JPH09287365A - スライディングドアのパッキン取付構造 - Google Patents

スライディングドアのパッキン取付構造

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JPH09287365A
JPH09287365A JP10058696A JP10058696A JPH09287365A JP H09287365 A JPH09287365 A JP H09287365A JP 10058696 A JP10058696 A JP 10058696A JP 10058696 A JP10058696 A JP 10058696A JP H09287365 A JPH09287365 A JP H09287365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
packing
frame
section
door frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10058696A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsumura
浩一 松村
Masahiro Kondo
正博 近藤
Noriyuki Kitachi
範行 北地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10058696A priority Critical patent/JPH09287365A/ja
Publication of JPH09287365A publication Critical patent/JPH09287365A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライディングドアの水密性を向上、確保す
る。 【解決手段】 ドア縦枠(31)には、パッキン(5)
を抜止め支持する溝部(32)が配設されており、前方
に湾曲した頂部弾性変形部(51)とその基部(52)
並びに底部の固定部(53)とを持つパッキン(5)
は、その固定部(53)のドア縦枠(31)の前記溝部
(32)への挿入取付によって固定され、前方に湾曲し
た頂部弾性変形部(51)は、ドア枠(3)内へのドア
の収納状態において、ドア枠前面部に配置する主ドア
(1)の縦框端部裏面に弾発力をもって密着当接され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライディング
ドアのパッキン取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られている引き戸構造のドア
では、通常は2枚のドアによって構成されている。この
ため、たとえば障害者等が車椅子で出入りできるように
するために、3枚のドアからなる特別の構造としたもの
も知られている。しかしながら、車椅子の出入りだけで
なく、通常の引き戸構造では荷物の出し入れにおいても
不都合な場合が多い。一方、3枚ドアからなる構造は、
開口が大きくとれるという利点があるものの、ドア枠と
してそれだけ大きなスペースが必要となり、住宅事情か
らこのことが難しいケースが少くない。しかも特別構造
の3枚ドア方式であっても、1枚分のドアは開かないた
め、荷物の出し入れで損壊させたり、何かと不便なこと
が多い。
【0003】このような事情から、通常は引き戸として
使用しながら、必要に応じて開口枠の全体を開口するこ
とができる新しい引き戸構造としてのスライディングド
アが創案されている。このスライディングドアは、ドア
枠とその一方の縦枠部から前方に延設された収納用ガイ
ドレール部とにおいて主副2枚のドアがドア枠から収納
用ガイドレール部に引出され、また、このガイドレール
部よりドア枠内に納められる構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スライディングドア
は、これまでにない特徴のある構造として、2枚ドアの
引き戸の性格とともに、必要に応じてドア枠の全てを開
口できるという利点を有しているが、一方で、この新し
いドア構造では、従来のドアの場合の水密性確保のため
の手段が使用できないという問題がある。
【0005】これは、ドアの動きが、たとえば図5のよ
うに、ドア枠前面に位置する主ドア(1)とその後ろの
副ドア(2)がドア枠(3)内に納っている当初の状態
から、図6のように副ドア(2)のスライドと、図7お
よび図8のように、主ドア(1)及び副ドア(2)がと
もに収納用ガイドレール部(4)に引出され、また逆に
ドア枠(3)内に納められるというように、これまでの
引き戸構造とは本質的に相違するため、水密性の確保に
は新しい手段が必要であることによる。
【0006】しかしながら、これまでのところ、スライ
ディングドアにおける水密性を確保するための手段は確
立されていないのが実情である。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
記のとおりの課題を解決するものとして、ドア枠とその
一方の縦枠部から前方に延設された収納用ガイドレール
部とにおいて主副のドアがドア枠から収納用ガイドレー
ル部に引出され、またこのガイドレール部よりドア枠内
に納められるスライディングドアにおけるパッキンの取
付構造であって、ドア縦枠には、パッキンを抜止め支持
する溝部が配設されており、前方に湾曲した頂部弾性変
形部とその基部並びに底部の固定部とを持つパッキン
は、その固定部のドア縦枠の前記溝部への挿入取付によ
って固定され、前方に湾曲した頂部弾性変形部は、ドア
枠内へのドアの収納状態において、ドア枠前面部に配置
する主ドアの縦框端部裏面に弾発力をもって密着当接さ
れることを特徴とするスライディングドアのパッキン取
付構造を提供する。
【0008】また、この発明は、ドア枠前面部に配置す
る主ドアとその後側に配置されてドア枠内をスライドす
る副ドアの各々の下端には舌片状パッキンが垂設されて
おり、主ドアのパッキンはドア下枠に立設させた突条部
に密着当接され、また副ドアのパッキンは、その下端が
ドア下枠の水平部に密着当接されることを特徴とするス
ライディングドアのパッキン取付構造をも提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の、以上のとおりのスラ
イディングドアのパッキン取付構造について、以下、実
施例を示し、さらに詳しく発明の実施の形態を説明す
る。
【0010】
【実施例】添付した図面の図1および図2は、この発明
のドア縦枠部におけるパッキンの取付構造の例を示した
要部横断面図である。図1は、ドア枠内に主副2枚のド
アが納っている状態を、図2は、ドア枠内から引出され
はじめた、もしくは、ドア枠内に納められる直前の状態
を示している。
【0011】この図1および図2に例示したように、ド
ア枠(3)とその一方の縦枠部(31)から前方に延設
された収納用ガイドレール部(4)とにおいて主副のド
ア(1)(2)がドア枠(3)から収納用ガイドレール
部(4)に引出され、またこのガイドレール部(4)よ
りドア枠(3)内に納められるスライディングドアにパ
ッキン(5)を取付けるに際し、ドア縦枠(31)に
は、パッキンを抜止め支持する溝部(32)が配設され
ており、前方に湾曲した頂部弾性変形部(51)とその
