JPH09289588A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH09289588A
JPH09289588A JP8102131A JP10213196A JPH09289588A JP H09289588 A JPH09289588 A JP H09289588A JP 8102131 A JP8102131 A JP 8102131A JP 10213196 A JP10213196 A JP 10213196A JP H09289588 A JPH09289588 A JP H09289588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
image data
valued
binary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8102131A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Nakahara
信彦 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP8102131A priority Critical patent/JPH09289588A/ja
Publication of JPH09289588A publication Critical patent/JPH09289588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像データを記憶するメモリの容量を充分小さ
くし、かつ、搬送系のメカ的精度からくるジッタの発生
を確実に防止する。 【解決手段】イメージ展開部31は2値画像データを受
信すると1画素1ビットのデータに展開してページメモ
リ32に記憶し、多値画像データを受信すると1画素4
ビットの多値データに階調変換するとともに副走査方向
の解像度を主走査方向の1/4にしてページメモリに記
憶する。そして、2値の場合は2値ブロック33に供給
し、多値の場合は多値ブロック34に供給する。2値ブ
ロックにおいては通常のS/P変換を行ってレーザドラ
イブ部35に供給する。また、多値ブロックにおいては
各1画素に対応する4ビットの階調データからパルス幅
変調した階調再現パルスを生成してレーザドライブ部に
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2値画像データ及
び多値画像データをメモリに記憶し、このメモリに記憶
した画像データを2値画像か多値画像かにより異なる画
像処理を行って画像形成部に出力する画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】デジタル化された2値画像データ及び多
値画像データを画像処理を行って画像形成部に出力する
画像処理装置としては、プリンタやファクシミリ装置な
どが知られている。例えば、電子写真方式を使用して画
像形成を行うレーザプリンタやレーザファクシミリ装置
では、画像データを所定のレーザ駆動用の信号に変調し
て画像形成を行っているが、画像形成部の解像度に合わ
せた2値の画像データを用いて文字、線画及び階調を表
現していた。階調を表現する方法としては、ディザマト
リクスを使用した組織的ディザ法や濃度パターン法と呼
ばれる手法が使用されている。組織的ディザ法は、入力
される多値画像データに対して1対1に対応するディザ
マトリクス内の所定の閾値と比較することによって入力
画素レベルを「1」か「0」かの2値信号に変換し、デ
ィザマトリクスのサイズに相当する階調数で疑似的に中
間調を表現する方法である。また、濃度パターン法は、
入力される多値画像データに対してディザマトリクス内
の複数の所定閾値と比較することによって入力1画素を
疑似的に複数の階調に表現する方法である。
【0003】しかし、階調表現に組織的ディザ法や濃度
パターン法を使用した場合、階調性を上げるためにディ
ザマトリクスのサイズを大きくする必要があり、ディザ
マトリクスのサイズを大きくすると解像度が低下すると
いう問題がある。また、階調表現方法として、多値画像
データを記憶するページメモリを設け、このページメモ
リの多値画像データを基に1画素毎にレーザのパルス幅
変調を行って階調表現を行う方法も知られている。この
方法は階調数を上げても解像度を低下させずに済むとい
う利点がある。しかし、この方法で使用するページメモ
リは非常に大きな容量を必要とする。例えば、解像度が
600dpiのレーザプリンタで1画素8bitの多値
画像データを扱う場合を想定すると、通常の白黒の2値
のレーザプリンタではA4サイズの原稿1枚約4メガバ
イトのメモリ容量で済むのに対し、単純にその8倍の3
2メガバイトという大きなメモリ容量を必要とする。
【0004】このようなことから、組織的ディザ法によ
る処理とパルス幅変調を組み合わせた画像処理が開発さ
れている。これは、フル階調の画像データに多値ディザ
