JPH09282357A - 図形表示装置 - Google Patents

図形表示装置

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JPH09282357A
JPH09282357A JP8117160A JP11716096A JPH09282357A JP H09282357 A JPH09282357 A JP H09282357A JP 8117160 A JP8117160 A JP 8117160A JP 11716096 A JP11716096 A JP 11716096A JP H09282357 A JPH09282357 A JP H09282357A
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Kazuyuki Hagiwara
和之 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数層構造の配線パターン図形の各層間の関係
や複数層の重なり合った図形の重なりの関係などを立体
的にわかりやすく表示する。 【解決手段】層番号属性および図形陰つけ表示色データ
属性を有する二次元図形データを構成要素とする図形デ
ータベースであって、一つの非陰表示色、および一つ以
上の陰表示色から構成される図形陰つけ表示色データ一
つ以上から構成される、表示色データテーブルと、表示
する陰の幅を示す陰幅データと、背景の表示色データと
を含むものを記憶する記憶手段と、上記記憶手段から表
示すべき二次元図形データを読み出して、上記表示色デ
ータテーブルと上記陰幅データとを参照し、上記表示す
べき二次元図形データの表示色データ属性に対応する表
示色データを使用し、上記陰幅データが示す幅の陰を伴
って図形を表示し、上記背景色データが示す色で背景を
表示する表示処理手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形表示装置に関
し、さらに詳細には、コンピュータ制御により設計業務
を支援するコンピュータ設計支援システム(CADシス
テム)などに用いられる図形編集装置において、図面の
設計者が複数層状に重なり合った図形を含むデータ・フ
ァイルを編集する際における図形の表示や、電子装置の
設計者が複数層よりなるプリント基板のレイアウト設計
の配線のデータ・ファイルを編集する際における配線パ
ターン図形の表示を行う場合などに用いて好適な図形表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CADシステムにより構成される
プリント基板設計システムを用いてプリント基板のレイ
アウト設計を行う際において、プリント基板の配線デー
タをグラフィックス表示装置の画面上などに表示する方
法としては、例えば、一つの配線パターン図形を一つの
色で境界線(輪郭)のみ表示したり、一つの配線パター
ン図形全体を一つの色で塗りつぶして表示したりするな
どの方法があった。そして、複数層の配線パターン図形
を表示する際には、各層の配線パターン図形は色分けし
て表示され、また、配線パターン図形の重なり部分にお
いては手前の層の図形が優先して表示されるようになさ
れていた。
【0003】図1には、上記した従来の表示方法により
表示された複数層の配線パターン図形の一例が示されて
おり、図2に示す第1層の配線パターン図形が最も手前
に位置し、図3に示す第2層の配線パターン図形が次に
位置し、図4に示す第3層の配線パターン図形が最も奥
に位置する3層構造の配線パターン図形を表示する場合
の例を示し、第1層の配線パターン図形は赤色で全体が
塗りつぶされ、第2層の配線パターン図形は茶色で全体
が塗りつぶされ、第3層の配線パターン図形は紫色で全
体が塗りつぶされ、第1層→第2層→第3層の順番で配
線パターン図形が優先して表示されている(図1におい
て、各配線パターン図形の近傍に付された数字は、理解
を容易にするために付した層番号であり、実際には図形
表示装置上に表示されることはない。以下の図面におい
ても、図1と同様に図形の近傍に付された数字は、理解
を容易にするために付した層番号であり、実際には図形
表示装置上に表示されることはない。)。
【0004】なお、図1において、小さな白色の円形図
形は、複数層間の配線パターンを接続するためのヴィア
を表している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の技術においては、各層の配線パターン図形は色分けし
て表示され、また、配線パターン図形の重なり部分にお
いては手前の層の配線パターン図形が優先して表示され
るようになされてはいるが、実際には三次元的であるプ
リント基板を設計する設計者は、設計者自身が記憶して
いる層と色との対応の関係と配線パターン図形の優先表
示の関係とに基づいて、立体的な図形を考えながら設計
を行う必要があるという負担を負わなければならない問
題点があった。
【0006】こうした問題点を解決するためには、プリ
ント基板設計システムで用いる2次元形式のプリント基
板の配線データを、実際の配線の形状に近い三次元デー
タに変換し、三次元データを扱うことのできる機械設計
システムによって三次元表示することが考慮されるが、
三次元データを扱うことのできる機械設計システムでは
電気的な属性を扱うことができないため、プリント基板
設計システムの代替手段として用いることはできないと
いう別異な問題点があった。
【0007】また、上記した従来技術と同様に、各層の
図形を色分けして表示し、各層の図形の重なり部分にお
いては手前の層の図形を優先して表示するようにして、
複数層の重なり合った二次元図形を表示することを可能
とした図形表示装置において、図5に示す最も手前に位
置する不透明な第1層の図形と、図6に示す次に位置す
る不透明な第2層の図形と、図7に示す最も奥に位置す
る不透明な第3層の図形とを重ね合わせて、図8に示す
ような複数の不透明な図形を重ね合わせた複合的な図形
を作成したり、あるいは編集したりする際に、一つの図
形の境界と複数の図形が共有している境界(例えば、図
8における境界A、境界B)との区別がつかないので、
図形を重ね合わせて複合図形を作成する際の作業効率が
低下するという問題点があった。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、複数層構造の配線パターン図形の各層間
の関係や複数層の重なり合った図形の重なりの関係など
を立体的にわかりやすく表示することができるようにし
て、設計者などの負担を軽減するとともに、作業効率を
向上することのできる図形表示装置を提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による図形表示装置は、図形を立体的に把握
して陰あるいは影、または陰と影とを付するようにした
ものであり、ここで、陰とは、図形の境界線から該図形
の内部方向に向かう所定の幅の境界部分を、当該図形と
は異なる表示態様により表示したものである。また、影
とは、図形の境界線から該図形の外部方向に向かう所定
