JPH09284149A - 電力増幅部の自動利得制御回路 - Google Patents

電力増幅部の自動利得制御回路

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JPH09284149A
JPH09284149A JP9530896A JP9530896A JPH09284149A JP H09284149 A JPH09284149 A JP H09284149A JP 9530896 A JP9530896 A JP 9530896A JP 9530896 A JP9530896 A JP 9530896A JP H09284149 A JPH09284149 A JP H09284149A
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JP
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power
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cpu
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JP9530896A
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Inventor
Shuzo Takahashi
修造 高橋
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木目の細かい制御により、複数の電力増幅部
のいずれかが故障した際でも、安定した出力が得られる
電力増幅部の自動利得制御回路を提供することである。 【解決手段】 複数の電力増幅部3−1〜nそれぞれの
入出力レベルを監視すると共に監視した入出力レベル情
報、電力分配部2の入力レベルとして励振部1のレベル
検出部で監視した出力レベル情報、および電力合成部4
の出力レベルとして出力レベル検出部5で監視したレベ
ル情報それぞれに基づいて所定の自動制御プログラムに
より電力増幅部3−1〜nそれぞれの増幅レベルを制御
するCPU6と、CPU6が通信回線を介して遠隔地と
電力増幅回路の監視および制御のデータを授受できるモ
デム7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局等の送信設
備に使用され、複数を有すると共に、受けた信号を電力
分配部から分配されて並列運転し、複数それぞれの出力
を電力合成部へ送出して合成させる電力増幅部の自動利
得制御回路に関し、特に、電力増幅部の障害の際の出力
のアンバランスを救済できると共に更に決めの細かい制
御ができる電力増幅部の自動利得制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電力増幅部の自動利得制
御回路では、図3に示されるように、励振部51、電力
分配部52、電力増幅部53−1〜nおよび電力合成部
54で構成される信号の電力増幅回路に対して、AGC
(Automatic Gain Control)増幅部56および基準電圧
制御装置57が備えられている。
【0003】すなわち、AGC増幅部56は、最終段の
電力合成部54の出力レベルを受け適切なレベル情報を
入力の励振部51へ帰還することによって、出力レベル
が最適値になるように励振部51の出力を制御してい
る。
【0004】また、基準電圧制御装置57は、例えば、
特開平3−48702号公報に記載されているように、
n個の電力増幅部53のいずれかが故障した際に、電力
増幅部53から発せられる故障信号を受け、AGC増幅
部56へ所定のレベル信号より低いレベル信号を送るこ
とにより、AGC増幅部56が励振部51の過励振を防
止するように制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電力増
幅部の自動利得制御回路は、出力レベルの変動を入力側
に帰還して励振部が出力する入力レベルを制御し、出力
レベルを自動的に所定の値に安定させている一方、複数
の電力増幅部のいずれかが故障した際には入力レベルを
所定値に制限して励振部の過励振を防止している。
【0006】しかし、この構成では、単に出力レベルの
変動を入力側に帰還しているだけなので、複数の電力増
幅部のいずれかが故障した際には電力合成部への複数の
入力のアンバランスは避けられず、したがって、電力合
成部の出力での不安定は避けることができないという問
題点がある。
【0007】本発明の課題は、従来より木目の細かい制
御により、複数の電力増幅部のいずれかが故障した際で
も、安定した出力を供給できる電力増幅部の自動利得制
御回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による電力増幅部
の自動利得制御回路は、送信設備に使用され、複数を有
すると共に受けた信号を電力分配部から分配されて並列
運転し、複数それぞれの出力を電力合成部へ送出して合
成させる電力増幅部の自動利得制御回路において、前記
電力分配部の入力および前記電力合成部の出力それぞれ
の検出レベルを受け、、前記検出レベルに基づいて予め
定められたプログラムにより前記電力増幅部それぞれの
増幅レベルを制御するCPU(中央処理装置)を備えて
いる。
【0009】また、上記手段に追加して、CPUは、複
数の電力増幅部それぞれの入出力レベルを監視すると共
に、監視した入出力レベル情報、ならびに前記電力分配
部の入力および前記電力合成部の出力それぞれの検出レ
ベルに基づいて所定のプログラムにより前記電力増幅部
それぞれの増幅レベルを制御している。
【0010】更に、上記手段に追加して、CPUは、モ
デム(MODEM)を介して所定の監視情報を送ると共
に所定の制御情報を受けて、前記電力増幅部それぞれを
制御している。
【0011】このように、CPUが複数の電力増幅部そ
れぞれをプログラム制御しており、この結果、電力増幅
の自動利得制御が木目細かく実施され、更に、モデムの
接続により電力増幅部それぞれの監視および制御が通信
