JPH09283499A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH09283499A
JPH09283499A JP8115778A JP11577896A JPH09283499A JP H09283499 A JPH09283499 A JP H09283499A JP 8115778 A JP8115778 A JP 8115778A JP 11577896 A JP11577896 A JP 11577896A JP H09283499 A JPH09283499 A JP H09283499A
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ring
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plasma
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誠 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス供給ヘッド部をプラズマの電界集中が緩
和できる構造として表面剥離を抑制することができるプ
ラズマ処理装置を提供する。 【解決手段】 真空引き可能になされた処理容器26
と、この処理容器内に収容されて被処理体Wを載置する
載置台30と、処理ガスを供給するために前記載置台に
対向させて配置したガス供給ヘッド部48と、前記処理
容器内にプラズマを発生させる高周波電力を供給する高
周波電源42とを有するプラズマ処理装置において、前
記ガス供給ヘッド部の下面に、リング状のガス噴出溝5
0を形成してその開口部を区画する面を曲面となるよう
に構成する。これにより、ガス供給ヘッド部の下面にお
けるプラズマの電界集中を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ等の被処理体にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスを製造するため
には、例えばウエハ上に所定の成膜を形成したり、或い
はこの成膜に所定の回路パターンを形成するためにエッ
チング処理を行なうようにしており、これらの成膜とエ
ッチングを多数回繰り返し行なうことにより所望の回路
素子を形成している。回路パターンの線幅は、半導体デ
バイスの高集積化、高密度化につれて非常に微細なもの
となり、例えばサブミクロンのオーダの細幅が要求され
ている。半導体デバイスの歩留まりを向上させるために
は、この微細なパターンを精度良く形成しなければなら
ないが、各種の処理を行なうときには歩留まり劣化の原
因となるパーティクルの発生を如何に避けるかが大きな
課題となる。
【0003】半導体ウエハに各種の処理を施すために
は、熱処理装置の他に枚葉式においては処理効率が高い
ことからプラズマを用いたプラズマ処理装置が多用され
ている。図11は、一般的なプラズマ処理装置の概略構
成図を示しており、例えばアルミアルマイトよりなる処
理容器2内には、絶縁体4上に設けたサセプタ6が設け
られており、この上に被処理体としての、例えば半導体
ウエハWが静電チャック等により吸着保持される。この
サセプタ6は下部電極を兼用するものであり、これには
マッチングボックス8を介して例えば13.56MHz
の高周波を発生する高周波電源10が接続されており、
処理容器2内にプラズマ発生用の高周波電力を投入でき
るようになっている。また、この処理容器2の底部に
は、真空ポンプ等を介設した図示しない真空排気系に接
続される排気口12が設けられており、容器内を真空引
き可能としている。
【0004】また、サセプタ6に対向させて天井部16
には、処理容器2内に処理ガスやプラズマガスを導入す
るために例えばアルミアルマイト製のシャワーヘッド部
14が設けられており、このシャワーヘッド部14は上
部電極を兼用している。図12はこのシャワーヘッド部
14の部分拡大断面図を示し、図13はその平面図を示
している。図示するようにこのシャワーヘッド部14に
は多数のガス流下路20を形成し、この下端を開口する
ことによって下面には、略全面に亘って多数のガス噴出
孔18が散在させて設けられており、導入ガス等をウエ
ハ面内に略均一に供給し得るようになっている。図14
はそのガス噴出孔18の拡大図を示しており、このガス
噴出孔18の直径L1はガス量を絞り込むために例えば
0.5〜0.8mm程度に設定されて非常に小さくなさ
