JPH09282774A - 記録媒体再生装置 - Google Patents
記録媒体再生装置Info
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- JPH09282774A JPH09282774A JP10867696A JP10867696A JPH09282774A JP H09282774 A JPH09282774 A JP H09282774A JP 10867696 A JP10867696 A JP 10867696A JP 10867696 A JP10867696 A JP 10867696A JP H09282774 A JPH09282774 A JP H09282774A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、従来装置の問題を解消して
コストメリットのあるバックアップを行なうことができ
る記録媒体再生装置を提供することにある。 【解決手段】 記録媒体を再生するためのピックアップ
アセンブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等
を含む再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、
該制御回路の動作を制御するマイクロコンピュータとか
らなり、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出
するためのスイッチを包含する記録媒体再生装置におい
て、前記スイッチの状態を検出して電源供給の遮断時の
パワーオン／オフ状態を判別するものである。
コストメリットのあるバックアップを行なうことができ
る記録媒体再生装置を提供することにある。 【解決手段】 記録媒体を再生するためのピックアップ
アセンブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等
を含む再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、
該制御回路の動作を制御するマイクロコンピュータとか
らなり、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出
するためのスイッチを包含する記録媒体再生装置におい
て、前記スイッチの状態を検出して電源供給の遮断時の
パワーオン／オフ状態を判別するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体再生装置に
係り、特にその状態を判別する手段を備えた記録媒体再
生装置に関する。
係り、特にその状態を判別する手段を備えた記録媒体再
生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の記録媒体再生装置、例えばＣＤデ
ィスク再生装置は、図６に示されるように、光ピックア
ップアセンブリやピックアップアセンブリ駆動用モータ
等を含むＣＤメカ１と、前記モータを制御する制御信号
を供給するＣＤ制御回路２と、ＣＤ制御回路２の動作を
制御するマイクロコンピュータ（以下マイコンという）
３とからなるが、一般に、電源スイッチはストロークス
イッチでなく、通常ＡＣ電源が入っている時はマイコン
は通電されていて電源スイッチをサイクリックで他の回
路へのパワーオン／オフを行なっている。
ィスク再生装置は、図６に示されるように、光ピックア
ップアセンブリやピックアップアセンブリ駆動用モータ
等を含むＣＤメカ１と、前記モータを制御する制御信号
を供給するＣＤ制御回路２と、ＣＤ制御回路２の動作を
制御するマイクロコンピュータ（以下マイコンという）
３とからなるが、一般に、電源スイッチはストロークス
イッチでなく、通常ＡＣ電源が入っている時はマイコン
は通電されていて電源スイッチをサイクリックで他の回
路へのパワーオン／オフを行なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、停電等でＡ
Ｃ電源供給が遮断されると、電源供給遮断前の再生装置
のパワーオン／オフ状態がわからないので、従来は、バ
ックアップ回路４として、マイコン３内の内部ＲＡＭ等
を用いる方法の時はマイコン３の通電状態を保つための
コンデンサ、電池等の追加が必要となり、また外部ＲＡ
Ｍ（Ｅ2 ＰＲＯＭ等の通電されなくても内部情報を記憶
している記憶素子）を用いる方法の時はその記憶素子と
関連回路の追加が必要となり、コストが上がる問題があ
った。
Ｃ電源供給が遮断されると、電源供給遮断前の再生装置
のパワーオン／オフ状態がわからないので、従来は、バ
ックアップ回路４として、マイコン３内の内部ＲＡＭ等
