JPH09287433A - 排ガスフィルター浄化方法、及び排ガスフィルター浄化装置 - Google Patents

排ガスフィルター浄化方法、及び排ガスフィルター浄化装置

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JPH09287433A
JPH09287433A JP8096482A JP9648296A JPH09287433A JP H09287433 A JPH09287433 A JP H09287433A JP 8096482 A JP8096482 A JP 8096482A JP 9648296 A JP9648296 A JP 9648296A JP H09287433 A JPH09287433 A JP H09287433A
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average temperature
heating
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義信 鍬本
Tatsuo Fukuda
健生 福田
Yasuhiro Fujiwara
康弘 藤原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パティキュレートの燃焼反応による単位時間
当たりの発熱量を抑制し、単位時間当たりの放熱量より
小さくすることにより、いわゆる着火と呼ばれる急激な
温度上昇の発生がなく、フィルタ内の温度勾配を小さく
し、異常高温も防止できる。このため、フィルタのクラ
ック、及び溶損の発生を完全に防止できる非常に信頼性
の高い排ガスフィルタ浄化方法、及び排ガスフィルタ浄
化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 フィルタ全体を加熱し、フィルタ内の平
均温度が100℃〜700℃の領域においては、前記フ
ィルタ内平均温度上昇率を100℃/分以下で加熱す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼル機関等
から排出されるパティキュレート(煤等の可燃性微粒
子)等を捕集し、捕集したものを燃焼させる排ガスフィ
ルター浄化方法、及び排ガスフィルター浄化装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年ディーゼルエンジンが排出するパテ
ィキュレート(煤)が環境保護および健康上の理由から
規制され始めている。これを取り除き、ディーゼルエン
ジンの排ガスを浄化するには、排気管の途中に耐熱性の
セラミックハニカムのフィルターを取り付けパティキュ
レートを濾過する方法がある。そしてこの方法の特徴
は、ある程度パティキュレートが堆積したとき、これに
火をつけて燃焼させ、炭酸ガスに変えて大気に放出し、
セラミックフィルタをクリーンに再生し、繰り返し使用
することである。この作業を燃焼再生(リジェネレーシ
ョン)と呼んでいる。一般にディーゼルエンジンの排ガ
スはパティキュレートの着火温度より低いので、そのま
まではパティキュレートは燃焼せず、堆積するだけで、
排気圧力が過度に上昇し、エンジン及びエミッション性
能を低下させる。従って、燃焼再生には何らかの方法に
よって排ガス温度を上げるか、又はフィルタ温度を上げ
る必要がある。近年は、排気系にフィルタ2個を備え、
排ガス浄化を交互に行う方式が提案されいる。燃焼再生
は排ガス濾過中ではなく、ある程度パティキュレートが
堆積した後、排ガス浄化はもう一方のフィルタで行って
いるときに、燃焼再生が実施される。昇温手段として
は、電気ヒータ、バーナー、マイクロ波などによって、
フィルタ温度を上げて、パティキュレートを燃焼させ、
再生を実施している。
【0003】以下、従来例のディーゼル排ガス浄化装置
を図面にもとづいて説明する。図9は従来例におけるデ
ィーゼル機関の排ガス浄化装置の概略構成を示す模式図
を示している。8a,8bはセラミックハニカム製のフ
ィルタ、20a,20bはフィルタ8a,8bそれぞれ
を加熱するための電気ヒータ、6はエンジン排ガス流路
を制御する弁、11は燃焼再生のための二次空気の導入
弁、18a,18bは燃焼再生のための二次空気の排気
