JPH09289541A - ダイヤルボタン式通信機 - Google Patents

ダイヤルボタン式通信機

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JPH09289541A
JPH09289541A JP12406796A JP12406796A JPH09289541A JP H09289541 A JPH09289541 A JP H09289541A JP 12406796 A JP12406796 A JP 12406796A JP 12406796 A JP12406796 A JP 12406796A JP H09289541 A JPH09289541 A JP H09289541A
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JP
Japan
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dial button
dial
function
communication device
button
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JP12406796A
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English (en)
Inventor
Kazuya Ozaki
和也 尾崎
Yukinori Ogawa
幸規 小川
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機等のダイヤルボタン式通信機におい
て、通信機に備えられた短縮ダイヤル機能を通常のダイ
ヤルボタンの操作の仕方によって起動させる。 【解決手段】 電話帳記憶回路40においてダイヤルボ
タンに予め割り当てた発呼先名情報と発呼先電話番号と
を保持し、ダイヤルボタン32が押下されると、ボタン
識別部47、45が押下されたダイヤルボタンを識別す
るとともに、押下時間計測部47、44が押下されたダ
イヤルボタンについて押下時間を計測する。そして、ダ
イヤルボタンの押下が所定の時間以上なされたことを検
出した場合には、電話帳記憶回路40を参照することに
より、制御回路47が発信回路39を起動して発呼先電
話番号への発呼処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発呼先電話番号を
入力するために複数のダイヤルボタンを備えたダイヤル
ボタン式通信機に関し、特に、予め設定した機能を起動
させるためのボタンを特段に設けることなく、当該機能
を起動させることができるダイヤルボタン式通信機及び
その機能を起動させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】据え置き式の電話機、携帯式の電話機、
ファクシミリ装置等といった通信機には、発呼先電話番
号を入力するために複数のダイヤルボタンが備えられて
いる。また、このような通信機には、発呼処理を短縮ダ
イヤルによって行う機能、予めメモリに記憶させた発呼
先電話番号や発呼先名情報を表示出力する機能、通話時
間を表示出力する機能、着信音の音量を調節する機能、
受話器の音量を調節する機能、リダイヤル機能、内線呼
出機能、等といった機能が備えられており、当該機能を
起動させることにより所期の目的を達成し得るようにな
っている。
【0003】このようなダイヤルボタン式通信機の一例
として、図2には従来の据置き式電話機を示してある。
図2において、11はハンドセット、12は”0”〜”
9”並びに”#”及び”*”に割り当てた12個のダイ
ヤルボタン、13は短縮ダイヤル機能を起動させる短縮
ダイヤルボタン、14はスピーカ、15は液晶表示パネ
ル等から成る表示部である。この電話機に備えられた短
縮ダイヤル機能を起動させる場合には、ハンドセット1
1を持ち上げてオフフックした後、短縮ダイヤルボタン
13を押下して表示部15に短縮ダイヤル電話帳を表示
させる。この短縮ダイヤル電話帳のデータは電話機に内
蔵したRAMに予め記憶されており、短縮ダイヤルボタ
ン13を押下することにより表示部15には、図3に示
すように、短縮番号に対応付けて発呼先名情報(名前)
と発呼先電話番号(電話番号)とが一覧表示される。
【0004】そして、例えば”アオキ”さんへ電話をか
ける場合には、表示された短縮ダイヤル電話帳を見て対
応する短縮番号”01”をダイヤルボタン12を押下し
て入力すると、その電話番号”0468593333”
への発呼処理が行われる。すなわち、通常の発呼操作に
用いられるダイヤルボタン12の他に短縮ダイヤルボタ
ン13を別途設け、この短縮ダイヤルボタンを操作者が
操作することによって、短縮ダイヤル機能が起動され
る。
【0005】また、上記のようなダイヤルボタン式通信
機の他の一例として、図4には従来の携帯電話機を示し
てある。図4において、21はアンテナ、22は受話口
(スピーカ)、23は着信ランプ、24は液晶表示パネ
ル等から成る表示部、25は通話ボタン(オフフックボ
タン)、26は終話ボタン(オンフックボタン)、27
は電源ボタン、28は短縮ダイヤル機能を起動させる短
縮ダイヤルボタン、29は”0”〜”9”並びに”#”
及び”*”に割り当てた12個のダイヤルボタン、30
は送話口(マイク)である。この電話機に備えられた短
縮ダイヤル機能を起動させる場合には、電源がオンされ
た状態で、短縮ダイヤルボタン28を押下して短縮ダイ
ヤル機能を起動させると、表示部24に「短縮No.
