JPH09286318A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JPH09286318A
JPH09286318A JP12648396A JP12648396A JPH09286318A JP H09286318 A JPH09286318 A JP H09286318A JP 12648396 A JP12648396 A JP 12648396A JP 12648396 A JP12648396 A JP 12648396A JP H09286318 A JPH09286318 A JP H09286318A
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JP
Japan
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protrusion
spring pin
master cylinder
cylinder body
hole
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Application number
JP12648396A
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English (en)
Inventor
Ichiro Ishiwatari
一郎 石渡
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ本体の突起部とレザーバ本体の凸部
とを結合する結合部材に外力が加わっても、シリンダ本
体とレザーバ本体との間の位置関係にずれが生じないよ
うにすることができるマスタシリンダを提供すること。 【解決手段】 シリンダ本体25の突起部63に形成さ
れる穴67と、レザーバ本体24の凸部62a、62b
に形成される貫通孔66a、66bとに対して、結合部
材としてのスプリングピン64を取り付けたときに、凸
部62a、62bの外側から突出したスプリングピン6
4の端部64a、64bを囲む形状に、フランジ部65
a、65bを凸部62a、62bから外方へ突出するよ
うに形成する。これによりスプリングピン64の端部6
4aまたは64bに外力が直接加わることを防止できる
ので、シリンダ本体25とレザーバ本体24との間の位
置関係にずれが生じるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタシリンダに
関し、さらに詳しくは、シリンダ本体から径外方向に突
出した突起部と、この突起部にオーバラップし上記シリ
ンダ本体に延びる凸部を備えたレザーバと、上記突起部
及び上記凸部より外方に突出して上記突起部と上記凸部
とを結合する結合部材とを備えたマスタシリンダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば実公
平5−15182号に開示されているが、これを図5に
示す。従来のマスタシリンダ1では、結合部材としての
スプリングピン8が、シリンダ本体2から径外方向に突
出した突起部4に形成された穴6と、レザーバ本体3か
らシリンダ本体2側に突出した一対の凸部5a、5bに
形成された貫通孔7とを貫通し、スプリングピン8の両
端部が両凸部5a、5bから突出した状態で取り付けら
れ、シリンダ本体2とレザーバ本体3とを結合させてい
る。なお図において、シリンダ本体2の内孔2aにはピ
ストンが摺動自在に嵌合しているのであるが、その図示
は省略されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマスタシリンダ
1は以上のようにして、そのシリンダ本体2とレザーバ
本体3とを結合させているのであるが、このとき、これ
らシリンダ本体2とレザーバ本体3とを結合するスプリ
ングピン8の両端部8a、8bが、上記凸部5a、5b
から外方に突出している。このため、マスタシリンダ1
の搬送時または車両への取り付け時に、スプリングピン
8の端部8a、8bに過って外力が加わると、上記シリ
ンダ本体2とレザーバ本体3との間の位置関係にずれが
生じる虞がある、という問題がある。すなわち、外力を
受けてスプリングピン8が軸方向に移動し所定の取付位
置からずれることにより、シリンダ本体2とレザーバ本
体3との結合力が低下して、許容値以下の衝撃力により
シリンダ本体2とレザーバ本体3との間の位置関係にず
