JPH09284408A - 拡声通話装置 - Google Patents

拡声通話装置

Info

Publication number
JPH09284408A
JPH09284408A JP9793396A JP9793396A JPH09284408A JP H09284408 A JPH09284408 A JP H09284408A JP 9793396 A JP9793396 A JP 9793396A JP 9793396 A JP9793396 A JP 9793396A JP H09284408 A JPH09284408 A JP H09284408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
speaker
voice
microphone
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9793396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Okubo
知明 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP9793396A priority Critical patent/JPH09284408A/ja
Publication of JPH09284408A publication Critical patent/JPH09284408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉式のボックス内に設置する拡声通話装置
のハウリングを生じにくくする。 【解決手段】 拡声通話装置本体1を密閉式のボックス
2内に設置する。拡声通話装置本体のマイク3は前に向
け、スピーカ4を横向きにし、スピーカの出力音声が反
射した場合にマイクに入りにくいようにする。ボックス
は両側面および背面5を金属または強化プラスチック等
で形成し、左右両側の前寄りと前面6、およびドア7を
透明な強化ガラス等で形成し、両側面および背面の内側
に吸音・断熱壁8を取付け、スピーカの出力音声をなる
べく吸収し反射しにくいようにする。なお、ボックスに
人が入るのを人検出部9、10で検出し、装置の操作方法
を音声で案内し、拡声通話装置の画面のタッチ操作で通
話先を指定し通話するようにする。11は監視カメラ、12
は冷暖房用の空気調和機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉式のボックス内
に設ける拡声通話装置に係り、ハウリングの発生を防止
するものに関する。
【0002】
【従来の技術】密閉式のボックス内に送話用のマイクロ
ホン(以降、マイクと略す)および受話用のスピーカを
配設して拡声通話する装置では、スピーカの出力音声が
ボックスの壁等による反射でマイクに入った場合にハウ
リングとなる。このハウリングを抑えるため、スピーカ
の出力音量を下げたりマイクの感度を落とす必要がある
が、これらの制約により通話相手からの声が聞き取りに
くくなり、あるいは自分の声が先方で聞き取りにくくな
り、拡声通話の便利さが生かされず、かえって使いにく
いものになる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、拡声通話装置を密閉式のボックス内に設ける場
合に拡声通話によるハウリングを生じないようにするこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、密閉式のボックス内に配設され、画面のタ
ッチ操作で通話先の指定等を行い、送話用のマイクおよ
び受話用のスピーカにより通話するものにおいて、前記
マイクロホンの音声入力方向およびスピーカの音響出力
方向を互いに直交させて配設すると共に、ボックスの壁
面を吸音構造に構成した拡声通話装置を提供するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による拡声通話装置では、
密閉式のボックス内に画面のタッチ操作で通話先等を指
定し送話用のマイクと受話用のスピーカとで通話する拡
声通話装置を配設し、マイクの向きとスピーカの向きと
を互いに直交させて配設し、ボックスの左右両側面のそ
れぞれ前方寄りの部分および前面部を透明なガラス構造
にすると共に、スピーカに対向する面を含むその他の壁
面を吸音構造とし、スピーカからの出力音声がボックス
の壁面等で反射されず、マイクに入りにくくしてハウリ
ングの発生を防止し、かつ、ボックスの透明ガラス部分
を広くして外部からボックス内を見通せるようにする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による拡声通話
装置の実施例を詳細に説明する。この装置を110番通
報あるいは119番通報用に街角に設置する場合の例で
以下に説明するが、会社等の無人案内装置あるいは一般
の公衆電話等にも適用可能である。図1は本発明による
拡声通話装置の一実施例の要部上面図である。図におい
て、1は拡声通話装置本体(以降、通話装置本体と略
す)、2はボックスである。通話装置本体1の3は送話
用マイク、4は受話用スピーカ、ボックス2の5は金属
あるいは強化プラスチック等で形成した所要の板厚の
壁、6は強化ガラスで形成した壁、7は強化ガラスで形
成した開閉ドア、8は吸音・断熱壁、9は人センサの発
信部、10は人センサの受信部、11は監視カメラ、12は冷
暖房用の空気調和機である。
【0007】図2は通話装置本体1の一例の要部斜視図
で、21はタッチ操作で通話先等の呼出しを行う表示・操
作部で、例えば、プラズマディスプレイパネル(PD
P)を用いて表示部を薄型に形成し、その表面にタッチ
パネルを設ける。22はマイク3の感度調整あるいはスピ
ーカ4の音量調整等を行うための調整部である。また、
図3の(イ)は吸音・断熱壁8の部分断面図で、31は吸
音層で、吸音効果および断熱効果を有する部材、例え
ば、グラスウール等で形成する。32は内面壁で、表面
に、同図(ロ)に示す如く、例えば、アルミニウム板に
適宜の径の穴を適宜の間隔で穿設した板である。
【0008】次に、本発明による拡声通話装置の機能・
動作を説明する。通話装置本体1は密閉式のボックス2
内に設置する。ボックス2の左右両側および背面の壁面
5は金属あるいは強化プラスチック等で形成し、内面に
吸音・断熱壁8を取付け、両側面の前寄りおよび前面6
は強化ガラス等で形成し、出入口のドア7も強化ガラス
等で形成する。ボックス2の天井には人検出センサ用の
赤外線発光部9を、入口近くの左右両側の下方に受光部
10をそれぞれ設け、ボックス2の奥の上部に監視カメラ
11および冷暖房用の空気調和機12を設置してある。
【0009】使用者は、図示しない把手によりドア7を
