JPH09288930A - 入力操作機構 - Google Patents

入力操作機構

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Publication number
JPH09288930A
JPH09288930A JP10012796A JP10012796A JPH09288930A JP H09288930 A JPH09288930 A JP H09288930A JP 10012796 A JP10012796 A JP 10012796A JP 10012796 A JP10012796 A JP 10012796A JP H09288930 A JPH09288930 A JP H09288930A
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JP
Japan
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knob operating
knob
operating portion
input operation
operation mechanism
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Pending
Application number
JP10012796A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sugano
勉 菅野
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 つまみ操作部2の押圧個所に係わりなく、常
時、可動部5の保護を図りつつ、可動部5を確実に動作
させることができる入力操作機構を提供する。 【解決手段】 筐体1内に配置され、押圧方向に移動可
能なつまみ操作部2と、つまみ操作部2が筐体1から離
脱するのを阻止する離脱規制部6と、つまみ操作部2が
所定変位以上押圧移動するのを阻止するストッパー部7
と、つまみ操作部2に当接し、つまみ操作部2の押圧に
よって動作する可動部5とからなり、ストッパー部7の
形状を、つまみ操作部2の非押圧操作時に、つまみ操作
部2とストッパー部7との間隔が、つまみ操作部2の中
央部分で狭く、その他の部分で広くなるように構成し、
つまみ操作部2のどの個所を押圧操作しても、つまみ操
作部2の中央部分の移動距離(ストローク)が略一定に
なるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力操作機構に係
わり、特に、つまみ操作部の押圧操作により可動部を動
作させる際、つまみ操作部のどの部分を押圧しても確実
に可動部を動作させることができるようにした入力操作
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコード読取り装置、特に、ペ
ン型バーコードスキャナが用いられるバーコード読取り
装置においては、バーコードスキャナによってバーコー
ドの読取りを行う際に、読取りスイッチが押圧操作され
る。そして、この読取りスイッチには、通常、つまみ操
作部の押圧操作によって動作するタクトスイッチが用い
られる。
【0003】ここで、図8は、読取りスイッチを備えた
既知のペン型バーコードスキャナの構成の一例を示す構
成図であって、(a)はバーコードスキャナの斜視図、
(b)は読取りスイッチ配置部分の断面を示すバーコー
ドスキャナの一部縦断面図、(c)は読取りスイッチ配
置部分のバーコードスキャナの横断面図である。
【0004】図8(a)に示されるように、バーコード
スキャナ50は、筒状の筐体(ケース)51と、筐体5
1の一端に配置されたバーコード読取り部52と、筐体
51の他端に配置されたバーコード読取り信号導出部5
3と、筐体51の側面に形成された開口51a内に収容
配置された読取りスイッチ54とを備えている。
【0005】また、図8(b)、(c)に示されるよう
に、読取りスイッチ54は、押圧操作時に、押圧方向に
所定距離移動可能なつまみ操作部55と、つまみ操作部
55の周縁から若干外側方向に張出した外縁部55a
と、つまみ操作部55の底面の中央部分に設けられた当
接部56と、当接部56の押圧により動作するタクトス
イッチ57と、つまみ操作部55が筐体51から離脱す
