JPH09284449A - ファクシミリアダプタ - Google Patents

ファクシミリアダプタ

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JPH09284449A
JPH09284449A JP8090670A JP9067096A JPH09284449A JP H09284449 A JPH09284449 A JP H09284449A JP 8090670 A JP8090670 A JP 8090670A JP 9067096 A JP9067096 A JP 9067096A JP H09284449 A JPH09284449 A JP H09284449A
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fax
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JP8090670A
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Toshinobu Koakutsu
俊信 小圷
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートセンタからの発呼動作により複数台
数、複数箇所に設置されたFAXアダプタへのメンテナ
ンスを実行する際、リモートセンタでの使用回線および
操作時間の増大を抑制するFAXアダプタを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 少なくともFAXアダプタ固有のユーザ
データを格納するデータ格納部と、リモートメンテナン
ス済みのFAXアダプタのデータ格納部に、リモートセ
ンタから通信回線を介して入力されたメンテナンス実行
予定の他のFAXアダプタに関するデータ(識別情報、
電話番号、ユーザデータ)を書き込むデータ書込部と、
データ格納部中の識別情報に基づいてリモートメンテナ
ンスを判断するリモートメンテナンス判断部と、リモー
トメンテナンス判断部からの要求に従って、所定の電話
番号の他のFAXアダプタのユーザデータを書き換える
リモートメンテナンスを実行するリモートメンテナンス
実行部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ端末
と回線(交換機)との間に介装されて回線の選択やダイ
ヤル変換等の処理を実行するファクシミリアダプタに関
し、特に、回線選択やダイヤル変換等の動作仕様に関す
る各種のユーザデータを格納するファクシミリアダプタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ端末と回線との間に
介装されて通信機能を拡張するファクシミリアダプタ
(以下、FAXアダプタと略記する)が多用されている
が、このFAXアダプタは、たとえばファクシミリ端末
から送出されたダイヤル番号を用いて直接宛先端末を発
呼、あるいは所定の番号に変換してたとえばファクシミ
リ蓄積交換装置などに配信を依頼する機能を有してい
る。
【0003】従来のこの種のFAXアダプタとしては、
たとえば特開平4−70041号公報に記載されたもの
があり、FAXアダプタに接続されたファクシミリ端末
やリモートメンテナンスセンタ(以下、リモートセンタ
と略記する)から入力されるダイヤル番号を判定して必
要に応じて変換するのか、そのまま使用するのか、ある
いは別のシステムにダイヤルするのか等の各種動作仕様
をユーザの所望により決定することができる。このよう
な動作仕様を決定するユーザデータとしては、たとえば
電話番号、ルート選択方法、回線制御情報(回線種別P
B/DP、外線アクセス番号、専用線アクセス番号、ポ
ーズタイム等)などがあり、これらは所定のデータ格納
部に予め設定、格納されている。
【0004】従来のFAXアダプタにあっては、アダプ
タ自体が複数のユーザによって使用されたり、別の場所
のファクシミリ端末に接続が変更されたりする場合があ
り、一旦設定したユーザデータを書き換える必要が生じ
るが、このようなときにはFAXアダプタを操作してユ
ーザデータの書き換えが行なわれる。しかしながら、フ
ァクシミリ端末とFAXアダプタとの距離が離れている
場合や、FAXアダプタの台数が多い場合には、FAX
アダプタの設置場所に逐一出向いて書き換えを実施しな
ければならず、書き換え作業を行うユーザあるいは書き
換えサービスを提供する管理会社のサービスマン等にと
って多大な負担となっていた。
【0005】上述したFAXアダプタのユーザデータ変
更作業に伴う問題点を解決する方法としては、特開平7
−7590号公報等に記載された構成が知られている。
一例として、図7にリモートセンタから通信回線を介し
てメンテナンス(リモートメンテナンス)を行なう従来
のFAXアダプタの構成を示す。図7において、100
はFAXアダプタである。ファクシミリ端末200のテ
ンキーを操作して入力されるダイヤルデータをダイヤル
番号判別部11で理解し、ダイヤル番号変換部12に出
力する。次いでダイヤル番号変換部12は、ダイヤルデ
ータを内部テーブルとしてのデータ格納部15に登録さ
れている変換表(たとえば番号変換テーブル)に基づ
