JP4308464B2 - 分割されたヒータを備えた排気ガス浄化装置 - Google Patents

分割されたヒータを備えた排気ガス浄化装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,エンジンから排出される排気ガスに含まれるパティキュレート物質をフィルタで捕集し,捕集されたパティキュレート物質をフィルタに設けたヒータに通電して加熱焼却してフィルタを再生する排気ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,ディーゼルパティキュレートフィルタ即ち排気ガス浄化装置として,ディーゼルエンジンから排気される排気ガス中には,浮遊粒子のカーボン,すす,HC,SOX 等から成るパティキュレート物質を除去するため,セラミックス繊維を積層した構造のフィルタ,或いは多孔質セラミックスから成るハニカム構造のフィルタが使用されている。フィルタがパティキュレート物質を捕集する場合には,セラミックス繊維材のフィルタにパティキュレート物質の粒子が引っ掛かり,これらの粒子が逐次大きくなり,隣接する繊維材間の隙間を埋めながら堆積していく。また,パティキュレート物質を捕集したフィルタは,パティキュレート物質を加熱焼却して再生する必要があり,その時にフィルタに設けたヒータに通電してパティキュレート物質を加熱焼却してフィルタを再生しなければならない。フィルタの再生には,多量の電力が必要であり,その多量の電力を得るため,エンジンには,例えば,永久磁石式発電機が設けられている。
【0003】
また,実開昭61−149715号公報に開示されているディーゼルパティキュレート排気処理装置は,排気ガス流路内に配設された排気ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタ部材と,該フィルタ部材の排気ガス流入方向端部に近接して配設されたパティキュレートを着火燃焼させるヒータ部材とを有し,更にフィルタ部材中に排気ガスの流れる方向に貫通するように設けられた空洞と,該空洞へ流れる排気ガスの流量を捕集されたパティキュレートを着火燃焼させる時に増加させる流量制御機構とを有する。
【0004】
また,特開平8−312329号公報に開示された自己再生機能を持つディーゼルパティキュレートフィルタ装置は,パティキュレートの着火温度を低下させ,通電金網への電力の供給を低減できるものであり,排気系に設けた一対の排気ガス通路にフィルタをそれぞれ配置し,各フィルタに通電金網と酸化反応温度を低下させる酸化触媒用金網を配置したものである。該ディーゼルパティキュレートフィルタ装置は,排気ガス通路に設けたシャッタ弁を,所定値以上の排圧に応答して排気ガス流量を自動的に絞るように作動させ,酸化触媒用金網によってパティキュレートの着火温度が低下し,シャッタ弁を閉鎖すると、パティキュレートは容易に着火燃焼する。
【0005】
また,ディーゼルパティキュレートフィルタを構成するフィルタは,セラミックス不織布を用いたものが知られている(例えば,特許第3164966号参照)。ディーゼルパティキュレートフィルタは,排気ガス中に含まれるパティキュレート物質を捕集するフィルタをセラミックス不織布で作製し,捕集効率を向上させ,セラミックス不織布の繊維飛散性を低下させ,耐久性及び耐腐食性を向上させたものであり,セラミックスフィルタをセラミックス不織布で内側と外側との間で周方向に順次に襞状に折り曲げて筒状に形成し,セラミックス不織布の目付け重量を200〜350g/m2 の範囲に設定し,セラミックス不織布の繊維長を35mm以上に調整し,フィルタに捕集されたパティキュレート物質を加熱焼却するためセラミックス不織布から成るフェルトに排気ガス流入側に金網ヒータを配設し,フェルトの排気ガス流入側の全面を金網ヒータによって囲んだものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記のようなディーゼルパティキュレート排気処理装置は,フィルタに近接して配設されたヒータによって捕集されたカーボン,スモーク等のパティキュレートを着火燃焼し,フィルタを再生している。従って,排気ガス浄化装置は,フィルタの先端以外の領域の再生には火炎の伝播を利用しており,フィルタへのすす付着の不均一さにより未燃焼すすによる再生不良や異常燃焼によるフィルタの溶損,それらによる熱応力によるフィルタの破損が発生することが問題になっている。従来のディーゼルパティキュレートフィルタは,2つのフィルタを設けたものであり,一方のフィルタによって排気ガス中に含まれるパティキュレート物質を捕集し,他方のフィルタに捕集されたパティキュレート物質をヒータに通電してフィルタを再生している。そのため,該ディーゼルパティキュレートフィルタでは,排気ガス中のパティキュレート物質を捕集するフィルタの有効活用できる割合は,1個のフィルタが再生処理されるシステムとなり,50%と低くなる。また,フィルタを再生処理するために消費電力が大きく,車両等が有する電力では不足するのが現状である。