るのを防ぐ離脱規制部58と、つまみ操作部55が押圧
方向に所定距離以上移動しないように規制するストッパ
ー部59と、タクトスイッチ57を保持する基板60と
を備えている。
【0006】そして、つまみ操作部55は、バネ部材
(図示なし)によって、常時、図8(b)、(c)の上
側方向にバイアスされ、その際に外縁部55aの上面を
離脱規制部58の下面に当接させ、つまみ操作部55の
筐体51からの離脱を防いでいる。一方、つまみ操作部
55は、バネ部材の弾性バイアスに抗して押圧操作され
たとき、外縁部55aの下面をストッパー部59の上面
に当接させ、つまみ操作部55の移動距離(ストロー
ク)lを一定範囲内に抑えている。また、つまみ操作部
55の押圧操作時に、当接部56の下降によってタクト
スイッチ57に押圧接触する。
【0007】前記構成を備えた読取りスイッチ54にお
いて、指先でつまみ操作部55を押圧操作すると、つま
み操作部54がバネ部材の弾性バイアスに抗して、図8
(b)、(c)の下側方向に移動し、その移動により当
接部56がタクトスイッチ57に押圧接触し、タクトス
イッチ57を動作させ、バーコードスキャナ50におけ
るバーコードの読取りが可能になる。このつまみ操作部
55の押圧操作時に、つまみ操作部55の移動距離(ス
トローク)lは、外縁部55aとストッパー部59との
当接によって規制される。また、つまみ操作部55に対
する押圧操作の解除時に、つまみ操作部55がバネ部材
の弾性バイアスによって、図8(b)、(c)の上側方
向に移動し、その移動により当接部56がタクトスイッ
チ57の押圧接触を解き、タクトスイッチ57の動作を
停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のバーコード
スキャナ50の読取りスイッチ54においては、つまみ
操作部55を押圧操作した際、大きな押圧力がタクトス
イッチ57に加えられ、それによりタクトスイッチ57
が破損するの防ぐため、つまみ操作部55の移動距離
(ストローク)lを制限する構成が採用されている。
【0009】このようなつまみ操作部55の移動距離
(ストローク)lを制限する構成においては、図9の実
線で示されるように、つまみ操作部55の中央部分が押
圧操作された場合、つまみ操作部55が全体的に均一
に、即ち、水平位置を保った状態で、図9の下側方向に
移動するため、当接部56の移動距離lが制限されたつ
まみ操作部55の移動距離(ストローク)lに等しくな
り、当接部56によってタクトスイッチ57を破損する
ことなく、確実に動作させることができる。
【0010】ところが、図9の点線に示されるように、
つまみ操作部55の中央部分から外れた部分(端部部
分)が押圧操作された場合、つまみ操作部55が水平方
向から傾斜し、押圧操作した側の端部部分の下側方向へ
の移動距離l1 と、つまみ操作部55の中央部分の下側
方向への移動距離l2 とが異なり、l1 =l>l2 にな
るので、当接部56の移動距離は正常操作時の移動距離
lより少ない移動距離l2 になり、場合によっては当接
部56によってタクトスイッチ57を動作させることが
できないことが生じるようになる。
【0011】このように、前記既知の読取りスイッチ5
0は、つまみ操作部55の押圧個所によって、タクトス
イッチ57を動作させることができたり、タクトスイッ
チ57を動作させることができなかったりするもので、
つまみ操作部55の押圧操作により、必ずしも、タクト
スイッチ57を確実に動作させることができないという
問題を有している。
【0012】本発明は、かかる問題点を解決するもの
で、その目的は、つまみ操作部の押圧個所に係わりな
く、常時、確実に可動部を動作させることができる入力
操作機構を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のため、
本発明による入力操作機構は、ストッパー部の形状を改
良しているもので、つまみ操作部の非押圧時に、つまみ
操作部とストッパー部との間隔が、つまみ操作部の中央
部分で狭く、その他の部分で広くなるようにストッパー
部を構成しているものである。
【0014】このような構成において、つまみ操作部の
中央部分の押圧操作時には、つまみ操作部とストッパー
部との間隔が狭いつまみ操作部の中央部分にストッパー
部が当接して、つまみ操作部の移動距離(ストローク)
