計4層の浄化材を通過するようにされてい
るため、効率的な水又はお湯の浄化を行うことができ
る。浄化材充填空間が4層存在することになるため、同
種の浄化材に限らず4種類の浄化材を充填すれば、水に
混入した各種の物質に的確に対応させて取り除くことが
できる。
【0027】しかもこのフィルタエレメントは、左右側
端部の蓋体の脱着により、簡単に交換することできるた
め、メンテナンス(保守管理)も容易に行うことができ
る。さらにまた、フィルタエレメントを左右に配置して
バランスの採れた外観形態とすることができるため、意
匠的にも優れたものとすることができる。また、本願浄
化器は壁から室内側に露出した蛇口幹部に取付ける構造
であるため、蛇口に直接取付けた従来例と比べて違和感
を少なくする効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の全体を示す縦断面図である。
【図2】 本実施例の全体を示す側面図である。
【図3】 本実施例のフィルタエレメントの全体を示す
一部切欠き斜視図である。
【図4】 本実施例の取付け例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1・・・浄水器 2・・・基体ケース 3・・・フィルタエレメント 30・・仕切枠 31・・柱状空間 32・・環状空間 33・・一方端部側 34・・他端部側 35・・通水孔 36・・嵌合管 37・・間隙 4・・・胴体部 40・・隔壁 41・・空洞 42・・貫通孔 43・・周縁部 5・・・流入ポート 50・・給水管 51・・開放口 6・・・流出ポート 61・・開放口 7・・・蓋体 70・・押え盤 8・・・切り換え手段 80・・コック 81・・水平ポート 9・・・混合栓 90・・取付管 91・・アダプタ 92・・給水ホース 93・・蛇口 なお、添字のl,rはそれぞれ左側,右側を意味する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道、又は給湯管路の蛇口やシャワーホ
    ースの幹部に取付けられ、内部に水浄化手段が充填され
    た浄水器において、(イ)筒状をなし、その内部空洞
    (41)が軸に垂直な隔壁(40)によって二分割され
    ると共に、この隔壁(40)の略中央部に貫通孔(4
    2)が形成された胴体部(4)と、 該胴体部(4)側面に形成され、前記二分割された内部
    空洞(40l,40r)のうちの一方側に連通する流入
    ポート(5)と及び他方側に連通する流出ポート(6)
    と、 前記胴体部(4)の両端開放口を、着脱自在にかつ液密
    に閉塞する蓋体(7)と、から基体ケース(2)が構成
    され、(ロ)さらに、この基体ケース(2)の各内部空
    洞(41)にはその空洞形にほぼ適合した輪郭形状のフ
    ィルタエレメント(3)が着脱自在に装填されており、 かかるフィルタエレメント(3)は、筒状をなし、両端
    部側(33、34)が水流通可能に形成され、かつ、そ
    の内部空間は軸に沿った略筒状の仕切枠(30)によっ
    て軸を含む柱状空間(31)と周辺を含む環状空間(3
    2)とに二分割され、これら各空間にはそれぞれ同種の
    又は別種の水浄化材が充填されており、 このフィルタエレメント(3)の装填は、一方端部側
    (33)では前記柱状空間(31)が前記貫通孔(4
    2)のみと連通するように、かつ他端部側(34)には
    前記蓋体(7)内面との間に一定の間隙(37)ができ
    るようにして行われている、ことを特徴とする浄水器。
JP7185624A 1995-07-21 1995-07-21 浄水器 Pending JPH0929017A (ja)

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JP7185624A JPH0929017A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 浄水器

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JP7185624A JPH0929017A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 浄水器

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JPH0929017A true JPH0929017A (ja) 1997-02-04

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ID=16174053

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JP7185624A Pending JPH0929017A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 浄水器

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JP (1) JPH0929017A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103011331A (zh) * 2013-01-08 2013-04-03 衢州昀睿工业设计有限公司 多回路活化水处理装置

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