JPH09281054A - ディスク表面検査方法とその装置 - Google Patents

ディスク表面検査方法とその装置

Info

Publication number
JPH09281054A
JPH09281054A JP8089696A JP8969696A JPH09281054A JP H09281054 A JPH09281054 A JP H09281054A JP 8089696 A JP8089696 A JP 8089696A JP 8969696 A JP8969696 A JP 8969696A JP H09281054 A JPH09281054 A JP H09281054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
inspection
disk
disc
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8089696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shimono
健 下野
Takeshi Nomura
剛 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8089696A priority Critical patent/JPH09281054A/ja
Publication of JPH09281054A publication Critical patent/JPH09281054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク表面欠陥検査とチルト検査の両検査
を同時に行うことができ、検査時間の短縮を図りうると
共に、装置の節減による設備コストの低減を図ることが
できるディスク表面検査装置の提供。 【解決手段】 ディスク1を支持して回転させるディス
ク回転手段51と、光源2からの光をディスク1に照射
し、その反射光または透過光を検出部52、53にて検
出し、検出した光の光量の変化からディスク1の検査面
の欠陥を検出する欠陥検査手段54と、光源からの光を
ディスク1に照射し、その反対光を検出部にて検出し、
検出した光の受光位置からディスク1の検査面の傾斜状
態を検出するチルト検査手段55a〜55dとを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク表面に存
在するキズ、シミ、ピンホール等の欠陥、並びに検査面
の傾斜状態(チルト)を検出する検査方法とその装置に
関し、特に、DVDディスクなどの光ディスク製造にお
ける表面検査工程で使用されるものに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】DVDディスクなどの光ディスクは、こ
れを高速回転させながら光学式ヘッドで書き込んだり読
み出したりできるものである。しかし、これらの光ディ
スクには、製造工程における何らかの原因によりキズ、
シミ、ピンホール等の欠陥が生じることがあり、これら
の欠陥部は、データの書き込み或いは読み出しのエラー
となり、光ディスクの性能を著しく損なうので、光ディ
スクの外観検査を行いキズ、シミ、ピンホール等の欠陥
がある不良品を信頼性の良い検査によって早い時点で取
り除くことは極めて重要なことである。
【0003】光ディスクの欠陥検査方法とその装置の従
来例を図16、図17に基づいて説明する。
【0004】図16において、201は被検査物である
ディスク、204はLED光源、206はディスク20
1からの所定方向の反射光を受けるラインセンサ、20
7は被検査基板201の所定方向の透過光を受けるライ
ンセンサである。
【0005】LED光源204から出た光は、コリメー
タレンズ205によって平行ビームになる。この平行ビ
ームは走査ミラー203によって扇状に反射されて走査
される。扇状に走査された光は、fθレンズ202によ
って平行走査光になって円形のディスク201の半径上
に斜め方向から照射される。ここで、fθレンズ202
は、扇状に走査する光を平行に走査する光に変換する機
能を有する。そして、上記の平行に走査する光が走査ミ
ラー203の回転によって繰り返しディスク201上に
斜めに照射され、この照射の繰り返しに合わせて、ディ
スク201が回転し、ディスク201の全面を検査す
る。
【0006】ディスク201上に欠陥が存在しない場合
には、一定の強度の反射光が所定方向に発生するが、キ
ズ210のような欠陥が存在する場合には、欠陥部分の
反射率変化あるいは反射の方向の変化により所定方向の
反射光の強度が変化する。従って、所定方向の反射光を
受けるラインセンサ206の出力信号の変化によって、
キズ210の存在位置を検出することができる。
【0007】又、ピンホール211が存在する場合に
は、ピンホール211を通過する光によって所定方向の
透過光の強度が変化するので、所定方向の透過光を受け
るラインセンサ207の出力信号の変化によって、ピン
ホール211の存在位置を検出することができる。
