JPH09278282A - 長尺材の繰出し装置 - Google Patents
長尺材の繰出し装置Info
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- JPH09278282A JPH09278282A JP11962696A JP11962696A JPH09278282A JP H09278282 A JPH09278282 A JP H09278282A JP 11962696 A JP11962696 A JP 11962696A JP 11962696 A JP11962696 A JP 11962696A JP H09278282 A JPH09278282 A JP H09278282A
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- Japan
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- brake
- long material
- lever
- storage body
- rope
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/34—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
- B65H75/36—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables without essentially involving the use of a core or former internal to a stored package of material, e.g. with stored material housed within casing or container, or intermittently engaging a plurality of supports as in sinuous or serpentine fashion
- B65H75/362—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables without essentially involving the use of a core or former internal to a stored package of material, e.g. with stored material housed within casing or container, or intermittently engaging a plurality of supports as in sinuous or serpentine fashion with stored material housed within a casing or container
- B65H75/364—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables without essentially involving the use of a core or former internal to a stored package of material, e.g. with stored material housed within casing or container, or intermittently engaging a plurality of supports as in sinuous or serpentine fashion with stored material housed within a casing or container the stored material being coiled
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- B65H75/38—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
- B65H75/44—Constructional details
- B65H75/4436—Arrangements for yieldably braking the reel or the material for moderating speed of winding or unwinding
- B65H75/4442—Arrangements for yieldably braking the reel or the material for moderating speed of winding or unwinding acting on the reel
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ブレーキ装置を備えた長尺材の繰出し装置にお
いて、長尺材の繰り出しが不要になった場合には、ブレ
ーキ装置を遠隔操作して、長尺材を巻回状態で収納して
いる収納体を即座に停止させることである。 【解決手段】繰出し装置に設けられたブレーキ装置Ｂ
