JPH09285610A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH09285610A
JPH09285610A JP8129120A JP12912096A JPH09285610A JP H09285610 A JPH09285610 A JP H09285610A JP 8129120 A JP8129120 A JP 8129120A JP 12912096 A JP12912096 A JP 12912096A JP H09285610 A JPH09285610 A JP H09285610A
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JP8129120A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示制御手段(遊技制御基板)から可変表示
装置に出力される表示制御信号の遮断に伴うトラブルを
回避し得る遊技機を提供することにある。 【解決手段】 特別図柄出力回路72を介して基本回路
60側から特別図柄表示器(7セグメントLED35a
〜35c)に出力される表示制御信号を断線監視入力回
路73によって監視し、この断線監視入力回路73が表
示制御信号の遮断(断線)を検出すると、エラーチェッ
ク処理に基づいて所定の遊技動作を停止制御する。これ
により、特別図柄表示器に出力される表示制御信号が遮
断された場合には遊技制御が停止するため、正常な状態
での遊技を保証することができ、ひいては表示制御信号
の遮断に伴うトラブルが未然に回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御手段の制
御に基づいて識別情報を可変表示すると共に、該識別情
報が予め定めた特定表示結果になると特定遊技状態を発
生し得る可変表示装置を備えた遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、遊技機としてのパチンコ
遊技機に設けられる可変表示装置は、始動入賞に伴って
特別図柄の変動を開始し、該特別図柄の表示結果が予め
定めた大当り図柄(特定表示結果)となったときに特定
遊技状態を発生して遊技者に特定の遊技価値を付与する
ようになっていた。また、このような可変表示装置で表
示する図柄は、始動入賞に伴って抽出するランダム数に
基づいて決定され、その図柄変動は、遊技制御基板から
の表示制御信号に基づいて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ような可変表示装置では、遊技制御基板側との接続コネ
クタが不可抗力等により抜けた場合、図柄変動は行わな
いものの、始動入賞毎にはランダム数の抽出によって当
り外れを決定する構成となっていた。このため、コネク
タの抜けに起因して図柄が変動されないようなトラブル
が発生した場合でも、遊技がそのまま続行して行われる
可能性があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、表示制御手段(遊
技制御基板)から可変表示装置に出力される表示制御信
号の遮断に伴うトラブルを回避し得る遊技機を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
構成においては、表示制御手段から可変表示装置への表
示制御信号の出力状態を監視する信号監視手段と、該信
号監視手段が前記表示制御信号の遮断を検出するとこれ
に基づいて所定の遊技制御を停止させる遊技制御停止手
段と、を備えたので、表示制御手段から可変表示装置に
出力される表示制御信号が遮断された場合には遊技制御
が停止するため、正常な状態での遊技を保証することが
でき、ひいては表示制御信号の遮断に伴うトラブルが回
避できる。
【0005】また、前記遊技制御停止手段は、前記識別
情報の表示結果を導出するための所定条件の成立を無効
にすることで遊技制御を停止させる構成とすることがで
きる。なお、前記信号監視手段による表示制御信号の出
力監視としては、信号監視手段に表示制御信号を入力す
ることで監視したり、表示制御手段及び可変表示装置間
の配線の接続状態を監視することで可能である。
【0006】また、前記可変表示装置を複数設け、前記
遊技制御停止手段は、前記信号監視手段が前記複数の可
変表示装置のうちいずれかに対して前記表示制御信号の
遮断検出を行うと、その他の可変表示装置の表示を抑制
することで遊技制御を停止させる構成としてもよい。
【0007】また、本発明の請求項6記載の構成におい
ては、表示制御手段から可変表示装置に出力される表示
制御信号の遮断を防止する遮断防止手段を備えたので、
表示制御信号の遮断防止によって表示制御信号の遮断に
伴うトラブルが回避できる。
【0008】また、本発明の請求項7記載の構成におい
ては、表示制御手段及び可変表示装置間の配線接続を所
定の遊技制御の配線接続と一体的に設けたので、前記請
求項1記載の構成と同様に、表示制御手段から可変表示
装置に出力される表示制御信号が遮断された場合には遊
技制御を停止する構成となり、ひいては表示制御信号の
遮断に伴うトラブルが回避できる。
【0009】なお、図1に示す特別図柄表示器35によ
り、表示制御手段(基本回路60)の制御に基づいて識
別情報(特別図柄)を可変表示すると共に、該識別情報
が予め定めた特定表示結果(大当り図柄)になると特定
遊技状態を発生し得る本発明の可変表示装置の一例を構
成している。
【0010】また、図3に示す断線監視入力回路73に
より、前記表示制御手段から前記可変表示装置への表示
制御信号の出力状態を監視する本発明の信号監視手段の
一例を構成している。
【0011】また、図7に示すエラーチェック処理によ
り、前記信号監視手段が前記表示制御信号の遮断を検出
するとこれに基づいて所定の遊技制御を停止させる本発
明の遊技制御停止手段の一例を構成している。
【0012】また、図7に示すS2の処理ステップによ
り、前記識別情報の表示結果を導出するための所定条件
の成立を無効(始動検出を停止)にすることで遊技制御
を停止させる前記遊技制御停止手段による制御の一例を
示している。
【0013】また、図4に示す回路構成により、前記表
示制御信号を入力することで該表示制御信号の出力状態
を監視する前記信号監視手段の構成を例示している。
【0014】また、図26に示す回路構成により、前記
表示制御手段及び前記可変表示装置間の配線の接続状態
を監視することで前記表示制御信号の出力状態を監視す
る前記信号監視手段の構成を例示している。
【0015】また、図7に示すS2の処理ステップによ
り、前記信号監視手段が複数の可変表示装置(特別図柄
表示器35及びLCD表示器33)のうちいずれかに対
して前記表示制御信号の遮断検出を行うと、その他の可
変表示装置の表示を抑制することで遊技制御を停止させ
る前記遊技制御停止手段による制御の一例を示してい
る。
【0016】また、図29に示すワンウェイネジによ
り、前記表示制御手段から前記可変表示装置に出力され
る表示制御信号の遮断を防止する本発明の遮断防止手段
の一例を構成している。
【0017】また、図27に示す回路構成により、前記
表示制御手段及び前記可変表示装置間の配線接続を所定
の遊技制御(始動検出)の配線接続と一体的に設けた本