処理を施して階調数をある程度落とす。例えば、疑似階
調処理として4×4のディザマトリクスを使用して16
階調を表現し、1画素内を16階調、4bitで表現す
るものが知られている。このようなハイブリッド型の階
調表現方法では、ディザ処理による疑似階調数と1画素
内の分割数を掛け合わせた数の階調表現ができるため、
上記の例では16階調×16階調で256階調を表現で
きることになる。そして、1画素内を16階調、すなわ
ち、16分割することはパルス幅変調によって比較的容
易に実現でき、また、疑似階調数も16階調であれば4
×4のディザマトリクスで済むので単純な疑似階調処理
よりも解像度を低下させずに済むという利点がある。
【0005】しかし、この方法を使用しても、1画素内
を4bitで表現することになり、8bitで表現する
ものに比べてメモリ容量は半分になるが、白黒の2値の
場合に比べてまだ4倍のメモリ容量を必要とし、メモリ
容量を充分に小さくできるまでには至らない。そこで特
開平5−75852号公報では、多値画像データを低解
像度で記憶することでメモリ容量を充分に小さくするこ
とを実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像印刷し
た場合に画像の品質を劣化させる重要な要素として、搬
送系のメカ的精度から、副走査方向に生じるジッタある
いはバンディングと呼ばれる現象がある。このようなメ
カの搬送能力からくる画質決定要因は、基本的に主走査
方向の精度を決める、例えばレーザプリンタではレーザ
光学系、ラインプリンタではヘッドの精度が与える画質
劣化の要因に比べて大きな比重を占める場合がある。特
に、細かいドットの集合で階調を表現する階調画像など
ではジッタの画質に与える影響は非常に大きくなる。こ
れは画質濃度をドットの規則的な並びによって面積的に
表現しているものが、ジッタによってドットの並びに偏
りができ、結果として人の視覚に不必要な濃度差となっ
て現れるためである。このような問題に対し、特開平5
−75852号公報のものは、何等対策が講じられてい
ないため、搬送系のメカ的精度からくるジッタの発生を
防止できず、画像の画質を劣化させるという問題があっ
た。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、画像デー
タを記憶するメモリの容量を充分に小さくでき、また、
搬送系のメカ的精度からくるジッタの発生を確実に防止
できる画像処理装置を提供する。
【0008】また、請求項2記載の発明は、2値画像デ
ータと多値画像データを記憶するメモリの容量を等しく
でき、これにより、メモリの容量を充分に小さくできる
とともにメモリを2値画像と多値画像とで無駄なく効率
的に使用でき、また、搬送系のメカ的精度からくるジッ
タの発生を確実に防止できる画像処理装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
2値画像データ及び多値画像データをメモリに記憶し、
このメモリに記憶した画像データを2値画像か多値画像
かにより異なる画像処理を行って画像形成部に出力する
画像処理装置において、2値画像データのときはそのま
まメモリに記憶し、多値画像データのときは主走査方向
については画像形成部の表現可能階調数に合わせた階調
数変換処理を行い、副走査方向については解像度を低下
する処理を行ってメモリに記憶するものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、主走査方向についての階調数変換
処理を行った多値画像データの1画素のビット数がn
(n≧2)のとき、副走査方向の解像度を、主走査方向
の解像度の1/nにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、この実施の形態は本発明を
レーザプリンタに適用したものについて述べる。図1は
レーザプリンタの画像形成部の構成を示す図で、感光ド
ラム1の周囲にコロナ帯電器2、現像装置3、転写器
4、クリーナ5及び除電ランプ6を配置し、電子写真プ
ロセスに従って画像形成を行うようになっている。前記
感光ドラム1は周面を感光面とし、画像形成時に図中矢
印で示す方向に回転する。前記コロナ帯電器2は、感光
ドラム1の感光面を均一に帯電する。このコロナ帯電器
2で帯電した感光面を走査レーザ光7により露光してこ
の感光面上に記録情報に基づいた静電潜像を形成するよ
うになっている。
【0012】前記走査レーザ光7は、図2に示すレーザ
走査装置から出射している。このレーザ走査装置は、半
導体レーザ発振器8を設け、この半導体レーザ発振器8
からのレーザ光をコリメータレンズ9で発散光から平行
光又は集束光に変換している。前記半導体レーザ発振器
8は、2値又は多値の画像信号に基づいて決定された各
画素毎の画素データに応じてレーザドライバにより駆動
されてレーザ光を出射する。前記コリメータレンズ9か
らのレーザ光を図中矢印方向に等速で高速回転するポリ
ゴンミラー10の反射面に反射して偏向走査し、走査レ
