JPH09290046A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH09290046A
JPH09290046A JP13093196A JP13093196A JPH09290046A JP H09290046 A JPH09290046 A JP H09290046A JP 13093196 A JP13093196 A JP 13093196A JP 13093196 A JP13093196 A JP 13093196A JP H09290046 A JPH09290046 A JP H09290046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当り時にのみ機能する入賞装置を、常態に
おいても所定の役割を果たさせて、該入賞装置の機能を
向上させ、遊技全体をさらに興趣に富んだものとする。 【解決手段】 各個に開閉制御される複数個の開閉入賞
口23a〜23cからなる集合入賞装置22を備え、大
当り状態で、各開閉入賞口23a〜23cを所定大当り
態様で開放させると共に、大当り状態ではないときに、
所定条件が達成されると、各開閉入賞口23a〜23c
を選択的に開放させる普通入賞態様を実行するようにし
たから、集合入賞装置22は、大当りの発生機能と、普
通入賞機能とを備えることとなり、このため、該集合入
賞装置が多機能化して、従来のように大入賞口を設け、
これを大当りの時のみ作動させていた構成と異なり、該
集合入賞装置の有効利用により、多様な作動態様又は賞
球態様を発生させることができ、遊技の興趣が増大する
こととなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の組合わせにより
所定の利益ある作動を生じさせる組合わせ表示装置を備
えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の図柄を画面上に変動表示する図柄
表示装置と、玉検出手段を備えた始動領域と、玉検出手
段からの球検出信号を所定数を上限として記憶する始動
記憶装置と、玉検出手段からの球検出信号、或は始動記
憶装置の記憶に基づいて図柄表示装置を変動表示させ、
あらかじめ抽選された内容に従って各図柄を確定表示す
る図柄制御手段とを備え、確定された各図柄の組合わせ
が所定の当り図柄態様である場合に、大当り状態となっ
て、遊技者に所定の利得をもたらす作動を発生させるパ
チンコ機は良く知られている。
【0003】尚、ここで始動領域としては、賞球払い出
しを伴わない通過ゲートや、機裏に流下させて入賞球と
する始動口がある。
【0004】この種のパチンコ機にあって、通常、幅広
の大入賞口を備え、大当り状態となると、大入賞口が開
放作動を行ない、該大入賞口内への特定領域への玉通過
に伴って、該大入賞口の開放作動を更新させるように
し、遊技者にとって利益ある作動を生じさせるようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
上述の大入賞口は、図柄表示装置の表示内容と関係付け
られた大当り状態のときにのみ作動し、それ以外には閉
じた状態に維持される。蓋し、この大入賞口は通常幅方
向に口が大きく、多数の入賞玉を発生させ得る態様であ
るから、これを大当り以外の他の条件が達成されたとき
に開放させると、過剰な入賞玉数が発生し、遊技態様の
調和が崩れるからである。
【0006】本発明は、この大当り時にのみ機能する入
賞装置を、常態においても所定の役割を果たさせて、該
入賞装置の機能を向上させ、遊技全体をさらに興趣に富
んだものとすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の図柄を
画面上に変動表示する図柄表示装置と、玉検出手段を備
えた始動領域と、玉検出手段からの球検出信号に起因し
て図柄表示装置を変動表示させて、各図柄を確定表示す
る図柄制御手段とを備え、確定された各図柄の組合わせ
が所定の当り図柄態様である場合に、大当り状態となっ
て、遊技者に所定の利得をもたらす作動を発生させるパ
チンコ機において、各個に開閉制御される複数個の開閉