【0007】
また,従来のディーゼルパティキュレートフィルタに使用されているフィルタは,セラミックス繊維材で筒状で襞状に折り曲げられて表面積が大きくなる形状に形成されているが,パティキュレート物質を加熱燃焼させる時にフィルタとその雰囲気温度は上昇し,その上昇温度によって襞状の円筒体が熱変形するので,その形状を維持するため,襞状のフィルタの折り曲げ部を耐熱性セラミックス等で補強しなければならず,また,フィルタが円筒状であるためハウジング内への配設が複雑になり,フィルタの部品点数が多くなり,製造コストがアップするという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,フィルタに捕集されたパティキュレート物質を加熱焼却する再生所要時間がフィルタによる排気ガス中のパティキュレート物質の捕集所要時間より短いことに着眼し,フィルタに設けたヒータを長手方向に二分割し,フィルタを半分ずつ再生処理し,消費電流値を低減すると共に,先に再生したフィルタ部分の再生熱の予熱を,後に行うフィルタ部分の再生熱として利用して消費電力を低減し,また,ハウジングに少なくとも3個の区画室にフィルタをそれぞれ配設し,少なくとも2個のフィルタによって排気ガスに含まれるパティキュレート物質を捕集し,フィルタの捕集有効活用率をアップすると共に,1個のフィルタのヒータの通電によってフィルタに捕集されたパティキュレート物質を加熱焼却し,ヒータへ供給する消費電力を低減してフィルタの加熱焼却を短時間に確実に達成してフィルタを順次に再生し,全体として構造が簡単化し,制御が容易である排気ガス浄化装置を提供することである。
【0009】
この発明は,エンジンからの排気ガスを排出する排気管に接続されたハウジング,前記ハウジング内に配置された前記排気ガスに含まれるパティキュレート物質を捕集するフィルタ,及び前記フィルタに捕集された前記パティキュレート物質を加熱焼却して前記フィルタを再生するためのヒータを有する排気ガス浄化装置において,
前記ハウジングは,前記排気管に連通した前記排気ガスが送り込まれるガス室を形成する入口管,前記ガス室に接続して隔壁によって少なくとも3個以上に分割され且つ前記フィルタが内外周に排気ガス通路を形成してそれぞれ配置された区画室,及び前記区画室に接続され前記区画室から送り出される前記排気ガスを集合する集合管を有し,前記区画室の排気ガス入口には前記排気ガス入口を開閉するための開閉弁がそれぞれ配置され,
前記フィルタは,耐熱性に優れた一対のセラミックス不織布,前記セラミックス不織布を前記排気ガスの流れの上下流方向から挟み込んで保持する一対の金網,及び前記セラミックス不織布間に配置された前記ヒータから構成された5層構造に形成され,
前記ヒータは,前記フィルタの長手方向の排気ガス入口側の入口側ヒータと排気ガス出口側の出口側ヒータとに二分割されて構成され,前記フィルタを再生する時に,前記入口側ヒータと前記出口側ヒータとのいずれか一方を通電し,次いで他方を通電制御するコントローラを有し,
前記コントローラは,前記排気管からの前記排気ガスを前記区画室へ送り込むため前記開閉弁を開放制御し,前記フィルタに捕集された前記パティキュレート物質を加熱焼却して前記フィルタを再生するため前記開閉弁を閉鎖制御すると共に,前記入口側ヒータへ通電して前記フィルタの入口側部分を再生した後に,前記出口側ヒータへ通電して前記フィルタの出口側部分を再生する制御を行うことを特徴とする排気ガス浄化装置に関する。
【0010】
この排気ガス浄化装置において,前記ヒータを構成する前記入口側ヒータと前記出口側ヒータは,前記フィルタの周方向に延びる縦線と長手方向に延びる横線から成る金網ヒータから形成されている。
【0011】
前記金網ヒータの前記縦線は,前記フィルタの両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する部分で粗に構成されている。或いは,前記入口側ヒータと前記出口側ヒータとを構成する前記金網ヒータの前記縦線は,前記入口側ヒータと前記出口側ヒータとの両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する領域で粗にそれぞれ配設されている。
【0012】