ーザ光7としてfθレンズ11を介して前記感光ドラム
1の感光面に照射するようになっている。前記fθレン
ズ11は、ポリゴンミラー10により等角速度に偏向走
査したレーザ光を感光ドラム1の平面上に投影すべき等
速度走査レーザ光に変換する作用を為す。
【0013】前記走査レーザ光7により感光ドラム1に
形成した静電潜像を前記現像装置3からのトナーにより
現像して顕像化し、トナー像を形成する。前記現像装置
3は、トナーホッパ12内に収容したトナー13を供給
ローラ14の回転により現像ローラ15に付着させる。
前記現像ローラ15は前記感光ドラム1に対接し、トナ
ー13を回転により感光ドラム1へ搬送する。前記現像
ローラ15に付着したトナー13は感光ドラム1へ搬送
する途中で規制部材16により一定の厚さに規制されて
感光ドラム1に搬送されることになる。
【0014】前記感光ドラム1に形成したトナー像を前
記転写器4の動作により給紙部(図示せず)から搬送さ
れる転写紙17上に転写するようになっている。そし
て、トナー像を転写した記録紙17を熱定着装置18に
より熱定着してから外部に排出して1枚の画像形成を終
了する。また、転写時に、前記感光ドラム1上に残った
残留トナーを前記クリーナ5により掻き落とし、さら
に、感光ドラム1の感光面を除電ランプ6で除電して次
の帯電に備えるようになる。以上の電子写真プロセス制
御を繰り返すことで複数枚の転写紙に対する画像形成を
行う。
【0015】図3はシステム全体の構成を示すブロック
図で、このシステムはレーザプンリタ本体21とこのレ
ーザプンリタ本体21に2値画像データ及び多値画像デ
ータを送信するホストコンピュータ22とで構成してい
る。すなわち、ホストコンピュータ22は画像データを
プンリタ本体21とのI/F特性に合わせて、ドライバ
23からプンリタ本体21のプリンタコントローラ24
に例えばコードデータとして送信する。前記レーザプン
リタ本体21は、前記プリンタコントローラ24及び前
述した電子写真プロセス制御を行うプリンタエンジン2
5を備え、プリンタコントローラ24は、受信したコー
ド化した画像データ、例えばPDL等のページ記述言語
で表現した画像データをビットマップに展開してページ
メモリに格納する。前記プリンタエンジン25は、プリ
ンタコントローラ24からのビットマップの画像データ
をレーザ駆動用のビデオデータに変換して前記半導体レ
ーザ発振器8を発振駆動する。
【0016】前記プリンタコントローラ24は内部に画
像処理部を有し、この画像処理部は、図4に示すよう
に、イメージ展開部31、ページメモリ32、2値用ブ
ロック33、多値用ブロック34、レーザドライブ部3
5、セレクタ36,37とで構成している。すなわち、
前記イメージ展開部31は、コード化された画像データ
をビットマップデータに展開する。このとき、画像デー
タが多値画像データのときには階調数を落とす階調変換
を行うようになっている。前記ページメモリ32は、1
ページ分の2値のビットマップデータを記憶できる容量
を持っている。
【0017】前記2値用ブロック33は、2値画像デー
タをビデオデータに処理するブロックであり、前記多値
用ブロック34は、多値画像データをビデオデータに処
理するブロックである。前記レーザドライブ部35は、
2値用又は多値用に処理したビデオデータに従って前記
半導体レーザ発振器8を発振駆動する。前記各セレクタ
36,37は、2値画像データの時と多値画像データの
時とで、2値用ブロック33を使用するか多値用ブロッ
ク34を使用するか切り替える制御を行う。
【0018】画像処理部についてさらに詳しく述べる
と、前記イメージ展開部31は、2値画像データを受信
したときには、コードデータを1画素1ビットのデータ
に展開して前記ページメモリ32に記憶させ、多値画像
データを受信したときには、コードデータを1画素4ビ
ットの多値データに階調変換する。このときの階調変換
処理は、多値ディザ処理でも多値誤差拡散処理でもよ
い。また、このときの副走査方向の解像度は主走査方向
の1/4にする。前記プリンタエンジン25の主走査方
向の解像度が600dpiであれば副走査方向の解像度
は実質的に150dpiにとなるように副走査方向につ
いて4画素まとまりの処理を行う。これにより、前記ペ
ージメモリ32に記憶するデータの容量は2値画像の場
合と多値階調画像の場合とで等しくなる。
【0019】前記ページメモリ32から読出した画像デ
ータは、セレクタ35により2値の場合は2値ブロック
33に供給し、多値の場合は多値ブロック34に供給す
る。そして、2値の場合は2値ブロック33において通
常のP/S(パラレル/シリアル)変換を行い、セレク
タ37を介して、前記プリンタエンジン25の画像形成
タイミングに合わせてビデオデータとして前記レーザド
ライブ部35に供給する。
【0020】多値の場合は多値ブロック34にて処理を
行うが、この多値ブロック34は図5に示すブロックに
て処理を行う。例えば、前記ページメモリ32から図6
に示すように、16ビットデータバス幅単位(D15〜D
