JPH1176085A - 浴槽エプロン取付構造 - Google Patents
浴槽エプロン取付構造Info
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- JPH1176085A JPH1176085A JP9243252A JP24325297A JPH1176085A JP H1176085 A JPH1176085 A JP H1176085A JP 9243252 A JP9243252 A JP 9243252A JP 24325297 A JP24325297 A JP 24325297A JP H1176085 A JPH1176085 A JP H1176085A
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- apron
- apron panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エプロンパネルが簡単且つ確実に取り付けら
れる浴槽エプロン取付構造を提供する。 【解決手段】 浴槽１の上縁部分に形成されたフランジ
２の外縁垂下片部３の内側にエプロンパネル４の上端部
分を配置し、このエプロンパネル４の上端部分にその長
手方向で部分的に裏側へ開口した切欠開口部５を形成
し、浴槽１に取着固定された板バネ材６を同切欠開口部
５内に係合させると共に、この板バネ材６をエプロンパ
ネル４の裏面に弾接させて、同エプロンパネル４の上端
部分の表面を前記フランジ２の外縁垂下片部３の内側面
に押圧当接させてなる。
れる浴槽エプロン取付構造を提供する。 【解決手段】 浴槽１の上縁部分に形成されたフランジ
２の外縁垂下片部３の内側にエプロンパネル４の上端部
分を配置し、このエプロンパネル４の上端部分にその長
手方向で部分的に裏側へ開口した切欠開口部５を形成
し、浴槽１に取着固定された板バネ材６を同切欠開口部
５内に係合させると共に、この板バネ材６をエプロンパ
ネル４の裏面に弾接させて、同エプロンパネル４の上端
部分の表面を前記フランジ２の外縁垂下片部３の内側面
に押圧当接させてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽の外側にこれ
を外観良く覆い隠すためエプロンパネルを取り付けてな
る浴槽エプロン取付構造に関するものである。
を外観良く覆い隠すためエプロンパネルを取り付けてな
る浴槽エプロン取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、図３に示す如く、浴槽１の外
側にこれを外観良く覆い隠すためエプロンパネル４を取
り付けてなる浴槽エプロン取付構造は知られている。該
浴槽エプロン取付構造においては、浴槽１の上縁部分に
形成されたフランジ２の外縁垂下片部３の内側にエプロ
ンパネル４の上端部分を配置し、該エプロンパネル４の
上端部分に取着固定された板バネ材６を浴槽１の外面に
弾接させて、該エプロンパネル４の上端部分の表面を前
記フランジ２の外縁垂下片部３の内側面に押圧当接させ
ている。
側にこれを外観良く覆い隠すためエプロンパネル４を取
り付けてなる浴槽エプロン取付構造は知られている。該
浴槽エプロン取付構造においては、浴槽１の上縁部分に
形成されたフランジ２の外縁垂下片部３の内側にエプロ
ンパネル４の上端部分を配置し、該エプロンパネル４の
上端部分に取着固定された板バネ材６を浴槽１の外面に
弾接させて、該エプロンパネル４の上端部分の表面を前
記フランジ２の外縁垂下片部３の内側面に押圧当接させ
ている。
【０００３】この場合、エプロンパネル４の外周縁には
裏側へ折曲した周壁部７が一体に形成されており、該周
壁部７の外面にビス、リベット等の固着具15にて板バネ
材６が取着固定されている。又、浴槽１の底部には脚体
14が垂設されており、該脚体14を介して同浴槽１は防水
床パン10の浴槽設置部11の上面に設置されている。該防
水床パン10の浴槽設置部11と洗い場部12との境界部分の
上面には、略Ｌ字型の固定金具16が固着具15にて取着固
定されており、該固定金具16によってエプロンパネル４
の下端部分が同防水床パン10上に係止固定されている。
裏側へ折曲した周壁部７が一体に形成されており、該周
