JPH09284153A - 交通情報受信装置 - Google Patents
交通情報受信装置Info
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- JPH09284153A JPH09284153A JP9788796A JP9788796A JPH09284153A JP H09284153 A JPH09284153 A JP H09284153A JP 9788796 A JP9788796 A JP 9788796A JP 9788796 A JP9788796 A JP 9788796A JP H09284153 A JPH09284153 A JP H09284153A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一内容の交通情報が複数回受信されても重
複表示しないようにする。 【解決手段】 光ビーコンユニット2または電波ビーコ
ンユニット3により渋滞情報が受信されると、渋滞情報
を構成する一部のデータ項目を検索キーとして検索テー
ブルに登録する。そして、FM多重ユニット1により受
信されたデータの中に、検索テーブルに登録した検索キ
ーがすべて含まれている場合か、あるいは渋滞長以外の
検索キーが含まれている場合には、ビーコンユニット側
とFM多重ユニット1側で検索キーに対応するデータを
比較し、古い方のデータを削除する。これにより、渋滞
情報が重複して受信されても、いずれか古い方の渋滞情
報は削除されるため、同一内容の渋滞情報がディスプレ
イ6に表示されるおそれはなくなる。
複表示しないようにする。 【解決手段】 光ビーコンユニット2または電波ビーコ
ンユニット3により渋滞情報が受信されると、渋滞情報
を構成する一部のデータ項目を検索キーとして検索テー
ブルに登録する。そして、FM多重ユニット1により受
信されたデータの中に、検索テーブルに登録した検索キ
ーがすべて含まれている場合か、あるいは渋滞長以外の
検索キーが含まれている場合には、ビーコンユニット側
とFM多重ユニット1側で検索キーに対応するデータを
比較し、古い方のデータを削除する。これにより、渋滞
情報が重複して受信されても、いずれか古い方の渋滞情
報は削除されるため、同一内容の渋滞情報がディスプレ
イ6に表示されるおそれはなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM多重放送、電
波ビーコンおよび光ビーコン等により送信される交通情
報を受信して表示装置に表示する交通情報受信装置に関
する。
波ビーコンおよび光ビーコン等により送信される交通情
報を受信して表示装置に表示する交通情報受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】慢性的な交通渋滞の回避等を目的とし
て、FM多重放送、電波ビーコンおよび光ビーコン等に
より交通情報を提供する道路交通情報通信システム(V
ICS)が知られている。光ビーコンや電波ビーコンの
受信範囲はビーコン路上機周辺の狭い範囲に限定される
のに対し、FM多重放送の受信範囲は比較的広いことか
ら、光ビーコンや電波ビーコンは主に自車路線の進行方
向の交通情報を提供するのに対して、FM多重放送は主
に広域の交通情報を提供する。
て、FM多重放送、電波ビーコンおよび光ビーコン等に
より交通情報を提供する道路交通情報通信システム(V
ICS)が知られている。光ビーコンや電波ビーコンの
受信範囲はビーコン路上機周辺の狭い範囲に限定される
のに対し、FM多重放送の受信範囲は比較的広いことか
ら、光ビーコンや電波ビーコンは主に自車路線の進行方
向の交通情報を提供するのに対して、FM多重放送は主
に広域の交通情報を提供する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FM多
重放送や電波ビーコン等の各送信手段は必ずしも異なる
種類の交通情報を提供するとは限らず、同一種類の交通
情報を提供することもある。ところが、従来の交通情報
受信装置は、受信した交通情報を受信した順に表示装置
に表示するのが一般的であり、複数の送信手段から同一
種類の交通情報がほぼ同一時刻に提供された場合でも両
方とも表示していた。このため、同じ内容の交通情報が
繰り返し表示されることがあり、運転者の目を煩わす原
因となっていた。
重放送や電波ビーコン等の各送信手段は必ずしも異なる
種類の交通情報を提供するとは限らず、同一種類の交通
