JPH09288983A - 陰極線管用電子銃とその組立方法 - Google Patents
陰極線管用電子銃とその組立方法Info
- Publication number
- JPH09288983A JPH09288983A JP10255096A JP10255096A JPH09288983A JP H09288983 A JPH09288983 A JP H09288983A JP 10255096 A JP10255096 A JP 10255096A JP 10255096 A JP10255096 A JP 10255096A JP H09288983 A JPH09288983 A JP H09288983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- electrode
- electron gun
- support
- bead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】電極支持体との固定時における電極の変形や相
対配置のずれを無くした高品質の陰極線管用電子銃を提
供する。 【解決手段】電極支持体6に複数の電極(1〜5)の固
定位置に対応した位置に一端を埋設し、他端を複数の電
極方向の側壁に当接するごとく突設させた複数のビード
サポート14を一体的に有し、電極支持体6の複数のビ
ードサポート14の前記各他端と、複数の電極の対応す
る側壁とを溶着してなる
対配置のずれを無くした高品質の陰極線管用電子銃を提
供する。 【解決手段】電極支持体6に複数の電極(1〜5)の固
定位置に対応した位置に一端を埋設し、他端を複数の電
極方向の側壁に当接するごとく突設させた複数のビード
サポート14を一体的に有し、電極支持体6の複数のビ
ードサポート14の前記各他端と、複数の電極の対応す
る側壁とを溶着してなる
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管用電子銃
とその組立方法に係り、特に電子銃を構成する各電極の
組立の際に発生する電極形状の歪みを回避した高精度の
電子銃とその組立方法に関する。
とその組立方法に係り、特に電子銃を構成する各電極の
組立の際に発生する電極形状の歪みを回避した高精度の
電子銃とその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】投射型陰極線管や直視型陰極線管等の画
像表示管(以下、単に陰極線管とも言う)は蛍光面を構
成する大径のパネル部と、細径のネック部、およびパネ
ル部とネック部を連接して真空外囲器を形成するガラス
容器からなり、当該ネック部に電子銃を収納して構成さ
れる。
像表示管(以下、単に陰極線管とも言う)は蛍光面を構
成する大径のパネル部と、細径のネック部、およびパネ
ル部とネック部を連接して真空外囲器を形成するガラス
容器からなり、当該ネック部に電子銃を収納して構成さ
れる。
【0003】このような陰極線管に用いる電子銃は、電
子放出源となる陰極や当該電子を加速集束して所定の断
面形状のスポットを蛍光面に形成するための複数の電極
(格子電極)から構成される。
子放出源となる陰極や当該電子を加速集束して所定の断
面形状のスポットを蛍光面に形成するための複数の電極
(格子電極)から構成される。
【0004】上記の各電極を一方向の軸に沿って所定の
間隔かつ所定の順序で配列するための固定手段として、
ガラス材を主成分とする絶縁性の電極支持体(ビーディ
ングガラスとも言う)が用いられる。この電極支持体を
加熱軟化し、電極の側壁に形成または溶接した電極支持
片(ビードサポート)を打ち込んで埋設し固定すること
で各電極を所定の位置に固定する。
間隔かつ所定の順序で配列するための固定手段として、
ガラス材を主成分とする絶縁性の電極支持体(ビーディ
ングガラスとも言う)が用いられる。この電極支持体を
加熱軟化し、電極の側壁に形成または溶接した電極支持
片(ビードサポート)を打ち込んで埋設し固定すること
で各電極を所定の位置に固定する。
【0005】図10は従来の電子銃組立て方法の説明図
であって、投射型陰極線管の電子銃(単電子銃)の組立
て方法の一例を示す。
であって、投射型陰極線管の電子銃(単電子銃)の組立
て方法の一例を示す。
【0006】同図において、(a)は組立治具にスペー
サを介在させて複数の電極を挿通した状態図、(b)は
電極支持体の側面図、(c)は電極支持体の頂面図であ
る。また、図11は図10の(a)における第3電極の
構造図で、(a)は頂面図、(b)は側面図である。
サを介在させて複数の電極を挿通した状態図、(b)は
電極支持体の側面図、(c)は電極支持体の頂面図であ
る。また、図11は図10の(a)における第3電極の
構造図で、(a)は頂面図、(b)は側面図である。
【0007】図10の(a)に示した電子銃の組立治具
は、基台8に植立した芯出し用の芯金9と、各電極(第
1電極1〜第5電極5)の間隙を設定するスペーサ12
a〜12e、およびスペーサを加圧固定するためのスラ
イドシャフト10とから構成される。
は、基台8に植立した芯出し用の芯金9と、各電極(第
1電極1〜第5電極5)の間隙を設定するスペーサ12
a〜12e、およびスペーサを加圧固定するためのスラ
イドシャフト10とから構成される。
【0008】電子銃を組立てる際には、図10の(a)
に示したように、組立治具の芯金9に当該電子銃を構成
する各電極(第1電極1〜第5電極5)を同軸に挿通
し、各電極間に必要とされる間隙を設定するための所要
の厚みを有するスペーサ12a〜12eを介在させ、ス
ライドシャフト10を上方より挿入して加圧して固定保
持する。この電子銃では、第3電極3は二分割されて、
第1分割電極3aと第2分割電極3bとから成る。) なお、図11の(a)(b)に示したように、各電極
(同図では、第3電極3の第1分割電極3a)の側壁に
は予めビードサポート14a〜14fが溶接されてい
る。
に示したように、組立治具の芯金9に当該電子銃を構成
する各電極(第1電極1〜第5電極5)を同軸に挿通
し、各電極間に必要とされる間隙を設定するための所要
の厚みを有するスペーサ12a〜12eを介在させ、ス
ライドシャフト10を上方より挿入して加圧して固定保
持する。この電子銃では、第3電極3は二分割されて、
第1分割電極3aと第2分割電極3bとから成る。) なお、図11の(a)(b)に示したように、各電極
(同図では、第3電極3の第1分割電極3a)の側壁に
は予めビードサポート14a〜14fが溶接されてい
る。
【0009】次に、図10(b)(c)に示した電極支
持体6のC面(ビードサポート14a〜14fに対向す
る面)を加熱して軟化させ、矢印方向に移動させて各電
極(第1電極1〜第5電極5)の側壁に溶接されている
ビードサポート14a〜14fを圧入する。
持体6のC面(ビードサポート14a〜14fに対向す
る面)を加熱して軟化させ、矢印方向に移動させて各電
極(第1電極1〜第5電極5)の側壁に溶接されている
ビードサポート14a〜14fを圧入する。
【0010】電極支持体6が硬化してビードサポート1
4a〜14fが固着した後、組立治具を抜去して一体化
した電子銃を得る。
4a〜14fが固着した後、組立治具を抜去して一体化
した電子銃を得る。
【0011】図12は従来の組立方法で得た電子銃の構
