JPH09281271A - ベローズ清掃装置 - Google Patents
ベローズ清掃装置Info
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- JPH09281271A JPH09281271A JP8094152A JP9415296A JPH09281271A JP H09281271 A JPH09281271 A JP H09281271A JP 8094152 A JP8094152 A JP 8094152A JP 9415296 A JP9415296 A JP 9415296A JP H09281271 A JPH09281271 A JP H09281271A
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- Japan
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- bellows
- cleaning device
- tube
- brush
- hood
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原子炉上部に設置されたベローズを効率的に
清掃でき、かつ作業時の雰囲気線量を大幅に低減するこ
とができるベローズ清掃装置を提供する。 【解決手段】 ベローズの内面に対向する側が開口した
箱型のフード１３を有し、ベローズの内面に沿って周方
向に移動する移動台車１２と、移動台車に取付られ、ベ
ローズの内面に平行な鉛直軸心を中心に回転駆動される
回転軸１４と、回転軸に取付られベローズの内面形状に
整合した先端を有する回転ブラシ１６とを備える。回転
軸１４は、二重円筒管からなり、その外管は内管との間
に供給される高圧水を半径方向外方に噴射するスプレイ
孔１４ｃを有し、内管は、ベローズの内側下部に溜まる
水を吸引するための下端が開口した吸引管１９を有す
る。
清掃でき、かつ作業時の雰囲気線量を大幅に低減するこ
とができるベローズ清掃装置を提供する。 【解決手段】 ベローズの内面に対向する側が開口した
箱型のフード１３を有し、ベローズの内面に沿って周方
向に移動する移動台車１２と、移動台車に取付られ、ベ
ローズの内面に平行な鉛直軸心を中心に回転駆動される
回転軸１４と、回転軸に取付られベローズの内面形状に
整合した先端を有する回転ブラシ１６とを備える。回転
軸１４は、二重円筒管からなり、その外管は内管との間
に供給される高圧水を半径方向外方に噴射するスプレイ
孔１４ｃを有し、内管は、ベローズの内側下部に溜まる
水を吸引するための下端が開口した吸引管１９を有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉上部に設置
されたベローズの清掃装置に関する。
されたベローズの清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】原子炉発電所における原子炉の上部に
は、図３に例示するように、原子炉圧力容器１（ＲＰ
Ｖ）と原子炉建屋２との間に、燃料交換ベローズ及び原
子炉ウェルシールベローズが設置されている。図４は、
図３のＡ部拡大図である。この図に示すように、原子炉
圧力容器１（ＲＰＶ）と原子炉建屋２の間には、バルク
ヘッド３が設置されており、燃料交換ベローズ４は、圧
力容器１とバルクヘッド３の内側との間に設置され、原
子炉ウェルシールベローズ５は原子炉格納容器６の外側
と原子炉建屋２との間に設置される。それぞれのベロー
ズ４，５は、上下方向に可撓性のある比較的薄肉の金属
ベローズであり、上下端がそれぞれの対象物（圧力容器
１、建屋２、及び原子炉格納容器６）に溶接され、その
間を水密に仕切り、かつそれぞれの相対移動を可能にし
ている。
は、図３に例示するように、原子炉圧力容器１（ＲＰ
Ｖ）と原子炉建屋２との間に、燃料交換ベローズ及び原
子炉ウェルシールベローズが設置されている。図４は、
図３のＡ部拡大図である。この図に示すように、原子炉
圧力容器１（ＲＰＶ）と原子炉建屋２の間には、バルク
ヘッド３が設置されており、燃料交換ベローズ４は、圧
力容器１とバルクヘッド３の内側との間に設置され、原
子炉ウェルシールベローズ５は原子炉格納容器６の外側
と原子炉建屋２との間に設置される。それぞれのベロー
ズ４，５は、上下方向に可撓性のある比較的薄肉の金属
ベローズであり、上下端がそれぞれの対象物（圧力容器
１、建屋２、及び原子炉格納容器６）に溶接され、その
間を水密に仕切り、かつそれぞれの相対移動を可能にし
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらのベローズは、
燃料交換作業時には水没することから、長期間の使用に
より経年時に表面に放射性を有するクラッド等が堆積す
る。そのため、このクラッドにより原子炉上蓋開放作業
時における雰囲気線量が増加する問題がある。また、ベ