情報を提供することもある。ところが、従来の交通情報
受信装置は、受信した交通情報を受信した順に表示装置
に表示するのが一般的であり、複数の送信手段から同一
種類の交通情報がほぼ同一時刻に提供された場合でも両
方とも表示していた。このため、同じ内容の交通情報が
繰り返し表示されることがあり、運転者の目を煩わす原
因となっていた。
【0004】本発明の目的は、同一内容の交通情報が複
数回受信されても重複表示しないようにした交通情報受
信装置を提供することにある。
数回受信されても重複表示しないようにした交通情報受
信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、発明の一実施の形
態を示す図1に対応づけて本発明を説明する。 −請求項1− 請求項1に記載の発明は、第1の送信手段から送信され
た交通情報を受信する第1の受信手段1と、第2の送信
手段から送信された交通情報を受信する第2の受信手段
2,3と、第1および第2の受信手段1〜3で受信され
た交通情報を表示装置6に表示させる表示制御手段とを
備えた交通情報受信装置に適用され、第1の受信手段1
で受信された交通情報と同一内容の交通情報が第2の受
信手段2,3で受信されたか否かを判定する同一情報判
定手段と、同一内容の交通情報が受信されたと判定され
ると、同一内容の交通情報が重複して表示装置6に表示
されないように同一内容の交通情報のうち提供時刻の古
い交通情報を消去する情報消去手段とを備えることによ
り、上記目的は達成される。請求項1に記載の発明で
は、第1の受信手段1で受信された交通情報と第2の受
信手段2,3で受信された交通情報とが一致する場合に
は、これらの交通情報のうち提供時刻の古い交通情報を
消去して、提供時刻の新しい交通情報のみを表示装置6
に表示する。 −請求項2− 請求項2に記載の発明は、第1の受信手段1により受信
された交通情報に含まれる複数のデータ項目のうち少な
くとも一部のデータ項目を選択するデータ項目選択手段
と、選択されたデータ項目のすべてが第2の受信手段
2,3により受信された交通情報の中に含まれるか否か
を判定するデータ項目判定手段と、データ項目判定手段
により含まれると判定されると、データ項目選択手段に
より選択されたデータ項目のそれぞれについて、第1お
よび第2の受信手段1〜3で受信された各データが等し
いか否かを比較するデータ内容比較手段とを備え、デー
タ内容比較手段の比較結果に基づいて同一内容の交通情
報が受信されたか否かを判定するように同一情報判定手
段を構成するものである。請求項2に記載の発明では、
第1および第2の受信手段1〜3で受信された交通情報
をすべて比較すると時間がかかるため、比較するデータ
項目を予め選択しておき、その選択したデータ項目のそ
れぞれについて、第1および第2の受信手段1〜3で受
信された各データを比較して、同一内容の交通情報が受
信されたか否かを判断する。 −請求項3− 請求項3に記載の発明のデータ項目選択手段は、渋滞情
報に関する複数のデータ項目を選択し、同一情報判定手
段は、データ項目選択手段により選択されたデータ項目
のすべて、あるいは選択されたデータ項目中の予め指定
したデータ項目以外のデータ項目のそれぞれについて、
第1および第2の受信手段1〜3で受信された各データ
が等しい場合に、同一内容の交通情報が受信されたと判
定するものである。請求項3に記載の発明では、渋滞情
報に関する複数のデータ項目を選択し、選択したデータ
項目のすべて、あるいは予め指定したデータ項目(例え
ば、渋滞長)以外のデータ項目のそれぞれについて、第
1および第2の受信手段1〜3で受信された各データを
比較して、同一内容の渋滞情報を重複表示しないように
する。 −請求項4− 請求項4に記載の発明の第1の送信手段はFM多重放送
を送信し、第2の送信手段は光ビーコン信号または電波
ビーコン信号を送信するものである。
態を示す図1に対応づけて本発明を説明する。 −請求項1− 請求項1に記載の発明は、第1の送信手段から送信され
た交通情報を受信する第1の受信手段1と、第2の送信
手段から送信された交通情報を受信する第2の受信手段
2,3と、第1および第2の受信手段1〜3で受信され
た交通情報を表示装置6に表示させる表示制御手段とを
備えた交通情報受信装置に適用され、第1の受信手段1
で受信された交通情報と同一内容の交通情報が第2の受
信手段2,3で受信されたか否かを判定する同一情報判
定手段と、同一内容の交通情報が受信されたと判定され