?」といった短縮番号の問合せメッセージが表示され
る。
【0006】例えば、短縮番号”03”に対応付けた”
イノウエ”さんに電話をかける場合には、操作者が短縮
番号”03”をダイヤルボタン29を押下して入力する
と、電話機に内蔵したRAMに予め記憶されている短縮
ダイヤル電話帳データを検索し、表示部24には「イノ
ウエ 0111234567」といったように対応する
発呼先名情報と電話番号とが表示される。そして、操作
者がこの表示を確認して通話ボタン25を押下すると、
その電話番号”0111234567”への発呼処理が
行われる。すなわち、この携帯電話機にあっても、通常
の発呼操作に用いられるダイヤルボタン29の他に短縮
ダイヤルボタン28を別途設け、この短縮ダイヤルボタ
ンを操作者が操作することによって、短縮ダイヤル機能
が起動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話機にあっては、短縮ダイヤル機能を起動させるため
の短縮ダイヤルボタン13、28を通常のダイヤルボタ
ン12、29の他に別途設けていた。このため、操作者
に対する操作対象のボタンの数が増えて、ボタンのレイ
アウトが煩雑化していた。また、特に携帯電話機のよう
に小型化が要求される場合には、操作ボタンの増加によ
り、ボタンレイアウトが顕著に煩雑化するばかりか電話
機の小型化を図る上での大きな障害となっていた。
【0008】また、短縮ダイヤル機能を起動させるため
には、ダイヤルボタン12、29の押下操作や通話ボタ
ン25の押下操作の他に、短縮ダイヤルボタンを押下操
作しなければならないため、操作者に多くの操作動作を
強いて操作性が良いものではなかった。なお、このよう
な事情は短縮ダイヤル機能以外の機能を電話機に備えた
場合にあっても同様であり、これら機能に対応した操作
ボタンをダイヤルボタン以外に別途設けていた。
【0009】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、電話機等のダイヤルボタン式通信機において、通
信機に備えられた機能を通常のダイヤルボタンの操作の
仕方によって起動させるようにすることで、上記した従
来の課題を解決するダイヤルボタン式通信機及び機能起
動方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るダイヤルボタン式通信機は、機能対応
付け部においてダイヤルボタンに予め割り当てた機能内
容と当該ダイヤルボタン識別情報とを対応付けて保持し
ており、ダイヤルボタンが押下されると、ボタン識別部
が押下されたダイヤルボタンを識別するとともに、押下
時間計測部が押下されたダイヤルボタンについて押下時
間(すなわち、ボタンを押した瞬間から離すまでの時
間)を計測する。そして、ダイヤルボタンの押下が所定
の時間以上なされたことを押下時間計測部が検出した場
合には、機能対応付け部を参照することにより、機能起
動部が当該ダイヤルボタンに対応する機能を起動する。
【0011】すなわち、本発明のダイヤルボタン式通信
機では、発呼先電話番号を入力するためのダイヤルボタ
ンを、通信機に備えられた機能を起動させるためにボタ
ンにも兼用しており、ダイヤルボタンが所定の時間以上
に亘って押下されたことに基づいて当該機能を起動させ
る。したがって、従来の通信機のように、機能に対応し
た操作ボタンをダイヤルボタン以外に別途設けずとも、
当該機能を起動させることができる。なお、ダイヤルボ
タンの押下時間が所定の時間に満たない場合には、ダイ
ヤルボタンの押下は通常の発呼先電話番号の入力として
処理される。
【0012】また、通信機に備えられた機能として短縮
ダイヤル機能を実現する場合には、本発明に係るダイヤ
ルボタン式通信機は、機能対応付け部としてダイヤルボ
タンに予め発呼先電話番号を割り当てた短縮ダイヤル番
号テーブルを含み、或るダイヤルボタンが所定時間以上
に押下されるとこれを短縮ダイヤルの入力として処理
し、機能起動部が当該ダイヤルボタンに対応付けられた
発呼先電話番号への発呼処理を起動する。したがって、
操作者は1つ或いは2つ程度のダイヤルボタンを所定時
間以上に亘って押下操作することにより、当該ダイヤル
ボタンに対応付けられた発呼先へ電話をかけることがで
きる。
【0013】また、通信機に備えられた機能として短縮
ダイヤル機能を実現する場合には、本発明に係るダイヤ
ルボタン式通信機は、情報を表示出力する表示部を更に
有し、機能対応付け部としてダイヤルボタンに予め発呼