壁部７の外面にビス、リベット等の固着具15にて板バネ
材６が取着固定されている。又、浴槽１の底部には脚体
14が垂設されており、該脚体14を介して同浴槽１は防水
床パン10の浴槽設置部11の上面に設置されている。該防
水床パン10の浴槽設置部11と洗い場部12との境界部分の
上面には、略Ｌ字型の固定金具16が固着具15にて取着固
定されており、該固定金具16によってエプロンパネル４
の下端部分が同防水床パン10上に係止固定されている。
【０００４】したがって、該浴槽エプロン取付構造にお
いては、防水床パン10に固定金具16を取着固定してお
き、予め板バネ材６が取着固定されたエプロンパネル４
の上端部分をフランジ２の外縁垂下片部３の内側に挿入
した後に、該エプロンパネル４の下端部分を同固定金具
16によって係止固定することで、同エプロンパネル４を
簡単に取り付けることができる。又、取付施工後には、
板バネ材６が浴槽１の外面に弾接して、エプロンパネル
４の上端部分の表面がフランジ２の外縁垂下片部３の内
側面に押圧当接される。
いては、防水床パン10に固定金具16を取着固定してお
き、予め板バネ材６が取着固定されたエプロンパネル４
の上端部分をフランジ２の外縁垂下片部３の内側に挿入
した後に、該エプロンパネル４の下端部分を同固定金具
16によって係止固定することで、同エプロンパネル４を
簡単に取り付けることができる。又、取付施工後には、
板バネ材６が浴槽１の外面に弾接して、エプロンパネル
４の上端部分の表面がフランジ２の外縁垂下片部３の内
側面に押圧当接される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、板バネ材６のバネ力によってエプ
ロンパネル４の上端部分の表面がフランジ２の外縁垂下
片部３の内側面に押圧当接されるだけなので、該エプロ
ンパネル４の上端部分はフランジ２の長手方向に沿って
水平に（図３向かって前後方向に）ずれ動き易く、しか
も、同板バネ材６はエプロンパネル４側に取着固定され
て浴槽１の外面に弾接されるものであるため、バネ力が
エプロンパネル４の裏面に直接的には作用せず、該エプ
ロンパネル４の上端部分の表面がフランジ２の外縁垂下
片部３の内側面に密接され難く、同エプロンパネル４の
上端部分が確実には保持されないものであった。
来の技術においては、板バネ材６のバネ力によってエプ
ロンパネル４の上端部分の表面がフランジ２の外縁垂下
片部３の内側面に押圧当接されるだけなので、該エプロ
ンパネル４の上端部分はフランジ２の長手方向に沿って
水平に（図３向かって前後方向に）ずれ動き易く、しか
も、同板バネ材６はエプロンパネル４側に取着固定され
て浴槽１の外面に弾接されるものであるため、バネ力が
エプロンパネル４の裏面に直接的には作用せず、該エプ
ロンパネル４の上端部分の表面がフランジ２の外縁垂下
片部３の内側面に密接され難く、同エプロンパネル４の
上端部分が確実には保持されないものであった。
【０００６】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、すなわち、その
課題は、エプロンパネルが簡単且つ確実に取り付けられ
る浴槽エプロン取付構造を提供することである。
悉く解決するために発明されたもので、すなわち、その
課題は、エプロンパネルが簡単且つ確実に取り付けられ
る浴槽エプロン取付構造を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
浴槽エプロン取付構造は、浴槽の上縁部分に形成された
フランジの外縁垂下片部の内側にエプロンパネルの上端
部分を配置し、該エプロンパネルの上端部分にその長手
方向で部分的に裏側へ開口した切欠開口部を形成し、浴
槽に取着固定された板バネ材を同切欠開口部内に係合さ
せると共に、該板バネ材をエプロンパネルの裏面に弾接
させて、該エプロンパネルの上端部分の表面を前記フラ
ンジの外縁垂下片部の内側面に押圧当接させてなる。
浴槽エプロン取付構造は、浴槽の上縁部分に形成された
フランジの外縁垂下片部の内側にエプロンパネルの上端
部分を配置し、該エプロンパネルの上端部分にその長手
方向で部分的に裏側へ開口した切欠開口部を形成し、浴
槽に取着固定された板バネ材を同切欠開口部内に係合さ
せると共に、該板バネ材をエプロンパネルの裏面に弾接