き、ダイヤル番号に変換し、ダイヤル番号送出部21に
出力する。さらにダイヤル番号送出部21は、ダイヤル
番号を通信回線400に送出し、所望の宛先端末(受信
先)を発呼する。ここで、ダイヤル番号変換部12は、
データ格納部15に登録されていないダイヤル番号が入
力された場合には、そのままダイヤル番号送出部21に
出力する。一方、リモートセンタ500からのリモート
メンテナンス用のDTMF信号が、通信回線400から
入力されると、DTMF信号受信部22が受信し、起動
部23によりメンテナンスモードを起動する。このメン
テナンスモード中に、引き続き通信回線400を介して
DTMF信号が入力されると、データ書換部16は、デ
ータ格納部15に登録されているユーザデータを書き換
える。ここで、書換対象となるユーザデータは、ダイヤ
ル番号の変換データに限るものではなく、たとえばルー
ト選択方法、回線制御情報(回線種別PB/DP、外線
アクセス番号、専用線アクセス番号、ポーズタイム等)
などのデータを含む。またリモートセンタ500の構成
としては、パソコン24、DTMFアダプタ25が設置
されている。
【0006】なお、DTMF信号のDTMFとは、テン
キーなどのプッシュボタン(PB)をマトリクスのよう
に使用して規定される信号トーンを意味する。また上述
の従来技術(特開平7−7590号公報)には、FAX
アダプタ100のユーザデータの変更方法として、リモ
ートセンタ500からのリモートメンテナンス以外にフ
ァクシミリ端末200からの操作による方法も示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たFAXアダプタは、リモートメンテナンスを実行する
上で、次のような問題点を有している。まず第1に、リ
モートセンタからの発呼動作によりFAXアダプタのリ
モートメンテナンスを実行する際、FAXアダプタが複
数台数、複数箇所にある場合には、リモートセンタから
個別にリモートメンテナンスが実行されるため、使用回
線量および操作時間が増大してしまう問題がある。第2
に、FAXアダプタの故障等に伴いFAXアダプタを交
換した場合、リモートセンタにFAXアダプタを交換し
た旨を連絡するか、あるいはリモートセンタへ発呼し
て、交換されたFAXアダプタに対してリモートメンテ
ナンスを行ない、ユーザデータを書き込む必要がある
が、リモートセンタが話中の場合には、リモートメンテ
ナンスを直ちに実行できず、作業時間を浪費する問題点
がある。第3に、多くの事業所等で実施されている代表
番号を有する交換機(以下、代表交換機と記す)に複数
のFAXアダプタを接続した構成の場合、リモートセン
タから特定のFAXアダプタにリモートメンテナンスを
実行する際に、リモートメンテナンスの対象外のFAX
アダプタに接続された全てのファクシミリ端末を人手で
オフフック状態とするか、あるいはリモートメンテナン
スの対象となるFAXアダプタのみを便宜的に代表でな
い交換機に接続した状態として、対象となるFAXアダ
プタのみに回線が接続され、リモートメンテナンスが行
なわれるようにしなければならないという問題点があっ
た。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、リモート
センタからの所定のFAXアダプタへのリモートメンテ
ナンス終了後、当該リモートメンテナンス済みのFAX
アダプタにより他のFAXアダプタのリモートメンテナ
ンスを行なうことにより、上記第1の問題点を解決する
ことができるFAXアダプタを提供することを目的とし
ている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、FAXアダ
プタを交換した際、他のFAXアダプタに接続されたフ
ァクシミリ端末から交換されたFAXアダプタを指示し
て、ユーザデータを書き込むリモートメンテナンスを行
なうことにより、上記第2の問題点を解決することがで
きるFAXアダプタを提供することを目的としている。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、代表交換
機に接続された複数のFAXアダプタをFAX端末から
の入力により区別し、リモートセンタから所望のFAX
アダプタへのリモートメンテナンス終了後、当該リモー
トメンテナンス済みのFAXアダプタにより他のFAX
アダプタのリモートメンテナンスを行なうことにより、
上記第3の問題点を解決することができるFAXアダプ
タを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、少なくとも動作仕様に関す
る各種のユーザデータを格納するデータ格納部を有し、
これらの格納データを用いてファクシミリ端末と回線と
の間で通信機能を拡張するファクシミリアダプタにおい
て、前記データ格納部にメンテナンスセンタから前記回
線を介して入力されるファクシミリアダプタ固有のユー
ザデータを書き換えるとともに、他のファクシミリアダ
プタに関するリモートメンテナンス情報を書き込むデー
タ書換部と、前記データ格納部に格納された前記リモー
トメンテナンス情報に基づいて前記他のファクシミリア
ダプタのリモートメンテナンスの実行の可否を判断する
リモートメンテナンス判断部と、該リモートメンテナン
