JPH09279485A - インジゴ染料使いのブラック染め方法 - Google Patents

インジゴ染料使いのブラック染め方法

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JPH09279485A
JPH09279485A JP8115685A JP11568596A JPH09279485A JP H09279485 A JPH09279485 A JP H09279485A JP 8115685 A JP8115685 A JP 8115685A JP 11568596 A JP11568596 A JP 11568596A JP H09279485 A JPH09279485 A JP H09279485A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 繊維にタンニン鉄を付着させることを特徴と
するインジゴ染料使いのブラック染め方法。タンニン鉄
を、インジゴ染めの前、後あるいは途中で、繊維に付着
させることによって仕上がりの色がブラックになる。繊
維はインジゴ染料で染色可能な糸素材あるいは生地素材
の繊維である。タンニン鉄の付着は、タンニン酸処理工
程および鉄化合物処理工程を経て行われる。鉄化合物と
しては硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄が例示され
る。好ましくは濃度の濃いインジゴ染料を用いる。 【効果】 タンニン鉄を付着させることにより、インジ
ゴ染めの堅牢度を一層向上するこできる。天然藍染めの
色に近づける染色方法を提供することができる。昔の藍
染めの色を合成された化学インジゴ染料を使って再現す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インジゴ染料を用いる
ブラック染め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】藍染め商品は、今も昔も基本的には洗い
込んである。藍染めは、洗えば洗うほど味がでる。独特
の落ち着いた雰囲気をもった色に段階的に変身していく
わけである。本来の濃色の藍染めの色は、限りなく黒に
近い色をしているが、洗い込んでいくたびに、表面の黒
っぽい色が少しずつ脱落し、内からきれいで鮮明なブル
ーが浮かび上がり、そのブルーと、まだ残っている黒に
限りなく近い部分の色とが、人間の目にミックスされて
見え、あの落ち着いた人間の目に優しい色・風合い・雰
囲気をつくりだしていく。本来の天然藍で染め上げられ
た藍の色に近づける染色性の問題、あるいは、何百年も
の昔の藍染めの色を合成された化学インジゴ染料を使っ
て再現する問題は未だ解決されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は天然藍染めの
色に近づける染色方法の提供を目的とする。本発明は昔
の藍染めの色を合成された化学インジゴ染料を使って再
現することを目的とする。本発明は、インジゴ染料を用
いるブラック染め方法の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、合成された
化学インジゴ染料を使って本来の天然藍で染め上げられ
た藍の色に近づけるためには、あるいは、何百年もの昔
の藍染めの色を再現するためには、インジゴブルーをブ
ラックの色に変えなければならない、と発想した。しか
しながら、先染めあるいは後染めのインジゴ染料使いに
よる従来の染色では、基本的にはブルー系統の色にな
り、ブラックの色にはならない。
【0005】本発明は、繊維にタンニン鉄を付着させる
ことを特徴とするインジゴ染料使いのブラック染め方法
である。
【0006】本発明に使用される繊維は、インジゴ染料
で染色可能な素材であれば何でもよく、綿、レーヨン、
テンセル、麻が例示される。また、その形状が糸状、布
状あるいは塊状でもその内容がインジゴ染料で染色可能
な素材から構成されていれば構わない。したがって、糸
は原綿を含むし、生地は製品を含む。
【0007】インジゴは天然藍と合成藍に分けられる
が、本発明に使用されるインジゴ染料は、天然藍でも合
成藍でもよい。本発明は昔の藍染めの色を合成された化
学インジゴ染料を使って再現することを目的としてお
り、好ましくは合成藍を用いる。天然藍は蓼(タデ)藍