を用いる方法の時はマイコン３の通電状態を保つための
コンデンサ、電池等の追加が必要となり、また外部ＲＡ
Ｍ（Ｅ2 ＰＲＯＭ等の通電されなくても内部情報を記憶
している記憶素子）を用いる方法の時はその記憶素子と
関連回路の追加が必要となり、コストが上がる問題があ
った。
【０００４】本発明の目的は、上記従来装置の問題を解
消してコストメリットのあるバックアップを行なうこと
ができる記録媒体再生装置を提供することにある。
消してコストメリットのあるバックアップを行なうこと
ができる記録媒体再生装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録媒体再
生装置は、記録媒体を再生するためのピックアップアセ
ンブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等を含
む再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、該制
御回路の動作を制御するマイクロコンピュータとからな
り、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出する
ためのスイッチを包含する記録媒体再生装置において、
前記スイッチの状態を検出して電源供給の遮断時のパワ
ーオン／オフ状態を判別するものである。
生装置は、記録媒体を再生するためのピックアップアセ
ンブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等を含
む再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、該制
御回路の動作を制御するマイクロコンピュータとからな
り、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出する
ためのスイッチを包含する記録媒体再生装置において、
前記スイッチの状態を検出して電源供給の遮断時のパワ
ーオン／オフ状態を判別するものである。
【０００６】また、記録媒体はＣＤディスクであり、ス
イッチはＣＤディスクの最内周位置を検出するためのス
イッチである。
イッチはＣＤディスクの最内周位置を検出するためのス
イッチである。
【０００７】
【作用】記録媒体を再生するためのピックアップアセン
ブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等を含む
再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、該制御
回路の動作を制御するマイクロコンピュータとからな
り、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出する
ためのスイッチを包含する記録媒体再生装置において、
検出される前記スイッチの状態のオン／オフ状態に基づ
いて、電源供給の遮断時のパワーオン／オフ状態を判別
し、電源再投入時に再生装置を電源供給の遮断前のパワ
ーオン／オフ状態で立ち上げる。記録媒体をＣＤディス
クとすれば、スイッチはＣＤディスク再生装置に不可欠
なＣＤディスク最内周位置検出用スイッチを利用してそ
のオン／オフ状態に基づいて再生装置を制御することが
できる。
ブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等を含む
再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、該制御
回路の動作を制御するマイクロコンピュータとからな
り、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出する
ためのスイッチを包含する記録媒体再生装置において、
検出される前記スイッチの状態のオン／オフ状態に基づ
いて、電源供給の遮断時のパワーオン／オフ状態を判別
し、電源再投入時に再生装置を電源供給の遮断前のパワ
ーオン／オフ状態で立ち上げる。記録媒体をＣＤディス
クとすれば、スイッチはＣＤディスク再生装置に不可欠
なＣＤディスク最内周位置検出用スイッチを利用してそ
のオン／オフ状態に基づいて再生装置を制御することが
できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明に係る記録媒体再生
装置の一実施例のブロック図である。図１では、記録媒
体再生装置として、図６の従来例と同様にＣＤディスク
再生装置の構成、すなわち、ＣＤメカ１と、ＣＤ制御回
路２と、マイコン３とからなるが、バックアップ用のバ
ックアップ回路４が削除されている。ＣＤメカ１は、図
２に示すように、光ピックアップ１４を搭載したピック