と、該装置を遠隔操作するための操作具Ｈとをワイヤー
ロープＷで連結する。
いて、長尺材の繰り出しが不要になった場合には、ブレ
ーキ装置を遠隔操作して、長尺材を巻回状態で収納して
いる収納体を即座に停止させることである。 【解決手段】繰出し装置に設けられたブレーキ装置Ｂ
と、該装置を遠隔操作するための操作具Ｈとをワイヤー
ロープＷで連結する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納体に巻回状態
で収納されている長尺材を繰り出すための装置に関する
ものである。
で収納されている長尺材を繰り出すための装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】上記した長尺材の繰出し装置として、実
開昭58-95120号に開示されているものが知られている。
この繰出し装置は、フレームの支持軸に回転可能に支持
されて、長尺材を巻回状態でその内側に収納するための
リング状の収納体と、該収納体に収納されている長尺材
の繰り出しを案内するための繰出し案内体と、収納体に
回転抵抗を加えて、その回転を直接止めるためのフット
ブレーキとを備えている。この収納体は、フレームの支
持軸に回転可能に支持され、繰出し案内体は、フレーム
に一体に取付けられている。そして、繰出し案内体を通
して長尺材を引っ張ると、収納体に回転トルクが作用し
て、フレームに対して常に一定の位置から長尺材が順次
繰り出される。一方、繰出し中においてフットブレーキ
を作動させると、回転中の収納体に回転抵抗が加えられ
て、該収納体が停止する。
開昭58-95120号に開示されているものが知られている。
この繰出し装置は、フレームの支持軸に回転可能に支持
されて、長尺材を巻回状態でその内側に収納するための
リング状の収納体と、該収納体に収納されている長尺材
の繰り出しを案内するための繰出し案内体と、収納体に
回転抵抗を加えて、その回転を直接止めるためのフット
ブレーキとを備えている。この収納体は、フレームの支
持軸に回転可能に支持され、繰出し案内体は、フレーム
に一体に取付けられている。そして、繰出し案内体を通
して長尺材を引っ張ると、収納体に回転トルクが作用し
て、フレームに対して常に一定の位置から長尺材が順次
繰り出される。一方、繰出し中においてフットブレーキ
を作動させると、回転中の収納体に回転抵抗が加えられ
て、該収納体が停止する。
【０００３】従来の繰出し装置では、該装置の近くで長
尺材を繰り出す場合にはよいが、例えば高所に設置され
たケーブルラック等のように、装置から離れた場所にお
いて長尺材を繰り出す際に、作業の中断等で収納体の回
転を停止させるには、作業者が装置の近くまで来て、フ
ットブレーキを踏まなければならない。このため、長尺
材の繰出しを停止した後でも、収納体が惰性回転し続
け、長尺材が次々と繰り出されてしまい、他の作業の邪
魔になったり、後の繰出し作業ができなかったりする問
題があった。
尺材を繰り出す場合にはよいが、例えば高所に設置され
たケーブルラック等のように、装置から離れた場所にお
いて長尺材を繰り出す際に、作業の中断等で収納体の回
転を停止させるには、作業者が装置の近くまで来て、フ
ットブレーキを踏まなければならない。このため、長尺
材の繰出しを停止した後でも、収納体が惰性回転し続
け、長尺材が次々と繰り出されてしまい、他の作業の邪
魔になったり、後の繰出し作業ができなかったりする問
題があった。
【０００４】特に、長尺材が、曲げ剛性の高い呼びロー
プ（電線等の先端に連結して引っ張って、この電線を電
線管に挿通したり、ラックに延線する等の場合に用いら
れるロープ）の場合には、収納体から繰り出される呼び
ロープ自身の弾性復元力が収納体に対して回転トルクと
して作用するため、収納体を回転させながら、自身の巻
回状態を解いて、繰出し案内体から次々と繰り出される
という特質があって、その取扱いが特に難しい。
プ（電線等の先端に連結して引っ張って、この電線を電
線管に挿通したり、ラックに延線する等の場合に用いら
れるロープ）の場合には、収納体から繰り出される呼び
ロープ自身の弾性復元力が収納体に対して回転トルクと
して作用するため、収納体を回転させながら、自身の巻
回状態を解いて、繰出し案内体から次々と繰り出される
という特質があって、その取扱いが特に難しい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ブレーキ装
置を備えた長尺材の繰出し装置において、長尺材の繰り
出しが不要になった場合には、ブレーキ装置を遠隔操作
して、長尺材を巻回状態で収納している収納体を即座に
停止させることを課題としている。
置を備えた長尺材の繰出し装置において、長尺材の繰り
出しが不要になった場合には、ブレーキ装置を遠隔操作
して、長尺材を巻回状態で収納している収納体を即座に
停止させることを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採用した手段は、上記構成の長尺材の繰出し
装置において、ブレーキ装置と、該装置を遠隔操作する
ためのブレーキ操作部とを、ブレーキ操作力を伝達する