0 )で画像データを読出す。そして、この画像データを
ビット変換部41の各P/S変換器42,43,44,
45により1画素に対応する4ビット階調データに揃え
る。すなわち、画像データD15〜D0 の第1画素〜第4
画素の4ビット目D15,D11,D7 ,D3 をP/S変換
器42に供給してパラレル/シリアル変換し、第1画素
〜第4画素の3ビット目D14,D10,D6 ,D2 をP/
S変換器43に供給してパラレル/シリアル変換し、第
1画素〜第4画素の2ビット目D13,D9 ,D5 ,D1
をP/S変換器44に供給してパラレル/シリアル変換
し、第1画素〜第4画素の1ビット目D12,D8 ,D4
,D0 をP/S変換器44に供給してパラレル/シリ
アル変換する。
【0021】そして、前記各P/S変換器42〜45か
らシリアルデータを1ビットずつパルス幅変調部46に
供給して各1画素に対応する4ビットの階調データから
パルス幅変調した階調再現パルスを生成し、この階調再
現パルスを前記レーザドライブ部35に供給する。そし
て、これを16ビットデータバス幅単位で繰り返し行っ
て1走査分のデータについての処理を行い、この同一の
1走査分のデータについて前記ページメモリ32から再
度読出しを行い、これを4走査分繰り返すことで、副走
査方向に4ライン、主走査画素位置に対して同じ画像デ
ータを使用することになる。そして、副走査方向の繰り
返しの管理は2ビットの副走査カウンタ47を使用して
行っている。
【0022】すなわち、前記パルス幅変調部46にビッ
ト変換部41から4ビットの多値画像データを入力する
とともに副走査カウンタ47から2ビットのカウント値
を入力することで、パルス幅変調部46は、図7に示す
16階調のパターンを形成するための階調再現パルスを
レーザドライブ部35に供給することができる。これを
メモリ読出しパターンで示すと図8に示すようになる。
この図8においてA0〜An ,B0 〜Bn ,C0 〜Cn
(n=0,1,2,…)はそれぞれ1画素4bitの多
値データを示している。例えば、4走査ラインの各1画
素目に注目すると多値データは全てA0 となる。仮にA
0 =3とすると、この4画素から構成するパターンは図
9に示すようになる。すなわち、副走査カウンタ47の
値が「0」と「1」のときには1画素の全ドット幅の1
/4のドット幅で画像形成を行い、副走査カウンタ47
の値が「2」と「3」のときには1画素の全ドット幅の
1/8のドット幅で画像形成を行うことで、4画素全体
で図9のパターンを作ることになる。
【0023】このような構成においては、2値画像デー
タの場合は、ページメモリ32にはコードデータを1画
素1ビットのデータに展開して記憶させるが、多値画像
データの場合は、コードデータを1画素4ビットの多値
データに階調変換し、さらに、副走査方向の解像度を主
走査方向の1/4にして記憶する。すなわち、副走査方
向については3ラインを間引きして、例えば1ライン
目、5ライン目、9ライン目、…をページメモリ32に
記憶することになる。
【0024】このようにすることで多値画像データをペ
ージメモリ32に記憶するときの容量も2値画像データ
をページメモリ32に記憶するときの容量と等しくする
ことができ、これにより、ページメモリ32の容量を充
分に小さくできるとともにページメモリ32を2値画像
と多値画像とで無駄なく効率的に使用できる。例えば、
600dpiのレーザプリンタでA4サイズの原稿1枚
分の2値画像データを記憶するのに必要なメモリ容量が
約4メガバイトとすると、1画素8bitの多値画像デ
ータの場合も約4メガバイトのメモリ容量で済むことに
なり、2値画像データの記憶時に使用されないメモリ領
域が生じて無駄となることはない。
【0025】また、副走査方向については、1つの走査
ラインのデータを4回繰り返し読出して副走査方向に4
画素単位で16階調のパターンを形成して階調表現を行
うようにしているので、画像形成時にドットを副走査方
向に成長させることができ、これにより搬送系のメカ的
精度からくるジッタの発生を確実に防止して画質の劣化
を防止できる。
【0026】なお、この実施の形態では、副走査方向に
4画素単位で16階調のパターンを形成して階調表現を
行う場合に、図7に示すパターンを使用したが必ずしも
これに限定するものではなく、例えば図10に示す16
階調のパターンを形成して階調表現を行ってもよい。こ
の場合は、1画素のドット幅を16分割することになる
が、副走査方向の4画素が全て同じドット幅となるの
で、各走査ライン間で区別がなく、従って、この場合は
副走査方向のライン管理を行う副走査カウンタは不要と
なる。
【0027】また、この実施の形態では、入力する多値
画像データを1画素4bitに変換し、これを副走査方
向に4画素組合わせて16階調のパターンを形成するも
のについて述べたが必ずしもこれに限定するものではな
く、入力する多値画像データをプリンタエンジンの表現
可能階調数に合わせて階調数変換するものであれば1画
素を4bit以外の多値ビットに変換してもよく、ま