発明の構成を例示している。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る遊技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技盤1
の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す正面
図である。図1において、遊技盤1の表面には、発射さ
れた打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に植
立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域3
を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、飾り図柄
の可変表示(以下、変動ともいう)を可能にする可変表
示装置30が配置されている。なお、可変表示装置30
には、特別図柄の可変表示を可能にする特別図柄表示器
35が設けられており、特別図柄は、その表示結果が予
め定めた大当り図柄となるとこれに基づいて後述する特
定遊技状態を発生するようになっている。また、飾り図
柄は、特別図柄の変動動作に伴った変動を行い、その表
示結果の態様(以下、これを表示態様という)は特別図
柄の表示結果に対応して設定されている。即ち、特別図
柄が大当り図柄の場合は、飾り図柄が特定表示態様(以
下、これを大当り対応図柄という)にて表示される一
方、特定図柄が外れ図柄の場合は、飾り図柄が大当り対
応図柄以外で表示される。可変表示装置30の詳細な構
成については後に詳述するものである。
【0019】可変表示装置30の下方には、特別図柄及
び飾り図柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変
入賞球装置4が配置されている。この普通可変入賞球装
置4は、ソレノイド5によって垂直(通常入賞口)位置
と傾動(拡大入賞口)位置との間で可動制御される一対
の可動翼片6a・6bを備え、いわゆるチューリップ型
役物として構成され、その普通可変入賞球装置4には入
賞した打玉を検出する始動玉検出器7が設けられてい
る。なお、可動翼片6a・6bが垂直(通常入賞口)位
置のときも普通可変入賞球装置4に入賞可能になってい
る。また、普通可変入賞球装置4への入賞に基づく特別
図柄及び飾り図柄の変動は、変動中を除いて所定回数
(本実施例では、4回)記憶され、その旨が後述の特別
図柄記憶表示LED41によって表示されるようになっ
ている。
【0020】普通可変入賞球装置4の左側方には、通過
口9と飾りLED11とを備えた普通図柄始動装置8が
配置されており、通過口9には通過玉検出器10が設け
られている。そして、普通図柄始動装置8は、通過玉検
出器10のON動作によって通過口9への通過玉を検出
すると、後述の普通図柄表示器36で表示される普通図
柄の変動を許容するようになっている。なお、普通図柄
表示器36は、普通図柄が当り図柄となったときに、普
通可変入賞球装置4の可動翼片6a・6bを所定期間開
放制御するものである。普通図柄の変動(始動)は、変
動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶さ
れ、その始動記憶は後述する普通図柄記憶表示LED3
7によって表示されるようになっている。また、普通図
柄の変動時間は、後述する確率変動(当り判定確率を通
常時と異なる高い確率に変更した遊技状態)時では通常
時に比べて短縮されるようになっている。
【0021】また、遊技領域3の下方部位には、取付基
板13を介して遊技盤1に取り付けられた特別可変入賞
球装置12が配置されている。特別可変入賞球装置12
の中央部には、特別可変入賞口14が開設されており、
該特別可変入賞口14は、ソレノイド15による開閉板
16の可動によって開閉制御されるようになっている。
特別可変入賞口14の内部は、左右2つに区画され、そ
のうちの左側が特定領域とされ、右側が通常領域とされ
る。特定領域には、入賞玉の検出により開閉板16を再
度開成させることができる特定玉検出器17が設けられ
ている。また、通常領域には入賞玉を検出するために入
賞玉検出器18も設けられている。なお、特別可変入賞
口14内の後面壁には、特定遊技状態の発生を報知する
V表示LED19が設けられている。また、特別可変入
賞口14の下方には、特定遊技状態の発生に伴う開閉板
16の開閉サイクル数を表示する7セグメントタイプの
回数表示器20と、入賞玉検出器18及び特定玉検出器
17によって検出された入賞玉数を表示する7セグメン
トタイプの個数表示器21と、が設けられている。ま
た、取付基板13における特別可変入賞口14の左右の
各側方には、それぞれ飾りランプ22を内蔵した入賞口
23が設けられている。
【0022】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置12は、以下のように作動する。即ち、打
玉が普通可変入賞球装置4に入賞して始動玉検出器7を
ONさせると、可変表示装置30によって特別図柄及び
飾り図柄の変動が開始され、所定時間後に特別図柄の表
示結果及び飾り図柄の表示態様が確定される。そして、
その確定された図柄の組み合せが所定の大当り組合せと
なったときに特定遊技状態となる。この特定遊技状態に
おいては、特別可変入賞球装置12の開閉板16が所定
期間(例えば、29.5秒)あるいは所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまで開放(開放サイク
ル)するように設定され、その開放している間遊技盤1
の表面を落下する打玉を受け止めるようになっている。
また、受け止められた打玉が特定玉検出器17をONす
ると、再度上記した開放サイクルを繰り返し、特定玉検
出器17がONする毎に継続権が成立して開放サイクル
を最高16回繰り返すことができるようになっている。
【0023】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0024】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な遊技機に対し
て得点を付与する制御 また、遊技領域3を含む遊技盤1の表面には、上記した
構成以外にも、風車ランプ24aを内蔵した風車24、
サイドランプ25aを内蔵したサイドランプ飾り25、
バック玉防止部材26、アウト口27等が設けられてい
る。また、パチンコ遊技機には、特定遊技状態時あるい
は変動時に点灯又は点滅してその旨を報知する遊技効果
ランプ及び遊技効果LEDと、効果音を発生するスピー
カ28(図3に符号のみ図示)と、が設けられている。
【0025】次に、本実施形態の要部を構成する可変表
示装置30の構成について説明する。可変表示装置30
は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板31
を有し、該取付基板31には長方形状の窓枠部32が形
成されている。そして、この窓枠部32の後方には、飾
り図柄を可変表示する飾り図柄表示部34を有するLC
D表示器33が臨設されている。飾り図柄表示部34
は、表示画面全域が縦横3列ずつマトリックス状に分割
された計9個の表示部からなり、該9個の表示部で左上
・中上・右上・左中・中中・右中・左下・中下・右下の
飾り図柄34a〜34iを個々に可変表示するようにな
っている。また、取付基板31の左側部には、左・中・
