JPH09282696A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH09282696A
JPH09282696A JP8096508A JP9650896A JPH09282696A JP H09282696 A JPH09282696 A JP H09282696A JP 8096508 A JP8096508 A JP 8096508A JP 9650896 A JP9650896 A JP 9650896A JP H09282696 A JPH09282696 A JP H09282696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザエリアに信号を記録する前に、内周と
外周で最適な記録パワーを測定し、あらかじめ測定し記
憶している中周近傍ゾーンの記録パワーを補正した後、
線形近似により各ゾーンに最適な記録パワーを設定する
ことにより、ユーザエリアでの記録パワーの最適化を行
う。 【解決手段】 あらかじめ内周と中周と外周の3点で測
定した最適な記録パワーを記憶する記憶手段と、ユーザ
エリアに信号を記録する前に、内周と外周のテスト領域
で最適な記録パワーを測定する測定手段と、記憶してい
る中周の記録パワーを補正する補正手段と、測定した内
周と外周の最適な記録パワーと補正した中周の記録パワ
ーの3つから線形近似を用いて、全ゾーンに対する最適
な記録パワーを内挿する内挿手段と、内挿した記録パワ
ーでユーザエリアで信号を記録する記録手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザの光
を絞った光スポットを用いて、光ディスクのトラック上
に信号を記録したり、あるいは記録したトラック上の信
号を再生する光ディスク装置であって、ユーザエリアに
記録する前に、所定のテストトラックでテスト記録を行
い最適な記録パワーを設定してユーザエリアでの信号の
記録再生特性を向上させる光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク装置で光磁気あるいは
相変化等の書き換え可能な媒体が実用化されている。そ
れらの媒体の1つである相変化型は、すべての記録、消
去あるいはオーバーライトが光による熱記録で行われ
る。
【0003】図7に相変化型光ディスクの記録時の光波
形を示す。再生区間では所定のDCレベルで一定の光出
力で発光する。記録区間では、消去機能を持つバイアス
パワーと、記録機能を持つピークパワーの2つの光出力
を設定する。記録信号をピークパワーとバイアスパワー
の間で変調することでオーバーライトを実現する。以
降、説明を簡単にするためピークパワーとバイアスパワ
ーとを分けず、まとめて記録パワーとして説明する。
【0004】記録パワーの設定値は、光ディスクに信号
を記録した場合の、記録再生特性に直接影響する。相変
化型光ディスクの場合には、記録パワーの設定値が低す
ぎると、信号振幅が下がったり、オーバーライト時の消
し残りが発生したりして、信号のエラー率が悪化する。
また記録パワーの設定値が大きすぎると、ピット長が大
きくなり信号の分解能が下がることで信号のエラー率が
悪化する。また記録パワーの設定値が大きすぎるとピッ
トが消しにくく、消し残りが起こり最悪の場合には、消
せない状態になる。このように記録パワーの設定は、低
すぎず、高すぎず、最適な点が存在する。光ディスクの
メディアで、記録パワーに換算して使える最適点の範囲
を記録マージンと呼び、通常の相変化型光ディスクでは
20〜35%程度になる。
【0005】次に記録パワーの設定を、半径方向で変え
て設定する光ディスクについて説明する。光ディスクの
種類の一つに、高密度化を目的として、所定のトラック
数毎にゾーンを構成するものがある。図8にゾーンの様
子を示す。このようにゾーンを区切った光ディスクの代
表例はM−CAVと呼ばれ、ディスク回転数が内周から
外周まで一定で、記録の基準クロックをゾーン毎に変え
ていき、記録のピット長が内周から外周までほぼ均等に
なるように設定される。このようなディスクでは図8に
示すように、内周から外周にかけて線速度が大きくなる
に連れて、記録感度がゾーン毎に変化していく。このた
めゾーン毎に記録パワーを異なる値に設定して最適化す
る必要がある。図面では記録パワーのカーブが連続の曲