矢印の向きに引き、矢印の方向に移動させてドア7
を開け、中に入る。これにより、赤外線発光部9から受
光部10に達する赤外線が遮断され、人の検出が行われ、
これにより通話装置本体1が起動する。装置が110番
・119番通報用の場合、内部に設置してある音声案内
装置によりスピーカ4より「この装置は受話器を持たず
に通報ができます。画面の通報先の番号表示を指で押し
て下さい」等の案内音声を発し、同時に表示・操作部の
画面21に「警察は110番、消防は119番を指で押し
て下さい」等と表示し、その下に「110番」および
「119番」等を表示する。画面のタッチにて通話装置
はオフフックされ、タッチした表示に相応する電話番号
が自動的にダイヤリングされる。通話先への着呼・応答
にてスピーカ4より通報先からの応答の音声が出力さ
れ、通報者の音声はマイク3により入力され、これによ
り指定先との通話が成立する。なお、この通話回線はボ
ックス2から人が退去する(人検出センサよりの信号)
か、若しくは通話先のオンフックにより停止される。
【0010】マイク3は通報者の声が良好に入るように
前方向きとし、スピーカ4の向きは、スピーカ4からの
出力音声がマイク3に入ってハウリングを起こさないよ
うにするためマイク3の向きと直交させて横向きにす
る。そして、少なくともスピーカ4の前方を吸音・断熱
壁8で構成し、スピーカ4の出力音声をなるべく吸収さ
せ、反射量を低減させるようにする。
【0011】監視カメラ11は通話回線とは別の通信回線
を介して通報先に接続されており、人検出に応動して起
動し、ボックス2内を撮像し映像信号を出力する。ある
いは、監視カメラ11を常時動作状態とし、不正使用ある
いはいたずら等を監視できるようにしてもよい。また、
ボックス2の外に明るさを検出する照度検出部を設け、
照度検出部よりの信号にて夜間等にはボックス2内の照
明装置を点灯するようにする。空気調和機12は、付設さ
れる温度検出部によりボックス2内の温度を検出し、人
の検出にて冷房運転あるいは暖房運転を行う。なお、台
風等での浸水により動作に支障を生じないようにするた
め、ボックス2内の全ての機器を床面から離して設置す
るようにする。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による拡
声通話装置によれば、マイクおよびスピーカの向きを直
交させて配置し、かつ、スピーカの前方の壁面を吸音効
果を有する部材で形成したのでハウリングを生じずにマ
イクの感度あるいはスピーカの出力音量を上げることが
でき、拡声通話機能の便利さを充分に生かすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による拡声通話装置の一実施例の要部上
面図である。
【図2】拡声通話装置本体の要部斜視図である。
【図3】吸音・断熱壁の一例で、(イ)は要部断面図、
(ロ)は内側表面である。
【符号の説明】
1 拡声通話装置本体 2 ボックス 3 マイクロホン(送話用) 4 スピーカ(受話・案内用) 5 壁(金属若しくは強化プラスチック) 6 強化ガラス 7 ドア(強化ガラス製) 8 吸音・断熱壁 9 赤外線発光部 10 赤外線受光部 11 監視カメラ 12 空気調和機 21 表示・操作画面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉式のボックス内に配設され、画面の
    タッチ操作で通話先の指定等を行い、送話用のマイクロ
    ホンおよび受話用のスピーカにより通話するものにおい
    て、前記マイクロホンの向きとスピーカの向きとを互い
    に直交させて配設してなる拡声通話装置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロホンを前方に向けて配設
    し、前記スピーカを側方に向けて配設してなる請求項1
    記載の拡声通話装置。
  3. 【請求項3】 前記ボックスの少なくとも前記スピーカ
    に対向する面を吸音構造に構成してなる請求項1または
    請求項2記載の拡声通話装置。
  4. 【請求項4】 前記ボックスは、左右両側面のそれぞれ
    前方寄りの部分および前面部を透明なガラス構造とし、
    その他の壁面を吸音構造としたものでなる請求項1また
    は請求項2記載の拡声通話装置。
  5. 【請求項5】 使用方法を音声で案内する音声案内機能
    を付設してなる請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4記載の拡声通話装置。
  6. 【請求項6】 前記ボックス内に人を検出する人検出部
    を設け、人検出部よりの信号にて前記音声案内機能を作
    動させるようにした請求項5記載の拡声通話装置。
  7. 【請求項7】 空気調和機を付設し、前記人検出部より
    の信号にて前記ボックス内を冷房あるいは暖房するよう
    にした請求項6記載の拡声通話装置。
  8. 【請求項8】 明るさを検出する照度検出部を設けると
    共にボックス内を照明するための照明装置を設け、周辺
    の明るさが所要の明るさ以下になった場合に照明装置を
    点灯するようにした請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4、請求項5、請求項6または請求項7記載の拡声
    通話装置。
  9. 【請求項9】 前記ボックス内に監視カメラを設置し、
    監視カメラによる映像を所要の通信線を介して外部に伝
    送し、モニタに表示し、ボックス内を監視するようにし
    た請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7または請求項8記載の拡声通話
    装置。
JP9793396A 1996-04-19 1996-04-19 拡声通話装置 Pending JPH09284408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9793396A JPH09284408A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 拡声通話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9793396A JPH09284408A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 拡声通話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09284408A true JPH09284408A (ja) 1997-10-31