など、藍草に含まれているインジゴであり、合成藍は化
学的に合成して作ったインジゴである。インジゴ分の純
度は天然藍では2〜5%、合成藍では98%以上である
とされている。
【0008】先染めあるいは後染めのインジゴ染料使い
について説明する。「建てる」とは、要約すると、「還
元溶解」することである。「建てる」方法としては、
「醗酵建て」と「化学建て」がある。インジゴは水に不
溶のため、そのままでは染着力はない。染着力を持たせ
るためには、(1)インジゴを還元すること、(2)還
元したインジゴを水に溶ける様にすることが必要であ
る。この基本は、古くから行なわれている「醗酵建て」
でも、現在用いられている「化学建て」でも同様であ
る。
【0009】現在広く行なわれている「化学建て」は緑
バン建て、亜鉛末・石灰建て、ハイドロ建てがあり、も
っとも強力な還元剤であるハイドロサルファイトと、強
力なアルカリ剤である苛性ソーダを用いる「ハイドロ建
て」が、一般的である。ハイドロ建てによるインジゴの
還元機構は表1に示されるとおりである。
【0010】
【表1】
【0011】タンニン鉄を、インジゴ染めの前、後ある
いは途中で、繊維に付着させることによって仕上がりの
色がブラックになる。この場合、インジゴブルーの濃度
を濃くしておくことが好ましい。タンニン鉄はタンニン
と鉄との着色反応(青〜黒)の生成物である。例えば、
タンニン酸(C14109・2H2O)と硫酸第一鉄(F
eSO4)は化1の反応によりタンニン鉄〔Fe(C14
1092〕を生成する。
【0012】
【化1】
【0013】タンニン鉄の付着は、タンニン酸処理工程
および鉄化合物処理工程を経て行われる。上記のタンニ
ン酸処理工程はタンニン酸溶液に浸漬する工程であり、
硫酸第一鉄処理工程は、硫酸第一鉄溶液に浸漬する工程
である。タンニン酸処理をした繊維を硫酸第一鉄溶液に
入れる時は、繊維にタンニン鉄が生成されて黒色に染ま
る。鉄化合物としては硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第
二鉄が例示される。例えば、インジゴ染めの前にタンニ
ン鉄を付着させる場合には、タンニン鉄による黒色はイ
ンジゴ染料による繊維の藍染めの下染として使用されて
いることになる。好ましくは、タンニン酸処理工程およ
び鉄化合物処理工程の後、ソーダ灰溶液に浸漬する。
【0014】化1の反応で生成したタンニン鉄は、繊維
とイオン結合すると思われる。また、インジゴ染料と
は、分子間引力により相互に引き合って、通常のインジ
ゴ染色で得られる堅牢度よりはるかに向上する。これは
タンニン鉄が付着することにより、インジゴ分子がより
大きくなるためと考えられる。なお、ここでいう堅牢度
は特に日光・洗濯・摩擦に対する堅牢度を指す。
【0015】連続染色機による先染めの染法は、タンニ
ン酸処理、鉄化合物処理、水洗、インジゴ染色、インジ
ゴ染色、水洗の工程からなる。ここでタンニン酸処理と
鉄化合物処理の工程を逆にしても、染め上がりの色には
影響がほとんど出ない。タンニン酸処理と鉄化合物処理
を逆にして、鉄化合物処理を先に行い、その後ソーダ灰
で処理、そしてタンニン酸処理を行うと、より深いブラ
ックの色が得られる。ソーダ灰処理を行うことによっ
て、鉄化合物が、繊維に固着され、鉄化合物の溶出を防
ぐと考えられる。
【0016】本発明のインジゴ染料使いの染色工程その
ものは、天然藍または合成藍を使用する通常の染色工程
を採用する。したがって、本発明に使用される染色液
は、一般浸染法で使用される染色液または伝統的な技法
における藍建液である。
【0017】一般浸染法で使用される染色液において、
インジゴブルーの濃度を濃くした濃厚溶液(ストックバ
ット)は例えば以下のようにして調整される。薬剤量は
染料100に対する値(重量%)で表す。インジゴ10
0、アルコール適量、苛性ソーダ60〜80およびハイ
ドロサルファイト80〜100を還元温度60〜65
℃、還元時間15〜30分で還元処理をする。濃度限界
は約50〜80g/lである。
【0018】次に、染浴を調製する。例えば、上記濃厚
溶液を、水1lに対し苛性ソーダ0.5gおよびハイド
ロサルファイト1gを含む水を散水してうすめ、3〜5
g/lの濃度になるように調製する。この時のアルカリ
度はpH約10.0〜11.5、還元状態(0.R.
