JPH09286060A - ダブルコグベルトの製造方法 - Google Patents

ダブルコグベルトの製造方法

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JPH09286060A
JPH09286060A JP8127743A JP12774396A JPH09286060A JP H09286060 A JPH09286060 A JP H09286060A JP 8127743 A JP8127743 A JP 8127743A JP 12774396 A JP12774396 A JP 12774396A JP H09286060 A JPH09286060 A JP H09286060A
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double cog
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喜章 尾仲
Takehiko Ito
武彦 伊東
Toshihiro Ueda
敏広 上田
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D29/00Producing belts or bands
    • B29D29/08Toothed driving belts
    • B29D29/085Double-toothed driving belts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/28Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心線の上側の伸張層と下側の圧縮層に上コグ
部と下コグ部をもったダブルコグベルトの製造方法にお
いて、上コグ部と下コグ部の位置を狙い通りにして位置
ずれを防止したダブルコグベルトの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層にコグ部を配
し、心線を接着ゴム層に埋設したダブルコグベルトの製
造方法であり、円周方向に沿って所定の間隔で設けた溝
部を有するモールド1上で少なくとも圧縮ゴム層、心
線、そして伸張ゴム層を構成する成形体15を作製し、
1つ以上のガイド棒25を該成形体15の表面でモール
ドの軸方向と平行に配置し、その後円周方向に沿って所
定の間隔で設けた凹状部31を有する外母型30を上記
ガイド棒25に沿って挿入して位置を合わせし、上記ガ
イド棒25を除去した後で、加硫する構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダブルコグベルトの
製造方法に係り、特に上コグ部と下コグ部の位置を狙い
通りにして位置ずれを防止したダブルコグベルトの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローエッジダブルコグベルトの製
造方法として、プリフォーム製法やスパンコグ製法がそ
の代表的なものである。プリフォーム製法は予め補強布
と未加硫ゴムシートとを、歯部と溝部とを交互に配した
平坦な金型に設置し、加圧することによってコグ形状に
型付けしたコグパッドを形成し、成型時に該コグパッド
をモールドに装着した円筒状の内側母型に嵌め込み、コ
グパッドの両端部を突き合わせて接合して無端化した。
そして、その上に心線をスパイラルに巻き付けた後に、
型付けしていない帆布と未加硫ゴムシートを巻き付け、
コグ形状をもった円筒状の外側母型に嵌め込んで成型を
終え、加硫工程へ移していた。
【0003】また、スパンコグ製法はモールドに装着し
た円筒状の内側母型に予め型付けしていない補強布と未
加硫ゴムシートを巻き付け、心線を大きな張力でスパイ
ラルに巻き付けた後に、型付けしていない補強布と未加
硫ゴムシートを巻き付け、コグ形状をもった円筒状の外
側母型に嵌め込んで成型を終え、加硫工程へ移してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリフォーム製法は、
補強布と未加硫ゴムシートとを予め形成しているため、
正確なゴク部が成形されるが、プリフォームする工程が
付加されることから、コスト高になる問題があった。一
方、スパンコグ製法はこの点を解決できる方法である