右の特別図柄35a〜35cを可変表示する特別図柄表
示器35が設けられる一方、取付基板31の右側部に
は、普通図柄を可変表示する普通図柄表示器36と、普
通図柄の始動記憶を表示する普通図柄記憶表示LED3
7と、が設けられている。なお、特別図柄表示器35
は、左・中・右の特別図柄35a〜35cを個々に可変
表示する3個の7セグメントLEDから構成されてお
り、以下の説明では、便宜的に左・中・右の特別図柄用
をそれぞれ7セグメントLED35a〜35cと称する
場合がある。取付基板31の上側部には、入賞口38
と、受け入れた打玉を遊技盤1の裏面側に転送するワー
プ入口39と、が設けられている。また、取付基板31
の下側部には、ワープ入口39からの打玉を前記普通可
変入賞球装置4の上方位置で再度遊技盤1面上に放出す
るワープ出口40と、特別図柄及び飾り図柄の始動記憶
を表示する特別図柄記憶表示LED41と、が設けられ
ている。なお、ワープ出口40から放出される打玉、言
い換えるとワープ入口39に入った打玉は、普通可変入
賞球装置4の上方位置から自然落下されることで普通可
変入賞球装置4に入賞し易くなっている。また、取付基
板31には、上記した構成以外にも各飾りLED42・
43が設けられている。
【0026】以上、可変表示装置30を含むパチンコ遊
技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それら
の遊技装置は、図2及び図3に示す遊技制御回路によっ
て制御される。図2及び図3は、遊技制御回路をブロッ
ク構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RAM、
入出力回路を含む基本回路60によって制御されてい
る。しかして、基本回路60は、入力回路61を介して
始動玉検出器7、通過玉検出器10、特定玉検出器1
7、入賞玉検出器18からの検出信号が入力され、アド
レスデコード回路62から基本回路60にチップセレク
ト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット
回路63から基本回路60にリセット信号が与えられ、
所定時間毎に定期リセット回路64から基本回路60に
定期リセット信号が与えられる。
【0027】一方、基本回路60からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD回路64
を介してLCD表示器33(図2中には、LCD表示装
置と記載)に表示制御信号が与えられ、LED回路65
を介して普通図柄表示器36、回数表示器20、個数表
示器21、普通図柄記憶表示LED37、特別図柄記憶
表示LED41、及び各種LED11・19・42・4
3に表示駆動信号が与えられ、ソレノイド回路66を介
して各ソレノイド5・15に駆動信号が与えられ、ラン
プ回路67を介して飾りランプ22、風車ランプ24
a、及びサイドランプ25aに表示制御信号が与えら
れ、音声合成回路68及び音量増幅回路69を介してス
ピーカ28に音声信号が与えられる。なお、ランプ回路
67からは各種のランプ制御データが出力されること
で、上記した構成部材以外のランプを表示制御するよう
になっている。さらに、基本回路60は、情報出力回路
70を介して外部(ホールコンピュータや呼び出しラン
プ等)に有効始動情報、大当り情報、及び確変変動情報
を出力し、賞球個数信号出力回路71を介して外部に各
種の賞球個数信号を出力している。また、基本回路60
には、特別図柄表示器35に表示制御信号を出力するた
めの特別図柄出力回路72と、該特別図柄出力回路72
及び特別図柄表示器35間の断線を監視するための断線
監視入力回路73と、が接続して設けられている。な
お、上記した装置や回路には、電源回路72から各種の
電圧を有する電力が供給されている。
【0028】次に、上記した特別図柄出力回路72及び
断線監視入力回路73による各種制御動作を図4乃至図
7を参照して説明する。先ず、特別図柄表示器35と特
別図柄出力回路72及び断線監視入力回路73との間に
配される各種構成部材を図4に基づいて説明する。特別
図柄出力回路72は、図4に示すように、プラス極出力
端子a〜cとマイナス極出力端子1〜7とを有するコネ
クタ80を備え、該コネクタ80を介して特別図柄表示
器35に接続されている。プラス極出力端子a〜cと、
これに対応する特別図柄出力回路72側の配線A〜Cと
の間には、右・中・左の7セグメントLED35c・3
5b・35aへの出力を順次スイッチングするためのス
イッチングトランジスタ81a〜81cが設けられ、マ
イナス極出力端子1〜7と、これに対応する特別図柄出
力回路72側の配線D〜Jとの間には、特別図柄表示器
35の7セグメントを任意に点灯制御するためのスイッ
チングトランジスタ81d〜81jと電流制限抵抗82
とが設けられている。また、断線監視入力回路73とマ
イナス極出力端子7との間には、前記コネクタ80の抜
けに起因する断線監視用のフォトカプラ83及び各電流
制限抵抗84・85が設けられている。
【0029】そして、特別図柄出力回路72は、スイッ
チングトランジスタ81a〜81jにHiレベル又はL
owレベルの制御信号を任意に出力することで、左・中
・右の7セグメントLED35a〜35cを点灯制御し
て特別図柄の変動を制御するようになっている。一方、
断線監視入力回路73は、入力側配線Kのレベルを常時
検出するようになっている。即ち、特別図柄表示器35
の上端部に位置するセグメント(図4中で「7」の番号
を付記したセグメント)の消灯状態では、特別図柄表示
器35側から配線J側への通電がないためフォトカプラ
83の発光動作はない。これにより、配線Kは電流制限
抵抗85の+5Vとなり、断線監視入力回路73はHi
レベルを検出する。一方、特別図柄表示器35の「7」
番のセグメントが点灯する場合、言い換えればスイッチ
ングトランジスタ81jにHiレベルの制御信号が出力
された状態で、特別図柄表示器35側から配線J側に通
電がある場合には、この通電に基づくフォトカプラ83
の発光動作によって配線イ側から配線ロ側に電流が流
れ、断線監視入力回路73は配線KのLowレベルを検
出する。
【0030】次に、上記した断線監視入力回路73の配
線Kのレベル検出に伴って行われる断線監視動作につい
て図5及び図6を参照して説明する。なお、図5及び図
6の各タイムチャートは、左・中・右の7セグメントL
ED35a〜35cに「0・1・2」の図柄を表示した
場合での正常時及び断線時の各配線レベルを例示してい
る。先ず、図5に示す正常時では、左図柄表示用のトラ
ンジスタ81c(配線C)及び「0」図柄表示用の各ト
ランジスタ81d〜81f・81h〜81j(配線D〜
F・H〜J)にHiレベルの制御信号を出力することで
7セグメントLED35aに「0」図柄を表示する。な
お、このとき、断線監視入力回路73は、配線KのLo
wレベルを検出している。その後は、中図柄表示用のト
ランジスタ81b(配線B)及び「1」図柄表示用の各
トランジスタ81e・81h(配線E・H)にHiレベ
ルの制御信号を出力することで7セグメントLED35
bに「1」図柄を表示し、次いで右図柄表示用のトラン
ジスタ81a(配線A)及び「2」図柄表示用の各トラ
ンジスタ81d・81f〜81h・81j(配線D・F
〜H・J)にHiレベルの制御信号を出力することで7
セグメントLED35cに「2」図柄を表示する。な