ると、同一内容の交通情報が重複して表示装置6に表示
されないように同一内容の交通情報のうち提供時刻の古
い交通情報を消去する情報消去手段とを備えることによ
り、上記目的は達成される。請求項1に記載の発明で
は、第1の受信手段1で受信された交通情報と第2の受
信手段2,3で受信された交通情報とが一致する場合に
は、これらの交通情報のうち提供時刻の古い交通情報を
消去して、提供時刻の新しい交通情報のみを表示装置6
に表示する。 −請求項2− 請求項2に記載の発明は、第1の受信手段1により受信
された交通情報に含まれる複数のデータ項目のうち少な
くとも一部のデータ項目を選択するデータ項目選択手段
と、選択されたデータ項目のすべてが第2の受信手段
2,3により受信された交通情報の中に含まれるか否か
を判定するデータ項目判定手段と、データ項目判定手段
により含まれると判定されると、データ項目選択手段に
より選択されたデータ項目のそれぞれについて、第1お
よび第2の受信手段1〜3で受信された各データが等し
いか否かを比較するデータ内容比較手段とを備え、デー
タ内容比較手段の比較結果に基づいて同一内容の交通情
報が受信されたか否かを判定するように同一情報判定手
段を構成するものである。請求項2に記載の発明では、
第1および第2の受信手段1〜3で受信された交通情報
をすべて比較すると時間がかかるため、比較するデータ
項目を予め選択しておき、その選択したデータ項目のそ
れぞれについて、第1および第2の受信手段1〜3で受
信された各データを比較して、同一内容の交通情報が受
信されたか否かを判断する。 −請求項3− 請求項3に記載の発明のデータ項目選択手段は、渋滞情
報に関する複数のデータ項目を選択し、同一情報判定手
段は、データ項目選択手段により選択されたデータ項目
のすべて、あるいは選択されたデータ項目中の予め指定
したデータ項目以外のデータ項目のそれぞれについて、
第1および第2の受信手段1〜3で受信された各データ
が等しい場合に、同一内容の交通情報が受信されたと判
定するものである。請求項3に記載の発明では、渋滞情
報に関する複数のデータ項目を選択し、選択したデータ
項目のすべて、あるいは予め指定したデータ項目(例え
ば、渋滞長)以外のデータ項目のそれぞれについて、第
1および第2の受信手段1〜3で受信された各データを
比較して、同一内容の渋滞情報を重複表示しないように
する。 −請求項4− 請求項4に記載の発明の第1の送信手段はFM多重放送
を送信し、第2の送信手段は光ビーコン信号または電波
ビーコン信号を送信するものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために本発明の一実施の形態の図を用いたが、これによ
り本発明が一実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために本発明の一実施の形態の図を用いたが、これによ
り本発明が一実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜5を用いて本発明の
一実施の形態を説明する。図1は本発明による交通情報
受信装置の一実施の形態のブロック図である。図1の符
号1はFM多重放送を受信するFM多重ユニットであ
り、その内部には不図示のチューナや復調器等が設けら
れている。2は不図示の光ビーコン路上機から送信され
た光信号を受信する光ビーコンユニット、3は不図示の
電波ビーコン路上機から送信された電波を受信する電波
ビーコンユニットである。4はFM多重ユニット1、光
ビーコンユニット2および電波ビーコンユニット3で受
信された交通情報に基づいて後述する図4,5の処理を
行うVICSデータ処理装置である。5はVICSデー
タ処理装置4で処理されたデータをディスプレイ6に表
示する制御を行うナビユニットである。ナビユニット5
には、道路地図データが格納された地図記憶メモリ7
と、車速センサ8等の各種センサとが接続される。
一実施の形態を説明する。図1は本発明による交通情報
受信装置の一実施の形態のブロック図である。図1の符
号1はFM多重放送を受信するFM多重ユニットであ
り、その内部には不図示のチューナや復調器等が設けら
れている。2は不図示の光ビーコン路上機から送信され
た光信号を受信する光ビーコンユニット、3は不図示の
電波ビーコン路上機から送信された電波を受信する電波
ビーコンユニットである。4はFM多重ユニット1、光
ビーコンユニット2および電波ビーコンユニット3で受