が制限され、また、つまみ操作部の端部部分の押圧操作
時には、つまみ操作部の押圧操作された端部側が前記移
動距離(ストローク)よりも多くの距離を移動し、その
結果、つまみ操作部の中央部分における移動距離(スト
ローク)は、前記移動距離(ストローク)に近くなる。
【0015】このように、つまみ操作部の押圧個所に関
係なく、つまみ操作部の中央部分における移動距離(ス
トローク)が、常時、ほぼ一定に制御されるので、つま
み操作部の押圧操作時に、可動部の破損を防ぎながら可
動部を確実に動作させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態におい
て、入力操作機構は、筐体内に配置され、押圧方向に移
動可能なつまみ操作部と、つまみ操作部が前記筐体から
離脱するのを阻止する離脱規制部と、つまみ操作部が所
定変位以上押圧移動するのを阻止するストッパー部と、
つまみ操作部に当接し、つまみ操作部の押圧によって動
作する可動部とからなり、ストッパー部の形状を、つま
み操作部の非押圧時に、つまみ操作部とストッパー部と
の間隔が、つまみ操作部の中央部分で狭く、その他の部
分で広くなるように構成している。
【0017】そして、第1の実施の形態のストッパー部
の構成は、筐体側からつまみ操作部に沿って突出した突
出部であって、つまみ操作部との間隔がつまみ操作部の
中央方向に行くにしたがって順次狭くなる湾曲形状にな
っている。
【0018】また、第2の実施の形態のストッパー部の
構成は、筐体側からつまみ操作部に平行に突出した突出
部であって、突出部の先端領域につまみ操作部側に立設
したカラー部を備えた形状になっている。
【0019】さらに、第3の実施の形態のストッパー部
の構成は、筐体の内部に配置された基板からつまみ操作
部側に立設された立設部であって、この立設部の径がつ
まみ操作部に近づくにしたがって狭められ、かつ、この
立設部の頂部がつまみ操作部の底面の中央部分に近接配
置される漏斗形状になっている。
【0020】これらの実施の形態において、つまみ操作
部の中央部分が押圧操作された場合には、つまみ操作部
とストッパー部との間隔が最も狭くなっているつまみ操
作部の中央部分の底部にストッパー部が当接し、つまみ
操作部の移動距離(ストローク)lが制限されるので、
つまみ操作部の押圧操作により、可動部(例えば、タク
トスイッチ)を破損させることなく、確実に動作させる
ことができる。また、つまみ操作部の中央部分以外の部
分(端部部分)が押圧操作された場合には、つまみ操作
部とストッパー部との間隔がつまみ操作部の中央部分に
比べて拡大されている端部部分の底部にストッパー部が
当接し、前記移動距離(ストローク)lよりも多くの距
離を移動させることが可能になる。この結果、つまみ操
作部の端部部分を押圧操作された場合にも、つまみ操作
部の中央部分における移動距離(ストローク)は、前記
移動距離(ストローク)lに近い距離になり、そこで移
動距離(ストローク)が制限される。
【0021】このように、これらの実施の形態によれ
ば、つまみ操作部の押圧個所に関係なく、つまみ操作部
の中央部分における移動距離(ストローク)が、常時、
ほぼ一定に制御され、その移動距離(ストローク)によ
って可動部(例えば、タクトスイッチ)を動作すること
が可能になり、つまみ操作部の押圧操作時に、可動部の
保護を図り、可動部を確実に動作させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】図1は、本発明による入力操作機構の第1
実施例を示す断面構成図であって、入力操作機構がペン
型バーコードスキャナの読取りスイッチ(タクトスイッ
チ)である例を示すものである。
【0024】図1に示されるように、本実施例による読
取りスイッチは、図8(a)乃至(c)に図示されるよ
うなペン型バーコードスキャナにおいて、バーコードス
キャナ筐体1(全体構成は図示されていない)内部に配
置収容されるものである。
【0025】この場合、読取りスイッチは、指で押圧操
作したときに、押圧方向に所定距離移動可能なつまみ操
作部2と、つまみ操作部2の周縁から若干外側方向に張
出した外縁部3と、つまみ操作部2の底面の中央部分に
設けられた当接部4と、当接部4に押圧されたときに動
作するタクトスイッチ5(可動部)と、つまみ操作部2
が筐体1から離脱するのを防ぐ離脱規制部6と、つまみ
操作部2が押圧された方向に所定の移動距離以上の移動