アップアセンブリ１３が、駆動用モータ（図示しない）
によってディスクターンテーブル１１に載せられるＣＤ
ディスク（図示しない）の内周から外周へガイドレ−ル
１２をスライド移動できるような構造になっており、ま
た、ピックアップアセンブリ１３には最内周位置（ＣＤ
ディスクのＴＯＣデータ読み取り位置）を検出するため
のスイッチＳＷ１が取り付けられている。このスイッチ
ＳＷ１は、ピックアップアセンブリ１３が最内周位置に
ある時オンになり、それ以外にある場合にはオフにな
る。また、スイッチＳＷ１は、ＣＤディスクのＴＯＣ情
報を読み取るために必要不可欠なものであり、ＣＤメカ
１には必ず付属している構成要素である。
装置の一実施例のブロック図である。図１では、記録媒
体再生装置として、図６の従来例と同様にＣＤディスク
再生装置の構成、すなわち、ＣＤメカ１と、ＣＤ制御回
路２と、マイコン３とからなるが、バックアップ用のバ
ックアップ回路４が削除されている。ＣＤメカ１は、図
２に示すように、光ピックアップ１４を搭載したピック
アップアセンブリ１３が、駆動用モータ（図示しない）
によってディスクターンテーブル１１に載せられるＣＤ
ディスク（図示しない）の内周から外周へガイドレ−ル
１２をスライド移動できるような構造になっており、ま
た、ピックアップアセンブリ１３には最内周位置（ＣＤ
ディスクのＴＯＣデータ読み取り位置）を検出するため
のスイッチＳＷ１が取り付けられている。このスイッチ
ＳＷ１は、ピックアップアセンブリ１３が最内周位置に
ある時オンになり、それ以外にある場合にはオフにな
る。また、スイッチＳＷ１は、ＣＤディスクのＴＯＣ情
報を読み取るために必要不可欠なものであり、ＣＤメカ
１には必ず付属している構成要素である。
【０００９】本発明では、このスイッチＳＷ１を利用し
てパワーオン／オフ（マイコン３には常時電源は供給さ
れていて他の回路部分へのパワーオン／オフ）状態を停
電等による電源供給の遮断後、電源が再供給された時に
図３に示すマイコンリセット処理内でスイッチＳＷ１の
状態を読み込み、再生装置を電源遮断前の状態と同様の
状態（パワーオン／オフ）で再生装置を立ち上げる。
てパワーオン／オフ（マイコン３には常時電源は供給さ
れていて他の回路部分へのパワーオン／オフ）状態を停
電等による電源供給の遮断後、電源が再供給された時に
図３に示すマイコンリセット処理内でスイッチＳＷ１の
状態を読み込み、再生装置を電源遮断前の状態と同様の
状態（パワーオン／オフ）で再生装置を立ち上げる。
【００１０】図３乃至図５は、本発明を実施する際のマ
イコン３によるピックアップ位置制御の動作を説明する
フローチャートの例である。図３は電源投入時のマイコ
ンリセット処理のフローチャートを示し、リセット処理
が指示されると（ステップＳ１）、スイッチＳＷ１の状
態（ピックアップの位置）を読み込み（Ｓ２）、スイッ
チＳＷ１がオン状態か否かを確認し（Ｓ３）、スイッチ
ＳＷ１がオン状態（すなわち、ピックアップは最内周位
置にある）ならば、前回の電源供給オフ時のパワー状態
がオフであると認識してマイコン３の内部メモリに記憶
し（Ｓ４）、パワーオフ状態（スタンバイ状態）で再生
装置を立ち上げ（Ｓ５）、スイッチＳＷ１の状態がオフ
ならば、前回の電源供給オフ時のパワー状態がオンであ
ると認識してマイコン３の内部メモリに記憶し（Ｓ
６）、パワーオン状態で再生装置を立ち上げる（Ｓ
７）。
イコン３によるピックアップ位置制御の動作を説明する
フローチャートの例である。図３は電源投入時のマイコ
ンリセット処理のフローチャートを示し、リセット処理
が指示されると（ステップＳ１）、スイッチＳＷ１の状
態（ピックアップの位置）を読み込み（Ｓ２）、スイッ
チＳＷ１がオン状態か否かを確認し（Ｓ３）、スイッチ
ＳＷ１がオン状態（すなわち、ピックアップは最内周位
置にある）ならば、前回の電源供給オフ時のパワー状態
がオフであると認識してマイコン３の内部メモリに記憶
し（Ｓ４）、パワーオフ状態（スタンバイ状態）で再生
装置を立ち上げ（Ｓ５）、スイッチＳＷ１の状態がオフ
ならば、前回の電源供給オフ時のパワー状態がオンであ
ると認識してマイコン３の内部メモリに記憶し（Ｓ
６）、パワーオン状態で再生装置を立ち上げる（Ｓ
７）。
【００１１】次に、図４は、電源供給状態で再生装置が
動作停止している時電源キースイッチ入力によりパワー
オン／オフした場合のピックアップの位置制御処理のフ
ローチャート例であり、電源キースイッチがオンされた
か否かを確認し（Ｓ１１）、オンならばステップＳ１２
に進みオフならば再度ステップＳ１１を繰り返す。次い
で、ステップＳ１２で現在がパワーオフか否かを確認
し、オフであればパワーオン状態をメモリに記憶し（Ｓ
１３）、ピックアップ１４をピックアップアセンブリ駆