信された交通情報に基づいて後述する図4,5の処理を
行うVICSデータ処理装置である。5はVICSデー
タ処理装置4で処理されたデータをディスプレイ6に表
示する制御を行うナビユニットである。ナビユニット5
には、道路地図データが格納された地図記憶メモリ7
と、車速センサ8等の各種センサとが接続される。
【0008】図2は光ビーコン路上機または電波ビーコ
ン路上機により送信される渋滞情報のデータフォーマッ
トを示す図である。図示のように、渋滞情報は複数のデ
ータ項目で構成され、情報の提供時刻を表す「提供時
刻」、渋滞の開始地点を示す「始点名称」、渋滞の開始
路線名を示す「始点路線名」、渋滞の終了地点を示す
「終点名称」、渋滞の終了路線名を示す「終点路線
名」、渋滞の長さを示す「渋滞長」等のデータ項目が設
けられている。
ン路上機により送信される渋滞情報のデータフォーマッ
トを示す図である。図示のように、渋滞情報は複数のデ
ータ項目で構成され、情報の提供時刻を表す「提供時
刻」、渋滞の開始地点を示す「始点名称」、渋滞の開始
路線名を示す「始点路線名」、渋滞の終了地点を示す
「終点名称」、渋滞の終了路線名を示す「終点路線
名」、渋滞の長さを示す「渋滞長」等のデータ項目が設
けられている。
【0009】これに対して、FM多重放送により提供さ
れる渋滞情報のデータフォーマットは特に定められてい
ないが、FM多重放送はディスプレイ6に表示すべき文
字情報をFM変調して送信するものであり、FM多重ユ
ニット1により受信された渋滞情報は例えば図3のよう
にディスプレイ6に表示される。
れる渋滞情報のデータフォーマットは特に定められてい
ないが、FM多重放送はディスプレイ6に表示すべき文
字情報をFM変調して送信するものであり、FM多重ユ
ニット1により受信された渋滞情報は例えば図3のよう
にディスプレイ6に表示される。
【0010】図4はVICSデータ処理装置4が行うビ
ーコンデータ処理のフローチャート、図5は同じくVI
CSデータ処理装置4が行うFM多重データ処理のフロ
ーチャートであり、以下これらのフローチャートに基づ
いて本実施の形態の動作を説明する。なお、図4,5の
フローチャートはいずれも、交通情報の一部である渋滞
情報が受信された場合の処理を示している。
ーコンデータ処理のフローチャート、図5は同じくVI
CSデータ処理装置4が行うFM多重データ処理のフロ
ーチャートであり、以下これらのフローチャートに基づ
いて本実施の形態の動作を説明する。なお、図4,5の
フローチャートはいずれも、交通情報の一部である渋滞
情報が受信された場合の処理を示している。
【0011】図4のステップS1では、光ビーコンユニ
ット2または電波ビーコンユニット3により受信された
渋滞情報のうち、終点名称、終点路線名、始点名称、始
点路線名、渋滞長の各データ項目を検索キーとして検索
テーブルに登録する。この検索テーブルは、例えば不図
示のRAM上に設けられる。
ット2または電波ビーコンユニット3により受信された
渋滞情報のうち、終点名称、終点路線名、始点名称、始
点路線名、渋滞長の各データ項目を検索キーとして検索
テーブルに登録する。この検索テーブルは、例えば不図
示のRAM上に設けられる。
【0012】ステップS2では、FM多重ユニット1に
より受信されたデータの中に、検索テーブルに登録した
検索キーがすべて含まれているか否かを判定する。FM
多重ユニット1により受信されたデータにすべての検索
キーが含まれている場合にはステップS3に進み、これ
ら検索キーに対応するデータがビーコンユニット側とF
M多重ユニット1側ですべて等しいか否かを判定する。
等しい場合にはステップS4に進み、光ビーコンユニッ
ト2または電波ビーコンユニット3により受信されたデ
ータと、FM多重ユニット1により受信されたデータの
うち、提供時刻の古いデータを削除してリターンする。
より受信されたデータの中に、検索テーブルに登録した
検索キーがすべて含まれているか否かを判定する。FM
多重ユニット1により受信されたデータにすべての検索
キーが含まれている場合にはステップS3に進み、これ
ら検索キーに対応するデータがビーコンユニット側とF
M多重ユニット1側ですべて等しいか否かを判定する。
等しい場合にはステップS4に進み、光ビーコンユニッ
ト2または電波ビーコンユニット3により受信されたデ
ータと、FM多重ユニット1により受信されたデータの
うち、提供時刻の古いデータを削除してリターンする。
【0013】一方、ステップS3の判定が否定された場
合にはステップS5に進み、渋滞長以外のデータ項目の