が、補強布と未加硫ゴムシートとを予め形成していない
ため、大きな張力で心線を巻き付けて未加硫ゴムシート
を溝部へ圧入しておかなけば、正確なゴク部が成形でき
ないことがあった。
【0005】更に、ダブルコグベルトの製造方法におい
ては、作業者が外側母型の挿入する位置を設定していた
ため、外側母型の位置が内側母型からずれることがあ
り、上コグ部と下コグ部の位置が合致しない問題が発生
した。特に、最近ではスノーモービル等の駆動装置に使
用される変速ベルトは、寿命を高めるうえで耐側圧性と
可撓性が強く要求されており、上コグ部と下コグ部の位
置を正確に合わせる必要があった。
【0006】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、特に心線の上側の伸張層と下側の圧縮層に上コ
グ部と下コグ部をもったダブルコグベルトの製造方法に
おいて、上コグ部と下コグ部の位置を狙い通りにして位
置ずれを防止したダブルコグベルトの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の特徴は、
圧縮ゴム層と伸張ゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴ
ム層に埋設したダブルコグベルトの製造方法において、
円周方向に沿って所定の間隔で設けた溝部を有するモー
ルド上で少なくとも圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム
層を構成する成形体を作製し、1つ以上のガイド棒を該
成形体の表面でモールドの軸方向と平行に配置し、その
後円周方向に沿って所定の間隔で設けた凹状部を有する
母型を上記ガイド棒に沿って挿入して位置を合わせし、
上記ガイド棒を除去した後で、加硫するダブルコグベル
トの製造方法にある。
【0008】本発明は支持台が中心部に設けた主突起部
と、主突起部を中心とした同心円上に設けた係止穴と、
主突起部の中心から離れた位置に隣接した位置合わせ突
起とを有している場合や、モールドの片方もしくは両方
の側壁が中心部に設けた保持穴と、円周方向に沿って設
けた係止穴と、中心部から離れた部位に設けた位置合わ
せ突起とを有している場合や、モールドの保持穴を支持
台に設けた主突起部に挿入するとともに、モールドの位
置合わせ突起を支持台の隣接した位置合わせ突起の間に
嵌入する場合を含む。
【0009】また、本発明は複数のガイド棒が一定のピ
ッチで配置されている場合や、ガイド棒の折り曲がった
一方の端部をモールドに設けた側壁の係止穴に、また他
方の端部を支持台に設けた係止穴に挿入する場合も含
む。
【0010】
【作用】本発明の製造方法においては、モールドで少な
くとも圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層を構成する
成形体を作製し、1つ以上のガイド棒を該成形体の表面
でモールドの軸方向と平行に配置し、その後円周方向に
沿って所定の間隔で設けた凹状部を有する母型を上記ガ
イド棒に沿って挿入するため、母型を目的とする位置に
嵌入することができ、そしてガイド棒を除去した後で加
硫するために、上コグ部と下コグ部の位置を狙い通りに
して両コグ部の位置ずれを防止することができる。ま
た、モールドの保持穴を支持台に設けた主突起部に挿入
するとともに、モールドの位置合わせ突起を支持台の隣
接した位置合わせ突起の間に嵌入することにより、モー
ルドの位置を正確にかつ簡単に支持台に設定することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のダブルコグベル
トの製造方法を示す。図1はダブルコグベルトの製造方
法においてモールド上で圧縮ゴム層、心線、そして伸張
ゴム層を構成する成形体を作製する図を示すものであ
る。まず、歯部2と溝部3を交互に有するモールド1を
準備する。更に、1〜数枚の補強布5と圧縮ゴム層にな
る未加硫ゴムシート6と接着ゴム層になる未加硫ゴムシ
ート7を積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金
型に設置し、加圧することによってコグ部8を型付けし
たコグパッド9を形成する。無論、本発明では、上記歯
部2と溝部3を交互に有するモールド1に代えて、円周
方向に沿って所定の間隔で溝部を設けた内母型を装着し
たモールドを使用することもできる。