れており、また、その先端には拡開するようにテーパ面
18Aを設けて鋭角部分を少なくし、プラズマ引き込み
の原因となる電界集中ができるだけ発生しないようにし
ている。尚、符号22は、プラズマを高密度化するため
の磁場を作る回転マグネットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハ処理
時にはこのシャワーヘッド部14とサセプタ6との間の
処理空間にプラズマを発生させるのであるが、このプラ
ズマと直接接触することになるヘッド部下面のガス噴出
孔18に、電界集中を緩和するテーパ面18Aを形成し
ているが、この部分に加工の難しさから鈍角状の角部が
発生することは避けられない。このため、依然としてこ
の部分に電界集中が発生することは避けられず、ある程
度使用すると、ヘッド下面が厚さ50μm程度の高質ア
ルマイト処理されていると言えども電界集中を受けるガ
ス噴出孔18の部分がプラズマによるスパッタを受けて
剥がれ落ちる傾向にあり、地肌のアルミニウムが露出し
たりしてパーティクルの発生原因となっていた。
【0006】また、スパッタによりアルミニウムの地肌
が露出した場合には、シャワーヘッド部14全体を交換
しなければならず、寿命が短くなるのみならず、コスト
高の原因にもなっている。そこで、上記した電界集中を
より緩和するために上記ガス噴出孔18のテーパ面18
Aの部分を曲線加工することも考えられるが、この場合
には、前述のようにガス噴出孔18の直径L1は0.5
〜0.8mm程度に設定されていることから直径が小さ
過ぎて曲面加工は非常に困難であり、また、ガス噴出孔
18も150〜180個程度と非常に多数個設けられて
いるので、加工コストも上昇してしまう。本発明は、以
上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創
案されたものである。本発明の目的は、ガス供給ヘッド
部をプラズマの電界集中が緩和できる構造として表面剥
離を抑制することができるプラズマ処理装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、真空引き可能になされた処理容器と、
この処理容器内に収容されて被処理体を載置する載置台
と、処理ガスを供給するために前記載置台に対向させて
配置したガス供給ヘッド部と、前記処理容器内にプラズ
マを発生させる高周波電力を供給する高周波電源とを有
するプラズマ処理装置において、前記ガス供給ヘッド部
の下面に、リング状のガス噴出溝を形成してその開口部
を区画する面を曲面となるように構成したものである。
【0008】以上のように構成することにより処理容器
内のガス供給ヘッド部はその下面にリング状のガス噴出
溝を有しており、このガス噴出溝から処理ガスを供給す
るようになっている。この場合、ガス供給ヘッド部は、
ヘッド本体とリング溝形成部材と保持部材とにより構成
され、ガス噴出溝のリング状の開口部を区画する部分を
曲面形状に加工している。これにより、プラズマの電界
集中を緩和してスパッタによる表面の剥がれを抑制する
ことが可能となる。
【0009】また、保持部材とリング溝形成部材との間
に熱膨張許容弾性部材を介在させることにより、ヘッド
本体の熱膨張を吸収できるのみならず、この取り付け精
度も向上させてガス噴出溝の幅を均一に維持することが
可能となる。更には、このリング状のリング溝形成部材
を複数に分割しておくことにより、この装着を容易に行
なうことができる。このようなガス噴出溝は、同心円状
に複数設けてもよく、また、1つの場合にはその直径を
被処理体の半径と略同じ位になるように設定することに
より、ガスの偏流も少なく、プラズマ処理の面内均一性
を確保することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るプラズマ処
理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1
は本発明のプラズマ処理装置を示す断面構成図、図2は
図1に示す装置のガス供給ヘッド部を示す拡大断面図、
図3は図2に示すヘッド部の底面図、図4はガス供給ヘ
ッド部のヘッド本体を示す部分断面側面図、図5はヘッ
ド本体の平面図、図6はガス供給ヘッド部のリング溝形
成部材を示す部分断面側面図、図7はリング溝形成部材
の平面図、図8はガス供給ヘッド部の保持部材を示す断
面図である。このプラズマ処理装置24としては、本実
施例においては被処理体としての半導体ウエハにエッチ