【0008】又光ディスクの書き込み読み出しが正確に
行なわれるためには、ディスク表面に撓みや反りが存在
すると不都合であるので、ディスク表面の傾斜状態の検
査、すなわちチルト検査が行なわれている。
【0009】そして、従来は前記ディスク表面欠陥検査
と、前記ディスク表面傾斜状態(チルト)検査とは、別
工程で、別々の装置を用いて行なわれてきた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例の構成で
は、ディスク表面欠陥検査とチルト検査の両検査を行な
うのに相当の時間を要すると共に、両検査用の装置が必
要なため設備コストが高くつくという問題点があった。
【0011】又上記従来のディスク表面欠陥装置には次
のような問題点があった。すなわち、走査ミラー203
とfθレンズ204との構造とその特性とにより、ディ
スク201上に照射される光ビームには、図17のaに
示すように、中心部の光量が多く端部の光量が少なくな
るという問題点が存在する。従って、所定方向の反射
光、透過光共に、中心部の光量が多く端部の光量が少な
くなる。そのために、ディスク201上の欠陥が同じ形
状で同じ程度の欠陥であっても、所定方向の反射光や透
過光の視野の中心近くの強度が大きな部分にある場合
と、視野の端の強度が小さい部分にある場合とで、図1
7のbに示すように、検出される信号の大きさが異なる
という問題点がある。即ち、視野の中心部にあれば充分
に検出できる欠陥でも、視野の端にあれば検出できない
という問題点がある。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決したディス
ク表面検査方法とその装置の提供を課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク表面検
査方法は、被検査物であるディスクを回転させつつ、欠
陥検査手段とチルト検査手段とを同時に動作させ、欠陥
検査手段によりその光源からの光をディスクに照射し、
その反射光または透過光を検出部にて検出し、検出した
光の光量の変化からディスクの検査面の欠陥を検出する
一方、チルト検査手段によりその光源からの光をディス
クに照射し、その反射光を検出部にて検出し、検出した
光の受光位置からディスクの検査面の傾斜状態を検出す
ることを特徴とする。
【0014】上記欠陥検出手段による検査において、透
過する光を拡散する光拡散板または受光部分が蛍光を発
する蛍光板に横断面がライン状の光束を照射して前記光
拡散板または前記蛍光板上にライン状二次光源を形成
し、前記ライン状二次光源からの光をディスクの検査面
にライン状に照射し、前記検査面から所定方向に反射す
るライン状反射光または前記ディスクを所定方向に透過
するライン状透過光を受光して光量の変化を検出し、検
出した光量の変化から前記ディスクの検査面の欠陥を検
出するように構成すると好適である。
【0015】本発明のディスク表面検査装置は、被検査
物であるディスクを支持して回転させるディスク回転手
段と、光源からの光をディスクに照射し、その反射光ま
たは透過光を検出部にて検出し、検出した光の光量の変
化からディスクの検査面の欠陥を検出する欠陥検査手段
と、光源からの光をディスクに照射し、その反射光を検
出部にて検出し、検出した光の受光位置からディスクの
検査面の傾斜状態を検出するチルト検査手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0016】上記チルト検出手段は、ディスクの半径方
向の異なる箇所における検査面の傾斜状態を検出するた
めに、複数台設けると好適である。
【0017】又上記欠陥検出手段が、横断面がライン状
の光束を出すライン光源と、前記ライン光源から受光し
た横断面がライン状の光束を透過拡散して、又は、受光
部分が蛍光を発してライン状二次光源を形成する光拡散
板または蛍光板と、前記ライン状二次光源からの光をデ
ィスクの検査面にライン状に照射する光学系と、前記検
査面からの所定方向へのライン状反射光または前記ディ
スクからの所定方向へのライン状透過光を受光するレン
ズと、受光したライン状反射光またはライン状透過光の
光量を検出し、検出した光量を閾値と比較して前記検査
面の欠陥を検出する信号処理部とを有するように構成す
ると好適である。
【0018】又上記レンズは、ディスクの検査面上の各
点に対する開口数が等しいことが好適である。
【0019】更に上記信号処理部は、ライン状反射光ま
たはライン状透過光のラインの各位置に対応させて受光
した光量を検出し、各位置に対応して検出した光量を閾
値と比較してディスクの検査面のどの位置に欠陥がある
かを検出することができるように構成すると、好適であ
る。
【0020】上記本発明のディスク表面検査方法と、そ
の装置によれば、ディスク表面欠陥検査とディスク表面
傾斜状態(チルト)検査とを同時に行うことができるの
で、検査時間を大幅に短縮することができる。又1つの
装置で両検査を行うことができるので、設備コストの低
減を図ることができる。