入賞口からなる集合入賞装置を備え、前記大当り状態
で、所定開閉入賞口を所定時間又は所定個数流入するま
で開放状態を維持する所定大当り態様で開放させると共
に、大当り状態ではないときに、所定条件が達成される
と、各開閉入賞口のうち、あらかじめ選定された所定の
ものを、大当り態様に比して短時間又は少数個流入する
まで開放する普通入賞態様を実行するようにしたことを
特徴とするものである。かかる構成にあっては、この集
合入賞装置は、大当りの発生機能と、普通入賞機能とを
備えることとなる。
【0008】この大当り態様又は普通入賞態様は、種々
提案される。例えば、集合入賞装置を幅方向に三個の開
閉入賞口を並設した構成にあっては、大当り態様では、
三個全部を開放し、かつその内のいずれかの開閉入賞口
内を特定領域として、この特定領域に玉が入った場合に
は三個開放状態を所定回数更新させる。また、普通入賞
態様では、そのいずれか一個又は二個を比較的短い時間
継続的に開放させるか、時間と無関係に開放させて、ほ
ぼ一個の玉流入に伴って閉鎖させる等により行なわれ
る。
【0009】この場合に、普通入賞態様が、集合入賞装
置の全開閉入賞口のうち、全部を除く所定個数が開放さ
れると共に、その開放された開閉入賞口への玉流入に伴
って、閉鎖状態にあった他の開閉入賞口が開放されるよ
うにしたものであっても良い。すなわち、最初に開放さ
せた開閉入賞口への玉流入に伴って、他の開閉入賞口を
開放させる等、各開閉入賞口を関連付けて、一連の開放
作動を生じさせ、これを普通入賞態様とすることもでき
る。この場合に、最初に開放させた開閉入賞口は、その
玉流入に伴って、再び開放させることもできる(上述の
数の少ない反復回数に相当)。これにより、他の開閉入
賞口も開放された全開放となる。
【0010】また、普通入賞態様が、集合入賞装置の全
開閉入賞口のうち、所定抽選手段によって指定されたる
開閉入賞口が開放されるものとしても良い。この抽選手
段としては、後述する普通図柄表示装置を適用しても良
い。
【0011】前記大当り態様としては、集合入賞装置
の、全開閉入賞口を開放作動する全開放形態と、全部を
除く所定個数の開閉入賞口のみを開放作動させる部分開
放形態とのいずれかを、図柄表示装置の大当り表示内容
により選定して、実行されるものとしても良い。このよ
うに、集合入賞装置を用いたことにより、大当り態様自
体も、変化に富んだものとすることができる。
【0012】この、普通入賞態様を発生させる構成とし
て、普通図柄表示装置と、該普通図柄表示装置を駆動す
る玉検出手段を備えた普通始動領域と、普通始動領域の
玉検出手段からの球検出信号に起因して普通図柄表示装
置を変動表示させて、図柄を確定表示する普通図柄制御
手段とを備えると共に、確定された図柄が所定の態様で
ある場合に、前記集合入賞装置の、各開閉入賞口を選択
的に開放させる普通入賞態様を実行するようにしたもの
が提案され得る。
【0013】その他、盤面上に設けた所定の入賞口への
玉流入又は通過ゲートへの玉通過に伴って、上述した普
通入賞態様が実行されるようにしても良い。
【0014】
【発明の実施の態様】添付図面について本発明の一実施
例を説明する。図1は、パチンコ機の遊技盤1の正面図
であって、その遊技領域3の中央には、図2で拡大して
示すように装着ケース(図示せず)の前部に固定された
センターケース4が配設され、該センターケース4内に
液晶表示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは
7セグメント指示器等の特別図柄表示装置6が設けられ
る。この特別図柄表示装置6には三つの特別図柄A,
B,Cが横方向に並んで表示される。この特別図柄A,
B,Cは、「0」〜「9」等の数字及びアルファベット
等からなる図柄が表示される。
【0015】センターケース4の窓孔5の下には4個の
パイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置
8が設けられる。この特別図柄始動記憶数表示装置8
は、図3で示す記憶装置RAMの一部領域により構成さ
れる始動記憶装置に記憶された玉数を表示する。さらに
窓孔5上には、普通図柄表示装置10が配設される。こ