弁、13は二次空気供給のためのエアブロア、4,5
a,5b,9a,9bはそれぞれエンジン排ガスの分岐
配管、10a,10b,19a,19b,12は燃焼再
生の二次空気及びその排気の流路配管、16はエアブロ
ア13や弁6,導入弁11,排気弁18a,18bや電
気ヒータ20a,20bを制御するコントローラー、2
はディーゼルエンジン、3はマニホールド、7a,7b
はフィルタ8a,8bを収納する容器である。
【0004】以上のように構成された、従来のディーゼ
ル排ガス浄化装置の再生時についてその動作を説明す
る。
【0005】フィルタ8aが排ガス浄化中、差圧センサ
ー(図示せず)等の捕集量検知装置で、再生開始時期と
判断する。これまで配管4から分岐配管5aに流れてい
た排ガスは、弁6,導入弁11が作動し、配管4から分
岐配管5bに流れ、フィルタ8bを通過することにより
浄化され、配管9bから流出する。一方再生開始時期と
判断されたフィルタ8aは、電気ヒータ20aに電力が
供給され、加熱される。同時に導入弁11が開き、エア
ブロア13から配管10aを通って、フィルタ8aに二
次空気が供給される。ある時間経過するとフィルタ8a
の温度がパティキュレート着火温度に達し、パティキュ
レートが燃焼を開始する。その燃焼排ガスは配管19a
から流出する。ある時間経過後、電気ヒータ20aへの
電力供給が終了し、二次空気のみによるパティキュレー
ト燃焼が継続する。この燃焼は、パティキュレートの火
炎伝搬によって実現される。ある時間経過すると、燃焼
再生が完了したと判断して、エアブロア13が停止し、
排気弁18aが閉じ、二次空気の供給も終了し、フィル
タ8aは浄化待機の状態になる。
【0006】その後、差圧センサー等の捕集量検知装置
でフィルタ8bが再生開始時期に達したと判断する。以
下、上記の記号aとbを入れ換えた動作が継続し、交互
に排ガス浄化及び燃焼再生を繰り返す。
【0007】従来では、電気ヒータによる加熱を例にあ
げたが加熱方式としては、軽油等を燃料としたバーナー
による加熱方法(IPCコードF01N3/02、33
1)があり、課題として、バーナーの安定性や炎を出す
ため、安全性確保がある。また、マイクロ波加熱(特開
平4−136409号公報)では、パティキュレートの
捕集量を検知できる利点があるが、フィルタ内の均一加
熱やマイクロ波の漏れ対策や高電圧使用による安全性確
保等の課題を有している。
【0008】また、フィルタ入り口部の温度を規定した
特公平3−36133号公報があるが、これはパティキ
ュレートを完全に燃焼するために必要な温度を規定して
いるだけで、この方法では、着火現象がみられ、急激な
温度上昇が発生し、フィルタが破損する可能性があると
いう欠点がある。
【0009】また、フィルタを加熱せずに、高圧エアで
パティキュレートを払い落とし、フィルタ外部で加熱燃
焼する逆洗方式と呼ばれるフィルタ再生方法もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、電気ヒータによる加熱で火炎伝搬による燃焼
であるため、フィルタ内の温度勾配が非常に大きくな
り、フィルタのクラック発生の要因となっている。ま
た、火炎伝搬で燃焼継続を実現するため、パティキュレ
ートの捕集状態や捕集量によって、部分的にパティキュ
レートの燃え残りが発生して、捕集再生の繰り返しの
中、異常燃焼で高温になり、溶損の原因となっている。
クラック及び溶損ともにフィルタの機能を大きく損なう
ものであり、実用化に向けての大きな課題となってい
る。
【0011】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、フィルタにクラックが入ったり熔損することなどを
抑制することができる排ガス浄化方法及び排ガス浄化装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、火炎伝搬による燃焼再生ではなく、空気
を加熱媒体として、フィルタ全体を加熱し、フィルタ内
温度が100℃〜700℃の間での温度上昇率が100
℃/分以下で加熱するものである。空気を加熱媒体とし
て、フィルタ全体を加熱する為、いわゆる着火と呼ばれ
る急激な温度上昇の発生がなく、フィルタ内の温度勾配
を小さくし、異常高温も防止できる。このため、フィル
