JPH09286710A - メーキャップ化粧料 - Google Patents

メーキャップ化粧料

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JPH09286710A
JPH09286710A JP12271596A JP12271596A JPH09286710A JP H09286710 A JPH09286710 A JP H09286710A JP 12271596 A JP12271596 A JP 12271596A JP 12271596 A JP12271596 A JP 12271596A JP H09286710 A JPH09286710 A JP H09286710A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧持ち効果に優れたメーキャップ化粧料を
提供する。 【解決手段】 (1)平均粒子径1.0〜15.0μm
のオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体と、
(2)揮発性シリコーン油と、(3)下記式のようなポ
リエーテル変性シリコーンとを配合する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧持ち効果に優れ
たメーキャップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、メーキャップ化粧料は肌色を整え、美しく見せると
いう効果とともに、その持続性すなわち化粧持ちが重要
な性能として評価の一項目となっている。従来の化粧持
ち向上技術としては、疎水化処理粉末の配合や、シリコ
ーン樹脂の配合が主であり、前者の場合、化粧後比較的
短時間は効果があるものの、夏期やスポーツ時等の汗や
皮脂分泌の多い場合には効果が少ないという欠点があっ
た。またシリコーン樹脂を配合した場合には、疎水化処
理粉末配合の場合よりは持続性があるものの、皮膜感が
あるという欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは係る事情に
鑑み、鋭意研究を重ねた結果、(1)平均粒子径1.0
〜15.0μmのオルガノポリシロキサンエラストマー
球状粉体と、(2)揮発性シリコーン油と、(3)特定
のポリエーテル変性シリコーンとを配合すれば化粧持ち
効果に優れたメーキャップ化粧料が得られることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち本発明は、(1)平均粒子径1.
0〜15.0μmのオルガノポリシロキサンエラストマ
ー球状粉体と、(2)揮発性シリコーン油と、(3)下
記一般式(1)で表されるポリエーテル変性シリコーン
とを配合したことを特徴とするメーキャップ化粧料であ
る。
【0005】
【化2】
【0006】[式中、Aはメチル基、フェニル基および
一般式:−C36O(C24O)a(C36O)bR’
(式中、R’は水素原子、アシル基および炭素数1〜4
のアルキル基からなる群から選択される基であり、aは
5〜50の整数であり、bは5〜50の整数である。)
で示されるポリオキシアルキレン基からなる群から選択
される基であり、Rはメチル基またはフェニル基であ
り、mは50〜1000の整数であり、nは1〜40の
整数である。ただし分子中に少なくとも1個はポリオキ
シアルキレン基を有する。]
【0007】以下本発明の構成について詳述する。本発
明でメーキャップ化粧料に配合されるオルガノポリシロ
キサンエラストマー球状粉体としては、特公平4−66
446号公報、特開平2−243612号公報および特
公平4−17162号公報に記載されたものが用いら
れ、それらは例えば、東レ・ダウコーニング・シリコー
ン株式会社より商品名トレフィルE−506Cまたはト
レフィルE−505Cで上市されているものが使いやす
い。また本成分は、その平均粒子径が1.0〜15.0
μmの範囲のものが本発明の効果を発揮し、さらに好適
には1.0〜10.0μmのものがより本発明に係る効
果を強く発揮する。1.0μm未満のものは本発明に係
る効果を発揮せず、また15.0μmを上回るものはざ
らつき感があり、メーキャップ化粧料原料として不適当
である。
【0008】本発明においてメーキャップ化粧料に配合
されるオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体の
量としては2.0重量%以上が必要で、それ以下では化
粧持ち向上効果が乏しい。配合上限は本発明の効果から
は特に制限はないが、著しく多量に配合した場合、塗布
中に“よれ”が発現するとともに、仕上がり感が不自然
になり好ましくない。あえて限定するならば20.0重
量%以下である。
【0009】本発明に用いられる揮発性シリコーン油と
してはジメチルシクロポリシロキサンが好ましい。具体
的には、へキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメ
チルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタ
シロキサンおよびドデカメチルシクロヘキサシロキサン
などが好適であり、それらの混合物であっても差し支え
ない。不揮発性シリコーン油のみを用いた場合は、本発
明に係る効果の化粧持ちを向上できないばかりか、使用
上ざらつきを感じるという欠点がある。
【0010】本発明に配合される揮発性シリコーン油の
配合量としては、著しく少量の場合にはオルガノポリシ
ロキサンエラストマー球状粉体をはじめとする粉末原料
との練りあるいは懸濁が不自由で製造性が悪い。また上
限は本発明の効果からは特に制限はないが、著しく多量
に配合した場合には他原料とのバランスから好ましくな
い。好適には5.0〜75.0重量%である。
【0011】本発明に用いられるポリエーテル変性シリ
コーンは、前記一般式(1)で示されるポリオキシアル
キレン基を有するオルガノポリシロキサングラフト重合
体である。R’のアシル基として具体的には、ホルミル