れが生じてしまう可能性が多分にある。また、作業者が
スプリングピン8の端部8a、8bによりけがをする危
険もある。
【0004】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、上記
スプリングピンに過って外力が加わったとしても、シリ
ンダ本体とレザーバ本体との間の位置関係にずれが生じ
ないようにすることができると共に、シリンダ本体とレ
ザーバ本体との組付け性を維持、向上したマスタシリン
ダを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、シリンダ
本体から径外方向に突出した突起部と、この突起部にオ
ーバラップし前記シリンダ本体に延びる凸部を備えたレ
ザーバと、前記突起部及び前記凸部より外方に突出して
前記突起部と前記凸部とを結合する結合部材とを備えた
マスタシリンダにおいて、前記突起部及び前記凸部から
突出した前記結合部材を囲む形状に、前記突起部及び/
又は前記凸部から外方面に突出するフランジ部を形成し
たことを特徴とするマスタシリンダ、によって解決され
る。
【0006】シリンダ本体とレザーバとを組み付けたと
き、シリンダ本体側の突起部およびレザーバ側の凸部よ
り外方に突出した結合部材を囲む形状に、突起部および
/または凸部から外方面に突出するフランジ部を設ける
ことにより、シリンダ本体とレザーバとを組みつけたマ
スタシリンダの搬送時または車両への取り付け時に、結
合部材の端部に直接、外力が加わるのが防止される。す
なわち、外力はフランジ部に働く。よって、結合部材が
外力を受けて軸方向にずれることが防止されるので、こ
れによるシリンダ本体とレザーバとの間の位置関係にず
れが生じることはない。
【0007】
【発明の実施の形態】シリンダ本体から径外方向に突出
した突起部と、この突起部にオーバラップし上記シリン
ダ本体に延びる凸部を備えたレザーバとを結合部材によ
り結合させたとき、突起部および凸部より外方に突出し
た結合部材を囲む形状に、突起部および凸部、あるいは
突起部または凸部のいずれか、から外方面に突出するフ
ランジ部を形成する。
【0008】突起部および凸部から外方面に突出するフ
ランジ部を形成する形態としては、例えば、突起部およ
び凸部がそれぞれひとつの部材で形成される場合であ
る。この場合、突起部と凸部とを互いにオーバラップさ
せ結合部材により結合させたとき、結合部材は突起部お
よび凸部の両方から外方面に突出することになるので、
突起部および凸部の両方に上記フランジ部を形成するよ
うにする。
【0009】また、突起部または凸部のいずれかから外
方面に突出するフランジ部を形成する形態としては、例
えば、突起部を凸部により囲まれるように形成したり、
逆に、凸部を突起部により囲まれるように形成する場合
である。この場合、突起部と凸部とを互いにオーバラッ
プさせ結合部材により結合させたとき、結合部材は突起
部または凸部のいずれかから外方面に突出することにな
るので、突起部または凸部のいずれかに上記フランジ部
を形成する。
【0010】凸部が突起部を囲むように形成される形態
としては、上述した従来のマスタシリンダ1のように凸
部を互いに対向する位置に配設される2枚の板状部材に
より形成し、これら2枚の板状部材の間に突起部を配置
するのが好適であり、他には凸部を円筒または角筒形状
とし、この内部に突起部を配置するようにしてもよい。
勿論、突起部が凸部を囲むように形成される形態も、突
起部を上述した凸部の形状と同様に形成して行うことが
できる。
【0011】これにより、シリンダ本体とレザーバとの
結合部分に過って外力が加わったとしても、シリンダ本
体とレザーバとの間の位置関係にずれが生じるのを防止
することができる。
【0012】そこで、結合部材の外径を凸部の所定位置
に形成された貫通孔の内径、または突起部の所定位置に
形成された穴の内径より僅かに小径となるように形成す
れば、組付けの際、凸部の貫通孔と突起部の穴との軸心
合わせ、すなわち整列作業が容易となり、また上記貫通
孔または上記穴のうちいずれか一方に対してのみ結合部
材を圧入、嵌着させることにより、シリンダ本体とレザ
ーバとを組み付けることができる。このとき、結合部材
の先端部にテーパ部を形成しておけば、両者の組付けを
容易に行うことができる。
【0013】さらに、フランジ部の内径をスプリングピ
ンの外径とほぼ等しく形成すれば、スプリングピンをフ
ランジ部の内孔に挿入したときに、自動的にスプリング
ピンの軸心を凸部の貫通孔および突起部の穴の軸心と合