【0021】そして上記欠陥検出手段を、請求項2又は
6記載のように構成すると、透過する光を拡散する光拡
散板または受光部分が蛍光を発する蛍光板に横断面がラ
イン状の光束を照射して前記光拡散板または前記蛍光板
上にライン状二次光源を形成し、前記ライン状二次光源
からの光をディスクの検査面にライン状に照射するの
で、横断面がライン状の光束にラインの長さ方向に細か
い強度のバラツキがあっても、拡散した光や発光した蛍
光が隣同士で重なり合って、長さ方向の強度の均一性が
良いライン状の検査光が得られ、ディスクの検査面の欠
陥部分の反射・透過光と正常部分の反射・透過光との弁
別精度を向上することと、微小な欠陥を検出することと
が可能になる。
【0022】又、ディスクの検査面上の各点に対する開
口数が等しいレンズでライン状反射光またはライン状透
過光を受光し光量の変化を検出するように構成すると、
ライン状の光の光量検出感度の長さ方向の均一性が向上
するので、更に、検査面の欠陥部分の反射・透過光と正
常部分の反射・透過光との弁別精度を向上し、更に微小
な欠陥を検出できるようになる。
【0023】更に信号処理部が、ライン状反射光または
ライン状透過光のラインの各位置に対応させて受光した
光量を検出し、各位置に対応して検出した光量を閾値と
比較してディスクの検査面のどの位置に欠陥があるかを
検出するように構成すると、ディスクの検査面のどの位
置に欠陥があるかを精度良く検出できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0025】図1、図2に示すディスク表面検査装置
は、被検査物であるDVDディスクなどのディスク1を
支持して回転させるディスク回転手段51と、ハロゲン
光源2からの光をディスク1に照射し、その反射光及び
透過光を夫々検出部52、53にて検出し、検出した光
の光量の変化からディスク1の検査面の欠陥を検出する
欠陥検査手段54と、レーザー光源からのレーザー光を
ディスク1に照射し、その反射光を検出部にて検出し、
検出した光の受光位置からディスク1の検出面の傾斜状
態を検出する4個のチルト検査手段55a、55b、5
5c、55dを備えている。
【0026】前記欠陥検査手段54は、図1にPで示す
ようなライン状の光束をディスク1に照射し、ディスク
1が1回転強回転する間にディスク1の全面における欠
陥を検出しうるように構成されている。
【0027】他方、4個のチルト検査手段55a、55
b、55c、55dは、図1にA、B、C、Dで示す点
にレーザー光を照射し、ディスク1が1回転強回転する
間に、図3に示すディスク1の半径ra、rb、rc、
rdの各円周線上の表面傾斜状態を検出しうるように構
成されている。これら円周線は、ディスク1の内周線と
外周線との間に等間隔に配設されると好適である。
【0028】前記チルト検査手段55a、55b、55
c、55dは、図4に示すように構成されている。図4
において、56は半導体レーザーからなるレーザー光
源、57は偏光板、58は偏光ビームスプリッタ(PB
S)、59は1/4波長板、60は位置検出素子(PS
D)である。レーザー光源56からのレーザー光は偏光
板57、PBS58、1/4波長板59を直進してディ
スク1にほぼ垂直に入射し、その反射光は1/4波長板
59を通過し、PBS58で直角に進路を変えてPSD
60において受光される。
【0029】ディスク1の検査面が傾斜していない場合
には、レーザー光は前記検査面に直角に入射し、その反
射光はPSD60の図5に示す基準点Oで受光されるよ
うに構成されている。PSD60はXY平面の受光面を
有し、ディスク1の半径方向r及び接線方向tの傾斜状
態は、その受光ポイントQの座標(X1 、Y1 )によっ
て求められる。
【0030】図示しないチルト判定手段は、前記座標
(X1 、Y1 )に基いて、ディスク1の各検査点の半径
方向r及び接線方向tの傾斜角が許容範囲にあるか否か
を判定し、許容範囲を越える検査点が1点でもあれば、
チルト不良という情報を検査員に知らせるように構成さ
れている。
【0031】次に欠陥検出手段54について説明する。
欠陥検出手段54を示す図6において、1はディスク、
2はハロゲン光源、52はディスク1からの所定方向の
反射光を受けるラインセンサ8及びカメラレンズ7を備
えた検出部、53はディスク1の所定方向の透過光を受
けるラインセンサ10及びカメラレンズ9を備えた検出
部である。
【0032】ハロゲン光源2からの光は、光ファイバ束
3aに入射され、前記光ファイバ束3aはライン状に並
んでライン状ライトガイド3を構成し、各光ファイバか
ら出る細い光が並んでライン状の光を構成する。各光フ
ァイバから出る細い光が並んでライン状になっている光
には、各光ファイバから出る光量にバラツキが避けられ
ない。そして、前記の各光ファイバから出る光量のバラ
ツキを小さくするように努力しても、図8のaに示すよ
うに±10%程度のバラツキが残る。
【0033】前記の±10%程度のバラツキがあるライ
ン状の光を、光拡散板5を通して平均化し、図8のbに
示すように、光量を一定化する。この場合、光拡散板5