P)の適正値は約700〜780(−mV)である。
【0019】染色は上記のとおり調製した染浴にて、浸
漬、絞る、空気酸化の操作を1回以上繰り返し行なって
染色する。浸漬温度は20〜25℃(常温)、浸漬時間
は10〜60秒、染色終了後水洗いを十分に行ない、乾
燥させる。
【0020】すなわち、上記のとおり調製した染浴中の
染色液を20〜25℃(常温)に保ち、その染色液中に
繊維の布あるいは糸を10〜60秒浸漬し、絞り、空気
酸化する。これらの操作を1回以上繰り返し行なって染
色する。
【0021】伝統的な技法における藍建は、藍瓶の中に
すくもと水・灰・麸(小麦を粉にする時に出る皮のく
ず)などを入れてかき混ぜ、液の温度を25℃くらいに
保って2週間ほどすると染められる状態になる工程をい
う。すくもは、2〜3月ごろに種を播き、春に苗を畑に
移し、開花直前の7月中ごろに収穫した藍の葉(さらに
8月に再生した葉を収穫する場合もある)を刻んで乾燥
・堆積させ、これに水を掛けては混ぜ返して2〜3カ月
間発酵させできた腐葉土状のものがすくもで、染液の材
料となる。通常、十分染められる状態になった染液の表
面は光沢のある膜でおおわれ、混ぜ返すと緑がかった泡
がたち、その泡は中の色素が空気中の酸素により酸化さ
れてすぐに青色に変わる。染色は糸や布を染液に浸し、
しばらくおいてから引き上げて固く絞り空気に触れさせ
る。この作業の回数により、「瓶のぞき」と呼ばれる薄
い青色から紺まで濃淡の違いが出る。染め上がった糸・
布は水洗したあと、乾燥させる。藍瓶中の藍建液を色相
の濃淡に応じて調整することが望ましい。
【0022】
【実施例】本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
【0023】実施例1 連続染色機による先染めの染法は、タンニン酸処理、鉄
化合物処理、水洗、インジゴ染色、インジゴ染色、水洗
の工程からなる。
【0024】タンニン鉄の付着は、タンニン酸処理工程
および鉄化合物処理工程を経て行われる。タンニン酸
(C14109・2H2O)と硫酸第一鉄(FeSO4
は下記の反応によりタンニン鉄〔Fe(C14
1092〕を生成する。
【0025】(1)濃厚溶液(ストックバット)の調製 表2にまとめたとおりである。
【0026】
【表2】
【0027】(2)染浴調製 上記(1)の溶液を敷水(水1lに対し苛性ソーダ0、
5g、ハイドロサルファイト1gを含む)でうすめて、
3〜5g/lでの濃度になるように調製する。この時の
アルカリ度(pH)、還元状態(0.R.P)の適正値
は表3のとおりである。
【0028】
【表3】
【0029】(3)染色 調製した染浴にて、浸漬→絞る→空気酸化の操作を1回
以上繰り返し行なって染色する。すなわち、上記のとお
り調製した染浴中の染色液を20〜25℃(常温)に保
ち、その染色液中に繊維の布あるいは糸を10〜60秒
浸漬し、絞り、空気酸化する。これらの操作を1回以上
繰り返し行なって染色する。染色終了後水洗いを十分に
行ない、乾燥させる。得られた染色布あるいは染色糸の
色相は目及び色差計で確認する。
【0030】
【発明の効果】タンニン鉄を付着させることにより、イ
ンジゴ染めの堅牢度を一層向上するこできる。天然藍染
めの色に近づける染色方法を提供することができる。昔
の藍染めの色を合成された化学インジゴ染料を使って再
現することができる。連続染色法で均一な製品を得るこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 5/10 D06P 5/10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維にタンニン鉄を付着させることを特
    徴とするインジゴ染料使いのブラック染め方法。
  2. 【請求項2】 先染めあるいは後染めのインジゴ染料使
    いである請求項1のインジゴ染料使いのブラック染め方
    法。
  3. 【請求項3】 インジゴ染料で染色可能な糸素材あるい
    は生地素材の繊維である請求項1または2のインジゴ染
    料使いのブラック染め方法。
  4. 【請求項4】 タンニン鉄の付着が、タンニン酸処理工
    程および鉄化合物処理工程を経て行われる請求項1、2
    または3のインジゴ染料使いのブラック染め方法。
  5. 【請求項5】 濃度の濃いインジゴ染料を用いる請求項
    4のインジゴ染料使いのブラック染め方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020076188A (ja) * 2018-09-27 2020-05-21 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 繊維品の染色方法及び染色した繊維品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020076188A (ja) * 2018-09-27 2020-05-21 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 繊維品の染色方法及び染色した繊維品

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