タのクラック及び溶損の発生を完全に防止できる。パテ
ィキュレートを捕集するフィルタとしては、ウォールス
ルータイプのハニカム構造で、材質としては、コージェ
ライトやムライト、及びチタン酸アルミニューム等の材
料が用いられる。形状は、円筒形のものがほとんどであ
るが、楕円筒形や方形でもかまわない。大きさは、直径
4〜13インチ、長さ5〜14インチで、セル数は、1
インチ平方あたり50〜400個である。フィルタに捕
集されるパティキュレートの捕集量は、フィルタの単位
体積(1リットル)あたりの重量(グラム)で表し、1
〜30g/L程度である。
【0013】空気を加熱する手段としては、空気加熱用
電気ヒータやバーナーなどの燃料燃焼による空気加熱が
ある。空気加熱用電気ヒータの場合、発熱体と空気が接
触する構造を有し、発熱体としては、ニクロム線、カン
タル線、セラミックヒータ等がある。加熱する空気量に
応じて、ヒータ容量は決定される。
【0014】フィルタを収納する容器は、耐熱性のある
金属を使用し、フィルタとの間には、蛭石等が含有さ
れ、熱によって膨張する材質のシール材があり、パティ
キュレートの漏れを防止する。また、この容器の放熱に
より、フィルタの内外周の温度差が発生するので、セラ
ミックウールなどの断熱材で包み込む断熱方法が好まし
い。
【0015】空気を送風する手段としては、エアブロア
やエアポンプやコンプレッサー等があるが、エアブロア
は大流量であるが小静圧であり、エアポンプやコンプレ
ッサーは大静圧であるが小流量である。
【0016】空気の流量としては、0.1〜2立米で多
ければ多い程良いが、送風手段の能力から1立米以下が
適当である。また、1立米程度の空気を加熱するには、
多大な電力が必要となるため、加熱空気の循環やエンジ
ン排ガス利用等の電力削減手段を設けることが好まし
い。
【0017】パティキュレートの成分の一つに可溶性有
機物(SOF)があり、フィルタに捕集された場合で
も、再生中に燃焼せず、蒸発して大気中に放出されるの
で、本発明に用いるフィルタの前または後ろに貴金属等
を担持したSOF酸化触媒を設けることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の技術的手段による実施の
形態は次のようになる。
【0019】本発明の請求項1に記載の発明は、火炎伝
搬による燃焼再生ではなく、空気を加熱媒体として、フ
ィルタ全体を加熱し、フィルタ内平均温度が100℃以
上となる領域に於いては100℃/分以下で加熱するも
のであり、温度上昇率を100℃/分以下に規定するこ
とにより単位時間当たりの発熱量を抑制することによ
り、いわゆる着火と呼ばれる急激な温度上昇の発生がな
く異常高温を防止できる。このため、フィルタのクラッ
ク及び溶損の発生を完全に防止できるという作用を有す
る。請求項2に記載の発明はフィルター内平均温度を7
00℃以下となるように前記フィルターを加熱したもの
であり、フィルター内平均温度を700℃以下に規定す
ることにより、フィルター内温度の異常高温を防止でき
る為、フィルタのクラック及び溶損の発生を完全に防止
できるという作用を有する。請求項3に記載の発明はフ
ィルターを加熱流体で加熱したものであり、フィルター
全体を加熱しフィルター内の温度勾配を小さくすること
ができフィルタのクラックを防止することができるとい
う作用を有する。請求項4に記載の発明は排ガスを通過
させて前記排ガス中のパティキュレート等を捕集するフ
ィルタと、前記フィルタを収納するフィルタ収納容器
と、前記フィルタ収納容器内に排ガスを供給する第1の
配管と、前記フィルタ収納容器から浄化された排ガスを
放出する第2の配管と、前記フィルタの温度を検知する
温度検知手段と、前記フィルタを加熱する加熱手段と、
前記フィルタを加熱する時、前記フィルタ内の平均温度
が100℃〜700℃の領域においては、前記フィルタ
内平均温度上昇率を100℃/分以下とするように前記
温度検知手段からの情報を基に前記加熱手段に供給する
エネルギーを制御する制御部を備えたことを特徴とする
排ガスフィルター浄化装置であり、フィルター内の温度
検知手段を有するものであり、この情報を基にフィルタ
ー内平均温度が100℃〜700℃の領域に於いて、フ
ィルター内平均温度上昇率を100℃/分以下と規定す
