JPH09283770A - 保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタ及びそのパターン構造 - Google Patents
保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタ及びそのパターン構造Info
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- JPH09283770A JPH09283770A JP8632296A JP8632296A JPH09283770A JP H09283770 A JPH09283770 A JP H09283770A JP 8632296 A JP8632296 A JP 8632296A JP 8632296 A JP8632296 A JP 8632296A JP H09283770 A JPH09283770 A JP H09283770A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保護ダイオード付きデュアルゲートFETに
ついて、ドレイン側ゲートである第2のゲート電極とド
レインとの間を保護でき、レイアウト上の自由度を高
め、小型化も可能なFETとそのパターン構造を提供す
る。 【解決手段】 ソースS側の第1のゲート電極G1
と、ドレインD側の第2のゲート電極G2とを有し、第
1のゲート電極G1とソースSとの間に第1の保護ダイ
オードd1が設けられ、第2のゲート電極G2とドレイ
ンDとの間に第2の保護ダイオードd2が設けられてい
るFET。ソースパターンと、これと隣り合う第1の
ゲート電極パターンと、ドレインパターンと、これと隣
り合う第2のゲート電極パターンとを有し、ソースパタ
ーンと第1のゲート電極パターンとの間に第1の保護ダ
イオードが設けられ、ドレインパターンと第2のゲート
電極パターンとの間に第2の保護ダイオードが設けられ
るFETのパターン構造。
ついて、ドレイン側ゲートである第2のゲート電極とド
レインとの間を保護でき、レイアウト上の自由度を高
め、小型化も可能なFETとそのパターン構造を提供す
る。 【解決手段】 ソースS側の第1のゲート電極G1
と、ドレインD側の第2のゲート電極G2とを有し、第
1のゲート電極G1とソースSとの間に第1の保護ダイ
オードd1が設けられ、第2のゲート電極G2とドレイ
ンDとの間に第2の保護ダイオードd2が設けられてい
るFET。ソースパターンと、これと隣り合う第1の
ゲート電極パターンと、ドレインパターンと、これと隣
り合う第2のゲート電極パターンとを有し、ソースパタ
ーンと第1のゲート電極パターンとの間に第1の保護ダ
イオードが設けられ、ドレインパターンと第2のゲート
電極パターンとの間に第2の保護ダイオードが設けられ
るFETのパターン構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護ダイオード付
きデュアルゲート電界効果トランジスタに関し、また、
そのパターン構造に関するものである。
きデュアルゲート電界効果トランジスタに関し、また、
そのパターン構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デュアルゲート電界効果トランジスタ
は、図5に示すように、ソース側の第1のゲート電極G
1と、ドレイン側の第2のゲート電極G2とを有する電
界効果トランジスタである。(なお、以下の記述で、
「電界効果トランジスタ」をFETと称することもあ
る。)
は、図5に示すように、ソース側の第1のゲート電極G
1と、ドレイン側の第2のゲート電極G2とを有する電
界効果トランジスタである。(なお、以下の記述で、
「電界効果トランジスタ」をFETと称することもあ
る。)
【0003】デュアルゲート電界効果トランジスタにお
いて、保護ダイオードを備えるものが知られている。従
来の保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トラン
ジスタは、図6に示すように、第1のゲート電極G1と
ソースSとの間に第1の保護ダイオードd1′(ダイオ
ードd11′,d12′からなる)が設けられ、第2の
ゲート電極G2とソースSとの間に第2の保護ダイオー
ドd2′(ダイオードd21′,d22′からなる)が
設けられる構成になっている。第1の保護ダイオードd
1′を構成するふたつのダイオードd11′,d12′
は互いに逆方向のダイオードであり、いわゆるback
−to−backで保護を施す構造になっている。いず
れの方向についても、保護するためである。第2の保護
ダイオードd2′を構成するふたつのダイオードd2
1′,d22′も互いに逆方向のダイオードでback
−to−backで保護を施す構造になっている。
いて、保護ダイオードを備えるものが知られている。従
来の保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トラン
ジスタは、図6に示すように、第1のゲート電極G1と
ソースSとの間に第1の保護ダイオードd1′(ダイオ
ードd11′,d12′からなる)が設けられ、第2の
ゲート電極G2とソースSとの間に第2の保護ダイオー
ドd2′(ダイオードd21′,d22′からなる)が
設けられる構成になっている。第1の保護ダイオードd
1′を構成するふたつのダイオードd11′,d12′
は互いに逆方向のダイオードであり、いわゆるback