ング処理を施すプラズマエッチング装置に適用した場合
を例にとって説明する。
【0011】このプラズマ処理装置24は、円筒状或い
は四角形の筒状になされた例えば表面がアルマイト処理
されたアルミニウム製の気密な処理容器26を有してお
り、この底部には、例えば絶縁体よりなるベース28に
支持された例えばアルミニウムアルマイト製の載置台3
0が設けられ、この上面に被処理体としての半導体ウエ
ハWを載置するようになっている。
【0012】この載置台30の上面には、ウエハを静電
吸着して保持するための静電チャック(図示せず)が設
けられている。また、この載置台30には、複数個、図
示例には2個しか記載していないが、実際には3個のリ
フタピン34がこれを貫通して上下動可能に設けられて
おり、外部とのウエハの受け渡しの際にこれを押し上げ
て昇降し得るようになっている。このリフタピン34の
下部と載置台30との間は、伸縮可能になされた金属製
のベローズ36が設けられており、リフタピン34が気
密を保持しつつ上下移動することを許容している。更
に、この載置台30内には、ウエハWを所定の温度に冷
却するための冷却ジャケット38が設けられており、こ
れに冷媒が流される。この載置台30には、マッチング
回路40を介して例えば13.56MHzの高周波を発
生する高周波電源42に接続されており、処理容器26
内にプラズマ発生用の高周波電力を投入し得るようにな
っている。
【0013】処理容器26は接地されており、この上部
には、Oリング等のシール部材44を介して天井部46
が設けられ、この天井部46には、上記載置台30に対
して対向させて、本発明の特徴とするガス供給ヘッド部
48が取り付けられている。このガス供給ヘッド部48
の下面側にはリング状のガス噴出溝50が形成されてお
り、後述するように処理室内に処理ガスを供給し得るよ
うになっている。そして、このガス供給ヘッド部48の
ガス導入部54には、エッチングガスを供給するために
3つに分岐された分岐管52A、52B、52Cが接続
されており、各分岐管は、それぞれマスフローコントロ
ーラ56及び開閉弁58を介してガス源としてCHF3
ガス源60、CF4 ガス源62及びArガス64にそれ
ぞれ接続されている。
【0014】このガス供給ヘッド部48は、上部電極と
しても機能するものであり、これと下方の載置台30と
の間の処理空間にプラズマを発生するようになってい
る。また、天井部48の上方には、これに近接させて回
転磁石66が設けられており、処理空間にプラズマを高
密度化するための水平磁場を形成するようになってい
る。処理容器26の側壁には、ウエハを搬出入する搬出
入口68が設けられ、この搬出入口68には、これを気
密に開閉するゲート弁70を介してロードロック室72
が取り付けられる。処理容器26の底部周縁部には図示
しない真空排気系に接続される排気口73が設けられて
いる。
【0015】次に、ガス供給ヘッド部48の構成につい
て説明する。図2乃至図8に示すようにこのガス供給ヘ
ッド部48は、中心に位置する円盤状のヘッド本体74
と、この下端外周部に設けられるリング状のリング溝形
成部材76と、このヘッド本体74とリング溝形成部材
76を天井部46に取り付けて保持する保持部材78と
により主に構成されており、ヘッド本体74の下端外周
面とリング溝形成部材76の下端内周面との間を僅かに
離間させてここにリング状のガス噴出溝50を区画形成
している。
【0016】上記保持部材78は、その中央部に上記ヘ
ッド本体74及びリング溝形成部材76を嵌装させて支
持するために内側面が階段状になされた嵌装穴80が設
けられており(図8参照)、また、この上面には、天井
部46に設けたガス導入孔82に連通されるガス供給溝
84が形成されており、これを天井部46の下面に取り
付けることでガス路を構成するようになっている。この
保持部材78は例えば下面側及び側面がアルマイト処理
されたアルミニウムにより全体が構成されており、プラ
ズマに対する耐久性を高く維持している。アルマイト処
理の代わりにアルミナセラミックでコーティングしても
よい。また、この保持部材78の上面の周縁部には天井
部下面との間でシール性を保持する例えばOリング等の
シール部材86が設けられており、図示しないボルトに
より天井部下面に取り付け固定される。
【0017】上記円盤状のヘッド本体74の周縁部は、
上記保持部材78の嵌装穴80に嵌め込まれるように階
段状に形成されており(図4及び図5参照)、その下端
部は保持部材78の下端内周面との間でリング溝形成部