基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリ
ロイル基、ベンゾイル基、トルオイル基等が例示され、
炭素数1〜4のアルキル基として具体的には、メチル
基、エチル基、i−プロピル基、n−プロピル基、t−
ブチル基、n−ブチル基等が例示される。
【0012】なお、ポリオキシアルキレン基において、
aまたはbが5未満である場合には、ポリエーテル変性
シリコーンが十分な増粘効果を示さなくなり、またaま
たはbが50を超える場合には、得られたゲル状化粧料
がべとつき感を有するようになる。
【0013】ポリオキシアルキレン基の含有量は特に限
定されないが、ポリオキシアルキレン基の含有量が20
〜70重量%(ただし、20重量%は含まない。)であ
ることが望ましい。これは、ポリオキシアルキレン基の
含有量が20重量%以下の場合には、ポリエーテル変性
シリコーンの増粘効果が著しく低下するためであり、ま
た70重量%を超える場合には、シリコーン油との相溶
性が低下するためである。
【0014】また、mは50〜1000の整数であり、
nは1〜40の整数であり、好ましくは、mは200〜
600、nは5〜20である。これは、mが50未満で
あり、nが1未満である場合には、増粘効果が不十分で
あり、またmが1000を超え、かつnが40を超える
場合には、得られたゲル状化粧料がべとつき感を有する
ようになるからである。
【0015】本発明に用いられるポリエーテル変性シリ
コーンの分子量は特に限定されず、またその25℃にお
ける粘度は特に限定されないが、特に安定性のあるゲル
を形成し、さらさら感を有するゲル状化粧料とするため
には、本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーン
は、オクタメチルテトラシロキサンの50.0重量%溶
液とした時の粘度が1000〜100000cstの範
囲となるようなものであることが好ましい。また分子量
は、安定性、使用性の面から50000以上、好ましく
は50000〜80000の範囲が好ましい。
【0016】本発明に用いられるポリエーテル変性シリ
コーンの配合量としては2.0重量%以上が必要で、そ
れ未満では化粧持ち向上効果に乏しい。配合上限は本発
明の効果からは特に制限はないが、著しく多量に配合し
た場合、塗布中ののびが重くなり、べたつきが発現する
とともに仕上がり感が不自然になり好ましくない。あえ
て限定するならば20.0重量%以下である。
【0017】本発明においては上記必須成分のほかに、
メーキャップ化粧料を構成する成分として、通常メーキ
ャップ化粧料に基剤として配合される顔料、油分、界面
活性剤、水、保湿剤、低級アルコールや、メーキャップ
化粧料を修飾する成分として防腐剤、香料、キレート
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、ゲル化剤、増粘剤等が
配合できることは言うまでもない。
【0018】顔料のうちオルガノポリシロキサンエラス
トマー球状粉体以外の粉末の例として、無機顔料の例と
しては、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、亜鉛華、
二酸化チタン、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、
チタンコーティッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、ベン
ガラ、粘結顔料、グンジョウピンク、水酸化クロム、雲
母チタン、酸化クロム、酸化アルミニウムコバルト、紺
青、カーボンブラック、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウ
ム、ベントナイト、マイカ、酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウム等が例示される。
【0019】有機顔料としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン、メタクリル酸メチルポリマー、ポ
リスチレン、ポリスチレンポリアクリル酸共重合体、塩
化ビニルポリマー、テトラフルオロエチレンポリマー等
の粉末や、セルロースパウダー、キチンパウダー、キト
サンパウダー、魚鱗箔、レーキ化タール色素等が例示さ
れる。
【0020】またこれらの顔料は疎水化処理などの表面
処理を施したものも応用できる。例えば、高粘度シリコ
ーン油処理、アルキルハイドロジェンポリシロキサンを
反応させたシリコーン樹脂処理、あるいはそれらをアル
ケン処理したもの、カチオン活性剤処理、アニオン活性
剤処理、ノニオン活性剤処理、ワックス処理、デキスト
リン脂肪酸処理、フッ素処理等が例示される。
【0021】本発明に係るメーキャップ化粧料に配合で
きる揮発性シリコーン油以外の油分としては、アボガド
油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ、トウモ
ロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、
ゴマ油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ
油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生
油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日キリ
油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン
酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等の液
状油分、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム
油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨
脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒ
マシ油等の固形油分や、ミツロウ、カンデリラロウ、綿
ロウ、カルナウバロウ、ベベリーロウ、イボタロウ、鯨
ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポクロ
ウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元
ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリンセラックロ
ウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリ
ンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテ
ル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水
素添加ラノリンアルコールエーテル等、あるいは流動パ
ラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスン、パラ
フィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロク
リスタリンワックス等の炭化水素油等も配合できる。た
だし、油分全体に占める揮発性シリコーン油の割合は、
少なくとも33重量%以上である必要がある。
【0022】
【実施例】次に実施例を用いて本発明の効果をより詳細
に説明するが、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。 実施例1、比較例1〜4(クリーム状ファンデーショ
ン) 表1記載の処方で、下記の方法によりクリーム状ファン
デーションを製造し、その化粧持ちを評価した。
【0023】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ──── ──────────── 1 1 2 3 4 ─────────────────────────────────── (1) トレフィルE−506C 10.0 − − 10.0 10.0 (2) ポリエチレン粉末 − 10.0 10.0 − − (3) オクタメチルシクロ テトラシロキサン 50.0 − 50.0 − 50.0 (4) ジメチルポリシロキサン(10cs) − 50.0 − 50.0 − (5) ポリエーテル変性シリコーン[注1] 10.0 10.0 10.0 10.0 − (6) ジメチルポリシロキサン(5000cs) − − − − 10.0 (7) シリコーン処理調合粉末 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 (8) シリコーン処理超微粒子二酸化チタン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 (9) メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 (10) 精製水 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9 ───────────────────────────────────
【0024】[注1]
【0025】
【化3】 50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液(但し、
比較例3は50%軽質流動イソパラフィン溶液)
【0026】製造方法 (3)または(4)に、(1)、(7)および(8)を分散したのち、
(4)〜(6)を加え攪拌溶解する。次いで(10)に(9)を溶解
した水相を添加しながら攪拌処理する。脱気したのちク
リーム状ファンデーションとする。
【0027】化粧持ちの評価 実施例1および比較例1〜4の試料を22〜25歳の女
性パネル各10名の顔面に塗布したのち、2kmランニ
ングさせる。そののち、化粧のくずれを自己判定させた
結果を表2に示す。
【0028】
【表2】 ───────────────────────────── 実施例 比較例 ──── ──────────── 1 1 2 3 4 ───────────────────────────── 化粧くずれしたと 判定した者 (名) 1 8 9 7 4 ─────────────────────────────
【0029】表2から分かるように、実施例1の試料を
塗布した群では化粧くずれしたと判定した者が1名であ
るのに対して、比較例1〜4を塗布した群では、4〜9
名である。これは本発明の化粧料が従来のものに比べて
化粧持ちに優れていることを示している。なお、比較例
4の試料は使用時に非常にべたつき、好ましくなかっ
た。
【0030】 実施例2 パウダリーファンデーション (1) タルク 全体を100とする量 (2) セリサイト 15.0重量% (3) マイカ 20.0 (4) 酸化チタン 10.0 (5) 着色顔料 5.0 (6) トレフィルE−506C 2.0 (7) ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 (8) グリセリルトリオクタノエート 5.0 (9) ポリエーテル変性シリコーン[注2] 10.0 (10) エチルパラベン 適量 [注2]
【0031】
【化4】 デカメチルシクロペンタシロキサン50%溶液
【0032】(製法)(1)〜(6)を混合粉砕した後、(7)
〜(10)を混合した液部を加え、練合する。再度、粉砕処
理の後、ふるい処理を施してから、容器に成型する。