を規制するストッパー部7と、タクトスイッチ5を保持
する基板(図示なし)とを備えている。
【0026】そして、つまみ操作部2が筐体1の内部に
収容配置されたとき、つまみ操作部2は、外縁部3の上
面と離脱規制部6の下面への当接、及び、外縁部3の下
面とストッパー部7の上面との当接によって移動距離が
位置規制されるように、離脱規制部6とストッパー部7
の位置が選択されている。つまみ操作部2は、バネ部材
(図示なし)によって、常時、上側方向に弾性バイアス
されており、その際には外縁部3の上面が離脱規制部6
の下面に当接して、筐体1からの離脱が阻止される。ま
た、つまみ操作部2は、バネ部材の弾性バイアスに抗し
て押圧操作されたとき、外縁部3の下面がストッパー部
7の上面に当接するようになり、つまみ操作部2の移動
距離(ストローク)が一定の範囲内になるように制限さ
れる。つまみ操作部2の下面の中央部には当接部4が設
けられ、当接部4に対向してタクトスイッチ5が配置さ
れる。タクトスイッチ5は、図示されていない基板に取
り付けられている。
【0027】この場合、ストッパー部7は、図1に図示
されているように、筐体1側からつまみ操作部2に沿っ
て突出したもので、つまみ操作部2との間隔がつまみ操
作部2の中央方向に行くにしたがって順次狭くなるよう
な湾曲形状になっている。つまみ操作部2の下面とスト
ッパー部7の上面との間隔lは、つまみ操作部2の中央
部分で最も狭く、中央部分から端部部分に行くにしたが
って次第に拡がっている。即ち、つまみ操作部2の中央
部分における同間隔をlc、つまみ操作部2の端部近傍
における同間隔をlsとすれば、lc<lsの関係があ
る。
【0028】本実施例による読取りスイッチは、次のよ
うに動作する。
【0029】いま、指先でつまみ操作部2を押圧操作す
ると、つまみ操作部2がバネ部材の弾性バイアスに抗し
て下側方向に移動し、その移動によって当接部4がタク
トスイッチ5を接触押圧し、タクトスイッチ5を動作さ
せる。このつまみ操作部2の押圧操作時に、つまみ操作
部2の移動距離(ストローク)は、外縁部3の下面とス
トッパー部7の上面との当接によって規制される。ま
た、つまみ操作部2に対する押圧操作を解除すると、つ
まみ操作部2がバネ部材の弾性バイアスによって上側方
向に移動し、その移動により当接部4がタクトスイッチ
5の接触押圧を解き、タクトスイッチ5の動作を停止さ
せる。この場合においても、つまみ操作部2の移動距離
(ストローク)は、外縁部3の上面と離脱規制部6の下
面との当接により規制され、つまみ操作部2の筐体1か
らの離脱が阻止される。
【0030】ところで、かかる読取りスイッチの動作
は、つまみ操作部2の略中央部分を押圧操作し、それに
よりつまみ操作部2が水平位置を保ったまま下側方向に
移動した場合のものであるが、本実施例による読取りス
イッチは、つまみ操作部2の略中央部分を押圧操作した
場合だけでなく、つまみ操作部2の中央部分以外の部分
(端部部分)を押圧操作した場合においても、同様にタ
クトスイッチ5を動作させることができるものである。
【0031】即ち、指先でつまみ操作部2の一方の端部
部分、例えば、図1におけるA点側端部を押圧操作した
とき、つまみ操作部2は、バネ部材の弾性バイアスに抗
して下側方向に移動するが、このとき、つまみ操作部2
が水平位置に対して傾斜した状態、具体的には、A点側
端部側が下がった状態になっており、つまみ操作部2の
移動距離(ストローク)は、中央部分に比べてA点側端
部が若干大きくなる。
【0032】ところが、ストッパー部7の形状は、前述
のような湾曲形状になっており、つまみ操作部2の下面
とストッパー部7の上面との間隔は、つまみ操作部2の
中央部分に比べてA点側端部の方が拡がっているので、
A点側端部におけるつまみ操作部2の移動可能な間隔は
十分確保されるようになる。このことは、つまみ操作部
2が水平位置に対して傾斜した状態で下側方向に移動し
ても、つまみ操作部2の中央部分の移動距離(ストロー
ク)は、つまみ操作部2が水平位置を保った状態で下側
方向に移動した場合の移動距離とほぼ同じになる。
【0033】また、指先でつまみ操作部2の他方の端部
部分、例えば、図1におけるB点側端部を押圧操作した
ときも、A点側端部を押圧操作したときと同じ動作をさ
せることができ、指先でつまみ操作部2のA点側端部
(またはB点側端部)と中央部分との中間部分を押圧操
