JPH09282833A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH09282833A JPH09282833A JP9266896A JP9266896A JPH09282833A JP H09282833 A JPH09282833 A JP H09282833A JP 9266896 A JP9266896 A JP 9266896A JP 9266896 A JP9266896 A JP 9266896A JP H09282833 A JPH09282833 A JP H09282833A
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- JP
- Japan
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- lid
- opening
- disc
- recording medium
- shaped recording
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Abstract
否かを検出でき、また、ディスク状記録媒体を取り出し
たのち再びディスクカートリッジに収納し直したとき、
確実に誤消去を防止できるディスクカートリッジを得
る。 【解決手段】 ディスクカートリッジに形成された取り
出し識別孔25をA面側ケース2に回動可能に支持され
たリッド41で閉鎖し、開閉ふた6が開かれたときリッ
ド41が取り出し識別孔25の閉鎖を解除する位置に回
動し、再び開閉ふた6が閉じられたとき取り出し識別孔
25を閉鎖しないようにした。また、ディスクカートリ
ッジに形成された誤消去防止識別孔34を開閉ふた6に
移動可能に支持された第二のリッド31で閉鎖し、開閉
ふた6が開かれたとき第二のリッド31が誤消去防止識
別孔34の閉鎖を解除する位置に移動し、再び開閉ふた
6が閉じられたとき誤消去防止識別孔34を閉鎖しない
ようにした。
Description
ク状記録媒体が取り替え可能なディスクカートリッジに
関するものである。
名で市販されている従来のディスクカートリッジをA面
側ケースの方向から見た平面図、図21は、図20のデ
ィスクカートリッジのシャッタを開いた様子を示す平面
図、図22は、図20のディスクカートリッジのシャッ
タを開いた様子をB面側ケースの方向から見た平面図、
図23は、図20のディスクカートリッジをX−X線か
ら見た断面図、図24は、図20のディスクカートリッ
ジの開閉ふたを開いて、両ケースの内側に収納されたデ
ィスク状記録媒体を取出す様子を示す平面図である。
において2aはA面側ケース2に設けられた挿入孔、2
bはA面側ケース2の端面、2cはA面側ケース2の角
部、図22において3はB面側ケース、3aはB面側ケ
ース3に設けられた挿入孔、3bはB面側ケース3の端
面、3cはB面側ケース3の角部である。1はA面側ケ
ース2とB面側ケース3によって構成されるディスクカ
ートリッジ、4はディスクカートリッジ1に摺動可能に
取り付けられたシャッタ、5はディスクカートリッジ1
に収納されたディスク状記録媒体、5aはディスク状記
録媒体の中心孔、5bはディスク状記録媒体の最外周
部、図23において6はディスクカートリッジ1の一端
面に取り付けられた開閉ふた、6aは開閉ふた6の端
面、7は両ケース2、3の内側に形成された空間であ
る。また図23に示すように開閉ふた6は両ケース2、
3のシャッタ4が取付られていない方の端面2b、3b
で両ケース2、3にはさまれて保持されている。また図
24に示すように開閉ふた6は角部3c、2cを回動中
心として回動可能にディスクカートリッジ1に支持され
ている。
ジ1は、A面側ケース2、B面側ケース3の両ケースを
対向して組立てることによって構成され、両ケース2、
3は内側に空間7を形成するような形状に形成されてい
る。図20に示すように、シャッタ4は、両ケース2、
3の中央部に位置するときは前記両ケース2、3の挿入
孔2a、3aを同時に塞ぎ、それ以外の位置に移動して
いるときは、図21、22に示すように、前記両ケース
2、3の挿入孔2a、3aを開放した状態に保つ。
媒体5は両面のうち少なくとも一方の面が信号面で、両
ケース2、3の内側の空間7に回転可能に収納されてい
