JPH09285427A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH09285427A
JPH09285427A JP8102979A JP10297996A JPH09285427A JP H09285427 A JPH09285427 A JP H09285427A JP 8102979 A JP8102979 A JP 8102979A JP 10297996 A JP10297996 A JP 10297996A JP H09285427 A JPH09285427 A JP H09285427A
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JP
Japan
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deodorant
time
electric blower
amount
injection
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JP8102979A
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English (en)
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Masaru Kamei
勝 亀井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で効率よく安価に消臭できる電気掃除
機を提供する。 【解決手段】 ホースの操作手段の電動送風機22を駆動
させる設定操作にて出力する所定のパルスおよび電流値
を中央処理手段が検知する。パルス出力に対応して消臭
手段52のポンプ59を1秒間駆動し、消臭タンク56から第
2のノズル68より排気室38に消臭剤55を噴射する。電動
送風機22は設定内容に従って駆動し、駆動を停止させる
設定までの駆動時間に対応して消臭剤55の噴射時間を設
定する。電動送風機22の駆動停止後、設定した噴射時間
に基づいて消臭剤55を集塵室14内に噴射する。風路に短
時間で消臭剤55が拡散する噴射による効率的な消臭に必
要な消臭剤55の噴射量を簡単な構成で容易に設定でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸い込んだ塵埃か
らの悪臭を消臭剤にて消臭する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば特開昭62−60530号公報に記載のように、集
塵室の下流側である排気側に防臭処理が施された特殊フ
ィルタを配設し、この特殊フィルタにて集塵室から排気
される悪臭を消臭する構成が知られている。
【0003】しかしながら、この特開昭62−6053
0号公報に記載の従来の電気掃除機では、特殊フィルタ
の表面に塵埃などが付着して、防臭能力が低下し、十分
な防臭機能が得られない。
【0004】また、集塵室の下流側や排気風を排気する
排気口の上流側に粉粒状の固形の消臭剤を収容した通気
性の消臭室を設け、集塵室からの排気を消臭する構成も
知られている。
【0005】しかしながら、掃除中に流通する排気風に
常に消臭剤が暴露され、また電動送風機が停止した掃除
をしていない状態でも消臭機能が働いて消臭するため、
消臭能力が直ぐに低下し、頻繁に消臭剤を充填あるいは
交換する必要があり、保守管理が煩雑であるとともに、
コストが増大する。
【0006】一方、吸い込んだ塵埃を捕捉する集塵袋に
消臭機能を施す構成も知られているが、塵埃とともに廃
棄される集塵袋のコストが増大するため、掃除コストが
増大するとともに、上述の従来例と同様に常に集塵袋の
集塵機能が働いている状態であるため、直ぐに消臭能力
が低下して、集塵袋が一杯となっていないにもかかわら
ず消臭能力がなくなり消臭できなくなったり、多量に塵
埃を吸塵し消臭機能が低下していないにもかかわらず集
塵袋がいっぱいとなって新しい集塵袋と交換しなければ
ならず、効率よく消臭できず、掃除コストが増大する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特開
昭62−60530号公報に記載の従来のものでは、特
殊フィルタの表面に塵埃などが付着して、防臭能力が低
下し、十分な防臭機能が得られなくなる。また、固形の
消臭剤を風路中に配設する構成では、常に消臭機能が作
用し続けるため、直ぐに消臭能力が低下する。さらに、
集塵袋に消臭機能を施したものでは、コストが高いとと
もに、効率よく消臭機能が作用できず、効率よく安価に
消臭できない問題がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、短時間で効率よく安価に消臭できる電気掃除機を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、吸込口および排気口が開口されるとともに前記吸
込口から前記排気口に至る風路中に電動送風機を収容す
るケース体と、消臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段
と、前記電動送風機の駆動により前記吸込口から吸い込
んだ塵埃量に対応して前記噴射手段により噴射する前記