ス判断部からの判断結果に、したがって前記リモートメ
ンテナンス情報により指定される前記他のファクシミリ
アダプタのデータ格納部に対しユーザデータを書き換え
るリモートメンテナンスを実行するリモートメンテナン
ス実行部とを備えている。
【0012】また、請求項2記載の発明は、少なくとも
動作仕様に関する各種のユーザデータを格納するデータ
格納部を有し、これらの格納データを用いてファクシミ
リ端末と回線との間で通信機能を拡張するファクシミリ
アダプタにおいて、前記ファクシミリ端末から入力され
るダイヤル信号とDTMF( Dial Tone Matrix Frequ
ency)信号とを判別する入力信号判別部と、該入力信号
判別部の判別結果にしたがって、他のファクシミリアダ
プタに関するリモートメンテナンス情報を設定し、前記
データ格納部に格納するリモートメンテナンス対象設定
部と、前記入力信号判別部が前記ファクシミリ端末から
入力される所定のDTMF信号を判別すると、前記デー
タ格納部に格納された前記リモートメンテナンス情報に
基づいて前記他のファクシミリアダプタのリモートメン
テナンスの実行の可否を判断するリモートメンテナンス
判断部と、該リモートメンテナンス判断部からの判断結
果にしたがって、前記リモートメンテナンス情報により
指定される前記他のファクシミリアダプタのデータ格納
部に対しユーザデータを書き換えるリモートメンテナン
スを実行するリモートメンテナンス実行部と、前記リモ
ートメンテナンス対象設定部によるリモートメンテナン
ス対象の設定動作および前記リモートメンテナンス実行
部によるリモートメンテナンスの実行状況を表示する表
示部を備えたている。
【0013】さらに、請求項3記載の発明は、少なくと
も動作仕様に関する各種のユーザデータを格納するデー
タ格納部を有し、これらの格納データを用いてファクシ
ミリ端末と回線との間で通信機能を拡張するファクシミ
リアダプタにおいて、前記ファクシミリ端末から入力さ
れるダイヤル信号とDTMF信号とを判別する入力信号
判別部と、該入力信号判別部の判別結果にしたがって、
前記ファクシミリアダプタが接続された交換機の区別情
報を設定し、前記データ格納部に格納する区別情報設定
部と、前記データ格納部にメンテナンスセンタから前記
回線を介して入力されるファクシミリアダプタ固有のユ
ーザデータを書き換えるとともに、他のファクシミリア
ダプタに関するリモートメンテナンス情報を書き込むデ
ータ書換部と、前記データ格納部に格納された前記リモ
ートメンテナンス情報に基づいて前記他のファクシミリ
アダプタのリモートメンテナンスの実行の可否を判断す
るリモートメンテナンス判断部と、該リモートメンテナ
ンス判断部からの判断結果にしたがって、前記区別情報
およびリモートメンテナンス情報により指定される前記
他のファクシミリアダプタのデータ格納部に対しユーザ
データを書き換えるリモートメンテナンスを実行するリ
モートメンテナンス実行部とを備えている。
【0014】このような構成により、請求項1記載の発
明においては、リモートセンタからの所定のFAXアダ
プタへのリモートメンテナンス終了後、リモートセンタ
からリモートメンテナンス済みのFAXアダプタのデー
タ格納部に、メンテナンスを行なう他のFAXアダプタ
に関するリモートメンテナンス情報(アダプタ識別番
号、内線番号、ユーザデータ)を格納し、リモートメン
テナンス判断部がデータ格納部からメンテナンス対象と
なるFAXアダプタの識別番号、内線番号を検索するこ
とにより、リモートメンテナンス実行部を制御して、リ
モートメンテナンス対象となるFAXアダプタを特定
し、リモートメンテナンスを行ないユーザデータを書き
換える。
【0015】また、請求項2記載の発明においては、フ
ァクシミリ端末から入力されるDTMF信号により、交
換されたFAXアダプタに関するリモートメンテナンス
情報をデータ格納部に設定することにより、任意のFA
Xアダプタ間でリモートメンテナンスを行ない、リモー
トセンタに関係なく交換されたFAXアダプタが必要と
するユーザデータを書き込む。
【0016】さらに、請求項3記載の発明においては、
ファクシミリ端末から入力されるDTMF信号により、
FAXアダプタが接続された交換機の区別情報を各デー
タ格納部に設定し、リモートセンタからの所定のFAX
アダプタへのリモートメンテナンス終了後、リモートセ
ンタからリモートメンテナンス済みのFAXアダプタの
データ格納部に、メンテナンスを行なう他のFAXアダ
プタに関するリモートメンテナンス情報(アダプタ識別
番号、交換機区別情報、内線番号、ユーザデータ)を格
納し、リモートメンテナンス判断部がデータ格納部から
メンテナンス対象となるFAXアダプタの識別番号、交
換機区別情報、内線番号を検索することにより、リモー
トメンテナンス実行部を制御して、リモートメンテナン
ス対象となるFAXアダプタを特定し、リモートメンテ
ナンスを行ないユーザデータを書き換える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願各発明を実施例に基づ
いて説明する。図1は請求項1乃至3記載の発明に係る
FAXアダプタの一実施例を示す構成図である。図1に
おいて、100はFAXアダプタであり、200はFA