る。なお、信号面とは、信号を記録再生可能な面、ある
いは電子ブックのように記録不可能な再生専用面のこと
である。
ように、従来のディスクカートリッジ1は、記録再生装
置(図示せず)に装填されるとき、シャッタ4が両ケー
ス2、3に形成されたガイドに沿ってスライドし、挿入
孔2a、3aを開いた状態に保つ。そして、ディスク状
記録媒体5の中心孔5aが、ターンテーブル(図示せ
ず)に嵌合した後、ディスク状記録媒体5はターンテー
ブルに記録再生装置のクランプ機構(図示せず)によっ
てクランプされ、ターンテーブルと一体になって回転
し、記録再生ヘッドがディスク状記録媒体5の信号面上
に情報を記録し、または信号面上の情報を再生する。
スクカートリッジ1は、図24に示すように、開閉ふた
6のロック機構(図示せず、いわゆるパッチン止め機構
を利用したもの)を解除した後、開閉ふた6を両ケース
2、3の角部2c、3cを回転中心にして矢印方向に回
転させ、空間7を開放して収納されたディスク状記録媒
体5を取出すことができる。全く逆のことを行えば、取
出したディスク状記録媒体5を再び空間7に収納するこ
ともできる。
ディスクカートリッジは、ディスク状記録媒体をディス
クカートリッジから、1度も取出されたことがないか、
少なくとも1度は取出したことがあるかを検出する機構
がない。使用しようとするディスク状記録媒体がディス
クカートリッジから取り出されたことがあるか無いか分
からないため、ディスク状記録媒体に情報を記録する際
に、収納されているディスク状記録媒体5が正常な記録
が可能なディスクであるか否かを識別する必要がある。
つまり、ディスクカートリッジから取り出されたディス
ク状記録媒体の信号面には、静電気により付着した塵、
取り出し時付着する手の脂等の汚れによって記録不可能
な部分が存在する可能性が高い。このために、記録開始
以前にディスク状記録媒体の信号面上のフォーマットを
読み取って記録可能な状態か否かを検証してその後記録
を開始するという、いわゆるリードアフターライト(R
AW)の手順が必要となり、記録にかかる時間が長くな
る、という問題があった。
ィスク状記録媒体をディスクカートリッジから、1度も
取出されたことがないか、少なくとも1度は取出したこ
とがあるかを検出する機構がないために、ディスクカー
トリッジから異常(記録不可能状態等)となったディス
ク状記録媒体を取り出し、正常なディスク状記録媒体
(新品のディスク状記録媒体等)と入れ替えた場合で
も、このディスク状記録媒体が正常と判断することがで
きない。このために、記録開始前にディスク状記録媒体
の信号面上のフォーマットを読み取って記録可能な状態
か否かを検証してその後記録を開始するという手順が必
要となり、正常と判断されるディスク状記録媒体を備え
ているにも関わらず記録にかかる時間が長くなる、とい
う問題があった。
ィスク状記録媒体の記録面上に記録した必要な情報に誤
って上書きしたり、消去してしまったりすることを防止
するための誤消去防止機構がないため、ディスク状記録
媒体をディスクカートリッジから取り出し、このディス
ク状記録媒体を再びディスクカートリッジに収納し直し
た場合に、確実に誤消去を防止できないという問題があ
った。
るためになされたもので、第1の目的は、ディスクカー
トリッジに収納されているディスク状記録媒体が、ディ
スクカートリッジから1度も取出されたことがないか、
少なくとも1度は取出されたことがあるかを検出し、1
度も取出されたことがない場合には、記録可能な状態か
否かを検証してその後に記録を開始するという手順を省
略することによって情報の記録時間を短縮できる、ディ
スクカートリッジを得ることである。
ジに収納されているディスク状記録媒体が、ディスクカ
ートリッジから1度も取出されたことがないか、少なく
とも1度は取出されたことがあるかを検出し、1度も取
出されたことがない場合には、記録可能な状態か否かを
検証してその後に記録を開始するという手順を省略する
ことによって情報の記録時間を短縮でき、さらにディス
クカートリッジからディスク状記録媒体を取り出した場
合でも、正常と判断されるディスク状記録媒体(新品の
ディスク状記録媒体等)を使用するときは、ディスク状
記録媒体が1度も取出されたことがないものとみなして
情報の記録時間を短縮できる、ディスクカートリッジを
得ることである。
ジから1度取出されたディスク状記録媒体を再びディス
