JPH09289969A - 電子内視鏡の撮像素子組付け構造 - Google Patents

電子内視鏡の撮像素子組付け構造

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JPH09289969A
JPH09289969A JP8130723A JP13072396A JPH09289969A JP H09289969 A JPH09289969 A JP H09289969A JP 8130723 A JP8130723 A JP 8130723A JP 13072396 A JP13072396 A JP 13072396A JP H09289969 A JPH09289969 A JP H09289969A
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JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
optical system
objective optical
electronic endoscope
ccd
Prior art date
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Pending
Application number
JP8130723A
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English (en)
Inventor
Toshiji Minami
逸司 南
Kazuaki Takahashi
一昭 高橋
Joji Watanabe
城治 渡辺
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージ構造を用いないで電子内視鏡の細
径化を図る。 【解決手段】 固定部材18に、対物光学系部材を配置
する取付け孔23を形成し、この取付け孔23の下方
に、固定部材18に一体に形成された平板状の間隔板2
4を挟んで、撮像素子部を配置する取付け孔25を形成
し、上記間隔板24には開口孔26を形成する。そし
て、上記間隔板24の上面に対物光学系部材の後端のプ
リズム33の底面を配置し、この間隔板24の下面に撮
像素子部のCCD36の撮像面Sを配置する。これによ
れば、CCD36の撮像面S上において、プリズム33
の底面との間に間隔板24の開口孔26により、気密状
態のエアギャップが形成されるので、パッケージが不要
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡の撮像
素子組付け構造、特に固体撮像素子を気密状態で組み付
けるための電子内視鏡の撮像素子組付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来の電子内視鏡の先端部構
造が示されており、図は後側から見たものである。図に
おいて、先端部1では、外被2の内側に硬性部を構成す
る金属製の固定部材3が設けられ、この固定部材3には
各部材を配置する大きさの各種の取付け孔が形成され
る。そして、図示されるように、取付け孔を利用して固
定部材3の上側の左右に、被観察体へ光を照射するため
のライトガイド4が取り付けられ、また下側に鉗子等を
導くための処置具挿通チャンネル5や観察窓へ空気又は
水を供給するための送気/送水管6が取り付けられる。
【0003】上記左右のライトガイド4の間の中央部
に、図示の取付け孔7が設けられ、この取付け孔7に被
観察体の像を捉えるための対物レンズ系8が配置され、
この対物レンズ系8は固定部材3(取付け孔7)の先端
側の不図示の取付け孔に固定される。一方この対物レン
ズ系8は、後端側でプリズム9を介して撮像素子パッケ
ージ10のカバーガラス11に接続され、このパッケー
ジ10内に固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled
Device)12が設けられる。
【0004】図6には、上記撮像素子パッケージ10及
びCCD12の構成が示されており、パッケージ10の
内部は透視して示されている。図において、CCD12
の上面の撮像面Sには色フィルタやマイクロレンズ等が
形成される。この撮像面Sの外側には複数の入出力端子
が前後両端に配列形成され、この入出力端子はパッケー
ジ10側の端子とボンデイングワイヤ13により接続さ
れる。この撮像素子パッケージ10は、上方の開口をカ
バーガラス11により塞いでパッケージ内を気密状態と
しており、これによりCCD12の撮像面Sが保護され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電子内視鏡においては、上記撮像面Sを保護する必要性