の普通図柄表示装置10は、図4で示すように、夫々特
定の色を点灯する三個のLED11a,11b,11c
からなり、順次点滅して、種々の組み合わせの点灯態様
を表示する。そして、この点灯態様が所定の当り状態の
場合には、後述するように、普通電動役物15を開放し
たり、または、集合入賞装置22を普通入賞態様で開放
駆動する。
【0016】すなわち、この左右に列設されたLED1
1a,11b,11cの左側LED11aは赤色,中側
LED11bは緑色,右側LED11cは赤色で点灯
し、夫々点灯状態と、消灯状態の二態様を示し、その三
個のLED11a,11b,11cの組み合わせが、例
えば、左右の方向で、LED11a,11cのいずれ
か、又は両方が赤色で点灯し、かつ中側のLED11b
が消灯している場合に、当り状態とする。尚、この普通
図柄表示装置10としては、一乃至複数個の7セグメン
ト指示器等により構成し、その表示内容により、当り,
はずれを決定するものであっても良い。
【0017】センターケース4の両側には、普通図柄作
動ゲート13,13が設けられ、遊技球の通過により該
普通図柄作動ゲート13,13に内蔵された普通図柄作
動スイッチ(玉検出手段の一例,図3参照)から球検出
信号が発生すると、普通図柄表示装置10が図柄変動す
る。
【0018】また、普通図柄表示装置10の直下位置に
は、4個のパイロットランプからなる普通図柄始動記憶
数表示装置12が設けられ、前記普通図柄始動スイッチ
からの球検出信号が、所定数を上限として記憶装置RA
Mの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示す
る。
【0019】普通図柄表示装置10の表示結果が、上述
したような所定の当り状態の場合には、センターケース
4の直下位置に配設した普通電動役物15の開閉翼片対
16,16が逆八形傾動して約0.5秒間開放する。ま
た普通電動役物15の上部には、特別図柄表示装置6の
始動領域を構成する始動口14が配設され、該始動口1
4には、玉検出手段を構成する光電スイッチ、リミット
スイッチ等の特別図柄始動スイッチ(図3参照)が備え
られ、該始動スイッチによる玉通過検知に伴って、特別
図柄表示装置6の特別図柄A,B,Cが変動表示する。
また普通電動役物15の開閉翼片対16,16は普通電
動役物開放ソレノイド(図3参照)を介して変換制御さ
れ、この開閉翼片対16,16が開いた普通電動役物1
5は、特別図柄表示装置6の始動口として機能する。
【0020】前記普通電動役物15のさらに下方には、
図5,6で示すように、本発明の要部に係る入賞口23
a,23b,23cを備えた集合入賞装置22が配設さ
れている。この集合入賞装置22の入賞口23a,23
b,23cは、ソレノイド25a,25b,25c(図
5,6参照)により各個に制御される蓋体24a,24
b,24cにより開閉される。
【0021】この蓋体24a,24b,24cは、上部
を開口とする断面コ字状をしており、両側壁26によ
り、隣接する入賞口23a,23b,23cを相互に区
画するようにしている。そして、蓋体24a,24b,
24cは軸27を中心として回動し、前記ソレノイド2
5a,25b,25cの駆動軸の進退により、レバー片
28を軸29を中心として揺動させ、該レバー片28の
先端で、蓋体24a,24b,24cの後端に突出した
連係突部30を回動させて、蓋体24a,24b,24
cを図6鎖線の閉鎖位置と、実線の開放位置に、各個に
制御し得るようにしている。
【0022】そして、その開放状態で、該蓋体24a,
24b,24c上面が案内作用を生じて、各入賞口23
a,23b,23cから、流通路31へ遊技球を案内す
ることとなる。また、中央の入賞口23aは特定領域と
して、後述するように入賞口23aに遊技球が入ると、
連続開放作動を生ずるようにしている。
【0023】また、前記流通路29には、玉の通過を検
知する光電スイッチ、リミットスイッチ等の玉検知スイ
ッチSWが配設される。この玉検知スイッチSWは、図
3の10カウントスイッチ,役物連続作動スイッチを構成
するものである。
【0024】特別図柄表示装置6,普通図柄表示装置1
0,普通電動役物15,集合入賞装置22等の作動制御