クカートリッジに収納し直した場合、このディスク状記
録媒体を読み取り専用とみなして確実に誤消去を防止す
ることができる、ディスクカートリッジを得ることであ
る。
カートリッジにおいては、ディスクカートリッジを構成
する一対のケースの少なくとも一方に取り出し識別孔を
形成するとともに、このディスクカートリッジに収納さ
れたディスク状記録媒体を着脱するとき開閉する開閉ふ
たに閉塞部材を設け、上記ディスク状記録媒体が取り出
されるまでは上記取り出し識別孔を上記閉塞部材で閉鎖
し、上記ディスク状記録媒体を取り出すために上記開閉
ふたを開いたとき上記閉塞部材が除去され、再び上記開
閉ふたを閉じたとき、上記取り出し識別孔が閉塞されな
いようにしたものである。
持されたリッドを設け、上記ディスク状記録媒体が取り
出されるまでは上記取り出し識別孔を上記リッドで閉鎖
し、上記ディスク状記録媒体を取り出すために上記開閉
ふたを開いたとき上記リッドが回動して再び当該開閉ふ
たが閉じられた時も上記取り出し識別孔の閉鎖を解除
し、このリッドを元の位置に回動させることで上記取り
出し識別孔を再び閉鎖できるようにしたものである。
に誤消去防止識別孔を形成するとともに、このディスク
カートリッジに収納されたディスク状記録媒体を着脱す
るとき開閉する開閉ふたに移動可能に支持された第二の
リッドを設け、上記ディスク状記録媒体が取り出される
までは上記誤消去防止識別孔を上記第二のリッドで閉鎖
し、上記ディスク状記録媒体を取り出すために上記開閉
ふたを開いたとき上記第二のリッドが移動して再び当該
開閉ふたが閉じられた時も上記誤消去防止識別孔の閉鎖
を解除し、この第二のリッドを元の位置に移動させるこ
とで上記誤消去防止識別孔を再び閉鎖できるようにした
ものである。
スクカートリッジは、ディスクカートリッジに収納され
ているディスク状記録媒体が、ディスクカートリッジか
ら1度も取出されたことがないか、少なくとも1度は取
出されたことがあるかを検出し、1度も取出されたこと
がない場合には、記録可能な状態か検証してその後に記
録を開始するという手順を省略して情報の記録時間を短
縮できる。
状記録媒体を取り出した場合でも、正常と判断されるデ
ィスク状記録媒体(新品のディスク状記録媒体等)を使
用するときはディスク状記録媒体が1度も取出されたこ
とがないものとみなして情報の記録時間を短縮できる。
また、ディスクカートリッジから1度取出されたディス
ク状記録媒体を再びディスクカートリッジに収納し直し
た場合、このディスク状記録媒体を読み取り専用とみな
して確実に誤消去を防止することができる。
面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1について
図を参照して説明する。図1は、この実施の形態1のデ
ィスクカートリッジの斜視図、図2はディスクカートリ
ッジの要部透視図、図3はディスクカートリッジのシャ
ッタを開いた状態を示す平面図、図4は開閉ふたの平面
図、図5は開閉ふたの要部拡大図、図6は開閉ふた開放
時の要部断面図、図7はディスク状記録媒体の取り出し
状態を示す平面図である。
のA面側ケース2と組み合わされてディスクカートリッ
ジ1を形成するB面側ケース、4はこのディスクカート
リッジ1にスライド可能に取り付けられたシャッタ、6
は前記A面側ケース2とB面側ケース3に挟まれて前記
ディスクカートリッジ1の端面に取り付けられた開閉ふ
た、25は前記B面側ケース3に設けられた取り出し識
別孔である。
点20によってディスクカートリッジ1に回動自由に支
持されている。また開閉ふた6の他端にはロック爪21
が形成されており、このロック爪21がディスクカート
リッジ1の内側に形成された引っかけ部22と係合する
ことで開閉ふた6が開放されないように構成されてい
る。また、図4に示すように開閉ふた6には閉鎖部材2
3が形成されている。この閉鎖部材23は図5に示すよ
うに薄肉部24によって開閉ふた6に支持されている。
図2に示すように開閉ふた6が前記ディスクカートリッ
ジ1に組み付けられたときには前記閉鎖部材23はB面
側ケース3に形成された取り出し識別孔25に嵌合して
いる。
媒体5は前記A面側ケース2とB面側ケース3が組み合
わされたときに形成される空間に回転自由に収納されて
いる。
ように、ディスクカートリッジ1は、記録再生装置(図
示せず)に装填されるとき、シャッタ4がディスクカー