Xアダプタ100の接続されたファクシミリ端末、30
0はFAXアダプタの接続された構内交換機であり、F
AXアダプタ100およびファクシミリ端末200と同
様の接続関係のFAXアダプタ100a〜100nおよ
びファクシミリ端末200aから200nが接続されて
いる。また、400は、構内交換機300が接続された
通信回線であり、500は通信回線400および構内交
換機300を介して所望のFAXアダプタ100をリモ
ートメンテナンスするリモートセンタである。ここで、
ファクシミリ端末はG3ファクシミリとし、また通信回
線400は通常の公衆電話回線網PSTNだけでなく、
蓄積交換装置PABXを含むものとする。
【0018】本実施例のFAXアダプタ100の詳しい
構成を説明すると、11は、ファクシミリ端末200か
ら入力された電話番号が正しく入力されたかどうかの判
別を行なうダイヤル番号判別部(入力信号判別部)であ
り、12は、ファクシミリ端末200から入力されたダ
イヤルデータをデータ格納部15に登録されている変換
表に基づいてダイヤル番号に変換するダイヤル番号変換
部であり、13は、構内交換機300に接続されるモデ
ム部14に対して、ダイヤル送出、リモートメンテナン
スの制御、データの送受信の制御を行なうモデム制御部
(リモートメンテナンス実行部)であり、14は、モデ
ム制御部13の制御により、モデムを動作させ、通信回
線400に送出、授受される送受信信号の変復調を行な
うモデム部である。また、15は、FAXアダプタ10
0に固有のユーザデータを保存するデータ格納部であ
り、このような固有のデータの格納に加え、請求項1お
よび2のFAXアダプタにおいては、ダイヤル番号変換
表、リモートメンテナンス対象のFAXアダプタのリモ
ートメンテナンス情報、すなわち識別番号、電話番号お
よびユーザデータを保存し、請求項3のFAXアダプタ
においては、さらに代表交換機に接続されたFAXアダ
プタの代表区別番号(交換機の区別情報)を保存する。
16は、通信回線400からモデム部14を介して入力
されたデータをデータ格納部15へ保存する制御を行な
うデータ書換部であり、17は、リモートセンタ500
あるいはファクシミリ端末200からのリモートメンテ
ナンスにより、対象となるFAXアダプタ100nのリ
モートメンテナンスを実行するか否かを判断し、判断結
果に基づいてモデム制御部13にリモートメンテナンス
実行要求を通知するリモートメンテナンス判断部であ
り、特に請求項2および3のFAXアダプタにおいて
は、FAXアダプタ100nのリモートメンテナンスの
終了を後述する表示部19に通知する。さらに、18
は、請求項2のFAXアダプタにおいて、ファクシミリ
端末200からのDTMF信号の入力により、FAXア
ダプタ100の識別番号、電話番号を設定するリモート
メンテナンス対象設定制御部(リモートメンテナンス対
象設定部)であり、19は、ファクシミリ端末200か
ら入力されるデータ、リモートメンテナンス処理等のF
AXアダプタ100への出入力、処理状況等を表示する
表示部である。そして、20は、請求項3のFAXアダ
プタにおいて、ファクシミリ端末200からのDTMF
信号の入力により、FAXアダプタ100の識別番号、
代表区別番号を設定する代表区別番号設定制御部(区別
情報設定部)である。
【0019】このような構成において、ファクシミリ端
末200からFAXアダプタ100を介して行なわれる
通常の発呼動作は、ファクシミリ端末200から入力さ
れるダイヤルデータをダイヤル番号判別部11で理解
し、このダイヤルデータをダイヤル番号変換部12に出
力し、ダイヤル番号変換部12は、内部テーブルとして
データ格納部15に登録されている変換表に基づき、該
当するダイヤル番号に変換し、この変換データをモデム
制御部13、モデム部14および構内交換機300を介
して通信回線400に送出し、所望の受信先を発呼して
行なわれる。ここで、ダイヤル番号変換部12は、格納
部13に登録されていないダイヤル番号が入力された場
合には、そのままダイヤル番号送出部14に出力する。
またダイヤル番号変換部12は、入力されたダイヤル番
号の桁数が予め設定された桁数に一致するか否かを判定
する誤番号チェック機能を有し、番号が正しくない場合
は発呼しないように制御する。
【0020】図2は、本実施例のFAXアダプタにおけ
るリモートメンテナンスのユーザデータの書き換え動作
の一実施例を示すシーケンス図である。図2(a)はリ
モートセンタ500から所定のFAXアダプタ100へ
のユーザデータの書き換え動作のシーケンス図を、また
図2(b)は所定のFAXアダプタ100から他のFA
Xアダプタ100nへのユーザデータ書き換え動作のシ
ーケンス図を示す。なお、双方のメンテナンス動作は基
本的に同一のためシーケンス図は同一となっている。こ
こでは、シーケンスの具体的な説明はリモートセンタか
ら所定のFAXアダプタへのリモートメンテナンス動作
についてのみ説明し、FAXアダプタ間のリモートメン
テナンス動作については各請求項毎の実施例において説
明する。 リモートセンタ500から、ファクシミリ端末200
の電話番号がダイヤル(発呼)されると、FAXアダプ
タ100は、着呼信号(リンギング信号)をラインから
検出し、通常の送受信と同様にファクシミリ端末200