は、図3で示す中央制御装置CPU等からなるマイクロ
コンピュータにより構成される遊技制御装置によって実
行される。かかる構成及び制御態様につき説明する。
【0025】ここで図3で示すように、中央制御装置C
PUには記憶装置RAMが接続され、この記憶領域によ
り、始動スイッチからの球検出信号を所定個数を限度と
して記憶する始動記憶装置が構成される。
【0026】また中央制御装置CPUに接続された記憶
装置ROMには、0〜224のコマからなり、その内容
が例えば「7」を大当りとする大当り特別乱数Kと、該
大当り特別乱数Kの結果により選定される大当り特別図
柄乱数Lと、ハズレ特別図柄乱数Ma ,Mb ,Mc と、
リーチ乱数Nが格納される。このリーチ乱数Nは、非リ
ーチ状態のときと異なる変動態様のリーチ変動態様を複
数種類備えている場合に、いずれのリーチ変動態様でリ
ーチ作動を行うかを決定するものである。このリーチ変
動態様としては、例えば、低速スクロール,逆走行,低
速走行からの加速度的停止,図柄の反転等の、種々の変
動態様がある。
【0027】次に特別図柄表示装置6の作動につき説明
する。始動口14を玉が通過して、特別図柄始動スイッ
チからの球検出信号が発生すると、特別図柄始動記憶数
が4個未満であれば、記憶数に1個を追加した後、特別
乱数Kを抽出して、一旦記憶装置RAMに格納する。
【0028】そして、特別図柄始動記憶数Uを一個消化
して、特別図柄表示装置6が変動開始すると共に、賞球
の払出が行なわれる。また、特別図柄始動記憶数表示装
置8は、該記憶数に対応して順次点灯すると共に、特別
図柄表示装置6が変動を開始する都度、消灯されて、記
憶数の減少が表示される。
【0029】そして、格納された特別乱数Kを判定し、
これが「7」等の当り値の場合には、大当り特別図柄乱
数Lから、あらかじめ定められている「1,1,1」、
「2,2,2」、「3,3,3」、「4,4,4」等、
数字又はアルファベット等からなる同一図柄の組み合わ
せよりなる当り図柄態様を選定して、特別図柄表示装置
6を変動後に、図柄表示部A,B,Cを選定内容に基づ
いて、順次停止して表示する。そして、大当りとして、
報知装置(図3参照)がファンファーレを鳴らすと共
に、上述したように集合入賞装置22の各入賞口23
a,23b,23cを全開放して、大当り態様を実行す
る。
【0030】すなわち、図5,6で示すように、集合入
賞装置22のソレノイド25a,25b,25cが駆動
して、蓋体24a,24b,24cが前方に傾動して全
ての入賞口23a,23b,23cが開放し、全体とし
て約10個の遊技球が入賞するか、所定時間(約29.5秒)
が経過するまで開放を行う。この開放作動にあっては、
中央の入賞口23aの内部を特定入賞領域として、これ
を通過した時は、連続変動し、その開放動作終了後に再
び入賞口23a,23b,23cが開放する。この連続
作動の回数は、初回開放を含め最高3回までとする。
【0031】尚、前記所定時間内であれば、約10個の遊
技球が入賞し終ったものから順に、入賞口23a,23
b,23cを一旦閉鎖するようにしても良い。または、
総入賞数が10個となると共に、その全体を一旦閉鎖して
も良い。
【0032】この大当り態様にあって、例えば特別図柄
A,B,Cが奇数であれば、中央の入賞口の24aのみ
を所定時間開放させる等、特別図柄表示装置6の表示内
容により、入賞口23a,23b,23cを選択的に開
放させるようにしても良い。例えば、「1,1,1」の
場合には、中央の入賞口23aのみが開放し、「3,
3,3」の場合には、入賞口23a,23bが開放し、
さらに、「5,5,5」の場合には入賞口23a,23
cが開放するようにする。このように、集合入賞装置2
2を用いたことによって、多様な大当り態様を実現する
ことができる。
【0033】尚、後述の普通入賞態様と相違するのは、
一回の開放時間が長く、かつ最大流入個数が多く、その
利益内容が、大当りに相応するものであることである。
【0034】一方、上述の大当り態様が作動完了する
と、前記特別図柄表示装置6上にX図柄(「X・X・
X」の表示が出現)又はY図柄(「Y・Y・Y」の表示
が出現)が表示されるようにしても良い。この場合に、