ることにより、フィルター内温度の異常高温を防止で
き、又、単位時間当たりの発熱量を抑制することによ
り、いわゆる着火と呼ばれる急激な温度上昇の発生がな
く異常高温を防止できる。この為、フィルタのクラック
及び溶損の発生を完全に防止できるという作用を有す
る。
【0020】請求項5に記載の発明は加熱手段を送風手
段と電気ヒータで構成し、加熱流体にてフィルタを加熱
することを特徴とする排ガスフィルター浄化装置であ
り、フィルター全体を加熱しフィルター内の温度勾配を
小さくすることができフィルタのクラックを防止するこ
とができるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態における
排ガス浄化装置を示す概略図である。
【0022】図1において、102はディーゼルエンジ
ン、103はディーゼルエンジン102に接続されたマ
ニホールド、104はマニホールド103に接続された
配管、105a,105bはそれぞれ配管104に接続
された分岐配管で、配管104と分岐配管105aと分
岐配管105bの接続部には分岐弁106が設けられて
いる。また、分岐配管105aには放出弁118aを介
して放出管119aが接続されている。同様に分岐配管
105bには放出弁118bを介して放出管119bが
接続されている。
【0023】107aは分岐配管105aに接続された
フィルタ収納容器で、フィルタ収納容器107a内部に
は、排ガス中のパティキュレート等を補集し排ガスを浄
化するフィルタ108aと、電気ヒータ117aと、フ
ィルタ108aと電気ヒータ117aの間に配置された
温度センサ114aがそれぞれ収納されている。この
時、フィルタ収納容器107a内には排ガスの流入方向
に対して、フィルタ108aと電気ヒータ117aが順
に配置されている。
【0024】121aはフィルタ収納容器107a内の
フィルタ108aの両端の圧力差を測定する差圧センサ
である。
【0025】107bは分岐配管105bに接続された
フィルタ収納容器で、フィルタ収納容器107bはフィ
ルタ収納容器107aとほぼ同じ構成となっている。す
なわちフィルタ収納容器107b内部には、排ガス中の
パティキュレート等を補集するフィルタ108bと、電
気ヒータ117bと、フィルタ108bと電気ヒータ1
17bの間に配置された温度センサ114bがそれぞれ
収納されており、しかもフィルタ収納容器107b内に
は排ガスの流入方向に対して、フィルタ108bと電気
ヒータ117bが順に配置されている。
【0026】121bはフィルタ収納容器107b内の
フィルタ108bの両端の圧力差を測定する差圧センサ
である。
【0027】109aはフィルタ収納容器107aに接
続され、浄化した排ガスを放出する配管、109bはフ
ィルタ収納容器107bに接続され、浄化した排ガスを
放出する配管、113は空気流を発生させるエアブロ
ア、112はエアブロア113に接続された配管、11
0a及び110bはそれぞれ配管112に接続された分
岐配管で、分岐配管110a,110bはそれぞれ配管
109a,109bに接続されている。111は配管1
12と分岐配管110aと分岐配管110bの接合部に
設けられた分岐弁である。
【0028】116は電気ヒータ117a,117bや
エアブロア113等を制御する制御部である。
【0029】なお、それぞれの配管は耐食性のあるステ
ンレス等で構成することが好ましい。また、各弁(放出
弁や分岐弁など)の駆動方式はエア圧式や油圧式、また
電磁式等がありどれを用いてもかまわない。また、各弁
の排ガスなどと接触する部分は、耐食性のあるステンレ
ス等で構成することが好ましい。
【0030】フィルタ108a,108bはそれぞれコ
ージライトやムライト、及びチタン酸アルミニューム等
の熱膨張係数が小さく、耐熱衝撃性、及び耐熱溶融性に
優れた材料でしかも圧力損失の小さなハニカム構造が好
ましい。なお、このフィルタ108a,108bの少な
くとも一方に酸化触媒を設けても良い。
【0031】エアブロア113はフィルタ108a,1
08bの大きさなどによっても異なるが一定以上の吐出
流量と静圧が要求され、大流量及び大静圧のものが好ま
しい。また、エアブロア113の代わりにエアポンプを
用いても良い。
【0032】温度センサ114a,114bはシースタ