トリッジ1に形成されたガイドに沿ってスライドし、挿
入孔3aを開いた状態に保つ。そして、ディスク状記録
媒体5の中心孔5aが、ターンテーブル(図示せず)に
嵌合した後、ディスク状記録媒体5はターンテーブルに
記録再生装置のクランプ機構(図示せず)によってクラ
ンプされてターンテーブルと一体になって回転し、記録
再生ヘッドがディスク状記録媒体5の信号面上に情報を
記録し、または信号面上の情報を再生する。
スクカートリッジ1は、図7に示すように、開閉ふた6
のロック爪21を解除した後、開閉ふた6を支点20を
回転中心にして矢印A方向に回転させ、収納されたディ
スク状記録媒体5を取出すことができる。この時、開閉
ふた6の閉鎖部材23は取り出し識別孔25と嵌合して
いるので、閉鎖部材23は取り出し識別孔25の側面か
ら力を受けるので図6に示すように薄肉部24の部分が
破断される。図6に示すように、取り出し識別孔25の
側面および閉鎖部材23の側面には斜面が形成されてい
るので開閉ふた6から切り離された閉鎖部材23はディ
スクカートリッジ1の外部に排出される。このディスク
状記録媒体5は、取り出したときと逆の手順でディスク
カートリッジ1に再び収納することができる。
の通りにディスクカートリッジ1に収納しても、閉鎖部
材23はすでに開閉ふた6からは切り離されているた
め、取り出し識別孔25と嵌合することはない。つま
り、ディスク状記録媒体5を一度ディスクカートリッジ
1から取り出すと閉鎖部材23が除去され、閉鎖されて
いた取り出し識別孔25は開放され、2度と閉鎖される
ことはないわけである。
れていることを記録再生装置に備えられた検出スイッチ
等(図示せず)によって検出することで、ディスク状記
録媒体5がディスクカートリッジ1から取り出されたこ
とを検出できる訳である。
形態2のディスクカートリッジの斜視図、図9は要部透
視図、図10はリッドの拡大図、図11はリッドの平面
図、図12は開閉ふたの平面図、図13は第二のリッド
の拡大図、図14、15、16は開閉ふた開放時の動作
図、図17、18は開閉ふた閉鎖時の動作図、図19は
ディスク状記録媒体の取り出し状態を示す平面図であ
る。
リッジ1、A面側ケース2、B面側ケース3、シャッタ
4、ディスク状記録媒体5、開閉ふた6と開閉ふた6の
支点20、およびロック爪21、引っかけ部22のロッ
ク機構は、実施の形態1と同様なのでその説明は省略す
る。図11に示すように、リッド41はA面側ケース2
の内側に図の矢印B方向に回動可能に支持されている。
また、このリッド41は図10に示すようにA面側ケー
ス2に設けられた支点穴43に引っかけ爪41a、41
bによって抜け止めされるとともに引っかけ爪41a、
41bと支点穴43の側面との摩擦力によって回動位置
が保持されている。41zはドライバ溝である。このリ
ッド41は、図8に示すようにB面側ケース3がA面側
ケース2と組み合わされるときにはB面側ケース3に設
けられた取り出し識別孔25に嵌まり込むように構成さ
れている。
当接部42が形成されている。この当接部42は、図9
に示すように開閉ふた6がディスクカートリッジ1に取
り付けられた状態では前記リッド41の側面に当接する
が、リッド41がB面側ケース3に形成された取り出し
識別孔25に沿って回動するのを妨げる位置にはない。
スライド溝32が形成され、このスライド溝32に第二
のリッド31が嵌合し、図の矢印C方向に摺動可能であ
る。また、この第二のリッド31は、図13に示すよう
に引っかけ爪31a、31b、31cによって前記スラ
イド溝32に抜け止めされるとともに、これら引っかけ
爪31a、31b、31cと前記スライド溝32の側面
との摩擦力によってスライド位置が保持される。図8に
示すように、この第二のリッド31は、B面側ケース3
がA面側ケース2と組み合わされるときにはB面側ケー
ス3に設けられた誤消去防止識別孔34に嵌まり込むよ
うに構成されている。
ートリッジ1は、上記実施の形態1と同様に記録再生装
置(図示せず)に装填されるとき、シャッタ4がディス
クカートリッジ1に形成されたガイドに沿ってスライド
し、挿入孔を開いた状態に保ち、ディスク状記録媒体5
の中心孔が、ターンテーブル(図示せず)に嵌合した
後、ディスク状記録媒体5はターンテーブルに記録再生
装置のクランプ機構(図示せず)によってクランプされ