成の説明図であって、(a)は側面図、(b)は頂面図
(第1電極1側の端面)、(c)は底面図(第5電極5
側の端面)、(d)は(a)の点線部分の拡大図であ
る。
成の説明図であって、(a)は側面図、(b)は頂面図
(第1電極1側の端面)、(c)は底面図(第5電極5
側の端面)、(d)は(a)の点線部分の拡大図であ
る。
【0012】なお、この種の従来技術を開示したものと
しては、例えば、特開昭58−131640号公報や特
開昭63−307639号公報を挙げることができる。
しては、例えば、特開昭58−131640号公報や特
開昭63−307639号公報を挙げることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の組立方法で
組み立てた電子銃においては、各電極を芯金9に挿通す
る際の操作性、および電極の寸法公差を見込んで、芯金
9と電極との間には通常、約10μm程度の隙間を設け
ている。
組み立てた電子銃においては、各電極を芯金9に挿通す
る際の操作性、および電極の寸法公差を見込んで、芯金
9と電極との間には通常、約10μm程度の隙間を設け
ている。
【0014】また、電極支持体6の加熱軟化度やビード
サポート14a〜14eの圧入の際の押圧力は電極の組
立精度に微妙に影響し、電子銃の特性を左右する。
サポート14a〜14eの圧入の際の押圧力は電極の組
立精度に微妙に影響し、電子銃の特性を左右する。
【0015】例えば、電極支持体6の軟化度合いが不足
したり軟化が不均一の場合、ビードサポート14a〜1
4eを圧入する際に電極支持体6と各電極(第1電極1
〜第5電極5)との間に弾性歪みが生じ、一体化後に治
具を抜去した時点で電極の偏心や間隔ずれを起こす。ま
た、局部的に歪みが生じた部分や埋設不十分な部分で
は、所謂マイクロフォニック(共振音)発生の原因とな
る。
したり軟化が不均一の場合、ビードサポート14a〜1
4eを圧入する際に電極支持体6と各電極(第1電極1
〜第5電極5)との間に弾性歪みが生じ、一体化後に治
具を抜去した時点で電極の偏心や間隔ずれを起こす。ま
た、局部的に歪みが生じた部分や埋設不十分な部分で
は、所謂マイクロフォニック(共振音)発生の原因とな
る。
【0016】逆に、電極支持体6の軟化度合いが過度で
ある場合は、図12の(d)に示したように、電極支持
体6が変形してaの部分がbのようになり、レンズ形成
部、特に主レンズ形成部分の空間に歪みを招き、形成さ
れる電子レンズに悪影響を与える。
ある場合は、図12の(d)に示したように、電極支持
体6が変形してaの部分がbのようになり、レンズ形成
部、特に主レンズ形成部分の空間に歪みを招き、形成さ
れる電子レンズに悪影響を与える。
【0017】上記の問題は、複数の電極を電極支持体で
一体化する組立工程で発生するものであり、電極支持体
に埋設するビードサポートの形状を改良してマイクロフ
ォニックの発生を回避しようとしたものは前記した特開
昭63−307639号公報に開示されており、また、
ビードサポートの圧入後に電極支持体の形状を整形して
電子レンズへの悪影響を回避するものが前記特開昭58
−131640号公報に開示の技術である。
一体化する組立工程で発生するものであり、電極支持体
に埋設するビードサポートの形状を改良してマイクロフ
ォニックの発生を回避しようとしたものは前記した特開
昭63−307639号公報に開示されており、また、
ビードサポートの圧入後に電極支持体の形状を整形して
電子レンズへの悪影響を回避するものが前記特開昭58
−131640号公報に開示の技術である。
【0018】しかし、上記何れの方法も電極に溶接した
ビードサポートを電極支持体に圧入する際に発生する当
該圧入圧力に起因する電極形状の変形や電極相互間の間
隙変化を解決できるものではない。
ビードサポートを電極支持体に圧入する際に発生する当
該圧入圧力に起因する電極形状の変形や電極相互間の間
隙変化を解決できるものではない。
【0019】本発明の第1の目的は、上記従来技術の問
題を解消し、電極の変形や相対配置のずれを無くした高
品質の陰極線管用電子銃を提供することにある。
題を解消し、電極の変形や相対配置のずれを無くした高
品質の陰極線管用電子銃を提供することにある。
【0020】また、本発明の第2の目的は、上記従来技
術の問題を解消した電子銃の組立方法を提供することに
ある。
術の問題を解消した電子銃の組立方法を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の第1の発明は、複数の電極
を所定の間隔と順序で一方向に配列し、少なくとも一対
の絶縁性の電極支持体を用いて固定した陰極線管用電子
銃において、前記電極支持体は、前記複数の電極の固定
位置に対応した位置に一端を埋設し、他端を前記複数の
電極方向の側壁に当接するごとく突設させた複数のビー
ドサポートを一体的に有し、前記電極支持体の複数のビ
ードサポートの前記各他端と、前記複数の電極の対応す
る側壁とを溶着してなることを特徴とする。
るために、請求項1に記載の第1の発明は、複数の電極
を所定の間隔と順序で一方向に配列し、少なくとも一対
の絶縁性の電極支持体を用いて固定した陰極線管用電子
銃において、前記電極支持体は、前記複数の電極の固定
位置に対応した位置に一端を埋設し、他端を前記複数の
電極方向の側壁に当接するごとく突設させた複数のビー
ドサポートを一体的に有し、前記電極支持体の複数のビ
ードサポートの前記各他端と、前記複数の電極の対応す
る側壁とを溶着してなることを特徴とする。
【0022】この構成において、電極を固定するための
ビードサポートが電極支持体側に予め埋設されており、
電極との固定が上記ビードサポートと対応する電極の側
壁との溶接で行われるため、組立てに伴う電極の変形は
生じない。
ビードサポートが電極支持体側に予め埋設されており、
電極との固定が上記ビードサポートと対応する電極の側
壁との溶接で行われるため、組立てに伴う電極の変形は
生じない。
【0023】また、ビードサポートを埋設した状態の電
極支持体を所定の形状に整形してあるため、前記図12
で説明したレンズ形成への悪影響は生じない。
極支持体を所定の形状に整形してあるため、前記図12
で説明したレンズ形成への悪影響は生じない。
【0024】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2に記載の第2の発明は、複数の電極を所定の間
隔と順序で一方向に配列し、絶縁性の電極支持体を用い
て固定する陰極線管用電子銃の組立方法において、前記
複数の電極を所定の間隔と順序で支持するためのビード
サポートの一端を前記複数の電極の固定位置に対応した
各位置に埋設し、他端を前記複数の電極方向の側壁に当
接するごとく突設させて一体化的に固定した絶縁性の電
極支持体を制作し、組立治具の芯金に複数の電極を挿通
すると共に、スペーサを介在させて所定の間隔と順序で
一方向に配列した前記複数の電極の各側壁に前記ビード
サポートの前記他端を溶着した後、前記スペーサを除去
すると共に前記芯金を引き抜くことにより、前記複数の
電極を所定の間隔と順序で一方向に配列固定することを
特徴とする。
請求項2に記載の第2の発明は、複数の電極を所定の間
隔と順序で一方向に配列し、絶縁性の電極支持体を用い
て固定する陰極線管用電子銃の組立方法において、前記