【0012】成形機(図示せず)にモールド1を装着
し、モールドの溝部3にコグパッドのコグ部8を嵌合し
ながら、所定長さのコグパッド9をモールド1に一周巻
き付けて端部を接触させた後、ポリエステル繊維または
アラミド繊維のコードからなる心線10をスパイラルに
巻き付ける。その上に1〜数枚の補強布12と伸張ゴム
層の未加硫ゴムシート13の積層物を巻き付けて、成形
体15を作製する。
【0013】上記圧縮ゴム層および伸張ゴム層になるゴ
ムは、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプ
レンゴム、アリキル化クロロスルファン化ポリエチレ
ン、水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和
カルボン酸金属塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、
またはこれらの混合物に、例えばパラ系アラミド繊維
(商品名:トワロン、ケブラー、テクノーラ)、ナイロ
ン、ポリエステル、ビニロン、綿等の短繊維をベルト幅
方向へ配向している。この短繊維の添加量は、ゴム10
0重量部に対して5〜40重量部である。接着ゴム層に
は、上記短繊維を含めてもよいが、好ましくは含めな
い。
【0014】補強布5、12は綿、ポリエステル繊維、
ナイロン等からなり、平織、綾織、朱子織等に製織した
布で、経糸と緯糸との交差角が90〜120°程度の広
角度帆布でもよい。上記補強布5、12は、RFL処理
した後、ゴム組成物をフィリクション・コーチングして
ゴム付帆布とする。RFL液はレゾルシンとホルマリン
との初期縮合物をラテックスに混合したものであり、こ
こで使用するラテックスとしてはクロロプレン、スチレ
ン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体、水素化
ニトリル、NBRなどである。
【0015】しかして、本発明では、成形機から取り出
したモールド1を支持台20上に設置するが、上記モー
ルド1の片方もしくは両方の側壁16は、図1に示すよ
うに中心部に保持穴17と、円周方向に沿って設けた係
止穴18と、中心部から離れた部位に設けた小さな位置
合わせ突起19とを有している
【0016】一方、支持台20は図2に示すように中心
部に設けた主突起部21と、主突起部21を中心とした
同心円上に設けた係止穴23と、主突起部の中心から離
れた位置に隣接した1組の位置合わせ突起22とを有し
ている。
【0017】モールド1を支持台20上に設置する時、
モールド1の保持穴17を支持台20に設けた主突起部
21に挿入するとともに、モールド1の位置合わせ突起
19を支持台20の隣接した位置合わせ突起22の間に
嵌入して、モールド1を支持台20上で正しく固定す
る。
【0018】ガイド棒25は金属あるいは合成樹脂から
なり、折り曲がった一方の端部26から垂直に突出した
止め部27を、また他端には直線状の抜け易い形状の止
め部28を有している。図3〜図5に示すように、複数
のガイド棒25は両端の止め部27、28を該モールド
1に設けた係止穴18と支持台20に設けた係止穴23
に挿入し固定される。この時、ガイド棒25は成形体1
5の表面に接しているか、あるいはわずかに離れてい
る。
【0019】図6はガイド棒25を成形体15の表面に
装着した後、加硫ゴム製からなる外母型30をガイド棒
25に沿って挿入するところを示している。即ち、円周
方向に沿って所定の間隔で設けた外母型30の凹状部3
1をガイド棒25に嵌入し、外母型30をガイド棒25
に沿って挿入し、外母型30の位置を合わせする。この
ため、上記ガイド棒25の断面の大きさは、外母型30
の凹状部31に完全に嵌まり込む程度の大きさであって
やや凹状部31より小さい程度のものである。断面形状
は円形、楕円形、四角形などであり、特に限定しない。
【0020】続いて、全てのガイド棒25を抜き取る。
その後、ジャケットを嵌入し、加硫缶へ設置する。加硫
は通常の方法で行う。加硫した後、円筒状のスリーブを
モールド1から抜き取り、所定幅に切断してダブルコグ
ベルト40を作製する。
【0021】図7は、本発明方法によって得られたダブ
ルコグベルト40の斜視図である。ダブルコグベルト4
0の構成は、接着ゴム層41内に心線42が埋め込ま
れ、接着ゴム層41の上部、下部には、それぞれ伸張ゴ