先名情報と発呼先電話番号とを割り当てた短縮ダイヤル
番号テーブルを含んでいる。そして、或るダイヤルボタ
ンが所定時間以上に押下されるとこれを短縮ダイヤルの
入力として処理し、機能起動部が当該ダイヤルボタンに
対応付けられた発呼先名情報と発呼先電話番号とを表示
部に表示させる。したがって、操作者は1つ或いは2つ
程度のダイヤルボタンを所定時間以上に亘って押下操作
することにより、当該ダイヤルボタンに対応付けられた
発呼先名情報と発呼先電話番号とを表示部を見て確認す
ることができ、当該表示に従ってダイヤルボタンから発
呼先電話番号或いは短縮電話番号を入力することによ
り、発呼先へ電話をかけることができる。
【0014】また、通信機に備えられた機能として短縮
ダイヤル機能を実現する場合には、本発明に係るダイヤ
ルボタン式通信機は、情報を表示出力する表示部を更に
有し、機能対応付け部としてダイヤルボタンに予め発呼
先名情報と発呼先電話番号とを割り当てた短縮ダイヤル
番号テーブルを含んでいる。そして、或るダイヤルボタ
ンが所定時間以上に押下されるとこれを短縮ダイヤルの
入力として処理し、機能起動部が当該ダイヤルボタンに
対応付けられた発呼先名情報と発呼先電話番号とを表示
部に表示させるとともに当該発呼先電話番号への発呼処
理を起動する。したがって、操作者は1つ或いは2つ程
度のダイヤルボタンを所定時間以上に亘って押下操作す
ることにより、当該ダイヤルボタンに対応付けられた発
呼先名情報と発呼先電話番号とを表示部を見て確認しな
がら、発呼先へ電話をかけることができる。
【0015】また、通信機に備えられた機能として短縮
ダイヤル機能を実現する場合には、本発明に係るダイヤ
ルボタン式通信機は、情報を表示出力する表示部と、使
用者が発呼処理の開始指示を入力する操作部とを更に有
し、機能対応付け部としてダイヤルボタンに予め発呼先
名情報と発呼先電話番号とを割り当てた短縮ダイヤル番
号テーブルを含んでいる。そして、或るダイヤルボタン
が所定時間以上に押下されるとこれを短縮ダイヤルの入
力として処理し、機能起動部が当該ダイヤルボタンに対
応付けられた発呼先名情報と発呼先電話番号とを表示部
に表示させ、更に、操作部からの開始指示が入力されて
いる場合には当該発呼先電話番号への発呼処理を起動す
る。したがって、操作者は1つ或いは2つ程度のダイヤ
ルボタンを所定時間以上に亘って押下操作することによ
り、当該ダイヤルボタンに対応付けられた発呼先名情報
と発呼先電話番号とを表示部を見て確認した上で、発呼
処理の開始指示を入力して発呼先へ電話をかけることが
できる。
【0016】上記のように、本発明では、押下されたダ
イヤルボタンを識別するとともに当該ダイヤルボタンの
押下時間を計測し、計測された押下時間が所定の時間未
満の場合には当該ダイヤルの番号情報を入力する一方、
計測された押下時間が所定の時間以上の場合には当該ダ
イヤルボタンに予め設定した機能を起動させることによ
り、ダイヤルボタンを機能起動用の操作ボタンに兼用し
たダイヤルボタン式通信機の機能起動方法が実施され
る。すなわち、本発明は、ダイヤルボタンの押下時間を
監視することにより、ダイヤルボタンの押下で入力され
た内容が通常の発呼先電話番号か短縮ダイヤル等の機能
を起動させる指示かを自動的に判別し、この判別結果に
応じた処理を行う。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係るダイヤル
ボタン式通信機を図面を参照して説明する。図1には、
本発明の一実施例に係るダイヤルボタン式電話機の構成
を示してある。図1において、31はハンドセット、3
2は”0”〜”9”並びに”#”及び”*”に割り当て
た12個のダイヤルボタン、33はスピーカ、34は液
晶表示パネル等から成る表示器、35はハンドセット3
1の上げ下げを検知するフックスイッチ、36は着信音
等を発音するサウンダ、37は着信回路、38は通話回
路、39は発信回路、40は短縮ダイヤル番号テーブル
を記憶した電話帳記憶回路、41は表示器34に対する
表示制御を行う表示器制御回路、42はダイヤルボタン
32及びフックスイッチ35からの入力を受け付ける操
作入力部制御回路、43は着信と通話との切替を行う電
子スイッチ、44は時間計測を行うタイマ回路、45は
押下されたダイヤルボタンの識別情報を一時的に記憶す
る押下番号記憶回路、46は種々な機能の内容とダイヤ
ルボタン識別情報とを対応付けて記憶した機能対応回
路、47は上記の各構成部の動作を統括して制御する制