複数の電極を所定の間隔と順序で支持するためのビード
サポートの一端を前記複数の電極の固定位置に対応した
各位置に埋設し、他端を前記複数の電極方向の側壁に当
接するごとく突設させて一体化的に固定した絶縁性の電
極支持体を制作し、組立治具の芯金に複数の電極を挿通
すると共に、スペーサを介在させて所定の間隔と順序で
一方向に配列した前記複数の電極の各側壁に前記ビード
サポートの前記他端を溶着した後、前記スペーサを除去
すると共に前記芯金を引き抜くことにより、前記複数の
電極を所定の間隔と順序で一方向に配列固定することを
特徴とする。
【0025】この構成において、予め電極を固定するた
めのビードサポートが電極支持体側に埋設されているた
め、電極との固定が上記ビードサポートと対応する電極
の側壁との溶接で行われ、組立てに伴う電極の変形は生
じない。
めのビードサポートが電極支持体側に埋設されているた
め、電極との固定が上記ビードサポートと対応する電極
の側壁との溶接で行われ、組立てに伴う電極の変形は生
じない。
【0026】また、ビードサポートを埋設した状態の電
極支持体を所定の形状に整形してあるため、レンズ形成
への悪影響は生じない。
極支持体を所定の形状に整形してあるため、レンズ形成
への悪影響は生じない。
【0027】さらに、上記第1の目的を達成するため
に、請求項3に記載の第3の発明は、複数の電極を所定
の間隔と順序で一方向に配列し、少なくとも一対の絶縁
性の電極支持体を用いて固定した陰極線管用電子銃にお
いて、前記複数の電極の各側壁に、一端を溶着し、他端
を前記絶縁性の電極支持体方向に突出させたビードサポ
ートを有し、前記電極支持体は、前記複数の電極の固定
位置に対応した位置に一端を埋設し、他端を前記複数の
電極方向の側壁に当接するごとく突設させた複数の溶接
基材板を一体的に有し、前記複数の電極の複数のビード
サポートの前記各他端と、前記複数の電極の対応する側
壁とを溶着してなることを特徴とする。
に、請求項3に記載の第3の発明は、複数の電極を所定
の間隔と順序で一方向に配列し、少なくとも一対の絶縁
性の電極支持体を用いて固定した陰極線管用電子銃にお
いて、前記複数の電極の各側壁に、一端を溶着し、他端
を前記絶縁性の電極支持体方向に突出させたビードサポ
ートを有し、前記電極支持体は、前記複数の電極の固定
位置に対応した位置に一端を埋設し、他端を前記複数の
電極方向の側壁に当接するごとく突設させた複数の溶接
基材板を一体的に有し、前記複数の電極の複数のビード
サポートの前記各他端と、前記複数の電極の対応する側
壁とを溶着してなることを特徴とする。
【0028】この構成において、電極に固定されたビー
ドサポートを電極支持体側に予め埋設された溶接基材板
に溶接するため、電極に歪みをもたらすことがなく、組
立てに伴う電極の変形は生じない。
ドサポートを電極支持体側に予め埋設された溶接基材板
に溶接するため、電極に歪みをもたらすことがなく、組
立てに伴う電極の変形は生じない。
【0029】また、溶接基材板を埋設した状態の電極支
持体を所定の形状に整形してあるため、前記図12で説
明したレンズ形成への悪影響は生じない。
持体を所定の形状に整形してあるため、前記図12で説
明したレンズ形成への悪影響は生じない。
【0030】そして、上記第2の目的を達成するため
に、請求項4に記載の第4の発明は、複数の電極を所定
の間隔と順序で一方向に配列し、絶縁性の電極支持体を
用いて固定する陰極線管用電子銃の組立方法において、
前記複数の電極の各側壁に、一端を溶着し、他端を前記
絶縁性の電極支持体方向に突設させたビームサポートを
溶接し、前記複数の電極に溶接した各ビードサポートの
一端に対応した各位置に突設させて埋設した溶接基材板
を一体化的に有する絶縁性の電極支持体を制作し、組立
治具の芯金に複数の電極を挿通すると共に、スペーサを
介在させて所定の間隔と順序で一方向に配列した前記複
数の電極の各側壁に突設したビードサポートの他端を前
記電極支持体に突設した溶接基材板に溶接した後、前記
スペーサを除去すると共に芯金を引き抜くことにより、
前記複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に配列固定
することを特徴とする。
に、請求項4に記載の第4の発明は、複数の電極を所定
の間隔と順序で一方向に配列し、絶縁性の電極支持体を
用いて固定する陰極線管用電子銃の組立方法において、
前記複数の電極の各側壁に、一端を溶着し、他端を前記
絶縁性の電極支持体方向に突設させたビームサポートを
溶接し、前記複数の電極に溶接した各ビードサポートの
一端に対応した各位置に突設させて埋設した溶接基材板
を一体化的に有する絶縁性の電極支持体を制作し、組立
治具の芯金に複数の電極を挿通すると共に、スペーサを
介在させて所定の間隔と順序で一方向に配列した前記複
数の電極の各側壁に突設したビードサポートの他端を前
記電極支持体に突設した溶接基材板に溶接した後、前記
スペーサを除去すると共に芯金を引き抜くことにより、
前記複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に配列固定
することを特徴とする。
【0031】この構成において、予めビードサポートが
電極の側壁に溶接され、かつ電極支持体側に上記ビード
サポートと溶接するための溶接基材板が予め埋設されて
いるため、電極との固定が上記ビードサポートと対応す
る溶接基材板との溶接で行われ、組立てに伴う電極の変
形は生じない。
電極の側壁に溶接され、かつ電極支持体側に上記ビード
サポートと溶接するための溶接基材板が予め埋設されて
いるため、電極との固定が上記ビードサポートと対応す
る溶接基材板との溶接で行われ、組立てに伴う電極の変
形は生じない。
【0032】また、溶接基材板を埋設した状態の電極支
持体を所定の形状に整形してあるため、レンズ形成への
悪影響は生じない。
持体を所定の形状に整形してあるため、レンズ形成への
悪影響は生じない。
【0033】このように、本発明によれば、高精度に加
工された複数の電極をスペーサを介在させて組立治具に
挿通し、数μmの精度で組立てる場合に、各電極に電極
支持体の軟化時の熱負荷、圧入時の機械的圧力等の物理
的負荷が電極の形状変形や相互間隙の変化を招くことが
ない。
工された複数の電極をスペーサを介在させて組立治具に
挿通し、数μmの精度で組立てる場合に、各電極に電極
支持体の軟化時の熱負荷、圧入時の機械的圧力等の物理
的負荷が電極の形状変形や相互間隙の変化を招くことが
ない。
【0034】なお、本発明は所謂単電子銃の組立てのみ
でなく、カラー陰極線管用電子銃のような複数電子ビー
ムの電子銃の組立てにも同様に適用でき、また、上記各
発明におけるビードサポート、溶接基材板の形状は下記
で説明する実施例の形状・構造に限定されるものではな
い。
でなく、カラー陰極線管用電子銃のような複数電子ビー
ムの電子銃の組立てにも同様に適用でき、また、上記各
発明におけるビードサポート、溶接基材板の形状は下記
で説明する実施例の形状・構造に限定されるものではな
い。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図示した実施例を参照して詳細に説明する。
き、図示した実施例を参照して詳細に説明する。
【0036】図1は本発明による投射型陰極線管用の単