動用モータで外周方向に送り（Ｓ１４）、スイッチＳＷ
１がオフとなる位置まで移動したか否かを確認し（Ｓ１
５）、オフ位置ならばステップＳ１６に進みオフ位置で
なければ再度ステップＳ１５を繰り返す。次いで、ステ
ップＳ１６で現オフ位置になったところでモータを停止
させる。
動作停止している時電源キースイッチ入力によりパワー
オン／オフした場合のピックアップの位置制御処理のフ
ローチャート例であり、電源キースイッチがオンされた
か否かを確認し（Ｓ１１）、オンならばステップＳ１２
に進みオフならば再度ステップＳ１１を繰り返す。次い
で、ステップＳ１２で現在がパワーオフか否かを確認
し、オフであればパワーオン状態をメモリに記憶し（Ｓ
１３）、ピックアップ１４をピックアップアセンブリ駆
動用モータで外周方向に送り（Ｓ１４）、スイッチＳＷ
１がオフとなる位置まで移動したか否かを確認し（Ｓ１
５）、オフ位置ならばステップＳ１６に進みオフ位置で
なければ再度ステップＳ１５を繰り返す。次いで、ステ
ップＳ１６で現オフ位置になったところでモータを停止
させる。
【００１２】また、電源キースイッチオン入力したと
き、ステップＳ１２で現在がパワーオフでなければ（す
なわち、現在が電源オンならば）、パワーオフ状態をメ
モリに記憶し（Ｓ１７）、スイッチＳＷ１がオン状態に
あるか否かを確認し（Ｓ１８）、オン状態ならばピック
アップ１４をモータで外周方向に送り（Ｓ１９）、オン
状態でなければ後述するステップＳ２１に進む。次い
で、スイッチＳＷ１のオフ位置まで移動したか否かを確
認し（Ｓ２０）、オフ位置ならばステップＳ２１に進み
オフ位置でなければ再度ステップＳ２０を繰り返す。ス
テップＳ２１で、ピックアップ１４をモータで逆方向す
なわち内周方向に送り、次いで、スイッチＳＷ１がオン
したか否かを確認し（Ｓ２２）、オンであればステップ
１６に進みオンでなければ再度ステップＳ２２を繰り返
す。次いで、ステップ１６でピックアップアセンブリ駆
動用モータを停止させる。すなわち、電源供給状態で再
生装置が動作停止している時にパワーオフしたときはス
イッチＳＷ１はオンになっており、パワーオンの状態で
はスイッチＳＷ１はオフになっている。上記の動作終了
後は、電源供給が遮断されても、電源再投入時にピック
アップの位置を、図３のフローチャート例のようにスイ
ッチＳＷ１の状態を検出することで電源遮断前と同じ状
態にして、再生装置を立ち上げることができる。
き、ステップＳ１２で現在がパワーオフでなければ（す
なわち、現在が電源オンならば）、パワーオフ状態をメ
モリに記憶し（Ｓ１７）、スイッチＳＷ１がオン状態に
あるか否かを確認し（Ｓ１８）、オン状態ならばピック
アップ１４をモータで外周方向に送り（Ｓ１９）、オン
状態でなければ後述するステップＳ２１に進む。次い
で、スイッチＳＷ１のオフ位置まで移動したか否かを確
認し（Ｓ２０）、オフ位置ならばステップＳ２１に進み
オフ位置でなければ再度ステップＳ２０を繰り返す。ス
テップＳ２１で、ピックアップ１４をモータで逆方向す
なわち内周方向に送り、次いで、スイッチＳＷ１がオン
したか否かを確認し（Ｓ２２）、オンであればステップ
１６に進みオンでなければ再度ステップＳ２２を繰り返
す。次いで、ステップ１６でピックアップアセンブリ駆
動用モータを停止させる。すなわち、電源供給状態で再
生装置が動作停止している時にパワーオフしたときはス
イッチＳＷ１はオンになっており、パワーオンの状態で
はスイッチＳＷ１はオフになっている。上記の動作終了
後は、電源供給が遮断されても、電源再投入時にピック
アップの位置を、図３のフローチャート例のようにスイ
ッチＳＷ１の状態を検出することで電源遮断前と同じ状
態にして、再生装置を立ち上げることができる。
【００１３】次に、図５は、再生装置の再生と停止動作
時の処理（ピックアップ位置イニシャライズ処理）を示
し、（Ａ）は電源供給中の停止→再生時のピックアップ
動作、（Ｂ）は電源供給中の再生→停止時のピックアッ
プ動作である。（Ａ）は、現在の停止状態から再生指示
したときにＣＤディスクのＴＯＣ情報を読み取るために
ピックアップを最内周まで移動させる処理である。すな
わち、停止中に再生キースイッチ入力により再生が指示
されると、まずスイッチＳＷ１がオン状態にあるか否か
を確認され（Ｓ３１）、オン状態ならばピックアップ１
４をモータで外周方向に送り（Ｓ３２）、オン状態でな
ければ後述するステップＳ３４に進む。次いで、スイッ
チＳＷ１のオフ位置まで移動したか否かを確認し（Ｓ３
３）、オフ位置ならばステップＳ３４に進みオフ位置で
なければ再度ステップＳ３３を繰り返す。ステップＳ３
４で、ピックアップ１４をモータで逆方向すなわち内周
方向に送り、次いで、スイッチＳＷ１がオンしたか否か
を確認し（Ｓ３５）、オンであればステップ３６に進み