は、通過する光を乱屈折させることにより、光拡散板5
の上にライン状の二次光源を形成する。この場合、光拡
散板5にはすりガラスのように透過する光を乱拡散させ
るものを使用するが、これには限らず、蛍光体が分散し
ており、受光した部分が蛍光を発する蛍光板のようなも
のでも同じ結果が得られる。
【0034】上記の動作を図7、図9に基づいて説明す
る。
【0035】図7、図9において、ライン状ライトガイ
ド3の各光ファイバから、細くて少し拡がりを有する素
子光線3b、3b、3bがシリンドリカルレンズ4に入
射される。シリンドリカルレンズ4は、前記の細くて少
し拡がりを有する素子光線3b、3b、3bをラインの
短軸方向(図9のX方向)に縮小して偏平な楕円形状に
することにより隣り同士を少し重ねたライン状の光にし
て、光拡散板5に入射させる。上記によって、光拡散板
5に入射する光は、隣同士の光量が平均化され光量のバ
ラツキが小さなライン状の光になる。そして、更に、光
拡散板5は、受光したライン状の光を乱拡散することに
より、受光した部分を光源とするライン状二次光源にな
る。光拡散板5上のライン状二次光源からの光は、光拡
散板5を後側焦点面とするコリメータレンズ6を通過し
て円形のディスク1の半径上に図8のbに示すように光
量が全長にわたって均一化されたラインビーム101と
なり、図7に示すように、ディスク1に角度αで斜めに
照射され、所定方向の反射光102と透過光103とが
発生する。
【0036】次に、ラインビーム101を用いてディス
ク1の欠陥を検出する原理を図10に基づいて説明す
る。
【0037】図10において、ディスク1によるライン
ビーム101の所定方向の反射光を102、所定方向の
透過光を103とする。先ず、表面にキズ1aが存在す
る場合、キズ1aの部分にある段差のために、キズ1a
の部分からの反射光102aは、その方向が正常な部分
からの所定方向の反射光102の方向と異なるので検出
されなくなる。又、表面にシミ1bが存在する場合、シ
ミ1bには段差が無いので、シミ1bの部分からの反射
光102bの方向は正常な部分からの所定方向の反射光
102の方向と同じであるが、反射率が異なるために、
所定方向の反射光102bの強度が増大あるいは減少す
る。又、ピンホール1cが存在する場合、ピンホール1
cを通過する所定方向の透過光103aの光量が増大す
る。
【0038】所定方向の反射光102の光量の変化によ
り、キズ1a、シミ1bの存在を検出するために、所定
方向の反射光102の光量を測定する第1カメラレンズ
7と第1ラインセンサ8とを設けて、所定方向の反射光
102の光量を測定して、所定方向の反射光102の光
量の変化を検出し、光量の変化によってキズ1a、シミ
1bを検出する。
【0039】所定方向の透過光103の光量の変化によ
り、ピンホール1cの存在を検出するために、所定方向
の透過光103の光量を測定する第2カメラレンズ9と
第2ラインセンサ10とを設けて、所定方向の透過光1
03の光量を測定して、所定方向の透過光103の光量
の変化を検出し、光量の変化によってピンホール1cを
検出する。
【0040】この場合、本実施の形態によれば、視野全
体でラインビーム101の強度が均一になるので、同じ
形状と同じ程度の欠陥であれば、これらが視野内のどの
部分にあっても、所定方向の反射光102、透過光10
3の光量の変化量が同じになる。又、欠陥の無い部分の
所定方向の反射光102と透過光103との光量が安定
しているので、欠陥部分と正常部分との弁別精度を向上
し、高感度で高精度な欠陥の検出を行うことが可能にな
る。
【0041】尚、本実施の形態では、ライン状の光源を
得る手段として、ハロゲン光源2と光ファイバ束3aと
ライン状ライトガイド3との組合せを使用したが、この
組合せに限らず、ライン状の光源を得る手段として、L
ED光源と光ファイバ束3aとライン状ライトガイド3
との組合せ、あるいはLEDをライン状に多数並べたア
レイ光源を使用しても良い。
【0042】又、本実施の形態では、検出部52、53
にラインセンサ8、10を使用したが、ラインセンサに
限らず、フォトダイオードやフォトマルチプライヤ等の
光電変換素子を使用しても良い。
【0043】次に、欠陥検査手段54の他の実施の形態
を図11〜図13に基づいて説明する。本実施の形態
は、検出側に、ディスク1の検査面の視野全体が同じ開
口数になるカメラレンズ21、22を使用することを特
徴とする。
【0044】図11において、図6に示す欠陥検査手段
と相違するのは、図6の第1カメラレンズ7と、第2カ
メラレンズ9との代わりに、図11に示すように、ディ
スク1の検査面の視野全体が同じ開口数になる第1カメ
ラレンズ21と、第2カメラレンズ22とを備えている
ことである。
【0045】従って、ディスク1の検査面の視野全体が
同じ開口数になる第1カメラレンズ21と、第2カメラ
レンズ22と以外は、図6に示すものと同じなので説明
を省略する。
【0046】次に、カメラレンズを図12、図13に基
づいて説明する。
【0047】図12は図6に示す欠陥検査手段で使用す