電子銃の第1実施例の構造を説明する部分断面した側面
図であって、1は第1電極、2は第2電極、3は第3電
極、4は第4電極、5は第5電極、6は電極支持体、7
(7a〜7f)は溶接部、14(14a〜14f)はビ
ードサポートである。
電子銃の第1実施例の構造を説明する部分断面した側面
図であって、1は第1電極、2は第2電極、3は第3電
極、4は第4電極、5は第5電極、6は電極支持体、7
(7a〜7f)は溶接部、14(14a〜14f)はビ
ードサポートである。
【0037】同図において、ガラスを主成分とする絶縁
性の電極支持体6には複数の電極(第1電極1〜第5電
極5)を固定するためのビードサポート14a〜14f
が予め埋設されている。
性の電極支持体6には複数の電極(第1電極1〜第5電
極5)を固定するためのビードサポート14a〜14f
が予め埋設されている。
【0038】そして、ビードサポート14a〜14fを
埋設した電極支持体6は当該ビードサポート14a〜1
4fを埋設する際の変形を整形手段で所定の形状に整形
されている。
埋設した電極支持体6は当該ビードサポート14a〜1
4fを埋設する際の変形を整形手段で所定の形状に整形
されている。
【0039】各電極(第1電極1〜第5電極5)は、電
極支持体6に埋設されたそれぞれのビードサポート14
a〜14fを側壁の溶接部7a〜7fにレーザービーム
等で溶接することにより所定の間隙をもって所定の順序
で固定されている。
極支持体6に埋設されたそれぞれのビードサポート14
a〜14fを側壁の溶接部7a〜7fにレーザービーム
等で溶接することにより所定の間隙をもって所定の順序
で固定されている。
【0040】したがって、複数電極の組立てに伴う電極
の変形は生ぜず、特性の良好な電子銃となる。
の変形は生ぜず、特性の良好な電子銃となる。
【0041】図2は本発明による陰極線管用電子銃の組
立方法の第1実施例の説明図であって、図1と同一符号
は同一部分に対応し、8は組立治具の基台、9は芯金、
10はスライドシャフト、11はスライドアーム、12
(12a〜12e)はスペーサである。
立方法の第1実施例の説明図であって、図1と同一符号
は同一部分に対応し、8は組立治具の基台、9は芯金、
10はスライドシャフト、11はスライドアーム、12
(12a〜12e)はスペーサである。
【0042】同図において、電子銃を構成する複数の電
極(第1電極1〜第5電極5)は組立治具の基台8に植
立された芯金9にスペーサ12a〜12eを介在させて
挿通され、スライドシャフト10により所定の圧力を印
加してスペーサ12a〜12eにより規定される所定の
電極間隙が設定される。
極(第1電極1〜第5電極5)は組立治具の基台8に植
立された芯金9にスペーサ12a〜12eを介在させて
挿通され、スライドシャフト10により所定の圧力を印
加してスペーサ12a〜12eにより規定される所定の
電極間隙が設定される。
【0043】一方、絶縁性の電極支持体6には予めビー
ドサポート14a〜14fが埋設された状態でスライド
アーム11に保持されている。
ドサポート14a〜14fが埋設された状態でスライド
アーム11に保持されている。
【0044】このスライドアーム11は電極支持体6を
上記複数の電極に対して所定の姿勢を保持して基台8に
対して矢印a方向から(一対の電極支持体の他方は、同
図右側から矢印a’方向から)芯金9方向に移動可能に
配置されている。
上記複数の電極に対して所定の姿勢を保持して基台8に
対して矢印a方向から(一対の電極支持体の他方は、同
図右側から矢印a’方向から)芯金9方向に移動可能に
配置されている。
【0045】そして、芯金9に挿通されてスタイドシャ
フト10で固定した複数の電極に対して、スライドアー
ム11を矢印a方向に移動させ、電極支持体6に埋設さ
れたビードサポート14a〜14fと対応する各電極
(第1電極1〜第5電極5)の側壁とが接した状態で、
当該接した部分を溶接部7a〜7fとしてレーザービー
ムで溶接する。
フト10で固定した複数の電極に対して、スライドアー
ム11を矢印a方向に移動させ、電極支持体6に埋設さ
れたビードサポート14a〜14fと対応する各電極
(第1電極1〜第5電極5)の側壁とが接した状態で、
当該接した部分を溶接部7a〜7fとしてレーザービー
ムで溶接する。
【0046】他方の電極支持体についても同様に溶接を
実行して複数の電極(第1電極1〜第5電極5)の各側
壁の両側に一対の電極支持体6に埋設されたビードサポ
ート14a〜14fを固定する。
実行して複数の電極(第1電極1〜第5電極5)の各側
壁の両側に一対の電極支持体6に埋設されたビードサポ
ート14a〜14fを固定する。
【0047】その後、スライドアーム11を元の位置に
後退させ、スライドアーム10を引き抜き、スペーサ1
2a〜12eを除去し、複数の電極(第1電極1〜第5
電極5)を一対の電極支持体6で固定して一体化された
電子銃を芯金9から抜き出すことにより、高精度の電子
銃の組立てが完了する。なお、ここでは言及しないが、
第1電極1の内部にはカソードが設置され、また図示し
ないステムピンと所定の電極との間の電気的接続がなさ
れて最終的な電子銃が構成される。
後退させ、スライドアーム10を引き抜き、スペーサ1
2a〜12eを除去し、複数の電極(第1電極1〜第5
電極5)を一対の電極支持体6で固定して一体化された
電子銃を芯金9から抜き出すことにより、高精度の電子
銃の組立てが完了する。なお、ここでは言及しないが、
第1電極1の内部にはカソードが設置され、また図示し
ないステムピンと所定の電極との間の電気的接続がなさ
れて最終的な電子銃が構成される。
【0048】図3は本発明による陰極線管用電子銃の組
立方法の第1実施例における電極支持体へのビードサポ
ートの埋設方法の説明図であって、(a)は電極支持体
の加熱軟化手段の説明図、(b)はビードサポートを電
極支持体に埋設して当該電極支持体を整形する手段の説
明図、(c)はビードサポートを埋設し整形した電極支
持体の外観図である。
立方法の第1実施例における電極支持体へのビードサポ
ートの埋設方法の説明図であって、(a)は電極支持体
の加熱軟化手段の説明図、(b)はビードサポートを電
極支持体に埋設して当該電極支持体を整形する手段の説
明図、(c)はビードサポートを埋設し整形した電極支
持体の外観図である。
【0049】同図(a)に示したように、ガラスを主成
分とする電極支持体6は加熱治具15に空気の吸引Vで
セットされ、図示しない加熱手段により図中のC面を加
熱して軟化する。
分とする電極支持体6は加熱治具15に空気の吸引Vで
セットされ、図示しない加熱手段により図中のC面を加
熱して軟化する。
【0050】一方、ビードサポート14a〜14fは整
形手段16に形成した凹部にセットされる。
形手段16に形成した凹部にセットされる。
【0051】電極支持体6が十分に軟化した状態で、同
図(b)に示したように、ビードサポート14a〜14
fをセットした整形手段16に圧着し、電極支持体6に
ビードサポート14a〜14fを埋設する。
図(b)に示したように、ビードサポート14a〜14
fをセットした整形手段16に圧着し、電極支持体6に
ビードサポート14a〜14fを埋設する。
【0052】この状態で冷却することにより、電極支持
体6は整形手段16の表面形状に倣って所定の形状に整
形される。