た、副走査方向の組合わせ画素数も4画素以外の複数画
素であってもよい。
【0028】また、この実施の形態では、主走査方向に
ついての階調数変換処理を行った多値画像データの1画
素のビット数を4ビットとし、副走査方向の解像度を、
主走査方向の解像度の1/4にしたが、必ずしも多値画
像データの1画素のビット数に対して副走査方向の解像
度を主走査方向の解像度の(1/ビット数)にする必要
はない。この場合、多値画像データをページメモリに記
憶するときの容量と2値画像データをページメモリに記
憶するときの容量は等しくならないが、画像データを記
憶するメモリの容量を充分に小さくでき、また、搬送系
のメカ的精度からくるジッタの発生を確実に防止できる
という作用効果は得られる。
【0029】さらに、この実施の形態では、ページメモ
リを使用した画像処理システムに適用したものについて
述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、ページ
メモリが記憶できるライン数よりも少ないライン数を記
憶するラインメモリを使用した画像処理システムにも適
用できるものである。なお、この実施の形態は、本発明
をレーザプリンタに適用したものについて述べたが必ず
しもこれに限定するものではなく、階調表現できるイン
クジェットプリンタやサーマルプリンタあるいはファク
シミリ装置などにも適用できるものである。
【0030】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、画
像データを記憶するメモリの容量を充分に小さくでき、
また、搬送系のメカ的精度からくるジッタの発生を確実
に防止できる。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、2値
画像データと多値画像データを記憶するメモリの容量を
等しくでき、これにより、メモリの容量を充分に小さく
できるとともにメモリを2値画像と多値画像とで無駄な
く効率的に使用でき、また、搬送系のメカ的精度からく
るジッタの発生を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すレーザプリンタの画
像形成部の構成図。
【図2】同実施の形態におけるレーザ走査装置の概略構
成を示す斜視図。
【図3】同実施の形態におけるシステム全体の構成を示
すブロック図。
【図4】同実施の形態におけるプリンタコントローラの
画像処理部の構成を示すブロック図。
【図5】図4の多値用ブロックの構成を示すブロック
図。
【図6】同実施の形態においてページメモリから読出す
16ビットデータバス幅単位の画像データの構成を示す
図。
【図7】同実施の形態において階調表現する16階調の
パターンを示す図。
【図8】同実施の形態におけるページメモリからの読出
しパターンを示す図。
【図9】図8の読出しパターンにおいてA0 =3とした
場合の階調パターン例を示す図。
【図10】階調表現する16階調のパターンの他の例を
示す図。
【符号の説明】
24…プリンタコントローラ 31…イメージ展開部 32…ページメモリ 33…2値用ブロック 34…多値用ブロック 41…ビット変換部 42〜45…P/S変換器 46…パルス幅変調部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像データ及び多値画像データをメ
    モリに記憶し、このメモリに記憶した画像データを2値
    画像か多値画像かにより異なる画像処理を行って画像形
    成部に出力する画像処理装置において、2値画像データ
    のときはそのまま前記メモリに記憶し、多値画像データ
    のときは主走査方向については前記画像形成部の表現可
    能階調数に合わせた階調数変換処理を行い、副走査方向
    については解像度を低下する処理を行って前記メモリに
    記憶することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 主走査方向についての階調数変換処理を
    行った多値画像データの1画素のビット数がn(n≧
    2)のとき、副走査方向の解像度を、主走査方向の解像
    度の1/nにしたことを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