ための可撓性線状体で連結したことである。
に本発明が採用した手段は、上記構成の長尺材の繰出し
装置において、ブレーキ装置と、該装置を遠隔操作する
ためのブレーキ操作部とを、ブレーキ操作力を伝達する
ための可撓性線状体で連結したことである。
【０００７】繰出し装置から離れた場所での長尺材の繰
出し中において、その繰出しを中断させる場合には、作
業者の近辺においてあるブレーキ操作部を操作すること
により、可撓性線状体を介してブレーキ操作力をブレー
キ装置に伝達させて、ブレーキ装置を作動させる。これ
により、回転中の収納体は即座に停止して、その惰性回
転が防止され、長尺材が無駄に繰り出されなくなる。
出し中において、その繰出しを中断させる場合には、作
業者の近辺においてあるブレーキ操作部を操作すること
により、可撓性線状体を介してブレーキ操作力をブレー
キ装置に伝達させて、ブレーキ装置を作動させる。これ
により、回転中の収納体は即座に停止して、その惰性回
転が防止され、長尺材が無駄に繰り出されなくなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図１は、本発明に係る繰出し装置
の全体斜視図であり、図２は、同じく正面図であり、図
３は、同じく回転軸６の部分における平面図であり、図
４は、同じく縦断面図である。図１ないし図４におい
て、本発明に係る繰出し装置は、フレームＦにリング状
の収納体Ａが回転可能に支持された構成である。フレー
ムＦは、パイプ材を連結して構成され、上端部が逆Ｕ字
状をした一対のフレーム本体１が所定間隔をおいて配置
されて、一対のフレーム本体１の上端の各水平部１ａ
は、連結材２を介して連結されていると共に、その各支
柱部１ｂの高さ方向の中央部は、連結材３を介して連結
され、更に、一対のフレーム本体１を構成する４本の各
支柱部１ｂの下端部は、それぞれベース４に一体に連結
されている。なお、一対のフレーム本体１の上端の各水
平部１ａを連結している連結材２は、装置全体を横倒し
にして搬送する際の手持ち部を兼用している。
更に詳細に説明する。図１は、本発明に係る繰出し装置
の全体斜視図であり、図２は、同じく正面図であり、図
３は、同じく回転軸６の部分における平面図であり、図
４は、同じく縦断面図である。図１ないし図４におい
て、本発明に係る繰出し装置は、フレームＦにリング状
の収納体Ａが回転可能に支持された構成である。フレー
ムＦは、パイプ材を連結して構成され、上端部が逆Ｕ字
状をした一対のフレーム本体１が所定間隔をおいて配置
されて、一対のフレーム本体１の上端の各水平部１ａ
は、連結材２を介して連結されていると共に、その各支
柱部１ｂの高さ方向の中央部は、連結材３を介して連結
され、更に、一対のフレーム本体１を構成する４本の各
支柱部１ｂの下端部は、それぞれベース４に一体に連結
されている。なお、一対のフレーム本体１の上端の各水
平部１ａを連結している連結材２は、装置全体を横倒し
にして搬送する際の手持ち部を兼用している。
【０００９】また、前記フレームＦを構成する一対の連
結材３には支持軸５が水平に固着されている。自身の内
側に長尺材を巻回状態で収納するためのリング状の収納
体Ａは、前記支持軸５に回転可能に支持されている。収
納体Ａを構成する回転軸６は、パイプ材で形成されて、
前記支持軸５の外側に軸受７を介して嵌め込まれてい
る。この収納体Ａは、金属帯板の先端部を逆Ｕ字状にわ
ん曲させた複数本（実施例では６本）のリング支持具８
が放射状に配設されて、その基端部が前記回転軸６の長
手方向の一端部に固着され、複数本のリング支持具８の
わん曲部８ａの外側に外側リング９が固着されていると
共に、該リング支持具８の自由端部８ｂに内側リング１
１が固着された構成である。このため、収納体Ａにおけ
るリング支持具８が配設されていない側は、大きく開放
された開放部１２になっていて、収納体Ａに収納されて
いる長尺材は、当該開放部１２から繰り出される。
結材３には支持軸５が水平に固着されている。自身の内
側に長尺材を巻回状態で収納するためのリング状の収納
体Ａは、前記支持軸５に回転可能に支持されている。収
納体Ａを構成する回転軸６は、パイプ材で形成されて、
前記支持軸５の外側に軸受７を介して嵌め込まれてい
る。この収納体Ａは、金属帯板の先端部を逆Ｕ字状にわ
ん曲させた複数本（実施例では６本）のリング支持具８
が放射状に配設されて、その基端部が前記回転軸６の長
手方向の一端部に固着され、複数本のリング支持具８の
わん曲部８ａの外側に外側リング９が固着されていると
共に、該リング支持具８の自由端部８ｂに内側リング１
１が固着された構成である。このため、収納体Ａにおけ
るリング支持具８が配設されていない側は、大きく開放
された開放部１２になっていて、収納体Ａに収納されて
いる長尺材は、当該開放部１２から繰り出される。
【００１０】また、収納体Ａを構成する回転軸６の一端
部にブレーキ装置Ｂが装着されている。図５及び図６
は、それぞれブレーキ装置Ｂの非作動及び作業の各状態
の正面面図である。図４ないし図６において、このブレ
ーキ装置Ｂは、回転軸６の端部に一体に固着される回転
体１３と、フレームＦの側に固定される固定体１４とで
構成される。固定体１４は、基板１５の内側に半リング