前記入口側ヒータを構成する前記金網ヒータの前記縦線は前記入口側ヒータの両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する領域で粗に配設され,また,前記出口側ヒータを構成する前記金網ヒータの前記縦線は前記フィルタの端部に位置する部分で密に且つそれ以外の部分で粗に構成されている。
【0013】
また,この排気ガス浄化装置において,前記コントローラは,少なくとも2個の前記区画室の前記開閉弁を開放して前記排気ガスに含まれる前記パティキュレート物質を前記フィルタに捕集する捕集処理と,少なくとも1個の前記区画室の前記開閉弁を閉鎖して前記ヒータに通電して前記フィルタに捕集された前記パティキュレート物質を加熱焼却する再生処理とを順次経時的に制御するものである。
【0014】
この排気ガス浄化装置は,上記のように,フィルタに設けたヒータを長手方向に二分割し,フィルタを半分ずつ再生するように構成したので,ヒータに通電する電力は小さくて済み,先に行ったフィルタの再生熱の予熱を後に行うフィルタの再生熱に有効に利用でき,トータルとして消費電力を低減でき,例えば,車両等の電力の不足するものに適用して好ましいものである。また,この排気ガス浄化装置は,ハウジング内を隔壁によって分割された3個以上の区画室にフィルタがそれぞれ配置して前記区画室に開閉弁をそれぞれ配置したので,その内の1個のフィルタを再生し,2個以上で排気ガスからパティキュレート物質を捕集するように,パティキュレート物質による目詰まり状態の異なる少なくとも3個のフィルタの交互の再生処理を行うことができ,それによって排気ガス中からのパティキュレート物質を捕集するフィルタの捕集有効活用率をアップさせると共に,1個のフィルタの再生処理をすることになり,ヒータに通電するのに必要な電力消費を2個で交互に再生する場合に比較して低減することができる。また,この排気ガス浄化装置は,パティキュレート物質の捕集作動を3個のうち2個で行うので,1個で行う場合に比較して排気ガスの捕集経過時間における圧力損失の変化を低く,例えば,2/3以下に抑えることができ,NOX の発生を低減するためにEGR処理を行う場合でも排気ガス圧の変動が大幅に低減できるため,スムースなEGRを行うことができ,従って,パティキュレート物質を効率的に捕集すると共に,EGRによるNOX の発生を低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下,図面を参照して,この発明による排気ガス浄化装置の実施例を説明する。この排気ガス浄化装置は,エンジンから排出される排気ガスに含まれるカーボン,すす,HC,SOX 等から成るパティキュレート物質をハウジング1内に配設したフィルタ2で捕集し,フィルタ2に捕集されたパティキュレート物質をフィルタ2に設けたヒータ6に通電して加熱焼却し,フィルタ2を再生するものであり,車両に搭載するのに最適である。
【0016】
この排気ガス浄化装置は,ハウジング1がエンジンからの排気ガスが流入する入口側排気管11と浄化された排気ガスが排出する出口側排気管12とに接続され,入口側排気管11は,エンジンで発生した排気ガスが排出される排気管(図示せず)に接続されて組み込まれている。この排気ガス浄化装置は,車両のボディやフレームに対してブラケット等で簡単に取り付けることができ,例えば,消音機能を有するので既存の車両に設けたマフラーの代わりにマフラーの設置場所に容易に取り付けることもできる。また,この排気ガス浄化装置は,ハウジング1の外面を遮熱部材等で容易に遮熱構造に構成でき,車両等への熱による障害が発生しないように構成できることは勿論である。
【0017】
ハウジング1は,図7に示すように,隔壁4によって少なくとも3個以上(図2,3,7では3個)の区画室3に分割され,区画室3にはフィルタ2がその外側に排気ガス通路33を形成するようにそれぞれ配置されている。フィルタ2は,一端がフィルタ保持パイプ71によってハウジング1にそれぞれ保持されると共に,他端が支持部材47によってねじ49等でハウジング1にそれぞれ支持されている。また,フィルタ2の外側の排気ガス通路33には,フィルタ2の外周面に隔置して筒状反射板50が支持部材47で支持されて配置されている。ハウジング1の上流側には,入口側排気管11に連通し且つ入口側排気管11からの排気ガスを区画室3へ送り込むガス室17を形成する入口管7が接続され,また,ハウジング1の区画室3には出口側排気管12に連通し且つ区画室3から送り出される排気ガスを集合する集合管8が接続されている。また,区画室3の排気ガス入口13を開閉するための開閉弁5がそれぞれ配置されている。
【0018】
