JPH10109917A - 油中水型乳化皮膚外用剤 - Google Patents

油中水型乳化皮膚外用剤

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JPH10109917A
JPH10109917A JP28179396A JP28179396A JPH10109917A JP H10109917 A JPH10109917 A JP H10109917A JP 28179396 A JP28179396 A JP 28179396A JP 28179396 A JP28179396 A JP 28179396A JP H10109917 A JPH10109917 A JP H10109917A
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Takeshi Yanagida
威 柳田
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清涼感を具備しつつ、安定性に優れた油中水
型乳化皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 (1)平均粒子径1.0〜15.0μm
のオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体を3.
0〜20.0重量%と、(2)シリコーン油を30.0
〜85.0重量%と、(3)有機変性粘土鉱物を0.1
〜10.0重量%と、(4)親油性界面活性剤を0.1
〜10.0重量%と、(5)炭素数2〜3の低級アルコ
ールを1.0〜20.0重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は清涼感を具備しつつ
安定性に優れた油中水型乳化皮膚外用剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】皮膚
外用剤の分野においては使用時の清涼感を訴求するもの
が特に夏期に必要である。簡便に清涼感を具備せしめる
方法としては、エタノールなどの低級アルコールを配合
する方法があるが、低級アルコールの配合は系の不安定
化を起こしやすい。水中油型乳化の場合には連続相が水
のため比較的系の安定性確保は容易であるものの、油中
水型乳化の場合には低級アルコールの配合は系の不安定
化が著しい場合が多く、清涼感と安定性を両立させるこ
とは困難であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは係る事情に
鑑み、鋭意研究を重ねた結果、(1)平均粒子径1.0
〜15.0μmのオルガノポリシロキサンエラストマー
球状粉体と、(2)シリコーン油と、(3)有機変性粘
土鉱物と、(4)親油性界面活性剤と、(5)低級アル
コールとを所定の比率で配合すれば、清涼感があり、し
かも安定性に優れた油中水型乳化皮膚外用剤が得られる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち本発明は、(1)平均粒子径1.
0〜15.0μmのオルガノポリシロキサンエラストマ
ー球状粉体を3.0〜20.0重量%と、(2)シリコ
ーン油を30.0〜85.0重量%と、(3)有機変性
粘土鉱物を0.1〜10.0重量%と、(4)親油性界
面活性剤を0.1〜10.0重量%と、(5)炭素数2
〜3の低級アルコールを1.0〜20.0重量%とを配
合したことを特徴とする油中水型乳化皮膚外用剤であ
る。
【0005】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明の油中水型乳化皮膚外用剤に配合されるオルガノポ
リシロキサンエラストマー球状粉体としては、特公平4
−66446号公報、特開平2−243612号公報お
よび特公平4−17162号公報に記載されたものが用
いられ、それらは例えば、東レ・ダウコーニング・シリ
コーン株式会社より商品名トレフィルE−506Cまた
はトレフィルE−505Cで上市されているものが使い
やすい。また本成分は、その平均粒子径が1.0〜1
5.0μmの範囲のものが本発明の効果を発揮し、さら
に好適には1.0〜10.0μmのものがより本発明に
係る効果を強く発揮する。1.0μm未満のものは本発
明に係る効果を発揮せず、また15.0μmを上回るも
のはざらつき感があり、皮膚外用剤原料として不適当で
ある。
【0006】本発明において油中水型乳化皮膚外用剤に
配合されるオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉
体の量としては3.0重量%以上が必要で、それ未満で
は乳化安定性が不十分であり、好ましくない。本発明の
効果を十分に発揮するためには5.0重量%以上が好適
である。配合上限は本発明の効果からは特に制限はない
が、著しく多量に配合した場合、塗布中によれやきしみ
感が発現する場合が多く、好ましくない。あえて限定す
るならば20.0重量%以下である。
【0007】本発明に用いられるシリコーン油として
は、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチル
シクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロ
キサンおよびドデカメチルシクロヘキサシロキサンなど
のジメチルシクロポリシロキサンや、メチルフェニルポ
リシロキサン、ジメチルポリシロキサンなどが好適であ
り、それらの混合物であっても差し支えない。このう
ち、特に好ましいシリコーン油は、揮発性のジメチルシ
クロポリシロキサンである。
【0008】本発明に配合されるシリコーン油の配合量