【0033】 実施例3 両用ファンデーション (1) シリコーン処理タルク 全体を100とする量 (2) シリコーン処理セリサイト 15.0 重量% (3) シリコーン処理マイカ 13.0 (4) シリコーン処理酸化チタン 16.0 (5) シリコーン処理着色顔料 6.0 (6) トレフィルE−506C 20.0 (7) デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0 (8) ポリエーテル変性シリコーン〔注2〕 4.0 (9) メチルフェニルポリシロキサン 4.0 (10) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (11) 防腐剤 適量 (12) 香料 適量 (製法)(1)〜(6)を混合粉砕した後、(7)〜(12)を混合
した液部を加え、練合する。再度、粉砕処理の後、ふる
い処理を施してから、容器に成型する。
【0034】 実施例4 リキッドファンデーション (1) シリコーン処理タルク 5.0 重量% (2) シリコーン処理セリサイト 3.0 (3) シリコーン処理マイカ 3.0 (4) シリコーン処理酸化チタン 6.0 (5) シリコーン処理着色顔料 3.0 (6) トレフィルE−506C 2.0 (7) デカメチルシクロペンタシロキサン 72.0 (8) ポリエーテル変性シリコーン〔注2〕 4.0 (9) ジグリセリンジイソステアレート 1.0 (10) ジメチルポリシロキサン(6cs) 1.0 (11) 防腐剤 適量 (製法)(1)〜(6)を混合粉砕し、粉末部とする。(7)〜
(11)の液部を混合溶解した中に粉末部を加え、分散処理
する。その後、容器に分注する。
【0035】 実施例5 化粧下地 (1) トレフィルE−506C 2.0 重量% (2) 球状ナイロン粉末 5.0 (3) 微粒子酸化チタン 4.0 (4) オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 (5) ジメチルポリシロシサン(6cs) 8.0 (6) ポリエーテル変性シリコーン〔注2〕 40.0 (7) セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.0 (8) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (9) グリセリン 3.0 (10) 固形パラフィン 5.0 (11) オクチルメトキシシンナメート 2.8 (12) メチルパラベン 0.2 (13) 精製水 全体を100とする量 (製法)(1)〜(3)を混合粉砕し、粉末部とする。(4)〜
(7),(11)を加熱混合し、油相部とする。(13)に(8),(9),
(12)を溶解し、水相部とする。70℃に加熱した油相部
に粉末部を分散処理し、70℃に加熱した水相部を加
え、乳化する。その後、あらかじめ80℃以上で融解し
た(10)を加え、再び乳化処理する。脱気後、容器に充填
し、冷却する。
【0036】 実施例6 クリームファンデーション (1) ステアリルアルコール 1.2 重量% (2) ベヘニルアルコール 1.2 (3) バチルアルコール 1.0 (4) トレフィルE−506C 2.0 (5) デカメチルシクロペンタシロキサン 9.0 (6) ポリエーテル変性シリコーン〔注2〕 4.0 (7) ジメチルポリシロキサン 3.0 (8) メチルフェニルポリシロキサン 2.0 (9) スクワラン 3.0 (10) 2−エチルヘキサン酸トリグリセリド 3.0 (11) グリセリルモノステアレート 1.8 (12) ステアリン酸 2.0 (13) POE(60)硬化ヒマシ油 0.5 (14) トリエタノールアミン 1.6 (15) エチルパラベン 0.2 (16) タルク 3.0 (17) セリサイト 4.0 (18) マイカ 3.0 (19) 酸化チタン 1.0 (20) 着色顔料 3.0 (21) 精製水 全体を100とする量 (製法)(1)〜(3),(5)〜(13),(15)を加熱溶解し、油相
部とする。(4),(16)〜(20)を混合粉砕し、粉末部とす
る。(21)に(14)を溶解し、70℃に加熱した水相部に7
0℃に加熱した油相部を加え、乳化する。その後、粉末
部を分散処理する。脱気後、攪拌冷却を施した後、容器
に充填する。
【0037】実施例2〜6のメーキャップ化粧料は、い
ずれも化粧持ち効果に優れたものであった。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメーキャ
ップ化粧料においては化粧持ち効果を著しく向上させる
ことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)平均粒子径1.0〜15.0μm
    のオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体と、
    (2)揮発性シリコーン油と、(3)下記一般式(1)
    で表されるポリエーテル変性シリコーンとを配合したこ
    とを特徴とするメーキャップ化粧料。 【化1】 [式中、Aはメチル基、フェニル基および一般式:−C
    36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’は
    水素原子、アシル基および炭素数1〜4のアルキル基か
    らなる群から選択される基であり、aは5〜50の整数
    であり、bは5〜50の整数である。)で示されるポリ
    オキシアルキレン基からなる群から選択される基であ
    り、Rはメチル基またはフェニル基であり、mは50〜
    1000の整数であり、nは1〜40の整数である。た
    だし分子中に少なくとも1個はポリオキシアルキレン基
    を有する。]
  2. 【請求項2】 平均粒子径1.0〜15.0μmのオル
    ガノポリシロキサンエラストマー球状粉体の配合量が
    2.0〜20.0重量%であり、揮発性シリコーン油の
    配合量が5.0〜75.0重量%であり、ポリエーテル
    変性シリコーンの配合量が2.0〜20.0重量%であ
    る請求項1記載のメーキャップ化粧料。
  3. 【請求項3】 揮発性シリコーン油がジメチルシクロポ
    リシロキサンである請求項1または2記載のメーキャッ
    プ化粧料。
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