イプの熱電対や白金抵抗体等の比較的高温を検知できる
ものであればよいが、排ガスにさらされるので耐食性が
よいものを選ぶのが好ましい。また、放射伝熱による指
示温度の低下を防ぐ様に各センサの配置を考慮すること
が好ましい。
【0033】電気ヒータ117a,117bは例えばセ
ラミック製のサポート部内に発熱体であるニクロム線や
カンタル線を熱効率の良い巻き方で巻いたものを収納し
たものが好ましい。
【0034】差圧センサ121a,121bのフィルタ
収納容器107a,107bに配置される部分は半導体
圧力センサ等を用いることが好ましいが、排ガスが直接
触れないようにミストフィルタ等をセンサの周りに配置
することが好ましい。
【0035】
【実施例】
(実施例1)以上の様に構成された排ガス浄化装置につ
いて以下その動作を図1,図2,図3を用いて説明す
る。図2,図3は本発明の一実施例における排ガス浄化
装置を示すブロック図及び動作を示すフローチャートで
ある。なお、本実施例では、まずフィルタ収納容器10
7aで排ガスを浄化した後に、排ガスをフィルタ収納容
器107bに流入するようにして、更にフィルタ収納容
器107a内に設けられたフィルタ108aを再生する
場合について説明する。
【0036】まず図3に示すように、STEP(以下S
と略す)1において、制御部116は燃焼再生時期かど
うかを判定する。S1において、制御部116が燃焼再
生時期かどうかを判定するのに差圧センサ121aの出
力を参照する。即ち、差圧センサ121aの出力を基に
して差圧検出部201は差圧信号を作製し、その差圧信
号によって制御部116は燃焼再生時期かどうかを判定
する。本実施例の場合、フィルタ収納容器107aの排
ガス流入側の圧力と排ガス流出側の圧力差が大きくなれ
ばなるほど、フィルタ108aにパティキュレートなど
が多く捕集されていることになるので、制御部116は
フィルタ108aは燃焼再生時期であると判定する。
【0037】次に、S2で制御部116はマニホールド
103からの排ガスがフィルタ収納容器107aからフ
ィルタ収納容器107bの方に流れるように分岐弁10
6を作動させて、分岐配管105bと配管104を流通
させ、マニホールド103から送られてきた排ガスをフ
ィルタ収納容器107bに流れ込むようにする。更に制
御部116は、エアブロア113で発生した風が分岐配
管110aと配管109aを通ってフィルタ収納容器1
07aに導かれるように、分岐弁111を作動させる。
【0038】その後、S3で制御部116はヒータ駆動
部202に信号を出して電気ヒータ117aを発熱させ
る。またS3では、制御部116は送風駆動部203に
信号を出してエアブロア113を駆動させ、送風を開始
する。更に、S3では制御部116は放出弁118aに
信号を出し、分岐配管105aと配管119aを接続す
る。この様な処理によって、エアブロア113で発生し
た風は、分岐配管110aと配管109aを通ってフィ
ルタ収納容器107aに導かれ、しかもフィルタ収納容
器107aの中で電気ヒータ117aによって加熱さ
れ、熱風となる。この熱風はフィルタ108aに流れ込
んで、フィルタ108aを加熱し、フィルタ108aに
捕集されたパティキュレート等を燃焼させる。フィルタ
108aに流れ込んだ熱風は、フィルタ収納容器107
aを出て分岐配管105a,放出弁118aを経由して
配管119aに導かれ、外部に放出される。
【0039】S4では、温度センサ114aの出力を基
にして温度検出部204が温度信号を作製し、その温度
信号によって制御部116はフィルタ108aの平均温
度が100℃以上になったか否かを判定する。
【0040】この時、図4(a)に示すように温度セン
サ114aで検知した温度とフィルタ108a内の平均
温度には時間の経過とともに約100℃の温度差が生じ
てくる。即ち、温度センサ114aが約200℃を示し
たとき、フィルタ108a内の平均温度は約100℃と
なっている。更に温度センサ114aの検知温度とフィ
ルタ108a内平均温度は図4(b)に示すように相関
関係が認められ、例えば温度センサ114aでの検知温
度が800℃であれば、フィルタ108a内平均温度は
700℃なっていることが分かる。なお、本実施例では
図4(a)に示す様に温度センサ114aの検知温度と