消臭剤の量を可変する制御手段とを具備したもので、制
御手段により吸込口から吸い込んだ悪臭の原因となる塵
埃の量に対応して風路内に容易に拡散して消臭が短時間
となる噴射手段による消臭剤の噴射する量を可変するた
め、消臭に必要な量の消臭剤が噴射されて効率よく消臭
する。
【0010】請求項2記載の電気掃除機は、吸込口およ
び排気口が開口されるとともに前記吸込口から前記排気
口に至る風路中に電動送風機を収容するケース体と、消
臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、前記電動送風
機の駆動により前記吸込口から吸い込んだ塵埃量に対応
して前記噴射手段による前記消臭剤の噴射する時間を可
変する制御手段とを具備したもので、制御手段により吸
込口から吸い込んだ悪臭の原因となる塵埃の量に対応し
て風路内に容易に拡散して消臭が短時間となる噴射手段
による消臭剤の噴射する時間を可変するため、吸い込ん
だ悪臭の原因となる塵埃の量に対応して消臭剤の噴射時
間を可変して消臭剤の噴射量を可変するので、効率的な
噴射による消臭に必要な消臭剤の量が簡単な構成で容易
に設定される。
【0011】請求項3記載の電気掃除機は、吸込口およ
び排気口が開口されるとともに前記吸込口から前記排気
口に至る風路中に電動送風機を収容するケース体と、消
臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、前記電動送風
機の駆動した吸込時間に対応して前記噴射手段により噴
射する前記消臭剤の量を可変する制御手段とを具備した
もので、制御手段により電動送風機の駆動した吸込時間
に対応して風路内に容易に拡散して消臭が短時間となる
噴射手段による消臭剤の噴射する量を可変するため、簡
単な構成の吸込時間の検知にて吸い込まれた悪臭の原因
となる塵埃の量を判断し、この判断された吸塵量に対応
して消臭剤の噴射量を可変するので、簡単な構成で効率
的な消臭に必要な量の消臭剤が噴射される。
【0012】請求項4記載の電気掃除機は、吸込口およ
び排気口が開口されるとともに前記吸込口から前記排気
口に至る風路中に電動送風機を収容するケース体と、消
臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、前記電動送風
機の駆動した吸込時間に対応して前記噴射手段による前
記消臭剤の噴射する時間を可変する制御手段とを具備し
たもので、制御手段により電動送風機の駆動した吸込時
間に対応して風路内に容易に拡散して消臭が短時間とな
る噴射手段による消臭剤の噴射する時間を可変するた
め、簡単な構成の吸込時間の検知にて吸い込まれた悪臭
の原因となる塵埃の量を判断し、この判断された吸塵量
に対応して消臭剤の噴射時間を可変して消臭剤の噴射量
を可変するので、簡単な構成で効率的な噴射による消臭
に必要な消臭剤の量が容易に設定される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1および図2において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口した下部
ケース2a、および、この下部ケース2aの後部上面を閉塞
する上部ケース2bとが、前面を含む周縁にバンパ3を挟
持して接合されて前側上面部を開口したケース体として
の本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部
の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支し
て形成されている。
【0015】そして、本体ケース2は、進行方向の前側
下面に旋回自在の旋回輪5が取り付けられ、後部両側下
面には一対の従動後輪6が回転自在に設けられ、電気掃
除機本体1は、旋回輪5と従動後輪6とにて走行可能と
なっている。また、本体ケース2の前部には、ハンドル
7が設けられている。さらに、本体ケース2の後部に
は、商用交流電源に接続されるプラグ8を有した電源コ
ード9を導出するコード口10が開口形成されている。
【0016】一方、電気掃除機本体1内には、図1に示
すように、格子状の連通口12を有する隔壁13により、上
方が開放された集塵室14が、電気掃除機本体1の進行方
向の前側に区画形成されているとともに、この集塵室14
の後方に電動送風機室15が区画形成されている。そし
て、集塵室14内には、この集塵室14内に枢着されたホル
ダ17により集塵袋18が着脱自在に装着されている。
【0017】また、隔壁13の前面には、その連通口12を
覆う補助集塵フィルタ20が着脱自在に装着されている。
なお、これら集塵袋18および補助集塵フィルタ20は、集
塵室14の上面開口を介して着脱される。
【0018】一方、電動送風機室15内には、電源コード
9を介して電源が供給される電動送風機22が配設されて
いる。この電動送風機22は、図示しない例えばファンを
軸にて回転駆動する電動部23と、ファンを覆うファンカ
バー24とからなっている。このファンカバー24の前面中
央部には吸気口25が開口形成され、電動部23のフレーム
には図示しない排気口が開口形成されている。なお、電
動部23の後端面の略中央には、ファンを回転駆動させる
図示しない軸を支持する軸受が内設されたモータヘッド
26が、後方に円柱状に突出形成されている。