線になっているが、現実の光ディスク装置ではゾーン毎
に記録パワーを設定しており、記録パワーのカーブは階
段状になっている。以降の説明でも簡単のために記録パ
ワーのカーブは階段状でなく、連続の曲線で描いてい
る。
【0006】次に、記録パワーを最適化する方法を図9
を用いて説明する。図9において、横軸は記録パワー、
縦軸は信号のエラー率を示す。信号のエラー率が使用可
能なレベルとなるしきい値をTHで示す。ユーザエリア
以外の内周か外周のテスト領域において、記録パワーを
P1からP4まで漸次増加させる。記録パワーがP3で
はしきい値THに届かないが、記録パワーがP4ではエ
ラー率がしきい値THを満足する。これより記録パワー
の使用可能となる下限値PBTとしてP4が求まる。使用
可能な下限値PBTに対して、所定の係数1.3をかけた
記録パワーPSTが、所定の記録マージンを持つ最適な記
録パワーとして設定される。所定の係数1.3は、光デ
ィスクのメディアの種類や、光ディスク装置の記録マー
ジンの設計値、使用可能な下限値PBTの探索方法などに
より変動する。通常光ディスク装置の記録パワーで換算
した記録マージンを20%程度以上確保するには、係数
として1.3前後が選択される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク装置の記録
感度は、内周と外周でばらつく上に、その間の中周の感
度も内周と外周の間をリニアに変化せず、上や下に凸の
感度となる場合が多い。
【0008】しかしながら従来の記録パワーの最適化方
法では、ユーザエリア以外の内周と外周でのテスト記録
しか出来ないため、中周での記録パワーは感度補正され
ない。このため従来の光ディスク装置では、内周と外周
の記録パワーの補正は出来るが、中周のユーザエリアで
の記録パワーの最適化が出来ないという根本的な問題を
有している。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、ユーザエリアに信号を記録する前に、内周と外周で
最適な記録パワーを測定し、あらかじめ測定し記憶して
いる中周近傍ゾーンの記録パワーを補正した後、線形近
似により各ゾーンに最適な記録パワーを設定することに
より、ユーザエリアでの記録パワーの最適化を行い、ユ
ーザエリアを含む全ゾーンにおいて記録再生特性を改善
する光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の光ディスク装置は、あらかじめ内周と中周
と外周との3点で測定した最適な記録パワーを記録する
記憶手段と、ユーザエリアに信号を記録する前に、内外
周のテスト領域で最適な記録パワーを測定する測定手段
と、記憶しておいた中周の記録パワーを測定手段での結
果で補正する補正手段と、測定手段からの内外周の記録
パワーと補正手段からの中周の記録パワーとの3つから
線形近似して、全ゾーンの記録パワーを内挿する内挿手
段と、内挿された記録パワーで各ゾーンのユーザエリア
に信号を記録する記録手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の発明の光ディスク装置は、
あらかじめ内周のゾーン1で測定した最適な記録パワー
P1(1)及び外周のゾーンnで測定した最適な記録パワ
ーP1(n)及び中周近傍のゾーンjで測定した最適な記
録パワーP1(j)の3つの記録パワーを記憶する記憶手
段と、ユーザエリアに信号を記録する前に、内周のゾー
ン1における最適な記録パワーP2(1)及び外周ゾーン
nにおける最適な記録パワーP2(n)を測定する測定手
段と、内周ゾーン1における記録パワーの変化量dP
(1)=P2(1)−P1(1)と外周ゾーンnにおける記録パ
ワーの変化量dP(n)=P2(n)−P1(n)とを平均し、
中周近傍のゾーンjにおける記録パワーの変化量をdP
(j)=(dP(n)+dP(1))/2と演算する演算手段
と、中周近傍のゾーンjの記録パワーP1(j)をP2(j)
=P1(j)+dP(j)と補正する補正手段と、内周のゾー
ン1の最適な記録パワーP2(1)と外周のゾーンnの最
適な記録パワーP2(n)と補正手段で求めた中周近傍の
ゾーンjの最適な記録パワーP2(j)の3つの記録パワ
ーから線形近似を用いて、各ゾーンiに対する最適な記
録パワーP2(i)を内挿する内挿手段と、内挿した記録