させて、該エプロンパネルの上端部分の表面を前記フラ
ンジの外縁垂下片部の内側面に押圧当接させてなる。
【０００８】したがって、この場合、浴槽のフランジの
内側にエプロンパネルの上端部分を入れ込んで、板バネ
材を切欠開口部内に係合させると共に該板バネ材をエプ
ロンパネルの裏面に弾接させることにより、該エプロン
パネルを簡単に取り付けることができる。又、取り付け
られた状態では、浴槽側に取着固定された板バネ材のバ
ネ力がエプロンパネルの裏面に直接的に作用して、該エ
プロンパネルの上端部分の表面はフランジの外縁垂下片
部の内側面に隙間なく密接されるように押圧当接され、
しかも、同板バネ材が切欠開口部内に係合されることに
よって、同エプロンパネルの上端部分はずれ動かないよ
うに保持され、エプロンパネルが確実に取り付けられ
る。
内側にエプロンパネルの上端部分を入れ込んで、板バネ
材を切欠開口部内に係合させると共に該板バネ材をエプ
ロンパネルの裏面に弾接させることにより、該エプロン
パネルを簡単に取り付けることができる。又、取り付け
られた状態では、浴槽側に取着固定された板バネ材のバ
ネ力がエプロンパネルの裏面に直接的に作用して、該エ
プロンパネルの上端部分の表面はフランジの外縁垂下片
部の内側面に隙間なく密接されるように押圧当接され、
しかも、同板バネ材が切欠開口部内に係合されることに
よって、同エプロンパネルの上端部分はずれ動かないよ
うに保持され、エプロンパネルが確実に取り付けられ
る。
【０００９】本発明の請求項２記載の浴槽エプロン取付
構造は、上記請求項１記載の浴槽エプロン取付構造にお
いて、エプロンパネルの外周縁に裏側へ折曲した周壁部
を一体に形成し、該周壁部に切欠開口部を形成したこと
を特徴とする。
構造は、上記請求項１記載の浴槽エプロン取付構造にお
いて、エプロンパネルの外周縁に裏側へ折曲した周壁部
を一体に形成し、該周壁部に切欠開口部を形成したこと
を特徴とする。
【００１０】したがって、この場合は特に、周壁部によ
ってエプロンパネルに厚肉状の重厚な外観が付与され、
しかも、該周壁部に形成された切欠開口部に係合される
板バネ材が実際は薄肉のエプロンパネルの裏面に弾接さ
れて、バネ力が支障なく効果的に作用する。
ってエプロンパネルに厚肉状の重厚な外観が付与され、
しかも、該周壁部に形成された切欠開口部に係合される
板バネ材が実際は薄肉のエプロンパネルの裏面に弾接さ
れて、バネ力が支障なく効果的に作用する。
【００１１】本発明の請求項３記載の浴槽エプロン取付
構造は、上記請求項１又は２記載の浴槽エプロン取付構
造において、フランジの水平片部の下面に板バネ材を取
着固定したことを特徴とする。
構造は、上記請求項１又は２記載の浴槽エプロン取付構
造において、フランジの水平片部の下面に板バネ材を取
着固定したことを特徴とする。
【００１２】したがって、この場合は特に、板バネ材を
フランジの内側スペースに納まるように取着固定するこ
とができ、該板バネ材が浴槽に予め取着固定されていて
も破損することなく邪魔になることもない。
フランジの内側スペースに納まるように取着固定するこ
とができ、該板バネ材が浴槽に予め取着固定されていて
も破損することなく邪魔になることもない。
【００１３】本発明の請求項４記載の浴槽エプロン取付
構造は、上記請求項１〜３のいずれか一つの請求項記載
の浴槽エプロン取付構造において、エプロンパネルの下
端部分に凹型結合具を設け、該凹型結合具を防水床パン
の上面に突設された浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸
条部に嵌着させたことを特徴とする。
構造は、上記請求項１〜３のいずれか一つの請求項記載
の浴槽エプロン取付構造において、エプロンパネルの下
端部分に凹型結合具を設け、該凹型結合具を防水床パン
の上面に突設された浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸
条部に嵌着させたことを特徴とする。
【００１４】したがって、この場合は特に、防水床パン
の上面に突設された浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸
条部を有効に利用し、該凸条部にエプロンパネルの下端
部分に設けた凹型結合具を嵌着させて、該エプロンパネ