等により撮像素子パッケージ10内にCCD12を収納
し、カバーガラス11で蓋をする構成とされることか
ら、撮像素子組付け体の高さが高くなり、細径化の障害
ともなっている。即ち、図5に示されるように、カバー
ガラス11を有する撮像素子パッケージ10は先端部1
の径方向において厚さt分の長さを占めており、このよ
うなパッケージ10を採用しないで上記厚さtを小さく
することができれば、細径化が図れることになる。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、パッケージ構造を採用しないで
内視鏡の細径化を図ることができる電子内視鏡の撮像素
子組付け構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項の発明は、被観察体を捉えるための対物
光学系部材と、この対物光学系部材に光学的に接続され
る固体撮像素子と、この固体撮像素子を含む各部材を取
付け固定するための取付け孔を有する固定部材と、を備
えた電子内視鏡において、上記固定部材に、上記対物光
学系部材と固体撮像素子との間に配置される間隔板を一
体形成し、この間隔板に、上記固体撮像素子の撮像面上
にエアギャップを設けるための開口孔を形成したことを
特徴とする。
【0008】上記第1請求項記載の構成によれば、例え
ば固定部材の中央に、間隔板を設けた孔が撮像素子組付
け体の取付け孔として形成される。そして、この間隔板
の上側の取付け孔に対物光学系部材が組み付けられる。
このとき、この対物光学系部材の後端部は、例えばプリ
ズム(直視型の内視鏡の場合等)を上記間隔板の開口孔
の所定位置に配置して、間隔板上面に接着剤等を用いて
固定される。また、上記間隔板の下側の取付け孔には固
体撮像素子が組み付けられる。このとき、この固体撮像
素子の上面は、その撮像面を開口孔の所定位置に配置し
て、間隔板下面に接着剤等を用いて固定される。これに
より、上記開口孔の上下面が塞がれ、撮像面上に気密状
態とされたエアギャップが形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図4には、実施形態例に
係る電子内視鏡(先端部)構造が示されている。図1に
おいて、先端部16には、外被17の内側に硬性部を構
成する金属製の固定部材18が設けられる。この固定部
材18には、従来の図5の場合と同様に、各部材を配置
する大きさの各種の取付け孔が形成されており、この取
付け孔により、2本のライトガイド19、処置具挿通チ
ャンネル20、送気/送水管21が取り付けられる。そ
して、上記左右のライトガイド19の間の取付け孔23
に対物光学系部材が配置され、この取付け孔23の下側
の取付け孔25に、固体撮像素子であるCCD36と回
路基板37を組み付けた撮像素子部が配置される。
【0010】即ち、上記取付け孔23は、図2(A)に
示されるように、前側の円形の取付け孔23Aとこれに
連通して形成された後側の正方形状の取付け孔23Bと
からなっている。そして、この後側の取付け孔23Bの
下方に、固定部材18に一体に形成された平板状の間隔
板24を挟んで上記取付け孔25が形成されており、こ
の取付け孔25は段差のある長方形状の孔とされ、その
後側は撮像素子部の取付けを容易とするために広くなっ
ている。
【0011】上記間隔板24は、可能なかぎり薄くする
ことが好ましく、例えば従来の図5のCCD12とカバ
ーガラス11との間のギャップと同程度の厚さとされ、
後方には図2(B)に示されるように、CCD36の撮
像面(S)上に撮像領域を確保する所定の大きさの円形
の開口孔26が貫通して形成される。また、この間隔板
24の下面には、撮像素子部のボンデイングワイヤ部分
(後述する)を配置するための凹部27が形成される。
【0012】一方、上記上側の取付け孔23A,23B
に組み付けられる対物光学系部材は、図3に示されるよ
うに、対物レンズ系32の後側にプリズム33が組み付
けられた構成とされる。そして、この対物光学系部材
は、図4に示されるように、対物レンズ系32の先端を
上記円形孔23Aに固定して、後端のプリズム33を上
記間隔板24の開口孔26上に配置することとなる。
【0013】また、上記下側の取付け孔25に組み付け
られる撮像素子部は、図3に示されるように、CCD3
6が回路基板37上に載置され、このCCD36上の入
出力端子Eが回路基板37側の端子Fとボンデイングワ
イヤ38により接続される。このCCD36上面の撮像
面S上には、例えば色フィルタやマイクロレンズが形成
される。そして、この撮像素子部は、図4にも示される
ように、先端側を上記取付け孔25内の前側空間に配置
して、CCD36の撮像面Sを上記間隔板24の開口孔
26の下に配置することとなる。
【0014】上記固定部材18では、その他に図2