オンでなければ再度ステップＳ３５を繰り返す。次い
で、ステップ１６でピックアップアセンブリ駆動用モー
タを停止させる。その後、再生動作が開始される。な
お、ステップＳ３２乃至Ｓ３５はピックアップ１４の位
置の再確認のための動作処理である。
時の処理（ピックアップ位置イニシャライズ処理）を示
し、（Ａ）は電源供給中の停止→再生時のピックアップ
動作、（Ｂ）は電源供給中の再生→停止時のピックアッ
プ動作である。（Ａ）は、現在の停止状態から再生指示
したときにＣＤディスクのＴＯＣ情報を読み取るために
ピックアップを最内周まで移動させる処理である。すな
わち、停止中に再生キースイッチ入力により再生が指示
されると、まずスイッチＳＷ１がオン状態にあるか否か
を確認され（Ｓ３１）、オン状態ならばピックアップ１
４をモータで外周方向に送り（Ｓ３２）、オン状態でな
ければ後述するステップＳ３４に進む。次いで、スイッ
チＳＷ１のオフ位置まで移動したか否かを確認し（Ｓ３
３）、オフ位置ならばステップＳ３４に進みオフ位置で
なければ再度ステップＳ３３を繰り返す。ステップＳ３
４で、ピックアップ１４をモータで逆方向すなわち内周
方向に送り、次いで、スイッチＳＷ１がオンしたか否か
を確認し（Ｓ３５）、オンであればステップ３６に進み
オンでなければ再度ステップＳ３５を繰り返す。次い
で、ステップ１６でピックアップアセンブリ駆動用モー
タを停止させる。その後、再生動作が開始される。な
お、ステップＳ３２乃至Ｓ３５はピックアップ１４の位
置の再確認のための動作処理である。
【００１４】次に、（Ｂ）は、現在の再生状態から停止
指示による停止後に、現在のパワーオン／オフ状態別の
ピックアップの移動処理であり、パワーオン状態での停
止ならばピックアップをスイッチＳＷ１のオフ位置へ移
動させ、パワーオフ状態での停止（再生中にパワーオフ
した場合）ならばピックアップをスイッチＳＷ１のオン
位置へ移動させて停止させるものである。すなわち、再
生動作中に停止キースイッチ入力により停止が指示され
ると、まずスイッチＳＷ１がオフ状態にあるか否かを確
認され（Ｓ４１）、オフ状態であればステップＳ４２に
進みオフ状態でなければ後述のステップＳ４４に進む。
ステップＳ４１でオフ状態が確認されると、ピックアッ
プ１４をモータで内周方向に送り（Ｓ４２）、次いでス
イッチＳＷ１のオン位置まで移動したか否かを確認し
（Ｓ４３）、オン位置ならばステップＳ４４に進みオン
位置でなければ再度ステップＳ４３を繰り返す。次い
で、ステップＳ４４で、現在パワーオン状態か否かを確
認し、パワーオン状態であればステップＳ４５に進みそ
うでなければ後述のステップＳ４７に進む。ステップ４
５では、ピックアップ１４をモータで外周方向に送り、
次いで、スイッチＳＷ１がオフしたか否かを確認し（Ｓ
４６）、オフであればステップ４７に進みオフでなけれ
ば再度ステップＳ４６を繰り返す。次いで、ステップ４
７でピックアップアセンブリ駆動用モータを停止させ
る。
指示による停止後に、現在のパワーオン／オフ状態別の
ピックアップの移動処理であり、パワーオン状態での停
止ならばピックアップをスイッチＳＷ１のオフ位置へ移
動させ、パワーオフ状態での停止（再生中にパワーオフ
した場合）ならばピックアップをスイッチＳＷ１のオン
位置へ移動させて停止させるものである。すなわち、再
生動作中に停止キースイッチ入力により停止が指示され
ると、まずスイッチＳＷ１がオフ状態にあるか否かを確
認され（Ｓ４１）、オフ状態であればステップＳ４２に
進みオフ状態でなければ後述のステップＳ４４に進む。
ステップＳ４１でオフ状態が確認されると、ピックアッ
プ１４をモータで内周方向に送り（Ｓ４２）、次いでス
イッチＳＷ１のオン位置まで移動したか否かを確認し
（Ｓ４３）、オン位置ならばステップＳ４４に進みオン
位置でなければ再度ステップＳ４３を繰り返す。次い
で、ステップＳ４４で、現在パワーオン状態か否かを確
認し、パワーオン状態であればステップＳ４５に進みそ
うでなければ後述のステップＳ４７に進む。ステップ４
５では、ピックアップ１４をモータで外周方向に送り、
次いで、スイッチＳＷ１がオフしたか否かを確認し（Ｓ
４６）、オフであればステップ４７に進みオフでなけれ
ば再度ステップＳ４６を繰り返す。次いで、ステップ４
７でピックアップアセンブリ駆動用モータを停止させ
る。
【００１５】すなわち、パワーオンの状態で再生→停止
ではスイッチＳＷ１はオフであり、パワーオフ状態での
停止（再生中にパワーオフした場合）ではスイッチＳＷ
１はオンになる。上記動作終了後は、電源が遮断されて
も電源再投入時には図３のフローチャートよりスイッチ
ＳＷ１の状態を検出することで電源遮断前と同じ状態に
して再生装置を立ち上げることができる。上記の動作上