ルの下端部分を簡単且つ確実に固定することができ、施
工性がより向上される。
の上面に突設された浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸
条部を有効に利用し、該凸条部にエプロンパネルの下端
部分に設けた凹型結合具を嵌着させて、該エプロンパネ
ルの下端部分を簡単且つ確実に固定することができ、施
工性がより向上される。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１、２は、本発明の請求項１〜
４全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の浴槽
エプロン取付構造は、浴槽１の上縁部分に形成されたフ
ランジ２の外縁垂下片部３の内側にエプロンパネル４の
上端部分を配置し、該エプロンパネル４の上端部分にそ
の長手方向で部分的に裏側へ開口した切欠開口部５を形
成し、浴槽１に取着固定された板バネ材６を同切欠開口
部５内に係合させると共に、該板バネ材６をエプロンパ
ネル４の裏面に弾接させて、該エプロンパネル４の上端
部分の表面を前記フランジ２の外縁垂下片部３の内側面
に押圧当接させてなるものである。
４全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の浴槽
エプロン取付構造は、浴槽１の上縁部分に形成されたフ
ランジ２の外縁垂下片部３の内側にエプロンパネル４の
上端部分を配置し、該エプロンパネル４の上端部分にそ
の長手方向で部分的に裏側へ開口した切欠開口部５を形
成し、浴槽１に取着固定された板バネ材６を同切欠開口
部５内に係合させると共に、該板バネ材６をエプロンパ
ネル４の裏面に弾接させて、該エプロンパネル４の上端
部分の表面を前記フランジ２の外縁垂下片部３の内側面
に押圧当接させてなるものである。
【００１６】該実施形態の浴槽エプロン取付構造におい
ては、エプロンパネル４の外周縁に裏側へ折曲した周壁
部７を一体に形成し、該周壁部７に切欠開口部５を形成
しており、又、フランジ２の水平片部８の下面に板バネ
材６を取着固定している。更に、エプロンパネル４の下
端部分に凹型結合具９を設け、該凹型結合具９を防水床
パン10の上面に突設された浴槽設置部11と洗い場部12と
を区切る凸条部13に嵌着させている。
ては、エプロンパネル４の外周縁に裏側へ折曲した周壁
部７を一体に形成し、該周壁部７に切欠開口部５を形成
しており、又、フランジ２の水平片部８の下面に板バネ
材６を取着固定している。更に、エプロンパネル４の下
端部分に凹型結合具９を設け、該凹型結合具９を防水床
パン10の上面に突設された浴槽設置部11と洗い場部12と
を区切る凸条部13に嵌着させている。
【００１７】防水床パン10は合成樹脂で一体に形成さ
れ、凸条部13で区切られた浴槽設置部11と洗い場部12と
でなる。この場合、浴槽設置部11は洗い場部12よりも低
く位置しており、両者の境界部分には略全長にわたって
上方へ角型に屈曲した凸条部13が一体に形成されてい
る。又、浴槽１はその上縁部分のフランジ２と一体に合
成樹脂或いはステンレス等の金属で形成されたもので、
その底部には脚体14が垂設されており、該脚体14を介し
て同浴槽１は前記防水床パン10の浴槽設置部11の上面に
設置されている。
れ、凸条部13で区切られた浴槽設置部11と洗い場部12と
でなる。この場合、浴槽設置部11は洗い場部12よりも低
く位置しており、両者の境界部分には略全長にわたって
上方へ角型に屈曲した凸条部13が一体に形成されてい
る。又、浴槽１はその上縁部分のフランジ２と一体に合
成樹脂或いはステンレス等の金属で形成されたもので、
その底部には脚体14が垂設されており、該脚体14を介し
て同浴槽１は前記防水床パン10の浴槽設置部11の上面に
設置されている。
【００１８】エプロンパネル４はその外周縁の周壁部７
と一体に、合成樹脂或いはステンレス等の金属で、偏平
矩形箱型に形成されたものであり、該周壁部７の上辺部
分両端付近に切欠開口部５が形成されている。該切欠開
口部５は周壁部７の高さ全体を矩形状に欠如させた形状
で、その開口巾寸法Ｔが板バネ材６の板巾寸法ｔと略等
しく形成されている。又、同周壁部７の下辺部分にはそ