フィルタ108a内平均温度は、約100℃の温度差が
あり、更に図4(b)に示す様に、直線的な相関関係が
あったが、これらは、フィルタ108aの種類や再生温
度さらには、排ガスなどの種類によって異なってくるの
で、適宜選択し関係等を求めなければならない。更に、
本実施例で述べているフィルタ108a内平均温度と
は、直径5.66インチ長さ6インチの円筒状のフィル
タにおいて図5に示すZ1〜Z9の測温ポイントでの温
度を平均したものをいう。例えばZ1は円筒の中心から
約22mmのポイントであり、Z4〜Z6は、フィルタ
108aの中心付近の温度を示している。
【0041】S4でフィルタ108a内平均温度が10
0℃以下であればS5に飛んで制御部116はヒータ駆
動部202に信号を出して電気ヒータ117aにかかる
電圧を高くする。S4で、フィルタ108a内平均温度
が100℃以上であれば、S6に飛ぶ。
【0042】S6では、フィルタ108a内平均温度の
上昇率(以下平均温度上昇率と略す)が100℃/分と
なるように所定時間後の目標温度を設定する。例えば、
フィルタ108a内平均温度が現在100℃の場合、
4.5分後の目標温度を550℃となるように設定する
(この時の平均温度上昇率は100℃/分)。
【0043】S7では、フィルタ108a内平均温度が
550℃以上かどうかを判断し、フィルタ108a内平
均温度が550℃以下の場合、S8へ進み電気ヒータ1
17aにかける電圧を増加させ、その後にS7戻り、新
たな目標温度を設定する。
【0044】550℃以上の場合はS9にジャンプし、
S9では、フィルタ108a内平均温度の上昇率(以下
平均温度上昇率と略す)が30℃/分となるように所定
時間後の目標温度を設定する。例えば、フィルタ108
a内平均温度が現在550℃の場合、5分後の目標温度
を700℃となるように設定する(この時の平均温度上
昇率は30℃/分)。S10では、フィルタ108a内
平均温度が700℃以上かどうかを判断し、フィルタ1
08a内平均温度が700℃以下の場合、電気ヒータ1
17a及びエアブロア113をOFF状態にする。S1
0で温度が700℃以下の時はS12へ移行する。S9
で目標温度を700℃と設定したのは図6に示すように
フィルタ108a内に捕集されたもの(主としてパティ
キュレート)は温度が600℃近傍、又は700℃以下
で完全に燃焼してしまう成分が殆どを占めるからであ
る。
【0045】S12では、目標温度より実際の温度が低
いかどうかを判定し、低かったらS13へ進み電気ヒー
タ117aにかける電圧を増加させ、その後にS9戻
り、新たな目標温度を設定する。S12で目標温度より
高かったらS14に進んで、電気ヒータ117aにかけ
る電圧を低減させてS9へ戻り、新たな目標温度を設定
する。
【0046】なお、フィルタ収納容器107bを再生す
る場合にも上記と同様に行う。この時、差圧検出部30
1,ヒータ駆動部302,温度検出部304はそれぞれ
差圧検知部201,ヒータ駆動部202,温度検出部2
04と同じ働きをする。
【0047】更に本実施例では、フィルタ収納容器10
7a内の温度調整を電気ヒータ117aの発熱量を変化
させることによって行ったが、エアブロア113の風量
を変化させることによって調整しても良い。更に、電気
ヒータ117aの発熱量及びエアブロア113の両方を
変化させることによって行ってもよい。しかしながら制
御が簡単で、低コストな方法としては、本実施例の様に
電気ヒータ117aを制御することが最も好ましい。
【0048】本実施例では、フィルタ収納容器107
a,107bの一方で排ガスの浄化を行い、前記一方の
フィルタ収納容器が排ガスで目詰まりした場合に、他方
のフィルタ収納容器で排ガスの浄化を行い、前記一方の
フィルタ収納容器内のフィルタの再生を行う装置につい
て説明したが、一つのフィルタ収納容器を持つ装置でも
同様の効果を得ることができる。1つのフィルタ収納容
器を持つ装置の場合には、フィルタが目詰まりを起こし
た場合には、一旦エンジンを停止させてからフィルタの
再生を行うようにすればよい。更にフィルタ収納容器を
3つ以上配置したものでも同様の効果を得ることができ
る。
【0049】尚、以上の説明ではフィルタ108a内平
均温度が700℃になるかどうかを検知したけれども、