基部並びに底部の固定部(53)とを持つパッキン
(5)は、その固定部(53)のドア縦枠(31)の前
記溝部(32)への挿入取付によって固定され、前方に
湾曲した頂部弾性変形部(51)は、ドア枠(3)内へ
のドアの収納状態(図1の状態)において、ドア枠前面
部に配置する主ドア(1)の縦框端部裏面(11)に弾
発力をもって密着当接される。
【0012】パッキン(5)は、図1および図2の対比
から明らかなように、前方に丸められて湾曲した頂部弾
性変形部(51)のみが主ドア(1)の裏面に密着す
る。基部(52)は、この場合にも変形することはな
い。以上の構造によって、パッキン(5)が、ドア縦枠
(31)から外れることはなく、また、頂部弾性変形部
(51)を持つ構成によって、ドアとの衝突によるパッ
キン(5)の疲労を抑え、パッキン(5)の耐久性を向
上させている。このような特徴を持ちつつ、パッキン
(5)による水密性を確保している。
【0013】なお、パッキン(5)の固定部(53)と
基部(52)とは、図1および図2からも明らかなよう
に、基部(52)が前面テーパーを持つ特有の形状とし
ていることが特筆される。もちろん、細部については様
々な態様が可能であることは多言を要しない。一方、図
3および図4は、スライディングドアにおける下チリ部
の防水性を向上させるためのパッキンの取付構造を例示
したものである。
【0014】すなわち、この例では、ドア枠(3)前面
部に配置する主ドア(1)とその後側に配置されてドア
枠(3)内をスライドさせる副ドア(2)の各々の下端
には舌片条パッキン(61)(62)が垂設されてお
り、主ドア(1)のパッキン(61)はドア下枠(3
3)に立設させた突条部に密着当接され、また副ドア
(2)のパッキン(62)は、その下端が、ドア下枠
(33)の水平部(35)に当接する。
【0015】このパッキンの取付構造によって、下チリ
部の水密を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この発明に
よって、スライディングドアの水密性は向上、確保され
る。また、パッキンへの衝撃を緩和して、その耐久性が
向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示したドアがドア枠内にある
状態の要部横断面図である。
【図2】図1に対応してドアがドア枠内が引出されつつ
ある(逆に納められつつある)状態の要部横断面図であ
る。
【図3】下チリ部の水密のためのパッキンの配置例を示
した正面図である。
【図4】図3に対応する要部縦断面図である。
【図5】スライディングドアがドア枠内にある状態を示
した平面図である。
【図6】副ドアがドア枠内で移動している状態を示した
平面図である。
【図7】ドアがガイドレールに移行しはじめた状態を示
した平面図である。
【図8】ドアがガイドレールに納められた状態の平面図
である。
【符号の説明】
1 主ドア 2 副ドア 3 ドア枠 31 ドア縦枠 32 溝部 33 ドア下枠 34 突条 35 水平部 4 収納用ガイドレール部 5 パッキン 51 頂部弾性変形部 52 基部 53 固定部 61、62 パッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠とその一方の縦枠部から前方に延
    設された収納用ガイドレール部とにおいて主副のドアが
    ドア枠から収納用ガイドレール部に引出され、またこの
    ガイドレール部よりドア枠内に納められるスライディン
    グドアにおけるパッキンの取付構造であって、ドア縦枠
    には、パッキンを抜止め支持する溝部が配設されてお
    り、前方に湾曲した頂部弾性変形部とその基部並びに底
    部の固定部とを持つパッキンは、その固定部のドア縦枠
    の前記溝部への挿入取付によって固定され、前方に湾曲
    した頂部弾性変形部は、ドア枠内へのドアの収納状態に
    おいて、ドア枠前面部に配置する主ドアの縦框端部裏面
    に弾発力をもって密着当接されることを特徴とするスラ
    イディングドアのパッキン取付構造。
  2. 【請求項2】 ドア枠とその一方の縦枠部から前方に延
    設された収納用ガイドレール部において主副のドアがド
    ア枠から収納用ガイドレール部に引出され、またこのガ
    イドレール部よりドア枠内に納められるスライディング
    ドアにおけるパッキン取付構造であって、ドア枠前面部
    に配置する主ドアとその後側に配置されてドア枠内をス
    ライドする副ドアの各々の下端には舌片状パッキンが垂
    設されており、主ドアのパッキンはドア下枠に立設させ
    た突条部に密着当接され、また副ドアのパッキンは、そ
    の下端がドア下枠の水平部に密着当接続されることを特
    徴とするスライディングドアのパッキン取付構造。
JP10058696A 1996-04-23 1996-04-23 スライディングドアのパッキン取付構造 Pending JPH09287365A (ja)

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JP10058696A JPH09287365A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 スライディングドアのパッキン取付構造

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JP10058696A JPH09287365A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 スライディングドアのパッキン取付構造

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JPH09287365A true JPH09287365A (ja) 1997-11-04

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ID=14277996

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JP10058696A Pending JPH09287365A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 スライディングドアのパッキン取付構造

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JP (1) JPH09287365A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013011070A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Ykk Ap株式会社 建具及び気密部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013011070A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Ykk Ap株式会社 建具及び気密部材

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