にリンギング信号を与える。 ファクシミリ端末200は、自動着呼(オフフック)
し、G3の着信動作に従いCED(2100Hz)+D
IS(G3プロトコルの機能情報フレーム)を送出す
る。CED+DISは3秒間隔で繰り返す。 リモートセンタ500は、CED、DISを検出した
らリモートメンテナンス信号(単一トーン例:1650
Hz)をFAXアダプタ100に送出する。 FAXアダプタ100は、1650Hzのトーン信号
の検出によりリモートメンテナンス動作と判定し、ファ
クシミリ端末200を切り離し、ラインをTEL回線に
接続する。そしてモデム制御部13よりコマンドを出力
して、たとえばV.22bis 2400BPSの機能
を有するモデム部14により受信応答する。 リモートセンタ500は、FAXアダプタ100から
V.22bisのモデムキャリアを検出して、V.22
bisのモデムリンクを設定する動作をする。リンクが
設立した結果としてモデム部14から“CONNEC
T”のリザルトコードが返送される。 リンクの設定によりキャラクタ伝送が可能になるの
で、あらかじめ決められたフォーマットをリモートセン
タ500からFAXアダプタ100のモデム部14に伝
送する。FAXアダプタ100はモデム部14を介して
入力されるキャラクタ信号を受信し、あらかじめ決めら
れたルールに基づき、内部テーブル(データ格納部1
5)にデータを書き込む処理を行う。 リモートセンタ500から送信されるフォーマットを
FAXアダプタ100はチェックして正しければ“AC
K”、また不良であれば“NACK”をリモートセンタ
500に返送し、データの正常性を高め、品質を向上さ
せる。 テーブルデータを全て正しく受信し終ると、V.22
bisのリンクを開放(回線切断)してリモートメンテ
ナンス動作を完了させる。
【0021】以上の一連の動作が、リモートセンタ50
0と所定のFAXアダプタ100の間で実行され、FA
Xアダプタ100のユーザデータの書き換えが終了する
と、続いて所定のFAXアダプタ100と他のFAXア
ダプタ、たとえばFAXアダプタ100nとの間で、同
様にユーザデータの書き換え動作が行なわれる。次に、
上述した構成における請求項1記載の発明に係るFAX
アダプタのリモートメンテナンス動作の第1の実施例に
ついて説明する。図3は本実施例のFAXアダプタにお
けるリモートメンテナンス動作のフローチャートであ
る。
【0022】リモートセンタ500からの通信回線40
0を介して所定のFAXアダプタ100のユーザデータ
を書き換えるリモートメンテナンスが終了した後、リモ
ートセンタ500からのリモートメンテナンスにより、
所定のFAXアダプタ100のデータ格納部15に、引
き続きリモートメンテナンスを実行する対象となるFA
Xアダプタ100nに関するデータ(アダプタ識別番
号、内線番号、ユーザデータ)を保存する(S10
1)。次いで、リモートメンテナンス判断部17がデー
タ格納部15に保存されたデータを検索し、他のFAX
アダプタの識別番号の有無を判断し(S102)、識別
番号があれば、リモートメンテナンスの対象となるFA
Xアダプタ100nに関するデータをデータ格納部15
から検索し、モデム制御部13に対し、リモートメンテ
ナンスの実行を要求する。さらにリモートメンテナンス
判断部17は、検索したデータからリモートメンテナン
スの対象となるFAXアダプタ100nの内線番号の有
無を判定(S103)し、その判定結果(内線番号の有
無)に基づいて、モデム制御部13はモデム部14に対
して、内線電話番号あるいは外線電話番号により対象と
なるFAXアダプタ100nに発呼動作を行なうように
指令する(S104/S108)。構内交換機300を
介してFAXアダプタ100と対象となるFAXアダプ
タ100nの間の回線が接続されると、モデム制御部1
3がリモートメンテナンスを実行し、データ格納部15
に保存されたユーザデータを対象となるFAXアダプタ
100nのデータ格納部に書き込む(S105)。FA
Xアダプタ100nへのリモートメンテナンスが終了す
ると、モデム制御部13はリモートメンテナンス判断部
17にメンテナンスの終了を通知し、リモートメンテナ
ンス判断部17からの指令にしたがってデータ格納部1
5に保存されたFAXアダプタ100nに関するデータ
が削除される(S106)。以上の動作を、ステップS
102においてデータ格納部15に保存されたリモート
メンテナンス対象となるFAXアダプタの識別番号がな
くなるまで繰り返し、データがなくなればFAXアダプ
タ100をアイドル状態にする(S107)。
【0023】このように、本実施例においては、リモー
トメンテナンス済みのFAXアダプタ100のデータ格
納部15に対し、リモートセンタ500から他のFAX
アダプタ100nのデータをリモートメンテナンスによ
り送出し、このリモートメンテナンス済みのFAXアダ
プタ100から他のFAXアダプタ100nをリモート
メンテナンスすることができるので、複数台数、複数箇
所にあるFAXアダプタに対してリモートメンテナンス
する場合、リモートセンタでの使用回線量および操作時
間の増大を招くことがなく、FAXアダプタ設置場所近
傍で内線を使用してリモートメンテナンスを行なうこと
ができる。なお、本実施例中では、リモートメンテナン
ス済みのFAXアダプタ100からリモートメンテナン