材76を収容し得るように直径が小さく設定されてい
る。このヘッド本体74の上面には上記保持部材78の
ガス供給溝84に連通されるガス供給溝88が中心に向
けて形成されており、これを天井部46の下面に取り付
けることでガス路を構成するようになっている。
【0018】また、このヘッド本体74の下部には、そ
の中心から半径方向に延びて外周端に開口された複数の
ガス通路90が形成されており、このガス通路90と上
記ガス供給溝88はヘッド本体74の中心部にて連通さ
れている。これらのガス通路90は、例えばドリル等に
よって穿孔することによって形成でき、図示例では8本
のガス通路90が放射状に設けられている。従って、ガ
ス供給溝88を流れて来たガスは、この8本のガス通路
90に分散されてその先端より噴き出し得るようになっ
ている。このヘッド本体74の周縁部には等間隔で複数
のボルト孔92が設けられており、これをボルト94で
上記保持部材78に固定するようになっている(図2参
照)。このヘッド本体74と保持部材78との接合面に
は、両者間のシール性を確保するために、例えばOリン
グ等よりなるシール部材96が介在されている。このヘ
ッド本体74も、例えば下面側及び側面がアルマイト処
理されたアルミニウムにより構成されており、プラズマ
に対する耐久性を高めている。ここでアルマイト処理の
代わりにアルミナセラミックでコーティングしてもよ
い。
【0019】上記リング溝形成部材76は、図6及び図
7にも示すようにその外周に外側係合凸部98が形成さ
れ、その内周に内側係合凸部100が、それぞれ保持部
材78の係合段部102(図8参照)及びヘッド本体7
4の係合凹部104(図4参照)に支持されるようにな
っている。また、このリング溝形成部材76は、複数、
例えば直径方向に2分割されており、組み付けを容易に
行ない得るようになっている。このリング溝形成部材7
6の取り付け構造は図9に拡大して示されており、リン
グ溝形成部材76の内側係合凸部100の長さL2は、
ヘッド本体74の係合凹部104の深さL3よりも、僅
かな長さ、例えば0.5mm程度だけ大きく設定されて
おり、従って、リング状のガス噴出溝50の幅L4は上
記長さL2と深さL3の差、すなわち0.5mmに設定
されることになる。これらの寸法は一例であり、これに
限定されない。
【0020】また、リング溝形成部材76の外側係合凸
部98は、保持部材78の係合段部102に半径方向へ
移動できるように遊嵌状態で載置されており、外側係合
凸部98の先端が保持部材78に当接しないようになっ
ている。また、リング溝形成部材76の半径方向への移
動を許容するために、この外周面と係合段部102の内
周面との間を所定の距離L5だけ離間させるようになっ
ている。距離L5は、後述するように熱膨張量を考慮し
て例えば0.25mm程度に設定される。そして、上記
外側係合凸部98と保持部材78との間には、リング状
の熱膨張許容弾性部材106を介在させており、リング
溝形成部材76を常時、半径方向内方へ付勢すると共に
この熱膨張を弾性部材106が収縮することで吸収し得
るようになっている。また、リング溝形成部材76は、
この弾性部材106により中心方向へ付勢されているの
で、内側係合凸部100の先端とヘッド本体74の係合
凹部104の深部が常時、当接することになり、従っ
て、ガス噴出溝50の幅L4を温度に関係なく常時一定
に維持できるので、ここを流れるガス流量を安定化でき
る。
【0021】この熱膨張許容弾性部材106としては、
弾性があって耐熱性がある程度存在する部材、例えばバ
イトン製のOリング、弾性のある金属リング等を用いる
ことができる。更に、ここではプラズマの電界集中を緩
和するために、ガス噴出溝50の開口部50Aを区画す
るヘッド本体74の下端外周端108及びリング溝形成
部材76の下端内周端110はアールを付けて曲面に加
工されている。同様にリング溝形成部材76の下端外周
端112とこれに対向する保持部材78の下端内周端1
14もアールを付けて曲面に加工されている。この曲面
の曲率は、1mmより大きな値、好ましくは2mm程度
に設定する。これらの曲面加工は、各部材が個別に分離
できる別部材なので、従来の噴出孔の場合と異なり、容
易に加工を行なうことが可能である。
【0022】このリング溝形成部材76の材質としては
例えばプラズマに対して特に大きな耐久性を有するAl
23 やZrO2 (ジルコニア)よりなるセラミックス
を用いることができるが、これに代えて表面がアルマイ
ト処理されたアルミニウムを用いることもできる。ま