お、断線監視入力回路73は、「1」図柄表示時には配
線KのHiレベルを検出する一方、「2」図柄表示時に
は配線KのLowレベルを検出するようになっている。
そして、上記した各種トランジスタ81a〜81jへの
Hiレベル信号の出力を繰り返し行うことで、左・中・
右の7セグメントLED35a〜35cに「0・1・
2」の図柄があたかも停止表示しているような表示制御
を行う。また、このような正常時の表示制御において、
断線監視入力回路73は、配線K及び配線Jのレベルが
常時反対のレベルであることを検出することによってコ
ネクタ80の抜けがない特別図柄表示器35の正常な表
示状態を検出している。これに対して、図6に示す断線
時では、「0・1・2」の図柄を表示制御すべく正常時
と同様に各種トランジスタ81a〜81jにHiレベル
信号を出力しても、コネクタ80の抜けによって特別図
柄表示器35側から配線J側への通電が起こらないため
常に配線KがHiレベルとなる。そして、断線監視入力
回路73は、配線JのHiレベル時に配線KのHiレベ
ルを検出することによってコネクタ80の抜けに起因す
る特別図柄表示器35の断線状態を検出する。また、本
実施形態では、「7」番のセグメントのみを監視してい
るがこれに限らず、いずれのセグメントでも又は全ての
セグメントを監視するようにしてもよい。
【0031】次に、上記した断線状態の検出に伴って実
行されるエラーチェックの処理プロセスを図7のフロー
チャートに基づいて説明する。図7において、先ず、断
線監視入力回路73による断線検出の有無を判別する
(S1)。そして、S1で断線監視入力回路73が特別
図柄表示器35の断線を検出したと判別すると、遊技動
作を停止制御する(S2)。その後は、表示及び音によ
るエラー報知の出力(S3)を行った後、ホールコンピ
ュータへの情報出力(S4)を行って以上の処理を終了
する。なお、S2の遊技動作の停止制御としては、LC
D表示器33への電源供給の停止(飾り図柄の変動停
止)、始動玉検出器7への電源供給の停止(始動検出の
停止)、図示しない玉発射モータへの電源供給の停止
(玉打ちの停止)等の停止制御があげられる。また、S
3のエラー報知出力としては、普通図柄表示器36等の
表示器によるエラー表示、図示しない枠ランプ等による
点灯点滅動作、スピーカ28によるエラー音又は音声の
出力等があげられる。
【0032】次に、特別可変表示装置30による特別図
柄及び飾り図柄の変動について図8乃至図20に示すタ
イムチャート及び説明図等を参照して説明する。先ず、
可変表示装置30の変動動作に用いられるランダム数に
ついて説明する。可変表示装置30では、図8に示すよ
うな15種類のランダム数が使用されており、これらの
ランダム数は、大当り決定用第1段階のC_RND1
と、大当り決定用第2段階のC_RND2と、大当り図
柄配列用のC_RND_LINEと、左上飾り図柄表示
用のC_RND_ZU1と、右下飾り図柄表示用のC_
RND_ZU2と、中上飾り図柄表示用のC_RND_
ZU3と、左中飾り図柄表示用のC_RND_ZU4
と、右中飾り図柄表示用のC_RND_ZU5と、中下
飾り図柄表示用のC_RND_ZU6と、右上飾り図柄
表示用のC_RND_ZU7と、左下飾り図柄表示用の
C_RND_ZU8と、中中飾り図柄表示用のC_RN
D_ZU9と、左特別図柄表示用のC_RND_Lと、
中特別図柄表示用のC_RND_Cと、右特別図柄表示
用のC_RND_Rと、から構成されている。
【0033】上記C_RND1は、「0〜79」の80
通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されることで
刻々と変化するものであり、C_RND2は、「0〜
2」の3通りの数値がC_RND1の桁上げ時に1ずつ
加算されることで刻々と変化するものであり、C_RN
D_LINEは、「0〜89」の90通りの数値が割り
込み処理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変
化するものであり、C_RND_ZU1は、「0〜9」
の10通りの数値が割り込み処理の余り時間に8ずつ加
算されることで刻々と変化するものであり、C_RND
_ZU2は、「0〜9」の10通りの数値が割り込み処
理の余り時間に7ずつ加算されることで刻々と変化する
ものであり、C_RND_ZU3は、「0〜9」の10
通りの数値が割り込み処理の余り時間に5ずつ加算され
ることで刻々と変化するものであり、C_RND_ZU
4は、「0〜9」の10通りの数値がC_RND_ZU
1の桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化する
ものであり、C_RND_ZU5は、「0〜9」の10
通りの数値がC_RND_ZU2の桁上げ時に1ずつ加
算されることで刻々と変化するものであり、C_RND
_ZU6は、「0〜9」の10通りの数値がC_RND
_ZU3の桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変
化するものであり、C_RND_ZU7は、「0〜9」
の10通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算される
と共にC_RND_ZU4の桁上げ時に1ずつ加算され
ることで刻々と変化するものであり、C_RND_ZU
8は、「0〜9」の10通りの数値が0.002秒毎に
1ずつ加算されると共にC_RND ZU5の桁上げ時
に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、
C_RND_ZU9は、「0〜9」の10通りの数値が
0.002秒毎に1ずつ加算されると共にC_RND_
ZU6の桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化
するものであり、C_RND_Lは、「0〜14」の1
5通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されること
で刻々と変化するものであり、C_RND_Cは、「0
〜14」の15通りの数値が割り込み処理の余り時間に
1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、C
_RND_Rは、「0〜14」の15通りの数値がC_
RND_Cの桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と
変化するものである。
【0034】そして、図9(A)に示すように、C_R
ND1から抽出された値が「1」のときは、次にC_R
ND2の抽出値の判定を行い、その抽出値が「1」であ
り大当りと判定されると、C_RND_LINE(0〜
89)のデータにより大当りとなる図柄配列を決定し、
特別図柄の大当り図柄及び飾り図柄の大当り対応図柄を
可変表示装置30に表示する。一方、C_RND1ある
いはC_RND2で「1」以外の値が抽出されて外れと
判定されると、C_RND_L・C・Rからの各抽出値
に対応する特別図柄の組合せを外れ図柄として、また、
C_RND_ZU1〜9からの各抽出値に対応する飾り
図柄の組合せを外れ図柄として可変表示装置30に表示
する。なお、C_RND_L・C・Rからの各抽出値、
あるいはC_RND_ZU1〜9からの各抽出値が偶然
にも大当り組合せとなる場合には、C_RND_C及び