X図柄が表示された時には、次の大当り作動の開始まで
の間、特別図柄表示装置6及び普通図柄表示装置10の
変動時間が短縮され、記憶オーバーによる変動無効玉の
発生が少なくなって、当り確率が実質的に向上すること
となると共に、普通電動役物15の開放時間も約3秒間
に延長される。またこの時、入賞口23aも約3秒間開
放して、その間に遊技球が入賞口23aに入賞すると、
左右の入賞口23b,23cも開放され、全ての入賞口
23a,23b,23cが約3秒間開放されるようにし
ても良い。または、Y図柄の時には、左右の入賞口23
b,23cは約3秒間開放されるのみとしても良い。
【0035】その他、大当り特別図柄乱数Lが当り値
「7」ではない場合には、ハズレ特別図柄乱数Ma ,M
b ,Mc を抽選して、ハズレ図柄態様を決定する。この
ときA=B=Cとなった場合には、Mc を再抽選して、
必ずハズレとなるようにする。このハズレ図柄態様がA
=Bの場合には、リーチ乱数Nにより、所定のリーチ態
様を実行することとなる。
【0036】上述の集合入賞装置22の構成は、各入賞
口23a,23b,23cの蓋体24a,24b,24
cを、ソレノイド25a,25b,25cにより前後方
向に開閉する構成であるが、図7で概念的に示すよう
に、各入賞口23a,23b,23cの上部開口をシャ
ッター40a,40b,40cにより常態で閉鎖して、
該シャッター40a,40b,40cを前後方向に移動
するようにし、開放位置では、シャッター40a,40
b,40cを後方へ退避させるようにして構成しても良
い。さらには、各入賞口23a,23b,23cを、前
後方向に移動する受樋によって構成し、該受樋の突出位
置で、入賞可能となり、退避位置で閉鎖状態となる、引
出し式構造としても良い。尚、各入賞口の数は二個以上
であれば良く、その数に制限はない。
【0037】次に、前記集合入賞装置22の普通入賞態
様につき説明する。上述したように、普通図柄表示装置
10のLED11a,11b,11cが、所定当り態様
の場合には、普通電動役物15が約0.5 秒間開放すると
共に、集合入賞装置22のソレノイド25aが駆動し
て、入賞口23aのみが開放することとなる。そして、
この入賞口23aに玉が入ると、該玉が玉検知スイッチ
SWで検知され、ソレノイド25aが復動して、入賞口
23aが閉鎖状態に復帰する。この入賞口23aの開放
は時間制御により行なっても良く、この場合には、入賞
口23aは、所定時間だけ開放する。
【0038】前記集合入賞装置22を用いた普通入賞態
様としては、普通図柄表示装置10による当り発生にと
もない、中央の入賞口23aを開放し、その入賞口23
aへの玉流入にともなって、入賞口23b,23cが開
放されるようにしても良い。さらにこの場合に、入賞口
23aの開放は0.5 秒等の短時間で閉じるようにしても
良く、または玉が1個流入するまで、開放維持するよう
にしても良い。
【0039】また、普通電動役物15と、集合入賞装置
22の開放を、前記普通図柄表示装置10の表示態様に
より選択しても良い。例えば、上述したように、赤色の
LED11a,11cのみが両方又は一方点灯した場合
には、普通電動役物15を開放駆動し、緑色のLED1
1bが点灯した場合には、集合入賞装置22の入賞口2
3aが開放駆動されるようにしても良い。
【0040】さらにまた、前記普通図柄表示装置10の
抽選内容により、前記入賞口23a,23b,23cの
いずれか一個又は複数個を開放するようにしても良く、
複数個の場合には、各個に玉が入るたびに、当該入賞口
を閉鎖するようにしても良い。
【0041】このように、集合入賞装置22は、大当り
の時とは異なった、多様な普通入賞態様で、開放駆動さ
れ得る。
【0042】
【発明の効果】本発明は、各個に開閉制御される複数個
の開閉入賞口からなる集合入賞装置を備え、前記大当り
状態で、各開閉入賞口を所定大当り態様で開放させると
共に、大当り状態ではないときに、所定条件が達成され
ると、各開閉入賞口を選択的に開放させる普通入賞態様
を実行するようにしたから、集合入賞装置は、大当りの
発生機能と、普通入賞機能とを備えることとなり、この
ため、該集合入賞装置が多機能化して、従来のように大