−to−backで保護を施す構造になっている。いず
れの方向についても、保護するためである。第2の保護
ダイオードd2′を構成するふたつのダイオードd2
1′,d22′も互いに逆方向のダイオードでback
−to−backで保護を施す構造になっている。
【0004】デュアルゲート電界効果トランジスタにお
いては、ゲートの静電破壊のほとんどは、ゲート電極と
それにより近いソース電極Sあるいはドレイン電極Dの
間で発生する。つまり、第1のゲート電極G1の場合
は、ソース電極Sとの間であり、第2のゲート電極G2
の場合は、ドレイン電極Dとの間である。
いては、ゲートの静電破壊のほとんどは、ゲート電極と
それにより近いソース電極Sあるいはドレイン電極Dの
間で発生する。つまり、第1のゲート電極G1の場合
は、ソース電極Sとの間であり、第2のゲート電極G2
の場合は、ドレイン電極Dとの間である。
【0005】ところが現行の保護ダイオード付きデュア
ルゲート電界効果トランジスタでは、前記したように図
6に示すように、第1のゲート電極G1,第2のゲート
電極G2それぞれとソース電極Sの間に保護ダイオード
が施されているため、第2のゲート電極G2とドレイン
電極Dの間が無防備であり、この部分での破壊が発生し
やすい。
ルゲート電界効果トランジスタでは、前記したように図
6に示すように、第1のゲート電極G1,第2のゲート
電極G2それぞれとソース電極Sの間に保護ダイオード
が施されているため、第2のゲート電極G2とドレイン
電極Dの間が無防備であり、この部分での破壊が発生し
やすい。
【0006】このように従来の技術では、第2のゲート
電極G2とソースSとの間に第2の保護ダイオードd
2′(ダイオードd21′,d22′からなる)を設け
るとともに、一般に、第1のゲート電極G1とソースS
との間の保護をも図るため、図の如く第1のゲート電極
G1とソースSとの間に第1の保護ダイオードd1′
(ダイオードd11′,d12′からなる)を設ける構
成としている。よって上記したように第2のゲート電極
G2とドレインDとの間が無防備となってしまい、破壊
の問題が生じうることになる。
電極G2とソースSとの間に第2の保護ダイオードd
2′(ダイオードd21′,d22′からなる)を設け
るとともに、一般に、第1のゲート電極G1とソースS
との間の保護をも図るため、図の如く第1のゲート電極
G1とソースSとの間に第1の保護ダイオードd1′
(ダイオードd11′,d12′からなる)を設ける構
成としている。よって上記したように第2のゲート電極
G2とドレインDとの間が無防備となってしまい、破壊
の問題が生じうることになる。
【0007】この従来技術の問題点について、図6の構
造について、実際に第1のゲート電極G1をIG1SS
モードにした場合(図7)、及び第2のゲート電極G2
をIG2SSモードにした場合(図8)で、破壊強度測
定を行うと、保護ダイオード効果の弱いIG2SSモー
ド(図8)の方が壊れやすい。たとえば、一般的なデュ
アルゲートGaAs MES FETの場合では、静電
破壊強度は、IG1SSモード(図7)で約200V、
IG2SSモード(図8)で約100Vである。
造について、実際に第1のゲート電極G1をIG1SS
モードにした場合(図7)、及び第2のゲート電極G2
をIG2SSモードにした場合(図8)で、破壊強度測
定を行うと、保護ダイオード効果の弱いIG2SSモー
ド(図8)の方が壊れやすい。たとえば、一般的なデュ
アルゲートGaAs MES FETの場合では、静電
破壊強度は、IG1SSモード(図7)で約200V、
IG2SSモード(図8)で約100Vである。
【0008】本発明者は先に、ドレインD側の第2のゲ
ート電極G2とソースSとの間にのみ保護ダイオードを
設ける技術を提案した(特開平4−364078号)
が、これは感度低下防止のための構成であって、上記問
題点に着目したものではない。また、第2のゲート電極
とアースとの間にダイオードが接続されてなる構造の提
案もある(特開昭61−116409号)が、これも第
2のゲート電極G2とドレインDとの間の保護がなされ
ないという問題を解決するものではない。さらに、特開
平5−152583号には、特に導電性領域を設けて、
第2のゲート電極とこの導電性領域との電位差を、第2
のゲート電極とチャネル動作領域との電位差より大きく
した技術が提案されているが、保護ダイオードの構成は
特徴がなく、かつ導電性領域を設けてもパターンの余裕
や自由度が上がるわけではなく、却って、パターン上の
制約は大きくなるものと思われる。
ート電極G2とソースSとの間にのみ保護ダイオードを
設ける技術を提案した(特開平4−364078号)
が、これは感度低下防止のための構成であって、上記問
題点に着目したものではない。また、第2のゲート電極
とアースとの間にダイオードが接続されてなる構造の提
案もある(特開昭61−116409号)が、これも第
2のゲート電極G2とドレインDとの間の保護がなされ
ないという問題を解決するものではない。さらに、特開
平5−152583号には、特に導電性領域を設けて、
第2のゲート電極とこの導電性領域との電位差を、第2
のゲート電極とチャネル動作領域との電位差より大きく
した技術が提案されているが、保護ダイオードの構成は
特徴がなく、かつ導電性領域を設けてもパターンの余裕
や自由度が上がるわけではなく、却って、パターン上の
制約は大きくなるものと思われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジ
スタにあっては、第2のゲート電極G2とドレインDと
の間の保護がなされず、この部分における破壊等のおそ
れが大きいという問題点を有している。また、従来技術
は、ドレインD側の第2のゲート電極G2を保護する第
2の保護ダイオードd2′は、第2のゲート電極G2と
ソースSとの間に設けられる構成なので、レイアウト上
の自由度、及び小型化の面で不利であった。
の保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジ
スタにあっては、第2のゲート電極G2とドレインDと
の間の保護がなされず、この部分における破壊等のおそ
れが大きいという問題点を有している。また、従来技術
は、ドレインD側の第2のゲート電極G2を保護する第
2の保護ダイオードd2′は、第2のゲート電極G2と
ソースSとの間に設けられる構成なので、レイアウト上
の自由度、及び小型化の面で不利であった。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トラン
ジスタについて、ドレイン側ゲートである第2のゲート
電極とドレインとの間を保護することができ、かつレイ
アウト上の自由度を高め、小型化を図ることができる構
成のトランジスタ、及びそのパターン構造を提供するこ
とを目的とする。
し、保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トラン
ジスタについて、ドレイン側ゲートである第2のゲート
電極とドレインとの間を保護することができ、かつレイ
アウト上の自由度を高め、小型化を図ることができる構
成のトランジスタ、及びそのパターン構造を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の保護ダイオード
付きデュアルゲート電界効果トランジスタは、上述した
目的を達成するため、ソース側の第1のゲート電極と、
ドレイン側の第2のゲート電極とを有し、かつそれぞれ
のゲートに保護ダイオードを備える電界効果トランジス
タにおいて、第1のゲート電極とソースとの間に第1の
保護ダイオードが設けられるとともに、第2のゲート電
極とドレインとの間に第2の保護ダイオードが設けられ
る構成としたものである。
付きデュアルゲート電界効果トランジスタは、上述した
目的を達成するため、ソース側の第1のゲート電極と、
ドレイン側の第2のゲート電極とを有し、かつそれぞれ
のゲートに保護ダイオードを備える電界効果トランジス
タにおいて、第1のゲート電極とソースとの間に第1の
保護ダイオードが設けられるとともに、第2のゲート電
極とドレインとの間に第2の保護ダイオードが設けられ
る構成としたものである。
【0012】この発明によれば、第2のゲート電極とド
レインとの間に第2の保護ダイオードが設けられたの
で、第2のゲート電極とドレインとの間を保護すること
ができ、第2ゲート静電強度を上げることができる。よ
って、この部分の破壊等による問題を解決できる。か
つ、ドレイン側ゲートである第2のゲート電極とドレイ
ンとの間に保護ダイオードを設けるようにしたため、レ
イアウト上の自由度を高め、小型化を図ることが可能に
なった。
レインとの間に第2の保護ダイオードが設けられたの
で、第2のゲート電極とドレインとの間を保護すること
ができ、第2ゲート静電強度を上げることができる。よ
って、この部分の破壊等による問題を解決できる。か
つ、ドレイン側ゲートである第2のゲート電極とドレイ
ンとの間に保護ダイオードを設けるようにしたため、レ
イアウト上の自由度を高め、小型化を図ることが可能に
なった。
【0013】本発明に係る、保護ダイオード付きデュア
ルゲート電界効果トランジスタのパターン構造は、上述
した目的を達成するため、ソースを構成するパターン
と、これと隣り合う第1のゲート電極を構成するパター
ンと、ドレインを構成するパターンと、これと隣り合う
第2のゲート電極を構成するパターンとを有し、ソース
を構成するパターンと、第1のゲート電極を構成するパ
ターンとの間に第1の保護ダイオードが設けられ、ドレ
インを構成するパターンと、第2のゲート電極を構成す
るパターンとの間に第2の保護ダイオードが設けられる
パターン構造となっていることを特徴とするものであ
る。
ルゲート電界効果トランジスタのパターン構造は、上述
した目的を達成するため、ソースを構成するパターン
と、これと隣り合う第1のゲート電極を構成するパター
ンと、ドレインを構成するパターンと、これと隣り合う
第2のゲート電極を構成するパターンとを有し、ソース
を構成するパターンと、第1のゲート電極を構成するパ
ターンとの間に第1の保護ダイオードが設けられ、ドレ
インを構成するパターンと、第2のゲート電極を構成す
るパターンとの間に第2の保護ダイオードが設けられる
パターン構造となっていることを特徴とするものであ
る。
【0014】この発明によれば、チップのパターンレイ
アウトにおいて、ソースの腕(接続用のリード)を第2
のゲート電極部近くまで配する必要がなく、レイアウト
の自由度が大きく、チップの小型化が可能となって、非
常に有利である。
アウトにおいて、ソースの腕(接続用のリード)を第2
のゲート電極部近くまで配する必要がなく、レイアウト
の自由度が大きく、チップの小型化が可能となって、非
常に有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の好ましい実施の形態