体6は整形手段16の表面形状に倣って所定の形状に整
形される。
【0053】冷却後、電極支持体から整形手段16を取
り外し、同図(c)に示したビードサポート付きの電極
支持体6が形成される。
り外し、同図(c)に示したビードサポート付きの電極
支持体6が形成される。
【0054】これにより、電極支持体6は正規の形状を
保って、その側面に所要のビードサポートが埋設された
部品として得られ、これを使用して電極を固定すること
により、前記図2で説明したとおりの高精度の電子銃を
組み立てることができる。
保って、その側面に所要のビードサポートが埋設された
部品として得られ、これを使用して電極を固定すること
により、前記図2で説明したとおりの高精度の電子銃を
組み立てることができる。
【0055】図4は本発明による陰極線管用電子銃の組
立方法の第1実施例における電極支持体とビードサポー
トの固定方法の説明図である。
立方法の第1実施例における電極支持体とビードサポー
トの固定方法の説明図である。
【0056】同図において、(a)は電極支持体素材の
整形手段、(b)は電極支持体素材を加熱軟化整形する
加熱整形手段、(c)は電極支持体へのビードサポート
の埋設と整形の工程図である。
整形手段、(b)は電極支持体素材を加熱軟化整形する
加熱整形手段、(c)は電極支持体へのビードサポート
の埋設と整形の工程図である。
【0057】ここでは、電極支持体の素材を直接整形す
ると同時にビードサポートを埋設することにより、ビー
ドサポートを一体化した電極支持体を得るようにしたも
のである。
ると同時にビードサポートを埋設することにより、ビー
ドサポートを一体化した電極支持体を得るようにしたも
のである。
【0058】まず、(a)の電極支持体素材の整形手段
16にはビードサポートをセットする複数の凹部Pが形
成されており、その底部には空気吸引のための開孔が連
通し、矢印方向に空気流が吸引されるようになってい
る。
16にはビードサポートをセットする複数の凹部Pが形
成されており、その底部には空気吸引のための開孔が連
通し、矢印方向に空気流が吸引されるようになってい
る。
【0059】また、(b)の加熱整形手段15は電極支
持体の長さと形状に応じた凹溝Qが形成されている。
持体の長さと形状に応じた凹溝Qが形成されている。
【0060】これらの治具を用いてビードサポート付き
の電極支持体を制作する工程を説明する。
の電極支持体を制作する工程を説明する。
【0061】(c)において、先ず整形手段16の凹部
Pにビードサポート14をセットし、これを吸引して保
持する。
Pにビードサポート14をセットし、これを吸引して保
持する。
【0062】一方、加熱整形手段15の凹溝Qに電極支
持体素材6’を入れて加熱することにより当該電極支持
体素材6’を軟化させる。
持体素材6’を入れて加熱することにより当該電極支持
体素材6’を軟化させる。
【0063】この状態で、整形手段16と加熱整形手段
15とを押接させ、両者の対向面の形状に倣った電極支
持体の整形がなされると同時にビードサポート14の埋
設固定がなされる。
15とを押接させ、両者の対向面の形状に倣った電極支
持体の整形がなされると同時にビードサポート14の埋
設固定がなされる。
【0064】冷却後、整形手段16と加熱整形手段15
を乖離してビードサポート14を埋設した電極支持体6
が得られる。
を乖離してビードサポート14を埋設した電極支持体6
が得られる。
【0065】この電極支持体を用いて前記図2で説明し
た電子銃の電極組立を行うことにより、複数電極の組立
てに伴う電極の変形は生ぜず、特性の良好な電子銃とな
る。図5は本発明による陰極線管用電子銃の組立方法の
第2実施例の説明図であって、17は溶接基材板、前記
実施例と同一符号は同一部分に対応する。
た電子銃の電極組立を行うことにより、複数電極の組立
てに伴う電極の変形は生ぜず、特性の良好な電子銃とな
る。図5は本発明による陰極線管用電子銃の組立方法の
第2実施例の説明図であって、17は溶接基材板、前記
実施例と同一符号は同一部分に対応する。
【0066】この実施例では、電子銃を構成する複数の
電極に予めビームサポートを溶接しておくと共に、電極
支持体側には予め溶接基材板を埋設し、両者を溶接する
ことにより、上記複数の電極を電極支持体で一体化して
組立てるようにしたものである。
電極に予めビームサポートを溶接しておくと共に、電極
支持体側には予め溶接基材板を埋設し、両者を溶接する
ことにより、上記複数の電極を電極支持体で一体化して
組立てるようにしたものである。
【0067】すなわち、図5において、ガラス等の絶縁
性の電極支持体6に金属の溶接基材板17を前記図4で
説明した加熱治具16と加熱整形治具15と同様の治具
を用いて一体化する。
性の電極支持体6に金属の溶接基材板17を前記図4で
説明した加熱治具16と加熱整形治具15と同様の治具
を用いて一体化する。
【0068】一方、電極Gには組立治具の芯金に挿入す
る前に予めビードサポート14’を溶接しておく。
る前に予めビードサポート14’を溶接しておく。
【0069】ビームサポート14’と溶接基材板17と
は、一方(ここでは、ビードサポート14’)に他方
(ここでは、溶接基材板17)が嵌合する形状とサイズ
に形成されている。
は、一方(ここでは、ビードサポート14’)に他方
(ここでは、溶接基材板17)が嵌合する形状とサイズ
に形成されている。
【0070】そして、前記図2と同様の組立治具を用い
て複数の電極をスペーサを介在させて芯金に挿入してス
ライドシャフトで固定し、電極支持体6の溶接基材板1
7を各電極Gに溶接したビードサポート14’に嵌合さ
せ、その嵌合部分(溶接部)Wで溶接する。
て複数の電極をスペーサを介在させて芯金に挿入してス
ライドシャフトで固定し、電極支持体6の溶接基材板1
7を各電極Gに溶接したビードサポート14’に嵌合さ
せ、その嵌合部分(溶接部)Wで溶接する。
【0071】これにより、複数の電極を電極支持体で固
定する際に各電極に対して物理的な歪みが印加されない
ため、組立て後の電子銃は所定の精度を保ち、高精度に
特性を発揮できるものとなる。
定する際に各電極に対して物理的な歪みが印加されない
ため、組立て後の電子銃は所定の精度を保ち、高精度に
特性を発揮できるものとなる。
【0072】以上の実施例は、投射型陰極線管等の一般
的な単電子銃に適用したものであるが、本発明はこの他
に所謂大口径単電子銃やカラー陰極線管用の3電子銃に
も同様に適用できるものである。
的な単電子銃に適用したものであるが、本発明はこの他
に所謂大口径単電子銃やカラー陰極線管用の3電子銃に
も同様に適用できるものである。
【0073】図6は本発明を適用した大口径の投射型陰
極線管用電子銃の概略構造を説明する一部破断した側面
図であって、前記図1と同一符号は同一部分に対応し、
6’はサブ電極支持体である。
極線管用電子銃の概略構造を説明する一部破断した側面
図であって、前記図1と同一符号は同一部分に対応し、
6’はサブ電極支持体である。
【0074】この電子銃は、大径の第5電極5の内部に
大径部を有する長尺の第4電極4の当該大径部を収納し
た形式であり、第4電極4の第5電極5側の支持のため
のサブ電極支持体6’を備えたものである。
大径部を有する長尺の第4電極4の当該大径部を収納し
た形式であり、第4電極4の第5電極5側の支持のため