データがすべて等しいか否かを判定する。状態長以外の
データ項目のデータがすべて等しい場合にはステップS
4に進んで古いデータを削除し、渋滞長以外の他のデー
タ項目の一部または全部が異なる場合にはリターンす
る。
合にはステップS5に進み、渋滞長以外のデータ項目の
データがすべて等しいか否かを判定する。状態長以外の
データ項目のデータがすべて等しい場合にはステップS
4に進んで古いデータを削除し、渋滞長以外の他のデー
タ項目の一部または全部が異なる場合にはリターンす
る。
【0014】このように、光ビーコンユニット2または
電波ビーコンユニット3により渋滞情報が受信される
と、渋滞情報を構成する一部のデータ項目を検索キーと
して検索テーブルに登録する。そして、FM多重ユニッ
ト1により受信されたデータの中に、検索テーブルに登
録した検索キーがすべて含まれているか否かを判定し、
すべて含まれている場合には、各検索キー(データ項
目)に対応するデータがビーコンユニット側とFM多重
ユニット1側で等しいか否かを判定する。すべての検索
キーのデータが等しいか、渋滞長以外の検索キーのデー
タが等しい場合には、ビーコンユニット側とFM多重ユ
ニット1側で古い方のデータを削除する。
電波ビーコンユニット3により渋滞情報が受信される
と、渋滞情報を構成する一部のデータ項目を検索キーと
して検索テーブルに登録する。そして、FM多重ユニッ
ト1により受信されたデータの中に、検索テーブルに登
録した検索キーがすべて含まれているか否かを判定し、
すべて含まれている場合には、各検索キー(データ項
目)に対応するデータがビーコンユニット側とFM多重
ユニット1側で等しいか否かを判定する。すべての検索
キーのデータが等しいか、渋滞長以外の検索キーのデー
タが等しい場合には、ビーコンユニット側とFM多重ユ
ニット1側で古い方のデータを削除する。
【0015】一方、図5に示すFM多重データ処理のス
テップS11では、FM多重ユニット1により受信され
たデータの中に、光ビーコンユニット2または電波ビー
コンユニット3により受信されたデータと同一のデータ
項目があるか否かを判定する。
テップS11では、FM多重ユニット1により受信され
たデータの中に、光ビーコンユニット2または電波ビー
コンユニット3により受信されたデータと同一のデータ
項目があるか否かを判定する。
【0016】ステップS11で同一のデータ項目がある
と判定されるとステップS12に進み、そのデータ項目
のデータがすべて等しいか否かを判定する。具体的に
は、渋滞情報を構成する終点名称、終点路線名、始点名
称、始点路線名および渋滞長の各データについて、FM
多重ユニット1で受信されたデータと、光ビーコンユニ
ット2または電波ビーコンユニット3で受信されたデー
タとを比較し、双方のデータが等しいか否かを判定す
る。双方のデータが等しいと判定されるとステップS1
3に進み、FM多重ユニット1により受信されたデータ
と、光ビーコンユニット2または電波ビーコンユニット
3により受信されたデータのうち、提供時刻の古いデー
タを削除してリターンする。一方、ステップS12の判
定が否定された場合にはステップS14に進み、渋滞長
以外のデータ項目のデータがすべて等しいか否かを判定
する。渋滞長以外のデータ項目のデータがすべて等しい
場合にはステップS13に進んで古いデータを削除し、
渋滞長以外の他のデータ項目の一部または全部が異なる
場合にはリターンする。
と判定されるとステップS12に進み、そのデータ項目
のデータがすべて等しいか否かを判定する。具体的に
は、渋滞情報を構成する終点名称、終点路線名、始点名
称、始点路線名および渋滞長の各データについて、FM
多重ユニット1で受信されたデータと、光ビーコンユニ
ット2または電波ビーコンユニット3で受信されたデー
タとを比較し、双方のデータが等しいか否かを判定す
る。双方のデータが等しいと判定されるとステップS1
3に進み、FM多重ユニット1により受信されたデータ
と、光ビーコンユニット2または電波ビーコンユニット
3により受信されたデータのうち、提供時刻の古いデー
タを削除してリターンする。一方、ステップS12の判
定が否定された場合にはステップS14に進み、渋滞長
以外のデータ項目のデータがすべて等しいか否かを判定
する。渋滞長以外のデータ項目のデータがすべて等しい
場合にはステップS13に進んで古いデータを削除し、
渋滞長以外の他のデータ項目の一部または全部が異なる
場合にはリターンする。