るカメラレンズ、図13は本実施の形態で使用するカメ
ラレンズを示す。
【0048】図12、図13において、カメラレンズ
は、対物レンズ23、絞り24、結像レンズ25とで構
成される。対物レンズ23は焦点距離f1 と直径D1
を有し前側の焦点面の位置にディスク1がある。絞り2
4は開口直径Dを有して対物レンズ23の後側の焦点面
の位置にある。結像レンズ25は焦点距離f2 と直径D
2 とを有し対物レンズ23から主平面間距離L≦f1
2 の位置にある。Aは検査領域であり、円形のディス
ク1の半径である。B点は検査領域Aの中心であり、カ
メラレンズの光軸に一致している。C点は、検査領域A
上でB点から距離hの点である。B1 点、C1 点は、前
記B点、C点のラインセンサ26上での結像位置であ
る。heは最大像高さである。
【0049】この場合、対物レンズ23の前側の焦点面
の位置にデイスク1があり、後側の焦点位置に絞り24
があるので、C点から出て光軸に平行な光は、対物レン
ズ23で屈折して絞り24の中心点Sを通り、図12、
図13に示すξ1 、ξ2 の角度内の光は、前記中心点S
を通る光に平行に絞り24を通過する。
【0050】従って、C点の開口数は、 開口数=sin(ξ1 +ξ2)/2 であり、光軸からh離れたC点の開口数は下記の式
(1)、式(2)のξ1 とξ2 とで決まり、C点から出
たξ1 、ξ2 の角度内の光がC1 点に結像する。
【0051】 ξ1 =tan-1[{(D1 /2)−h}/f1 ・・・・・・・・・・(1) ξ2 =tan-1[〔{(D2 /2)+h}−(h×L/f1 )〕/f1 ] ・・・・・・・・・・(2) 図12に示すカメラレンズは、 D>D1 −A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) D>D2 +A−(AL/f1 )・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) 式(3)、式(4)を満足する構成であり、光軸上では
開口数(B点の開口数=sinξ)が大きく、光軸から
離れると開口数(C点の開口数=sin(ξ1 +ξ2
/2が小さくなる。
【0052】図13に示す本実施の形態で使用するカメ
ラレンズは、 D≦D1 −2he・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5) D≦D2 +2he−2he×(L/f1 )}・・・・・・・・・・・(6) 式(5)、式(6)を満足する構成、即ち、式(5)、
式(6)の小さい方のDを採用する構成であり、光軸か
ら最大像高さhe以内の点に対する開口数が等しくな
る。
【0053】次に、前記式(5)、式(6)に基づい
て、図13に示すように、絞り24の直径Dを小さくす
れば、光軸からの距離が最大像高さhe以内の各点に対
する開口数=sin(ξ1 +ξ2)/2を一定値にする
ことができることを説明する。
【0054】図12、図13から判るように、C点の開
口数=sin(ξ1 +ξ2)/2を一定値にするには、
先ず、対物レンズ23で決まる上側への最小の拡がり、
即ち、C点が最大像高さhe=A/2の位置にある場合
の対物レンズ23上での上側への拡がり(D1 /2)−
heよりも、D/2を小さくすれば良い。この条件が、
前記式(5)になる。
【0055】次いで、結像レンズ25で決まる下側への
最小の拡がり、即ち、C点が最大像高さhe=A/2の
位置にある場合の結像レンズ25上での下側への拡がり
(D2 /2)+he−he×(L/f1 )よりも、D/
2を小さくすれば良い。この条件が、前記式(6)にな
る。
【0056】従って、前記式(5)と前記式(6)とを
満足するように、カメラレンズのD、D1 、D2 、A、
1 、Lを設定すれば、光軸からの距離hの如何に係わ
らず、最大像高さheのディスク1の検査面上の総ての
点の開口数=sin(ξ1 +ξ2)/2を一定値にする
ことができる。
【0057】本実施の形態によれば、光源側のラインビ
ーム101が視野全体で強度が均一であるのに加えて、
受光・検出側において、デイスク1の検査面上の全視野
でのカメラレンズの開口数が一定になる。従って、図6
に示す欠陥検査手段が、光源側で得ている作用に加え
て、受光・検出側においても、全視野内で、同一感度と
同一精度で欠陥を検出することができるので、更に、欠
陥部分と正常部分との弁別精度を向上し、高感度で高精
度な欠陥の検出することが可能になる。
【0058】尚、本実施の形態では、絞り24を使用し
て、ディスク1の検査面上の全視野でのカメラレンズの
開口数が一定になるようにしているが、前記絞り24の
代わりに、複数枚のレンズを使用して光線の通過経路を
規制してディスク1の検査面上の全視野でのカメラレン
ズの開口数を一定値にしても良い。
【0059】又、本実施の形態では、ライン状の光源を
得る手段として、ハロゲン光源2と光ファイバ束3aと
ライン状ライトガイド3との組合せを使用したが、この
組合せに限らず、ライン状の光源を得る手段として、L