状をした一対の摺動体１６が配設されたもので、該一対
の摺動体１６は、一対の引張スプリング１７を介して連
結された状態で、その一端部が共通の支点軸１８を中心
にして前記基板１５に回動可能に支持されていると共
に、その他端部の間に拡開カム１９が回転可能に配設さ
れ、該拡開カム１９の回動により、一対の摺動体１６を
前記引張スプリング１７の引張力に抗して支点軸１８を
中心に互いに反対の方向に回動させて、その外周面を、
前記回転体１３のリング部１３ａの内周面に摺接させ
て、収納体Ａの回転軸６にブレーキ力を加える構成にな
っている。
部にブレーキ装置Ｂが装着されている。図５及び図６
は、それぞれブレーキ装置Ｂの非作動及び作業の各状態
の正面面図である。図４ないし図６において、このブレ
ーキ装置Ｂは、回転軸６の端部に一体に固着される回転
体１３と、フレームＦの側に固定される固定体１４とで
構成される。固定体１４は、基板１５の内側に半リング
状をした一対の摺動体１６が配設されたもので、該一対
の摺動体１６は、一対の引張スプリング１７を介して連
結された状態で、その一端部が共通の支点軸１８を中心
にして前記基板１５に回動可能に支持されていると共
に、その他端部の間に拡開カム１９が回転可能に配設さ
れ、該拡開カム１９の回動により、一対の摺動体１６を
前記引張スプリング１７の引張力に抗して支点軸１８を
中心に互いに反対の方向に回動させて、その外周面を、
前記回転体１３のリング部１３ａの内周面に摺接させ
て、収納体Ａの回転軸６にブレーキ力を加える構成にな
っている。
【００１１】一方のフレーム本体１の支柱部１ｂには、
ブラケット２１が取付けられ、ブレーキ装置Ｂの固定体
１４の基板１５に取付けられた固定レバー２２が前記ブ
ラケット２１に固定されている。これにより、ブレーキ
装置Ｂの固定体１４は、フレームＦに固定される。ま
た、拡開カム１９のカム軸１９ａは、固定体１４の基板
１５を貫通して、その背面側に突出していて、この突出
部にレバー２３が一体に取付けられている。
ブラケット２１が取付けられ、ブレーキ装置Ｂの固定体
１４の基板１５に取付けられた固定レバー２２が前記ブ
ラケット２１に固定されている。これにより、ブレーキ
装置Ｂの固定体１４は、フレームＦに固定される。ま
た、拡開カム１９のカム軸１９ａは、固定体１４の基板
１５を貫通して、その背面側に突出していて、この突出
部にレバー２３が一体に取付けられている。
【００１２】上記構成のブレーキ装置Ｂは、操作具Ｈに
より遠隔操作が可能である。この操作具Ｈとブレーキ装
置Ｂとは、ワイヤーロープＷで連結されている。即ち、
ワイヤーロープＷの一端部は、前記ブラケット２１の先
端部に取付けたロープガイド２４に挿通されて、前記レ
バー２３の先端部に連結されており、その他端部は、操
作具本体２５に設けられた引込みレバー２６に連結され
ている。よって、操作具Ｈの引込みレバー２６を握り込
んで、ワイヤーロープＷを操作具Ｈの側に引き込むと、
レバー２３を介して拡開カム１９が回動して、収納体Ａ
の回転軸６にブレーキ力が加えられる。また、引込みレ
バー２６を開放すると、一対の引張スプリング１７の引
張り力により一対の摺動体１６が原位置に復帰して、回
転軸６にブレーキ力が加えられない状態となる。
より遠隔操作が可能である。この操作具Ｈとブレーキ装
置Ｂとは、ワイヤーロープＷで連結されている。即ち、
ワイヤーロープＷの一端部は、前記ブラケット２１の先
端部に取付けたロープガイド２４に挿通されて、前記レ
バー２３の先端部に連結されており、その他端部は、操
作具本体２５に設けられた引込みレバー２６に連結され
ている。よって、操作具Ｈの引込みレバー２６を握り込
んで、ワイヤーロープＷを操作具Ｈの側に引き込むと、
レバー２３を介して拡開カム１９が回動して、収納体Ａ
の回転軸６にブレーキ力が加えられる。また、引込みレ
バー２６を開放すると、一対の引張スプリング１７の引
張り力により一対の摺動体１６が原位置に復帰して、回
転軸６にブレーキ力が加えられない状態となる。
【００１３】上記したリング状の収納体Ａの内側（各リ
ング支持具８のわん曲部８ａの部分）には、呼びロープ
Ｒが巻回状態となって収納される。また、図１及び図３
に示されるように、一方のフレーム本体１の開放部１２
の側の支柱部１ｂには、該ロープＲの繰出しの案内を行
うためのリング状をした繰出し案内体２７が内側に向い
て取付けられ、収納体Ａに収納されている呼びロープＲ
は、該繰出し案内体２７を通って外部に繰り出される。
なお、図中２８は、装置全体を横倒しにして搬送する際
に使用される一対の車輪を示す。
ング支持具８のわん曲部８ａの部分）には、呼びロープ
Ｒが巻回状態となって収納される。また、図１及び図３
に示されるように、一方のフレーム本体１の開放部１２
の側の支柱部１ｂには、該ロープＲの繰出しの案内を行
うためのリング状をした繰出し案内体２７が内側に向い
て取付けられ、収納体Ａに収納されている呼びロープＲ
は、該繰出し案内体２７を通って外部に繰り出される。
なお、図中２８は、装置全体を横倒しにして搬送する際
に使用される一対の車輪を示す。
【００１４】そして、図７に示されるように、高所に配
設されたラック３１に電線を延線するに際して、該ラッ