た、ヘッド本体74、リング溝形成部材76及び保持部
材78の各部材は、その下面が突出しないように同一水
平レベルとなるように組み付けられる。ここで、ウエハ
サイズが8インチ(20cm)の場合には、ヘッド本体
74の下端面、すなわちリング状のガス噴出溝50の直
径はウエハサイズの略半分程度、例えば7cm〜13c
m程度の範囲内に設定されており、ガスが偏流すること
を防止してプラズマ処理の均一性を確保するようになっ
ている。つまり、リング状ガス噴出溝50の直径はウエ
ハの直径の35〜65%てあることが好ましい。尚、こ
の場合、リング溝形成部材76の厚さは、略5〜9mm
程度に設定されている。
【0023】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、エッチング処理されるべ
き被処理体としての半導体ウエハWをロードロック室7
2からゲート弁70を介して処理容器26内へ搬入し、
これを図示しない静電チャックで吸着して固定する。そ
して、処理容器26内を真空引きして所定の圧力に維持
しつつエッチングガスをガス供給ヘッド部48より供給
し、これと同時に高周波電源42より13.56MHz
の高周波を下部電極としての載置台30に印加すること
により、これとグランド電位の上部電極としてのガス供
給ヘッド部48との間の処理空間にプラズマを立て、ウ
エハ表面の酸化膜等のエッチング処理を行なう。この時
のエッチング条件の一例は、例えばプロセス圧力が約3
00mTorr、高周波電力が1300W(ワット)程
度、ガス流量はCHF3 、CF4 及びArガスがそれぞ
れ30sccm、30sccm及び600sccm程度
である。また、載置台30の温度は冷却ジャケット38
により−10℃程度にそれぞれ維持する。尚、これらの
プロセス条件は、一例を示したに過ぎないのは勿論であ
る。
【0024】ガス供給ヘッド部48のガス導入部54か
ら導入された処理ガスはこの上部に設けたガス供給溝8
4、88内を中心方向に流れ、更にその中心よりヘッド
本体74に設けたガス通路90を通って放射状にヘッド
本体74の周縁部に向かって流れて行く。このガスは、
更に、ヘッド本体74の外周に沿ってリング状に設けた
ガス噴出溝50から下方の処理室間に向けて放出され、
プラズマ化されることになる。ここでガス供給ヘッド部
48の下面のガス噴出面は、処理中において常時プラズ
マに晒されることになるが、プラズマに晒される部分で
あるガス噴出溝50の開口部を区画する部材の角部や部
材同士が接合する角部は曲面形状になされているので、
この部分にプラズマの電界集中が発生することを抑制で
き、表面剥離を防止することができる。すなわち、図9
に示すようにヘッド本体74の下端外周端108とリン
グ溝形成部材76の下端内周端110及びこのリング溝
形成部材76の下端外周端112と保持部材78の下端
内周端114にそれぞれアールを付けて曲面加工してい
るのでここに電界集中が発生することを緩和することが
可能となる。
【0025】このように電界集中を緩和することができ
ることからその表面がスパッタにより剥がれることを抑
制することができ、その分、パーティクルの発生を抑制
して歩留まりを向上させることができるのみならず、部
材の寿命も延ばすことができる。特に、体積が小さくて
プラズマ発生にそれほど影響を与えないリング溝形成部
材76をプラズマ耐久性の大きなセラミック材により構
成することにより、一層パーティクルの発生を抑制する
ことができる。上述のような曲面の曲率半径は、電界集
中の緩和効果を発揮するためには1mmよりも大きく
し、また、ガス噴出溝50の幅L4が0.5mm程度で
あることを考慮すると過度に大きくすることもできず、
例えば2mm程度が最適である。この値は、他の部分の
曲面においても同様に適用される。このような曲面加工
は、従来のシャワーヘッド構造のようにガス噴出面が一
体構造ではなく、本発明においては大きく3つの部材、
すなわちヘッド本体74とリング溝形成部材76と保持
部材78とに分割されているので、分割状態で容易に曲
面加工を行なうことができる。
【0026】また、長期間の使用により表面部分のアル
マイトが剥がれたりした場合には、上記した3つの部材
の内、その損傷の激しい部材のみを交換すればよく、ガ
ス供給ヘッド部全体を交換する必要がないのでメンテナ
ンスコストも削減することが可能となる。更には、処理
中においてはガス供給ヘッド部48は、処理条件にもよ
るが例えば100℃程度まで加熱されるので部材自体が