パワーP2(i)を用いてユーザエリアで信号を記録する
記録手段とを備えている。
【0012】上記した構成により、工程出荷時等に、あ
らかじめ内周のゾーン1と中周近傍のゾーンjと外周の
ゾーンnで、最適な記録パワーを測定し、その結果を記
憶手段でP1(1)、P1(j)、P1(n)として記憶する。
ユーザエリアに信号を記録する前に、測定手段により、
内周のゾーン1における最適な記録パワーP2(1)及び
外周ゾーンnにおける最適な記録パワーP2(n)が測定
される。内周ゾーン1における記憶している記録パワー
P1(1)と、測定手段で測定した記録パワーP2(1)との
差dP(1)が求められる。外周ゾーンnでも同様の変化
量dP(n)が求められる。演算手段が、ユーザエリアで
測定できない中周近傍のゾーンjにおける記録パワーの
変化量をdP(j)=(dP(n)+dP(1))/2と平均値
演算により求め、補正手段が中周近傍のゾーンjの記録
パワーP1(j)をP2(j)=P1(j)+dP(j)と補正して
最適化する。内挿手段が、測定手段で求めた内周のゾー
ン1の最適な記録パワーP2(1)と外周のゾーンnの最
適な記録パワーP2(n)と補正手段で求めた中周近傍の
ゾーンjの最適な記録パワーP2(j)の3つの記録パワ
ーから、線形近似を用いて、各ゾーンiに対する記録パ
ワーP2(i)を内挿し最適化する。最適化した記録パワ
ーP2(i)を用いてユーザエリアで信号が記録される。
【0013】第2の発明の光ディスク装置は、あらかじ
めユーザエリアを含む半径方向での各ゾーンi(iは1
からnの自然数)に対して測定した最適な記録パワーP
1(i)を記憶する記憶手段と、ユーザエリアに信号を記
録する前に、内周のゾーン1における最適な記録パワー
P2(1)及び外周ゾーンnにおける最適な記録パワーP
2(n)を測定する測定手段と、内周のゾーン1における
記録パワーの変化量dP(1)=P2(1)−P1(1)と、外
周のゾーンnにおける記録パワーの変化量dP(n)=P
2(n)−P1(n)とから、各ゾーンiにおける記録パワー
P1(i)の変化量をdP(i)=dP(1)+(dP(n)−dP
(1))×(i−1)/(n−1)と演算する演算手段
と、各ゾーンiの記録パワーP1(i)をP3(i)=P1
(i)+dP(i)と補正する補正手段と、補正した記録パワ
ーP3(i)を用いてユーザエリアで信号を記録する記録
手段を備えている。
【0014】これにより、工程出荷時等に、あらかじめ
内周のゾーン1から外周のゾーンnまでの各ゾーンiに
対して最適な記録パワーを測定し、その結果を記憶手段
でP1(i)として記憶する。ユーザエリアに信号を記録
する前に、測定手段により、内周のゾーン1における最
適な記録パワーP2(1)及び外周ゾーンnにおける最適
な記録パワーP2(n)が測定される。内周ゾーン1にお
ける記憶している記録パワーP1(1)と、測定手段で測
定した記録パワーP2(1)との差dP(1)が求められる。
外周ゾーンnでも同様の変化量dP(n)が求められる。
演算手段が、ユーザエリアで測定できない各ゾーンiに
おける記録パワーP1(i)の変化量をdP(i)=dP(1)
+(dP(n)−dP(1))×(i−1)/(n−1)と演
算し、補正手段が各ゾーンiの記録パワーP1(i)をP
3(i)=P1(i)+dP(i)と補正して最適化する。最適
化した記録パワーP3(i)を用いてユーザエリアで信号
が記録される。
【0015】第3の発明の光ディスク装置は、第1の発
明の光ディスク装置において、補正手段で求めた中周近
傍のゾーンjの最適な記録パワーP2(j)と、測定手段
で求めたゾーン1の記録パワーP2(1)とゾーンnの記
録パワーP2(n)の3つの記録パワーで、記憶手段の内
容を更新する更新手段を追加している。
【0016】これにより、記録パワーの最適化を行う毎
に、第1の発明の光ディスク装置において追加した更新
手段が、中周近傍のゾーンjの記録パワーP2(j)と、
ゾーン1の記録パワーP2(1)とゾーンnの記録パワー
P2(n)の3つの記録パワーで記憶手段の内容を更新す
る。記憶手段には、最新の内周と中周と外周の3つの最
適記録パワーが記憶される。
【0017】第4の発明の光ディスク装置は、第2の発
明の光ディスク装置において、補正手段で補正した結果
の記録パワーP3(i)で、記憶手段の内容を更新する更