また,コントローラ10は,入口側排気管11からの排気ガスを区画室3へ送り込むため,開閉弁5を開放制御すると共に,フィルタ2に捕集されたパティキュレート物質を加熱焼却してフィルタ2を再生するため,開閉弁5を閉鎖制御すると共にフィルタ2に設けたヒータ6を通電制御する。ヒータ6への通電は,コントローラ10の制御によってバッテリ51等の電源からフィルタ2の設けた通電用電極55を通じて行われる。
【0019】
この排気ガス浄化装置は,特に,図12に示すように,ヒータ6をフィルタ2の長手方向に二分割したことを特徴としている。ヒータ6は,フィルタ2の長手方向の排気ガス入口56側と排気ガス出口57側とに二分割された入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とから構成されている。コントローラ10は,フィルタ2を再生する時に,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とのいずれか一方を通電し,次いで他方を通電制御するようにプログラムされている。コントローラ10は,例えば,入口側ヒータ58へ通電してフィルタ2の入口側部分66を再生した後に,出口側ヒータ59へ通電してフィルタ2の出口側部分67を再生する制御を行うように設定されている。
【0020】
フィルタ2は,耐熱性に優れた上流側セラミックス不織布27と下流側セラミックス不織布28,セラミックス不織布27,28を排気ガスの流れの上下流方向から挟み込んで保持する一対の上流側金網29と下流側金網30,及び上流側セラミックス不織布27と下流側セラミックス不織布28の間に配置,言い換えれば,セラミックス不織布27,28内に埋め込まれた金網ヒータ等の入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とから成るヒータ6から構成される5層構造に形成されている。セラミックス不織布27,28は,形状保持用の金網29,30で間に挟持することによって,耐久性を向上させ,5層構造に構成することによって,すす,カーボン等のパティキュレート物質の単位面積当たりの捕集効率をアップすることができる。また,金網ヒータ等のヒータ6をセラミックス不織布27,28の間に介在,言い換えれば,埋め込むことによって電力を有効に活用することができる。
【0021】
セラミックス不織布27,28は,少なくとも炭化ケイ素不織布から成り,排気ガスの流れの上流側部分即ち上流側セラミックス不織布27の繊維密度が粗に,また下流側部分即ち下流側セラミックス不織布28の繊維密度が密に形成されている。セラミックス不織布27,28は,炭化ケイ素(SiC),窒化ケイ素(Si3 4 ),アルミナ(Al2 3 )等の耐熱性セラミックスである。
【0022】
フィルタ2は,ハウジング1に排気ガスの流れに交差する方向に指向してハウジング1の一側から対向する他側へ長手方向に延びるように配設されている。また,フィルタ2は,図9に示すように,排気ガスに接する表面積即ち捕集面積を大きくするため,全体として周方向に蛇腹状即ちコルゲート状に折り曲げられて内側に排気ガス通路34を形成するように全体的に筒体31にコンパクトに形成されている。図9では,フィルタ2の端部が開放状態に示されているが,具体的には,区画室3の入口側は端板プレート75によって閉鎖され,また,区画室3の出口側はフィルタ保持パイプ71と連通する出口77を備えた環状リング76によってフィルタ端面が閉鎖されている。それによって,排気ガスは,筒体31の外周側から内周側に流れ,排気ガスに含まれるパティキュレート物質は,フィルタ2に捕集される。排気ガスがフィルタ2の外周側の排気ガス通路33から内周側の排気ガス通路34へ流れるように構成されているので,フィルタ2の排気ガス熱による径方向への膨らみは防止される。また,フィルタ2を形成する筒体31は,その内外周に複数の形状固定用のリング32が長手方向の複数箇所に配設されている。
【0023】
この排気ガス浄化装置は,図12に示すように,フィルタ2は,コルゲート状の筒体31の形状が保持されるように骨組用補強部材35によって補強されている。フィルタ2の両端部65は,突起部39を備えた円盤部材40と突起部41を備えたリング部材42とが配置され,フィルタ2の長手方向の中間部には複数の突起部41を備えたリング部材42が配置され,更に,円盤部材40と突起部41を備えたリング部材42との間の長手方向に樋状フィルタ44が配置されている。また,ヒータ6を構成する入口側ヒータ58と出口側ヒータ59は,フィルタ2の周方向に延びる縦線60と長手方向に延びる横線61から成る金網ヒータから形成されていることが好ましい。ヒータ6は,特に,縦線60に通電するものであり,フィルタ2の周方向に電流は流れる状態になる。
【0024】