作したときも、つまみ操作部2の水平位置に対する傾斜
状態がやや少なくなるだけで、同じような動作をさせる
ことができる。
【0034】このように、本実施例による読取りスイッ
チによれば、つまみ操作部2の押圧個所に関係なく、つ
まみ操作部2の中央部分における移動距離(ストロー
ク)がほぼ一定の状態になるので、つまみ操作部2の押
圧操作時に、タクトスイッチ5の保護を図りながら、タ
クトスイッチ5を確実に動作させることができる。
【0035】次に、図2は、本発明による入力操作機構
の第2実施例を示す断面構成図であって、第1実施例と
同様に、入力操作機構がペン型バーコードスキャナの読
取りスイッチ(タクトスイッチ)である例を示すもので
ある。
【0036】第2実施例と第1実施例との構成の違い
は、ストッパー部7の構成に関して、第1実施例が上側
方向に湾曲した湾曲形状の突出部からなるものであるの
に対し、第2実施例が水平方向に平行に突出された突出
部7aと突出部7aの先端領域に立設されたカラー部7
bとからなるものである点だけであって、その他に、第
2実施例と第1実施例との間に構成上の違いはない。こ
のため、第2実施例については、構成についてのこれ以
上の詳しい説明を省略する。
【0037】また、第2実施例の動作は、第1実施例の
動作と殆んど同じであり、第2実施例で得られる効果
も、第1実施例で得られる効果と殆んど同じであるの
で、第2実施例の動作及び第2実施例で得られる効果に
ついては、いずれもその説明を省略する。
【0038】なお、図2において、カラー部7bは当接
部4の両側にあるように見えるが、これは断面図のため
であって、実際には両側でも回りを囲んでいてもよい。
【0039】さらに、カラー部4は片側だけでも、ある
いは回りを部分的に囲んでいるだけでもよい。このよう
な構成の点は、特に断わりがなくても、以下の図に図示
のものも同様である。
【0040】次いで、図3は、本発明による入力操作機
構の第3実施例を示す断面構成図であって、第1実施例
と同様に、入力操作機構がペン型バーコードスキャナの
読取りスイッチ(タクトスイッチ)である例を示すもの
である。
【0041】第3実施例と第2実施例との構成の違い
は、当接部4の設置個所に関して、第2実施例がつまみ
操作部2に設置しているのに対し、第3実施例がタクト
スイッチ5に設置している点だけであって、その他に、
第3実施例と第2実施例との間に構成上の違いはない。
このため、第3実施例についても、構成についてのこれ
以上の詳しい説明を省略する。
【0042】また、第3実施例の動作は、第1乃至第2
実施例の動作と殆んど同じであり、第3実施例で得られ
る効果も、第1乃至第2実施例で得られる効果と殆んど
同じであるので、第3実施例の動作及び第3実施例で得
られる効果については、いずれもその説明を省略する。
【0043】続く、図4は、本発明による入力操作機構
の第4実施例を示す断面構成図であって、第1実施例と
同様に、入力操作機構がペン型バーコードスキャナの読
取りスイッチ(タクトスイッチ)である例を示すもので
ある。
【0044】第4実施例と第2実施例との構成の違い
は、ストッパー部7に関して、第2実施例が、筐体1側
に設けられ、水平方向に平行に突出した突出部7aと突
出部7aの先端領域に立設されたカラー部7bとからな
るものであるのに対し、第4実施例が、筐体1の内部に
配置された基板側に立設され、立設部の径がつまみ操作
部2に近づくにしたがって狭められ、かつ、立設部の頂
部部分がつまみ操作部2の下面の中央部分に近接配置さ
れる漏斗形状のものである点だけであって、その他に、
第4実施例と第2実施例との間に構成上の違いはない。
このため、第4実施例についても、構成についてのこれ
以上の詳しい説明を省略する。
【0045】また、第4実施例の動作は、第1乃至第3
実施例の動作と殆んど同じであり、第4実施例で得られ
る効果も、第1乃至第3実施例で得られる効果と殆んど
同じであるので、第4実施例の動作及び第4実施例で得
られる効果については、いずれもその説明を省略する。
【0046】続いて、図5は、本発明による入力操作機
構の第5実施例を示す断面構成図であって、第1実施例
と同様に、入力操作機構がペン型バーコードスキャナの
読取りスイッチ(タクトスイッチ)である例を示すもの
である。
【0047】第5実施例と第2実施例との構成の違い
は、つまみ操作部2に関して、第2実施例が外縁部3を