C_RND_ZU7〜9のデータに「1」を加算して外
れ図柄にして表示するものである。また、上記C_RN
D1の抽出に伴う判定は、図柄の当り確率が通常時のも
のであり、確率変動時(高確率時)には、C_RND1
の抽出値が「1・3・5・7・11」のいずれかのとき
にC_RND2の抽出判定を行う。
【0035】また、飾り図柄の種類は、図10に示すよ
うになっており、左上・右下・中上・左中・右中・中下
の各図柄35a・35b・35d・35f・35h・3
5iは、それぞれ「7・☆・A・☆・B・☆・C・☆・
D・☆」順の10図柄からなり、右上・左下の各図柄3
5c・35gは、それぞれ「7・☆・☆・E・☆・F・
☆・G・☆・☆」順の10図柄からなり、中中の図柄3
5eは、「7・☆・H・☆・I・☆・☆・J・☆・☆」
順の10図柄からなる。なお、各図柄35a〜35iに
は、前記C_RND_ZU1〜9の各ランダム数が対応
して設けられている。飾り図柄における大当り対応図柄
の配列は、図9(B)に示すように、〜の当りライ
ンのいずれかに「7」の図柄が揃った表示態様、あるい
は全9個の表示部にアルファベット「A〜J」の図柄が
揃った表示態様である。具体的には、図11に示すよう
に、前記C_RND_LINEの抽出値に基づいて決定
され、C_RND_LINEの抽出値が「0〜71」の
ときに〜のいずれかの当りライン上で「7」図柄が
揃う組合せとなり、C_RND_LINEの抽出値が
「72〜89」のときに全表示部でアルファベット図柄
が揃う組合せ(以下、これをオールアルファベットとい
う)となる。なお、アルファベット図柄による大当り組
合せは、図柄表示用乱数(C_RND_ZU1〜9)の
抽出値から最も近くて若番のアルファベット図柄を表示
するものである。
【0036】一方、特別図柄の種類は、図12に示すよ
うになっており、左・中・右の各図柄34a〜34c
は、それぞれ「0〜9・A・L・P・H・F」順の15
図柄からなると共に、前記C_RND_L・C・Rの各
ランダム数が対応して設けられている。特別図柄におけ
る大当り図柄の配列は、図13に示すように、同一図柄
が揃った表示結果であり、その組合せ種類は、飾り図柄
と同様にC_RND_LINEの抽出値に基づいて決定
される。なお、上記した飾り図柄及び特別図柄の大当り
組合せにおいてC_RND_LINEの抽出値が「72
〜89」のいずれかとなる場合、即ち、飾り図柄におけ
るオールアルファベットの大当り対応図柄、及び特別図
柄における「333」「555」「777」の大当り図
柄は、その導出に伴って確率変動(確変)制御を発生し
得る確変図柄となっている。また、飾り図柄の停止表示
は、図9(B)中に示す「1〜4」の番号順で行われ
る。即ち、最初に「1」の番号が付された左上・右下の
各図柄35a・35i(以下、これを1番目の図柄とも
いう)が停止され、次いで「2」の番号が付された中上
・左中・右中・中下の各図柄35b・35d・35f・
35h(以下、これを2番目の図柄ともいう)が停止さ
れ、次いで「3」の番号が付された右上・左下の各図柄
35c・35g(以下、これを3番目の図柄ともいう)
が停止され、最後に「4」の番号が付された中中の図柄
35e(以下、これを4番目の図柄ともいう)が停止さ
れる。なお、全9個の飾り図柄の停止タイミングは、実
施形態中に記載のものに限定するものではない。例え
ば、中中の図柄35eを3番目の図柄と同時に停止する
ことで3段階の停止表示によって飾り図柄の表示態様を
導出して、飾り図柄の変動時間を短縮してもよい。
【0037】次に、飾り図柄の具体的な変動動作を図1
4乃至図17のタイムチャートに基づいて説明する。な
お、飾り図柄及び後述する特別図柄の変動は、図14
(B)の一覧表図に示すパターンに基づいて行われる。
変動パターンAは、1.0秒/1周で変動するパターン
であり、変動パターンBは、2.0秒/1周の速度で3
図柄分変動するパターンであり、変動パターンCは、
3.0秒/1周で変動するパターンである。また、以下
の説明では、リーチとならない場合、4番目の図柄がリ
ーチの対象となる場合、3番目の図柄がリーチの対象と
なる場合、3番目及び4番目の図柄がリーチの対象とな
る場合の4種類のパターンに分けて具体的な変動動作を
説明する。なお、ここで言うリーチの対象となる図柄と
は、その図柄の停止によって大当りになる可能性がある
図柄のことである。
【0038】先ず、リーチとならない場合での飾り図柄
の変動動作を図14(A)を参照して説明する。図14
(A)において、普通可変入賞球装置4に打玉が入賞し
始動玉検出器7が始動信号を導出すると、その始動信号
の立ち上がり時に、C_RND1及びC_RND2から
それぞれ数値を抽出してこれを格納する。その後、始動
信号の立ち上がりより0.002秒後には、格納したC
_RND1及びC_RND2の読み出し及び判定を行
う。なお、このとき、大当りとなる場合は、C_RND
_LINEから数値を抽出する。そして、始動信号の立
ち上がりより0.022秒後には、C_RND_ZU1
〜9及びC_RND_L・C・Rからそれぞれ数値を抽
出し、これと同時に、1番目乃至4番目の図柄を変動パ
ターンAにて変動させる。その後、1番目の図柄は、
4.0〜4.9秒間変動パターンAにて変動された後、
停止図柄の3図柄手前のデータがセットされて0.6秒
間変動パターンBにて変動されて停止表示される。2番
目の図柄は、5.5〜6.4秒間変動パターンAにて変
動された後、停止図柄の3図柄手前のデータがセットさ
れて0.6秒間変動パターンBにて変動されて停止表示
される。3番目の図柄は、7.0〜7.9秒間変動パタ
ーンAにて変動された後、停止図柄の3図柄手前のデー
タがセットされて0.6秒間変動パターンBにて変動さ
れて停止表示される。4番目の図柄は、8.5〜9.4
秒間変動パターンAにて変動された後、停止図柄の3図
柄手前のデータがセットされて0.6秒間変動パターン
Bにて変動されて停止表示される。
【0039】次に、4番目の図柄がリーチの対象となる
場合での飾り図柄の変動動作を図15を参照して説明す
る。なお、この場合、1〜3番目の図柄が変動を終了す
るまでの動作は、前記図14(A)と同様であるためそ
の説明は省略する。即ち、4番目の図柄がリーチの対象
となる場合では、3番目の図柄が停止表示されるまでの
動作はリーチとならない場合と同様の動作を行い、3番
目の図柄が停止表示された時点でリーチが確定される
と、4番目の図柄をリーチ変動するようになっている。
図16において、4番目の図柄は、9.4秒間変動パタ
ーンAにて変動された後、6.0〜8.7秒間変動パタ
ーンCにて変動されて停止表示される。
【0040】次に、3番目の図柄がリーチの対象となる
場合での飾り図柄の変動動作を図16を参照して説明す
る。なお、この場合、1・2番目の図柄が変動を終了す
るまでの動作は、前記図14(A)と同様であるためそ
の説明は省略する。即ち、3番目の図柄がリーチの対象
となる場合では、2番目の図柄が停止表示されるまでの
動作はリーチとならない場合と同様の動作を行い、2番
目の図柄が停止表示された時点でリーチが確定される
と、3番目の図柄をリーチ変動するようになっている。
また、3番目の図柄は、右上の図柄と左下の図柄とから
なり、必ずしも両方がリーチの対象となる図柄とは限ら
ない。そこで、図16中には、リーチの対象とならない
図柄、及びリーチの対象となる図柄として変動動作を分
けて記載する。図17において、3番目の図柄は、7.