御回路である。
【0018】上記の電話帳記憶回路40の短縮ダイヤル
番号テーブルには個々のダイヤルボタン32に予め割り
当てた発呼先名情報と発呼先電話番号とが記述されてお
り、押下されたダイヤルボタンの識別情報に基づいて、
対応する発呼先名情報と発呼先電話番号とが制御回路4
7によって読み出される。機能対応回路46は、通話時
間を表示出力する機能やリダイヤル機能等といった短縮
ダイヤル機能以外の種々な機能の内容とダイヤルボタン
識別情報とを対応付けて記憶しており、押下されたダイ
ヤルボタンの識別情報に基づいて、対応する機能内容が
制御回路47によって読み出される。なお、本実施例で
は電話帳記憶回路40を機能対応回路46とは別回路と
しているが、電話帳記憶回路40と機能対応回路46と
を纏めて機能対応付け回路として構成してもよい。
【0019】タイマ回路44は制御回路47と共にダイ
ヤルボタンの押下時間を計測する押下時間計測部を構成
しており、ダイヤルボタン32のいずれかが押下される
毎にその押下時間をタイマ回路44が計測し、当該押下
時間が予め設定された所定時間以上であるかを制御回路
47が判断する。押下番号記憶回路45は制御回路47
と共に押下されたダイヤルボタンを識別するボタン識別
部を構成しており、押下されたダイヤルボタンを制御回
路47が識別し、当該ダイヤルボタンの押下時間を計測
する間、当該ダイヤルボタンの識別情報を押下番号記憶
回路45が記憶保持する。制御回路47はダイヤルボタ
ン式電話機に備えられた各種の機能を起動させる機能起
動部を構成しており、ダイヤルボタンの押下が所定の時
間以上なされたことをタイマ回路44が検出した場合に
は、電話帳記憶回路40及び機能対応回路46を参照し
て当該ダイヤルボタンに対応する機能を起動する。
【0020】次に、上記構成のダイヤルボタン式電話機
において、短縮ダイヤル機能を起動させてダイヤルボタ
ン32に予め割り当てた発呼先名情報と発呼先電話番号
とを表示器34に表示させるとともに、当該発呼先電話
番号へ発呼する処理を説明する。まず、ハンドセット3
1を持ち上げてフックスイッチ35をオンさせると、こ
のオフフックされた状態が操作入力部制御回路42を介
して制御回路47に入力される。この入力があると、制
御回路47は押下番号記憶回路45の記憶内容をリセッ
トし、操作者によってダイヤルボタン32が押下される
のを待機する。なお、この入力があった時点では、制御
回路47は電子スイッチ43を着信回路37に導通した
ままの状態として、通話回路38によって公衆回線が起
動されない状態に維持する。
【0021】次いで、操作者がいずれかのダイヤルボタ
ン32を押下すると、制御回路47は、この押下された
ダイヤルボタンを識別して当該識別情報を押下番号記憶
回路45に保持させるとともに、タイマ回路44をリセ
ットして当該ダイヤルボタンの押下時間を計測させる。
そして、計測された押下時間が所定の時間を経過する
と、制御回路47は、押下番号記憶回路45に保持させ
たダイヤルボタン識別情報を読み出し、このダイヤルボ
タン識別情報を用いて電話帳回路40及び機能対応回路
46の記憶内容を参照する。
【0022】この参照により、電話帳回路40の記憶内
容に一致するダイヤルボタン番号が存在する場合には、
制御回路47は、当該ダイヤルボタン番号に対応する発
呼先名情報と発呼先電話番号とを読み出し、表示器制御
回路41の表示処理を行わせる。この結果、操作者が押
下したダイヤルボタンを短縮ダイヤルボタンとして、予
め設定された対応する発呼先名情報と発呼先電話番号と
が表示器34に表示される。また、この表示処理を行う
と同時に、制御回路47は、電子スイッチ43により通
話回路38を公衆回線へ導通させるとともに、読み出し
た発呼先電話番号により発信回路39に発呼処理を行わ
せる。
【0023】このように、操作者は予め割り当て設定し
たダイヤルボタンを所定の時間以上に押下することによ
り短縮ダイヤル機能を起動させることができ、表示器3
4により対応する発呼先名情報と発呼先電話番号とを目
視確認できるとともに、対応する発呼先へ自動的に電話
をかけることができる。なお、本実施例では発呼先名情
報と発呼先電話番号とを表示出力して自動発呼処理を行
うようにしたが、表示器34を有していない電話機等に
おいては、このような表示を行わずに対応する発呼先へ
自動的に電話をかけるようにしてもよく、この場合にあ
っても短縮ダイヤル機能をダイヤルボタン32を兼用し
て起動させるという効果を得ることができる。