の略全長にわたって、下方へ開口した略コ字型の凹型結
合具９が取着固定されている。該凹型結合具９は合成樹
脂或いはアルミニウム等の金属で形成され、その内巾寸
法が上記凸条部13の厚巾寸法と略等しく形成されてい
て、該凸条部13に着脱自在に嵌着されるものである。
と一体に、合成樹脂或いはステンレス等の金属で、偏平
矩形箱型に形成されたものであり、該周壁部７の上辺部
分両端付近に切欠開口部５が形成されている。該切欠開
口部５は周壁部７の高さ全体を矩形状に欠如させた形状
で、その開口巾寸法Ｔが板バネ材６の板巾寸法ｔと略等
しく形成されている。又、同周壁部７の下辺部分にはそ
の略全長にわたって、下方へ開口した略コ字型の凹型結
合具９が取着固定されている。該凹型結合具９は合成樹
脂或いはアルミニウム等の金属で形成され、その内巾寸
法が上記凸条部13の厚巾寸法と略等しく形成されてい
て、該凸条部13に着脱自在に嵌着されるものである。
【００１９】板バネ材６は帯板状でフランジ２の水平片
部８の下面にビス、リベット等の固着具15にて取着固定
され、その先端部分が略Ｊ字状に湾曲形成されている。
該板バネ材６はフランジ２の内側に納まっており、その
略Ｊ字状に湾曲した先端部分と同フランジ２の外縁垂下
片部３との間に、エプロンパネル４の上端部分がその切
欠開口部５においてスムーズに挿入される。その際に、
板バネ材６が切欠開口部５内に係合されると共に、該板
バネ材６がエプロンパネル４の裏面に弾接されて、該エ
プロンパネル４の上端部分の表面は外縁垂下片部３の内
側面に押圧当接される。その後、上記凹型結合具９が凸
条部13に着脱自在に嵌着され、エプロンパネル４はその
上下で保持されて着脱自在に取り付けられる。この場
合、エプロンパネル４によって浴槽１の外側は外観良く
覆い隠され、又、該エプロンパネル４を簡単に取り外し
て、同エプロンパネル４や浴槽１の外面或いは防水床パ
ン10の浴槽設置部11等の清掃を行うこともできる。
部８の下面にビス、リベット等の固着具15にて取着固定
され、その先端部分が略Ｊ字状に湾曲形成されている。
該板バネ材６はフランジ２の内側に納まっており、その
略Ｊ字状に湾曲した先端部分と同フランジ２の外縁垂下
片部３との間に、エプロンパネル４の上端部分がその切
欠開口部５においてスムーズに挿入される。その際に、
板バネ材６が切欠開口部５内に係合されると共に、該板
バネ材６がエプロンパネル４の裏面に弾接されて、該エ
プロンパネル４の上端部分の表面は外縁垂下片部３の内
側面に押圧当接される。その後、上記凹型結合具９が凸
条部13に着脱自在に嵌着され、エプロンパネル４はその
上下で保持されて着脱自在に取り付けられる。この場
合、エプロンパネル４によって浴槽１の外側は外観良く
覆い隠され、又、該エプロンパネル４を簡単に取り外し
て、同エプロンパネル４や浴槽１の外面或いは防水床パ
ン10の浴槽設置部11等の清掃を行うこともできる。
【００２０】したがって、該実施形態の浴槽エプロン取
付構造においては、浴槽１のフランジ２の内側にエプロ
ンパネル４の上端部分を入れ込んで、板バネ材６を切欠
開口部５内に係合させると共に該板バネ材６をエプロン
パネル４の裏面に弾接させることにより、該エプロンパ
ネル４を簡単に取り付けることができる。又、取り付け
られた状態では、浴槽１側に取着固定された板バネ材６
のバネ力がエプロンパネル４の裏面に直接的に作用し
て、該エプロンパネル４の上端部分の表面はフランジ２
の外縁垂下片部３の内側面に隙間なく密接されるように
押圧当接され、しかも、同板バネ材６が切欠開口部５内
に係合されることによって、同エプロンパネル４の上端
部分はずれ動かないように保持され、エプロンパネル４
が確実に取り付けられる。
付構造においては、浴槽１のフランジ２の内側にエプロ
ンパネル４の上端部分を入れ込んで、板バネ材６を切欠
開口部５内に係合させると共に該板バネ材６をエプロン
パネル４の裏面に弾接させることにより、該エプロンパ
ネル４を簡単に取り付けることができる。又、取り付け
られた状態では、浴槽１側に取着固定された板バネ材６
のバネ力がエプロンパネル４の裏面に直接的に作用し
て、該エプロンパネル４の上端部分の表面はフランジ２
の外縁垂下片部３の内側面に隙間なく密接されるように
押圧当接され、しかも、同板バネ材６が切欠開口部５内
に係合されることによって、同エプロンパネル４の上端