の幅の境界部分を、当該図形とは異なる表示態様により
表示したものである。
【0010】即ち、本発明による図形表示装置は、複数
層構造の図形を示す二次元図形データを表示する図形表
示装置において、層番号属性および図形陰つけ表示色デ
ータ属性を有する二次元図形データを構成要素とする図
形データベースであって、一つの非陰表示色、および一
つ以上の陰表示色から構成される図形陰つけ表示色デー
タ一つ以上から構成される、表示色データテーブルと、
表示する陰の幅を示す陰幅データと、背景の表示色デー
タとを含むものを記憶する記憶手段と、上記記憶手段か
ら表示すべき二次元図形データを読み出して、上記表示
色データテーブルと上記陰幅データとを参照し、上記表
示すべき二次元図形データの表示色データ属性に対応す
る表示色データを使用し、上記陰幅データが示す幅の陰
を伴って図形を表示し、上記背景色データが示す色で背
景を表示する表示処理手段とを有するようにしたもので
ある。
【0011】また、本発明による図形表示装置は、複数
層構造の図形を示す二次元図形データを表示する図形表
示装置において、層番号属性および図形影つけ表示色デ
ータ属性を有する二次元図形データを構成要素とする図
形データベースであって、一つの非影表示色、および一
つの影表示色から構成される影つけ表示色データ一つ以
上から構成される、表示色データテーブルと、上記二次
元図形データから影図形を導くための移動長さおよび移
動角度を示す影オフセットベクトルデータと、背景の非
・影表示色データと背景の影つけ表示色データとを含む
ものを記憶する記憶手段と、上記記憶手段から表示すべ
き二次元図形データおよび該二次元図形データに影を落
とす二次元図形データを読み出して、上記表示色データ
テーブルと上記影オフセットベクトルデータとを参照
し、上記表示すべき二次元図形データの表示色データ属
性に対応する非影表示色と影表示色とで、上記影オフセ
ットベクトルデータが示す幅の影を伴って図形を表示
し、上記非・影背景色データと背景の影つけ表示色デー
タが示す色で背景を表示する表示処理手段とを有するよ
うにしたものである。
【0012】また、本発明による図形表示装置は、複数
層構造の図形を示す二次元図形データを表示する図形表
示装置において、層番号属性および図形陰影つけ表示色
データ属性を有する二次元図形データを構成要素とする
図形データベースであって、一つの非陰非影表示色、一
つの非陰・影表示色、一つ以上の陰・非影表示色、およ
び一つ以上の陰・影表示色から構成される図形陰影つけ
表示色データ一つ以上から構成される、表示色データテ
ーブルと、表示する陰の幅を示す陰幅データと、上記二
次元図形データから影図形を導くための移動長さおよび
移動角度を示す影オフセットベクトルデータとから構成
される、オフセット長テーブルと、背景の非・影表示色
データと背景の影つけ表示色データとを含むものを記憶
する記憶手段と、上記記憶手段から表示すべき二次元図
形データおよび該二次元図形データに影を落とす二次元
図形データを読み出して、上記表示色データテーブルと
上記オフセット長テーブルとを参照し、上記表示すべき
二次元図形データの表示色データ属性に対応する表示色
データと上記影オフセットベクトルデータが示すオフセ
ットで影を伴って、また同表示色データと上記陰幅デー
タとが示す幅の陰を伴って、上記背景色データと背景の
影つけ表示色データが示す色で背景を表示する表示処理
手段とを有するようにしたものである。
【0013】また、本発明による図形表示装置は、上記
表示処理手段が、層番号の差に比例した長さのオフセッ
ト長で表示するようにしたものである。
【0014】また、本発明による図形表示装置は、上記
図形データベースの構成要素である二つの二次元図形デ
ータの表示色データ属性が、層番号属性が異なれば異な
り、層番号属性が同じであれば同じであるようにしたも
のである。
【0015】さらに、本発明による図形表示装置は、複
数層の図形を表示する際に、各層毎に図形をずらして表
示することにより、図形を立体的に表示するようにした
ものである。
【0016】即ち、本発明による図形表示装置は、複数
層構造の図形を示す二次元図形データを表示する図形表
示装置において、層番号属性を有する二次元図形データ
ベースであって、二次元図形データに基づき表示される
二次元図形をずらす長さを示すオフセット長とずらす角
度を示すオフセット角度とを含むものを記憶する記憶手
段と、上記記憶手段を読み出して、表示すべき二次元図
形データの層番号に応じて上記オフセット長と上記オフ
セット角度とを変化させ、上記表示すべき二次元図形デ
ータに基づき表示される二次元図形を、変化された上記
オフセット長と上記オフセット角度とに基づいてずらし
て表示する表示処理手段とを有するようにしたものであ
る。
【0017】さらにまた、本発明による図形表示装置
は、処理対象の二次元図形データを、電子装置設計にお
ける配線データとしたものである。
【0018】従って、上記したような本発明による図形
表示装置によれば、設計者の図形データの層関係を記憶
する負担を軽減することができ、設計者を本来の設計の
ための思考に集中させることができる。
【0019】また、上記したような本発明による図形表
示装置によれば、図形表示装置を初めて利用するユーザ
ーにとっても、図形データの層関係が理解しやすくな
り、作業効率が向上する。
【0020】さらに、上記したような本発明による図形
表示装置によれば、複数の不透明な図形を重ね合わせて
図面を作成する場合において、境界線を共有しない単独
の図形と、境界線を共有する複数の図形との区別が容易
となり、図面作成の効率が向上する。特に、複数の層に
全く同一の図形がある場合に、その識別が容易となる。
【0021】さらにまた、上記したような本発明による
図形表示装置によれば、3次元の図形データを取り扱う
通常の方法、即ち、「データをX、Y、Z座標の組で表
現し、隠れ面の消去などを行う。」といった複雑で時間
のかかる処理を含まないため、効率的に立体的な表示を
実現でき、ユーザーに対する応答速度は、通常の3次元
図形処理システムより極めて高速である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明による図形表示装置の実施の形態を詳細に説明する
ものとする。
【0023】図9には、本発明による図形表示装置のブ
ロック構成図が示されている。この図形表示装置は、コ
ンピュータにより全体の動作が制御されているものであ
り、図形データベースを記憶する記憶装置10と、記憶
装置10に記憶された図形データベース中の各データを
用いて、フローチャートを参照しながら後述する各種処
理を行う表示処理装置12と、表示処理装置12による
処理結果を表示するCRTなど備えたグラフィックス表
示装置14とを有している。
【0024】図10には、記憶装置10に記憶された図
形データベースのデータ構造が記載されており、図形デ
ータベースは、以下のようなデータ構造を備えている。
なお、「発明の実施の形態」の項におけるデータ構造の
説明においては、「{ }」は可変個数のリストを示