ED光源と光ファイバ束3aとライン状ライトガイド3
との組合せ、あるいはLEDをライン状に多数並べたア
レイ光源を使用しても良い。
【0060】又、本実施の形態では、検出系にラインセ
ンサ8、10、(26)を使用したが、ラインセンサに
限らず、フォトダイオードやフォトマルチプライヤ等の
光電変換素子を使用しても良い。
【0061】次に、上記欠陥検査手段54の動作を図1
4〜図15に基づいて説明する。図14において、信号
処理部32は、第1ラインセンサ8または第2ラインセ
ンサ10からの信号をA/D変換するA/D変換回路3
3と、閾値を記憶するメモリ回路35と、A/D変換回
路33の出力とメモリ回路35が記憶している閾値とを
比較して欠陥を検出する信号比較回路34とを有する。
【0062】図15において、41は第1ラインセンサ
8または第2ラインセンサ10からの信号、42はメモ
リ回路35が記憶している閾値である。
【0063】信号比較回路34は、前記信号41の内比
較対象の領域R内の信号のみを前記閾値42と比較す
る。この場合、前記領域R外の信号41には雑音がある
がこれらの雑音は無視する。前記信号41から前記閾値
42を越える部分は、明側に越えた43と暗側に越えた
44とに分けて、図15に示すように、ライン状反射光
またはライン状透過光のラインの各位置に対応させて検
出する。そして、経験的に、どのようなキズ、シミ、ピ
ンホールが明側に検出され、どのようなキズ、シミ、ピ
ンホールが暗側に検出されるかが判明してくるので、検
出結果の明暗の変化量によって、欠陥の種類と程度とを
分別することができる。
【0064】本発明のディスク表面検査方法の好ましい
実施形態としては、上記に説明したディスク表面検査装
置を用いてディスク表面を検査するものが挙げられる。
すなわち前記ディスク表面検査装置を用い、ディスク回
転手段51によってディスク1を回転させつつ、欠陥検
査手段54によりその光源2からのライン状の光束をデ
ィスク1に照射し、その反射光および透過光を夫々検出
部52、53にて検出し、検出した光の光量の変化から
ディスク1の検査面の欠陥を検出する一方、チルト検査
手段55a、55b、55c、55dによりその光源か
らのレーザー光をディスク1に照射し、その反射光を検
出部60にて検出し、検出した光の受光位置からディス
ク1の検査面の傾斜状態を検出するようにすると、好適
である。
【0065】なお、本発明のディスク表面検査方法とそ
の装置において、前記欠陥検査手段54として図16に
示す走査ミラー203を用いるものを採用することも可
能である。
【0066】
【発明の効果】本発明のディスク表面検査方法とその装
置によれば、ディスク表面欠陥検査とチルト検査の両検
査を同時に行うことができるので、検査時間の短縮を図
りうると共に、装置の節減による設備コストの低減を図
ることができる。
【0067】又本発明において、欠陥検査手段を、光源
側のラインビームを光拡散板または蛍光板を通して視野
全体の強度を均一化するように構成すると、全視野内
で、欠陥部分と正常部分との弁別精度が向上し、高感度
で高精度な欠陥の検出が可能になるという効果が得られ
る。
【0068】更に本発明において欠陥検査手段を、受光
・検出側において、被検査物の検査面の全視野に対する
カメラレンズの開口数を一定になるように構成すると、
全視野内で、欠陥部分と正常部分との弁別精度が一層向
上し、一層高感度で高精度な欠陥の検出が可能になると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す平面図。
【図2】その正面図。
【図3】チルト検査手段の検査点を示す図。
【図4】チルト検査手段の検査原理を示す図。
【図5】その検出部の原理を示す図。
【図6】欠陥検査手段の原理を示す斜視図。
【図7】その各構成部の配置を示す模式図。
【図8】欠陥検査手段におけるラインビームの光量の均
一化の結果を示す図。
【図9】ラインビームの光量の均一化の過程を示す図。
【図10】欠陥検出の動作を示す模式図。
【図11】欠陥検出手段の他の形態の構成を示す斜視
図。
【図12】カメラレンズの開口数を一定化する条件を示
す図。
【図13】カメラレンズの開口数を一定化する条件を示
す図。
【図14】欠陥検出手段の構成を示す模式図。
【図15】欠陥位置検出の動作を示す図。
【図16】従来例の構成を原理的に示す斜視図。
【図17】従来例の問題点を示す図。
【符号の説明】
1 ディスク 1a キズ 1b シミ 1c ピンホール 2 ハロゲン光源 3 ライン状ライトガイド 3a 光ファイバ束 3b 素子光線 4 シリンドリカルレンズ 5 拡散板 6 コリメータレンズ 7 第1カメラレンズ 8 第1ラインセンサ 9 第2カメラレンズ 10 第2ラインセンサ 21 カメラレンズ 22 カメラレンズ 23 対物レンズ 24 絞り 25 結像レンズ 26 ラインセンサ 32 信号処理部 33 A/D変換回路 34 信号比較回路 35 メモリ回路 51 ディスク回転手段 52 53 検出部 54 欠陥検査手段 55a〜55d チルト検査手段 101 ラインビーム 102 反射光 103 透過光