で、一度ピックアップ１４をスイッチＳＷ１オン位置ま
で移動させる理由は、なるべくスイッチＳＷ１のオン位
置に近い位置でピックアップ１４を停止させるためであ
る。再生中ピックアップアセンブリ１３は外周方向へ移
動しているので、再生中に電源供給が遮断された時は、
スイッチＳＷ１はオフ状態である。従って、電源再投入
時は図３のフローチャートより、パワーオン状態で立ち
上がる。
ではスイッチＳＷ１はオフであり、パワーオフ状態での
停止（再生中にパワーオフした場合）ではスイッチＳＷ
１はオンになる。上記動作終了後は、電源が遮断されて
も電源再投入時には図３のフローチャートよりスイッチ
ＳＷ１の状態を検出することで電源遮断前と同じ状態に
して再生装置を立ち上げることができる。上記の動作上
で、一度ピックアップ１４をスイッチＳＷ１オン位置ま
で移動させる理由は、なるべくスイッチＳＷ１のオン位
置に近い位置でピックアップ１４を停止させるためであ
る。再生中ピックアップアセンブリ１３は外周方向へ移
動しているので、再生中に電源供給が遮断された時は、
スイッチＳＷ１はオフ状態である。従って、電源再投入
時は図３のフローチャートより、パワーオン状態で立ち
上がる。
【００１６】本発明の実施例の記録媒体再生装置によれ
ば、バックアップ機能を有する装置では特殊なバックア
ップ回路等を用いずとも、既存の構成要素を利用してバ
ックアップ機能をもたせることがことができ、回路上の
コストを下げることができる。
ば、バックアップ機能を有する装置では特殊なバックア
ップ回路等を用いずとも、既存の構成要素を利用してバ
ックアップ機能をもたせることがことができ、回路上の
コストを下げることができる。
【００１７】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこれに限らず種々の変形が可能である。例
えば、ピックアップアセンブリのスイッチＳＷ１のオン
→オフ動作は、タイマーによりオフ位置を検出する方法
もある。スイッチＳＷ１がオフになる時間で管理する。
また、上記に説明した位置検出用のスイッチに代えて、
ＣＤメカ等に必要不可欠なスイッチ、例えばチェンジャ
タイプのＣＤの場合であれば再生メカ部によるホームポ
ジションスイッチ、ピックアップ、ターンテーブル等が
含まれるトラバースユニットの所定位置検出スイッチ
等、を本発明に利用できる。また、スイッチ１つだけで
なく複数のスイッチの組み合わせでも良い。さらに、パ
ワーオン／オフ状態以外の事象を判別させてもよい。
が、本発明はこれに限らず種々の変形が可能である。例
えば、ピックアップアセンブリのスイッチＳＷ１のオン
→オフ動作は、タイマーによりオフ位置を検出する方法
もある。スイッチＳＷ１がオフになる時間で管理する。
また、上記に説明した位置検出用のスイッチに代えて、
ＣＤメカ等に必要不可欠なスイッチ、例えばチェンジャ
タイプのＣＤの場合であれば再生メカ部によるホームポ
ジションスイッチ、ピックアップ、ターンテーブル等が
含まれるトラバースユニットの所定位置検出スイッチ
等、を本発明に利用できる。また、スイッチ１つだけで
なく複数のスイッチの組み合わせでも良い。さらに、パ
ワーオン／オフ状態以外の事象を判別させてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る記録媒体再生装置によれ
ば、特殊なバックアップ回路等を用いずとも、バックア
ップ機能をもたせることがことができ、回路上のコスト
を下げることができる。
ば、特殊なバックアップ回路等を用いずとも、バックア
ップ機能をもたせることがことができ、回路上のコスト
を下げることができる。
【図１】本発明に係る記録媒体再生装置の一実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】図１におけるＣＤメカの具体的構成の概略図で
ある。
ある。
【図３】本発明を実施する際のマイコンによるピックア
ップ位置制御の動作を説明するフローチャート例であ
り、マイコンリセット処理のフローチャートを示す。
ップ位置制御の動作を説明するフローチャート例であ
り、マイコンリセット処理のフローチャートを示す。
【図４】本発明を実施する際のマイコンによるピックア
ップ位置制御の動作を説明するフローチャートの例であ
り、電源供給状態で再生装置が動作停止している時電源
キースイッチ入力によりパワーオン／オフした場合のピ
ックアップの位置制御処理のフローチャートを示す。
ップ位置制御の動作を説明するフローチャートの例であ
り、電源供給状態で再生装置が動作停止している時電源
キースイッチ入力によりパワーオン／オフした場合のピ
ックアップの位置制御処理のフローチャートを示す。
【図５】本発明を実施する際のマイコンによるピックア