致させることができるので、組付け性をさらに容易とす
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の実施例によるマスタシリン
ダを示しており、その全体は21で示される。シリンダ
本体25の内部には一端開口のシリンダ孔26が形成さ
れており、上方部にはレザーバ本体24を接続させるた
めの接続孔29、30を備えたボス部27、28が形成
されている。シリンダ孔26には第1ピストン31およ
び第2ピストン32がそれぞれカップシール33、3
4、および35、36を装着して摺動自在に嵌合してい
る。第1ピストン31とカップ形状のリテーナ38との
間にはリターンスプリング39が張設されており、この
ばね力でもって第1ピストン31に螺着しているボルト
部材37の頭部がリテーナ38の底部に形成された孔に
係合している。また第2ピストン32とシリンダ孔26
の底部との間にはリターンスプリング42が張設されて
おり、第2ピストン32をシリンダ孔26の開口側、す
なわち図中右方へと付勢している。これら第1ピストン
31と第2ピストン32、第2ピストン32とシリンダ
孔の底部とにより、それぞれ第1液圧室40および第2
液圧室41が区画される。
【0016】第2ピストン32の図において左側端部に
は弁装置43が設けられている。これは公知の構造を有
するので詳細な説明は省略するが、ブレーキ非作動時す
なわち図示の状態では、弁体46と一体的に設けられる
バルブロッド44の端部が開弁部材45に当接すること
により、開弁位置をとるのであるが、ブレーキ作動時に
は、この第2ピストン32が図において左方へと移動
し、弁ばね48のばね力により弁体46が弁座47に着
座し閉弁するようになっている。このとき第1、第2両
液圧発生室40、41にて発生した液圧は、それぞれ連
絡孔81(図2参照)、80に接続される図示しない管
路を介してホイールシリンダに供給されるようになって
いる。
【0017】レザーバ本体24の上部には、シール部材
55を介在させてキャップ55が取り付けられており、
下部には、シリンダ本体25のボス部27、28に対応
するように接続部58、59が形成されている。これら
接続部58、59は、その外周にそれぞれグロメットシ
ール60、61を装着して、ボス部27、28の接続孔
29、30に接続される。
【0018】図2に示すように、シリンダ本体25には
突起部63が形成されており、またレザーバ本体24に
は凸部62a、62bが形成されており、さらに、突起
部63には穴67が、凸部62a、62bには貫通孔6
6a、66bが形成されている。これら突起部63の穴
67および凸部62a、62bの貫通孔66a、66b
に対して結合部材としてのスプリングピン64を取り付
けることにより、突起部63と凸部62a、62bとが
結合されている。なお、スプリングピン64は、断面C
型であって、穴67および貫通孔66a、66bへの挿
入時には弾性変形して挿入され、挿入後は、弾性力によ
り穴67および(グロメットシール60、61の弾性力
も加わって)貫通孔66a、66bに対して密着可能で
ある。そこで、本発明に係るこれら突起部63と凸部6
2a、62bについて、以下、詳細に説明する。
【0019】レザーバ本体24の凸部62a、62b
は、従来例と同様に、互いに対向する位置に配設される
2枚の板状部材から成り、シリンダ本体25に形成され
る突起部を囲む形状に形成されているのであるが、本実
施例では凸部62a、62bの外面に、図2に示すよう
に凸部62a、62bから外方向に突出するスプリング
ピン64の両端部64a、64bを囲む形状に、フラン
ジ部65a、65bを形成している。これらフランジ部
65a、65bの端面は、スプリングピン64の端面よ
りも外方に突出している。これにより、図1に示すマス
タシリンダ21を搬送するとき、または車体へ取り付け
るときに、シリンダ本体25とレザーバ本体24との結
合部に過って外力が加わっても、この外力はフランジ部
65aまたは65bに働くので、従来のマスタシリンダ
1と異なり、スプリングピン64の端部64aまたは6
4bに外力が加わることはない。したがって、結合部に
おけるスプリングピン64の所望の位置を確保すること
ができるので、シリンダ本体25とレザーバ本体24と
の間の位置関係にずれを生じさせることはない。また、
作業者がスプリングピン64の端部64a、64bでけ
がをすることも防止することができる。
【0020】凸部62a、62bと突起部63とを結合