【0024】ここで、上記の計測処理において押下時間
が所定の時間に満たない場合には、制御回路47は、当
該ダイヤルボタンの押下を通常の電話番号入力として処
理し、当該ダイヤルボタン識別情報を押下番号記憶回路
45に保持させたまま、次に押下されたダイヤルボタン
の識別情報を押下番号記憶回路45に追加保持させると
ともに、タイマ回路44をリセットして当該押下された
ダイヤルボタンの押下時間を計測させる。この結果、次
に押下されたダイヤルボタンの押下時間が所定時間以上
である場合には上記と同様にして短縮ダイヤル機能が起
動させる一方、所定時間未満である場合にはダイヤルボ
タン識別情報を押下番号記憶回路45に順次追加保持さ
せ、このダイヤルボタン識別情報が例えば10桁貯まっ
たところで発呼処理を行わせる。したがって、操作者は
ダイヤルボタン32を通常の早さ(所定時間未満)で押
下することにより、通常の電話番号入力によって電話を
かけることができる。
【0025】また、上記の参照処理において、押下され
たダイヤルボタンの識別情報が機能対応回路46の記憶
内容に存在する場合には短縮ダイヤル機能以外の機能が
起動され、ダイヤルボタン識別情報に対応付けられてい
る通話時間を表示器34に表示する機能やリダイヤル機
能等が制御回路47によって起動される。
【0026】次に、携帯電話機の本発明を適用した他の
一実施例を図1及び図4を参照して説明する。本実施例
は、前記の実施例と同様にして所定時間を超えて押下さ
れたダイヤルボタンに対応する発呼先名情報と発呼先電
話番号とが表示器34に表示されるが、発呼処理は携帯
電話機に備えられている通話ボタン25の押下操作によ
り開始されるものである。すなわち、操作者は予め割り
当て設定したダイヤルボタンを所定の時間以上に押下す
ることにより短縮ダイヤル機能を起動させて表示器34
により対応する発呼先名情報と発呼先電話番号とを目視
確認でき、この確認の後に、通話ボタン25を押下する
ことにより、制御回路47に発信回路39を起動させて
表示されている発呼先へ電話をかけることができる。な
お、このように発呼処理を開始させる操作ボタンは、勿
論、据え置き式の電話機に設けるようにしてもよい。
【0027】上記した各実施例では、発呼先名情報と発
呼先電話番号とを表示出力し、自動的或いは通話ボタン
25の押下に基づいて発呼処理を開始するようにした
が、本発明においては、対応する発呼先名情報と発呼先
電話番号との表示出力のみを行い、発呼処理は操作者が
表示された発呼先電話番号を見ながら改めてダイヤルボ
タンを押下操作するようにしてもよい。このような場合
にあっても、短縮ダイヤルに対応する発呼先名情報と発
呼先電話番号との表示機能をダイヤルボタン32を兼用
して起動させるという効果を得ることができる。また、
上記した各実施例では電話機を例にとって説明したが、
ファクシミリ装置等といった電話機以外の通信機にも本
発明を適用することができ、要は、発呼先電話番号を入
力するために複数のダイヤルボタンを備えたダイヤルボ
タン式通信機であれは本発明は適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ダイヤルボタンの押下時間を監視することにより、ダイ
ヤルボタンの押下で入力された内容が通常の発呼先電話
番号か短縮ダイヤル等の機能を起動させる指示かを自動
的に判別し、この判別結果に応じて対応する機能を起動
させるようにしたため、操作者に対する操作対象のボタ
ンの数を増加させることなく、これら機能を起動させる
ことができる。このため、操作者に多くの操作動作を強
いることなく機能を起動させることができて操作性が向
上するとともに、操作ボタンのレイアウトが簡素化さ
れ、通信機の小型化を容易に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るダイヤルボタン式電話
機の構成図である。
【図2】従来のダイヤルボタン式据置き電話機を示す外
観図である。
【図3】表示部に表示された短縮ダイヤル電話帳を示す
図である。
【図4】従来の携帯電話機を示す外観図である。
【符号の説明】
25・・・通話ボタン、 32・・・ダイヤルボタン、
34・・・表示器、39・・・発信回路、 40・・
・電話帳記憶回路、41・・・表示器制御回路、 44
・・・タイマ回路、45・・・押下番号記憶回路、 4
6・・・機能対応回路、47・・・制御回路、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼先電話番号を入力するために複数の