ターンテーブルと一体となって回転し、記録再生ヘッド
がディスク状記録媒体5の信号面上に情報を記録し、ま
たは信号面上の情報を再生する。
ートリッジ1は、図19に示すように、開閉ふた6のロ
ック爪21を解除した後、開閉ふた6を支点20を回転
中心にして矢印A方向に回転させ、収納されたディスク
状記録媒体5を取出すことができる。この時、図15に
示すように開閉ふた6に形成された当接部42はリッド
41の側面に当接しながら回動するので、リッド41は
取り出し識別孔25に沿って回動させられ、図16に示
す状態となる。つまり、取り出し識別孔25のリッド4
1によって閉鎖されていた部分が開放された訳である。
この状態からディスク状記録媒体5を取り出したときと
逆の手順でディスクカートリッジ1に再び収納すること
もできる。しかしながら図17に示したように、開閉ふ
た6を矢印Aの逆方向に回動させてディスクカートリッ
ジ1に再びセットしても、当接部42はリッド41を元
の位置に戻すようには当接しないので、図18に示すよ
うにリッド41は元の位置に復帰しない。よって、この
取り出し識別孔25の開放された部分を記録再生装置に
備えられた検出スイッチ等(図示せず)によって検出す
ることで、ディスク状記録媒体5がディスクカートリッ
ジ1から取り出されたことが検出できる訳である。
状態(図14に示す状態)にもどす必要が生じた場合
は、図10に示すようにリッド41にはドライバ溝41
zが設けられているのでこのドライバ溝41zにマイナ
スドライバー等を挿入して回動させることで初期の状態
にもどすことができる。
記録媒体5を取り出すために開閉ふた6を開こうとする
と、第二のリッド31の側面はB面側ケース3に設けら
れた誤消去防止識別孔34の側面33に当接する。この
まま開閉ふた6を回動させ続けると、第二のリッド31
は側面33によってスライドさせられて図16に示す状
態となる。つまり、誤消去防止識別孔34の第二のリッ
ド31によって閉鎖されていた部分が開放された状態と
なる。この状態から図17に示すように矢印A方向と逆
方向に開閉ふた6を矢印Aの逆方向に回動させてディス
クカートリッジ1に再びセットしても、側面33は第二
のリッド31を元の位置に戻すようには当接しないの
で、図18に示すように第二のリッド31は元の位置
(図14の状態)に復帰できない。よって、この誤消去
防止識別孔34の開放された部分を記録再生装置に備え
られた検出スイッチ等(図示せず)によって検出するこ
とで、ディスク状記録媒体5がディスクカートリッジ1
から取り出されこのディスク状記録媒体5が読み取り専
用とみなせることが検出できる訳である。
の状態(図14に示す状態)にもどす必要が生じた場合
は、ペン先等で第二のリッド31が側面33に当接する
までスライドさせて初期の状態にもどすことができる。
誤消去防止識別孔の両方を備えたディスクカートリッジ
の例を示したが、必ずしも両方を備える必要はなくそれ
ぞれが独立して効果を発揮することができる。
れているので、以下に示すような効果が得られる。
ィスク状記録媒体が、ディスクカートリッジから1度も
取出されたことがないか、少なくとも1度は取出された
ことがあるかを、取り出し識別孔が閉鎖されているか否
かで検出できるので、取り出し識別孔が閉鎖されている
ときはディスク状記録媒体が1度も取出されたことがな
い場合であるので、記録可能な状態か否かを検証してそ
の後記録を開始するという手順を省略して情報の記録時
間を短縮できる、ディスクカートリッジが得られる。
状記録媒体を取り出した場合でも、正常と判断されるデ
ィスク状記録媒体(新品のディスク状記録媒体等)を使
用するときは、リッドを取り出し識別孔を閉鎖する位置
に回動しておくことで、記録可能な状態か否かを検証し
てその後記録を開始するという手順を省略して情報の記
録時間を短縮できる、ディスクカートリッジが得られ
る。
いるディスク状記録媒体が、ディスクカートリッジから
1度取出されると、第二のリッドが移動して誤消去防止
識別孔の閉鎖が解除されるので、このディスク状記録媒
体を再びディスクカートリッジに収納し直した場合、上
記第二のリッドを元の位置に戻さない限り読み取り専用
とみなされるので、確実に誤消去を防止することができ
るディスクカートリッジが得られる。
ッジの斜視図である。
透視図である。
ッタを開いた状態を示す平面図である。
る。
である。
し状態を示す平面図である。