させる際には、先ず、レザーバ本体24の接続部58、
59をシリンダ本体25の接続孔29、30にグロメッ
トシール60、61を介して接続するのであるが、この
状態ではまだ、凸部62a、62bの貫通孔66a、6
6bおよび突起部63の穴67は同一軸線上にない。す
なわち、整列していない。そこで、レザーバ本体24を
シリンダ本体25側に押圧することによりグロメットシ
ール60、61を弾性変形させ、上記貫通孔66a、6
6bと穴67とを同一軸線上に合わせる。すなわち、整
列させる。このとき工具等を利用して、貫通孔66a、
66bおよび穴67に対してスプリングピン64を取り
付けるようにしている。
【0021】そこで本実施例では、図2に示すように、
スプリングピン64の外径を凸部62a、62bの貫通
孔66a、66bの内径よりも僅かに小径となるように
形成しており、さらにスプリングピン64の両先端部6
4a、64bには図4に示すようにテーパ部が形成され
ている。よって、スプリングピン64の外径は上述の穴
67の内径より大きく、スプリングピン64を例えば図
2において左側から挿入するときは、スプリングピンの
先端部64bが一方の貫通孔66aを貫通し、その先端
部64bのテーパ部分が穴67の開口縁に当接する。そ
して、さらにスプリングピン64に押圧力を加えると、
スプリングピン64は上述した通り弾性変形可能である
から、上記押圧力によりスプリングピン64が弾性変形
して穴67を貫通し、さらには他方の貫通孔66bを貫
通し、図2に示すように凸部62a、62bと突起部6
3とを結合させることができる。なお、このときスプリ
ングピン64に加えられた押圧力は解放されているの
で、スプリングピン64は突起部63の穴67に固定さ
れている。また、この状態では、グロメットシール6
0、61の弾性力によりシリンダ本体25とレザーバ本
体24とが互いに遠ざかる方向に力が加わる。これによ
り、図2および図3に示すように、スプリングピン64
および穴67は同一軸線上にあるが、貫通孔66a、6
6bの軸線はこれらスプリングピン64および穴67の
軸線よりも上方に位置し、スプリングピン64の両端が
貫通孔66a、66bにより上方へと持ち上げられるよ
うにして、スプリングピン64の下端部と貫通孔66
a、66bの下端内壁とが密着し、よって両者との間に
係合力が得られる。
【0022】以上のようにして、凸部62a、62bと
突起部63が結合されるので、組付け性をよくして、シ
リンダ本体25とレザーバ本体24とを組み付けること
ができる。
【0023】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限ることなく、本発明の技術
的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0024】例えば以上の実施例では、凸部62a、6
2bを2枚の板状部材で形成し突起部63を両側で囲む
ようにしたが、これに代えて、凸部を突起部63と同様
にひとつの部材で形成してもよい。この場合、両者を結
合する結合部材であるスプリングピンの一方の端部は凸
部の外面から、他方の端部は突起部の外面から、ともに
外方へと突出することになるので、フランジ部は凸部お
よび突起部の両者に形成されることになる。
【0025】また以上の実施例では、レザーバ本体24
の凸部62a、62bを2枚の板状部材で構成し、これ
によりシリンダ本体25に形成された突起部63を囲む
ように形成したが、これを逆にして、シリンダ本体の突
起部を2枚の板状部材で構成し、これによりレザーバ本
体にひとつの部材で形成した凸部を囲むように形成して
もよい。この場合は、勿論、突起部にフランジ部が形成
されることになる。また、凸部62a、62bを2枚の
板状部材で構成するのに代えて、凸部を円筒形状あるい
は角筒形状として、これにより突起部63を囲むように
してもよい。なお、上述の変形例のように凸部を囲むよ
うに形成した突起部の形状も、同様にすることができ
る。
【0026】このとき、凸部62a、62bが突起部6
3を囲むように形成した以上の実施例では、スプリング
ピン64の外径は凸部62a、62bに形成される貫通
孔66a、66bの内径より小径としたが、シリンダ本
体側の突起部がレザーバ本体側の凸部を囲むように形成
する上述の変形例では、上記突起部に形成される穴の内
径をスプリングピン64の外径より大きくし、上記凸部
に形成される貫通孔の内径をスプリングピン64の外径
よりわずかに小さく形成すればよい。これにより、シリ