【0017】このように、FM多重ユニット1により渋
滞情報が受信された場合には、受信された渋滞情報中の
データ項目が過去に光ビーコンユニット2または電波ビ
ーコンユニット3により受信された渋滞情報のデータ項
目と等しいか否かを検出し、同一内容の渋滞情報が過去
に受信された場合には、双方の渋滞情報を比較する。比
較した結果、渋滞情報を構成する全データ項目のデータ
が等しいか、あるいは渋滞長以外のデータ項目のデータ
が等しい場合には、双方の渋滞情報のうち、提供時刻の
古いデータを削除する。
滞情報が受信された場合には、受信された渋滞情報中の
データ項目が過去に光ビーコンユニット2または電波ビ
ーコンユニット3により受信された渋滞情報のデータ項
目と等しいか否かを検出し、同一内容の渋滞情報が過去
に受信された場合には、双方の渋滞情報を比較する。比
較した結果、渋滞情報を構成する全データ項目のデータ
が等しいか、あるいは渋滞長以外のデータ項目のデータ
が等しい場合には、双方の渋滞情報のうち、提供時刻の
古いデータを削除する。
【0018】VICSデータ処理装置4は、図4,5の
処理結果に基づいてディスプレイ6に渋滞情報を表示す
る。このため、仮に光ビーコンユニット2、電波ビーコ
ンユニット3およびFM多重ユニット1により同一内容
の渋滞情報が受信されても、図4,5の処理により古い
情報は削除されるため、ディスプレイ6に同一内容の渋
滞情報が重複表示されるおそれはなくなる。
処理結果に基づいてディスプレイ6に渋滞情報を表示す
る。このため、仮に光ビーコンユニット2、電波ビーコ
ンユニット3およびFM多重ユニット1により同一内容
の渋滞情報が受信されても、図4,5の処理により古い
情報は削除されるため、ディスプレイ6に同一内容の渋
滞情報が重複表示されるおそれはなくなる。
【0019】上記実施の形態では、渋滞情報を受信する
場合を例にとって説明したが、渋滞情報以外の交通情報
を受信する場合にも同様に適用できる。また、FM多重
ユニット1側とビーコンユニット側で受信された渋滞情
報を比較する際に、比較の対象となるデータ項目(検索
キー)は上記実施の形態に限定されない。例えば、渋滞
の始点終点位置だけを比較してもよい。
場合を例にとって説明したが、渋滞情報以外の交通情報
を受信する場合にも同様に適用できる。また、FM多重
ユニット1側とビーコンユニット側で受信された渋滞情
報を比較する際に、比較の対象となるデータ項目(検索
キー)は上記実施の形態に限定されない。例えば、渋滞
の始点終点位置だけを比較してもよい。
【0020】さらに、図4,5の処理では、渋滞長以外
のデータ項目が等しい場合に、すべてのデータ項目が等
しい場合と同等に扱っているが、渋滞長以外の特定のデ
ータ項目が等しい場合にも、すべてのデータ項目が等し
い場合と同等に扱ってもよい。
のデータ項目が等しい場合に、すべてのデータ項目が等
しい場合と同等に扱っているが、渋滞長以外の特定のデ
ータ項目が等しい場合にも、すべてのデータ項目が等し
い場合と同等に扱ってもよい。
【0021】上記実施の形態では、FM多重ユニット1
で受信されたデータと、光ビーコンまたは電波ビーコン
により受信されたデータとを図4,5に示すように別個
に処理しているが、図4,5の処理を一つにまとめても
よい。また、上記実施の形態では、光ビーコンユニット
2または電波ビーコンユニット3で受信されたデータ
と、FM多重ユニット1で受信されたデータとを比較し
ているが、光ビーコンユニット2で受信されたデータと
電波ビーコンユニット3で受信されたデータとを比較し
てもよい。
で受信されたデータと、光ビーコンまたは電波ビーコン
により受信されたデータとを図4,5に示すように別個
に処理しているが、図4,5の処理を一つにまとめても
よい。また、上記実施の形態では、光ビーコンユニット
2または電波ビーコンユニット3で受信されたデータ
と、FM多重ユニット1で受信されたデータとを比較し
ているが、光ビーコンユニット2で受信されたデータと
電波ビーコンユニット3で受信されたデータとを比較し
てもよい。
【0022】なお、FM多重ユニット1、光ビーコンユ
ニット2および電波ビーコンユニット3以外に交通情報
を提供する送信手段がある場合には、これら送信手段に
対しても同様に本発明は適用できる。
ニット2および電波ビーコンユニット3以外に交通情報
を提供する送信手段がある場合には、これら送信手段に
対しても同様に本発明は適用できる。
【0023】このように構成した一実施の形態にあって
は、FM多重ユニット1が第1の受信手段に、光ビーコ