について説明するとともに、図面を参照して具体的な実
施の形態例を説明する。但し当然のことではあるが、本
発明は図示実施の形態例により限定を受けるものではな
い。
について説明するとともに、図面を参照して具体的な実
施の形態例を説明する。但し当然のことではあるが、本
発明は図示実施の形態例により限定を受けるものではな
い。
【0016】本発明のデュアルゲート電界効果トランジ
スタは、第1のゲート電極とソースとの間に第1の保護
ダイオードが設けられるとともに、第2のゲート電極と
ドレインとの間に第2の保護ダイオードが設けられる構
成であるが、この場合に、第1の保護ダイオードは、互
いに方向が逆方向のふたつのダイオードから構成されて
おり、第2の保護ダイオードは、同様に互いに方向が逆
方向のふたつのダイオードから構成されているものとす
ることができる。
スタは、第1のゲート電極とソースとの間に第1の保護
ダイオードが設けられるとともに、第2のゲート電極と
ドレインとの間に第2の保護ダイオードが設けられる構
成であるが、この場合に、第1の保護ダイオードは、互
いに方向が逆方向のふたつのダイオードから構成されて
おり、第2の保護ダイオードは、同様に互いに方向が逆
方向のふたつのダイオードから構成されているものとす
ることができる。
【0017】この構成によれば、第1のゲート電極と第
2のゲート電極とを同等に保護することができる。
2のゲート電極とを同等に保護することができる。
【0018】あるいは、第1の保護ダイオードは、互い
に方向が逆方向のふたつのダイオードから構成されてお
り、第2の保護ダイオードは、互いに方向が同方向の2
個以上のダイオードとそれとは方向が逆方向の1個のダ
イオードの直列接続から構成されているものとすること
ができる。
に方向が逆方向のふたつのダイオードから構成されてお
り、第2の保護ダイオードは、互いに方向が同方向の2
個以上のダイオードとそれとは方向が逆方向の1個のダ
イオードの直列接続から構成されているものとすること
ができる。
【0019】この構成によれば、第2のゲート電極(後
記する図3の符号G2)の電位をドレイン電極(同D)
の電位に対して負の方向に十分振ることができ、第2の
ゲート電極(同G2)によるトランジスタのチャネルの
ピンチオフへの悪影響もない。以下本発明の好ましい具
体的な実施の形態例を、図面を参照して説明する。
記する図3の符号G2)の電位をドレイン電極(同D)
の電位に対して負の方向に十分振ることができ、第2の
ゲート電極(同G2)によるトランジスタのチャネルの
ピンチオフへの悪影響もない。以下本発明の好ましい具
体的な実施の形態例を、図面を参照して説明する。
【0020】実施の形態例1 本例は、GaAs MES FET等として具体化でき
る保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジ
スタに、本発明を適用したものである。図1を参照し
て、本例を説明する。
る保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジ
スタに、本発明を適用したものである。図1を参照し
て、本例を説明する。
【0021】本例の保護ダイオード付きデュアルゲート
電界効果トランジスタは、ソースS側の第1のゲート電
極G1と、ドレインD側の第2のゲート電極G2とを有
し、かつ保護ダイオードを備える構造において、図1に
示すように第1のゲート電極G1とソースSとの間に第
1の保護ダイオードd1(ダイオードd11,d12か
らなる)が設けられるとともに、第2のゲート電極G2
とドレインDとの間に第2の保護ダイオードd2(ダイ
オードd21,d22,d23からなる)が設けられて
いる構造になっている。
電界効果トランジスタは、ソースS側の第1のゲート電
極G1と、ドレインD側の第2のゲート電極G2とを有
し、かつ保護ダイオードを備える構造において、図1に
示すように第1のゲート電極G1とソースSとの間に第
1の保護ダイオードd1(ダイオードd11,d12か
らなる)が設けられるとともに、第2のゲート電極G2
とドレインDとの間に第2の保護ダイオードd2(ダイ
オードd21,d22,d23からなる)が設けられて
いる構造になっている。
【0022】すなわち本例の構造においては、図1に示
すように、第1のゲート電極G1と第2のゲート電極G
2のそれぞれの保護ダイオードd1,d2を、それぞ
れ、より近い電極である、ソースS、ドレインD間に施
したものであり、つまり第1のゲート電極G1の保護ダ
イオードd1を、第1のゲート電極G1とソースSとの
間に施し、第2のゲート電極G2の保護ダイオードd2
を、第2のゲート電極G2とドレインDとの間に施した
ものである。
すように、第1のゲート電極G1と第2のゲート電極G
2のそれぞれの保護ダイオードd1,d2を、それぞ
れ、より近い電極である、ソースS、ドレインD間に施
したものであり、つまり第1のゲート電極G1の保護ダ
イオードd1を、第1のゲート電極G1とソースSとの
間に施し、第2のゲート電極G2の保護ダイオードd2
を、第2のゲート電極G2とドレインDとの間に施した
ものである。
【0023】本例の構造にしたことによって、第2のゲ
ート電極G2とドレイン電極Dとの関係は、第1のゲー
ト電極G1とソース電極Sとの関係と同じになり、第2
のゲート電極G2の破壊強度を第1のゲート電極G1の
破壊強度レベルまで向上させることができる。
ート電極G2とドレイン電極Dとの関係は、第1のゲー
ト電極G1とソース電極Sとの関係と同じになり、第2