し、「( )」は固定個数のレコードを示すものとす
る。
【0025】即ち、 図形データベース=(形状データ,表示色テーブル,オ
フセット量テーブル) 形状データ={層内図形データ1,・・・,層内図形デ
ータn} オフセット量テーブル=(陰の幅δ,影のずらし方向θ
2,影のずらし単位長δ2,図形データX方向オフセッ
ト単位長△X,図形データY方向オフセット単位長△
Y) 表示色テーブル=(背景色合い,背景明るさ,影・背景
明るさ,{層内表示色テーブル1,・・・,層内表示色
テーブルn}) 層内表示色テーブル=(層番号,色合い,非陰・非影明
るさ,非陰・影明るさ{陰・影表示色1,・・・,陰・
影表示色k}) 陰・影表示色=(開始角度,終了角度,非影明るさ,影
明るさ) 層内図形データ =(層番号,{図形1,・・・,図形
m}) 図形=(種類コード=”P”,多角形データ)|(種類
コード=”C”,円データ) 多角形=(頂点の個数=k,{頂点座標値1=(X1,
Y1),・・・,頂点座標値k=(Xk,Yk)}) 円=(半径,中心座標値=(XC,YC)) である。
【0026】さらに、図11には、上記した表示色テー
ブルのデータ構造の具体例の一例が示されており、表示
色テーブルにおいては、「各層毎の表示色」ならびに
「背景の表示色」の各テーブルが設けられている。
【0027】図11に示す例において、「各層毎の表示
色」のテーブルは、色合い(第1層=赤,第2層=茶,
第3層=紫)と、陰でない部分であって影でない部分の
明るさ(非陰・非影明るさ)の度合い(第1層=50)
と、陰でない部分であって影の部分の明るさ(非陰・影
明るさ)の度合い(第1層=43)と、陰の部分であっ
て影でない部分の明るさ(陰・非影明るさ)の度合い
(第1層−法線ベクトルの角度−開始角度0°〜終了角
度10°=40,開始角度10°〜終了角度50°=4
5,開始角度50°〜終了角度190°=60,開始角
度190°〜終了角度230°=45,開始角度230
°〜終了角度360°=40)と、陰の部分であって影
の部分の明るさ(陰・影明るさ)の度合い(第1層−法
線ベクトルの角度−開始角度0°〜終了角度10°=3
3,開始角度10°〜終了角度50°=38,開始角度
50°〜終了角度190°=53,開始角度190°〜
終了角度230°=38,開始角度230°〜終了角度
360°=33)とのデータより構成されている。
【0028】ここで、法線ベクトルの角度とは、図12
(a)に示すように、複素平面上における偏角を意味す
るものであって、図11に示す第1層の陰の部分であっ
て影でない部分の明るさの度合い(第1層−法線ベクト
ルの角度−開始角度0°〜終了角度10°=40,開始
角度10°〜終了角度50°=45,開始角度50°〜
終了角度190°=60,開始角度190°〜終了角度
230°=45,開始角度230°〜終了角度360°
=40)の例によれば、例えば、図12(b)に示すよ
うに法線ベクトルの角度に応じて明暗が表示されること
になる。
【0029】なお、この明細書において法線ベクトルと
は、図13に示すように、X−Y座標系において頂点P
1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,
Y3)、P4(X4,Y4)およびP5(X5,Y5)
を備えた多角形の辺に関しては、当該辺に垂直であり、
かつ多角形の外側を向いた単位ベクトルを意味するもの
とする。例えば、図13における辺P1−P2の法線ベ
クトルはV1となり、辺P2−P3の法線ベクトルはV
2となる。
【0030】また、図11に示す例において、「背景の
表示色」のテーブルは、色合い(白)と、陰でない部分
であって影でない部分の明るさの度合い(100)と、
陰でない部分であって影の部分の明るさの度合い(9
3)とのデータより構成されている。
【0031】次に、図14に示すフローチャートを参照
しながら、上記した図形データベースを用いて、グラフ
ィックス表示装置14に表示される図形に陰のみを付し
て表示する場合の表示処理装置12における処理ルーチ
ンを説明する。
【0032】即ち、この図形表示装置に電源を投入する
と、メモリやレジスタなどの初期化が行われて指示待ち
の状態となり、図示しない操作子などにより陰のみを付
して図形を表示する処理の実行を指示されると、図14
のフローチャートに示す処理ルーチンが起動される。な
お、以降の処理においても、詳細な説明は省略するが、
上記したような適宜の操作方法により処理ルーチンが起
動されるものとする。図14のフローチャートに示す処
理ルーチンが起動されると、まず、図形データベースの
層番号を参照し、最大層番号を層番号を示す変数Lにセ
ットし(ステップS1402)、この処理ルーチンにお
ける層番号Lの初期化を行う。この処理ルーチンにおい
ては、最大層番号の層から最小層番号の層に向けて、各
層毎に順次ループ処理を繰り返すことになる。
【0033】即ち、層番号Lの層内図形データリストの
先頭項目(図形1)を図形を示す変数Fにセットする
(ステップS1404)。
【0034】それから、Fにセットされた図形の種類コ
ードが多角形を示す”P”であるか、円を示す”C”で
あるかを判別し(ステップS1406)、Fにセットさ
れた図形の種類コードが”P”である場合には多角形の
表示の処理のサブ・ルーチンを実行し(ステップS14
08)、Fにセットされた図形の種類コードが”C”で
ある場合には円の表示の処理のサブ・ルーチンを実行す
る(ステップS1410)。
【0035】多角形の表示の処理のサブ・ルーチン(ス
テップS1408)あるいは円の表示の処理のサブ・ル
ーチン(ステップS1410)を終了すると、層番号L
の層内図形データリストに次の項目(図形)があるか否
かを判断する(ステップS1412)。
【0036】ステップS1412において、層番号Lの
層内図形データリストに次の項目(図形)があると判断
された場合には、Fの内容を当該次の項目(図形)に更
新し(ステップS1414)、ステップS1406へ戻
って処理を繰り返す。
【0037】一方、ステップS1412において、層番
号Lの層内図形データリストに次の項目(図形)がない
と判断された場合には、Lの値が1より大きいか否かを
判断する(ステップS1416)。
【0038】そして、ステップS1416において、L
の値が1より大きいと判断された場合には、Lの値を1
だけデクリメントし(ステップS1418)、それから
ステップS1404へ戻り、ステップS1418におい
て設定した層番号Lに関して上記した処理を繰り返す。
【0039】一方、ステップS1416において、Lの
値が1以下であると判断された場合には、全ての層に関
する処理を終了したものであるので、このフローチャー
トによる処理ルーチンを終了する。
【0040】図15は、ステップS1408における多
角形の表示の処理のサブ・ルーチンのフローチャートで
あり、処理対象の多角形をPとして示す。
【0041】このサブ・ルーチンにおいては、まず、ス
テップS1408における処理対象の層番号Lに対応す
る色合いで、処理対象の陰でない部分であって影でない
部分の明るさの表示色で多角形Pを塗りつぶして表示す