ム層43、圧縮ゴム層44がある。伸張ゴム層43、圧
縮ゴム層44には、それぞれ一定ピッチでベルト長手方
向に沿ったコグ部45、46が設けられている。本実施
例のベルトでは、伸張ゴム層43に設けたコグ部45の
溝底部と圧縮ゴム層44に設けたコグ部46の溝底部と
が一致している。むろん、本発明方法では、伸張ゴム層
43に設けたコグ部45の溝底部が圧縮ゴム層44に設
けたコグ部46の頂部に一致するように設定することも
できる。
【0022】
【実施例】以下、更に具体的な実験例により本発明の効
果を確認する。 実施例1、比較例1 心線として、1,100デニールのポリエチレンテレフ
タレート繊維を上撚り数11.4回/10cm、下撚り
数21.0回/10cmで上下逆方向に撚糸して2×3
の撚り構成とし、トータルデニール6,600の未処理
コードを準備した。次いで、この未処理コードをイソシ
アネート系接着剤でプレディプした後、約170〜18
0°Cで乾燥し,RFL液に浸漬した後、200〜24
0°Cで延伸熱固定処理を行なって処理コードとした。
【0023】また、補強布として、綿の紡績糸を使用し
平織帆布を用いた。これらの帆布をRFL液に浸漬した
後、150°Cで2分間熱処理して処理帆布とした。そ
の後、これらの処理帆布にゴム組成物をフリクション・
コーチングして、ゴム付帆布とした。
【0024】圧縮ゴム層と伸張ゴム層はアラミドの短繊
維を含んだクロロプレンゴムからなるゴム組成物を用
い、また接着ゴム層は短繊維を含まないクロロプレンゴ
ムからなるゴム組成物を用いた。
【0025】コグパッドは、1枚の補強布と圧縮ゴム層
の未加硫ゴムシートと接着ゴム層の未加硫ゴムシートを
積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金型に設置
し、80°Cで加圧することによってコグ部を型付けし
たコグパッドを形成した。
【0026】これらの材料を用意した後、凹状部付きの
モールドにコグパッドを巻き付け、更に心線、平坦な伸
張ゴム層、補強布を順次巻き付けて成形体を成形体を作
製した。続いて、モールドを支持台の所定位置に設置し
た後、6本のガイド棒を一定間隔で装着し、外母型をガ
イド棒にそって挿入し、外母型を設置した。上記全ての
ガイド棒を除去した後、ジャケットを被せて、モールド
を加硫缶に設置して加硫してベルトスリーブを得た。こ
のスリーブをカッターによってV状に切断して個々のロ
ーエッジダブルコグベルトに仕上げた。
【0027】得られたローエッジダブルコグベルトは、
上幅36.5mm、厚み16.5mm、長さ1310m
m、上コグ部の深さ5.0mm、下コグ部の深さ5.0
mmであり、上下コグ部ピッチ10.7mmであり、上
下コグ部の溝底部のずれは、最大1.5mmであった。
【0028】一方、ガイド棒を使用せず、その他は実施
例と同じ方法で作製したローエッジダブルコグベルトの
上下コグ部の溝底部のずれは、1.5〜4mmであっ
た。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の製造方法において
は、モールド上で少なくとも圧縮ゴム層、心線、そして
伸張ゴム層を構成する成形体を作製し、1つ以上のガイ
ド棒を該成形体の表面でモールドの軸方向と平行に配置
し、その後円周方向に沿って所定の間隔で設けた凹状部
を有する母型を上記ガイド棒に沿って挿入するため、母
型を目的とする位置に嵌入することができ、そしてガイ
ド棒を除去した後で加硫するために、上コグ部と下コグ
部の位置を合致させて位置ずれを防止することができ、
またモールドの保持穴を支持台に設けた主突起部に挿入
するとともに、モールドの位置合わせ突起を支持台の隣
接した位置合わせ突起の間に嵌入することにより、モー
ルドの位置を正確にかつ簡単に支持台に設定することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法においてモールド上で成形体
を作製する図を示すものである
【図2】本発明の製造方法において使用する支持台の断
面図である。
【図3】本発明においてモールドを支持台上に設置する
工程を示す斜視図である。
【図4】図3におけるA部拡大図である。
【図5】図3におけるB部拡大図である。
【図6】本発明において外母型をガイド棒に沿って挿入
するところを示す斜視図である。
【図7】本発明方法によって得られたダブルコグベルト
の斜視図である.