ンダ本体とレザーバ本体との組付け後、上記穴の軸線
は、スプリングピンおよび上記貫通孔の軸線よりも下方
に位置し、かつ上記穴の上部がスプリングピン64によ
り上方に持ち上げられるようにして、スプリングピンと
の間に係合力が得られることになる。なお、これらに限
られず、貫通孔および穴のいずれかに関係なく、どちら
か一方の内径よりスプリングピンの外径を小さくすれ
ば、組付け性は向上する。
【0027】さらに、フランジ部の内径をスプリングピ
ンの外径とほぼ等しく形成してもよく、この場合、スプ
リングピンをフランジ部の内孔に挿入したときに、自動
的にスプリングピンの軸心を凸部の貫通孔および突起部
の穴の軸心と合致させることができるので、組付け性を
さらに容易とすることができる。
【0028】また以上の実施例では、液圧式ブレーキシ
ステムにおけるマスタシリンダ21のシリンダ本体25
に形成される突起部63と、レザーバ本体24に形成さ
れる凸部62a、62bについて説明したが、これに限
らず、クラッチオペレーティングシリンダのシリンダ本
体に形成される突起部と、レザーバ本体に形成される凸
部にも、本発明は適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のマスタシリ
ンダによれば、シリンダ本体とレザーバとの結合部分に
過って外力が加わったとしても、シリンダ本体とレザー
バとの間の位置関係にずれが生じるのを防止することが
できる。また、作業者が結合部材の端部によってけがを
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるマスタシリンダの全体を
示す断面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向の断面図で
ある。
【図3】図2における[3]−[3]線方向の矢視図で
ある。
【図4】本発明の実施例に適用される結合部材としての
スプリングピンの拡大断面図である。
【図5】従来のマスタシリンダを示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
21 マスタシリンダ 24 レザーバ本体 25 シリンダ本体 62a 凸部 62b 凸部 63 突起部 64 スプリングピン 65a フランジ部 65b フランジ部 66a 貫通孔 66b 貫通孔 67 穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体から径外方向に突出した突
    起部と、この突起部にオーバラップし前記シリンダ本体
    に延びる凸部を備えたレザーバと、前記突起部及び前記
    凸部より外方に突出して前記突起部と前記凸部とを結合
    する結合部材とを備えたマスタシリンダにおいて、前記
    突起部及び前記凸部から突出した前記結合部材を囲む形
    状に、前記突起部及び/又は前記凸部から外方面に突出
    するフランジ部を形成したことを特徴とするマスタシリ
    ンダ。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、前記レザーバ側に突出
    し、前記凸部は前記シリンダ本体側に突出しており、前
    記突起部は前記凸部に、又は前記凸部は前記突起部に囲
    まれるように形成されており、前記フランジ部は、前記
    凸部又は前記突起部の外方の面に形成されている請求項
    1に記載のマスタシリンダ。
  3. 【請求項3】 前記凸部及び前記突起部のいずれかが、
    対向する位置に配設される2枚の板状部材により形成さ
    れている請求項2に記載のマスタシリンダ。
  4. 【請求項4】 前記フランジ部の内径は、前記結合部材
    の外径と略等しく形成された請求項1又は請求項2に記
    載のマスタシリンダ。
  5. 【請求項5】 前記結合部材の外径は、前記凸部の所定
    位置に形成された貫通孔の内径、又は前記突起部の所定
    位置に形成された穴の内径より僅かに小径である請求項
    1又は請求項2に記載のマスタシリンダ。
  6. 【請求項6】 前記結合部材の先端部には、テーパ部を
    形成している請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    マスタシリンダ。
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