ローズ自体の点検においても放射性を有するクラッドを
除去する必要があるが、ベローズの構造が複雑であり、
かつ隙間が小さいため、従来は手作業でベローズを清掃
している。このため、作業性が悪く清掃時間が長時間に
及ぶ問題点があった。
燃料交換作業時には水没することから、長期間の使用に
より経年時に表面に放射性を有するクラッド等が堆積す
る。そのため、このクラッドにより原子炉上蓋開放作業
時における雰囲気線量が増加する問題がある。また、ベ
ローズ自体の点検においても放射性を有するクラッドを
除去する必要があるが、ベローズの構造が複雑であり、
かつ隙間が小さいため、従来は手作業でベローズを清掃
している。このため、作業性が悪く清掃時間が長時間に
及ぶ問題点があった。
【０００４】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、原
子炉上部に設置されたベローズを効率的に清掃でき、か
つ作業時の雰囲気線量を大幅に低減することができるベ
ローズ清掃装置を提供することにある。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、原
子炉上部に設置されたベローズを効率的に清掃でき、か
つ作業時の雰囲気線量を大幅に低減することができるベ
ローズ清掃装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ベロー
ズの内面に対向する側が開口した箱型のフードを有し、
ベローズの内面に沿って周方向に移動する移動台車と、
該移動台車に取付られ、ベローズの内面に平行な鉛直軸
心を中心に回転駆動される回転軸と、該回転軸に取付ら
れ、ベローズの内面形状に整合した先端を有する回転ブ
ラシと、を備え、前記回転軸は、二重円筒管からなり、
該二重円筒管の外管は内管との間に供給される高圧水を
半径方向外方に噴射するスプレイ孔を有し、内管は、ベ
ローズの内側下部に溜まる水を吸引するための下端が開
口した吸引管を有する、ことを特徴とするベローズ清掃
装置が提供される。
ズの内面に対向する側が開口した箱型のフードを有し、
ベローズの内面に沿って周方向に移動する移動台車と、
該移動台車に取付られ、ベローズの内面に平行な鉛直軸
心を中心に回転駆動される回転軸と、該回転軸に取付ら
れ、ベローズの内面形状に整合した先端を有する回転ブ
ラシと、を備え、前記回転軸は、二重円筒管からなり、
該二重円筒管の外管は内管との間に供給される高圧水を
半径方向外方に噴射するスプレイ孔を有し、内管は、ベ
ローズの内側下部に溜まる水を吸引するための下端が開
口した吸引管を有する、ことを特徴とするベローズ清掃
装置が提供される。
【０００６】上記本発明の構成によれば、回転ブラシが
ベローズの内面形状に整合した先端を有しているので、
回転軸を回転しながら、回転軸が取付られた台車をベロ
ーズの内面に沿って周方向に移動することにより、例え
ば遠隔操作により、ベローズの内面を効率的に清掃でき
る。従って、作業員がベローズに近づく必要性が大幅に
低減し、作業時の雰囲気線量を大幅に低減することがで
きる。
ベローズの内面形状に整合した先端を有しているので、
回転軸を回転しながら、回転軸が取付られた台車をベロ
ーズの内面に沿って周方向に移動することにより、例え
ば遠隔操作により、ベローズの内面を効率的に清掃でき
る。従って、作業員がベローズに近づく必要性が大幅に
低減し、作業時の雰囲気線量を大幅に低減することがで
きる。
【０００７】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
回転ブラシは、ベローズの外方に膨らんだ部分に整合す
る長辺とベローズの内方に膨らんだ部分よりも狭い短辺
とを有する矩形状ブラシ部と、ベローズの内方に膨らん
だ部分に整合する外径を有する円形ブラシ部とからな
る。この構成により、ベローズの内方に形成される狭い
空間（例えば約２００ｍｍ幅）に、矩形状ブラシ部の長
手方向（長辺方向）をベローズの内面に沿って向けて挿
入することができる。
回転ブラシは、ベローズの外方に膨らんだ部分に整合す
る長辺とベローズの内方に膨らんだ部分よりも狭い短辺
とを有する矩形状ブラシ部と、ベローズの内方に膨らん
だ部分に整合する外径を有する円形ブラシ部とからな
る。この構成により、ベローズの内方に形成される狭い
空間（例えば約２００ｍｍ幅）に、矩形状ブラシ部の長
手方向（長辺方向）をベローズの内面に沿って向けて挿
入することができる。
【０００８】また、前記フードの上部にはフード内のダ
ストを回収するためのダスト回収管が設けられている。
このダスト回収管から内部の空気を吸引することによ
り、洗浄時に発生するダストの飛散を防止しダストを効
率的に回収することができる。
ストを回収するためのダスト回収管が設けられている。
このダスト回収管から内部の空気を吸引することによ
り、洗浄時に発生するダストの飛散を防止しダストを効
率的に回収することができる。
【０００９】更に、ベローズの内面に沿って取付られた