有するのに対し、第5実施例が外縁部3を有しない点、
及び、離脱規制部6に関して、第2実施例が、筐体1側
に設けられ、水平方向に平行に突出した突出部(記号な
し)からなるものであるのに対し、第5実施例が、スト
ッパー部7の突出部7aの上面とつまみ操作部2の下面
との間に接続されたひも状部材6aからなるものである
点だけであって、その他に、第5実施例と第2実施例と
の間に構成上の違いはない。このため、第5実施例につ
いても、構成についてのこれ以上の詳しい説明を省略す
る。
【0048】また、第5実施例の動作は、つまみ操作部
2における筐体1からの離脱阻止をひも状部材6aによ
って規制している点を除けば、第1乃至第4実施例の動
作と殆んど同じであり、さらに、第5実施例で得られる
効果も第1乃至第4実施例で得られる効果と殆んど同じ
であるので、第5実施例における動作及び第5実施例で
得られる効果については、いずれもその説明を省略す
る。
【0049】さらに、図6は、本発明による入力操作機
構の第6実施例を示す断面構成図であって、第1実施例
と同様に、入力操作機構がペン型バーコードスキャナの
読取りスイッチ(タクトスイッチ)である例を示すもの
である。
【0050】第6実施例と第2実施例との構成の違い
は、読取りスイッチの全体構成に関して、第2実施例が
水平方向に平行な形状のものであるのに対し、第6実施
例が水平方向に対して所定角度だけ傾斜した形状のもの
である点だけであって、その他に、第6実施例と第2実
施例との間に構成上の違いはない。このため、第6実施
例についても、構成についてのこれ以上の詳しい説明を
省略する。
【0051】また、第6実施例の動作は、第1乃至第5
実施例の動作と殆んど同じであり、さらに、第6実施例
で得られる効果も、第1乃至第5実施例で得られる効果
と殆んど同じであるので、第6実施例における動作及び
第6実施例で得られる効果については、いずれもその説
明を省略する。
【0052】次いで、図7(a)乃至(d)は、第1乃
至第6実施例の読取りスイッチに使用される、つまみ操
作部2及び外縁部3の各種の構成例を示す斜視図であっ
て、図7(a)及び(b)は1次元型のものの例であ
り、図7(c)及び(d)は2次元型のものの例であ
る。
【0053】図7(a)に図示の例は、つまみ操作部2
の上面の押圧操作部分が細長い小判型のものからなり、
つまみ操作部2の全周縁に外縁部3が形成されいるもの
である。
【0054】また、図7(b)に図示の例は、つまみ操
作部2の上面の押圧操作領域が細長い小判型のものから
なり、つまみ操作部2の長手方向の周縁にのみ外縁部3
が形成されいるものである。
【0055】さらに、図7(c)に図示の例は、つまみ
操作部2の上面の押圧操作領域が略4角形状のものから
なり、つまみ操作部2の全周縁に外縁部3が形成されい
るものである。
【0056】また、図7(d)に図示の例は、つまみ操
作部2の上面の押圧操作領域が略4角形状のもので、か
つ、水平方向に対して傾斜を有するものからなり、つま
み操作部2の全周縁に外縁部3が形成されいるものであ
る。
【0057】なお、前記第1乃至第6の各実施例におい
ては、いずれも、入力操作機構がペン型バーコードスキ
ャナの読取りスイッチである例を挙げて説明したが、本
発明による入力操作機構はペン型バーコードスキャナの
読取りスイッチである場合に限られるものではなく、他
の類似の入力操作機構、例えば、ショートストロークの
プッシュボリューム(ズーム用)等にも同様に適用する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、つまみ
操作部が押圧操作される個所に関係なく、つまみ操作部
の中央部分における移動距離(ストローク)が常時ほぼ
一定になり、その状態で可動部(例えば、タクトスイッ
チ)を動作させることが可能になるので、つまみ操作部
の押圧操作時に、可動部の保護を図りながら、可動部を
確実に動作させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入力操作機構(読取りスイッチ)
の第1の実施例を示す断面構成図である。
【図2】本発明による入力操作機構(読取りスイッチ)
の第2の実施例を示す断面構成図である。
【図3】本発明による入力操作機構(読取りスイッチ)
の第3の実施例を示す断面構成図である。