ンユニット2および電波ビーコンユニット3が第2の受
信手段に、ナビユニット5が表示制御手段に、図4のス
テップS3,S4と図5のステップS12,S13が同
一情報判定手段に、図4のステップS5と図5のステッ
プS14が情報消去手段に、図4のステップS1がデー
タ項目選択手段に、図4のステップS2がデータ項目判
定手段に、図4のステップS3がデータ内容比較手段
に、それぞれ対応する。
は、FM多重ユニット1が第1の受信手段に、光ビーコ
ンユニット2および電波ビーコンユニット3が第2の受
信手段に、ナビユニット5が表示制御手段に、図4のス
テップS3,S4と図5のステップS12,S13が同
一情報判定手段に、図4のステップS5と図5のステッ
プS14が情報消去手段に、図4のステップS1がデー
タ項目選択手段に、図4のステップS2がデータ項目判
定手段に、図4のステップS3がデータ内容比較手段
に、それぞれ対応する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、同一内容の交通情報が受信されると提供時刻の古
い交通情報を消去するため、同一内容の交通情報が重複
表示されるおそれがなくなる。したがって、第1の送信
手段と第2の送信手段により同一内容の交通情報が提供
されても、いずれか一方のみが表示されることから、表
示画面上の交通情報が頻繁に切り換わらなくなり、使用
者に誤解等を与えるおそれもなくなる。また、同一種類
の交通情報について、新しい情報が表示された後に古い
情報が表示されるおそれもなくなる。請求項2に記載の
発明によれば、第1および第2の受信手段で受信された
各データを比較する際に、比較するデータ項目を予め選
択しておくため、同一内容の交通情報が受信されたか否
かを判断する際にすべてのデータ項目を比較する必要が
なくなり、判断処理を迅速に行うことができる。請求項
3に記載の発明によれば、渋滞情報を受信する際に、渋
滞情報に関するすべてのデータ項目が一致している場合
だけでなく、予め指定したデータ項目以外のデータ項目
が一致している場合も、同一内容の交通情報が受信され
たと判断するため、同一内容の交通情報が受信されたか
否かを判断する基準を必要に応じて変更でき、融通性の
ある比較を行える。
れば、同一内容の交通情報が受信されると提供時刻の古
い交通情報を消去するため、同一内容の交通情報が重複
表示されるおそれがなくなる。したがって、第1の送信
手段と第2の送信手段により同一内容の交通情報が提供
されても、いずれか一方のみが表示されることから、表
示画面上の交通情報が頻繁に切り換わらなくなり、使用
者に誤解等を与えるおそれもなくなる。また、同一種類
の交通情報について、新しい情報が表示された後に古い
情報が表示されるおそれもなくなる。請求項2に記載の
発明によれば、第1および第2の受信手段で受信された
各データを比較する際に、比較するデータ項目を予め選
択しておくため、同一内容の交通情報が受信されたか否
かを判断する際にすべてのデータ項目を比較する必要が
なくなり、判断処理を迅速に行うことができる。請求項
3に記載の発明によれば、渋滞情報を受信する際に、渋
滞情報に関するすべてのデータ項目が一致している場合
だけでなく、予め指定したデータ項目以外のデータ項目
が一致している場合も、同一内容の交通情報が受信され
たと判断するため、同一内容の交通情報が受信されたか
否かを判断する基準を必要に応じて変更でき、融通性の
ある比較を行える。
【図1】本発明による交通情報受信装置の一実施の形態
のブロック図。
のブロック図。
【図2】光ビーコン路上機または電波ビーコン路上機に
より送信される渋滞情報のデータフォーマットを示す
図。
より送信される渋滞情報のデータフォーマットを示す
図。
【図3】FM多重ユニットにより受信された渋滞情報の
一例を示す図。
一例を示す図。
【図4】VICSデータ処理装置が行うビーコンデータ
処理のフローチャート。
処理のフローチャート。
【図5】VICSデータ処理装置が行うFM多重データ
処理のフローチャート。
処理のフローチャート。
1 FM多重ユニット 2 光ビーコンユニット 3 電波ビーコンユニット 4 VICSデータ処理装置 5 ナビユニット 6 ディスプレイ 7 地図記憶メモリ 8 車速センサ
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の送信手段から送信された交通情報
を受信する第1の受信手段と、 第2の送信手段から送信された交通情報を受信する第2