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物であるディスクを回転させつ
    つ、欠陥検査手段とチルト検査手段とを同時に動作さ
    せ、欠陥検査手段によりその光源からの光をディスクに
    照射し、その反射光または透過光を検出部にて検出し、
    検出した光の光量の変化からディスクの検査面の欠陥を
    検出する一方、チルト検査手段によりその光源からの光
    をディスクに照射し、その反射光を検出部にて検出し、
    検出した光の受光位置からディスクの検査面の傾斜状態
    を検出することを特徴とするディスク表面検査方法。
  2. 【請求項2】 欠陥検査手段による検査において、透過
    する光を拡散する光拡散板または受光部分が蛍光を発す
    る蛍光板に横断面がライン状の光束を照射して前記光拡
    散板または前記蛍光板上にライン状二次光源を形成し、
    前記ライン状二次光源からの光をディスクの検査面にラ
    イン状に照射し、前記検査面から所定方向に反射するラ
    イン状反射光または前記ディスクを所定方向に透過する
    ライン状透過光を受光して光量の変化を検出し、検出し
    た光量の変化から前記ディスクの検査面の欠陥を検出す
    ることを特徴とする請求項1記載のディスク表面検査方
    法。
  3. 【請求項3】 検査面からの所定方向へのライン状反射
    光またはディスクを所定方向に透過するライン状透過光
    を、ディスクの検査面の各点に対する開口数が等しいレ
    ンズを通過させて欠陥検査手段の検出部に受光させるこ
    とを特徴とする請求項2記載のディスク表面検査方法。
  4. 【請求項4】 被検査物であるディスクを支持して回転
    させるディスク回転手段と、光源からの光をディスクに
    照射し、その反射光または透過光を検出部にて検出し、
    検出した光の光量の変化からディスクの検査面の欠陥を
    検出する欠陥検査手段と、光源からの光をディスクに照
    射し、その反射光を検出部にて検出し、検出した光の受
    光位置からディスクの検査面の傾斜状態を検出するチル
    ト検査手段とを備えたことを特徴とするディスク表面検
    査装置。
  5. 【請求項5】 ディスクの半径方向の異なる箇所におけ
    る検査面の傾斜状態を検出するために、複数のチルト検
    出手段を備えた請求項4記載のディスク表面検査装置。
  6. 【請求項6】 欠陥検査手段が、横断面がライン状の光
    束を出すライン光源と、前記ライン光源から受光した横
    断面がライン状の光束を透過拡散して、又は、受光部分
    が蛍光を発してライン状二次光源を形成する光拡散板ま
    たは蛍光板と、前記ライン状二次光源からの光をディス
    クの検査面にライン状に照射する光学系と、前記検査面
    からの所定方向へのライン状反射光または前記ディスク
    からの所定方向へのライン状透過光を受光するレンズ
    と、受光したライン状反射光またはライン状透過光の光
    量を検出し、検出した光量を閾値と比較して前記検査面
    の欠陥を検出する信号処理部とを有することを特徴とす
    る請求項4又は5記載のディスク表面検査装置。
  7. 【請求項7】 レンズは、ディスクの検査面上の各点に
    対する開口数が等しい請求項6記載のディスク表面検査
    装置。
  8. 【請求項8】 信号処理部は、ライン状反射光またはラ
    イン状透過光のラインの各位置に対応させて受光した光
    量を検出し、各位置に対応して検出した光量を閾値と比
    較してディスクの検査面のどの位置に欠陥があるかを検
    出する請求項6又は7記載のディスク表面検査装置。
JP8089696A 1996-04-11 1996-04-11 ディスク表面検査方法とその装置 Pending JPH09281054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8089696A JPH09281054A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ディスク表面検査方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8089696A JPH09281054A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ディスク表面検査方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09281054A true JPH09281054A (ja) 1997-10-31

Family