また,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59を金網ヒータで作製し,金網ヒータの縦線60の密度が長手方向に異なる状態に構成することができる。例えば,図13に示すように,入口側ヒータ58を構成する金網ヒータの縦線60は,入口側ヒータ58の両端部62に位置する部分で密に且つ中央部63に位置する領域で粗に構成することができる。また,出口側ヒータ59を構成する金網ヒータの縦線60は,フィルタ2の端部65に対応する出口側ヒータ59の端部62に位置する部分で密に,且つフィルタ2の中央部63に対応する出口側ヒータ59の端部と中央部に位置する部分64で粗に構成されている。即ち,入口側ヒータ58に近い出口側ヒータ59の端部は入口側ヒータ58の予熱を利用できるようになるので,その部分64は粗に構成されている。一般に,フィルタ2の端部65が放熱し易く,フィルタ2の中央部に比較して温度が低下し易いが,金網ヒータを上記のように構成することによって,フィルタ2の全長にわたって均一に昇温でき,スムースなフィルタ再生を達成できる。或いは,図示していないが,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とが離れている場合には,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とを構成する金網ヒータの縦線60は,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59との両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する領域で粗にそれぞれ配設され,それによって,フィルタ2の全長にわたって均一に昇温でき,スムースなフィルタ再生を達成できる。
【0025】
コントローラ10は,少なくとも2個の区画室3の開閉弁5を開放して排気ガスに含まれるパティキュレート物質をフィルタ2に捕集する捕集処理を制御すると共に,少なくとも1個の区画室3の開閉弁5を閉鎖してヒータ6に通電してフィルタ2に捕集されたパティキュレート物質を加熱焼却する再生処理を制御し,これらの制御は,図10に示すように,3個のフィルタ2に対して順次経時的に制御するように設定されている。この時,ヒータ6への通電は,まず,入口側ヒータ58に通電してフィルタ2の入口側部分66を再生する。次いで,出口側ヒータ59に通電してフィルタ2の出口側部分67を再生し,この時,入口側部分66の再生で発生した予熱を出口側部分67の再生に活かすようにする。
【0026】
この排気ガス浄化装置では,上記のように,フィルタ2の再生は,入口側部分66と出口側部分67とに分割されるので,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59へ供給する電圧は,フィルタ2の全長にわたって再生する場合に比較して低くても十分であり,また,予熱を活かすことができるので,トータルの消費電力を低減することができる。ヒータ6を構成する入口側ヒータ58と出口側ヒータ59への通電電力は,例えば,車両に搭載された永久磁石式発電機53によって供給される。コントローラ10は,フィルタ2へのパティキュレート物質の堆積量及びフィルタ2の温度に応答して,アクチュエータ24によって開閉弁5を開閉制御し,排気ガスの区画室3への送り込みを制御する。
【0027】
この排気ガス浄化装置では,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とに別々に通電する場合は,入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とに同時に通電する場合と比較すると,消費電力はほぼ同じであるが,電流値が半分になり,このため発電電力を最小にすることができ,従って発電機は小形のもので済むことになり,コストを低減できる。一般に,ヒータ6で短時間に大電流消費すると,永久磁石式発電機53(ACG)の能力をオーバした分はバッテリ51から供給されるが,使用電流を,例えば,1/2に小さくすると,バッテリ51からの放電が小になり,従って,発電機53の大型化,運転状態等の強化が少なくて済むことになる。言い換えれば,同じ量の電力を消費する場合には,電力を短時間で消費するよりも長い時間で消費する方が,発電機53を強化すること無く小形のもので済むことになる。しかも,この排気ガス浄化装置は,図10に示すように,フィルタ2のパティキュレート物質を加熱焼却する再生時間は,フィルタ2によるパティキュレート物質の捕集時間に比較して短時間で済むものであるから,ヒータ6を入口側ヒータ58と出口側ヒータ59とに分けて別々に通電しても,再生時間を十分に確保することができる。