(A)に示されるように、上記取付け孔25の下側に処
置具挿通チャンネルの取付け孔28が形成され、対物光
学系部材の取付け孔23A,23Bの左右に図2(B)
に示されるようにライトガイドの取付け孔29が2箇所
形成される。なお、不図示の位置に送気/送水管の取付
け孔も形成される。
【0015】実施形態例は以上の構成からなり、図3及
び図4に示されるように、上記取付け孔23への対物光
学系部材の組付けでは、この対物光学系部材が、そのプ
リズム33で直角下方に曲げられた光軸が開口孔26の
中心に一致する位置に位置決めされ、そのプリズム33
の底面が間隔板24の上面に接着剤等により取り付けら
れる。
【0016】また、上記取付け孔25への撮像素子部の
組付けでは、上記ボンデイングワイヤ38を間隔板24
の下面の凹部27に配置するようにしながら、撮像素子
部が取付け孔25へ挿入される。そして、CCD36の
上面がその撮像面Sを開口孔26に合わせるようにし
て、間隔板24の下面に接着剤等により取り付けられ
る。
【0017】このようにして、対物光学系部材と撮像素
子部とが光学的に接続されると共に、CCD36の撮像
面S上には、上記プリズム33の底面との間に間隔板2
4の開口孔26により、気密状態とされたエアギャップ
が形成される。これにより、同時式等においては、撮像
面S上の色フィルタ等が保護できることになる。
【0018】そして、この実施形態例によれば、従来の
図5のカバーガラス11が不要となり、図の撮像素子部
の厚さtからこのカバーガラス11の厚さ分を小さくす
ることができる。この結果、先端部16、即ち電子内視
鏡の細径化が図られることになる。
【0019】なお、上記実施形態例では、直視型でプリ
ズムを設けた電子内視鏡について説明したが、本発明
は、側視型でプリズムを設けないタイプ等の各種の電子
内視鏡にも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、対物光学系部材とこの対物光学系部材に
光学的に接続される固体撮像素子との間に配置される間
隔板を、固定部材に一体に形成し、この間隔板には開口
孔を設けて、この開口孔により固体撮像素子の撮像面上
に気密状態とされたエアギャップを形成したので、撮像
素子パッケージをなくして例えばカバーガラスの厚さ分
を小さくして内視鏡の細径化を図ることができる。ま
た、パッケージ構造を採用しないため、構成の簡易化に
よる低コスト化ができる。更に、従来では対物光学系部
材と撮像素子部が一体となって固定部材に取り付けられ
ていたのに対し、本発明ではそれぞれが別々に固定部材
に取り付けられるので、対物光学系部材と撮像素子部と
を別個に交換することが可能となり、修理コストの低減
にもつながるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡の先端部
構造を示す(後方から見た)断面図である。
【図2】図1の固定部材の構成を示し、図(A)は側面
断面図、図(B)は図(A)のI−I線による断面図で
ある。
【図3】図1の対物光学系部材、間隔板及び撮像素子部
の構成を示す分解斜視図である。
【図4】図1に示した電子内視鏡の先端部の内部を示す
側面図である。
【図5】従来の電子内視鏡の先端部構造を示す(後方か
ら見た)断面図である。
【図6】図5のCCD及びCCDパッケージの構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1,16 … 先端部、 3,18 … 固定部材、 7,23,25,28,29 … 取付け孔、 8,32 … 対物レンズ系、 9,33 … プリズム、 10 … 撮像素子パッケージ、 11 … カバーガラス、 12,36 … CCD、 13,38 … ボンデイングワイヤ、 24 … 間隔板、 26 … 開口孔、 27 … 凹部、 37 … 回路基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体を捉えるための対物光学系部材
    と、 この対物光学系部材に光学的に接続される固体撮像素子
    と、 この固体撮像素子を含む各部材を取付け固定するための
    取付け孔を有する固定部材と、を備えた電子内視鏡にお
    いて、 上記固定部材に、上記対物光学系部材と固体撮像素子と
    の間に配置される間隔板を一体形成し、 この間隔板に、上記固体撮像素子の撮像面上にエアギャ
    ップを設けるための開口孔を形成したことを特徴とする
    電子内視鏡の撮像素子組付け構造。
JP8130723A 1996-04-26 1996-04-26 電子内視鏡の撮像素子組付け構造 Pending JPH09289969A (ja)

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