    ダイヤルボタンを備えたダイヤルボタン式通信機におい
    て、 押下されたダイヤルボタンを識別するボタン識別部と、 押下されたダイヤルボタンについて押下時間を計測する
    押下時間計測部と、 ダイヤルボタンに予め割り当てた機能内容と当該ダイヤ
    ルボタン識別情報とを対応付けて保持する機能対応付け
    部と、 ダイヤルボタンの押下が所定の時間以上なされたことを
    押下時間計測部が検出したことに基づいて、機能対応付
    け部を参照することにより当該ダイヤルボタンに対応す
    る機能を起動する機能起動部と、 を備えたことを特徴とするダイヤルボタン式通信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイヤルボタン式通信
    機において、 機能対応付け部はダイヤルボタンに予め発呼先電話番号
    を割り当てた短縮ダイヤル番号テーブルを含み、 機能起動部はダイヤルボタンに対応付けられた発呼先電
    話番号への発呼処理を起動することを特徴とするダイヤ
    ルボタン式通信機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダイヤルボタン式通信
    機において、 情報を表示出力する表示部を更に有しており、 機能対応付け部はダイヤルボタンに予め発呼先名情報と
    発呼先電話番号とを割り当てた短縮ダイヤル番号テーブ
    ルを含み、 機能起動部はダイヤルボタンに対応付けられた発呼先名
    情報と発呼先電話番号とを表示部に表示処理させること
    を特徴とするダイヤルボタン式通信機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のダイヤルボタン式通信
    機において、 機能起動部は、ダイヤルボタンに対応付けられた発呼先
    名情報と発呼先電話番号とを表示部に表示処理させると
    ともに、当該発呼先電話番号への発呼処理を起動するこ
    とを特徴とするダイヤルボタン式通信機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のダイヤルボタン式通信
    機において、 使用者が発呼処理の開始指示を入力する操作部を更に有
    し、 機能起動部は、ダイヤルボタンに対応付けられた発呼先
    名情報と発呼先電話番号とを表示部に表示処理させると
    ともに、操作部からの開始指示に基づいて当該発呼先電
    話番号への発呼処理を起動することを特徴とするダイヤ
    ルボタン式通信機。
  6. 【請求項6】 ダイヤルボタン式通信機の機能起動方法
    において、 押下されたダイヤルボタンを識別するとともに当該ダイ
    ヤルボタンの押下時間を計測し、 計測された押下時間が所定の時間未満の場合には当該ダ
    イヤルの番号情報を入力する一方、 計測された押下時間が所定の時間以上の場合には当該ダ
    イヤルボタンに予め設定した機能を起動させることを特
    徴とするダイヤルボタン式通信機の機能起動方法。
JP12406796A 1996-04-22 1996-04-22 ダイヤルボタン式通信機 Pending JPH09289541A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12406796A JPH09289541A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 ダイヤルボタン式通信機

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JP12406796A JPH09289541A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 ダイヤルボタン式通信機

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JPH09289541A true JPH09289541A (ja) 1997-11-04

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ID=14876134

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