新手段を追加している。
【0018】これにより、記録パワーの最適化を行う毎
に、第2の発明の光ディスク装置において追加した更新
手段が、各ゾーンiの記録パワーP3(i)で記憶手段の
内容を更新する。記憶手段には、最新の各ゾーンiの最
適記録パワーP3(i)が記憶される。
【0019】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、内周と中周と外周の3ゾーン
であらかじめ測定した最適な記録パワーを、ユーザエリ
ア記録前に内周と外周で測定した最適な記録パワーで補
正して、各ゾーンでの記録パワーを最適化する本発明の
実施の形態1における光ディスク装置の構成図である。
【0020】図1において、1は記録媒体に信号を記録
再生する光ディスク、2は光ディスク1を一定回転で回
転させるディスクモータ、3は光ビームを絞った光スポ
ットで光ディスク1上に信号を記録再生する光ヘッド、
4は光ビームの光源である半導体レーザ、5は半導体レ
ーザ4から放射される光ビーム、6は光検出器で、光デ
ィスク1から反射した光を分割した検出器で受ける。7
は再生信号を2値化してエラー率を検出するECC検出
回路、8はテスト領域で内周の最適記録パワーP2(1)
と外周の最適記録パワーP2(n)とを測定する測定回路
である。ここでnは外周のゾーン数を示す自然数であ
る。9は記録パワーの記憶回路10の値と、測定回路8
で測定した値との変化量を演算する演算回路である。
【0021】演算回路9は、記憶回路10で記憶してい
る内周の最適記録パワーP1(1)と測定回路8で測定し
た最適な記録パワーP2(1)との差から、内周の最適記
録パワーの変化量dP(1)=P2(1)−P1(1)を演算す
る。また、演算回路9は、同様の処理を外周でも行い、
外周の最適記録パワーの変化量dP(n)=P2(n)−P1
(n)を演算する。次に演算回路9は、実際にテスト記録
できない中周での最適記録パワーを補正するため、内周
と外周の記録パワーの変化量を平均化して中周の記録パ
ワーの変化量をdP(j)=(dP(n)+dP(1))/2と
して求める。ここでjは内周と外周のほぼ中間のゾーン
を表し、n/2近傍の自然数である。
【0022】10は記憶回路で、工程出荷時など中周の
記録が出来る状態の時に、あらかじめ測定した内周と中
周と外周での最適記録パワーP1(1)、P1(j)、P1
(n)を記憶している。11はテスト記録できない中周で
の最適記録パワーを補正する補正回路である。補正回路
11は、記憶回路10で記憶した中周の最適記録パワー
P1(j)を、演算回路9で求めた中周の記録パワーの変
化量dP(j)で補正する。補正した中周の最適な記録パ
ワーはP2(j)=P1(j)+dP(j)で求められる。12
は内挿回路で、内周の最適な記録パワーP2(1)と中周
の最適な記録パワーP2(j)と外周の最適な記録パワー
P2(n)とを線形近似することで、ゾーン1,j,nの
間の各ゾーンi(iは1からnまでの自然数)での記録
パワーP2(i)を決定する。13は記録制御回路で、内
挿回路12の最適な記録パワーP2(i)の情報と記録信
号とを、後段の光出力設定回路14に伝えて、ユーザエ
リアでの記録を行う。14は光出力設定回路で、半導体
レーザ4の記録パワーを設定し、記録信号で光出力の変
調を行い、光ヘッド3を介して光ディスク1に信号の記
録を行う。また光出力設定回路14は、記録パワーの使
用可能となる下限値PBTを探索して記録パワーを最適化
する場合に、測定回路8の制御により光出力を低い記録
パワーから漸次増加させる。
【0023】図2のグラフを用いて、実際の動作を説明
する。図2のグラフの横軸はゾーンを1から9までとっ
ている。以降説明を具体化するため、一般的にnで示し
た外周ゾーンを9(n=9)、中周ゾーンをj=5とす
る。図2のグラフの縦軸に最適な記録パワーP1(i)、
P2(i)をとっている。
【0024】あらかじめ記憶回路10で記憶したゾーン
1、5、9の3点の最適な記録パワーP1(1)、P1
(5)、P1(9)を白丸’○’で示す。ゾーン1、5、9の
3点の最適な記録パワーP1(1)、P1(j)、P1(n)を
線形補間したものを太い実線で示す。
【0025】図で分かるように、中周の記録パワーは内
周と外周からリニアに変化せず、下に凸な特性になって
いる。このため中周の記録パワーを、単純に内周と外周