る(ステップS1502)。次に、陰の幅を示す変数δ
に陰の幅を表す定数をセットするとともに、層番号を示
す変数Lに処理対象の図形(多角形P)の属する層番号
をセットし(ステップS1504)、処理対象の多角形
Pの最初の辺を変数Gにセットする(ステップS150
6)。
【0042】それから、直線H1(辺Gの始点である頂
点の内角2等分線)、直線H2(辺Gを含む直線)、直
線H3(辺Gの終点である頂点の内角2等分線)および
直線H4(直線H2を辺Gの法線ベクトルの反対方向に
陰の幅δだけ平行移動した直線)を求め(ステップS1
508)、表示色テーブルを参照して層番号Lおよび辺
Gの偏角(法線ベクトルの角度)に対応する表示色CO
L(表示色COLは、色合いと、辺Gの偏角に対応する
陰の部分であって影でない部分の明るさとのデータより
構成される。)を求める(ステップS1510)。な
お、図16には、直線H1、直線H2、直線H3および
直線H4の具体例が示されている。
【0043】そして、直線H1、直線H2、直線H3お
よび直線H4で囲まれる四角形の内部を表示色COLで
塗りつぶして表示する(ステップS1512)。
【0044】その後に、多角形Pの中で辺Gの次の辺が
あるか否かを判断し(ステップS1514)、次の辺が
あると判断された場合には、Gの内容を当該次の辺に更
新し(ステップS1516)、それからステップS15
08へ戻り以降の処理を繰り返す。
【0045】一方、ステップS1514において、次の
辺かないと判断された場合には、この多角形Pの全ての
辺に関する処理を終了したことになるので、このサブ・
ルーチンの処理を終了する。
【0046】また、ステップS1410の円の表示の処
理に関しては、円を多角形近似することにより図15の
フローチャートに示すサブ・ルーチンの処理を用いるこ
とができ、例えば、図17に示すように陰の幅δの明暗
の表示を行うことができる。即ち、図17に示す円図形
においては、幅δの陰が表示されており、その陰部分は
法線ベクトルの角度に応じて、最も明るい領域1から最
も暗い領域4まで明暗が分けられている。
【0047】さらに、曲線や直線を組み合わせて形成さ
れた図形に関しても、上記したステップS1408なら
びにステップS1410の処理を組み合わせることによ
り、例えば、図18に示すように陰の幅δの陰をつける
ことができる。この図18も図17と同様に、陰部分は
法線ベクトルの角度に応じて、最も明るい領域1から最
も暗い領域4まで明暗が分けられている。
【0048】なお、図15のフローチャートに示す多角
形の表示の処理は、図形データベースが比較的大きな図
形を含み、陰の幅δが比較的小さいという、一般的な条
件に関する場合のみを処理対象としている。図形が比較
的小さく、図15のフローチャートの処理対象とはなら
ない以下の(1)乃至(3)の場合: (1)図15のフローチャートに示す多角形の表示の処
理において、直線H1、直線H2、直線H3および直線
H4で囲まれる四角形が自己交差する場合(図19) (2)多角形の一つ以上の辺に接する、直線H1、直線
H2、直線H3および直線H4で囲まれる四角形が、多
角形の内部からはみ出る場合(図20) (3)一つの多角形について、直線H1、直線H2、直
線H3および直線H4で囲まれる四角形の対が重なり合
う場合(図21) には、陰の表示を行わないようにすればよい。
【0049】図22には、上記した図14および図15
のフローチャートに示す処理により、図形に陰を付して
表示した場合の図1に示す図形に対応する図形の表示態
様の一例が示されている。
【0050】図22の表示よれば、図形に陰が付されて
いることにより、図形が立体的に表示され、図形の層構
造が極めて容易に認識される。即ち、複数層構造の図形
の各層間の関係がわかりやすくなり、設計者などの負担
を軽減することができ、作業効率も向上する。
【0051】次に、図形に一定幅の影を表示する場合の
処理について説明する。なお、この一定幅の影を表示す
る場合の処理の説明においては、理解を容易にするため
に、はじめに3層構造の場合について説明するが、フロ
ーチャートを参照しながら後述するように、同様な処理
により3層以外の複数層構造の処理を行うことができる
のは勿論である。
【0052】さらに、以下の説明においては、理解を容
易にするために、上記した図14および図15のフロー
チャートに示す図形の陰を表示する処理(図22)に関
しての説明も省略する。
【0053】また、以下の説明においては、理解を容易
にするために、各層には一つだけの図形が存在する場合
に関して説明するが、複数の図形が存在する場合には、
各層内で図形の論理和を取る処理を行ってから影図形を
求めることで、図形が一つだけある場合と全く同様に処
理することができる。
【0054】なお、以下の説明においては、各種変数
は、 θ2:指定された影のずらし方向 δ2:指定された影のずらし長さ DF1:第1層の図形データリスト DF2:第2層の図形データリスト DF3:第3層の図形データリスト SF1:第1層の図形データによる影図形データ SF2:第2層の図形データによる影図形データ を示すものとする(なお、第3層は最も奥側の層である
ので、影図形データは作成する必要がない。)。
【0055】そして、図23に示す第1層の図形と、図
24に示す第2層の図形と、図25に示す第3層の図形
とを、図26に示すように重ね合わせた図形に一定幅の
影を表示するには、まず、影図形データの作成を行うこ
とになる。
【0056】即ち、DF1内の各図形データについて、
θ2方向にδ2だけずらした図形を作成し、それらの図
形の論理和をとり、一つの図形とみなしたものをSF1
とする(図27)。また、DF2内の各図形データにつ
いて、θ2方向にδ2だけずらした図形を作成し、それ
らの図形の論理和をとり、一つの図形とみなしたものを
SF2とする(図28)。
【0057】次に、背景の表示を行う。即ち、表示色テ
ーブルの「背景の表示色」における色合いと陰でない部
分であって影でない部分の明るさとに基づき、背景色を
表示し、さらに、SF1とSF2との論理和の図形を、
表示色テーブルの「背景の表示色」における色合いと陰
でない部分であって影の部分の明るさとに基づき表示す
る(図29)。
【0058】次に、第3層の表示を行う。即ち、DF3
を、表示色テーブルの「第3層の表示色」における色合
いと陰でない部分であって影でない部分の明るさとに基
づき表示し、さらに、「SF1とSF2との論理和」と
DF3との論理積の図形を、表示色テーブルの「第3層
の表示色」における色合いと陰でない部分であって影の
部分の明るさとに基づき表示する(図30)。
【0059】次に、第2層の表示を行う。即ち、DF2
を、表示色テーブルの「第2層の表示色」における色合
いと陰でない部分であって影でない部分の明るさとに基
づき表示し、SF1とDF2との論理積の図形を、表示
色テーブルの「第2層の表示色」における色合いと陰で
ない部分であって影の部分の明るさとに基づき表示する
(図31)。
【0060】最後に、第1層の表示を行う。即ち、DF
1を、表示色テーブルの「第1層の表示色」における色
合いと陰でない部分であって影でない部分の明るさとに