【0019】また、電動送風機22の前端部には、前端の
外周縁に環状のゴム製支持体28が嵌合され、後端部のモ
ータヘッド26には、ゴム製の緩衝体29がモータヘッド26
を覆うように取り付けられている。
【0020】一方、上部ケース2bの下面には、下方に向
かって突出し、下端部がファンカバー24の外周面に沿っ
て凹弧状に形成された上リブ前部31、および、この上リ
ブ前部31より後方に位置して略平行に下方に向かって突
出し、下端部が電動部23のモータヘッド26に取り付けら
れた緩衝体29の外周面に沿って凹弧状に形成された上リ
ブ後部32がそれぞれ突出形成されている。
【0021】さらに、下部ケース2aの上面には、上リブ
前部31および上リブ後部32に向かってそれぞれ対向して
上方に向けて突出し、上端部がファンカバー24の外周面
に沿って凹弧状に形成された下リブ前部33、および、上
端部が電動部23のモータヘッド26に取り付けられた緩衝
体29の外周面に沿って凹弧状に形成された下リブ後部34
がそれぞれ突出形成されている。
【0022】そして、電動送風機22のモータヘッド26を
覆うように取り付けられた緩衝体29が、上下リブ後部3
2,34の先端にて挟持され、電動送風機22の前部がゴム
製支持体28を介して上下リブ前部31,33にて挟持固定さ
れている。
【0023】なお、電動送風機22の前端側はゴム製支持
体28により、電動送風機22の吸気口25が空気とともに吸
い込んだ塵埃を集塵する集塵袋18を設けた集塵室14に連
通口12を介して気密に連通している。
【0024】また、電動送風機室15の上部には、電動送
風機22の駆動状態などを制御する回路などが搭載された
図示しない回路基板を収容する回路室が区画形成されて
いるとともに、ダクト室37が区画形成されている。
【0025】一方、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室15の後方に位置して、排気室38が区画形成されてい
る。そして、この排気室38内には、帯電繊維などにて形
成された高性能フィルタ39が着脱自在に配設されてい
る。また、電気掃除機本体1の本体ケース2の後部に
は、排気室38内の高性能フィルタ39を介して電動送風機
22の排気口に連通する排気口40が開口形成され、この排
気口40には補助フィルタ41が着脱自在に装着されてい
る。そして、排気室38の上部には、高性能フィルタ39の
排気口40側である下流側に位置してダクト室37に連通す
る取付孔42が開口形成されている。
【0026】一方、蓋体4は、上部ケース2bに後端部が
枢着されており、集塵室14を上方から開閉自在に覆うよ
うに形成されている。そして、この蓋体4の前側略中央
には、ホース44を着脱自在に接続する吸込口45を開口す
る略円筒状の吸込部46が設けられている。また、この吸
込部46の後端部には、吸込口45を集塵室14に連通する屈
曲した筒状の連通管47が接続され、この連通管47に集塵
袋18のホルダ17に取り付けられる取付板48の集塵孔49が
連通される。そして、吸込口45から吸込部46、連通管4
7、集塵室14、電動送風機室15、排気室38を介して排気
口40に連通する風路50を構成している。
【0027】また、蓋体4には、噴射手段である消臭手
段52を配設するタンク室53が蓋体4の後端部にダクト室
37に連通する連通孔54を開口して区画形成されている。
そして、このタンク室53内には、例えば天然植物性分解
消臭剤などの揮発性の高い液体の消臭剤55を収容する貯
留手段としての消臭タンク56が配設されている。この消
臭タンク56は、蓋体4の上面に上方に向けて開口し消臭
剤55が流入される図示しない流入孔を開口形成し、この
流入孔にはタンク蓋57が着脱自在に取り付けられてい
る。
【0028】さらに、タンク室53には、回路室内の回路
基板にて駆動状態が制御されるポンプ59が設けられてい
る。このポンプ59は、消臭タンク56に取出管60を介して
接続され、この取出管60にて消臭タンク56内の消臭剤55
を引き抜いて搬送管61から搬出する。また、ポンプ59に
は、搬送管61を介して切換手段としての電磁弁などの弁
体62が設けられている。さらに、この弁体62には、風路
50を構成する連通管47の後端部に配設された第1の噴射
口64を開口する第1のノズル65を先端部に有した第1の
噴射管66と、連通孔54からダクト室37を介して取付孔42
に風路50を構成する排気室38に臨んで配設された第2の
噴射口67を開口する第2のノズル68を先端部に有した可
撓性を有する第2の噴射管69とが接続されている。そし
て、この弁体62は、適宜第1の噴射管66および第2の噴
射管69への連通状態を切り換え、第1のノズル65からの
集塵室14内への消臭剤55の噴射および第2のノズル68か
らの排気室38への消臭剤55の噴射を調節する。なお、弁
体62は、常時第2の噴射管69にポンプ59が連通するよう
になっている。
【0029】また、蓋体4の吸込部46に接続されるホー
ス44は、一端部に吸込部46に嵌挿接続される接続管71を
設け他端部に延長管72を介して吸込口体73を接続する把
持部74を設けた可撓性を有するホース部75を有してい
る。そして、把持部74には、電動送風機22の駆動状態を
設定する各種ボタン76,76から構成された操作手段77が
配設されている。
【0030】次に、上記実施の形態の回路構成を図3を