としては、著しく少量の場合にはオルガノポリシロキサ
ンエラストマー球状粉体をはじめとする粉末原料との練
りあるいは懸濁が不自由で製造性が悪い。また上限は本
発明の効果からは特に制限はないが、著しく多量に配合
した場合には他原料とのバランスから好ましくない。好
適には30.0〜85.0重量%であり、特に好ましく
は、40.0〜70.0重量%である。
【0009】本発明に用いられる有機変性粘土鉱物とし
ては、ベントナイトのような天然または合成のスメクタ
イトの粘土鉱物に有機アミンカチオン性化合物をカチオ
ン交換反応により付加させたものが好適である。かかる
有機変性粘土鉱物として市販されているものとしては、
米国National Lead Co. からベントン38、ベントン2
7などの商品名で上市されているものが例示される。ま
た、その他の水膨潤性粘土鉱物、例えばバーミキュライ
トとカチオン性化合物を処理し、任意の変性率の有機変
性粘土鉱物としたのち本発明に応用したものであっても
よい。さらに、これらの水膨潤性粘土鉱物とカチオン性
化合物をそれぞれ別々に配合し、本発明に係る皮膚外用
剤の系内で有機変性粘土鉱物とせしめることも可能であ
る。
【0010】本発明に配合される有機変性粘土鉱物の配
合量は、0.1〜10.0重量%であり、好ましくは、
0.1〜6.0重量%である。有機変性粘土鉱物の配合
量が0.1重量%未満では本発明に係る効果を発揮しに
くく、10.0重量%を越えて配合すると使用性が悪く
なる。
【0011】本発明に用いられる親油性界面活性剤とし
ては、炭化水素系のものやシリコーン系のものが用いら
れる。具体的にはポリグリセリン脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ソルビット脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ジグ
リセリン脂肪酸エステル、エチレングリコール脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルや、ポリ
オキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンなどが例
示される。親油性としては、通常HLB(親水性親油性
バランス)で表され、HLB値7以下のものが好適であ
る。特に好ましい親油性界面活性剤は、モノ〜ポリグリ
セリン脂肪酸エステルやポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサンである。
【0012】本発明に配合される親油性界面活性剤の配
合量は、0.1〜10.0重量%、好ましくは1.0〜
5.0重量%である。親油性界面活性剤の配合量が0.
1重量%未満では本発明に係る効果を発揮しにくく、1
0.0重量%を越えて配合すると使用性が悪くなる。
【0013】本発明に用いられる炭素数2〜3の低級ア
ルコールとしては、エチルアルコール、イソプロピルア
ルコール、n−プロピルアルコールなどが例示され、本
発明における配合量としては1.0〜20.0、好まし
くは3.0〜20.0重量%である。1.0重量%未満
の配合では清涼感に乏しく、20.0重量%を越えて配
合すると、本発明の技術を応用しても油中水型乳化の安
定性確保が困難である。また本発明に用いられる水の配
合量は、通常、5.0〜60.0重量%、好ましくは
5.0〜30.0重量%である。
【0014】本発明においては、上記必須成分のほか
に、皮膚外用剤を構成する成分として、通常皮膚外用剤
に基剤として配合される顔料、その他の油分、その他の
界面活性剤、保湿剤や、防腐剤、香料、キレート剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、ゲル化剤、増粘剤などが配合
できることは言うまでもない。
【0015】顔料のうちオルガノポリシロキサンエラス
トマー球状粉体以外の粉末の例として、無機顔料の例と
しては、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、亜鉛華、
二酸化チタン、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、
チタンコーティッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、ベン
ガラ、粘結顔料、グンジョウピンク、水酸化クロム、雲
母チタン、酸化クロム、酸化アルミニウムコバルト、紺
青、カーボンブラック、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウ
ム、ベントナイト、マイカ、酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウム等が例示される。
【0016】有機顔料としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン、メタクリル酸メチルポリマー、ポ
リスチレン、ポリスチレンポリアクリル酸共重合体、塩
化ビニルポリマー、テトラフルオロエチレンポリマー等
の粉末や、セルロースパウダー、キチンパウダー、キト
サンパウダー、魚鱗箔、レーキ化タール色素等が例示さ
れる。
【0017】またこれらの顔料は疎水化処理などの表面
処理を施したものも応用できる。例えば、高粘度シリコ
ーン油処理、アルキルハイドロジェンポリシロキサンを
反応させたシリコーン樹脂処理、あるいはそれらをアル
ケン処理したもの、カチオン活性剤処理、アニオン活性
剤処理、ノニオン活性剤処理、ワックス処理、デキスト
リン脂肪酸処理、フッ素処理等が例示される。
【0018】本発明に係る油中水型乳化皮膚外用剤に配