レールと、移動台車に取付られ前記レールにより案内さ
れる車輪とを、備えることが好ましい。この構成によ
り、移動台車をベローズの内面に沿って周方向に円滑に
移動させることができる。
レールと、移動台車に取付られ前記レールにより案内さ
れる車輪とを、備えることが好ましい。この構成によ
り、移動台車をベローズの内面に沿って周方向に円滑に
移動させることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。図１は、本発明によるベローズ清掃装置の全体構成
図である。なお、この図に示すベローズは、図４に示し
た燃料交換ベローズ４であるが、本発明はこれに限定さ
れず、原子炉ウェルシールベローズ５にも同様に適用す
ることができる。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。図１は、本発明によるベローズ清掃装置の全体構成
図である。なお、この図に示すベローズは、図４に示し
た燃料交換ベローズ４であるが、本発明はこれに限定さ
れず、原子炉ウェルシールベローズ５にも同様に適用す
ることができる。
【００１１】図１において、本発明のベローズ清掃装置
１０は、移動台車１２、回転軸１４及び回転ブラシ１６
とを備えている。移動台車１２は、ベローズ４の内面に
対向する側が開口した箱型のフード１３を有する。ま
た、この図において、ベローズ４の内面に沿って取付ら
れたレール１５と、移動台車１２に取付られた車輪１２
ａとを備え、レール１５により車輪１２ａを案内して、
移動台車１２をベローズ４の内面に沿って周方向に移動
できるようになっている。なお、この移動は、手動で行
ってもよいが、好ましくは適当な駆動装置（例えば電動
機）により遠隔操作できるようにするのがよい。
１０は、移動台車１２、回転軸１４及び回転ブラシ１６
とを備えている。移動台車１２は、ベローズ４の内面に
対向する側が開口した箱型のフード１３を有する。ま
た、この図において、ベローズ４の内面に沿って取付ら
れたレール１５と、移動台車１２に取付られた車輪１２
ａとを備え、レール１５により車輪１２ａを案内して、
移動台車１２をベローズ４の内面に沿って周方向に移動
できるようになっている。なお、この移動は、手動で行
ってもよいが、好ましくは適当な駆動装置（例えば電動
機）により遠隔操作できるようにするのがよい。
【００１２】回転軸１４は、ベローズ４の内面に平行な
鉛直軸心を有し、移動台車１２に取付られ軸心を中心に
回転駆動されるようになっている。図１に示すようにこ
の回転軸１４は、フード１３を垂直に貫通し、その貫通
部で軸受で回転可能に支持されている。また、フード１
３から上方に突き出した部分にウォームホイール１７ａ
が取付られ、これと噛み合うウォーム１７ｂがモータ１
８により回転するようになっている。この構成により、
モータ１８の回転をウォーム１７ｂ、ウォームホイール
１７ａを介して回転軸１４に伝達することができる。
鉛直軸心を有し、移動台車１２に取付られ軸心を中心に
回転駆動されるようになっている。図１に示すようにこ
の回転軸１４は、フード１３を垂直に貫通し、その貫通
部で軸受で回転可能に支持されている。また、フード１
３から上方に突き出した部分にウォームホイール１７ａ
が取付られ、これと噛み合うウォーム１７ｂがモータ１
８により回転するようになっている。この構成により、
モータ１８の回転をウォーム１７ｂ、ウォームホイール
１７ａを介して回転軸１４に伝達することができる。
【００１３】図２は、図１の部分断面図であり、回転ブ
ラシ１６の平面図を示している。図１に示すように、回
転ブラシ１６は、回転軸１４に取付られ、ベローズ４の
内面形状に整合した先端を有している。また、図２に示
すように、この実施形態では、回転ブラシ１６は、ベロ
ーズの外方に膨らんだ部分に整合する長辺とベローズの
内方に膨らんだ部分よりも狭い短辺とを有する矩形状ブ
ラシ部１６ａと、ベローズの内方に膨らんだ部分に整合
する外径を有する円形ブラシ部１６ｂとからなる。この
構成により、ベローズの内方に形成される狭い空間（例
えば約２００ｍｍ幅）に、矩形状ブラシ部の長手方向
（長辺方向）をベローズの内面に沿って向けて挿入する
ことができる。
ラシ１６の平面図を示している。図１に示すように、回
転ブラシ１６は、回転軸１４に取付られ、ベローズ４の
内面形状に整合した先端を有している。また、図２に示
すように、この実施形態では、回転ブラシ１６は、ベロ
ーズの外方に膨らんだ部分に整合する長辺とベローズの
内方に膨らんだ部分よりも狭い短辺とを有する矩形状ブ
ラシ部１６ａと、ベローズの内方に膨らんだ部分に整合
する外径を有する円形ブラシ部１６ｂとからなる。この
構成により、ベローズの内方に形成される狭い空間（例
えば約２００ｍｍ幅）に、矩形状ブラシ部の長手方向
（長辺方向）をベローズの内面に沿って向けて挿入する
ことができる。
【００１４】また、図１に示すように、本発明のベロー
ズ清掃装置１０において、回転軸１４は、二重円筒管か
