JPH09279951A - 扉 体 - Google Patents

扉 体

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JPH09279951A
JPH09279951A JP12210796A JP12210796A JPH09279951A JP H09279951 A JPH09279951 A JP H09279951A JP 12210796 A JP12210796 A JP 12210796A JP 12210796 A JP12210796 A JP 12210796A JP H09279951 A JPH09279951 A JP H09279951A
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Mitsuhisa Sugiyama
光永 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建物の開口部、家具の開口部に設けられる扉体
は直交する縦横モールにより装飾されているが、意匠性
に単調であるのを免れない。 【解決手段】扉の面内が縦モールと該縦モール4と直交
する横モール5とにより装飾された扉体1において、縦
モール4と横モール5間に装飾モール6が設けられる扉
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の開口部、家
具の開口部等に設けられる扉体に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】扉の面内に縦モールと該縦モールと直交
する横モールとにより装飾された扉体が提供されてい
る。扉体は表裏面が平坦に設けられるパネル体の表面
に、縦モールと横モールとを直交させ四角に組み込んで
取り付けたり、四角に組み込んだ後さらにその内側に縦
モールと横モールを格子状に組み込んで取り付けたりす
る付けモールタイプや、パネル体の内面を切り込みある
いは框組みされたパネル体の開口された内面に、鏡板を
縦モールと横モールにより挟持し鏡板を落とし込んで固
定するタイプや、さらに鏡板を落とし込んで固定し鏡板
の面内に縦モールと横モールとを格子状に組み込んで取
り付けたタイプすなわち落とし込みタイプなどの扉体が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モールを用い
る扉体のほとんどが、単に面内を縦モールと横モールと
で装飾したものであるため、外観が変化に乏しくその商
品の特徴を出すことが難しかった。また、化粧された鏡
板の表面に装飾物を配した扉体はなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明者は、扉の面内が縦モールと該縦モール
と直交する横モールとにより装飾された扉体において、
縦モールと横モール間に装飾モールが設けられる扉体を
発明したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて説明する。図
1〜4は落とし込みタイプの扉体を示す。1は本発明の
扉体であって、2は鏡板、3は框材、4は縦モール、5
は横モール(以下縦モールと横モールを総称するときは
モールと呼ぶこととする。)、6は装飾モールである。
【0006】本発明における扉体は、表裏全面が平坦な
パネルの表面にモールを取り付けるいわゆる付けモール
タイプであっても、扉体の中央に開口を設け、該開口に
鏡板2を表裏面からモールで固定するいわゆる落とし込
みタイプでもどちらでもよい。
【0007】さらに落とし込みタイプの場合の扉体1の
構造は、無垢の木材、合板、木質繊維板、パーティクル
ボード、LVL(単板積層材)などの木質系基材を芯組
みして、その表面に化粧板を貼着して得られるフラッシ
ュ構造であっても、無垢の木材などの木質系材料から得
られる4本の框をダボなどで框組みして得られる框構造
のどちらであってもよい。
【0008】モール102は、付けモールタイプの場合
は図7のように平坦なパネル101上に、接着剤や、両
面テープなどの接着手段またはタッカー・釘などで固着
されるものであって、落とし込みタイプの場合は図4の
ように框組みされた扉体の框材の開口端に表裏面からタ
ッカーなどで取り付けられ、表裏より鏡板2を挟持固定
するものである。該モール4,5は無垢の木材、合板、
木質繊維板、パーティクルボード、LVL(単板積層
材)などの木質系基材を切削したり、合成樹脂を成形し
て棒形に形成される。
【0009】また、落とし込みタイプの場合、モール
4,5は上記の方法で製造されたものを框組み3の端部
に後付けする形でもよいし、框組み3に直接モール形の
加工を施しておくこともできる。
【0010】鏡板2は、落とし込みタイプの扉体1の場
合に取り付けられる。図4のように框組み3の中央に形
成される開口にモールによって取り付けられ、無垢の木
材、合板、木質繊維板、パーティクルボード、LVL
(単板積層材)などの木質板、アルミ板やステンレス板
などの金属板、塩化プラスチック板などの合成樹脂板な
どから構成される。また鏡板2はガラス、鏡などであっ
てもよく、端部を面取りしたり、曲面形に加工して高級
感を醸し出すこともできる。
【0011】框材1、鏡板2、モール4,5はそれぞれ
突板、化粧紙、化粧合成樹脂シート、金属箔などの化粧
シート状物を貼着したり、塗装したり、曲面に加工など
して表面を化粧されてもよい。
【0012】装飾モール6は、図1、図2のように縦モ
ール4と横モール5間に設けられる。付けモールタイプ
の扉体では直接扉体に正面に固着し、落とし込みタイプ