入賞口を設け、これを大当りの時のみ作動させていた構
成と異なり、該集合入賞装置の有効利用により、多様な
作動態様又は賞球態様を発生させることができ、遊技の
興趣が増大することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の遊技盤1を示す正面図で
ある。
【図2】本発明の特別図柄表示装置6の正面図である。
【図3】遊技制御装置(マイクロコンピュータ)を示す
ブロック回路図である。
【図4】普通図柄表示装置10の構成を示す正面図であ
る。
【図5】集合入賞装置22の正面図である。
【図6】集合入賞装置22の構成を簡略的に示す縦断側
面図である。
【図7】集合入賞装置22の他の態様を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 6 特別図柄表示装置 10 普通図柄表示装置 14 始動口 22 集合入賞装置 23a,23b,23c 入賞口 24a,24b,24c 蓋体 A,B,C 特別図柄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の図柄を画面上に変動表示する図柄表
    示装置と、玉検出手段を備えた始動領域と、玉検出手段
    からの球検出信号に起因して図柄表示装置を変動表示さ
    せて、各図柄を確定表示する図柄制御手段とを備え、確
    定された各図柄の組合わせが所定の当り図柄態様である
    場合に、大当り状態となって、遊技者に所定の利得をも
    たらす作動を発生させるパチンコ機において、 各個に開閉制御される複数個の開閉入賞口からなる集合
    入賞装置を備え、前記大当り状態で、所定開閉入賞口を
    所定時間又は所定個数流入するまで開放状態を維持する
    所定大当り態様で開放させると共に、大当り状態ではな
    いときに、所定条件が達成されると、各開閉入賞口のう
    ち、あらかじめ選定された所定のものを、大当り態様に
    比して短時間又は少数個流入するまで開放する普通入賞
    態様を実行するようにしたことを特徴とするパチンコ
    機。
  2. 【請求項2】前記普通入賞態様が、集合入賞装置の全開
    閉入賞口のうち、全部を除く所定個数が開放されると共
    に、その開放された開閉入賞口への玉流入に伴って、閉
    鎖状態にあった他の開閉入賞口が開放されるようにした
    ものである請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】前記普通入賞態様が、集合入賞装置の全開
    閉入賞口のうち、所定抽選手段によって指定されたる開
    閉入賞口が開放されるものである請求項1記載のパチン
    コ機。
  4. 【請求項4】前記大当り態様が、集合入賞装置の、全開
    閉入賞口を開放作動する全開放形態と、全部を除く所定
    個数の開閉入賞口のみを開放作動させる部分開放形態と
    のいずれかを、図柄表示装置の大当り表示内容により選
    定して、実行されるものである請求項1記載のパチンコ
    機。
  5. 【請求項5】普通図柄表示装置と、該普通図柄表示装置
    を駆動する玉検出手段を備えた普通始動領域と、普通始
    動領域の玉検出手段からの球検出信号に起因して普通図
    柄表示装置を変動表示させて、図柄を確定表示する普通
    図柄制御手段とを備えると共に、確定された図柄が所定
    の態様である場合に、前記集合入賞装置の、各開閉入賞
    口を選択的に開放させる普通入賞態様を実行するように
    した請求項1記載のパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006075187A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Samii Kk 弾球遊技機
JP2010104688A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
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