700℃を超えない様な時間を予め設定しておき、その
時間まで、所定の上昇温度でフィルタを加熱するように
してもよい。
【0050】また、本実施例ではフィルタ108aの材
質等によって700℃以上にならないように制御した
が、700℃を多少超えてもよい。しかしながら、最も
好ましいのは、本実施例の様に700℃以下とした方が
よい。
【0051】本実施例では、熱風によってフィルタ10
8aを加熱したが、排ガスや酸化剤を添加した加熱流体
等でフィルタ108aを加熱しても同様の効果を得るこ
とができる。これら加熱流体の中でも、空気を加熱した
ものは非常に用いやすく、装置の構成が簡単になり、コ
スト等を低減することができる。
【0052】次に平均温度上昇率について説明する。実
験例1では、フィルタとして、材質がコージライト、形
状は円筒形、寸法は径5.66インチ長さ6インチ、セ
ル数は1インチ平方あたり100セルを使用し、そのフ
ィルタはパティキュレートの捕集量は10g/リットル
である。空気加熱手段としては電気ヒータを使用し、構
造は金属パイプ内に発熱体を有し、その中を空気が通過
するもので、発熱体はカンタル線を使用した。送風手段
としては、エアブロアを使用し、空気流量としては、1
分間あたり500リットルを選択した。その他の構成は
図1に示した構成とした。
【0053】図7に平均温度上昇率と再生後のパティキ
ュレートの漏れ量を示す汚染度の関係を示す。平均温度
上昇率は5秒毎に温度データを取り込み、1分間あたり
の温度上昇率に計算している。汚染度はJIS規格のD
10004(自動車用ディーゼルエンジン排気煙濃度測
定用反射式スモークメータ)で測定した。図7からも明
らかなように、平均温度上昇率が100℃/分以下の場
合は汚染度の増加もなく、フィルタの破損が発生してい
ない。また、平均温度上昇率が100℃/分以上の場合
は汚染度が増加し、フィルタの破損が発生している。な
お、平均温度上昇率は低ければ低いほど望ましいけれど
も、700℃に達するまでにかなり時間がかかってしま
うので、再生時間、及びパティキュレートの捕集量を考
慮し最適な温度上昇率を選択する必要がある。
【0054】以上の様に、本実施例では、フィルタ10
8aを燃焼再生する際に少なくとも100℃〜700℃
の間では平均温度上昇率を100℃/分以下することに
よって、フィルタ108aにダメージを与えることはな
い。
【0055】(実施例2)実施例2では実施例1と同様
にフィルタとしては、材質がコージライト、形状は円筒
形、寸法は径5.66インチ長さ6インチ、セル数は1
インチ平方あたり100セルを使用し、そのフィルタは
パティキュレートの捕集量を実施例1に対して2倍の2
0g/リットルとした。空気加熱手段としては電気ヒー
タを使用し、構造は金属パイプ内に発熱体を有し、その
中を空気が通過するもので、発熱体はカンタル線を使用
した。送風手段としては、エアブロアを使用し、空気流
量としては、1分間あたり500リットルを選択した。
その他の構成は図1に示した構成とした。動作を示すフ
ローチャートに於いて、S6では、フィルタ108a内
平均温度の上昇率(以下平均温度上昇率と略す)が75
℃/分となるように所定時間後の目標温度を設定する。
例えば、フィルタ108a内平均温度が現在100℃の
場合、6分後の目標温度を550℃となるように設定す
る(この時の平均温度上昇率は75℃/分)。
【0056】S7では、フィルタ108a内平均温度が
550℃以上かどうかを判断し、フィルタ108a内平
均温度が550℃以下の場合、S8へ進み電気ヒータ1
17aにかける電圧を増加させ、その後にS7戻り、新
たな目標温度を設定する。550℃以上の場合はS9に
ジャンプし、S9では、フィルタ108a内平均温度の
上昇率(以下平均温度上昇率と略す)が15℃/分とな
るように所定時間後の目標温度を設定する。例えば、フ
ィルタ108a内平均温度が現在550℃の場合、10
分後の目標温度を700℃となるように設定する(この
時の平均温度上昇率は15℃/分)。図8に実施例2に
於けるフィルタ温度履歴を示す。図7に平均温度上昇率
と再生後のパティキュレートの漏れ量を示す汚染度の関
係を示すが、捕集量が20g/リットルの場合、平均温
度上昇率が75℃/分以下の場合は汚染度の増加もな