回線を介して遠隔地から実施されている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示された電力増幅部の自動利得
制御回路では、入力側から励振部1、電力分配部2、電
力増幅部3−1〜3−n、電力合成部4、出力レベル検
出部5、CPU6、および、モデム7が設けられてい
る。
【0014】励振部1で増幅された高周波信号は、電力
分配部2により分配されて、複数の電力増幅部3−1〜
nにより電力増幅される。励振部1では、内蔵されるレ
ベル検出部が出力する高周波信号のレベルを検出してC
PU6に送っている。
【0015】電力増幅部3は、図2で示されるように、
入力側から入力レベル検出部31、増幅器32、レベル
制御部33、複数の増幅器34−1〜m、および出力レ
ベル検出部35を備え、入力信号を増幅すると共に、入
力レベルおよび出力レベルをCPU6へ送り、CPU6
からレベル制御データを受けている。
【0016】電力合成部4は、複数の電力増幅部3−1
〜nそれぞれの出力を受けて合成し出力レベル検出部5
を介して出力している。電力合成部4の出力レベルが出
力レベル検出部5により検出されCPU6へ送られる。
【0017】従来との相違点は、CPU6が備えられ、
CPU6が予め設計された自動制御プログラムにより電
力増幅回路の自動利得制御を行っていることである。ま
た、更に一つの相違点は、CPU6が図示されていない
遠隔監視制御装置とモデムおよび通信回線を介して接続
されていることである。
【0018】CPU6は、入力側で励振部1のレベル検
出部1、出力側で出力レベル検出部5を監視してそれぞ
れの出力レベルを受けると共に、中央部で複数の電力増
幅部3−1〜nそれぞれに接続して入力レベル検出部3
1および出力レベル検出部35により監視されている各
入出力信号のレベルデータを受けている。これらのレベ
ルデータは、CPU6により自動制御プログラムに使用
されると共に、遠隔監視制御装置からの要求により送出
される。
【0019】一方、CPU6は、複数の電力増幅部3−
1〜nで監視して得られたレベルデータ、および遠隔監
視制御装置からモデム7を介して受けたデータを、所定
の自動制御プログラムにより処理して、励振部1の出力
レベル、または電力増幅部3−1〜nそれぞれのレベル
制御部33の出力レベルを制御して、励振部1の過励振
を防止すると共に電力増幅回路の安定化を図っている。
【0020】上記説明では、CPU6がモデム7を介し
て遠隔監視制御装置と接続されるとしたが、プログラム
およびデータの内容により例えば自宅からでも監視・制
御ができることはいうまでもない。また、上記説明で
は、出力レベル検出部を出力側に独立した機能ブロック
で図示して説明したが、電力合成部に内蔵してもよい。
【0021】このように、機能の分離・併合等による分
配は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発
明を限定するものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の電力増幅部それぞれの入出力レベルを監視すると共
に監視した入出力レベル情報、ならびに電力分配部の入
力および電力合成部の出力それぞれの検出レベルに基づ
いて所定の自動制御プログラムにより電力増幅部それぞ
れの増幅レベルを制御するCPUを備える電力増幅部の
自動利得制御回路が得られる。
【0023】この最適に構成された自動制御プログラム
によって、CPUが、電力増幅部の自動利得制御を理想
的に木目細かく行うことができるので、複数の電力増幅
部のいずれかが故障した際でも、安定した出力を供給で
きるという第1の効果が得られる。
【0024】また、CPUがモデムおよび通信回線を介
してデータを授受できるので、遠隔地から電力増幅回路
の監視および制御ができるという第2の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1の部分詳細の実施の一形態を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 励振部 2 電力分配部 3、3−1〜n 電力増幅部 4 電力合成部 5、35 出力レベル検出部 6 CPU(中央処理装置) 7 モデム(MODEM) 31 入力レベル検出部 33 レベル制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信設備に使用され、複数を有すると共
    に、受けた信号を電力分配部から分配されて並列運転
    し、複数それぞれの出力を電力合成部へ送出して合成さ
    せる電力増幅部の自動利得制御回路において、前記電力
    分配部の入力および前記電力合成部の出力それぞれの検
    出レベルを受け、前記検出レベルに基づいて予め定めら
    れたプログラムにより、前記電力増幅部それぞれの増幅
    レベルを制御するCPU(中央処理装置)を備えること
    を特徴とする電力増幅部の自動利得制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、CPUは、複数の電
    力増幅部それぞれの入出力レベルを監視すると共に監視
    した入出力レベル情報、ならびに前記電力分配部の入力
    および前記電力合成部の出力それぞれの検出レベルに基
    づいて所定のプログラムにより前記電力増幅部それぞれ
    の増幅レベルを制御することを特徴とする電力増幅部の
    自動利得制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、CP
    Uは、モデム(MODEM)を介して所定の監視情報を
    送ると共に所定の制御情報を受けて前記電力増幅部それ
    ぞれを制御することを特徴とする電力増幅部の自動利得
    制御回路。
JP9530896A 1996-04-17 1996-04-17 電力増幅部の自動利得制御回路 Pending JPH09284149A (ja)

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Effective date: 19990526