合できるシリコーン油以外の油分としては、アボガド
油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ、トウモ
ロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、
ゴマ油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ
油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生
油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日キリ
油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン
酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等の液
状油分、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム
油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨
脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒ
マシ油等の固形油分や、ミツロウ、カンデリラロウ、綿
ロウ、カルナウバロウ、ベベリーロウ、イボタロウ、鯨
ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポクロ
ウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元
ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリンセラックロ
ウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリ
ンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテ
ル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水
素添加ラノリンアルコールエーテル等、あるいは流動パ
ラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスン、パラ
フィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロク
リスタリンワックス等の炭化水素油等も配合できる。た
だし、油分全体に占めるシリコーン油の割合は、少なく
とも50.0重量%以上、好ましくは55.0重量%以
上である必要があり、油分が全てシリコーン油で構成さ
れていることが最も好ましい。
【0019】次に実施例を用いて本発明の効果をより詳
細に説明するが、本発明はこれにより限定されるもので
はない。
【0020】実施例1、比較例1〜4 表1記載の処方で、下記の方法により油中水型乳化皮膚
外用剤を製造し、50℃で2週間放置した後の安定性
と、下記の評価方法による清涼感を評価した。
【0021】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 成 分 ──── ──────────────── 1 1 2 3 4 ─────────────────────────────────── (1)トレフィルE-506C 10.0 − 10.0 10.0 10.0 (東レダウコーニング社製) (2)ナイロン粉末 − 10.0 − − − (3)テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 36.0 36.0 39.0 39.0 39.0 (4)ジメチルポリシロキサン 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 (6cs) (5)ベントン38 3.0 3.0 − − 3.0 (National Lead社製) (6)シ゛ク゛リセリンシ゛イソステアレート 3.0 3.0 3.0 3.0 − (7)エチルアルコール(95%) 8.0 8.0 8.0 − 8.0 (8)精製水 9.8 9.8 9.8 17.8 9.8 (9)メチルパラベン 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 ─────────────────────────────────── 安定性 ○ × × ○ × 分離 分離 乳化せず 清涼感 ○ − − × − ───────────────────────────────────
【0022】[製造方法](3),(4),(5),(6)の成分を撹
拌混合した後、(1)または(2)の粉末を分散する。次いで
(5)を分散し、油相パーツとする。(7)に(9)を溶解し、
(8)と撹拌混合して水相パーツとし、油相に水相を添加
し、乳化処理する。脱気後容器に充填する。
【0023】[清涼感の評価方法]専門美容技術者20
名に試料を使用させ、15名以上の者が清涼感を感じた
場合に評価○、15名未満の者が清涼感を感じた場合に
評価×とした。
【0024】実施例1は本発明に従って、(1)のオルガ
ノポリシロキサンエラストマー球状粉体、(3),(4)のシ
リコーン油、(5)の有機変性粘土鉱物、(6)の親油性界面
活性剤を配合しているために、水相にエチルアルコール
を配合しても安定性が確保されており、また清涼感も感
じられる。比較例1は(1)のオルガノポリシロキサンエ
ラストマー球状粉体の代わりに同じ球状樹脂粉末である
(2)のナイロン粉末を配合した例であるが、安定性は確