【図4】本発明による入力操作機構(読取りスイッチ)
の第4の実施例を示す断面構成図である。
【図5】本発明による入力操作機構(読取りスイッチ)
の第5の実施例を示す断面構成図である。
【図6】本発明による入力操作機構(読取りスイッチ)
の第6の実施例を示す断面構成図である。
【図7】第1乃至第6実施例の読取りスイッチに使用さ
れるつまみ操作部及び外縁部の各種の構成例を示す斜視
図である。
【図8】読取りスイッチを備えた既知のペン型バーコー
ドスキャナの構成の一例を示す構成図である。
【図9】既知の読取りスイッチの構成の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 筐体(バーコードスキャナ筐体) 2 つまみ操作部 3 外縁部 4 当接部 5 タクトスイッチ(可動部) 6 離脱規制部 6a ひも状部材 7 ストッパー部 7a 突出部 7b カラー部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に配置され、押圧方向に移動可能
    なつまみ操作部と、前記つまみ操作部が前記筐体から離
    脱するのを阻止する離脱規制部と、前記つまみ操作部が
    所定変位以上押圧移動するのを阻止するストッパー部
    と、前記つまみ操作部に当接し、前記つまみ操作部の押
    圧によって動作する可動部とからなり、前記ストッパー
    部の形状を、前記つまみ操作部の非押圧時に、前記つま
    み操作部と前記ストッパー部との間隔が、前記つまみ操
    作部の中央部分で狭く、その他の部分で広くなるように
    構成していることを特徴とする入力操作機構。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー部は、前記筐体側から前
    記つまみ操作部に沿って突出した突出部であって、前記
    つまみ操作部との間隔が前記つまみ操作部の中央方向に
    行くにしたがって順次狭くなる湾曲形状のものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入力操作機構。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー部は、前記筐体側から前
    記つまみ操作部に平行に突出した突出部であって、前記
    突出部の先端領域に前記つまみ操作部側に立設したカラ
    ー部を備えた形状のものであることを特徴とする請求項
    1に記載の入力操作機構。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー部は、前記筐体の内部に
    配置された基板から前記つまみ操作部側に立設された立
    設部であって、前記立設部の径が前記つまみ操作部に近
    づくにしたがって狭められ、かつ、前記立設部の頂部が
    前記つまみ操作部の底面の中央部分に近接配置される漏
    斗形状のものであることを特徴とする請求項1に記載の
    入力操作機構。
  5. 【請求項5】 前記可動部は、タクトスイッチであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入力操作機構。
  6. 【請求項6】 前記可動部は、プッシュボリュームであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の入力操作機構。
JP10012796A 1996-04-22 1996-04-22 入力操作機構 Pending JPH09288930A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008166205A (ja) * 2006-12-29 2008-07-17 Denso Wave Inc スイッチ構造
US7436391B2 (en) 2002-10-09 2008-10-14 Siemens Aktiengesellschaft Navigation switch
JP2013092925A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Sharp Corp 画像形成装置の入力装置、および画像形成装置

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