らなる。また、二重円筒管の外管１４ａは内管１４ｂと
の間に供給される高圧水を半径方向外方に噴射するスプ
レイ孔１４ｃを有する。更に、内管１４ｂの下端には、
ベローズ４の内側下部（すなわちベイスンシール部）に
溜まる水を吸引するための下端が開口した吸引管１９が
取付けられている。
ズ清掃装置１０において、回転軸１４は、二重円筒管か
らなる。また、二重円筒管の外管１４ａは内管１４ｂと
の間に供給される高圧水を半径方向外方に噴射するスプ
レイ孔１４ｃを有する。更に、内管１４ｂの下端には、
ベローズ４の内側下部（すなわちベイスンシール部）に
溜まる水を吸引するための下端が開口した吸引管１９が
取付けられている。
【００１５】上述した構成により、回転ブラシがベロー
ズの内面形状に整合した先端を有しているので、回転軸
を回転しながら、回転軸が取付られた台車をベローズの
内面に沿って周方向に移動することにより、例えば遠隔
操作により、ベローズの内面を効率的に清掃できる。従
って、作業員がベローズに近づくのは装置の設置時等の
短時間に過ぎないので、作業時の雰囲気線量を大幅に低
減することができる。
ズの内面形状に整合した先端を有しているので、回転軸
を回転しながら、回転軸が取付られた台車をベローズの
内面に沿って周方向に移動することにより、例えば遠隔
操作により、ベローズの内面を効率的に清掃できる。従
って、作業員がベローズに近づくのは装置の設置時等の
短時間に過ぎないので、作業時の雰囲気線量を大幅に低
減することができる。
【００１６】更に、図１に示すように、フード１３の上
部にはフード内のダストを回収するためのダスト回収管
２０が設けられ、このダスト回収管２０を介してフード
１３の内部を吸引し、外部にダストを回収するようにな
っている。この構成により、洗浄時に発生するダストの
飛散を防止しダストを効率的に回収することができる。
部にはフード内のダストを回収するためのダスト回収管
２０が設けられ、このダスト回収管２０を介してフード
１３の内部を吸引し、外部にダストを回収するようにな
っている。この構成により、洗浄時に発生するダストの
飛散を防止しダストを効率的に回収することができる。
【００１７】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【００１８】
【発明の効果】上述したように、本発明のベローズ清掃
装置によれば、ベローズ形状にマッチしたブラシを円筒
状に取り付けた回転軸をモータで回転させ、同時に高圧
水をノズルからスプレイすることができる。スプレイさ
れた水は、洗浄により除去されたクラッドを含んでベロ
ーズ４の内側下部（すなわちベイスンシール部）に溜ま
り、吸引管１９を介して回収装置（フィルタ）に戻り、
再び高圧水供給して循環させられる。また、スプレイ及
び回転ブラシにより発生したダストは、フード１３に設
けられたダスト回収孔より回収装置に排出される。更
に、本発明のベローズ清掃装置に駆動装置を組み込むこ
とにより、ベローズに沿って円周状に予め配置したレー
ル上を移動させることができる。
装置によれば、ベローズ形状にマッチしたブラシを円筒
状に取り付けた回転軸をモータで回転させ、同時に高圧
水をノズルからスプレイすることができる。スプレイさ
れた水は、洗浄により除去されたクラッドを含んでベロ
ーズ４の内側下部（すなわちベイスンシール部）に溜ま
り、吸引管１９を介して回収装置（フィルタ）に戻り、
再び高圧水供給して循環させられる。また、スプレイ及
び回転ブラシにより発生したダストは、フード１３に設
けられたダスト回収孔より回収装置に排出される。更
に、本発明のベローズ清掃装置に駆動装置を組み込むこ
とにより、ベローズに沿って円周状に予め配置したレー
ル上を移動させることができる。
【００１９】また、このレールを用いて、ベローズ点検
ファイバースコープ等をセットすることにより、遠隔に
よる点検も可能にすることができる。
ファイバースコープ等をセットすることにより、遠隔に
よる点検も可能にすることができる。
【００２０】従って、本発明のベローズ清掃装置は、原
子炉上部に設置されたベローズを効率的に清掃でき、か
つ作業時の雰囲気線量を大幅に低減することができる等
の優れた効果を有する。
子炉上部に設置されたベローズを効率的に清掃でき、か
つ作業時の雰囲気線量を大幅に低減することができる等
の優れた効果を有する。
【図１】本発明によるベローズ清掃装置の全体構成図で
ある。
ある。
【図２】図１の部分断面図である。
【図３】原子炉上部の全体構成図である。
【図４】図３のＡ部拡大図である。
１ 原子炉圧力容器（ＲＰＶ） ２ 原子炉建屋 ３ バルクヘッド ４ 燃料交換ベローズ ５ 原子炉ウェルシールベローズ ６ 原子炉格納容器 １０ ベローズ清掃装置 １２ 移動台車 １２ａ 車輪 １３ フード １４ 回転軸 １４ａ 外管 １４ｂ 内管 １４ｃ スプレイ孔 １５ レール １６ 回転ブラシ １６ａ 矩形状ブラシ部 １６ｂ 円形ブラシ部 １７ａ ウォームホイール １７ｂ ウォーム １８ モータ １９ 吸引管 ２０ ダスト回収管