参照して説明する。
【0031】81は直流定電圧電源で、この直流定電圧電
源81は、電源コード9を介して供給される商用交流電源
を直流に変換して直流定電圧を供給する。そして、この
直流定電圧電源81には、電圧検出用の抵抗R1と分流用の
抵抗R2および電圧検出用のスイッチS1の直列回路とが並
列に接続されている。さらに、直流定電圧電源81には、
相互リセット保持回路82が電圧検出用の抵抗R1に直列に
接続されている。そして、この相互リセット保持回路82
には、ホース44の操作手段77の各ボタン76,76の操作に
対応して開閉する複数のスイッチS2〜S5が接続される。
また、相互リセット保持回路82および直流定電圧電源81
間には、操作手段77の各スイッチS2〜S5の閉成により異
なる電流値を出力する電流制御手段83が接続されてい
る。この電流制御手段83は、抵抗値の異なる抵抗R2〜R4
が相互リセット保持回路82および直流定電圧電源81間に
複数並列に接続されて構成されている。
【0032】さらに、直流定電圧電源81には、電圧検出
用の抵抗R1を介して制御手段を構成する中央処理手段84
が接続されている。そして、この中央処理手段84には、
電動送風機22を所定の駆動状態で駆動させる所定の電力
を供給する電力制御手段85が接続され、ホース44の操作
手段77の操作により中央処理手段84が設定内容を検出し
て、電力制御手段85から所定の電力を電動送風機22に供
給するようになっている。なお、この中央処理手段84
は、吸込動作時間である電動送風機22の駆動時間Tvを計
時する図示しない集塵タイマ、消臭手段52から消臭剤55
を噴射させる設定時間である噴射時間Tpを記憶する図示
しない記憶手段、噴射時間Tpを計時する図示しない消臭
タイマを備えている。
【0033】また、中央処理手段84には、消臭手段52の
ポンプ59の駆動を制御する制御手段を構成するポンプ制
御手段86および弁体62の開閉状態を制御する制御手段を
構成する弁体制御手段87が接続され、適宜第1のノズル
65および第2のノズル69からの消臭剤55の噴射状態を制
御する。
【0034】さらに、中央処理手段84には、操作手段77
の設定に対応して図示しない発音手段および発光手段を
発音および発光させる報知手段88が接続されている。
【0035】次に、上記実施の一形態の動作について、
図4に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0036】掃除時には、蓋体4を閉じておき、ホース
44や延長管72、吸込口体73を適宜接続し、電源コード9
を引き出して電力を供給し、電源コード9より供給され
た電力により、ホース44の操作手段77の設定操作に対応
して所定の駆動状態で電動送風機22を駆動させて掃除を
行う。この電動送風機22の駆動によりホース44を介して
吸込口45から空気とともに塵埃が吸い込まれ、電気掃除
機本体1の集塵室14に導かれて、集塵袋18内に捕捉され
る。
【0037】なお、この集塵袋18により濾過された空気
は、補助集塵フィルタ20、連通口12、電動送風機22の吸
気口25、電動送風機22内、この電動送風機22の排気口、
排気室38、高性能フィルタ39および補助フィルタ41を順
次通って、排気口40から電気掃除機本体1外の外気へ排
気風として排出される。
【0038】一方、操作手段77の電動送風機22を駆動さ
せる設定操作により、操作手段77のいずれかのスイッチ
S2〜S5が閉成される。このスイッチS2〜S5の閉成によ
り、電動送風機22を所定の駆動状態で駆動させる旨の所
定のパルスが出力されるとともに、相互リセット保持回
路82から電流制御手段83による所定の電流値が出力され
て、パルス出力および電流制御手段83からの電流値を中
央処理手段84が検出する。そして、中央処理手段84は、
パルス出力に対応して報知手段88にて発音や発光などの
報知を行わせるとともに、消臭手段52のポンプ59を所定
時間、例えば1秒間駆動させて、消臭タンク56から第2
の噴射管69を介して第2のノズル68から排気室38に消臭
剤55を噴射させる。さらに、中央処理手段84は、消臭手
段52のポンプ59の所定時間の駆動後に、電流制御手段83
からの電流値に対応して電力制御手段85から所定の電力
を電動送風機22に供給させて電動送風機22を操作手段77
の設定内容に対応した駆動状態で駆動させる。
【0039】そして、この電動送風機22の駆動前に排気
室38に消臭剤55を噴射、例えば噴霧することにより、駆
動時に電気掃除機22内、特に集塵室14内の悪臭を伴った
空気が排気口40から排気される前に消臭するため、電動
送風機22の始動時の悪臭の排出が防止される。そして、
揮発性の高い液体などの消臭剤55を噴霧するため、少量
の消臭剤55を短時間で容易に拡散でき、少量の消臭剤55
でも短時間で容易に消臭できる。
【0040】また、掃除の終了の際には、操作手段77の
電動送風機22の駆動を停止させる設定操作により、所定
のスイッチS2〜S5が閉成される。このスイッチの閉成に
より、電動送風機22を停止させる旨の所定のパルスが出
力されるとともに、相互リセット保持回路82から電流制
御手段83による所定の電流値が出力されて、パルス出力
および電流制御手段83からの電流値を中央処理手段84が
検出する。そして、中央処理手段84は、パルス出力に対