の2点の記録パワーの平均から出すと設定誤差が大きく
なる。
【0026】ユーザエリアに記録する前に、測定回路8
が内周と外周で求めた最適な記録パワーP2(1)とP2
(n)が、’△’でプロットされている。演算回路9が、
内周での記録パワーの変化量dP(1)=P2(1)−P1
(1)を求める。これにより内周での記録感度の変化量が
把握される。次に演算回路9が、外周での記録パワーの
変化量dP(n)=P2(n)−P1(n)を求める。これによ
り外周での記録感度の変化量が把握される。実際に測定
した内周と外周での記録パワーの変化量から、記録動作
を行わずに、中周での記録パワーの変化量dP(j)を求
める。演算回路9は、内周の変化量dP(1)と外周の変
化量dP(n)とを平均化して、中周での変化量dP(j)=
(dP(n)+dP(1))/2を求める。演算した中周の変
化量dP(j)より、記憶回路で記憶していた中周の最適
な記録パワーP1(j)がP2(j)=P1(j)+dP(j)とし
て補正され、図に’▲’で示される。図で点線で示すの
は、内周と中周と外周の3点の最適な記録パワーP2
(1)、P2(j)、P2(n)から、内挿により決定されたゾ
ーン1、5、9の間のゾーンの最適な記録パワーP2
(i)である。
【0027】以上説明したように、ユーザエリアに信号
を記録する前に、内周と外周の2点の最適な記録パワー
P2(1)とP2(n)とを測定し、あらかじめ測定し記憶し
ている中周近傍ゾーンの記録パワーP1(j)をP2(j)に
補正した後、各ゾーンに最適な記録パワーP2(i)を線
形近似で設定することにより、中周のユーザエリアでの
記録パワーの最適化を行い、ユーザエリアを含む全ゾー
ンにおいて記録再生特性を改善することが出来る。
【0028】(実施の形態2)図3は、各ゾーンi(i
は1からnまでの自然数)であらかじめ測定した最適な
記録パワーを、ユーザエリア記録前に内周と外周で測定
した最適な記録パワーで補正して、各ゾーンでの記録パ
ワーを最適化する本発明の実施形態2における光ディス
ク装置の構成図である。実施の形態1の構成である図1
に対して、追加変更した構成について説明する。
【0029】20は記憶回路で、工程出荷時など中周の
記録が出来る状態の時に、あらかじめ測定した内周から
外周までの各ゾーンiでの最適記録パワーP1(i)を記
憶している。21は演算回路で、記憶回路20で記憶し
ている内周の最適記録パワーP1(1)と測定回路8で測
定した最適な記録パワーP2(1)との差から、内周の最
適記録パワーの変化量dP(1)=P2(1)−P1(1)を演
算する。また演算回路21と同様の処理を外周でも行
い、外周の最適記録パワーの変化量dP(n)=P2(n)−
P1(n)を演算する。次に演算回路21は、実際にテス
ト記録できない各ゾーンiでの最適記録パワーを補正す
るため、各ゾーンiでの記録パワーの変化量をdP(i)
=dP(1)+(dP(n)−dP(1))×(i−1)/(n
−1)として演算する。22は各ゾーンiの記録パワー
の補正回路で、記憶回路20で記憶している最適記録パ
ワーP1(i)を、演算回路21で求めた記録パワーの変
化量dP(i)で補正する。補正した各ゾーンiの最適な
記録パワーはP3(i)=P1(i)+dP(i)で求められ
る。先の実施の形態1と異なり、各ゾーンiの最適値を
求めるのに線形近似は用いないため、最適記録パワーの
設定精度が改善されている。23は記録制御回路で、補
正回路22の最適な記録パワーP3(i)の情報と記録信
号とを、後段の光出力設定回路14に伝えて、ユーザエ
リアでの記録を行う。
【0030】次に図4のグラフを用いて、実際の動作を
説明する。図4のグラフの横軸はゾーンを1から9まで
とっている。以降説明を簡単にするため、一般的にnで
示した外周ゾーンを9、中周ゾーンをj=5とする。図
4のグラフの縦軸に最適な記録パワーP1(i)、P2
(i)をとっている。
【0031】あらかじめ記憶回路20で記憶した各ゾー
ンiの最適な記録パワーP1(i)をP1(1)〜P1(9)ま
で9個の白丸’○’で示す。先の実施の形態1では内周
と中周と外周の3点のみ記録パワーを記憶しており、他
のゾーンでは内挿による線形近似が必要だった。本実施
の形態では、実線で示すように、全ゾーンiでの記録パ
ワーP1(i)が記憶されており、記録パワーの線形近似