の受信手段と、 前記第1および第2の受信手段で受信された交通情報を
表示装置に表示させる表示制御手段とを備えた交通情報
受信装置において、 前記第1の受信手段で受信された交通情報と同一内容の
交通情報が前記第2の受信手段で受信されたか否かを判
定する同一情報判定手段と、 前記同一内容の交通情報が受信されたと判定されると、
前記同一内容の交通情報が重複して前記表示装置に表示
されないように前記同一内容の交通情報のうち提供時刻
の古い交通情報を消去する情報消去手段とを備えること
を特徴とする交通情報受信装置。 - 【請求項2】 前記第1の受信手段により受信された交
通情報に含まれる複数のデータ項目のうち少なくとも一
部のデータ項目を選択するデータ項目選択手段と、 前記選択されたデータ項目のすべてが前記第2の受信手
段により受信された交通情報の中に含まれるか否かを判
定するデータ項目判定手段と、 前記データ項目判定手段により含まれると判定される
と、前記データ項目選択手段により選択されたデータ項
目のそれぞれについて、前記第1および第2の受信手段
で受信された各データが等しいか否かを比較するデータ
内容比較手段とを備え、 前記同一情報判定手段は、前記データ内容比較手段の比
較結果に基づいて前記同一内容の交通情報が受信された
か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載され
た交通情報受信装置。 - 【請求項3】 前記データ項目選択手段は、渋滞情報に
関する複数のデータ項目を選択し、 前記同一情報判定手段は、前記データ項目選択手段によ
り選択されたデータ項目のすべて、あるいは前記選択さ
れたデータ項目中の予め指定したデータ項目以外のデー
タ項目のそれぞれについて、前記第1および第2の受信
手段で受信された各データが等しい場合に、前記同一内
容の交通情報が受信されたと判定することを特徴とする
請求項2に記載された交通情報受信装置。 - 【請求項4】 前記第1の送信手段はFM多重放送を送
信し、前記第2の送信手段は光ビーコン信号または電波
ビーコン信号を送信することを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項に記載された交通情報受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9788796A JPH09284153A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 交通情報受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9788796A JPH09284153A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 交通情報受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284153A true JPH09284153A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14204270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9788796A Pending JPH09284153A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 交通情報受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014116708A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Alpine Electronics Inc | 交通情報受信装置 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9788796A patent/JPH09284153A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014116708A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Alpine Electronics Inc | 交通情報受信装置 |
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