のゲート電極G2の破壊強度を第1のゲート電極G1の
破壊強度レベルまで向上させることができる。
【0024】また、本例の構造にしたことによって、チ
ップのパターンレイアウト上でも有利となり、チップの
小型化が可能となる。
ップのパターンレイアウト上でも有利となり、チップの
小型化が可能となる。
【0025】すなわち従来技術では、保護ダイオード
を、第1のゲート電極G1とソースSとの間、及び第2
のゲート電極G2とソースSとの間に設けるので、ソー
スSのパターンからゲート電極G1とゲート電極G2の
各パターン近くにリードを延ばす必要があり、具体的に
は図2(b)に示すように、図の下部にあるソースSか
ら、図の上部にある第1のゲート電極G1と第2のゲー
ト電極G2付近上部にリードAを延ばして、このリード
Aとゲート電極G1,G2との間の図に斜線を施して示
した部分に保護ダイオードd1′,d2′を設ける構造
としていた。第2のゲート電極G2とソースSとの間に
保護ダイオードd2′を設けるためには、第2のゲート
電極G2近くまでソースSとの接続用リードAを引き回
さざるを得ないからである。
を、第1のゲート電極G1とソースSとの間、及び第2
のゲート電極G2とソースSとの間に設けるので、ソー
スSのパターンからゲート電極G1とゲート電極G2の
各パターン近くにリードを延ばす必要があり、具体的に
は図2(b)に示すように、図の下部にあるソースSか
ら、図の上部にある第1のゲート電極G1と第2のゲー
ト電極G2付近上部にリードAを延ばして、このリード
Aとゲート電極G1,G2との間の図に斜線を施して示
した部分に保護ダイオードd1′,d2′を設ける構造
としていた。第2のゲート電極G2とソースSとの間に
保護ダイオードd2′を設けるためには、第2のゲート
電極G2近くまでソースSとの接続用リードAを引き回
さざるを得ないからである。
【0026】これに対し、本例では、第1のゲート電極
G1の保護ダイオードd1を、第1のゲート電極G1と
これに近いソースSとの間に施し、第2のゲート電極G
2の保護ダイオードd2を、第2のゲート電極G2とこ
れに近いドレインDとの間に施すので、図2(a)に示
すように、保護ダイオードd1を第1のゲート電極G1
とこれに隣接するソースSとの間の斜線を施した位置で
形成し、保護ダイオードd2を第2のゲート電極G2と
これに隣接するドレインDとの間の斜線を施した位置で
形成できる。この結果、図2(a)に符号Lで示した図
の上部の破線の位置より上の部分が不要になる。
G1の保護ダイオードd1を、第1のゲート電極G1と
これに近いソースSとの間に施し、第2のゲート電極G
2の保護ダイオードd2を、第2のゲート電極G2とこ
れに近いドレインDとの間に施すので、図2(a)に示
すように、保護ダイオードd1を第1のゲート電極G1
とこれに隣接するソースSとの間の斜線を施した位置で
形成し、保護ダイオードd2を第2のゲート電極G2と
これに隣接するドレインDとの間の斜線を施した位置で
形成できる。この結果、図2(a)に符号Lで示した図
の上部の破線の位置より上の部分が不要になる。
【0027】したがって、従来よりパターンの引き回し
が不要な分、チップのパターンレイアウトに余裕がで
き、自由度が上がって、パターンレイアウ上で有利であ
り、かつ、チップの小型化が可能となる。
が不要な分、チップのパターンレイアウトに余裕がで
き、自由度が上がって、パターンレイアウ上で有利であ
り、かつ、チップの小型化が可能となる。
【0028】本例では、第1のゲート電極G1を保護す
る第1の保護ダイオードd1は、互いに方向が逆方向の
ふたつのダイオードd11,d12から構成し、いわゆ
るback−to−backで保護を施す構造としてい
る。第2のゲート電極G2を保護する第2の保護ダイオ
ードd2は、ドレイン電極Dからみて順方向に1個d2
1、逆方向に2個d22,23(あるいは3個以上)の
ダイオードの直列接続から構成する。
る第1の保護ダイオードd1は、互いに方向が逆方向の
ふたつのダイオードd11,d12から構成し、いわゆ
るback−to−backで保護を施す構造としてい
る。第2のゲート電極G2を保護する第2の保護ダイオ
ードd2は、ドレイン電極Dからみて順方向に1個d2
1、逆方向に2個d22,23(あるいは3個以上)の
ダイオードの直列接続から構成する。
【0029】すなわち本例では、第2のゲート電極G2
を保護する第2の保護ダイオードd2は、ドレイン電極
Dからみて順方向に1個d21、逆方向に2個d22,
23(あるいは3個以上)のダイオードの直列接続から
構成するが、この構成は、トランジスタにおける第2の
ゲート電極G2のピンチオフ電圧が深い場合に有利であ
る。この構成の場合は、発明の形態例Iとして図3に示
すように、第1のゲート電極G1を保護する第1の保護
ダイオードd1を互いに方向が逆方向のふたつのダイオ
ードd11,d12から構成し、ここはいわゆるbac
k−to−backで双方向の保護を施す構造とし、第
2のゲート電極G2を保護する第2の保護ダイオードd
2は、ドレイン電極Dからみて順方向に1個d21、逆
方向に2個d22,23(あるいは3個以上)のダイオ
ードの直列接続という形態をとる。なお図3の形態例I
をとる場合、第1の保護ダイオードd1を構成するダイ
オードd11,d12をback−to−backとす
る構造は任意であり、図3の(a)のように互いに向か
い合う方向で逆方向をとるのでも、図3の(b)のよう