のサブ電極支持体6’を備えたものである。
【0075】この電子銃の電極を固定する電極支持体6
およびサブ電極支持体6’も、上記図2の実施例と同様
に予めビードサポート14a〜14iを埋設し、整形さ
れている。
およびサブ電極支持体6’も、上記図2の実施例と同様
に予めビードサポート14a〜14iを埋設し、整形さ
れている。
【0076】なお、図6の電子銃に前記図5で説明した
ものと同様の溶接基材板を電極支持体6およびサブ電極
支持体6’に予め埋設し、電極側にビードサポート14
a〜14iを溶接して、両者を溶接することで電子銃の
組立てを行うようにすることもできる。
ものと同様の溶接基材板を電極支持体6およびサブ電極
支持体6’に予め埋設し、電極側にビードサポート14
a〜14iを溶接して、両者を溶接することで電子銃の
組立てを行うようにすることもできる。
【0077】図7は本発明による陰極線管用電子銃を備
えた投射型陰極線管の全体構成を説明する要部破断した
側面図であって、20はパネル部、21はネック部、2
2はファンネル部、23は蛍光体。24は電子銃、25
は内部導電膜、26は偏向ヨーク、27はフォーカス調
整コイルである。
えた投射型陰極線管の全体構成を説明する要部破断した
側面図であって、20はパネル部、21はネック部、2
2はファンネル部、23は蛍光体。24は電子銃、25
は内部導電膜、26は偏向ヨーク、27はフォーカス調
整コイルである。
【0078】この陰極線管はスクリーンを形成するパネ
ル部20とネック部21、およびパネル部20とネック
部21を連接するファンネル部22とから真空外囲器を
形成している。
ル部20とネック部21、およびパネル部20とネック
部21を連接するファンネル部22とから真空外囲器を
形成している。
【0079】そして、パネル部20の内面に蛍光体23
が塗布され、ネック部21には電子銃24が収納されて
いる。
が塗布され、ネック部21には電子銃24が収納されて
いる。
【0080】上記の電子銃24は前記した実施例の何れ
かの方法で組み立てたの電子銃(図1あるいは図6)で
あり、その電極に変形や相互の間隙に不均一がないた
め、高性能の画像表示が可能となる。
かの方法で組み立てたの電子銃(図1あるいは図6)で
あり、その電極に変形や相互の間隙に不均一がないた
め、高性能の画像表示が可能となる。
【0081】図8は本発明を適用したカラー陰極線管用
3電子銃の構造を説明する側面図であって、30は第1
電極、31は第2電極、32は第3電極、33は第4電
極、34は第5電極、35は第6電極、36はシールド
カップ、37はステム、38はコンタクトスプリング、
39はゲッターサポートスプリング、Kはカソード、前
記実施例と同一符号は同一部分に対応する。
3電子銃の構造を説明する側面図であって、30は第1
電極、31は第2電極、32は第3電極、33は第4電
極、34は第5電極、35は第6電極、36はシールド
カップ、37はステム、38はコンタクトスプリング、
39はゲッターサポートスプリング、Kはカソード、前
記実施例と同一符号は同一部分に対応する。
【0082】この電子銃は、複数の電極(第1電極30
〜第6電極35)と電極支持体6とを前記本発明による
組立方法を利用して一体化したものであり、従来技術に
よるものと異なって、組立てに伴う電極の変形や相互間
隙の不均一等がなく、高品質の画像表示を可能としたカ
ラー陰極線管を構成できる。
〜第6電極35)と電極支持体6とを前記本発明による
組立方法を利用して一体化したものであり、従来技術に
よるものと異なって、組立てに伴う電極の変形や相互間
隙の不均一等がなく、高品質の画像表示を可能としたカ
ラー陰極線管を構成できる。
【0083】図9は本発明を適用したカラー陰極線管の
構造例を説明する断面図であって、図8に示した電子銃
2を用いたものである。
構造例を説明する断面図であって、図8に示した電子銃
2を用いたものである。
【0084】同図において、パネル部40とネック部4
1およびファンネル部42とで真空外囲器を構成し、パ
ネル40の内面には3色の蛍光体がモザイク状に塗布さ
れて蛍光面43を形成し、パネル部の前面にスクリーン
40aを構成する。
1およびファンネル部42とで真空外囲器を構成し、パ
ネル40の内面には3色の蛍光体がモザイク状に塗布さ
れて蛍光面43を形成し、パネル部の前面にスクリーン
40aを構成する。
【0085】また、蛍光面43に近接してシャドウマス
ク44が設置されている。このシャドウマスク44はマ
スクフレーム45に固定され、マスクフレーム45はマ
スク懸架機構47でパネル部のスカート部内壁に保持さ
れている。
ク44が設置されている。このシャドウマスク44はマ
スクフレーム45に固定され、マスクフレーム45はマ
スク懸架機構47でパネル部のスカート部内壁に保持さ
れている。
【0086】なお、マスクフレームには外部磁気を遮断
するための磁気シールド46が取り付けられている。
するための磁気シールド46が取り付けられている。
【0087】一方、ネック部41の内部には本発明によ
り組立てられた電子銃48が収納されており、そのシー
ルドカップに一端を固定したコンタクトスプリング38
で内部導電膜50から電子銃への高圧供給を行うように
している。また、このシールドカップにはゲッターサポ
ートスプリング39の一端が溶接されている。
り組立てられた電子銃48が収納されており、そのシー
ルドカップに一端を固定したコンタクトスプリング38
で内部導電膜50から電子銃への高圧供給を行うように
している。また、このシールドカップにはゲッターサポ
ートスプリング39の一端が溶接されている。
【0088】電子銃48から発射された3本の電子ビー
ムBはファンネル部に外装された偏向ヨーク49で形成
される水平および垂直の偏向磁界により2次元に走査さ
れ、シャドウマスク44で色選択された後に所定の蛍光
体に射突して所要のカラー画像を形成する。
ムBはファンネル部に外装された偏向ヨーク49で形成
される水平および垂直の偏向磁界により2次元に走査さ
れ、シャドウマスク44で色選択された後に所定の蛍光
体に射突して所要のカラー画像を形成する。
【0089】このカラー陰極線管によれば、電子銃48
の電極に変形や相互の間隙に不均一がないため、高性能
の画像表示が可能となる。
の電極に変形や相互の間隙に不均一がないため、高性能
の画像表示が可能となる。
【0090】なお、本発明は上記した投射型陰極線管、
カラー陰極線管に限るものではなく、モノクロの陰極線
管、その他の同種の陰極線管にも同様に適用できる。
カラー陰極線管に限るものではなく、モノクロの陰極線
管、その他の同種の陰極線管にも同様に適用できる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極を固定するためのビードサポート、あるいは電極に
溶接されたビードサポートと溶接する溶接基材板が電極
支持体側に予め埋設されているため、電極との電極支持
体との固定時に電極に対して物理的な応力が印加されな
いため、組立てに伴う電極の変形は生じない。
電極を固定するためのビードサポート、あるいは電極に
溶接されたビードサポートと溶接する溶接基材板が電極
支持体側に予め埋設されているため、電極との電極支持
体との固定時に電極に対して物理的な応力が印加されな
いため、組立てに伴う電極の変形は生じない。