スされるFAXアダプタとしてFAXアダプタ100n
のみを示したが、通常は複数台数のFAXアダプタが対
象となることはいうまでもない。またリモートセンタか
ら直接リモートメンテナンスされるFAXアダプタにつ
いてもFAXアダプタ100のみの1台に限らず複数台
数であってもよいことはいうまでもない。つまりFAX
アダプタの接続台数、接続関係に応じて適宜設定するこ
とができる。
【0024】次に、請求項2記載の発明に係るFAXア
ダプタのリモートメンテナンス動作の第2の実施例につ
いて説明する。本実施例のFAXアダプタの構成では、
図1に示したダイヤル番号判別部(入力信号判別部)1
1が、FAXアダプタ端末200のテンキーを操作して
入力されるダイヤルデータ以外に、リモートメンテナン
ス動作を指定するDTMF信号についても判別する機能
を有している。
【0025】図4は本実施例のFAXアダプタにおける
リモートメンテナンス動作のフローチャートである。こ
こで、FAXアダプタ100によるリモートメンテナン
スの対象となるFAXアダプタ100nは、故障等によ
り交換された新しいFAXアダプタとし、各々のFAX
アダプタのデータ格納部には本来同一のユーザデータが
格納されているものとする。
【0026】アイドル状態にあるFAXアダプタ100
に対して、ファクシミリ端末200の電話をオフフック
して、テンキーを操作し、たとえば”*”、”#”のD
TMF信号を入力すると(S201)、ダイヤル番号判
別部11により判別され、リモートメンテナンス対象設
定制御部18が表示部19に対して、リモートメンテナ
ンスを実行する対象であるFAXアダプタ100nのア
ダプタ識別番号、電話番号(外線/内線)の入力表示の
指示を出し(S202)、設定入力モードとなる。表示
部19の入力表示にしたがってFAX200のテンキー
により識別番号および電話番号を入力すると、リモート
メンテナンス対象設定制御部18は、入力されたデータ
をデータ格納部15に保存する(S203)。データの
入力作業が終了し、テンキーよりたとえば”#”、”
#”を入力すると、データの設定が確定され、設定入力
モードを終了する。続いてファクシミリ200のテンキ
ーを操作して”#”、”#”のDTMF信号を入力する
と、リモートメンテナンス対象設定制御部18はリモー
トメンテナンス判断部17を起動する。リモートメンテ
ナンス制御部17は、データ格納部15に保存されたF
AXアダプタ100nに関するデータ(識別番号、電話
番号)を検索して、モデム制御部13にリモートメンテ
ナンス要求を出し、モデム制御部13はFAXアダプタ
100と交換されたFAXアダプタ100nとの回線を
接続し、リモートメンテナンスを実行する(S20
4)。このリモートメンテナンス動作において、交換さ
れたFAXアダプタ100nのデータ格納部に書き込ま
れるユーザデータは、FAXアダプタ100が格納して
いたユーザデータである。リモートメンテナンスが終了
すると、FAXアダプタ100は、終了結果を表示部1
9に表示し(S205)、アイドル状態に戻る。
【0027】なお、表示部19における表示例として
は、図4に示すように、識別番号や電話番号等を入力表
示する対話式とし、必要なデータの入力、およびデータ
処理状況等を表示する形式とすれば、保守管理会社のサ
ービスマンだけでなくユーザによってもリモートメンテ
ナンスを簡易に実行することができる。このように、本
実施例においては、ファクシミリ端末200のテンキー
を操作して入力されるDTMF信号によって、所定のF
AXアダプタ100から交換された新しいFAXアダプ
タ100nのリモートメンテナンスを実行することがで
きるので、リモートセンタとの連絡を必要とせずメンテ
ナンス現場単独で必要なメンテナンスを実行することが
できる。
【0028】次に、請求項3記載の発明に係るFAXア
ダプタのリモートメンテナンス動作の第3の実施例につ
いて説明する。図5は、構内交換機に接続されたFAX
アダプタにおける代表区別番号の設定手順を示すフロー
チャートである。図6は、本実施例のFAXアダプタに
おけるリモートメンテナンス動作のフローチャートであ
る。
【0029】まず、代表番号を有する構内交換機(代表
交換機)300に接続されたFAXアダプタ100、1
00a〜100nへの代表区別番号の設定方法について
図5を参照して説明する。代表交換機300に接続され
たFAXアダプタ100に対して、ファクシミリ端末2
00の電話をオフフックして、テンキーを操作し、たと
えば”*”、”*”のDTMF信号を入力すると(S3
01)、ダイヤル番号判別部11により判別され、設定
入力モードとなり、代表区別番号設定制御部20が表示
部19に対して、FAXアダプタ100の代表区別番号
の入力表示を指示する(S302)。ファクシミリ端末
200のテンキーにより代表区別番号を入力し、データ
格納部15への保存が終了した後、”#”、”#”を入
力すると、代表区別番号設定制御部20は、設定入力モ
ードを終了し、データ格納部15に格納された代表区別
番号を確定し(S303)、FAXアダプタ100はア
イドル状態になる。以上のような代表区別番号の設定が
代表交換機300に接続されたFAXアダプタ100a
〜100nおよび図示されていない代表以外の構内交換