応して報知手段88にて発音や発光などの報知を行わせる
とともに、電力制御手段85から電動送風機22への電力の
供給を停止させる。さらに、中央処理手段84は、弁体制
御手段87にて弁体62を所定時間切り換えるとともに、消
臭手段52のポンプ59を、電動送風機22の駆動時間である
吸込時間に対応して所定時間駆動させて、消臭タンク56
から第1の噴射管66を介して第1のノズル65から集塵室
14に消臭剤55を噴霧させる。
【0041】そして、この電動送風機22の駆動後に集塵
室14に消臭剤55を噴霧することにより、集塵室14内の集
塵袋18に捕捉した塵埃からの悪臭の発生が防止あるいは
抑制される。
【0042】なお、消臭手段52のポンプ59の所定時間の
駆動後、弁体62は常時の第2の噴射管69にポンプ59が連
通した状態となる。
【0043】そして、消臭剤55は、消臭タンク56に設け
た図示しない液面検出手段にて残量が確認でき、消臭剤
55の量が少なくなった場合には、タンク蓋57を取り外し
て開口する流入孔から消臭剤55を補充する。
【0044】次に、掃除の終了の際の電動送風機22の駆
動時間に対応した所定時間の消臭剤55の噴霧の制御につ
いて、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0045】まず、電力の供給により、中央処理手段84
は、吸込動作時間である電動送風機22の駆動時間Tvを計
時する集塵タイマ、消臭手段52から消臭剤55を噴射させ
る設定時間である噴射時間Tp、および、この噴射時間Tp
を計時する消臭タイマをリセットする(ステップ1)。
そして、中央処理手段84は、電動送風機22を所定の駆動
状態で駆動させる旨の吸込スイッチONのボタン76が操
作されたか否かを判断し(ステップ2)、吸込スイッチ
ONのボタン76が操作されていないと判断した場合に
は、吸込スイッチONのボタン76が操作されたか否かの
検知を続ける待機状態となる。
【0046】また、操作手段77の電動送風機22を駆動さ
せる設定操作により、中央処理手段84がパルス出力およ
び電流制御手段83からの電流値を検出して、吸込スイッ
チONのボタン76が操作されたと判断した場合には、集
塵タイマをスタートさせて電動送風機22の駆動時間Tvを
計時し(ステップ3)、電動送風機22を設定内容に従っ
て所定の駆動状態で駆動させる(ステップ4)。
【0047】この後、中央処理手段84は、電動送風機22
の駆動を停止させる旨の吸込スイッチOFFのボタン76
が操作されたか否かを判断し(ステップ5)、吸込スイ
ッチOFFのボタン76が操作されていないと判断した場
合には、吸込スイッチOFFのボタン76の操作の待機状
態となってそのまま掃除を続ける。また、このステップ
5において、中央処理手段84が吸込スイッチOFFのボ
タン76が操作されたと判断した場合には、電動送風機22
の駆動を停止させ(ステップ6)、集塵タイマをストッ
プさせて電動送風機22の駆動時間Tvの計時を停止する
(ステップ7)。
【0048】次に、中央処理手段84は、集塵タイマにて
計時した電動送風機22の駆動時間Tvに対応して消臭手段
52から消臭剤55を噴射させる噴射時間Tpを、図6のグラ
フに示す関係式から設定する(ステップ8)。そして、
中央処理手段84は、弁体制御手段87にて弁体62を切り換
えさせるとともに、消臭手段52のポンプ59を駆動させ
て、消臭剤55を消臭タンク56から第1の噴射管66を介し
て第1のノズル65から集塵室14に噴霧させ(ステップ
9)、消臭タイマをスタートさせる(ステップ10)。
【0049】さらに、中央処理手段84は、消臭時間がタ
イムアップしたか否か、すなわち消臭タイマにて計時す
る消臭剤55を噴射する時間であるポンプ59の駆動する時
間があらかじめ図示しない記憶手段に設定した噴射時間
Tpを越えたか否かを判断する(ステップ11)。そして、
ポンプ59の駆動時間が噴射時間Tpを越えていないと判断
した場合には、引き続き消臭剤55の噴射を行って消臭時
間を計時する。また、ステップ11で、ポンプ59の駆動時
間が噴射時間Tpを越えたと判断した場合には、弁体制御
手段87にて弁体62を常時の第2の噴射管69にポンプ59が
連通した状態のOFFに戻すとともにポンプ制御手段に
てポンプ59の駆動を停止させる(ステップ12)。
【0050】この後、消臭タイマをストップさせて(ス
テップ13)、ステップ1に戻る。
【0051】上記実施の形態によれば、吸込口45からの
吸込時間である電動送風機22の駆動時間Tvに対応して消
臭手段52による消臭剤55の噴射する時間である噴射時間
Tpを可変設定し、この噴射時間Tpに基づいて風路50内に
容易に拡散して消臭が短時間となる消臭剤55の噴射を行
うため、簡単な構成のタイマ制御の吸込時間の検知によ
り吸い込まれた悪臭の原因となる塵埃の量を判断し、こ
の判断された吸塵量に対応して消臭剤55の噴射時間Tpを
可変して消臭剤55の噴射量を可変するので、簡単な構成
で効率的な噴射による消臭に必要な消臭剤55の噴射量を
容易に設定できる。
【0052】さらに、消臭剤55の噴射量を噴射時間Tpを
設定して、噴射時間Tpの長さによって消臭剤55の噴射量
を可変したため、簡単な構成で容易に消臭剤55の噴射量
を設定できる。
【0053】また、電動送風機22の始動時に風路50内の
集塵室14より排気側である排気室38に消臭剤55を噴霧す