に互いに背き合う方向で逆方向をとるのでもよい。ま
た、第2の保護ダイオードd2の構成を、ドレイン電極
Dからみて順方向に1個d21、逆方向に2個d22,
23(あるいは3個以上)のダイオードの直列接続とい
う形態にする構造も任意であり、図3の(c)のように
ドレイン電極Dからみて順方向d21、逆方向d22,
23のようにする(図1も同じ)のでも、図3の(d)
のように逆方向d22,23、順方向d21の配置にす
るのでも、図3の(e)のように逆方向d22、順方向
d21、逆方向d23の順番にするのでもよく、その
他、ドレイン電極Dからみて順方向に1個、逆方向に2
個以上の構成であれば、任意の配置構造をとることが可
能である。
を保護する第2の保護ダイオードd2は、ドレイン電極
Dからみて順方向に1個d21、逆方向に2個d22,
23(あるいは3個以上)のダイオードの直列接続から
構成するが、この構成は、トランジスタにおける第2の
ゲート電極G2のピンチオフ電圧が深い場合に有利であ
る。この構成の場合は、発明の形態例Iとして図3に示
すように、第1のゲート電極G1を保護する第1の保護
ダイオードd1を互いに方向が逆方向のふたつのダイオ
ードd11,d12から構成し、ここはいわゆるbac
k−to−backで双方向の保護を施す構造とし、第
2のゲート電極G2を保護する第2の保護ダイオードd
2は、ドレイン電極Dからみて順方向に1個d21、逆
方向に2個d22,23(あるいは3個以上)のダイオ
ードの直列接続という形態をとる。なお図3の形態例I
をとる場合、第1の保護ダイオードd1を構成するダイ
オードd11,d12をback−to−backとす
る構造は任意であり、図3の(a)のように互いに向か
い合う方向で逆方向をとるのでも、図3の(b)のよう
に互いに背き合う方向で逆方向をとるのでもよい。ま
た、第2の保護ダイオードd2の構成を、ドレイン電極
Dからみて順方向に1個d21、逆方向に2個d22,
23(あるいは3個以上)のダイオードの直列接続とい
う形態にする構造も任意であり、図3の(c)のように
ドレイン電極Dからみて順方向d21、逆方向d22,
23のようにする(図1も同じ)のでも、図3の(d)
のように逆方向d22,23、順方向d21の配置にす
るのでも、図3の(e)のように逆方向d22、順方向
d21、逆方向d23の順番にするのでもよく、その
他、ドレイン電極Dからみて順方向に1個、逆方向に2
個以上の構成であれば、任意の配置構造をとることが可
能である。
【0030】実施の形態例2 本例は、実施の形態例1と同様な保護ダイオード付きデ
ュアルゲート電界効果トランジスタに、本発明を適用し
たものである。図4に本例の構成を示す。図4に示した
構成は、図3の発明の形態例Iに対し、発明の形態例I
Iとして示すものである。この例では、第1のゲート電
極G1を保護する第1の保護ダイオードd1は、互いに
方向が逆方向のふたつのダイオードd11,d12から
構成し、いわゆるback−to−backで保護を施
す構造とし、第2のゲート電極G2を保護する第2の保
護ダイオードd2は、やはり互いに方向が逆方向のふた
つのダイオードd21,d22から構成し、いわゆるb
ack−to−backで保護を施す構造としたもので
ある。双方のback−to−backとする構造は任
意であり、図4の(a)のように互いに向かい合う方向
で逆方向をとるのでも、図4の(b)のように互いに背
き合う方向で逆方向をとるのでもよい。
ュアルゲート電界効果トランジスタに、本発明を適用し
たものである。図4に本例の構成を示す。図4に示した
構成は、図3の発明の形態例Iに対し、発明の形態例I
Iとして示すものである。この例では、第1のゲート電
極G1を保護する第1の保護ダイオードd1は、互いに
方向が逆方向のふたつのダイオードd11,d12から
構成し、いわゆるback−to−backで保護を施
す構造とし、第2のゲート電極G2を保護する第2の保
護ダイオードd2は、やはり互いに方向が逆方向のふた
つのダイオードd21,d22から構成し、いわゆるb
ack−to−backで保護を施す構造としたもので
ある。双方のback−to−backとする構造は任
意であり、図4の(a)のように互いに向かい合う方向
で逆方向をとるのでも、図4の(b)のように互いに背
き合う方向で逆方向をとるのでもよい。
【0031】すなわち本例の保護ダイオード付きデュア
ルゲート電界効果トランジスタは、ソースS側の第1の
ゲート電極G1と、ドレインD側の第2のゲート電極G
2とを有し、かつ保護ダイオードを備える構造におい
て、図4に示すように第1のゲート電極G1とソースS
との間に第1の保護ダイオードd1(ダイオードd1
1,d12からなる)が設けられるとともに、第2のゲ
ート電極G2とドレインDとの間に第2の保護ダイオー
ドd2(ダイオードd21,d22からなる)が設けら
れている。
ルゲート電界効果トランジスタは、ソースS側の第1の
ゲート電極G1と、ドレインD側の第2のゲート電極G
2とを有し、かつ保護ダイオードを備える構造におい
て、図4に示すように第1のゲート電極G1とソースS
との間に第1の保護ダイオードd1(ダイオードd1
1,d12からなる)が設けられるとともに、第2のゲ
ート電極G2とドレインDとの間に第2の保護ダイオー
ドd2(ダイオードd21,d22からなる)が設けら
れている。
【0032】上記構成において本例では、第1のゲート
電極G1を保護する第1の保護ダイオードd1も、第2
のゲート電極G2を保護する第2の保護ダイオードd2