く、フィルタの破損が発生していない。また、平均温度
上昇率が75℃/分以上の場合は汚染度が増加し、フィ
ルタの破損が発生している。このように、捕集量が多い
場合、平均温度上昇率は低ければ低いほど望ましいけれ
ども、700℃に達するまでにかなり時間がかかってし
まうので、再生時間、及びパティキュレートの捕集量を
考慮し最適な温度上昇率を選択する必要がある。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、火炎伝搬
による燃焼再生ではなく、空気を加熱媒体として、フィ
ルタ全体を加熱し、フィルタ内温度が100℃〜700
℃の間での温度上昇率が100℃/分以下で加熱する。
空気を加熱媒体として、フィルタ全体を加熱する為、い
わゆる着火と呼ばれる急激な温度上昇の発生がなく、フ
ィルタ内の温度勾配を小さくし、異常高温も防止でき
る。このため、フィルタのクラック及び溶損の発生を完
全に防止できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における排ガス浄化装置
を示す概略図
【図2】本発明の一実施例における排ガス浄化装置を示
すブロック図
【図3】本発明の一実施例における排ガス浄化装置の動
作を示すフローチャート
【図4】温度センサの検知温度とフィルタ内平均温度の
関係を示す図
【図5】フィルタ内平均温度を求める際の測定ポイント
を示す図
【図6】捕集したパティキュレートの熱分析による温度
と燃焼重量の関係を示す特性図
【図7】平均温度上昇率と汚染度の関係を示す特性図
【図8】実施例2を示す温度センサの検知温度とフィル
タ内平均温度の関係を示す図
【図9】従来例におけるディーゼル機関の排ガス浄化装
置の概略構成を示す模式図
【符号の説明】
2,102 ディーゼルエンジン 3,103 マニホールド 5a,5b,105a,105b 分岐配管 8a,8b,108a,108b フィルタ 9a,9b,109a,109b 配管 11,111 分技弁 13,113 エアブロア 16,116 制御部 18a,18b 排気弁 19a,19b 流路配管 20a,20b,117a,117b 電気ヒータ 118a 放出弁 114a,114b 温度センサ 121a,121b 差圧センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排ガスを通過させて排ガス中のパティキュ
    レート等を除去するフィルタを加熱して、前記フィルタ
    に付着したパティキュレート等を燃焼させる排ガス浄化
    方法であって、フィルタを加熱する場合、前記フィルタ
    内の平均温度が100℃以上となる領域においては、前
    記フィルタ内平均温度上昇率を100℃/分以下とした
    ことを特徴とする排ガスフィルター浄化方法。
  2. 【請求項2】フィルタ内の平均温度を700℃以下とな
    るように前記フィルタを加熱することを特徴とする請求
    項1記載の排ガスフィルター浄化方法。
  3. 【請求項3】フィルタを加熱流体で加熱することを特徴
    とする請求項1,2いずれか1記載の排ガスフィルター
    浄化方法。
  4. 【請求項4】排ガスを通過させて前記排ガス中のパティ
    キュレート等を捕集するフィルタと、前記フィルタを収
    納するフィルタ収納容器と、前記フィルタ収納容器内に
    排ガスを供給する第1の配管と、前記フィルタ収納容器
    から浄化された排ガスを放出する第2の配管と、前記フ
    ィルタの温度を検知する温度検知手段と、前記フィルタ
    を加熱する加熱手段と、前記フィルタを加熱する時、前
    記フィルタ内の平均温度が100℃〜700℃の領域に
    おいては、前記フィルタ内平均温度上昇率を100℃/
    分以下とするように前記温度検知手段からの情報を基に
    前記加熱手段に供給するエネルギーを制御する制御部を
    備えたことを特徴とする排ガスフィルター浄化装置。
  5. 【請求項5】加熱手段を送風手段と電気ヒータで構成
    し、加熱流体にてフィルタを加熱することを特徴とする
    請求項4記載の排ガスフィルター浄化装置。
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