るため、消臭剤55を風路50内に容易に拡散でき、短時間
で消臭できるとともに、特に集塵袋18に捕捉した塵埃に
て発生する集塵室14内の悪臭が電動送風機22の始動時に
て排気口40から排出される前に消臭でき、少ない消臭剤
55にて効率よく消臭でき、効率を向上できる。
【0054】さらに、電動送風機22の停止時に集塵室14
内に消臭剤55を噴霧するため、特に集塵室14内の集塵袋
18に捕捉した塵埃からの悪臭の発生を防止あるいは抑制
でき、集塵室14内の悪臭が電動送風機22の始動時にて排
気口40から排出されず、少ない消臭剤55にて効率よく消
臭でき、効率を向上できる。
【0055】そして、掃除の間、消臭剤55を噴霧して消
臭せずに、電動送風機22の始動時や停止時に必要量の消
臭剤55を噴霧するため、常に消臭剤55が風路中に位置せ
ず少量の消臭剤55にて効率よく消臭できる。
【0056】また、弁体62にて複数設けた第1のノズル
65および第2のノズル68を切り換えて消臭タンク56から
の消臭剤55を切り換えた第1のノズル65の第1の噴射口
64および第2のノズル68の第2の噴射口67から噴霧する
ため、消臭剤55を噴霧する位置を効率よく消臭できる位
置に適宜切り換えることにより、少量の消臭剤55にて効
率よく消臭できる。
【0057】次に、本発明の電気掃除機の他の実施の形
態を図7を参照して説明する。
【0058】この図7に示す実施の形態は、図1ないし
図6に示す実施の噴射時間Tpを所定時間に可変設定する
吸込動作時間すなわち電動送風機22の駆動時間Tvに代え
て、吸込口45からの吸塵量を直接検知し、この吸塵量に
対応して噴射時間Tpを所定時間に可変設定するものであ
る。
【0059】すなわち、ホース44の把持部74内に発光ダ
イオードなどの発光部と、この発光部に対向して設けら
れたフォトカップリングされたフォトトランジスタなど
の受光部とを備えた塵埃検出部を設ける。また、中央処
理手段84が、塵埃検出部の発光部からの光を塵埃が遮り
受光部で受光した受光量に従って、塵埃量Dvを検出す
る。
【0060】そして、電力の供給により、中央処理手段
84は、塵埃検出部にて検知した受光量にて検出した塵埃
量Dv、消臭手段52から消臭剤55を噴射させる設定時間で
ある噴射時間Tp、および、この噴射時間Tpを計時する消
臭タイマをリセットする(ステップ21)。そして、中央
処理手段84は、電動送風機22を所定の駆動状態で駆動さ
せる旨の吸込スイッチONのボタン76が操作されたか否
かを判断し(ステップ22)、吸込スイッチONのボタン
76が操作されていないと判断した場合には、吸込スイッ
チONのボタン76が操作されたか否かの検知を続ける待
機状態となる。
【0061】また、操作手段77の電動送風機22を駆動さ
せる設定操作により、中央処理手段84がパルス出力およ
び電流制御手段83からの電流値を検出して、吸込スイッ
チONのボタン76が操作されたと判断した場合には、電
動送風機22を設定内容に従って所定の駆動状態で駆動さ
せ(ステップ23)、塵埃検出部にて吸引された塵埃量Dv
を検出する(ステップ24)。
【0062】この後、中央処理手段84は、電動送風機22
の駆動を停止させる旨の吸込スイッチOFFのボタン76
が操作されたか否かを判断し(ステップ25)、吸込スイ
ッチOFFのボタン76が操作されていないと判断した場
合には、吸込スイッチOFFのボタン76の操作の待機状
態となってそのまま掃除を続ける。また、このステップ
5において、中央処理手段84が吸込スイッチOFFのボ
タン76が操作されたと判断した場合には、電動送風機22
の駆動を停止させる(ステップ26)。
【0063】次に、中央処理手段84は、塵埃検出部にて
検出した塵埃量Dvに対応して消臭手段52から消臭剤55を
噴射させる噴射時間Tpを設定する(ステップ27)。そし
て、中央処理手段84は、弁体制御手段87にて弁体62を切
り換えさせるとともに、消臭手段52のポンプ59を駆動さ
せて、消臭剤55を消臭タンク56から第1の噴射管66を介
して第1のノズル65から集塵室14に噴霧させ(ステップ
28)、消臭タイマをスタートさせる(ステップ29)。
【0064】さらに、中央処理手段84は、消臭時間がタ
イムアップしたか否か、すなわち消臭タイマにて計時す
る消臭剤55を噴射する時間であるポンプ59の駆動する時
間があらかじめ図示しない記憶手段に設定した噴射時間
Tpを越えたか否かを判断する(ステップ30)。そして、
ポンプ59の駆動時間が噴射時間Tpを越えていないと判断
した場合には、引き続き消臭剤55の噴射を行って消臭時
間を計時する。また、ステップ30で、ポンプ59の駆動時
間が噴射時間Tpを越えたと判断した場合には、弁体制御
手段87にて弁体62を常時の第2の噴射管69にポンプ59が
連通した状態のOFFに戻すとともにポンプ制御手段86
にてポンプ59の駆動を停止させる(ステップ31)。
【0065】この後、消臭タイマをストップさせて(ス
テップ32)、ステップ21に戻る。
【0066】この図7に示す実施の形態によれば、悪臭
の原因となる吸い込んだ塵埃の量を直接検出し、この検
出した吸塵量に対応して消臭剤55の噴射時間Tpを可変し
て消臭剤55の噴射量を可変するので、さらなる効果的な
消臭に必要な消臭剤55の噴射量を容易に設定できる。
【0067】さらに、消臭剤55の噴射量を噴射時間Tpを