保できず、従って清涼感の評価も行えない。比較例2は
オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体、シリコ
ーン油、親油性界面活性剤は配合されているものの、有
機変性粘土鉱物が無配合のため安定性が確保できない。
比較例3はエチルアルコールを含まない場合であるの
で、有機変性粘土鉱物が無配合でも乳化は可能である
が、エチルアルコールを含まないので清涼感に欠ける。
比較例4は(6)の親油性界面活性剤が無配合のため乳化
性がない。
【0025】 実施例2 ヘアートリートメントクリーム (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 重量% (2) オクタメチルシクロテトラシロキサン 15.0 (3) ジメチルポリシロキサン(20cs) 15.0 (4) トレフィルE−506C 5.0 (5) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 2.0 (6) ベントン38 1.2 (7) 精製水 全体を100とする量 (8) エチルアルコール 18.0 (9) イソプロピルアルコール 2.0 (10)グリセリン 2.0 (11)ポリビニルピロリドン 0.3 (製造方法)(1),(2),(3),(5)の成分を撹拌混合した
後、(4)の粉末を分散する。次いで(6)を分散し、油相パ
ーツとする。(7)に(8),(9),(10),(11)を溶解した水相パ
ーツを油相パーツ中に撹拌しながら添加し、脱気処理の
のち、ヘアートリートメントクリームとする。
【0026】 実施例3 サンスクリーンプレメーククリーム (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0 重量% (2) ジメチルポリシロキサン(6cs) 12.0 (3) オクチルメトキシシンナメート 6.0 (4) グリセリルトリオクタノエート 4.0 (5) トレフィルE−506C 9.5 (6) ソルビタンセスキイソステアレート 2.0 (7) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 2.0 (8) ベントン38 2.5 (9) ベントン27 0.5 (10)シリコーン処理微粒子酸化チタン 8.0 (11)精製水 全体を100とする量 (12)エチルアルコール 5.0 (13)メチルパラベン 0.2 (製造方法)(1),(2),(3),(4),(6),(7)の成分を撹拌混
合した後、(5)の粉末を分散する。次いで(8),(9),(10)
を分散し、油相パーツとする。(11)に(12),(13)を溶解
した水相を油相パーツに添加し、乳化処理する。脱気
後、サンスクリーンプレメーククリームとする。
【0027】 実施例4 ハンドクリーム (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 27.0 重量% (2) オクタメチルシクロテトラシロキサン 25.0 (3) ジメチルポリシロキサン(1000cs) 3.0 (4) ビタミンEアセテート 0.2 (5) ビタミンAパルミテート 0.2 (6) トレフィルE−506C 6.0 (7) ヘキサグリセリントリステアレート 1.0 (8) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 2.0 (9) ベントン38 2.5 (10)精製水 全体を100とする量 (11)エチルアルコール 3.0 (12)グリセリン 3.0 (13)メチルパラベン 0.2 (製造方法)(1),(2),(3),(4),(5),(7),(8)の成分を撹
拌混合した後、(6)の粉末を分散する。次いで(9)を分散
し、油相パーツとする。(10)に(11),(12),(13)を添加し
た水相を油相パーツに添加し、乳化処理する。脱気後容
器に充填し、ハンドクリームとする。
【0028】実施例2〜4の油中水型乳化皮膚外用剤
は、いずれも清涼感があり、安定性に優れたものであっ
た。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
清涼感、安定性を両立させた油中水型乳化皮膚外用剤が
得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)平均粒子径1.0〜15.0μm
    のオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体を3.
    0〜20.0重量%と、(2)シリコーン油を30.0
    〜85.0重量%と、(3)有機変性粘土鉱物を0.1
    〜10.0重量%と、(4)親油性界面活性剤を0.1
    〜10.0重量%と、(5)炭素数2〜3の低級アルコ
    ールを1.0〜20.0重量%とを配合したことを特徴
    とする油中水型乳化皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 有機変性粘土鉱物がベントナイトの有機
    変性処理物である請求項1記載の油中水型乳化皮膚外用
    剤。
JP28179396A 1996-10-03 1996-10-03 油中水型乳化皮膚外用剤 Pending JPH10109917A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH115712A (ja) * 1997-06-13 1999-01-12 Shiseido Co Ltd 油中水型乳化組成物及びこれを用いた乳化化粧料
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