部分はずれ動かないように保持され、エプロンパネル４
が確実に取り付けられる。
【００２１】又、該実施形態の浴槽エプロン取付構造に
おいては、周壁部７によってエプロンパネル４に厚肉状
の重厚な外観が付与されており、しかも、該周壁部７に
形成された切欠開口部５に係合される板バネ材６が実際
は薄肉のエプロンパネル４の裏面に弾接されて、そのバ
ネ力が支障なく効果的に作用するものである。又、板バ
ネ材６はフランジ２の内側スペースに納まるように取着
固定されており、該板バネ材６が浴槽１に予め取着固定
されていても破損することなく邪魔になることもないも
のである。又、防水床パン10の上面に突設された浴槽設
置部11と洗い場部12とを区切る凸条部13が有効に利用さ
れ、該凸条部13にエプロンパネル４の下端部分に設けら
れた凹型結合具９が嵌着されて、該エプロンパネル４の
下端部分も簡単且つ確実に固定されるものであり、施工
性がより向上されている。
おいては、周壁部７によってエプロンパネル４に厚肉状
の重厚な外観が付与されており、しかも、該周壁部７に
形成された切欠開口部５に係合される板バネ材６が実際
は薄肉のエプロンパネル４の裏面に弾接されて、そのバ
ネ力が支障なく効果的に作用するものである。又、板バ
ネ材６はフランジ２の内側スペースに納まるように取着
固定されており、該板バネ材６が浴槽１に予め取着固定
されていても破損することなく邪魔になることもないも
のである。又、防水床パン10の上面に突設された浴槽設
置部11と洗い場部12とを区切る凸条部13が有効に利用さ
れ、該凸条部13にエプロンパネル４の下端部分に設けら
れた凹型結合具９が嵌着されて、該エプロンパネル４の
下端部分も簡単且つ確実に固定されるものであり、施工
性がより向上されている。
【００２２】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項１記載の浴
槽エプロン取付構造においては、浴槽のフランジの内側
にエプロンパネルの上端部分を入れ込んで、該エプロン
パネルを簡単に取り付けることができ、又、取り付けら
れた状態では、同エプロンパネルの上端部分の表面がフ
ランジの外縁垂下片部の内側面に隙間なく密接され、し
かも、板バネ材が切欠開口部内に係合されて、同エプロ
ンパネルはずれ動かないよう確実に取り付けられる。
槽エプロン取付構造においては、浴槽のフランジの内側
にエプロンパネルの上端部分を入れ込んで、該エプロン
パネルを簡単に取り付けることができ、又、取り付けら
れた状態では、同エプロンパネルの上端部分の表面がフ
ランジの外縁垂下片部の内側面に隙間なく密接され、し
かも、板バネ材が切欠開口部内に係合されて、同エプロ
ンパネルはずれ動かないよう確実に取り付けられる。
【００２３】又、本発明の請求項２記載の浴槽エプロン
取付構造においては、特に、周壁部によってエプロンパ
ネルに厚肉状の重厚な外観が付与され、しかも、該周壁
部に形成された切欠開口部に係合される板バネ材のバネ
力が支障なく効果的に作用する。
取付構造においては、特に、周壁部によってエプロンパ
ネルに厚肉状の重厚な外観が付与され、しかも、該周壁
部に形成された切欠開口部に係合される板バネ材のバネ
力が支障なく効果的に作用する。
【００２４】又、本発明の請求項３記載の浴槽エプロン
取付構造においては、特に、板バネ材をフランジの内側
スペースに納まるように取着固定することができ、該板
バネ材が浴槽に予め取着固定されていても破損したり邪
魔になることがない。
取付構造においては、特に、板バネ材をフランジの内側
スペースに納まるように取着固定することができ、該板
バネ材が浴槽に予め取着固定されていても破損したり邪
魔になることがない。
【００２５】又、本発明の請求項４記載の浴槽エプロン
取付構造においては、特に、防水床パンの上面に突設さ
れた浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸条部が有効に利
用され、該凸条部に凹型結合具を嵌着させて、エプロン
パネルの下端部分を簡単且つ確実に固定することがで
き、施工性がより向上される。
取付構造においては、特に、防水床パンの上面に突設さ
れた浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸条部が有効に利