が不必要で設定精度が改善される。中周感度が上下に凸
であったり、2次曲線であっても記録パワーの設定精度
が維持される。
【0032】ユーザエリアに記録する前に、測定回路8
が内周と外周で求めた最適な記録パワーP2(1)とP2
(9)が、’△’でプロットされている。演算回路21
が、内周での記録パワーの変化量dP(1)=P2(1)−P
1(1)と外周での記録パワーの変化量dP(9)=P2(9)
−P1(9)を求める。実際に測定した内周と外周での記
録パワーの変化量から、記録動作を行わずに、各ゾーン
iでの記録パワーの変化量dP(i)を求める。演算回路
21は、内周の変化量dP(1)と外周の変化量dP(9)と
から、各ゾーンiでの変化量dP(i)=dP(1)+(dP
(n)−dP(1))×(i−1)/(n−1)を求める。演
算した変化量dP(i)より、記憶回路20で記憶してい
た各ゾーンiの最適な記録パワーP1(i)がP3(i)=P
1(i)+dP(i)として補正され、図に’▲’で示され
る。
【0033】以上説明したように、ユーザエリアに信号
を記録する前に、内周と外周の2点の最適な記録パワー
P2(1)とP2(n)とを測定し、あらかじめ測定し記憶し
ている各ゾーンiの記録パワーP1(i)をP3(i)に補正
することにより、線形近似による補間を使わず、全ゾー
ンiのユーザエリアでの記録パワーの最適化を高精度に
行ってユーザエリアを含む全ゾーンにおいて記録再生特
性を改善することが出来る。
【0034】(実施の形態3)図5は、内周と中周と外
周の3ゾーンであらかじめ測定して記憶している記録パ
ワーを、ユーザエリア記録前に内周と外周で測定した最
適な記録パワーで補正し、更新する本発明の実施の形態
3における光ディスク装置の構成図である。
【0035】実施の形態1の構成である図1に対して、
追加変更した構成について説明する。30は、記憶回路
10で記憶している記録パワーのデータを更新する更新
回路である。ユーザエリアで記録する前に、内周と外周
で最適な記録パワーP2(1)とP2(n)を求めた後、中周
の記録パワーをP2(j)に補正する。3つの記録パワー
P2(1)、P2(j)、P2(n)から各ゾーンiの最適な記
録パワーP2(i)を内挿して決定する。内挿で求めた最
適化した記録パワーP2(i)を用いてユーザエリアで信
号が記録される。更新回路30は、内周と中周と外周の
最適な記録パワーP2(1)、P2(j)、P2(n)で、記憶
回路10で記憶しているデータP1(1)、P1(j)、P1
(n)をそれぞれ更新する。
【0036】以上説明したように、本実施の形態では、
記憶回路10で記憶する内容が、工程出荷時に決定した
記録パワーでなく、記録パワーの最適化を行う毎に、最
新の記録パワーに更新される。光ディスク装置が経時変
化していく場合、最適な記録パワーは工程出荷時の記録
パワーからかなり大きくはずれる恐れがある。記憶回路
10の内容を最新の記録パワーに更新していれば、記録
感度補正の際、最適パワーと記憶した記録パワーのズレ
量が小さくて済み、演算による誤差、処理時間を改善す
ることが出来る。
【0037】(実施の形態4)図6は、各ゾーンiであ
らかじめ測定して記憶している記録パワーを、ユーザエ
リア記録前に内周と外周で測定した最適な記録パワーで
補正し、更新する本発明の実施の形態4における光ディ
スク装置の構成図である。
【0038】実施の形態2の構成である図3に対して、
追加変更した構成について説明する。40は、記憶回路
20で記憶している記録パワーのデータを更新する更新
回路である。ユーザエリアで記録する前に、内周と外周
で最適な記録パワーP2(1)とP2(n)を求めた後、各ゾ
ーンiの記録パワーをP2(i)に補正する。補正して求
めた最適化した記録パワーP2(i)を用いてユーザエリ
アで信号が記録される。更新回路40は、各ゾーンiで
の最適な記録パワーP2(i)で、記憶回路20で記憶し
ているデータP1(i)を更新する。
【0039】以上説明したように、本実施の形態では、
記憶回路20で記憶する内容が、工程出荷時に決定した
記録パワーでなく、記録パワーの最適化を行う毎に、最
新の記録パワーに各ゾーンiに対して更新される。光デ
ィスク装置が経時変化していく場合、最適な記録パワー
は工程出荷時の記録パワーからかなり大きくはずれる恐
れがあるが、記憶回路20の内容を最新の記録パワーに
各ゾーンiで更新しているため、記録感度補正の際、最
適パワーと記憶した記録パワーのズレ量が小さくて済
み、演算による誤差、処理時間を各ゾーンiで改善する
ことが出来る。
【0040】なお、本発明の実施の形態では、記録パワ
ーとしてバイアスパワーとピークパワーの2種類の光出
力を分けて説明しなかったが、相変化型光ディスクの場
合には、少なくともバイアスパワーとピークパワーの2
種類の光出力を記録パワーとして設定する必要がある。
この場合にも本発明が適用できることは言うまでもな
い。
【0041】また、記録パワーを補正して最適化するの
は、ユーザエリアに記録する前に必ず行わなくても、光
ディスク装置の電源立ち上がり時に行っても良いし、電
源が入った状態で所定の時間周期で行っても良い。
【0042】さらに、本発明の実施の形態では記録パワ
ーの最適化は、すべてハードウエアの構成で処理した
が、演算部分はすべてソフトウェアで処理しても構わな
い。
【0043】
【発明の効果】以上のように第1の発明では、ユーザエ
リアに信号を記録する前に、内周と外周の2点の最適な
記録パワーを測定し、あらかじめ測定し記憶している中
周近傍ゾーンの記録パワーを補正した後、各ゾーンに最
適な記録パワーを線形近似で設定することにより、ユー
ザエリアでの記録パワーの最適化を行い、ユーザエリア
を含む全ゾーンにおいて記録再生特性を改善することが
出来る。
【0044】また第2の発明では、ユーザエリアに信号
を記録する前に、内周と外周の2点の最適な記録パワー
を測定し、あらかじめ測定し記憶している各ゾーンiの
記録パワーを補正することにより、線形近似による補間
を使わず、全ゾーンiのユーザエリアでの記録パワーの
最適化を高精度に行ってユーザエリアを含む全ゾーンに
おいて記録再生特性を改善することが出来る。
【0045】また第3の発明では、記憶回路で記憶する
内容が、工程出荷時に決定した記録パワーでなく、記録
パワーの最適化を行う毎に、最新の記録パワーに更新さ
れることにより、光ディスク装置が経時変化した場合で
も、記録感度補正の際、最適な記録パワーと記憶した記
録パワーのズレ量が小さく、演算による誤差、処理時間
を改善することが出来る。
【0046】また第4の発明では、記憶回路で記憶する
内容が、工程出荷時に決定した記録パワーでなく、記録
パワーの最適化を行う毎に、最新の記録パワーに各ゾー
ンiに対して更新されることにより、記録感度補正の
際、最適パワーと記憶した記録パワーのズレ量が小さく
て済み、演算による誤差、処理時間を各ゾーンiで改善
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
の構成図
【図2】同光ディスク装置の動作説明図
【図3】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
の構成図
【図4】同光ディスク装置の動作説明図
【図5】本発明の実施の形態3における光ディスク装置
の構成図
【図6】本発明の実施の形態4における光ディスク装置
の構成図
【図7】相変化型光ディスクの記録パワーの光波形図
【図8】光ディスクのゾーンと記録パワーの関係を示す
【図9】最適な記録パワーの探索方法の説明図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ディスクモータ 3 光ヘッド 4 半導体レーザ 5 光ビーム 6 光検出器 7 ECC検出回路 8 測定回路 9 演算回路 10、20 記憶回路 11 補正回路 12 内挿回路 13 記録制御回路 14 光出力設定回路 30、40 更新回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のトラック数で構成される複数n
    (nは任意の自然数)個のゾーンを有し、内周のゾーン
    1から外周のゾーンnにおいて異なる記録パワーが設定
    される光ディスクを用いる光ディスク装置であって、 あらかじめ、前記ゾーン1で測定した最適な記録パワー
    P1(1)及び前記ゾーンnで測定した最適な記録パワー
    P1(n)及び中周近傍のゾーンj(jはn/2近傍の自
    然数)で測定した最適な記録パワーP1(j)の3つの記
    録パワーを記憶する記憶手段と、 前記光ディスクのユーザエリアに信号を記録する前に、
    前記ゾーン1及びゾーンnのテスト領域でテスト記録