設定して、噴射時間Tpの長さによって消臭剤55の噴射量
を可変したため、簡単な構成で容易に消臭剤55の噴射量
を設定できる。
【0068】なお、上記図1ないし図6に示す実施の一
形態、および、図7に示す実施の形態において、消臭剤
55の噴射量を、例えば流量などにて制御するなど、消臭
に必要な消臭剤55の噴射量を直接設定してもできる。こ
の構成によれば、さらなる消臭に必要な消臭剤55の量を
確実に設定でき、消臭に必要な量の消臭剤55の噴射によ
り効率よく消臭できる。
【0069】そして、第1のノズル65および第2のノズ
ル68を設けて複数の位置から消臭剤55を噴射する構成に
ついて説明したが、弁体62を設けず、吸込口45から排気
口40までの風路50中の一か所のみから噴射するようにし
てもでき、さらに複数の噴射口を設ける構成としてもよ
い。
【0070】また、消臭剤55として、液体を用いて説明
したが、気体を噴射したり、粉粒体などの固体を噴射す
るなど、いずれの消臭剤55を用いてもできる。ところ
で、悪臭は、細菌などにより発生するため、消臭剤55と
してアルコールなどを含有させて噴射することにより、
アルコールの殺菌作用にて悪臭の発生がさらに抑制でき
る。
【0071】そして、液体の消臭剤55をポンプ59にて噴
射して説明したが、図8に示すようにファンなどにて消
臭剤55を噴射してもできる。すなわち、図8において、
蓋体4は、上面にタンク室53に連通して開口する吸気口
92を開口形成している。さらに、蓋体4には、上方に開
口する箱状の貯留手段としての消臭タンク93が設けら
れ、上面を開閉するタンク蓋94が回動可能に軸支されて
いる。そして、消臭タンク93の底面および側面には、複
数の通気孔95,95が穿設されている。さらに、タンク室
53内には、吸気口92が開口するファン室96が区画形成さ
れている。また、ファン室96には、風路50を構成する連
通管47の後端部に開口する噴射口97を先端に開口する管
状の噴射管98が接続されている。そして、消臭タンク93
の通気孔95がファン室96および噴射管98に連通して形成
されている。したがって、消臭タンク93内の例えば固形
の消臭剤55や多孔質材に染み込まされた液体の消臭剤55
は、消臭タンク93内および通気孔95を介して噴射管98に
流入する。
【0072】一方、ファン室96には、偏平のファン91が
回転自在に収容され、このファン91にはモータ99が接続
されている。そして、モータ99は、図1ないし図6に示
す実施の形態の中央処理手段84に接続されたポンプ制御
手段86に対応する図示しないモータ制御手段にて駆動状
態が制御され、ファン91を回転駆動する。
【0073】そして、電動送風機22の始動時および停止
時、すなわちホース44の操作手段77の電動送風機22を駆
動および停止させる設定操作により、中央処理手段84が
設定操作を検出し、モータ制御手段にてモータ99を電動
送風機22の駆動時間に対応して所定時間、例えば1秒間
駆動させ、ファン91を回転させる。このファン91の回転
により、吸気口92から空気が吸気されてこの空気はファ
ン室96から消臭剤55が通気孔95を介して流入した噴射管
98に空気が送気されるとともに、通気孔95,95から消臭
タンク93を介して消臭剤55を空気中に含ませて再び通気
孔95,95から噴射管98に送気される。そして、噴射管98
から噴射口97より消臭剤55を含む空気を噴射、すなわち
噴出させて消臭を行う。
【0074】さらに、消臭剤55を貯留する貯留手段56
を、例えば図9に示すようにカートリッジ式としてもで
きる。すなわち、蓋体4には、消臭剤55が充填された貯
留手段としてのボンベ101 を収容する上方に開口した箱
状のボンベ室102 が区画形成され、このボンベ室102 に
は上面を開閉する蓋部103 が回動可能に軸支されてい
る。また、ボンベ室102 の一側には、ボンベ101 のガス
取出ノズル104 が装着される弁部105 が設けられてい
る。この弁部105 には噴射管106 が接続され、この噴射
管106 の先端には風路50を構成する連通管47の後端部に
噴射口107 が臨んたノズル108 が設けられている。さら
に、弁部105 には、蓋体4の上部にスプリング110 にて
上方に付勢された操作スイッチ111 が設けられ、スプリ
ング110 の付勢に抗して操作スイッチ110 を押すと、ボ
ンベ101 内の消臭剤55が噴射管106 を介してノズル108
から噴射される。
【0075】このカートリッジ式のボンベ101 を用いる
ことにより、消臭剤55の充填作業がボンベ101 を交換す
るのみで、容易にできる。
【0076】また、操作スイッチ110 を押すことによ
り、電動送風機22の始動時および停止時以外にも掃除作
業者の必要時に必要量の消臭剤55を適宜噴射できる。
【0077】そして、電気掃除機本体1としては、キャ
ニスタ型に限らず、アップライト型などの吸込口体73が
直接設けられたものなどでもできる。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、制
御手段により吸込口から吸い込んだ悪臭の原因となる塵
埃の量に対応して、風路内に容易に拡散して消臭が短時
間となる噴射手段による消臭剤の噴射する量を可変する
ため、消臭に必要な量の消臭剤を噴射でき効率よく消臭
できる。
【0079】請求項2記載の電気掃除機によれば、制御