Claims (4)
- 【請求項１】 ベローズの内面に対向する側が開口した
箱型のフードを有し、ベローズの内面に沿って周方向に
移動する移動台車と、該移動台車に取付られ、ベローズ
の内面に平行な鉛直軸心を中心に回転駆動される回転軸
と、該回転軸に取付られ、ベローズの内面形状に整合し
た先端を有する回転ブラシと、を備え、 前記回転軸は、二重円筒管からなり、該二重円筒管の外
管は内管との間に供給される高圧水を半径方向外方に噴
射するスプレイ孔を有し、内管は、ベローズの内側下部
に溜まる水を吸引するための下端が開口した吸引管を有
する、ことを特徴とするベローズ清掃装置。 - 【請求項２】 前記回転ブラシは、ベローズの外方に膨
らんだ部分に整合する長辺とベローズの内方に膨らんだ
部分よりも狭い短辺とを有する矩形状ブラシ部と、ベロ
ーズの内方に膨らんだ部分に整合する外径を有する円形
ブラシ部とからなる、ことを特徴とする請求項１に記載
のベローズ清掃装置。 - 【請求項３】 前記フードの上部にはフード内のダスト
を回収するためのダスト回収管が設けられている、こと
を特徴とする請求項１に記載のベローズ清掃装置。 - 【請求項４】 ベローズの内面に沿って取付られたレー
ルと、移動台車に取付られ前記レールにより案内される
車輪とを、備えることを特徴とする請求項１に記載のベ
ローズ清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8094152A JPH09281271A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ベローズ清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8094152A JPH09281271A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ベローズ清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09281271A true JPH09281271A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14102419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8094152A Pending JPH09281271A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ベローズ清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09281271A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006038971A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Mitsubishi Chemicals Corp | 感光体ドラムの製造方法 |
| CN102172590A (zh) * | 2011-01-23 | 2011-09-07 | 于晓静 | 水桶清洗器 |
| CN103128070A (zh) * | 2013-03-01 | 2013-06-05 | 杭州美巴赫精密机械有限公司 | 用于控制阀清洗的高压清洗机 |
| CN111420948A (zh) * | 2020-04-25 | 2020-07-17 | 重庆三联管道设备有限公司 | 一种金属膨胀节清洗装置 |
| CN111501053A (zh) * | 2020-04-25 | 2020-08-07 | 重庆三联管道设备有限公司 | 一种波纹管的清洗方法 |
| CN112775124A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-05-11 | 李保旺 | 一种实验室用的锥形烧杯清洗装置 |
| CN112827966A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-05-25 | 安徽诚远医疗科技有限公司 | 一种污物倾倒池智能扩散喷撒冲洗装置 |
| CN115921419A (zh) * | 2022-11-11 | 2023-04-07 | 江苏省埃迪机电设备实业有限公司 | 一种金属波纹管生产用清洗干燥一体化设备 |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP8094152A patent/JPH09281271A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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