基づき表示する(図32)。
【0061】この図32に示すように、図形の影のみを
表示する場合においても、図形が立体的に表示され、図
形の層構造が極めて容易に認識される。即ち、複数層構
造の図形の各層間の関係がわかりやすくなり、設計者な
どの負担を軽減することができ、作業効率も向上する。
【0062】次に、上記した図形に影のみを付して表示
する処理ルーチンを、一般層数に関して記載した図33
に示すフローチャートを参照しながらさらに詳細に説明
する。なお、図33のフローチャートに示す処理ルーチ
ンにおいては、影の幅は一定とし、最大層番号が2以上
であると仮定して処理の説明を行う。即ち、層が一つし
か存在しない場合には影は表示されないので、その説明
は省略することとする。
【0063】ここで、図33のフローチャートに示す処
理ルーチンにおいて用いる定数、変数ならびに関数の定
義を示すと、 定数定義 θ2:指定された影のずらし方向 δ2:指定された影のずらし長さ φ:空図形 変数定義 FD:現在表示処理中の層の図形データ FR:現在影作成のために参照する層の図形データ S:現在作成中の影図形データ(ずらす前) SO:現在作成中の影図形データ(ずらした後) SX:現在作成中の影図形データ(論理積をとった後) L:現在表示しようとする層番号 LS:現在の影作成のもととなる層番号 関数定義 FSET(L):層番号Lの図形を集合として返す ORS(FS):図形集合FSの全ての要素の論理和し
た結果の図形を返す ORF(F1,F2):図形F1と図形F2との論理和
の図形を返す ANDF(F1,F2):図形F1と図形F2との論理
積の図形を返す ORLAYS(L1,L2):層番号がL1以上L2以
下の全ての層の図形の論理和を求める となる。
【0064】図33のフローチャートにおいては、ま
ず、表示色テーブルの「背景の表示色」における色合い
と陰でない部分であって影でない部分の明るさとに基づ
き、背景色を表示し(ステップS3302)、SにOR
LAYS(1,最大層番号−1)をセットし、SOにS
をθ2方向にδ2だけ平行移動した図形をセットし、S
Oを表示色テーブルの「背景の表示色」における色合い
と陰でない部分であって影の部分の明るさとに基づき表
示する(ステップS3304)。
【0065】次に、Lに最大層番号から「1」を減算し
た値をセットし(ステップS3306)、第L層の図形
を表示色テーブルの「第L層の表示色」における色合い
と陰でない部分であって影でない部分の明るさとに基づ
き表示する(ステップS3308)。
【0066】さらに、SにORLAYS(1,L−1)
をセットし、SOにSをθ2方向にδ2だけ平行移動し
た図形をセットし、SXにANDF(SO,ORS(F
SET(L)))をセットし、SXを表示色テーブルの
「第L層の表示色」における色合いと陰でない部分であ
って影の部分の明るさとに基づき表示する(ステップS
3310)。
【0067】そして、ステップS3310の処理を終了
すると、Lの値が1であるか否か判断し(ステップS3
312)、Lの値が1でない場合には、Lの値を1だけ
デクリメントし(ステップS3314)、それからステ
ップS3308へ戻り、処理を繰り返す。
【0068】一方、ステップS3312において、Lの
値が1である場合には、このフローチャートの処理を終
了する。
【0069】ここで、図33のフローチャートに示す処
理において用いられる、複数層の図形の論理和集合を求
めるための処理ルーチンを、図34に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。即ち、図34のフローチャ
ートは、「ORLAYS(L1,L2):L1≦L2の
場合には層番号がL1以上でL2以下の全ての層の図形
の論理和を返す。また、L1>L2の場合には空図形を
返す。」処理ルーチンのフローチャートを示すものであ
る。
【0070】図34に示すフローチャートにおいては、
まず、LSにL1をセットし、Sにφをセットする(ス
テップS3402)。
【0071】そして、LSがL2より大であるか否かを
判断し(ステップS3404)、LSがL2以下である
と判断された場合には、SにORF(S,ORS(FS
ET(LS)))をセットし(ステップS3406)、
LSを1だけインクリメントし、(ステップS340
8)、それからステップS3404へ戻る。
【0072】一方、ステップS3404において、LS
がL2より大であると判断された場合には、Sを返し
(ステップS3410)、このフローチャートの処理を
終了する。
【0073】次に、図形に陰を表示するとともに、層間
の距離、即ち、層番号の差に比例した幅の影を表示する
場合の処理ルーチンを、図35に示すフローチャートを
参照しながら説明する。なお、この図35のフローチャ
ートにおいては、最大層番号が2以上である仮定して処
理の説明を行う。即ち、層が一つしか存在しない場合に
は影は表示されないので、その説明は省略することとす
る。
【0074】ここで、図35のフローチャートにおいて
用いる定数、変数ならびに関数の定義を示すと、 定数定義 θ2:指定された影のずらし方向 δ2:指定された影のずらし長さ φ:空図形 変数定義 FD:現在表示処理中の層の図形データ FR:現在影作成のために参照する層の図形データ S:現在作成中の影図形データ(ずらす前) SO:現在作成中の影図形データ(ずらした後) SX:現在作成中の影図形データ(論理積をとった後) L:現在表示しようとする層番号 LS:現在の影作成のもととなる層番号 関数定義 FSET(L):層番号Lの図形を集合として返す ORS(FS):図形集合FSの全ての要素の論理和し
た結果の図形を返す ORF(F1,F2):図形F1と図形F2との論理和
の図形を返す ANDF(F1,F2):図形F1と図形F2との論理
積の図形を返す ORLAYS(L1,L2):層番号がL1以上L2以
下の全ての層の図形の論理和を求める SHFIG(LAY,δ2,θ2):層番号LAYへ当
たる影図形を計算する DISPPOLY(LAY,SO,P):層番号LAY
の表示色で、影図形SOの影をつけて、多角形Pを陰影
つきで表示する。 となる。
【0075】図35のフローチャートにおいては、ま
ず、表示色テーブルの「背景の表示色」における色合い
と陰でない部分であって影でない部分の明るさとに基づ
き、背景色を表示し(ステップS3502)、SOにS
HFIG(最大層番号,δ2,θ2)をセットし、SO
を表示色テーブルの「背景の表示色」における色合いと
陰でない部分であって影の部分の明るさとに基づき表示
する(ステップS3504)。
【0076】次に、Lに最大層番号から1を減算した値
をセットし(ステップS3506)、SOにSHFIG
(L,δ2,θ2)をセットする(ステップS350
8)。さらに、第L層の各図形Pについて、DISPP
OLY(L,SO,P)を呼び出すことにより、陰影つ
きで表示する(ステップS3510)。
【0077】そして、ステップS3510の処理を終了
すると、Lの値が1であるか否か判断し(ステップS3
512)、Lの値が1でない場合には、Lの値を1だけ