JP8102131A 1996-04-24 1996-04-24 画像処理装置 Pending JPH09289588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8102131A JPH09289588A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8102131A JPH09289588A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09289588A true JPH09289588A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14319229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8102131A Pending JPH09289588A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09289588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008035489A (ja) * 2006-06-28 2008-02-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
KR101588171B1 (ko) * 2015-12-07 2016-01-26 이윤철 수중펌프

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008035489A (ja) * 2006-06-28 2008-02-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP4564986B2 (ja) * 2006-06-28 2010-10-20 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US8427694B2 (en) 2006-06-28 2013-04-23 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method and image processing program product generating processing data having consistent pixel density
KR101588171B1 (ko) * 2015-12-07 2016-01-26 이윤철 수중펌프

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5982508A (en) Image processing method and apparatus
US5708514A (en) Error diffusion method in a multi-level image recording apparatus utilizing adjacent-pixel characteristics
US5742317A (en) Image processing apparatus and recording apparatus
JP3406954B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
US20020067509A1 (en) Method, apparatus and system for dynamic switching of image processing techniques
US6678426B1 (en) Programmable mapping of lower resolution digital data to a higher resolution for output on a lower resolution device
US6954556B2 (en) Smoothing method, smoothing circuit and image output apparatus
US6295078B1 (en) Methods of providing lower resolution format data into a higher resolution format
US5262801A (en) Image recording apparatus
JP2002356008A (ja) 画像形成装置及び方法
JPH09289588A (ja) 画像処理装置
JP3303987B2 (ja) 画像形成装置
JP3113659B2 (ja) 像形成装置
US6236465B1 (en) Gradation reproduction
US5737093A (en) Recording data generating device having output allowance/prevention mode
JP2000333012A (ja) 電子写真における画像処理装置
JP2002369008A (ja) 2値画像データの処理方法及びそれを利用した画像形成装置
JPH08321952A (ja) 画像形成装置
JP3143352B2 (ja) レーザープリンタ
JPH07274002A (ja) 画像形成装置
JP2840245B2 (ja) プリンタ装置
JPH08130643A (ja) 画像形成装置の画素データ決定方法
JPH0969943A (ja) 画像形成方法及び装置
JP2004050673A (ja) 画像形成装置
JPH1035020A (ja) 画像形成装置