【0028】
ハウジング1には,例えば,ハウジング1の中央部に区画室3を形成する隔壁4によって,バイパス通路9が形成されている。バイパス通路9は,予め決められた所定の圧力以上の排気ガス圧が負荷されることによってスプリング70等のばね力に抗して開放するように構成されている。バイパス通路9は,緊急避難的な機能を果たすものであり,安全弁14によって開放するので,例えば,コントローラ10,センサ,アクチュエータ等のシステムが故障した場合には,車両を修理場等へ緊急的に移動させることができる。ハウジング1には,バイパス通路9を必ずしも設けなくてもよいが,安全弁等の緊急時の場合の安全性を考慮しておく必要がある。また,ハウジング1の中央部に隔壁4によってバイパス通路9を形成した場合には,ハウジング1の全体のサイズを大きくすることなく,バイパス通路9を形成でき,無駄スペースの有効活用ができ,装置そのものをコンパクトに形成することができる。
【0029】
ハウジング1に形成された区画室3には,フィルタ2の再生時にパティキュレート物質の燃焼用空気を供給するため空気供給手段15が設けられている。空気供給手段15は,区画室3の入口13の周囲に形成されて区画室3へ燃焼用空気を放射状に吹き出す複数の空気吹出口68を備えた空気通路16,空気通路16に形成された空気入口69を通じて空気通路16に燃焼用空気を送り込む空気ポンプ18,及び空気入口69への燃焼用空気の送り込みを制御する空気分配弁19を有する。空気分配弁19は,3連ソレノイド弁等を使用することができ,1個の区画室3へ空気を供給するように構成されている。フィルタ2の再生時には,燃焼用空気は,空気ポンプ18の作動によって空気分配弁19が再生時の区画室3へ通じる空気入口69を開放し,空気入口69を通じて所定の区画室3の空気通路16に送り込まれ,空気通路16に設けた空気吹出口68から区画室3内の排気ガス通路33に送り込まれる。
【0030】
ハウジング1は,外形が実質的に円筒形状に形成され,区画室3にそれぞれ配置されたフィルタ2は筒状に形成されている。ガス室17から区画室3へ流入した排気ガスは,フィルタ2の外側から内側へ流れて集合管8を通じて出口側排気管12へ排気される。また,開閉弁5は,区画室3の排気ガス入口13を開閉する弁体20,及び弁体20をリンク機構21をよって開閉作動する駆動モータ22と減速機23を備えたアクチュエータ24から構成されている。開閉弁5の開閉作動では,排気ガス圧に打ち勝って行う必要があるので,アクチュエータ24には,駆動モータ22のトルクを減速機23を通じて大きくし,それによってリンク機構21を作動して弁体20の排気ガス入口13の開放を行うように構成されている。
【0031】
入口側の排気管11には,ハウジング1の区画室3へ送り込まれる排気ガスの温度を検出するための熱電対等の温度センサ25,及び圧力を検出するための圧力センサ26が設けられている。温度センサ25は排気ガスの温度を計測し,コントローラ10は,排気ガス温度の結果と,圧力センサ26の検出値と発電機又はエンジン等の回転センサ72で計測されるエンジン回転速度とからフィルタ2に捕集されたパティキュレート物質の詰まり割合即ち捕集量を演算し,フィルタ2の再生タイミングを指令することができる。その他,例えば,フィルタ2の温度を測定するため,温度センサ74をフィルタ2の最も高温となる領域であるフィルタ2の蛇腹の折り曲げ部の高温領域に沿って配置することもできる。フィルタ2全域における温度は,温度センサ74で検出した温度以下の温度に実質的に調整され,フィルタ2の再生時のヒータ6への通電量や空気ポンプ18の空気供給量を制御し,フィルタ2が局部過熱等によって破損することが防止される。コントローラ10は,温度センサ25,74,回転センサ73,圧力センサ26等からの検出信号に応答して開閉弁5の開閉を制御し,ヒータ6の通電を制御し,更に区画室3へ供給する燃焼用空気の供給するため空気供給手段15を制御する。また,コントローラ10は,温度センサ25,74,回転センサ73,圧力センサ26,バッテリ51,電源制御装置52,永久磁石式発電機53等の情報,又はフィルタ2の再生中であること,トラブル情報をインジケータ54に表示するように構成されている。発電機53は,車両に搭載されているものを使用できるが,別の発電機を追加搭載することもできる。
【0032】