4秒間変動パターンAにて変動される。その後、リーチ
の対象とならない3番目の図柄は、3.0〜5.7秒間
変動パターンCにて変動されて停止表示される。一方、
リーチの対象となる3番目の図柄は、6.0〜8.7秒
間変動パターンCにて変動されて停止表示される。ま
た、4番目の図柄は、13.4〜16.1秒間変動パタ
ーンAにて変動された後、停止図柄の3図柄手前のデー
タがセットされて0.6秒間変動パターンBにて変動さ
れて停止表示される。
【0041】次に、3番目及び4番目の図柄がリーチの
対象となる場合での飾り図柄の変動動作を図17を参照
して説明する。なお、この場合、1〜3番目の図柄が変
動を終了するまでの動作は、前記図16と同様であるた
めその説明は省略する。即ち、3番目及び4番目の図柄
がリーチの対象となる場合、4番目の図柄を除いた1〜
3番目の図柄に対しては前述した3番目の図柄がリーチ
の対象となる場合と同様の動作を行い、3番目の図柄が
停止表示された時点で尚もリーチ状態にあると、3番目
の図柄のリーチ変動後に4番目の図柄をリーチ変動する
ようになっている。図17において、4番目の図柄は、
13.4〜16.1秒間変動パターンAにて変動された
後、6.0〜8.7秒間変動パターンCにて変動されて
停止表示される。
【0042】次に、飾り図柄の変動終了後の動作につい
て図18及び図19を参照して説明する。先ず、変動の
結果、特定遊技状態となった場合では、図19に示すよ
うに、最終停止図柄である中中図柄35eの変動が停止
した後、微少時間(0.700秒)が経過した時点で大
当りの判定が行われ、その後所定時間(11.800
秒)が経過すると、特別可変入賞球装置12の開閉板1
6(同図中には、大入賞口と記載)を開放すべくソレノ
イド15が所定時間(29.500秒)ONされる。開
閉板16の開放終了後の所定時間(2.000秒)は、
役物連続作動装置作動有効時間として設定され、その時
間内に特定玉検出器17がONすれば、継続権が成立す
るように制御される。その後、特別可変入賞球装置12
の最終回の開放動作が終了した時点で始動入賞記憶があ
る場合には、図18(A)に示すように、特別可変入賞
球装置12の閉鎖から所定時間(16.800秒)後に
C_RND_ZU1〜9の抽出を行うと共に、前記図1
4乃至図16のタイムチャートに示したように始動口入
賞時に抽出格納したC_RND1及びC_RND2の読
み出しを行う。そして、特別可変入賞球装置12の閉鎖
から所定時間(16.804〜16.822秒)後に全
図柄の変動を開始させる。一方、図18(B)に示すよ
うに、最終停止図柄である中中図柄35eの変動が停止
して外れとなった後、始動入賞記憶がある場合には、所
定時間(0.700秒)経過した時点で外れ図柄の停止
確認用のチェックが行われ、そのチェックから0.50
2秒後にC_RND_ZU1〜9の抽出い、またチェッ
クから0.504秒後に始動口入賞時に抽出格納したC
_RND1及びC_RND2の読み出しを行う。そし
て、中中図柄35eの変動停止から所定時間(1.20
4〜1.222秒)後に飾り図柄及び特別図柄の全図柄
列の変動を開始させる。
【0043】次に、特別図柄の具体的な変動動作を図2
0のタイムチャートに基づいて説明する。左・中・右の
特別図柄34a〜34cは、図20に示すように、それ
ぞれ飾り図柄の変動開始と同時に一斉に変動パターンA
にて変動が開始される。そして、特別図柄34a〜34
cは、飾り図柄の最終停止図柄である中中図柄35eが
停止する0.6秒前に停止図柄の3図柄手前のデータが
セットされると共に、変動パターンAから変動パターン
Cにパターンが変更され、その後変動パターンCにて
0.6秒間変動されて中中図柄35eの停止と同時に全
図柄が一斉に停止表示される。即ち、左・中・右の特別
図柄34a〜34cは、当り外れの表示結果及び飾り図
柄のリーチの有無に拘らずそれぞれ同時制御によって飾
り図柄と同時に変動を開始した後、飾り図柄と同時に変
動を停止するようになっている。なお、実施形態中に記
載した左・中・右の特別図柄34a〜34cの同時制御
とは、各図柄34a〜34cの表示制御が同期して行わ
れることを言っているが、必ずしも全図柄34a〜34
cを厳密に同一時点で制御する必要はなく、全図柄34
a〜34cが同期して表示制御されていると思える程度
の誤差であれば構わない。
【0044】次に、可変表示装置30での確変図柄の導
出に伴う確変制御の発生動作を図21のタイムチャート
に基づいて説明する。図21において、C_RND_L
INEの抽出値が「72〜89」のいずれかとなり、可
変表示装置30(図21中には、条件装置と記載)の特
別図柄表示部35に「333」「555」「777」の
確変図柄が導出される、言い換えると飾り図柄表示部3
4にオールアルファベットの確変図柄が導出されると、
これに基づいて確変制御が実行される。確率変動の具体
的な制御は、確変図柄による特定遊技状態(条件装置の
作動)の終了を契機に当り確率を高確率に変動させ、そ
の後、次の特定遊技状態が発生すると、これを契機に当
り確率を通常確率に戻す。そして、このような特定遊技
状態の終了及び発生を契機とした当り確率の変動を1単
位の確変制御として、この確変制御を2回繰り返して行
う。なお、このような確率変動中、更にオールアルファ
ベットで大当りした場合には、その時点から新たに2回
の大当りが得られるまで確変制御が行われる。また、確
変制御は、特別図柄及び飾り図柄と同様に以下で詳述す
る普通図柄に対しても行われるものである。
【0045】次に、前記普通図柄表示器36に表示され
る普通図柄について説明する。普通図柄は、図22及び
図23(A)に示すように、「A・b・C・d・L・
7」の6種類であり、これらの普通図柄に対しては、
0.002秒毎に1ずつ加算される当り決定用のWC_
RND2(3〜13)と、0.002秒毎に1ずつ加算
され且つ割り込み処理余り時間に1ずつ加算される普通
図柄表示用のWC_RND_F(0〜5)と、が設けら
れている。WC_RND_F(0〜5)の各ランダム数
は、「A・b・C・d・L・7」の各普通図柄に対応し
て設けられている。また、WC_RND2(3〜13)
からのランダム数の抽出において、図23(B)に示す
ように、「3」の値が抽出されて当りと判定されると、
普通図柄表示器36にWC_RND_Fデータの「5」
に対応する「7」の当り図柄を表示して普通可変入賞球
装置5を所定時間開放(入賞口の拡大)する。一方、W
C_RND2で「3」以外の値が抽出されて外れと判定
されると、WC_RND_Fデータの値を抽出し、この
値に対応する外れ図柄を普通図柄表示器36に表示す
る。なお、WC_RND2で外れと判定されたにも関わ
らずWC_RND_Fで抽出された値が偶然にも当り図
柄となる場合には、「A」の外れ図柄を選択してこれを
普通図柄表示器36に表示するものである。また、上記
WC_RND2の抽出に伴う当り外れの判定は、図柄の
当り確率が通常時のものであり、確率変動時(高確率
時)には、WC_RND2の「3〜12」の値が当り決
定用の乱数となる。
【0046】次に、上記した普通図柄表示器36での普
通図柄の変動動作を図24及び図25のタイムチャート
に基づいて説明する。先ず、図24において、通過玉検
出器10(図24中には、普通図柄始動玉検出器と記
載)がONすると、これと同時にWC_RND2の抽出
及び格納が行われる。その後、通過玉検出器10のON
から所定時間(0.002秒)が経過すると、WC_R
ND_Fの抽出を行い、その0.002秒後に普通図柄
の変動を開始する。そして、通過玉検出器10のONか
ら所定時間(28.000秒)後に変動を停止する。な
お、図24に示す※の確率変動時には、普通図柄の変動
時間が5.200秒に短縮される。そして、通常確率時
において停止表示される普通図柄が当り図柄のときに
は、図25(A)に示すように、普通図柄が停止してか
ら所定時間(0.002秒)後に普通可変入賞球装置4
を0.500秒間開放する。その後、通過玉検出器10
への通過記憶がある場合には、普通可変入賞球装置4の
閉鎖から0.002秒後に、WC_RND_Fの抽出を
行い、その0.002秒後に再度普通図柄の変動を開始
する。一方、確率変動時において停止表示される普通図
柄が当り図柄のときには、図25(B)に示すように、
普通図柄が停止してから所定時間(0.002秒)が経
過すると普通可変入賞球装置4を2.200秒間開放
し、3.000秒のインターバルを置いた後に再度2.