【0092】したがって、電子銃の特性に組立てに伴う
劣化がなく、これを用いた陰極線管は高精細度の画像表
示を行うことができる。
劣化がなく、これを用いた陰極線管は高精細度の画像表
示を行うことができる。
【図1】本発明による投射型陰極線管用の単電子銃の第
1実施例の構造を説明する部分断面した側面図である。
1実施例の構造を説明する部分断面した側面図である。
【図2】本発明による陰極線管用電子銃の組立方法の第
1実施例の説明図である。
1実施例の説明図である。
【図3】本発明による陰極線管用電子銃の組立方法の第
1実施例における電極支持体へのビードサポートの埋設
方法の説明図である。
1実施例における電極支持体へのビードサポートの埋設
方法の説明図である。
【図4】本発明による陰極線管用電子銃の組立方法の第
1実施例における電極支持体とビードサポートの固定方
法の説明図である。
1実施例における電極支持体とビードサポートの固定方
法の説明図である。
【図5】本発明による陰極線管用電子銃の組立方法の第
2実施例の説明図である。
2実施例の説明図である。
【図6】本発明を適用した大口径の投射型陰極線管用電
子銃の概略構造を説明する一部破断した側面図である。
子銃の概略構造を説明する一部破断した側面図である。
【図7】本発明による陰極線管用電子銃を備えた投射型
陰極線管の全体構成を説明する要部破断した側面図であ
る。
陰極線管の全体構成を説明する要部破断した側面図であ
る。
【図8】本発明を適用したカラー陰極線管用3電子銃の
構造を説明する側面図である。
構造を説明する側面図である。
【図9】本発明を適用したカラー陰極線管の構造例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図10】従来の電子銃組立て方法の説明図である。
【図11】図10における第3電極の構造図である。
【図12】従来の組立方法で得た電子銃の構成の説明図
である。
である。
1 第1電極 2 第2電極 3 第3電極 4 第4電極 5 第5電極 6 電極支持体 7(7a〜7f) 溶接部 8 組立治具の基台 9 芯金 10 スライドシャフト 11 スライドアーム 12(12a〜12e) スペーサ 14(14a〜14f) ビードサポート 15 加熱整形手段 16 整形手段 17 溶接基材板。
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】そして、上記第2の目的を達成するため
に、請求項4に記載の第4の発明は、複数の電極を所定
の間隔と順序で一方向に配列し、絶縁性の電極支持体を
用いて固定する陰極線管用電子銃の組立方法において、
前記複数の電極の各側壁に、一端を容着し、他端を前記
絶縁性の電極支持体方向に突設させたビードサポートを
溶接し、前記複数の電極に溶接した各ビードサポートの
一端に対応した各位置に突設させて埋設した溶接基材板
を一体化的に有する絶縁性の電極支持体を制作し、組立
治具の芯金に複数の電極を挿通すると共に、スペーサを
介在させて所定の間隔と順序で一方向に配列した前記複
数の電極の各側壁に突設したビードサポートの他端を前
記電極支持体に突設した溶接基材板に溶接した後、前記
スペーサを除去すると共に芯金を引き抜くことにより、
前記複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に配列固定
することを特徴とする。
に、請求項4に記載の第4の発明は、複数の電極を所定
の間隔と順序で一方向に配列し、絶縁性の電極支持体を
用いて固定する陰極線管用電子銃の組立方法において、
前記複数の電極の各側壁に、一端を容着し、他端を前記
絶縁性の電極支持体方向に突設させたビードサポートを
溶接し、前記複数の電極に溶接した各ビードサポートの
一端に対応した各位置に突設させて埋設した溶接基材板
を一体化的に有する絶縁性の電極支持体を制作し、組立
治具の芯金に複数の電極を挿通すると共に、スペーサを
介在させて所定の間隔と順序で一方向に配列した前記複
数の電極の各側壁に突設したビードサポートの他端を前
記電極支持体に突設した溶接基材板に溶接した後、前記
スペーサを除去すると共に芯金を引き抜くことにより、
前記複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に配列固定
することを特徴とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】そして、芯金9に挿通されてスライドシャ
フト10で固定した複数の電極に対して、スライドアー
ム11を矢印a方向に移動させ、電極支持体6に埋設さ
れたビードサポート14a〜14fと対応する各電極
(第1電極1〜第5電極5)の側壁とが接した状態で、
当該接した部分を溶接部7a〜7fとしてレーザービー
ムで溶接する。
フト10で固定した複数の電極に対して、スライドアー
ム11を矢印a方向に移動させ、電極支持体6に埋設さ
れたビードサポート14a〜14fと対応する各電極
(第1電極1〜第5電極5)の側壁とが接した状態で、
当該接した部分を溶接部7a〜7fとしてレーザービー
ムで溶接する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】その後、スライドアーム11を元の位置に
後退させ、スライドシャフト10を引き抜き、スペーサ
12a〜12eを除去し、複数の電極(第1電極1〜第
5電極5)を一対の電極支持体6で固定して一体化され
た電子銃を芯金9から抜き出すことにより、高精度の電
子銃の組立てが完了する。なお、ここでは言及しない
が、第1電極1の内部にはカソードが設置され、また図
示しないステムピンと所定の電極との間の電気的接続が
なされて最終的な電子銃が構成される。
後退させ、スライドシャフト10を引き抜き、スペーサ
12a〜12eを除去し、複数の電極(第1電極1〜第
5電極5)を一対の電極支持体6で固定して一体化され
た電子銃を芯金9から抜き出すことにより、高精度の電
子銃の組立てが完了する。なお、ここでは言及しない
が、第1電極1の内部にはカソードが設置され、また図
示しないステムピンと所定の電極との間の電気的接続が
なされて最終的な電子銃が構成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】上記の電子銃24は前記した実施例の何れ
かの方法で組み立てた電子銃(図1あるいは図6)であ
り、その電極に変形や相互の間隙に不均一がないため、
高性能の画像表示が可能となる。
かの方法で組み立てた電子銃(図1あるいは図6)であ
り、その電極に変形や相互の間隙に不均一がないため、
高性能の画像表示が可能となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 俊夫 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 堀切 昇一 千葉県茂原市早野3350番地 日立エレクト ロニックデバイシズ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に
配列し、少なくとも一対の絶縁性の電極支持体を用いて
固定した陰極線管用電子銃において、 前記電極支持体は、前記複数の電極の固定位置に対応し
た位置に一端を埋設し、他端を前記複数の電極方向の側