    し、記録パワーと信号のエラー率の関係から、前記ゾー
    ン1における最適な記録パワーP2(1)及び前記ゾーン
    nにおける最適な記録パワーP2(n)を測定する測定手
    段と、 前記記憶手段で記憶した前記記録パワ−P1(1)の変化
    量dP(1)=P2(1)−P1(1)と、前記記録パワ−P1
    (n)の変化量dP(n)=P2(n)−P1(n)とを平均し、前
    記ゾーンjにおける記録パワーP1(j)の変化量dP(j)
    を(dP(n)+dP(1))/2として演算する演算手段
    と、 前記変化量dP(j)を用いて、ゾーンjの記録パワーP
    1(j)をP2(j)=P1(j)+dP(j)と補正する補正手段
    と、 前記記録パワーP2(1)と前記記録パワーP2(n)と前記
    補正手段で求めた記録パワーP2(j)との3つの記録パ
    ワーから線形近似を用いて、各ゾーンi(iは1からn
    の自然数)に対する最適な記録パワーP2(i)を内挿す
    る内挿手段と、 前記内挿手段で内挿した記録パワーP2(i)を用いて、
    ユーザエリアに信号を記録する記録手段とを備えた光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】 所定のトラック数で構成される複数n
    (nは任意の自然数)個のゾーンを有し、内周のゾーン
    1から外周のゾーンnにおいて異なる記録パワーが設定
    される光ディスクを用いる光ディスク装置であって、 あらかじめユーザエリアを含む半径方向での各ゾーンi
    (iは1からnの自然数)に対して測定した最適な記録
    パワーP1(i)を記憶する記憶手段と、 ユーザエリアに信号を記録する前に、前記ゾーン1及び
    ゾーンnのテスト領域でテスト記録し、記録パワーと信
    号のエラー率の関係から、ゾーン1における最適な記録
    パワーP2(1)及びゾーンnにおける最適な記録パワー
    P2(n)を測定する測定手段と、 前記記憶手段で記憶した前記記録パワ−P1(1)の変化
    量dP(1)=P2(1)−P1(1)と、前記記録パワ−P1
    (n)の変化量dP(n)=P2(n)−P1(n)とから、各ゾー
    ンiにおける記録パワーP1(i)の変化量dP(i)をdP
    (1)+(dP(n)−dP(1))×(i−1)/(n−1)
    として演算する演算手段と、 前記変化量dP(i)を用いて、各ゾーンiの記録パワー
    P1(i)をP3(i)=P1(i)+dP(i)と補正する補正手
    段と、 前記補正手段で補正した前記記録パワーP3(i)を用い
    て、ユーザエリアに信号を記録する記録手段とを備えた
    光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 補正手段で求めた中周近傍のゾーンjの
    記録パワーP2(j)と、測定手段で求めたゾーン1の記
    録パワーP2(1)とゾーンnの記録パワーP2(n)の3つ
    の記録パワーで、記憶手段の内容を更新する更新手段を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 補正手段で補正した結果の記録パワーP
    3(i)を新たに記憶手段で記憶し、記憶手段の内容を更
    新する更新手段を設けたことを特徴とする請求項2に記
    載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 測定手段は、記録パワーを漸次変化させ
    て信号エラー率が使用可能となる下限値の記録パワーを
    探索し、下限値の記録パワーに所定の数をかけて最適な
    記録パワーとすることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクが相変化型光ディスクの場合
    には、記録パワーをピークレベルとバイアスレベルの少
    なくとも2つの光出力に設定する請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の光ディスク装置。
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