デクリメントし(ステップS3514)、それからステ
ップS3508へ戻り、処理を繰り返す。
【0078】一方、ステップS3512において、Lの
値が1である場合には、このフローチャートの処理を終
了する。
【0079】ここで、図35のフローチャートに示す処
理において用いられる、影の図形を計算するための処理
ルーチンを、図36に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。即ち、図36のフローチャートは、「SH
FIG(LAY,δ2,θ2):層番号LAYへ当たる
影図形を計算する」処理ルーチンを示すものである。図
36に示すフローチャートにおいては、まず、LSに
「LAY−1」をセットし、Sにφをセットする(ステ
ップS3602)。
【0080】そして、LSが1以上であるか否かを判断
し(ステップS3604)、LSが1以上であると判断
された場合には、S1にORF(FSET(LS))を
セットし、S2にS1をθ2方向に「δ2×(LAY−
LS)だけずらした図形をセットし、SにORF(S,
S2)をセットして(ステップS3606)、LSを1
だけデクリメントし(ステップS3608)、それから
ステップS3604へ戻る。
【0081】一方、ステップS3604において、LS
が1より小であると判断された場合には、Sを返し(ス
テップS3610)、このフローチャートの処理を終了
する。
【0082】ここで、陰を表示するとともに、層間の距
離、即ち、層番号の差に比例した幅の影を表示する処理
をより具体的に説明するために、多角形の表示に際して
陰を表示するとともに、層間の距離、即ち、層番号の差
に比例した幅の影を表示する処理ルーチンを、図37の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0083】即ち、第37図のフローチャートは、「D
ISPPOLY(LAY,SO,P):層番号LAYの
表示色で、影図形SOの影をつけて、多角形Pを陰影つ
きで表示する」処理のルーチンを示すものである。
【0084】「P:表示する多角形」および「SH:影
図形」のデータを入力し、多角形Pを陰および影つきで
表示するものとする。
【0085】なお、図37のフローチャートにおいて用
いる変数を示すと、 COL1:陰・非影表示色 COL2:陰・影表示色 RECTF:辺の陰である四角形図形 SH2:四角形内に表示する影図形 となる。
【0086】図37のフローチャートにおいては、ま
ず、層L(第L層)の表示色テーブルの「第L層の表示
色」における色合いと陰でない部分であって影でない部
分の明るさとに基づき、多角形Pを塗りつぶして表示す
る(ステップS3702)。
【0087】次に、SH2にANDF(SH,P)をセ
ットし、層L(第L層)の表示色テーブルの「第L層の
表示色」における色合いと陰でない部分であって影の部
分の明るさとに基づき、多角形Pを塗りつぶして表示す
る(ステップS3704)。さらに、δに陰の幅を表す
定数をセットするとともに、Lに処理対象の図形の属す
る層番号をセットし(ステップS3706)、Gに多角
形の最初の辺をセットする(ステップS3708)。
【0088】それから、直線H1(辺Gの始点である頂
点の内角2等分線)、直線H2(辺Gを含む直線)、直
線H3(辺Gの終点である頂点の内角2等分線)および
直線H4(直線H2を辺Gの法線ベクトルの反対方向に
陰の幅δだけ平行移動した直線)を求め(ステップS3
710)、表示色テーブルを参照して層番号Lおよび辺
Gの偏角(法線ベクトルの角度)に対応する陰・非影表
示色COL1(陰・非影表示色COL1は、色合いと、
陰の部分であって影でない部分の明るさとのデータより
構成される。)と陰・影表示色COL2(陰・影表示色
COL2は、色合いと、陰の部分であって影の部分の明
るさとのデータより構成される。)を求める(ステップ
S3712)。
【0089】そして、直線H1、直線H2、直線H3お
よび直線H4で囲まれる四角形をRECTFにセットし
(ステップS3714)、RECTFを陰・非影表示色
COL1で塗りつぶして表示する(ステップS371
6)。
【0090】次に、SH2にANDF(SH,RECT
F)をセットし、SH2を陰・影表示色COL2で塗り
つぶして表示する(ステップS3718)。
【0091】その後に、多角形Pの中で辺Gの次の辺が
あるか否かを判断し(ステップS3720)、次の辺が
あると判断された場合には、辺Gを当該次の辺に更新し
(ステップS3722)、それからステップS3010
へ戻り、以降の処理を繰り返す。
【0092】一方、ステップS3720において、次の
辺かないと判断された場合には、このフローチャートの
処理を終了する。
【0093】図38には、図37のフローチャートに示
す処理ルーチンにおいて示される直線H1、直線H2、
直線H3、直線H4、辺G、RECTFおよびSHの具
体例が示されている。
【0094】また、図39には、図37に示すフローチ
ャートの処理の流れに沿った図形の表示状態が示されて
いる。即ち、図37に示すフローチャートの処理におい
ては、図39の(1)=(ステップS3702)→
(2)=(ステップS3704)→(3)=(ステップ
S3716)→(4)=(S3718)の順番で図形の
表示が行われる。
【0095】図40には、上記した図37のフローチャ
ートに示す処理により、図形に陰および層間距離に応じ
た幅の影を付して表示した場合の、図1に示す図形の一
部に対応する図形の表示態様の一例が示されている。
【0096】図40の表示によれば、図形に陰および層
間距離に応じた幅の影が付されていることにより、図形
が立体的に表示され、図形の層構造が極めて容易に認識
される。即ち、複数層構造の図形の各層間の関係がわか
りやすくなり、設計者などの負担を軽減することがで
き、作業効率も向上する。
【0097】また、図41には、図形に陰および一定幅
の影を付して表示した場合の、図1に示す図形の一部に
対応する図形の表示態様の一例が示されている。
【0098】この図41の表示によっても、図40に示
されたものほどではないが、図形が立体的に表示され、
図形の層構造が極めて容易に認識される。即ち、複数層
構造の図形の各層間の関係がわかりやすくなり、設計者
などの負担を軽減することができ、作業効率も向上す
る。
【0099】次に、図2に対応した図42に示すよう
に、重なり合った図形をずらして表示することにより、
立体感をもたせた表示を行う場合の処理ルーチンについ
て、図43のフローチャートを参照しながら説明する。
【0100】図43のフローチャートにおいては、ま
ず、隣合う層をX方向にオフセットする単位長をレジス
タΔXにセットするとともに、隣合う層をY方向にオフ
セットする単位長をレジスタΔYにセットし(ステップ
S4302)、最大層番号をレジスタLにセットする
(ステップS4304)。
【0101】そして、第L層のデータを、X方向に
「(L−1)×ΔX」だけ、Y方向に「(L−1)×Δ
Y」だけ平行移動して表示する(ステップS430
6)。
【0102】ステップS2606の処理が終了すると、