この排気ガス浄化装置は,上記のように構成されており,排気ガスは,入口側排気管11から入口管7を通じて3個のうち2個の区画室3へ送り込まれ,区画室3内に配置されたフィルタ2に送り込まれ,フィルタ2を通過する際に,排気ガスに含まれているパティキュレート物質がフィルタ2に捕集される。3個のうち1個の区画室3は,開閉弁5によって閉鎖され,ヒータ6が通電され,フィルタ2に捕集されているパティキュレート物質が加熱焼却されて浄化された排気ガスは,集合管8から出口側排気管12へと排出される。従って,この排気ガス浄化装置は,図11に示すように,従来の2個のフィルタによる交互の作動による経過時間における圧力損失XmmHgに比較して,経過時間における圧力損失YmmHgへと2/3以下に低減することができる。
【0033】
コントローラ10は,フィルタ2の過熱を防止するため,温度センサ74からのフィルタ2の検出温度に応答してヒータ6への通電を制御すると共に,空気ポンプ18を駆動する駆動モータ22の作動を制御して排気ガス通路33内への排気ガス及び空気の供給量を調節する。コントローラ10は,フィルタ2の再生時に,例えば,温度センサ74が高温を指示した時には,モータ22の回転数を低減させてフィルタ2に小量の空気を送り込み,フィルタ2に捕集されたパティキュレート物質の燃焼スピードを減じ,フィルタ2の温度上昇を抑える制御をする。
【0034】
コントローラ10は,圧力センサ26によって検出された圧力値を検出し,或いは圧力センサによってフィルタ2の上下流の通路の圧力値による圧力差によって予め決められた所定の圧力値或いは圧力差より大きくなれば,フィルタ2に捕集されたパティキュレート物質が予め決められた捕集量に達したと認識し,その圧力値或いは圧力差に応答して再生の開始を始め,次いで,フィルタ2に堆積されたパティキュレート物質を加熱焼却するため,ヒータ6に通電する制御を行う。また,コントローラ10は,フィルタ2の再生に応答して空気ポンプ18の作動と,開閉弁5の開閉作動を行うアクチュエータ24の作動を制御する。更に,コントローラ10は,回転センサで検出されたエンジン回転数,負荷センサで検出されたエンジン負荷等のエンジンの作動状態に応答して空気ポンプ18の作動状態を制御する。
【0035】
【発明の効果】
この発明による排気ガス浄化装置は,上記のように構成されているので,フィルタの再生が入口側部分と出口側部分とに経時的に行われ,フィルタの全長に通電する場合に比較して通電電圧を低く抑えることができ,また,入口側部分と出口側部分とのように隣接部分を逐次に再生することにより,先に行った再生熱を後で再生する再生熱に活かすことができ,トータルで消費電力を低減できる。従って,車両等の電力の不足するものには,最適のフィルタ再生システムを提供できる。また,フィルタを配設するハウジングを極めてコンパクトな構造に構成でき,新車は勿論のこと,既存の車両に対しても,マフラーの取付け構造或いはマフラーの代わりに消音機能を持つものとして容易に取り付けることができる。この排気ガス浄化装置は,少なくとも3個の区画室にフィルタをそれぞれ配置し,少なくとも2個のフィルタによって排気ガス中のパティキュレート物質を捕集するので,フィルタの捕集有効活用率がアップされ,また,フィルタの再生は1個のフィルタであるので,使用する電力が低い電力で済み,フィルタの再生を行うことができ,電力の不足し易い車両等に搭載して極めて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による排気ガス浄化装置の実施例を示す概略説明図である。
【図2】 図1の排気ガス浄化装置の前端を示す側面図である。
【図3】 図1の排気ガス浄化装置の後端を示す側面図である。
【図4】 この発明による排気ガス浄化装置の実施例を示す概略断面図である。
【図5】 この排気ガス浄化装置におけるハウジングに取り付けられた入口管を示す斜視図である。
【図6】 この排気ガス浄化装置におけるハウジングに取り付けられた集合管を示す斜視図である。
【図7】 この排気ガス浄化装置におけるハウジングの区画室にフィルタをそれぞれ配設した配置状態を示す斜視図である。
【図8】 この排気ガス浄化装置における5層構造のフィルタをを示す説明図である。
【図9】 この排気ガス浄化装置におけるフィルタを示す斜視図である。
【図10】 この排気ガス浄化装置における3個のフィルタの再生サイクルを説明する線図である。
【図11】 フィルタについての経過時間に対する圧力損失を示す線図である。
【図12】 二分割のヒータを持つフィルタを示す概略説明図である。
【図13】 フィルタに組み込まれる二分割のヒータの別の実施例を示す説明図である。
【図14】 図12のA−A断面における骨組用補強部材を備えたフィルタを示す断面図である。
【図15】 図12のB−B断面における骨組用補強部材を備えたフィルタを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 フィルタ