ッジの斜視図である。
る。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
出し状態を示す平面図である。
スの方向から見た平面図である。
ャッタを開いた様子を示す平面図である。
ャッタを開いた様子をB面側ケースの方向から見た平面
図である。
方向から見た断面図である。
閉ふたを開いて、両ケースの内側に収納されたディスク
を取出す様子を示す平面図である。
面側ケース、5 ディスク状記録媒体、6 開閉ふた、
23 閉鎖部材、25 取り出し識別孔、31第二のリ
ッド、34 誤消去防止識別孔、41 リッド。
Claims (3)
- 【請求項1】 光ヘッドおよびターンテーブルとの干渉
を避けるための挿入孔が形成された一対のA面側ケース
およびB面側ケースと、上記一対のケースの内側に形成
された空間内に回転可能に収納されているディスク状記
録媒体と、上記一対のケースの挿入孔が形成されていな
い側の端面に取付けられ、上記一対のケース内から上記
ディスク状記録媒体を着脱するとき開閉する開閉ふたを
備えたディスクカートリッジにおいて、上記一対のケー
スの少なくとも一方に形成された取り出し識別孔と、上
記開閉ふたに設けられた閉塞部材を備え、上記開閉ふた
が閉じられているときは上記閉塞部材で上記取り出し識
別孔を閉鎖し、当該開閉ふたが開かれたときは上記閉鎖
部材が除去される構成としたことを特徴とするディスク
カートリッジ。 - 【請求項2】 上記一対のケースと、上記ディスク状記
録媒体と、上記開閉ふたを備えたディスクカートリッジ
において、上記一対のケースの少なくとも一方に形成さ
れた取り出し識別孔と、上記一対のケースの一方に回動
可能に設けられたリッドとを備え、当該開閉ふたが閉じ
られているときは上記リッドが上記取り出し識別孔を閉
鎖し、当該開閉ふたが開かれたとき上記リッドが回動し
て再び当該開閉ふたが閉じられた時も上記取り出し識別
孔の閉鎖を解除し、このリッドを元の位置に回動させる
ことで上記取り出し識別孔を再び閉鎖できるように構成
したことを特徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項3】 上記一対のケースと、上記ディスク状記
録媒体と、上記開閉ふたを備えたディスクカートリッジ
において、上記一対のケースの少なくとも一方に形成さ
れた誤消去防止識別孔と、上記開閉ふたに移動可能に設
けられた第二のリッドとを備え、当該開閉ふたが閉じら
れているときは上記第二のリッドが上記誤消去防止識別
孔を閉鎖し、当該開閉ふたが開かれたとき上記第二のリ
ッドが移動して再び当該開閉ふたが閉じられた時も上記
誤消去防止識別孔の閉鎖を解除し、この第二のリッドを
元の位置に移動させることで上記誤消去防止識別孔を再
び閉鎖できるように構成したことを特徴とするディスク
カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09266896A JP3481040B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディスクカートリッジ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09266896A JP3481040B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09282833A true JPH09282833A (ja) | 1997-10-31 |
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ID=14060865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09266896A Expired - Fee Related JP3481040B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディスクカートリッジ |
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JP (1) | JP3481040B2 (ja) |
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