熱膨張するが、リング溝形成部材76は複数に分割され
ており、しかも図9に示すように弾性を有する熱膨張許
容弾性部材106により常時半径方向内方に押圧付勢さ
れてヘッド本体74の係合凹部104(図9参照)に当
接されているので、この弾性部材106が伸縮すること
で部材の熱膨張を吸収することができ、従って、組み付
け時も含めてガス噴出溝50の幅L4を常時、設計値通
りの一定値に精度良く維持することが可能となる。
【0027】この場合、本実施例における程度の寸法の
時には、ヘッド本体74の熱膨張量は0.1mm程度で
あり、しかも保持部材78とリング溝形成部材76との
間の幅L5はそれよりも少し大き目な値、すなわち0.
25mmに設定されているので、熱膨張を拘束すること
もない。また、この幅L4は、上記した理由からそのリ
ング周方向に沿っても一定に維持され、部分的に幅L4
が異なることもなく、従って、これより噴出するガス流
量が偏在することがなく均一的に供給することができ
る。
【0028】上記本発明の装置と多数の噴射孔を有する
従来のシャワーヘッド構造の装置とにより実際にエッチ
ング処理を施した時の評価グラフを図10に示す。評価
時のウエハの直径は6インチ(150mm)、リング状
ガス噴出溝の直径は89mmである。図10(A)は本
発明装置のエッチレートを示し、図10(B)は従来の
シャワーヘッド構造の装置のエッチレートを示す。グラ
フ中、X軸、Y軸は、ウエハ表面上の評価方向を示し、
両軸は直交している。ここでヘッド部の構成が異なる以
外、他のプロセス条件は同じとした。プロセス条件は、
処理圧力は40mTorr、高周波電力は800W、C
HF3は74sccm、CF4は78sccm、上部電極
は60℃、載置台温度は20℃である。
【0029】グラフから明らかなように、従来構造のよ
うにシャワーヘッド面全体に分散させた多数の噴出孔か
ら処理ガスを供給した場合も、本発明のように一本のリ
ング状のガス噴出溝からガスを供給した場合も共にプラ
ズマエッチの面内均一性は許容範囲内に維持されている
ことが判明する。すなわち、本発明のように一本のリン
グ状のガス噴出溝からガスを供給する場合にも、プラズ
マ処理の面内均一性を十分に確保することができる。
【0030】本実施例では、ガス噴出溝を一本のみ設け
る構造としたが、これに限定されず、同心円状に複数本
設けるようにしてもよい。また、ここでは載置台30に
プラズマ発生用の高周波電力を印加する構成としたが、
これに限定されず、上部電極或いは上下両電極に印加す
る構成としてもよい。更には、回転磁石66を設けてい
ない構造の装置でもよく、そのプラズマ発生メカニズム
のモードは限定されない。また更に、ガス供給ヘッド部
を3分割構成としたが、この分割数に限定されず、ま
た、ガス通路の形態も放射状に限定されず、どのような
形態を採用してもよい。尚、ここではプラズマエッチン
グ装置を例にとって説明したが、他のプラズマ処理装
置、例えばアッシング装置、CVD装置、スパッタ装置
等にも本発明を適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラズマ
処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮す
ることができる。ガス供給ヘッド部の下面にリング状の
ガス噴出溝を設けてその開口部を区画する面を曲面とな
るようにしたので、プラズマの電界集中を緩和すること
ができる。そのため、プラズマスパッタによる部材表面
の剥離を抑制することができるので、パーティクルの発
生を抑制して製品の歩留まりを向上させることができ
る。また、スパッタによる剥離を抑制できることから部
材の寿命を長くすることができ、特に、ガス供給ヘッド
部を複数の部材で構成することにより、損傷を受けた部
材のみを交換すればよく、メンテナンス費用も削減する
ことができる。更に、ガス供給ヘッド部を複数の部材で
構成することにより、各部材の角部の曲面加工も容易に
行なうことができる。また更に、リング溝形成部材を複
数に分割してこれを熱膨張許容弾性部材で付勢すること
により、取り付け精度を向上させつつ部材の熱膨張を許
容でき、ガス噴出溝の幅を常時、設計通りの所定値に維
持することができ、ガス流量の均一化を図ることができ
る。また、ガス噴出溝を同心円状に複数設けることによ
り、プラズマ処理の面内均一性を更に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマ処理装置を示す断面構成図で
ある。
