JP2004274199A - セキュリティー機能付き電話 - Google Patents

Abstract

【課題】従来、家庭や事務所等のセキュリティーは、警備会社に依頼し、窓や出入り口にセンサーを取り付けるため、費用が高く取り入れにくい。
【解決手段】家庭や事務所等の電話に、人の気配を察知するセンサーや温度センサーを取り付け、不法侵入や火災が発生すると、電話が自動的に警察署や消防署に電話して、予め録音していた内容が流れるようにしておく。又、緊急通報スイッチを付ければ、ボタン一つで警察署、消防署、救急車の依頼の電話ができ、予め録音していた内容が流れるようにしておけば、高齢者や言葉を喋ることの不自由な人に便利である。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、家庭や事務所等のセキュリティー機能の付いた電話に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、家や事務所のセキュリティーは、警備会社に依頼し、窓や出入り口にセンサー等を取り付けるため、費用が高く、取り入れにくいものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、家庭や事務所に不法侵入や火災が発生した時、誰もその場に居ない場合発見が遅れ、被害が大きくなることや、警察署や消防署へ緊急の通報時に慌てて通報が正しく出来ないことや、高齢者や言葉を喋ることの不自由な人が電話で緊急通報しにくい点である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、家や事務所を留守にする時、電話に暗証番号等を使い留守にすることをセットし、留守中に不法侵入があると、電話に付いているセンサーで人の気配を察知し、数分たっても電話のセキュリティーシステムが解除されなければ自動的に警察署や、その他指定した電話に、異状を知らせる電話が掛かり、予め録音していた内容が流れるようにする。家や事務所の人が帰って来た場合は、数分以内に暗証番号等でリセットすれば、セキュリティーシステムは解除される。電話に温度センサーを付けておけば、火災で部屋の温度が異状に上がれば、電話が自動的に消防署に電話して、予め録音しておいた、住所、名前、電話番号、火災が発生したことなどを通報するようにしておく。電話からも大きな音がして火災報知器の役目もする。又、緊急通報スイッチを付け、ボタン一つで警察署や消防署、救急車の依頼など、それぞれのスイッチを押せば、自動的に電話が掛かり予め録音していた内容が流れるようにしておく。
【０００５】
【発明の実施の形態】
電話機本体よりやや高い位置で部屋全体が見渡すことの出来る所に、人の動きや温度を察知するセンサー（１）を取り付ける。火災の時など大きな音で知らせるために本体側面にスピーカー（２）を取り付ける。電話機本体の操作パネルに、ボタン一つで警察署、消防署、救急車の依頼などの電話が出来るスイッチ（３）を取り付ける。電話機を不法侵入者などに壊されたり、コードを切られたりしないように、丈夫な物にする。もし電話機が壊されそうになったり、コードが切られたら、内蔵した電池で大きな音が鳴ったり、携帯電話のように電波で警察署に通報するようにしておく。
【０００６】
【発明の効果】
本発明により、電話機にセキュリティーシステムが付いていることで気軽に防犯対策ができる。温度センサーで火災も察知でき、自動的に消防署に通報できるので留守中の火災の時でも早期に通報できる。又、火災時に電話機から大きな音が鳴るので、家庭に設置しにくかった火災報知機が設置できる。緊急通報スイッチを取り付けることで、ボタン一つで通報でき、予め録音していた内容が流れるので、高齢者や言葉を喋ることの不自由な人に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の斜視図である。
【符号の説明】
１ 人の気配と温度を察知するセンサー
２ スピーカー
３ 緊急通報スイッチ
４ 操作パネル
５ 受話器

Claims (1)

1. 家庭や事務所等の電話に、人の気配を察知するセンサーや温度センサーを付け、不法侵入や火災の時、電話が自動的に警察署や消防署に電話して通報する。又、緊急通報スイッチを付けることで、ボタン一つで警察署や消防署、救急車の依頼の電話が出来る機能の付いたセキュリティー機能付き電話。

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