200秒間開放する。その後、通過玉検出器10への通
過記憶がある場合には、普通可変入賞球装置4の閉鎖か
ら0.002秒後に、WC_RND_Fの抽出を行い、
その0.002秒後に再度普通図柄の変動を開始する。
【0047】以上のように、本実施形態に係る遊技機
は、特別図柄出力回路72を介して基本回路60側から
特別図柄表示器35に出力される表示制御信号を断線監
視入力回路73によって監視し、この断線監視入力回路
73が表示制御信号の遮断(断線)を検出すると、前記
図7のエラーチェック処理に基づいて所定の遊技動作を
停止制御するようになっている。従って、特別図柄表示
器35に出力される表示制御信号が遮断された場合には
遊技制御が停止するため、正常な状態での遊技を保証す
ることができ、ひいては表示制御信号の遮断に伴うトラ
ブルを未然に回避するようになっている。
【0048】ところで、上記した実施形態(第一実施形
態)では、断線監視入力回路73にフォトカプラ83と
各電流制限抵抗84・85とを接続して設けることで断
線監視入力回路73に表示制御信号を入力させて該表示
制御信号の出力状態を監視する構成となっている。即
ち、個別に断線監視用の信号を設けることなく、さらに
はそれに伴うコネクタ端子や配線を設けないので基本回
路60側の構成を特別に変更乃至追加する必要がない。
なお、断線監視用の構成は第一実施形態中に記載のもの
に限定しない。例えば、図26に示す第二実施形態のよ
うに、特別図柄出力回路72と断線監視入力回路73と
をコネクタ86の配線87を介して接続し、特別図柄出
力回路72から断線監視入力回路73に直接的に断線監
視用の信号を出力する構成とする。また、コネクタ86
には、前記第一実施形態のコネクタ80と同様に特別図
柄出力回路72と特別図柄表示器35とを接続する各出
力端子a〜c・1〜7を設ける。これにより、基本回路
60側と特別図柄表示器35との接続状態を監視するこ
とで表示制御信号の出力状態を監視することができる。
なお、第二実施形態では、前記第一実施形態のようにフ
ォトカプラ83等を設けることなく、簡単な回路構成で
表示制御信号の出力状態を監視することができる。
【0049】また、上記第一及び第二の各実施形態で
は、断線を監視する制御とこの断線監視に伴って行うエ
ラーチェック処理の制御とを個別の制御構成により行っ
ているが、これに限定するものではない。例えば、図2
7の第三実施形態に示すように、特別図柄出力回路72
及び特別図柄表示器35間のコネクタ88に入力回路6
1と始動玉検出器7との接続コネクタ部を一体的に設け
ることにより、表示制御信号が遮断された時点で遊技制
御を停止(第三実施形態中では、始動検出を停止)する
構成としてもよい。なお、本実施形態では、始動検出の
コネクタと特別図柄表示器のコネクタとを一体的に1つ
にコネクタにしたがこれに限らず、飾り図柄表示器や可
変入賞球装置等のコネクタを一体的にしてもよい。
【0050】また、上記した第一乃至第三の各実施形態
では、表示制御信号の遮断検出に伴う遊技制御の停止に
よって未然にトラブルを回避する構成としているが、積
極的に表示制御信号の遮断を防止することでトラブルを
回避する構成としてもよい。以下、このような構成を第
四乃至第六の実施形態として説明する。先ず、第四実施
形態では、図28(A)に示すように、特別図柄表示器
35を取付基板31に取り付ける構成としてワンウェイ
ネジ92を用い、さらには表示制御信号用の配線90を
特別図柄表示器35にハンダ付けする。一方、表示制御
信号を出力する側の遊技制御基板93は、図28(B)
に示すように、収納筐体95と蓋体96との間で収納さ
れ、電気部品94の実装面とは反対側の面に設けられた
透明板97の取付ボス97aには、配線90のコネクタ
90aがワンウェイネジ92によって取り付け固定され
る。また、収納筐体95には、蓋体96側の係合爪96
aを係止する係止穴95aと、配線90を挿通するため
の挿通穴95bと、が穿設されており、収納筐体95と
蓋体96との間には、封印シール98が貼着されてい
る。このように、第四実施形態では、特別図柄表示器3
5又は配線90をワンウェイネジ92あるいはハンダ付
けによって取り付けることで、表示制御信号の遮断を積
極的に防止して表示制御信号の遮断に伴うトラブルを回
避するようになっている。
【0051】なお、上記したワンウェイネジ92は、図
29(A)に示すように、その頭部に係止部92a、傾
斜部92b、及びテーパー面92cを備えることで、a
方向のトルクに対してのみ回転するようになっている。
このため、ワンウェイネジ92は、その締め付け状態で
b方向にトルクがかかってもその締め付けを解除するこ
とがない。また、第四実施形態では、図29(A)に示
す3点タイプのワンウェイネジ92を用いているが、こ
れに限らず、図29(B)に示すような係止部99a、
傾斜部99b、及びテーパー面99cを頭部に備えた2
点タイプのワンウェイネジ99、あるいは図29(C)
に示すような破断部101及び本体部102からなる破
断ネジ100を用いてもよい。この破断ネジ100は、
図29(D)に示すように、図示しないボックスレンチ
によって所定トルク以上でe方向に締め付けられると破
断部101が本体部102から破断することで、締め付
けが解除されないようになっている。
【0052】また、図30(A)(B)に示す第五実施形
態では、回路基板110側の雌型コネクタ111に係止
段部113を設ける一方、配線116側の雄型コネクタ
117には、その先端部に係合爪119を備えたラック
部118を設ける。これにより、雄型コネクタ117と
雌型コネクタ111との接続時には、ラック部118の
係合爪119が係止段部113に係止されることで、各
コネクタ117・111の接続解除が不可能となる。な
お、雌型コネクタ111は、溶着部112によって回路
基板110に取り付け固定され、その内部には配線11
6と接続される接続ピン114がハンダ115付けによ
って固設されている。このように、第五実施形態では、
配線116と回路基板110との接続にロックタイプの
コネクタ111・117を用いることでコネクタの抜け
に起因する断線を防止する構成となっている。
【0053】また、図31に示す第六実施形態では、取
付基板31に取り付けられる特別図柄表示器35の裏面
側に雄型コネクタ120を設けると共に、玉集合カバー
122に取り付けられる遊技制御基板93の前面側に雄
型コネクタ121を設ける。そして、各雄型コネクタ1
20・121に対応する玉集合カバー122の部分に、
それぞれ雌型コネクタ123・124を設けると共に、
これら雌型コネクタ123・124を接続する配線12
5を玉集合カバー122内に埋め込んだ状態で設ける。
このように、第六実施形態では、接続配線125を玉集
合カバー122内に埋め込むことでコネクタの抜け以外
で生じ得る断線を防止する構成となっている。
【0054】なお、上記した第一及び第六の各実施形態
は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で
種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では、可
変表示装置をLCD表示器にて構成しているが、特にこ
れに限定するものではなく、CRT、LED、VFD、
EL、あるいはプラズマ等の表示器や、ドラム式、ルー
フ式、又はベルト式で各表示部を構成することも可能で
ある。また、遊技機の構成として、始動玉検出器の入賞
玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を開
始し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技状
態が発生して可変入賞球装置を開放する弾球遊技機(こ
れを俗に第1種という)を例示しているが、特にこれに
限定するものではなく、始動玉検出器の入賞玉の検出に
伴って可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識
別情報が所定の表示結果となると権利発生状態となり、
この状態で特定領域に打玉が入賞すると特定遊技状態が
発生する弾球遊技機(これを俗に第3種という)であっ
てもよく、さらにはスロットマシンやコインゲーム等の
遊技機であってもよい。また、遊技機全体をLCD表示