も、ともにいわゆるback−to−backの構造を
とるものとしたのである。第1の保護ダイオードd1
は、互いに方向が逆方向のふたつのダイオードd11,
d12から構成し、第2の保護ダイオードd2は、互い
に方向が逆方向のふたつのダイオードd21,d22か
ら構成した。すなわち図3において、保護ダイオードd
1,d2として図の(a)または(b)の保護ダイオー
ドd11,d12;d21,d22の構造が入る。本例
ではこの構成により、第1のゲート電極G1と第2のゲ
ート電極G2とを同等に保護する。
電極G1を保護する第1の保護ダイオードd1も、第2
のゲート電極G2を保護する第2の保護ダイオードd2
も、ともにいわゆるback−to−backの構造を
とるものとしたのである。第1の保護ダイオードd1
は、互いに方向が逆方向のふたつのダイオードd11,
d12から構成し、第2の保護ダイオードd2は、互い
に方向が逆方向のふたつのダイオードd21,d22か
ら構成した。すなわち図3において、保護ダイオードd
1,d2として図の(a)または(b)の保護ダイオー
ドd11,d12;d21,d22の構造が入る。本例
ではこの構成により、第1のゲート電極G1と第2のゲ
ート電極G2とを同等に保護する。
【0033】本例によっても、第2のゲート電極G2の
保護ダイオードがゲート電極G2とソースSとの間に存
在する場合(従来技術を示す図6の第2の保護ダイオー
ドd2′(ダイオードd21′,d22′からなる)参
照)に比べて、第2のゲート電極G2の破壊強度を向上
させることができる。たとえば、本例の構造の第2のゲ
ート電極G2をIG2SSモードにて破壊強度測定を行
ったところ、IG1SSモードと同等レベルまで静電破
壊強度が大きく向上していた。
保護ダイオードがゲート電極G2とソースSとの間に存
在する場合(従来技術を示す図6の第2の保護ダイオー
ドd2′(ダイオードd21′,d22′からなる)参
照)に比べて、第2のゲート電極G2の破壊強度を向上
させることができる。たとえば、本例の構造の第2のゲ
ート電極G2をIG2SSモードにて破壊強度測定を行
ったところ、IG1SSモードと同等レベルまで静電破
壊強度が大きく向上していた。
【0034】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、保護ダ
イオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタにつ
いて、ドレイン側ゲートである第2のゲート電極とドレ
インとの間を保護することができ、かつレイアウト上の
自由度を高め、小型化を図ることができるという効果を
得ることができる。
イオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタにつ
いて、ドレイン側ゲートである第2のゲート電極とドレ
インとの間を保護することができ、かつレイアウト上の
自由度を高め、小型化を図ることができるという効果を
得ることができる。
【図1】 本発明の実施の形態例1に係る保護ダイオー
ド付きデュアルゲート電界効果トランジスタ構造を示す
図である。
ド付きデュアルゲート電界効果トランジスタ構造を示す
図である。
【図2】 本発明の実施の形態例1のパターンレイアウ
ト構造を、従来例と対比して示すものである。
ト構造を、従来例と対比して示すものである。
【図3】 本発明の形態例Iを示す図である。
【図4】 本発明の形態例IIを示す図であり、本発明
の実施の形態例2に係る保護ダイオード付きデュアルゲ
ート電界効果トランジスタ構造を説明する図である。
の実施の形態例2に係る保護ダイオード付きデュアルゲ
ート電界効果トランジスタ構造を説明する図である。
【図5】 従来技術を示す図である
【図6】 従来技術を示す図である
【図7】 従来技術の問題点を説明する図である
【図8】 従来技術の問題点を説明する図である
G1・・・第1のゲート電極、G2・・・第2のゲート
電極、S・・・ソース、D・・・ドレイン、d1,d1
1,d12・・・第1の保護ダイオード、d2,d2
1,d22・・・第2の保護ダイオード、
電極、S・・・ソース、D・・・ドレイン、d1,d1
1,d12・・・第1の保護ダイオード、d2,d2
1,d22・・・第2の保護ダイオード、
Claims (4)
- 【請求項1】ソース側の第1のゲート電極と、ドレイン
側の第2のゲート電極とを有し、かつそれぞれのゲート
に保護ダイオードを備える電界効果トランジスタにおい
て、 第1のゲート電極とソースとの間に第1の保護ダイオー
ドが設けられるとともに、第2のゲート電極とドレイン
との間に第2の保護ダイオードが設けられることを特徴
とする保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トラ
ンジスタ。 - 【請求項2】前記第1の保護ダイオードは、互いに方向
が逆方向のふたつのダイオードから構成されており、前
記第2の保護ダイオードもまた、互いに方向が逆方向の
ふたつのダイオードから構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の保護ダイオード付きデュアルゲート
電界効果トランジスタ。 - 【請求項3】前記第1の保護ダイオードは、互いに方向
が逆方向のふたつのダイオードから構成されており、前
記第2の保護ダイオードは、互いに方向が同方向の2個
以上のダイオードとそれらとは方向が逆方向の1個のダ