ップ位置制御の動作を説明するフローチャートの例であ
り、再生装置の再生と停止動作時の処理（ピックアップ
位置イニシャライズ処理）を示す。
ップ位置制御の動作を説明するフローチャートの例であ
り、再生装置の再生と停止動作時の処理（ピックアップ
位置イニシャライズ処理）を示す。
【図６】従来のＣＤディスク再生装置の一例のブロック
図である。
図である。
１ ＣＤメカ ２ ＣＤ制御回路 ３ マイクロコンピュータ １１ ディスクターンテーブル １２ ガイドレール １３ ピックアップアセンブリ １４ 光ピックアップ ＳＷ１ ピックアップ位置検出用スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 記録媒体を再生するためのピックアップ
アセンブリ及びピックアップアセンブリ駆動用モータ等
を含む再生メカと、該再生メカを制御する制御回路と、
該制御回路の動作を制御するマイクロコンピュータとか
らなり、前記再生メカは前記記録媒体の所定位置を検出
するためのスイッチを包含する記録媒体再生装置におい
て、前記スイッチの状態を検出して電源供給の遮断時の
パワーオン／オフ状態を判別することを特徴とする記録
媒体再生装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の装置において、記録媒体
はＣＤディスクであり、スイッチはＣＤディスクの最内
周位置を検出するためのスイッチである記録媒体再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10867696A JP3630843B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 記録媒体再生装置、および記録媒体再生装置のパワーオン／オフ状態判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10867696A JP3630843B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 記録媒体再生装置、および記録媒体再生装置のパワーオン／オフ状態判別方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282774A true JPH09282774A (ja) | 1997-10-31 |
| JP3630843B2 JP3630843B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=14490858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10867696A Expired - Lifetime JP3630843B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 記録媒体再生装置、および記録媒体再生装置のパワーオン／オフ状態判別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3630843B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6741542B2 (en) * | 1999-05-14 | 2004-05-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Disk device |
| CN100334643C (zh) * | 2003-06-16 | 2007-08-29 | 阿尔派株式会社 | 播放器及记录再现装置的源转换方法 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP10867696A patent/JP3630843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6741542B2 (en) * | 1999-05-14 | 2004-05-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Disk device |
| CN100334643C (zh) * | 2003-06-16 | 2007-08-29 | 阿尔派株式会社 | 播放器及记录再现装置的源转换方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3630843B2 (ja) | 2005-03-23 |
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