3 区画室
4 隔壁
5 開閉弁
6 ヒータ
7 入口管
8 集合管
10 コントローラ
11 入口側排気管
12 出口側排気管
13 区画室の排気ガス入口
27 セラミックス不織布(上流側)
28 セラミックス不織布(下流側)
29 金網(上流側)
30 金網(下流側)
31 筒体
33 フィルタの外周側の排気ガス通路
34 フィルタの内周側の排気ガス通路
56 排気ガス入口
57 排気ガス出口
58 入口側ヒータ
59 出口側ヒータ
60 ヒータの縦線
61 ヒータの横線
62 出入口側ヒータの両端部
66 フィルタの入口側部分
67 フィルタの出口側部分

Claims (6)

  1. エンジンからの排気ガスを排出する排気管に接続されたハウジング,前記ハウジング内に配置された前記排気ガスに含まれるパティキュレート物質を捕集するフィルタ,及び前記フィルタに捕集された前記パティキュレート物質を加熱焼却して前記フィルタを再生するためのヒータを有する排気ガス浄化装置において,
    前記ハウジングは,前記排気管に連通した前記排気ガスが送り込まれるガス室を形成する入口管,前記ガス室に接続して隔壁によって少なくとも3個以上に分割され且つ前記フィルタが内外周に排気ガス通路を形成してそれぞれ配置された区画室,及び前記区画室に接続され前記区画室から送り出される前記排気ガスを集合する集合管を有し,前記区画室の排気ガス入口には前記排気ガス入口を開閉するための開閉弁がそれぞれ配置され,
    前記フィルタは,耐熱性に優れた一対のセラミックス不織布,前記セラミックス不織布を前記排気ガスの流れの上下流方向から挟み込んで保持する一対の金網,及び前記セラミックス不織布間に配置された前記ヒータから構成された5層構造に形成され,
    前記ヒータは,前記フィルタの長手方向の排気ガス入口側の入口側ヒータと排気ガス出口側の出口側ヒータとに二分割されて構成され,前記フィルタを再生する時に,前記入口側ヒータと前記出口側ヒータとのいずれか一方を通電し,次いで他方を通電制御するコントローラを有し,
    前記コントローラは,前記排気管からの前記排気ガスを前記区画室へ送り込むため前記開閉弁を開放制御し,前記フィルタに捕集された前記パティキュレート物質を加熱焼却して前記フィルタを再生するため前記開閉弁を閉鎖制御すると共に,前記入口側ヒータへ通電して前記フィルタの入口側部分を再生した後に,前記出口側ヒータへ通電して前記フィルタの出口側部分を再生する制御を行うことを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記ヒータを構成する前記入口側ヒータと前記出口側ヒータは,前記フィルタの周方向に延びる縦線と長手方向に延びる横線から成る金網ヒータから形成されていることを特徴とする請求項に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記金網ヒータの前記縦線は,前記フィルタの両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する部分で粗に構成されていることを特徴とする請求項に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記入口側ヒータと前記出口側ヒータとを構成する前記金網ヒータの前記縦線は,前記入口側ヒータと前記出口側ヒータとの両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する領域で粗にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項に記載の排気ガス浄化装置。
  5. 前記入口側ヒータを構成する前記金網ヒータの前記縦線は前記入口側ヒータの両端部に位置する部分で密に且つ中央部に位置する領域で粗に配設され,また,前記出口側ヒータを構成する前記金網ヒータの前記縦線は前記フィルタの端部に位置する部分で密に且つそれ以外の部分で粗に構成されていることを特徴とする請求項に記載の排気ガス浄化装置。
  6. 記コントローラは,少なくとも2個の前記区画室の前記開閉弁を開放して前記排気ガスに含まれる前記パティキュレート物質を前記フィルタに捕集する捕集処理と,少なくとも1個の前記区画室の前記開閉弁を閉鎖して前記ヒータに通電して前記フィルタに捕集された前記パティキュレート物質を加熱焼却する再生処理とを順次経時的に制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置。
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