【図2】図2は図1に示す装置のガス供給ヘッド部を示
す拡大断面図である。
【図3】図2に示すヘッド部の底面図である。
【図4】ガス供給ヘッド部のヘッド本体を示す部分断面
側面図である。
【図5】ヘッド本体の平面図である。
【図6】ガス供給ヘッド部のリング溝形成部材を示す部
分断面側面図である。
【図7】リング溝形成部材の平面図である。
【図8】ガス供給ヘッド部の保持部材を示す断面図であ
る。
【図9】リング溝形成部材の取付部分を示す拡大断面図
である。
【図10】本発明装置と従来の装置のエッチングレート
の評価を示すグラフである。
【図11】従来のプラズマ処理装置を示す概略構成図で
ある。
【図12】図11に示す装置のシャワーヘッド部を示す
拡大断面図である。
【図13】図12に示すヘッド部の底面図である。
【図14】図13に示すヘッド部のガス噴出孔を示す拡
大図である。
【符号の説明】
24 プラズマ処理装置 26 処理容器 30 載置台 42 高周波電源 48 ガス供給ヘッド部 50 ガス噴出溝 74 ヘッド本体 76 リング溝形成部材 78 保持部材 84、88 ガス供給溝 90 ガス通路 106 熱膨張許容弾性部材 W 被処理体(半導体ウエハ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05H 1/46 H05H 1/46 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空引き可能になされた処理容器と、こ
    の処理容器内に収容されて被処理体を載置する載置台
    と、処理ガスを供給するために前記載置台に対向させて
    配置したガス供給ヘッド部と、前記処理容器内にプラズ
    マを発生させる高周波電力を供給する高周波電源とを有
    するプラズマ処理装置において、前記ガス供給ヘッド部
    の下面に、リング状のガス噴出溝を形成してその開口部
    を区画する面を曲面となるように構成したことを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス供給ヘッド部は、下面が円形に
    なされて内部にその中心から外周端に向かうガス通路が
    形成されたヘッド本体と、このヘッド本体の下部外周端
    にその周方向に沿って配置されて前記ヘッド本体の外周
    端との間で前記リング状のガス噴出溝を形成するリング
    溝形成部材と、前記ヘッド本体と前記リング溝形成部材
    の外周に配置されてこれらを前記処理容器の天井部に保
    持させる保持部材とよりなることを特徴とする請求項1
    記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記リング溝形成部材と前記保持部材と
    の間には熱膨張許容弾性部材が介在されていることを特
    徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス噴出溝のリング状の開口部を区
    画する前記ヘッド本体の下端外周端と前記リング溝形成
    部材の下端内周端は曲面に加工されていることを特徴と
    する請求項2または3記載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記リング状のリング溝形成部材は、複
    数に分割されていることを特徴とする請求項2乃至4記
    載のプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記リング状のリング溝形成部材は、セ
    ラミック材により構成されていることを特徴とする請求
    項2乃至5記載のプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記リング状のガス噴出溝が1つの時に
    は、この直径は前記被処理体の半径と略同一に設定され
    ており、その中心は前記載置台の中心上に位置されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至6記載のプラズマ処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ガス噴出溝は、同心円状に複数形成
    されていることを特徴とする1乃至7記載のプラズマ処
    理装置。
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