用され、該凸条部に凹型結合具を嵌着させて、エプロン
パネルの下端部分を簡単且つ確実に固定することがで
き、施工性がより向上される。
【図１】本発明の一実施形態である浴槽エプロン取付構
造を示す断面図。
造を示す断面図。
【図２】同浴槽エプロン取付構造を示す要部分解斜視
図。
図。
【図３】従来例である浴槽エプロン取付構造を示す断面
図。
図。
１ 浴槽 ２ フランジ ３ 外縁垂下片部 ４ エプロンパネル ５ 切欠開口部 ６ 板バネ材 ７ 周壁部 ８ 水平片部 ９ 凹型結合具 10 防水床パン 11 浴槽設置部 12 洗い場部 13 凸条部
Claims (4)
- 【請求項１】 浴槽の上縁部分に形成されたフランジの
外縁垂下片部の内側にエプロンパネルの上端部分を配置
し、該エプロンパネルの上端部分にその長手方向で部分
的に裏側へ開口した切欠開口部を形成し、浴槽に取着固
定された板バネ材を同切欠開口部内に係合させると共
に、該板バネ材をエプロンパネルの裏面に弾接させて、
該エプロンパネルの上端部分の表面を前記フランジの外
縁垂下片部の内側面に押圧当接させてなる浴槽エプロン
取付構造。 - 【請求項２】 エプロンパネルの外周縁に裏側へ折曲し
た周壁部を一体に形成し、該周壁部に切欠開口部を形成
したことを特徴とする請求項１記載の浴槽エプロン取付
構造。 - 【請求項３】 フランジの水平片部の下面に板バネ材を
取着固定したことを特徴とする請求項１又は２記載の浴
槽エプロン取付構造。 - 【請求項４】 エプロンパネルの下端部分に凹型結合具
を設け、該凹型結合具を防水床パンの上面に突設された
浴槽設置部と洗い場部とを区切る凸条部に嵌着させたこ
とを特徴とする請求項１〜３のいずれか一つの請求項記
載の浴槽エプロン取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9243252A JPH1176085A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 浴槽エプロン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9243252A JPH1176085A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 浴槽エプロン取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1176085A true JPH1176085A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17101113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9243252A Pending JPH1176085A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 浴槽エプロン取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1176085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006230533A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽のエプロン取付構造 |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP9243252A patent/JPH1176085A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006230533A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽のエプロン取付構造 |
| JP4701745B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2011-06-15 | パナソニック電工株式会社 | 浴槽のエプロン取付構造 |
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