レジスタLの値が1であるか否か判断し(ステップS2
608)、レジスタLの値が1でない場合には、レジス
タLの値を1だけデクリメントし(ステップS431
0)、それからステップS4306へ戻り、処理を繰り
返す。
【0103】一方、ステップS4308において、レジ
スタLの値が1である場合には、このフローチャートの
処理を終了する。
【0104】従って、この図43のフローチャートに示
す処理よれば、簡潔な処理により立体感を持たせた図形
の表示を行うことができる。
【0105】なお、本発明を電子装置の配線設計に適用
する場合には、層の間の配線の接続を行うために必要な
ヴィアを表示するのが効果的であり、従来より知られた
ヴィアを表示するための方法は、本発明と組み合わせて
使用することができる。
【0106】図4に示す図形データベースにヴィアのデ
ータを実装するには、形状データを、 形状データ={(層番号0,層内図形データリスト)、
(層番号1,層内図形データリスト)、・・・、(層番
号n,層内図形データリスト)} とし、層番号0の層内図形データリストは、ヴィアの形
状を表現することとする。
【0107】そして、ステップS816の「L>1」の
判定条件を「L>0」に置き換えるようにする。
【0108】従って、図8に示すフローチャートにおい
ては、層番号の大きな順に表示されるので、ヴィアの図
形が隠されることはない。
【0109】なお、本明細書に添付した図面に表示した
ヴィアの図形に関しては、陰影の表示やずらしの表示を
行っていないが、上記と同様な処理により、陰影の表示
やずらしの表示を行うようにしてもよいことは勿論であ
る。
【0110】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、複数層構造の配線パターン図形の各層間の
関係や複数層の重なり合った図形の重なりの関係などを
立体的にわかりやすく表示することができ、設計者など
の負担を軽減することができるとともに、作業効率を向
上することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の表示方法により表示された複数層の配線
パターン図形の表示態様の一例を示す図である。
【図2】図1に示す配線パターン図形の中の第1層の配
線パターン図形を示す図である。
【図3】図1に示す配線パターン図形の中の第2層の配
線パターン図形を示す図である。
【図4】図1に示す配線パターン図形の中の第3層の配
線パターン図形を示す図である。
【図5】図8に示す複合的な図形の中の第1層の図形を
示す図である。
【図6】図8に示す複合的な図形の中の第2層の図形を
示す図である。
【図7】図8に示す複合的な図形の中の第3層の図形を
示す図である。
【図8】複数の不透明な図形を重ね合わせた複合的な図
形の表示態様の一例を示す図である。
【図9】本発明による図形表示装置のブロック構成図で
ある。
【図10】図形データベースのデータ構造を示す図であ
る。
【図11】表示色テーブルのデータ構造を示す図であ
る。
【図12】表示色テーブルの法線ベクトルの角度を説明
するための図であり、(a)は法線ベクトルの角度(開
始角度および終了角度)を示すための説明図であり、
(b)は法線ベクトルの角度に応じた明暗の表示の一例
を示す図である。
【図13】X−Y座標系において頂点P1(X1,Y
1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,Y3)、P4
(X4,Y4)およびP5(X5,Y5)を備えた多角
形の法線ベクトルを示す説明図である。
【図14】図形に陰のみを付して表示する場合の処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートの多角形の表示の処
理のサブ・ルーチンを示すフローチャートである。
【図16】図15のフローチャートに示すサブ・ルーチ
ンにおいて示される直線H1、直線H2、直線H3およ
び直線H4の具体例を示す説明図である。
【図17】円の表示の処理を説明するための図である。
【図18】曲線や直線を組み合わせて形成された図形の
処理を説明するための図である。
【図19】図15のフローチャートに示す多角形の表示
の処理のサブ・ルーチンを実行しない場合の図形の例を
示す図である。
【図20】図15のフローチャートに示す多角形の表示
の処理のサブ・ルーチンを実行しない場合の図形の例を
示す図である。
【図21】図15のフローチャートに示す多角形の表示
の処理のサブ・ルーチンを実行しない場合の図形の例を
示す図である。
【図22】図形に陰を付して表示した場合の図1に示す
図形に対応する図形の表示態様の一例を示す図である。
【図23】図26に示す複合的な図形の中の第1層の図
形を示す図である。
【図24】図26に示す複合的な図形の中の第2層の図
形を示す図である。
【図25】図26に示す複合的な図形の中の第3層の図
形を示す図である。
【図26】複数の不透明な図形を重ね合わせた複合的な
図形の影のない場合の全層の表示態様の一例を示す図で
ある。
【図27】図23に示す第1層の図形および第1層の影
図形を示す図である。
【図28】図24に示す第2層の図形および第2層の影
図形を示す図である。
【図29】図32に示す影のついた複合的な図形の表示
を行う処理手順中の、背景を表示した表示状態を示す図
である。
【図30】図32に示す影のついた複合的な図形の表示
を行う処理手順中の、図29に示す背景の表示に第3層
を追加して表示した表示状態を示す図である。
【図31】図32に示す影のついた複合的な図形の表示
を行う処理手順中の、図29に示す背景の表示および図
30に示す第3層の表示に第2層を追加して表示した表
示状態を示す図である。
【図32】図29に示す背景の表示、図30に示す第3
層の表示および図31に示す第2層の表示に第1層を追
加して表示した、影のついた複合的な図形の表示態様の
一例を示す図である。
【図33】図形に影のみを付して表示する場合の処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図34】図33のフローチャートに示す処理において
用いられる、複数層の図形の論理和集合を求めるための
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図35】図形に陰を表示するとともに、層間の距離、
即ち、層番号の差に比例した幅の影を表示する場合の処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図36】図35のフローチャートに示す処理において
用いられる、影の図形を計算するための処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図37】多角形の表示に際して陰を表示するととも
に、層間の距離、即ち、層番号の差に比例した幅の影を
表示する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図38】図37のフローチャートに示す処理ルーチン
において示される直線H1、直線H2、直線H3、直線