手段により吸込口から吸い込んだ悪臭の原因となる塵埃
の量に対応して、風路内に容易に拡散して消臭が短時間
となる噴射手段による消臭剤の噴射する時間を可変する
ため、吸い込んだ悪臭の原因となる塵埃の量に対応して
消臭剤の噴射時間を可変して消臭剤の噴射量を可変する
ので、効率的な噴射による消臭に必要な消臭剤の量を簡
単な構成で容易に設定できる。
【0080】請求項3記載の電気掃除機によれば、制御
手段により電動送風機の駆動した吸込時間に対応して風
路内に容易に拡散して消臭が短時間となる噴射手段によ
る消臭剤の噴射する量を可変するため、簡単な構成の吸
込時間の検知にて吸い込まれた悪臭の原因となる塵埃の
量を判断でき、この判断した吸塵量に対応して消臭剤の
噴射量を可変するので、簡単な構成で効率的な消臭に必
要な量の消臭剤を噴射できる。
【0081】請求項4記載の電気掃除機によれば、制御
手段により電動送風機の駆動した吸込時間に対応して風
路内に容易に拡散して消臭が短時間となる噴射手段によ
る消臭剤の噴射する時間を可変するため、簡単な構成の
吸込時間の検知にて吸い込まれた悪臭の原因となる塵埃
の量を判断でき、この判断された吸塵量に対応して消臭
剤の噴射時間を可変して消臭剤の噴射量を可変するの
で、簡単な構成で効率的な噴射による消臭に必要な消臭
剤の量を容易に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示す断面
図である。
【図2】同上電気掃除機本体を示す斜視図である。
【図3】同上電気掃除機本体の回路構成を示すブロック
図である。
【図4】同上電動送風機および消臭手段の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図5】同上電動送風機および消臭手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】同上電動送風機の駆動時間Tvと消臭剤の噴射時
間Tpとの関係を示すグラフである。
【図7】本発明の電気掃除機の他の実施の形態の電動送
風機および消臭手段の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態を
示す断面図である。
【図9】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 ケース体としての本体ケース 22 電動送風機 40 排気口 45 吸込口 50 風路 52 噴射手段としての消臭手段 55 消臭剤 84 制御手段となる中央処理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口および排気口が開口されるととも
    に前記吸込口から前記排気口に至る風路中に電動送風機
    を収容するケース体と、 消臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、 前記電動送風機の駆動により前記吸込口から吸い込んだ
    塵埃量に対応して前記噴射手段により噴射する前記消臭
    剤の量を可変する制御手段とを具備したことを特徴とす
    る電気掃除機。
  2. 【請求項2】 吸込口および排気口が開口されるととも
    に前記吸込口から前記排気口に至る風路中に電動送風機
    を収容するケース体と、 消臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、 前記電動送風機の駆動により前記吸込口から吸い込んだ
    塵埃量に対応して前記噴射手段による前記消臭剤の噴射
    する時間を可変する制御手段とを具備したことを特徴と
    する電気掃除機。
  3. 【請求項3】 吸込口および排気口が開口されるととも
    に前記吸込口から前記排気口に至る風路中に電動送風機
    を収容するケース体と、 消臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、 前記電動送風機の駆動した吸込時間に対応して前記噴射
    手段により噴射する前記消臭剤の量を可変する制御手段
    とを具備したことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】 吸込口および排気口が開口されるととも
    に前記吸込口から前記排気口に至る風路中に電動送風機
    を収容するケース体と、 消臭剤を前記風路内に噴射する噴射手段と、 前記電動送風機の駆動した吸込時間に対応して前記噴射
    手段による前記消臭剤の噴射する時間を可変する制御手
    段とを具備したことを特徴とする電気掃除機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006055254A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2007029187A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Sharp Corp 電気掃除機
KR100781089B1 (ko) * 2006-12-27 2007-11-30 삼성전자주식회사 로봇청소기

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