イオードの直列接続から構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の保護ダイオード付きデュアルゲート
電界効果トランジスタ。 - 【請求項4】ソースを構成するパターンと、これと隣り
合う第1のゲート電極を構成するパターンと、ドレイン
を構成するパターンと、これと隣り合う第2のゲート電
極を構成するパターンとを有し、 ソースを構成するパターンと、第1のゲート電極を構成
するパターンとの間に第1の保護ダイオードが設けら
れ、 ドレインを構成するパターンと、第2のゲート電極を構
成するパターンとの間に第2の保護ダイオードが設けら
れるパターン構造となっていることを特徴とする保護ダ
イオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタのパ
ターン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8632296A JPH09283770A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタ及びそのパターン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8632296A JPH09283770A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタ及びそのパターン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09283770A true JPH09283770A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13883609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8632296A Pending JPH09283770A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 保護ダイオード付きデュアルゲート電界効果トランジスタ及びそのパターン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09283770A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011165749A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 半導体装置 |
JP2016501501A (ja) * | 2012-12-19 | 2016-01-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 増幅器カスケードデバイスの静電放電保護 |
US20170040445A1 (en) * | 2005-05-20 | 2017-02-09 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method of the same |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP8632296A patent/JPH09283770A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170040445A1 (en) * | 2005-05-20 | 2017-02-09 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method of the same |
US9837528B2 (en) * | 2005-05-20 | 2017-12-05 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method of the same |
US20180090610A1 (en) * | 2005-05-20 | 2018-03-29 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method of the same |
US10211332B2 (en) * | 2005-05-20 | 2019-02-19 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method of the same |
US11107912B2 (en) | 2005-05-20 | 2021-08-31 | Renesas Electronics Corporation | Trench gate semiconductor device with dummy gate electrode and manufacturing method of the same |
JP2011165749A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 半導体装置 |
JP2016501501A (ja) * | 2012-12-19 | 2016-01-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 増幅器カスケードデバイスの静電放電保護 |
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