【符号の説明】
1 モールド 2 歯部 3 溝部 15 成形体 16 側壁 17 保持穴 18 係止穴 19 位置合わせ突起 20 支持台 21 主突起部 23 係止穴 22 位置合わせ突起 25 ガイド棒 27 止め部 28 止め部 30 外母型 31 凹状部
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のダブルコグベル
トの製造方法を示す。図1はダブルコグベルトの製造方
法においてモールド上で圧縮ゴム層、心線、そして伸張
ゴム層を構成する成形体の作製状態を示す図である。
ず、歯部2と溝部3を交互に有するモールド1を準備す
る。更に、1〜数枚の補強布5と圧縮ゴム層になる未加
硫ゴムシート6と接着ゴム層になる未加硫ゴムシート7
を積層し、これを歯部と溝部とを交互に配した平坦な金
型に設置し、加圧することによってコグ部8を型付けし
たコグパッド9を形成する。無論、本発明では、上記歯
部2と溝部3を交互に有するモールド1に代えて、円周
方向に沿って所定の間隔で溝部を設けた内母型を装着し
たモールドを使用することもできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 ガイド棒25は金属あるいは合成樹脂か
らなり、折り曲がった一方の端部26から垂直に突出し
た止め部27を、また他端には直線状の抜け易い形状の
止め部28を有している。図3〜図5に示すように、複
数のガイド棒25は両端の止め部27、28を該モール
ド1に設けた係止穴18と支持台20に設けた係止穴2
3に挿入することで固定される。この時、ガイド棒25
は成形体15の表面に接しているか、あるいはわずかに
離れている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 続いて、全てのガイド棒25を抜き取
た後、ジャケットを嵌入し、加硫缶へ移して通常の方法
で加硫する。加硫した後、円筒状のスリーブをモールド
1から抜き取り、所定幅に切断してダブルコグベルト4
0を作製する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明の製造方法においてモールド上で成形体
を作製しているところを示す図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】本発明においてモールドを支持台上に設置した
ところの斜視図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】本発明において外母型をガイド棒に沿って挿入
するところの斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 祐二 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層にコグ部を配
    し、心線を接着ゴム層に埋設したダブルコグベルトの製
    造方法において、円周方向に沿って所定の間隔で設けた
    溝部を有するモールド上で少なくとも圧縮ゴム層、心
    線、そして伸張ゴム層を構成する成形体を作製し、1つ
    以上のガイド棒を該成形体の表面でモールドの軸方向と
    平行に配置し、その後円周方向に沿って所定の間隔で設
    けた凹状部を有する母型を上記ガイド棒に沿って挿入し
    て位置を合わせし、上記ガイド棒を除去した後で、加硫
    することを特徴とするダブルコグベルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 支持台が中心部に設けた主突起部と、主
    突起部を中心とした同心円上に設けた係止穴と、主突起
    部の中心から離れた位置に隣接した位置合わせ突起とを
    有している請求項1記載のダブルコグベルトの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 モールドの片方もしくは両方の側壁が中
    心部に設けた保持穴と、円周方向に沿って設けた係止穴
    と、中心部から離れた部位に設けた位置合わせ突起とを
    有している請求項1記載のダブルコグベルトの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 モールドの保持穴を支持台に設けた主突
    起部に挿入するとともに、モールドの位置合わせ突起を
    支持台の隣接した位置合わせ突起の間に嵌入する請求項
    2または3記載のダブルコグベルトの製造方法。
  5. 【請求項5】 複数のガイド棒が一定のピッチで配置さ
    れている請求項1記載のダブルコグベルトの製造方法。
  6. 【請求項6】 ガイド棒の折り曲がった一方の端部をモ
    ールドに設けた側壁の係止穴に、また他方の端部を支持
    台に設けた係止穴に挿入する請求項1記載のダブルコグ
    ベルトの製造方法。
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