器等の表示装置にて構成する、即ち「打玉」「可変入賞
球装置」等の構成部材を疑似的に表示器に表示すること
で遊技機を構成することも可能である。なお、この場合
では、賞球の払出しを得点等で代行しても良い。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1記載の構成においては、表示制御
手段から可変表示装置への表示制御信号の出力状態を監
視する信号監視手段と、該信号監視手段が前記表示制御
信号の遮断を検出するとこれに基づいて所定の遊技制御
を停止させる遊技制御停止手段と、を備えたので、表示
制御手段から可変表示装置に出力される表示制御信号が
遮断された場合には遊技制御が停止するため、正常な状
態での遊技を保証することができ、ひいては表示制御信
号の遮断に伴うトラブルが回避できる。
【0056】また、本発明の請求項6記載の構成におい
ては、表示制御手段から可変表示装置に出力される表示
制御信号の遮断を防止する遮断防止手段を備えたので、
表示制御信号の遮断防止によって表示制御信号の遮断に
伴うトラブルが回避できる。
【0057】また、本発明の請求項7記載の構成におい
ては、表示制御手段及び可変表示装置間の配線接続を所
定の遊技制御の配線接続と一体的に設けたので、前記請
求項1記載の構成と同様に、表示制御手段から可変表示
装置に出力される表示制御信号が遮断された場合には遊
技制御を停止する構成となり、ひいては表示制御信号の
遮断に伴うトラブルが回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図4】断線を監視するための回路構成を示すブロック
図である。
【図5】正常時の各配線レベルを示すタイムチャートで
ある。
【図6】断線時の各配線レベルを示すタイムチャートで
ある。
【図7】エラーチェックの処理プロセスを示すフローチ
ャートである。
【図8】特別図柄及び飾り図柄に用いられる各種ランダ
ム数の一覧表図である。
【図9】同図(A)は選択されたランダム数によって特
別図柄及び飾り図柄の当り外れを決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートであり、同図(B)は飾
り図柄表示部上に形成される複数の当りラインを示す説
明図である。
【図10】飾り図柄の種類を示す一覧表図である。
【図11】飾り図柄の大当り配列を示す一覧表図であ
る。
【図12】特別図柄の種類を示す一覧表図である。
【図13】特別図柄の大当り配列を示す一覧表図であ
る。
【図14】同図(A)は飾り図柄の変動動作を示すタイ
ムチャートであり、同図(B)は変動パターンA〜Cを
示す一覧表図である。
【図15】飾り図柄の変動動作を示すタイムチャートで
ある。
【図16】飾り図柄の変動動作を示すタイムチャートで
ある。
【図17】飾り図柄の変動動作を示すタイムチャートで
ある。
【図18】同図(A)は特定遊技状態の終了後に始動記
憶がある場合での飾り図柄の変動動作を示すタイムチャ
ートであり、同図(B)は図柄の変動停止後に始動記憶
がある場合での特別図柄及び飾り図柄の変動動作を示す
タイムチャートである。
【図19】特定遊技状態における特別可変入賞球装置の
開閉板の開放動作を示すタイムチャートである。
【図20】飾り図柄に対する特別図柄の変動動作を示す
タイムチャートである。
【図21】条件装置の作動に伴って特別図柄の当り確率
が高確率に変動される動作を示すタイムチャートであ
る。
【図22】普通図柄に用いられる各種ランダム数の一覧
表図である。
【図23】同図(A)は普通図柄の種類を示す説明図で
あり、同図(B)は選択されたランダム数によって普通
図柄の当り外れを決定する動作を説明するための簡単な
フローチャートである。
【図24】普通図柄始動検出に伴って普通図柄が変動す
る動作を示すタイムチャートである。
【図25】同図(A)は通常時に普通図柄が当ることに
伴って普通可変入賞球装置が開放する動作を示すタイム
チャートであり、同図(B)は確率変動時に普通図柄が
当ることに伴って普通可変入賞球装置が開放する動作を
示すタイムチャートである。
【図26】第二実施形態の断線を監視するための回路構
成を示すブロック図である。
【図27】第三実施形態の断線を監視するための回路構
成を示すブロック図である。
【図28】同図(A)(B)はそれぞれ第四実施形態の断
線を回避するための構成を示す断面図である。
【図29】同図(A)〜(D)はそれぞれ第四実施形態
で用いられる各種ワンウェイネジを示す説明図である。
【図30】同図(A)(B)はそれぞれ第五実施形態のロ
ック式コネクタを示す断面図である。
【図31】第六実施形態の断線を回避するための構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 普通可変入賞球装置 7 始動玉検出器 8 普通図柄始動装置 10 通過玉検出器 12 特別可変入賞球装置 17 特定玉検出器 18 入賞玉検出器 30 可変表示装置 34 飾り図柄表示部 34a〜34i 飾り図柄 35 特別図柄表示部 35a〜35c 特別図柄 36 普通図柄表示器 37 普通図柄記憶表示LED 41 特別図柄記憶表示LED 60 基本回路 72 特別図柄出力回路 73 断線監視入力回路 80 コネクタ 81a〜81j スイッチングトランジスタ 82・84・85 電流制限抵抗 83 フォトカプラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示制御手段の制御に基づいて識別情報
    を可変表示すると共に、該識別情報が予め定めた特定表
    示結果になると特定遊技状態を発生し得る可変表示装置
    を備えた遊技機において、 前記表示制御手段から前記可変表示装置への表示制御信
    号の出力状態を監視する信号監視手段と、 該信号監視手段が前記表示制御信号の遮断を検出すると
    これに基づいて所定の遊技制御を停止させる遊技制御停
    止手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技制御停止手段は、前記識別情報
    の表示結果を導出するための所定条件の成立を無効にす
    ることで遊技制御を停止させることを特徴とする請求項
    1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記信号監視手段は、前記表示制御信号
    を入力することで該表示制御信号の出力状態を監視する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記信号監視手段は、前記表示制御手段
    及び前記可変表示装置間の配線の接続状態を監視するこ
    とで前記表示制御信号の出力状態を監視することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記可変表示装置を複数設け、 前記遊技制御停止手段は、前記信号監視手段が前記複数
    の可変表示装置のうちいずれかに対して前記表示制御信
    号の遮断検出を行うと、その他の可変表示装置の表示を
    抑制することで遊技制御を停止させることを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 表示制御手段の制御に基づいて識別情報
    を可変表示すると共に、該識別情報が予め定めた特定表
    示結果になると特定遊技状態を発生し得る可変表示装置
    を備えた遊技機において、 前記表示制御手段から前記可変表示装置に出力される表
    示制御信号の遮断を防止する遮断防止手段を備えたこと
    を特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 表示制御手段の制御に基づいて識別情報
    を可変表示すると共に、該識別情報が予め定めた特定表
    示結果になると特定遊技状態を発生し得る可変表示装置
    を備えた遊技機において、 前記表示制御手段及び前記可変表示装置間の配線接続を
    所定の遊技制御の配線接続と一体的に設けたことを特徴
    とする遊技機。
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