ク３１のロープ挿通部３１ａに呼びロープＲを押し込ん
で挿通する場合には、該ラック３１の端部の近傍に呼び
ロープＲの繰出し装置と脚立３２とを配置して、作業者
Ｍがブレーキ装置Ｂの操作具Ｈを持ったままで前記脚立
３２に乗って作業を行う。作業者Ｍが呼びロープＲを引
っ張って、収納体Ａから繰り出している途中において、
その繰出しを停止させるには、操作具Ｈの引込みレバー
２６を握り締め、ワイヤーロープＷ及びレバー２３を介
して拡開カム１９を回動させると、一対の摺動体１６が
前記引張スプリング１７の引張力に抗して支点軸１８を
中心に互いに反対の方向に回動されて、その外周面が回
転体１３のリング部１３ａの内周面に摺接して、収納体
Ａの回転軸６にブレーキ力が加えられる。前述のよう
に、曲げ剛性の高い呼びロープＲは、自身の弾性復元力
により収納体を自ら回転させながら次々と繰り出される
が、収納体Ａの回転停止を遠隔操作できて、収納体Ａを
即座に停止させられるために、繰出し装置から離れてい
る場所においても、呼びロープＲの連続した繰出しを即
座に停止できる。また、操作具Ｈの引込みレバー２６を
開放させると、ブレーキ力が解除されて、収納体Ａが回
転可能となる。
設されたラック３１に電線を延線するに際して、該ラッ
ク３１のロープ挿通部３１ａに呼びロープＲを押し込ん
で挿通する場合には、該ラック３１の端部の近傍に呼び
ロープＲの繰出し装置と脚立３２とを配置して、作業者
Ｍがブレーキ装置Ｂの操作具Ｈを持ったままで前記脚立
３２に乗って作業を行う。作業者Ｍが呼びロープＲを引
っ張って、収納体Ａから繰り出している途中において、
その繰出しを停止させるには、操作具Ｈの引込みレバー
２６を握り締め、ワイヤーロープＷ及びレバー２３を介
して拡開カム１９を回動させると、一対の摺動体１６が
前記引張スプリング１７の引張力に抗して支点軸１８を
中心に互いに反対の方向に回動されて、その外周面が回
転体１３のリング部１３ａの内周面に摺接して、収納体
Ａの回転軸６にブレーキ力が加えられる。前述のよう
に、曲げ剛性の高い呼びロープＲは、自身の弾性復元力
により収納体を自ら回転させながら次々と繰り出される
が、収納体Ａの回転停止を遠隔操作できて、収納体Ａを
即座に停止させられるために、繰出し装置から離れてい
る場所においても、呼びロープＲの連続した繰出しを即
座に停止できる。また、操作具Ｈの引込みレバー２６を
開放させると、ブレーキ力が解除されて、収納体Ａが回
転可能となる。
【００１５】なお、本発明に係る繰出し装置は、高所に
配設されたラックに電線を延線する場合のみならず、床
材に設けられた呼びロープ挿通部に呼びロープを挿通し
て、同様の作業を行う場合、或いは電線管に電線を挿通
させる場合にも使用可能である。また、上記したワイヤ
ーロープは、可撓性線状体の一例に過ぎず、ブレーキ操
作部からブレーキ装置にブレーキ操作力を伝達できるも
のであれば、他のものであってもよい。更に、繰り出し
の対象である長尺材としては、上記した呼びロープの他
に、ケーブル、可撓管等が挙げられる。
配設されたラックに電線を延線する場合のみならず、床
材に設けられた呼びロープ挿通部に呼びロープを挿通し
て、同様の作業を行う場合、或いは電線管に電線を挿通
させる場合にも使用可能である。また、上記したワイヤ
ーロープは、可撓性線状体の一例に過ぎず、ブレーキ操
作部からブレーキ装置にブレーキ操作力を伝達できるも
のであれば、他のものであってもよい。更に、繰り出し
の対象である長尺材としては、上記した呼びロープの他
に、ケーブル、可撓管等が挙げられる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、長尺材の繰出し装置におい
て、ブレーキ装置と、該装置を遠隔操作するためのブレ
ーキ操作部とを、ブレーキ操作力を伝達するための可撓
性線状体で連結してあるので、繰出し装置から離れた場
所で長尺材の繰出している最中において、その繰出しを
中断させる場合には、作業者の近辺においてあるブレー
キ操作部を操作することにより、可撓性線状体を介して
ブレーキ操作力をブレーキ装置に伝達させて、ブレーキ
装置を作動させる。これにより、回転中の収納体は即座
に停止して、その惰性回転が防止され、長尺材が無駄に
繰り出されなくなる。特に、曲げ剛性の高い呼びロープ
は、自身の弾性復元力により収納体を自ら回転させて、
次々と繰り出されるが、その繰出しを中断させる場合に
は、遠隔操作により収納体を即座に停止させられるの
で、繰出し装置から離れた場所においても、呼びロープ
の連続した繰り出しを即座に停止させられる。
て、ブレーキ装置と、該装置を遠隔操作するためのブレ
ーキ操作部とを、ブレーキ操作力を伝達するための可撓
性線状体で連結してあるので、繰出し装置から離れた場
所で長尺材の繰出している最中において、その繰出しを
中断させる場合には、作業者の近辺においてあるブレー
キ操作部を操作することにより、可撓性線状体を介して
ブレーキ操作力をブレーキ装置に伝達させて、ブレーキ
装置を作動させる。これにより、回転中の収納体は即座
に停止して、その惰性回転が防止され、長尺材が無駄に
繰り出されなくなる。特に、曲げ剛性の高い呼びロープ
は、自身の弾性復元力により収納体を自ら回転させて、