機に接続されたFAXアダプタについても行なわれる。
【0030】ここで、表示部19における表示例として
は、図5に示すように、代表区別番号の入力表示を対話
式にすれば、保守管理会社のサービスマン以外にユーザ
によってもFAXアダプタの代表区別番号を簡易に設定
することができる。次に、このようなFAXアダプタが
接続された交換機の区別情報を設定した後に実行される
リモートメンテナンス動作について、図6を参照して説
明する。
【0031】リモートセンタ500から通信回線400
を介して代表交換機300に接続されたFAXアダプタ
100にリモートメンテナンスを行なう際に、リモート
センタ500は交換機の代表区別番号および内線電話番
号により、所定のFAXアダプタ100に対してリモー
トメンテナンスを実行する。所定のFAXアダプタ10
0へのリモートメンテナンスが終了した後、リモートセ
ンタ500からのリモートメンテナンスにより、FAX
アダプタ100のデータ格納部15に、引き続きリモー
トメンテナンスの実行対象となるFAXアダプタ100
nに関するデータ(アダプタ識別番号、代表区別番号、
内線番号、ユーザデータ)をデータ格納部15に保存す
る(S311)。リモートメンテナンス判断部17がデ
ータ格納部15のデータ中にFAXアダプタ100nの
識別番号があるかどうかを判断し(S312)、識別信
号がある場合には、対象となるFAXアダプタのデータ
をデータ格納部15から検索し、モデム制御部13に対
しリモートメンテナンス要求を行なう。さらにリモート
メンテナンス判断部17は、検索データ中の代表区別番
号から対象となるFAXアダプタ100nが代表交換機
300に接続されているか否かを判断し(S313)、
代表交換機300に接続されている場合には、データ格
納部15から代表区別番号によって、内線番号を検索
し、発呼動作を行ない(S314)、FAXアダプタ1
00とFAXアダプタ100nとの回線を接続する。次
いで、モデム制御部13はモデム部14を制御して、検
索したデータに基づいてFAXアダプタ100nのデー
タ格納部に対してユーザデータを書き込むリモートメン
テナンスを行なう(S315)。リモートメンテナンス
が終了すると、モデム制御部13はリモートメンテナン
ス判断部17へ通知して、データ格納部15内のFAX
アダプタ100nに関するデータを削除する(S31
6)。以上の一連の動作をデータ格納部15のデータ中
にリモートメンテナンス対象となるFAXアダプタの識
別信号がなくなるまで繰り返し、データがなくなればF
AXアダプタ100をアイドル状態にする(S31
7)。
【0032】このように、本実施例においては、ファク
シミリ端末200のテンキーを操作して入力されるDT
MF信号によって、交換機に接続されたFAXアダプタ
の各々に交換機の区別情報を設定することにより、リモ
ートセンタからのリモートメンテナンスに対して交換機
の区別情報および内線番号によりFAXアダプタを特定
することができるので、リモートメンテナンス対象外の
FAXアダプタに対して特別な処置を施す必要がなくな
り、リモートメンテナンス作業を簡便化することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るFAXアダプタによれば、リモートセンタから
回線を介してリモートメンテナンスされた所定のFAX
アダプタから他のFAXアダプタへのリモートメンテナ
ンスを行なうことができるので、内線を使用することが
できるとともに、リモートメンテナンスの対象となるF
AXアダプタを任意の領域に設定することができ、リモ
ートセンタでの回線使用量および操作時間を削減するこ
とができ、リモートメンテナンスに要する回線料金(電
話料金)を低減することができる。
【0034】また、請求項2記載の発明に係るFAXア
ダプタによれば、FAXアダプタを交換した際に、同一
のユーザデータを格納する他のFAXアダプタからリモ
ートメンテナンスを行なってユーザデータを書き込むこ
とができるため、リモートセンタとは無関係に直ちにリ
モートメンテナンスを行なうことができ、リモートメン
テナンスの処理時間を削減することができる。
【0035】さらに、請求項3の発明に係るFAXアダ
プタによれば、交換機に接続された複数のFAXアダプ
タの個々を交換機の区別情報および内線番号で認識する
ことができるので、誤って別のFAXアダプタをリモー
トメンテナンスすることなく、所望のFAXアダプタを
確実に選択してリモートメンテナンスすることができ
る。加えて、FAXアダプタから内線を使用してリモー
トメンテナンスを行なうことができるので、サービスマ
ンが直接対象となるFAXアダプタを操作する必要がな
くなり、人手による作業を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至3記載の発明に係るFAXアダプ
タを示す構成図である。
【図2】請求項1乃至3記載の発明に係るFAXアダプ
タのリモートメンテナンスにおけるシーケンス図であ
る。
【図3】請求項1記載の発明に係るFAXアダプタの第
1の実施例を示すフローチャートである。
【図4】請求項2記載の発明に係るFAXアダプタの第
2の実施例を示すフローチャートである。
【図5】請求項3記載の発明に係るFAXアダプタの代