Family

ID=14205483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9793396A Pending JPH09284408A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 拡声通話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09284408A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074255A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Yamaha Corp 拡声システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074255A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Yamaha Corp 拡声システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5454037A (en) Portable secure-telephone communications module
US20140240504A1 (en) Door lock apparatus
US5748081A (en) Multi-functional anti-theft supervising assembly
KR102218866B1 (ko) 불법 촬영기기 탐지 장치 및 방법
KR102450587B1 (ko) 사운드박스 어셈블리, 디스플레이 장치, 오디오 출력 방법 및 장치
JPH09284408A (ja) 拡声通話装置
JPH0779291A (ja) コードレス電話機を用いたセキュリティシステム
KR20000074038A (ko) 무인경비 및 경보 시스템겸 전화기
JP2596064B2 (ja) テレビインターホン装置の子機
CN213339092U (zh) 具有报警功能的电梯广告屏
JPH0870361A (ja) セキュリティーハンズフリーホン
JP4161643B2 (ja) インターホンシステム
JP3321872B2 (ja) 集合住宅の住戸内監視方法、及び集合住宅用住戸内監視システム
JP2000278675A (ja) テレビ電話システム、モニターカメラ装置及びモニターテレビ装置
KR200376940Y1 (ko) 광역 침입감지 전화기
KR200166406Y1 (ko) 도어폰
KR200311551Y1 (ko) 다기능 인터폰장치
KR20230142066A (ko) Iot 모텔pc 도난방지 모니터링장치
JPH04315351A (ja) 交番支援システム
KR20010096058A (ko) 터치 패널을 사용한 핸드프리 홈 오토메이션 시스템
JP2519756Y2 (ja) カメラ付ドアホン子器
JP2005339172A (ja) 防犯監視システムおよび防犯監視方法
JP2004274199A (ja) セキュリティー機能付き電話
JPH1118074A (ja) テレビインターホンシステム
JP2003242576A (ja) インターホン装置