次々と繰り出されるが、その繰出しを中断させる場合に
は、遠隔操作により収納体を即座に停止させられるの
で、繰出し装置から離れた場所においても、呼びロープ
の連続した繰り出しを即座に停止させられる。
【図１】本発明に係る長尺材の繰出し装置の全体斜視図
である。
である。
【図２】同じく正面図である。
【図３】同じく回転軸６の部分の平面図である。
【図４】回転軸６の部分の縦断面図である。
【図５】ブレーキ装置Ｂの作動状態の正面図である。
【図６】ブレーキ装置Ｂの非作動状態の正面図である。
【図７】繰出し装置から繰り出された呼びロープＲを高
所に配設されたラック３１に送り込んでいる状態を示す
斜視図である。
所に配設されたラック３１に送り込んでいる状態を示す
斜視図である。
Ａ：収納体 Ｂ：ブレーキ装置 Ｈ：操作具 Ｒ：呼びロープ Ｗ：ワイヤーロープ ６：回転軸 ２７：繰出し案内体
Claims (2)
- 【請求項１】 長尺材を巻回状態で収納するためのリン
グ状の収納体と、収納体に回転抵抗を加えて、その回転
を直接止めるためのブレーキ装置とを備えた長尺材の繰
出し装置であって、 前記ブレーキ装置と、該装置を遠隔操作するためのブレ
ーキ操作部とを、ブレーキ操作力を伝達するための可撓
性線状体で連結したことを特徴とする長尺材の繰出し装
置。 - 【請求項２】 長尺材は、収納体の内側に収納される曲
げ剛性の高い呼びロープであることを特徴とする請求項
１に記載の長尺材の繰出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11962696A JPH09278282A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 長尺材の繰出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11962696A JPH09278282A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 長尺材の繰出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278282A true JPH09278282A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14766108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11962696A Pending JPH09278282A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 長尺材の繰出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09278282A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1044918A2 (de) * | 1999-04-16 | 2000-10-18 | Katimex Cielker GmbH | Vorrichtung zur Aufnahme von wickel-oder speicherbaren Elementen |
| JP6259901B1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-01-10 | 株式会社四電工 | ワイヤ繰り出し器 |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP11962696A patent/JPH09278282A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1044918A2 (de) * | 1999-04-16 | 2000-10-18 | Katimex Cielker GmbH | Vorrichtung zur Aufnahme von wickel-oder speicherbaren Elementen |
| EP1044918A3 (de) * | 1999-04-16 | 2001-04-18 | Katimex Cielker GmbH | Vorrichtung zur Aufnahme von wickel-oder speicherbaren Elementen |
| JP6259901B1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-01-10 | 株式会社四電工 | ワイヤ繰り出し器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050126 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
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| A02 | Decision of refusal |
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