表区別番号の設定方法を示すフローチャートである。
【図6】請求項3記載の発明に係るFAXアダプタの第
3の実施例を示すフローチャートである。
【図7】従来技術に係るFAXアダプタを示す構成図で
ある。
【符号の説明】
11 ダイヤル番号判別部 12 ダイヤル番号変換部 13 モデム制御部 14 モデム部 15 データ格納部 16 データ書換部 17 リモートメンテナンス判断部 18 リモートメンテナンス対象設定制御部 19 表示部 20 代表区別番号設定制御部 21 ダイヤル番号送出部 22 DTMF信号受信部 23 起動部 24 パソコン 25 DTFMアダプタ 100、100a、100n FAXアダプタ 200、200a、200n ファクシミリ端末 300 構内交換機 400 通信回線 500 リモートセンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも動作仕様に関する各種のユーザ
    データを格納するデータ格納部を有し、これらの格納デ
    ータを用いてファクシミリ端末と回線との間で通信機能
    を拡張するファクシミリアダプタにおいて、 前記データ格納部にメンテナンスセンタから前記回線を
    介して入力されるファクシミリアダプタ固有のユーザデ
    ータを書き換えるとともに、他のファクシミリアダプタ
    に関するリモートメンテナンス情報を書き込むデータ書
    換部と、前記データ格納部に格納された前記リモートメ
    ンテナンス情報に基づいて前記他のファクシミリアダプ
    タのリモートメンテナンスの実行の可否を判断するリモ
    ートメンテナンス判断部と、該リモートメンテナンス判
    断部からの判断結果にしたがって、前記リモートメンテ
    ナンス情報により指定される前記他のファクシミリアダ
    プタのデータ格納部に対しユーザデータを書き換えるリ
    モートメンテナンスを実行するリモートメンテナンス実
    行部とを備えたことを特徴とするファクシミリアダプ
    タ。
  2. 【請求項2】少なくとも動作仕様に関する各種のユーザ
    データを格納するデータ格納部を有し、これらの格納デ
    ータを用いてファクシミリ端末と回線との間で通信機能
    を拡張するファクシミリアダプタにおいて、 前記ファクシミリ端末から入力されるダイヤル信号とD
    TMF( Dial ToneMatrix Frequency)信号とを判別す
    る入力信号判別部と、該入力信号判別部の判別結果にし
    たがって、他のファクシミリアダプタに関するリモート
    メンテナンス情報を設定し、前記データ格納部に格納す
    るリモートメンテナンス対象設定部と、前記入力信号判
    別部が前記ファクシミリ端末から入力される所定のDT
    MF信号を判別すると、前記データ格納部に格納された
    前記リモートメンテナンス情報に基づいて前記他のファ
    クシミリアダプタのリモートメンテナンスの実行の可否
    を判断するリモートメンテナンス判断部と、該リモート
    メンテナンス判断部からの判断結果にしたがって、前記
    リモートメンテナンス情報により指定される前記他のフ
    ァクシミリアダプタのデータ格納部に対しユーザデータ
    を書き換えるリモートメンテナンスを実行するリモート
    メンテナンス実行部と、前記リモートメンテナンス対象
    設定部によるリモートメンテナンス対象の設定動作およ
    び前記リモートメンテナンス実行部によるリモートメン
    テナンスの実行状況を表示する表示部を備えたことを特
    徴とするファクシミリアダプタ。
  3. 【請求項3】少なくとも動作仕様に関する各種のユーザ
    データを格納するデータ格納部を有し、これらの格納デ
    ータを用いてファクシミリ端末と回線との間で通信機能
    を拡張するファクシミリアダプタにおいて、 前記ファクシミリ端末から入力されるダイヤル信号とD
    TMF信号とを判別する入力信号判別部と、該入力信号
    判別部の判別結果にしたがって、前記ファクシミリアダ
    プタが接続された交換機の区別情報を設定し、前記デー
    タ格納部に格納する区別情報設定部と、前記データ格納
    部にメンテナンスセンタから前記回線を介して入力され
    るファクシミリアダプタ固有のユーザデータを書き換え
    るとともに、他のファクシミリアダプタに関するリモー
    トメンテナンス情報を書き込むデータ書換部と、前記デ
    ータ格納部に格納された前記リモートメンテナンス情報
    に基づいて前記他のファクシミリアダプタのリモートメ
    ンテナンスの実行の可否を判断するリモートメンテナン
    ス判断部と、該リモートメンテナンス判断部からの判断
    結果にしたがって、前記区別情報およびリモートメンテ
    ナンス情報により指定される前記他のファクシミリアダ
    プタのデータ格納部に対しユーザデータを書き換えるリ
    モートメンテナンスを実行するリモートメンテナンス実
    行部とを備えたことを特徴とするファクシミリアダプ
    タ。
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