の扉体1では鏡板2上に位置することとなる。該装飾モ
ール6は縦モール4と横モール5をつなぐように設けら
れても縦モール4、横モール5の両方に接しなくてもど
ちらでも良い。
【0013】装飾モール6の代わりに装飾鏡板7などを
用いることができ(以下装飾材として用いられる鏡板を
図5に示すように装飾鏡板7と呼ぶ)、装飾モール6・
装飾鏡板7の形状や寸法・色調などはモールや鏡板と同
じであっても異なっていてもよい。装飾モール6や装飾
鏡板7は、モール4,5や鏡板2と同様の方法で得られ
る。装飾モール6は、モール4,5の裏面に両面テープ
が設けられたり、モール同様にタッカーなどで取り付け
られる。
【0014】装飾モール6は、図1,図2のようにあら
かじめモール4,5と一体化させておき、モール4,5
を取り付けることで扉体1もしくは鏡板2上に装飾モー
ル6を同時に取り付けてもよい。また、図2のようにモ
ールを、縦モール4と横モール5の各々の裏面側より、
モール4,5の表面側は残すように装飾モール6が嵌合
するかき込みを装飾モール6の寸法に合わせて設けてお
き、裏面側より装飾モール6をモール4,5のかき込み
にタッカー8などで固定する。
【0015】図6▲a▼のようにかき込み9は装飾モー
ル6とモール4,5の両方をかき込む相かき込みでも、
図6▲b▼のようにどちらか一方のみをかき込む片かき
込みのどちらでも良い。装飾モール6をモール4,5に
一体化させるときにはその継ぎ目が目立たないように行
なわれることはいうまでもない。
【0016】また、装飾モール6はモール4,5を取り
付けた後に扉体(鏡板)上に装飾モール6を単独で接着
剤などで貼着して取り付けることもできる。装飾鏡板7
を用いる場合は、装飾モール6の場合と同様に、あらか
じめモールと一体化させておき、モールを取り付けるこ
とで装飾鏡板7を扉体(鏡板)に同時に取り付けてもよ
いし、モールを取り付けた後に扉体(鏡板)上に装飾鏡
板7を別々に接着剤などで貼着して取り付けることもで
きる。
【0017】扉体(鏡板)に装飾材を両面テープ・接着
剤などで貼着するときは、鏡板表面に化粧紙・化粧合成
樹脂シートなどの化粧材があると両面テープ・接着剤の
接着力が落ち、装飾材が剥離しやすくなるため、装飾材
が貼着される部分のみ化粧利を除去しておき、鏡板の基
材に直接貼着した方がよい。本発明扉体は、ドア、引
戸、開口間仕切、クローゼットや家具の扉など開口部を
仕切る扉であれば、同様に用いることができる。
【0018】次に扉体を框組みして得る場合の本扉体の
製造方法を説明する。まず、上框、下框、右框、左框の
四本の框を加工しておき、それぞれをダボなどの手段で
中央に鏡板2が入る開口を設けるように框組み3をし、
框材を形成する。
【0019】一方、モール4,5を框組み3の開口の大
きさに合わせて組んでおき、任意の場所に装飾モール6
を扉面側より固定しておく。そして、装飾モール6と一
体化されたモール4,5を框組み3の開口の片側より開
口端の四側にビスなどで取り付ける。モールが取り付け
られていない側より鏡板2を落とし込み、鏡板2を保持
するように装飾モール6と一体化されたモールを取り付
ける。
【0020】このようにして、本扉体を得ることができ
る。本扉体は、以上のような扉体のみでなく、扉体(鏡
板)上に四方に組んだモールの内側に格子形のモールを
配したドアにも適用することができる。
【0021】
【効果】扉の面内に縦モール4と該縦モール4と直交す
る横モール5とにより装飾された扉体1の縦モール4と
横モール5間に装飾モール6が配されてなるため、単に
鏡板2がはめ込まれた扉体1にはない新規な外観を持た
せることができる。
【0022】装飾モール1が縦モール4・横モール5と
一体化されて扉体1に取り付けられるため、落とし込み
の場合は装飾モール6が縦モール4・横モール5と同様
に鏡板2を保持する役目を果たし、扉体1の経時による
反りに影響されて生じる鏡板2の反りやねじれ、鏡板2
自体の反りやねじれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明において装飾モール6をモール4,4
に一体に設けた場合の斜視図、
【図2】 同じく裏面に取付けた場合の裏面図、
【図3】 落とし込みタイプの扉体dに装飾モール6を
用いた場合の正面図、
【図4】 図3f4−f4断面図、
【図5】 装飾鏡板7を用いたときの斜視図、
【図6】 ▲a▼ 相かき込みの場合の斜視図、▲b▼
片かき込みの場合の斜視図、
【図7】 モールタイプの扉体の断面図、
【符号の説明】
1:扉体、2:鏡板、3:框組み、4:縦モール、5:
横モール、6:装飾モール、7:装飾鏡板、8:タッカ
ー、9:かき込み、101:パネル(図5)、102:
モール(図7)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】装飾モール6は、図1、図2のように縦モ
ール4と横モール5間に設けられる。付けモールタイプ
の扉体では直接扉体表面に固着し、落とし込みタイプの
扉体1では鏡板2上に位置することとなる。該装飾モー
ル6は縦モール4と横モール5をつなぐように設けられ
ても縦モール4、横モール5の両方に接しなくてもどち
らでも良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の面内が縦モールと該縦モールと直交
    する横モールとにより装飾された扉体において、縦モー
    ルと横モール間に装飾モールが設けられる扉体。
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