H4、辺G、RECTFおよびSHの具体例を示す説明
図である。
【図39】図37に示すフローチャートの処理の流れに
沿った図形の表示状態を示す図であり、(1)はステッ
プS3702に対応し、(2)はステップS3704に
対応し、(3)はステップS3716に対応し、(4)
はS3718に対応する。
【図40】図形に陰および層間距離に応じた幅の影を付
して表示した場合の、図1に示す図形の一部に対応する
図形の表示態様の一例を示す図である。
【図41】図形に陰および一定幅の影を付して表示した
場合の、図1に示す図形の一部に対応する図形の表示態
様の一例を示す図である。
【図42】重なり合った図形をずらして表示した場合の
図2に示す図形に対応する図形の表示態様の一例を示す
図である。
【図43】重なり合った図形をずらして表示することに
より、立体感をもたせた表示を行う場合の処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 記憶装置 12 表示処理装置 14 グラフィックス表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数層構造の図形を示す二次元図形デー
    タを表示する図形表示装置において、 層番号属性および図形陰つけ表示色データ属性を有する
    二次元図形データを構成要素とする図形データベースで
    あって、 一つの非陰表示色、および一つ以上の陰表示色から構成
    される図形陰つけ表示色データ一つ以上から構成され
    る、表示色データテーブルと、 表示する陰の幅を示す陰幅データと、 背景の表示色データとを含むものを記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段から表示すべき二次元図形データを読み出
    して、前記表示色データテーブルと前記陰幅データとを
    参照し、前記表示すべき二次元図形データの表示色デー
    タ属性に対応する表示色データを使用し、前記陰幅デー
    タが示す幅の陰を伴って図形を表示し、前記背景色デー
    タが示す色で背景を表示する表示処理手段とを有するこ
    とを特徴とする図形表示装置。
  2. 【請求項2】 複数層構造の図形を示す二次元図形デー
    タを表示する図形表示装置において、 層番号属性および図形影つけ表示色データ属性を有する
    二次元図形データを構成要素とする図形データベースで
    あって、 一つの非影表示色、および一つの影表示色から構成され
    る影つけ表示色データ一つ以上から構成される、表示色
    データテーブルと、 前記二次元図形データから影図形を導くための移動長さ
    および移動角度を示す影オフセットベクトルデータと、 背景の非・影表示色データと背景の影つけ表示色データ
    とを含むものを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から表示すべき二次元図形データおよび該
    二次元図形データに影を落とす二次元図形データを読み
    出して、前記表示色データテーブルと前記影オフセット
    ベクトルデータとを参照し、前記表示すべき二次元図形
    データの表示色データ属性に対応する非影表示色と影表
    示色とで、前記影オフセットベクトルデータが示す幅の
    影を伴って図形を表示し、前記非・影背景色データと背
    景の影つけ表示色データが示す色で背景を表示する表示
    処理手段とを有することを特徴とする図形表示装置。
  3. 【請求項3】 複数層構造の図形を示す二次元図形デー
    タを表示する図形表示装置において、 層番号属性および図形陰影つけ表示色データ属性を有す
    る二次元図形データを構成要素とする図形データベース
    であって、 一つの非陰非影表示色、一つの非陰・影表示色、一つ以
    上の陰・非影表示色、および一つ以上の陰・影表示色か
    ら構成される図形陰影つけ表示色データ一つ以上から構
    成される、表示色データテーブルと、 表示する陰の幅を示す陰幅データと、前記二次元図形デ
    ータから影図形を導くための移動長さおよび移動角度を
    示す影オフセットベクトルデータとから構成される、オ
    フセット長テーブルと、 背景の非・影表示色データと背景の影つけ表示色データ
    とを含むものを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から表示すべき二次元図形データおよび該
    二次元図形データに影を落とす二次元図形データを読み
    出して、前記表示色データテーブルと前記オフセット長
    テーブルとを参照し、前記表示すべき二次元図形データ
    の表示色データ属性に対応する表示色データと前記影オ
    フセットベクトルデータが示すオフセットで影を伴っ
    て、また同表示色データと前記陰幅データとが示す幅の
    陰を伴って、前記背景色データと背景の影つけ表示色デ
    ータが示す色で背景を表示する表示処理手段とを有する
    ことを特徴とする図形表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3のいずれか1項に記載
    の図形表示装置において、 前記表示処理手段は、層番号の差に比例した長さのオフ
    セット長で表示することを特徴とする図形表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4のいずれか1
    項に記載の図形表示装置において、 前記図形データベースの構成要素である二つの二次元図
    形データの表示色データ属性は、層番号属性が異なれば
    異なり、層番号属性が同じであれば同じであることを特
    徴とする図形表示装置。
  6. 【請求項6】 複数層構造の図形を示す二次元図形デー
    タを表示する図形表示装置において、 層番号属性を有する二次元図形データベースであって、
    二次元図形データに基づき表示される二次元図形をずら
    す長さを示すオフセット長とずらす角度を示すオフセッ
    ト角度とを含むものを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段を読み出して、表示すべき二次元図形デー
    タの層番号に応じて前記オフセット長と前記オフセット
    角度とを変化させ、前記表示すべき二次元図形データに
    基づき表示される二次元図形を、変化された前記オフセ
    ット長と前記オフセット角度とに基づいてずらして表示
    する表示処理手段とを有することを特徴とする図形表示
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6のい
    ずれか1項に記載の図形表示装置において、 前記二次元図形データは、電子装置設計における配線デ
    ータであることを特徴とする図形表示装置。
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