JPH09282551A - 自動販売機の商品収納ラック - Google Patents
自動販売機の商品収納ラックInfo
- Publication number
- JPH09282551A JPH09282551A JP9576196A JP9576196A JPH09282551A JP H09282551 A JPH09282551 A JP H09282551A JP 9576196 A JP9576196 A JP 9576196A JP 9576196 A JP9576196 A JP 9576196A JP H09282551 A JPH09282551 A JP H09282551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- product storage
- rack side
- storage rack
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】商品収納ラックに対して下方から手を差し入れ
て作業を行う際に手がラック側板の下縁に触れても怪我
を負うことのないように安全対策を施す。 【解決手段】薄鋼板製になる左右一対のラック側板４ａ
の間に、上部よりトップトレー４ｂ, 蛇行状の商品収納
コラムを画成するレールセグメント４ｃ，およびベンド
機構４ｄを組み込んで構成した自動販売機の商品収納ラ
ック４に対して、そのラック側板の下端縁を折り返して
該部にダブルホールド部４ａ-2を成形する。これによ
り、商品収納ラックに下面側から手を差し入れた際に手
がラック側板に触れても怪我を負うことがなく、併せて
ラック側板自身の曲げ剛性が高まってラックの強度増強
にも役立つ。
て作業を行う際に手がラック側板の下縁に触れても怪我
を負うことのないように安全対策を施す。 【解決手段】薄鋼板製になる左右一対のラック側板４ａ
の間に、上部よりトップトレー４ｂ, 蛇行状の商品収納
コラムを画成するレールセグメント４ｃ，およびベンド
機構４ｄを組み込んで構成した自動販売機の商品収納ラ
ック４に対して、そのラック側板の下端縁を折り返して
該部にダブルホールド部４ａ-2を成形する。これによ
り、商品収納ラックに下面側から手を差し入れた際に手
がラック側板に触れても怪我を負うことがなく、併せて
ラック側板自身の曲げ剛性が高まってラックの強度増強
にも役立つ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の本体
キャビネットに搭載したサーペンタイン型の商品収納ラ
ックに関する。
キャビネットに搭載したサーペンタイン型の商品収納ラ
ックに関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、本発明の実施対象となる自動販売
機の構成を図３に示す。図において、１は自動販売機の
本体キャビネット、２は前面外扉、３は断熱内扉であ
り、本体キャビネット１の庫内には左右，前後列に並べ
て複数基のサーペンタイン型の商品収納ラック４が組み
込まれている。なお、５は商品搬出シュータ、６は庫内
保冷用の冷凍機である。
機の構成を図３に示す。図において、１は自動販売機の
本体キャビネット、２は前面外扉、３は断熱内扉であ
り、本体キャビネット１の庫内には左右，前後列に並べ
て複数基のサーペンタイン型の商品収納ラック４が組み
込まれている。なお、５は商品搬出シュータ、６は庫内
保冷用の冷凍機である。
【０００３】ここで、サーペンタイン型商品収納ラック
４は、図４（ａ）で示すように、薄鋼板で作られた左右
一対のラック側板４ａ間に、上部から商品投入通路を形
成するトップトレー４ｂ 蛇行状の商品収納コラムを画
成するよう千鳥状に配列した円弧状のレールセグメント
４ｃ，およびベンド機構４ｄを架設して構成されてい
る。
４は、図４（ａ）で示すように、薄鋼板で作られた左右
一対のラック側板４ａ間に、上部から商品投入通路を形
成するトップトレー４ｂ 蛇行状の商品収納コラムを画
成するよう千鳥状に配列した円弧状のレールセグメント
４ｃ，およびベンド機構４ｄを架設して構成されてい
る。
【０００４】また、かかる構成の商品収納ラックについ
て、商品補充，機内点検などで機内に手を差し入れた際
に、庫内前面に露呈しているラック側板の前縁に手を触
れても擦り傷などの怪我を負うおそれがないようにする
ための保護対策として、図４（ｂ),（ｃ）で示すよう
に、ラック側板４の前縁に板金加工を施してカール部４
ａ-1、あるいはダブルホールド部を形成した構成のもの
が実開昭６２−８１１９０号公報に開示されて公知であ
る。
て、商品補充，機内点検などで機内に手を差し入れた際
に、庫内前面に露呈しているラック側板の前縁に手を触
れても擦り傷などの怪我を負うおそれがないようにする
ための保護対策として、図４（ｂ),（ｃ）で示すよう
に、ラック側板４の前縁に板金加工を施してカール部４
ａ-1、あるいはダブルホールド部を形成した構成のもの
が実開昭６２−８１１９０号公報に開示されて公知であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来構成の商品収納ラックでは、ラック側板の前縁（カー
ル部形成）を除く残りの周縁はプレス加工した際の切り
口がそのまま残っていてエッジ状を呈している。そのた
めに、自動販売機の組立，調整工程，あるいはロケーシ
ョン先で、ベンド機構４ｄの点検，商品搬出端の通路幅
調整などを行うために、図４（ａ）で表すように、商品
収納ラック４の底部側からラック内へ手を差し入れて作
業を行う際に、ラック側板４ａの下縁に手が触れて思わ
ぬ擦り傷を負った事故例が報告されており、現場からの
要求としてその対策が要望されている。
来構成の商品収納ラックでは、ラック側板の前縁（カー
ル部形成）を除く残りの周縁はプレス加工した際の切り
口がそのまま残っていてエッジ状を呈している。そのた
めに、自動販売機の組立，調整工程，あるいはロケーシ
ョン先で、ベンド機構４ｄの点検，商品搬出端の通路幅
調整などを行うために、図４（ａ）で表すように、商品
収納ラック４の底部側からラック内へ手を差し入れて作
業を行う際に、ラック側板４ａの下縁に手が触れて思わ
ぬ擦り傷を負った事故例が報告されており、現場からの
要求としてその対策が要望されている。
【０００６】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記要望に応えて安全対策を施した
自動販売機の商品収納ラックを提供することにある。
であり、その目的は前記要望に応えて安全対策を施した
自動販売機の商品収納ラックを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、薄鋼板をプレス加工して作られた
ラック側板に対して次記のような保護策を施すものとす
る。 １）ラック側板の下端縁を折り返して該部にダブルホー
ルド部を成形する。 ２）ラック側板の下端縁を覆って該部にクッションテー
プを被着する。
に、本発明によれば、薄鋼板をプレス加工して作られた
ラック側板に対して次記のような保護策を施すものとす
る。 １）ラック側板の下端縁を折り返して該部にダブルホー
ルド部を成形する。 ２）ラック側板の下端縁を覆って該部にクッションテー
プを被着する。
【０００８】上記構成により、保守，点検などで商品収
納ラックの下から手を差し入れて作業を行う際に、手が
ラック側板の下縁に触れても擦り傷などの怪我を負う危
険がなく、安全に作業を遂行できる。なお、前記の構成
に併せて、ラック側板の前縁にもカール，あるいはダブ
ルホールド部を形成すれば、より一層安全性が向上す
る。
納ラックの下から手を差し入れて作業を行う際に、手が
ラック側板の下縁に触れても擦り傷などの怪我を負う危
険がなく、安全に作業を遂行できる。なお、前記の構成
に併せて、ラック側板の前縁にもカール，あるいはダブ
ルホールド部を形成すれば、より一層安全性が向上す
る。
【０００９】また、１）項のようにラック側板の下縁に
ダブルホールド部を形成することにより、ラック側板自
身の前後方向の曲げ剛性が高くなり、それだけ商品収納
ラックの強度増強化が図れる。
ダブルホールド部を形成することにより、ラック側板自
身の前後方向の曲げ剛性が高くなり、それだけ商品収納
ラックの強度増強化が図れる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。なお、各実施例の図中で図４に対応す
る同一部材には同じ符号が付してある。 〔実施例１〕図１（ａ）〜（ｃ）は本発明の請求項１に
対応する実施例を示すものである。この実施例において
は、商品収納ラック４の構成部材である左右一対のラッ
ク側板４ａに対して、その前後縁には図４で述べたと同
様にカール部４ａ-1が形成されており、さらにラック側
板４ａの下端縁には先端を外側に折り返し加工を施して
ダブルホールド部４ａ-2が形成されている。
づいて説明する。なお、各実施例の図中で図４に対応す
る同一部材には同じ符号が付してある。 〔実施例１〕図１（ａ）〜（ｃ）は本発明の請求項１に
対応する実施例を示すものである。この実施例において
は、商品収納ラック４の構成部材である左右一対のラッ
ク側板４ａに対して、その前後縁には図４で述べたと同
様にカール部４ａ-1が形成されており、さらにラック側
板４ａの下端縁には先端を外側に折り返し加工を施して
ダブルホールド部４ａ-2が形成されている。
【００１１】このようにラック側板４ａの下縁にダブル
ホールド部４ａ-2を形成しておくことにより、ラック側
板４ａの下縁端面がエッジを呈することなく表面が滑ら
かなる。したがって、図４（ａ）で示したように商品収
納ラック４の下面側から手を差し入れてベンド機構４ｄ
の点検，通路幅調整などの作業を行う際に、手がラック
側板４ａの下縁に触れても擦り傷を負うことがなく安全
である。加えてダブルホールド部４ａ-2により、ラック
側板４ａの前後方向の曲げ剛性が高まって商品収納ラッ
ク４の強度増強化が図れる。
ホールド部４ａ-2を形成しておくことにより、ラック側
板４ａの下縁端面がエッジを呈することなく表面が滑ら
かなる。したがって、図４（ａ）で示したように商品収
納ラック４の下面側から手を差し入れてベンド機構４ｄ
の点検，通路幅調整などの作業を行う際に、手がラック
側板４ａの下縁に触れても擦り傷を負うことがなく安全
である。加えてダブルホールド部４ａ-2により、ラック
側板４ａの前後方向の曲げ剛性が高まって商品収納ラッ
ク４の強度増強化が図れる。
【００１２】〔実施例２〕図２（ａ),（ｂ）は本発明の
請求項２に対応する実施例を示すものである。この実施
例においては、ラック側板４の下縁を覆って該部にクッ
ションテープ７が被着されている。このクッショクンテ
ープは特に材質の限定はなく、例えば厚手の粘着テープ
を貼り付けるか、あるいはクッション材を両面粘着テー
プで貼り付けて実施することができる。
請求項２に対応する実施例を示すものである。この実施
例においては、ラック側板４の下縁を覆って該部にクッ
ションテープ７が被着されている。このクッショクンテ
ープは特に材質の限定はなく、例えば厚手の粘着テープ
を貼り付けるか、あるいはクッション材を両面粘着テー
プで貼り付けて実施することができる。
【００１３】この実施例により、先記実施例１と同様
に、商品収納ラック４を取扱う際の怪我防止の効果が得
られる。
に、商品収納ラック４を取扱う際の怪我防止の効果が得
られる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、商品収納ラックの取扱い時、特に下面側から商品収
納ラック内に手を差し入れて作業を行う際にラック側板
に手が触れても、思わぬ擦り傷を負うといった怪我を防
いで取扱い面での安全性の高めることができる。また、
請求項１のようにラック側板の下縁側にダブルホールド
部を形成することで、前記の安全性改善とともに、ラッ
ク側板自身の曲げ剛性が高まって商品収納ラックの強度
増強化にも貢献できる。
ば、商品収納ラックの取扱い時、特に下面側から商品収
納ラック内に手を差し入れて作業を行う際にラック側板
に手が触れても、思わぬ擦り傷を負うといった怪我を防
いで取扱い面での安全性の高めることができる。また、
請求項１のようにラック側板の下縁側にダブルホールド
部を形成することで、前記の安全性改善とともに、ラッ
ク側板自身の曲げ剛性が高まって商品収納ラックの強度
増強化にも貢献できる。
【図１】本発明の実施例１に対応する商品収納ラックの
構成図であり、（ａ）は商品収納ラック全体の外観斜視
図、（ｂ）はラック側板の下縁部の斜視図、（ｃ）は
（ｂ）の断面図
構成図であり、（ａ）は商品収納ラック全体の外観斜視
図、（ｂ）はラック側板の下縁部の斜視図、（ｃ）は
（ｂ）の断面図
【図２】本発明の実施例２に対応する商品収納ラックの
要部構成図であり、（ａ）はラック側板の下縁部の斜視
図、（ｂ）は（ａ）図の断面図
要部構成図であり、（ａ）はラック側板の下縁部の斜視
図、（ｂ）は（ａ）図の断面図
【図３】本発明の実施対象となる自動販売機の全体の外
観図
観図
【図４】従来における商品収納ラックの構成図であり、
（ａ）は商品収納ラック全端の外観斜視図、（ｂ）はラ
ック側板の側面図、（ｃ）は（ｂ）図の横断面図
（ａ）は商品収納ラック全端の外観斜視図、（ｂ）はラ
ック側板の側面図、（ｃ）は（ｂ）図の横断面図
１ 本体キャビネット ４ 商品収納ラック ４ａ ラック側板 ４ａ-1 ラック側板の前縁に形成したカール部 ４ａ-2 ラック側板の下縁に形成したダブルホールド部 ４ｂ トップトレー ４ｃ レールセグメント ４ｄ ベンド機構
Claims (2)
- 【請求項１】薄鋼板製になる左右一対のラック側板の間
に、上部よりトップトレー, 蛇行状の商品収納コラムを
画成するレールセグメント，およびベンド機構を組み込
んで構成した自動販売機の商品収納ラックにおいて、ラ
ック側板の下端縁を折り返して該部にダブルホールド部
を成形したことを特徴とする自動販売機の商品収納ラッ
ク。 - 【請求項２】薄鋼板製になる左右一対のラック側板の間
に、上部よりトップトレー, 蛇行状の商品収納コラムを
画成するレールセグメント，およびベンド機構を組み込
んで構成した自動販売機の商品収納ラックにおいて、ラ
ック側板の下端縁を覆って該部にクッションテープを被
着したことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9576196A JPH09282551A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 自動販売機の商品収納ラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9576196A JPH09282551A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 自動販売機の商品収納ラック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282551A true JPH09282551A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14146480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9576196A Pending JPH09282551A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 自動販売機の商品収納ラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282551A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007272744A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP9576196A patent/JPH09282551A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007272744A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
| JP4706537B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-06-22 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 自動販売機 |
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