壁に当接するごとく突設させた複数のビードサポートを
一体的に有し、 前記電極支持体の複数のビードサポートの前記各他端
と、前記複数の電極の対応する側壁とを溶着してなるこ
とを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項2】複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に
配列し、絶縁性の電極支持体を用いて固定する陰極線管
用電子銃の組立方法において、 前記複数の電極を所定の間隔と順序で支持するためのビ
ードサポートの一端を前記複数の電極の固定位置に対応
した各位置に埋設し、他端を前記複数の電極方向の側壁
に当接するごとく突設させて一体化的に固定した絶縁性
の電極支持体を制作し、 組立治具の芯金に複数の電極を挿通すると共に、スペー
サを介在させて所定の間隔と順序で一方向に配列した前
記複数の電極の各側壁に前記ビードサポートの前記他端
を溶着した後、前記スペーサを除去すると共に前記芯金
を引き抜くことにより、前記複数の電極を所定の間隔と
順序で一方向に配列固定することを特徴とする陰極線管
用電子銃の組立方法。 - 【請求項3】複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に
配列し、少なくとも一対の絶縁性の電極支持体を用いて
固定した陰極線管用電子銃において、 前記複数の電極の各側壁に、一端を溶着し、他端を前記
絶縁性の電極支持体方向に突出させたビードサポートを
有し、 前記電極支持体は、前記複数の電極の固定位置に対応し
た位置に一端を埋設し、他端を前記複数の電極方向の側
壁に当接するごとく突設させた複数の溶接基材板を一体
的に有し、 前記複数の電極の複数のビードサポートの前記各他端
と、前記複数の電極の対応する側壁とを溶着してなるこ
とを特徴とする陰極線管用電子銃。 - 【請求項4】複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に
配列し、絶縁性の電極支持体を用いて固定する陰極線管
用電子銃の組立方法において、 前記複数の電極の各側壁に、一端を溶着し、他端を前記
絶縁性の電極支持体方向に突設させたビードサポートを
溶接し、 前記複数の電極に溶接した各ビードサポートの一端に対
応した各位置に突設させて埋設した溶接基材板を一体化
的に有する絶縁性の電極支持体を制作し、 組立治具の芯金に複数の電極を挿通すると共に、スペー
サを介在させて所定の間隔と順序で一方向に配列した前
記複数の電極の各側壁に突設したビードサポートの他端
を前記電極支持体に突設した溶接基材板に溶接した後、
前記スペーサを除去すると共に芯金を引き抜くことによ
り、前記複数の電極を所定の間隔と順序で一方向に配列
固定することを特徴とする陰極線管用電子銃の組立方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255096A JPH09288983A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 陰極線管用電子銃とその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255096A JPH09288983A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 陰極線管用電子銃とその組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09288983A true JPH09288983A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14330362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10255096A Pending JPH09288983A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 陰極線管用電子銃とその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09288983A (ja) |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10255096A patent/JPH09288983A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6031326A (en) | Electron gun with electrode supports | |
JPH09288983A (ja) | 陰極線管用電子銃とその組立方法 | |
EP0756307A2 (en) | Cathode ray tube and manufacturing method therefor | |
JP3157856B2 (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
JPH07105867A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
KR100291968B1 (ko) | 음극선관및그제조방법 | |
US7265485B2 (en) | Electron gun assembly for cathode ray tube | |
EP0881661B1 (en) | Image display apparatus and method of manufacturing the same | |
JP3202281B2 (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
JP3407312B2 (ja) | 陰極線管及び電子銃 | |
JP3316044B2 (ja) | カラー表示装置の製造方法 | |
JP3264964B2 (ja) | 陰極線管の製造方法 | |
KR100217137B1 (ko) | 브라운관용 스프링장치 | |
JPH1031964A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
JPH0794086A (ja) | 陰極線管用電子銃の組立て方法 | |
JPH04106844A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
JPH11185657A (ja) | 陰極線管用電子銃およびその組立方法 | |
JPH1064443A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
JPH1145673A (ja) | 画像表示装置およびその製造方法 | |
JP2001307661A (ja) | 陰極線管用ファンネル封合体 | |
JPH0757629A (ja) | 陰極線管の製造方法 | |
JPH0765750A (ja) | カラー受像管 | |
JPH0729493A (ja) | 陰極線管の製造方法 | |
JP2000057962A (ja) | 陰極線管 | |
JPH0973860A (ja) | カラー陰極線管 |