ID=13977938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8089696A Pending JPH09281054A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ディスク表面検査方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09281054A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6914864B1 (en) * 2000-04-03 2005-07-05 Creative Technology Ltd. Method and system for detecting cracks in optical discs
JP2008203280A (ja) * 2001-09-21 2008-09-04 Olympus Corp 欠陥検査装置
CN104914112A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 欧姆龙株式会社 片材检查装置
CN105973909A (zh) * 2015-03-10 2016-09-28 欧姆龙株式会社 片材检查装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6914864B1 (en) * 2000-04-03 2005-07-05 Creative Technology Ltd. Method and system for detecting cracks in optical discs
JP2008203280A (ja) * 2001-09-21 2008-09-04 Olympus Corp 欠陥検査装置
CN104914112A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 欧姆龙株式会社 片材检查装置
CN105973909A (zh) * 2015-03-10 2016-09-28 欧姆龙株式会社 片材检查装置
CN105973909B (zh) * 2015-03-10 2019-02-22 欧姆龙株式会社 片材检查装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3814946A (en) Method of detecting defects in transparent and semitransparent bodies
US5929983A (en) Optical apparatus for determining the height and tilt of a sample surface
US5070237A (en) Optical measurement and detection system
JPH0786470B2 (ja) ディスク表面検査方法及び装置
EP0248479B1 (en) Arrangement for optically measuring a distance between a surface and a reference plane
JPH09257720A (ja) 欠陥検査方法とその装置
US6023333A (en) Device and method for optical detection of the deformation of a surface
JPH06241758A (ja) 欠陥検査装置
JP5219487B2 (ja) 欠陥検査装置及び欠陥検査プログラム
JP2009008643A (ja) 光走査式平面検査装置
KR20060094088A (ko) 외관 검사 장치
JPH09281054A (ja) ディスク表面検査方法とその装置
JP2006214886A (ja) 光学素子の欠陥検出方法および欠陥検出装置
JPH0833354B2 (ja) 欠陥検査装置
JP3634985B2 (ja) 光学的表面検査機構及び光学的表面検査装置
JP3108428B2 (ja) 透明体円形ワークの欠陥検出装置
JP4639114B2 (ja) ロッドレンズアレイの検査方法
JP3106521B2 (ja) 透明基板の光学的検査装置
JP3218726B2 (ja) 異物検査装置
JP3631069B2 (ja) ディスク表面欠陥検査装置
JP2683039B2 (ja) 光ディスク検査装置
JPS61104440A (ja) 記録媒体の非接触式欠陥検出方法及び装置
JP3109709B2 (ja) 光学ディスクの保護コート膜検査方法及びそれを使用した検査装置
JP3326349B2 (ja) 光学式表面粗さインライン検査装置
SU1296837A1 (ru) Устройство дл контрол геометрических размеров и дефектов образцов с рассеивающими поверхност ми

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040210

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees