JPH09278251A - シートスイッチバック装置及び画像形成装置 - Google Patents

シートスイッチバック装置及び画像形成装置

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JPH09278251A
JPH09278251A JP8116967A JP11696796A JPH09278251A JP H09278251 A JPH09278251 A JP H09278251A JP 8116967 A JP8116967 A JP 8116967A JP 11696796 A JP11696796 A JP 11696796A JP H09278251 A JPH09278251 A JP H09278251A
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JP
Japan
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sheet
switchback
roller pair
separation guide
path
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JP8116967A
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English (en)
Inventor
Hajime Sekiguchi
肇 関口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの表裏を反転させるスイッチバックパ
スでのすり合わせによって生じる画像劣化、汚れを無く
す。 【解決手段】 シートをスイッチバックさせるスイッチ
バックローラ対14、スイッチバックローラ対14へシ
ートを搬送する第1の搬送ローラ対10と、スイッチバ
ックローラ対14によりスイッチバックされたシートを
装置本体外に排出する第2の搬送ローラ対12と、第1
の搬送ローラ対10からスイッチバックローラ対14ま
でのスイッチバックパス13に少なくとも1つの曲部を
持つシートスイッチバック装置において、前記曲部を少
なくとも2つのパス13a,13bに分離するための分
離ガイド部材60を少なくとも1つ設けたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に備えられるシート
スイッチバック装置(シートの表裏を反転させるために
スイッチバックさせる装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置の中には、1枚のシートの表面または両面に
画像形成を行い、所定の画像形成を終えた画像形成済み
シートの表裏を反転させて装置本体外に排出するものが
ある。
【0003】上記のようなシートの表裏を反転させる装
置として、シートをスイッチバックさせるスイッチバッ
ク方式のシートスイッチバック装置がある。
【0004】図21に従来のシートスイッチバック装置
を用いた画像形成装置(複写機)の例を示す。
【0005】図21は画像形成装置である複写機の全体
構成を示したものである。
【0006】シートPを収納し給送する給紙部30,3
1,32,33がある。給紙部30,31,32,33
より給送されたシートは、タイミングを計って作像部1
00に送られる。
【0007】作像部100の感光ドラム1は帯電部2に
より帯電させられた後、感光ドラム1上に静電潜像を形
成する画像書き込み部9によって画像読取り部8で読み
取った画像を感光ドラム1上に静電潜像にする。
【0008】次に現像部3にて静電潜像を現像剤(トナ
ー)で可視像化し、タイミングを計って送られて来るシ
ートに転写部4で転写する。
【0009】さらにシートに転写されたトナーを定着さ
せるため搬送部6を通り、定着部7に送られる。表面の
みの複写のときは、シートの進行を切り換える切り換え
部材としてのフラッパー11が11aの位置にありシー
トは第1の搬送ローラ対としての内排紙ローラ対10か
ら第2の搬送ローラ対としての排紙ローラ対12に送ら
れ装置本体外の排紙トレイ15に収納され一連の複写動
作を終える。
【0010】またシートの両面に画像を形成するとき
は、フラッパー11が11bの位置にあり、内排紙ロー
ラ対10よりスイッチバックパスである第2排紙パス1
3に送られ、スイッチバックローラ対としての反転ロー
ラ対14から両面ユニット20の中間トレイ21に収納
される。
【0011】中間トレイ21に積載されたシートPは再
給紙ローラ22で再給紙され分離ローラ対23により分
離し、中間レジストローラ対25でシートの姿勢を整え
た後に中間搬送部24を通り再び表面と同様に画像形成
を行う。
【0012】そして定着部7を通った後、フラッパー1
1が11aの位置にあり排紙トレイ15上にシートを積
載する。
【0013】ところで上記の画像形成装置の排紙処理に
は、表裏を反転して排出する場合がある。いくつかの場
合を説明する。
【0014】(第1の例)コンピュータ等からデータを
画像形成装置に送り、出力する際に送られたデータは先
頭ページからであるので、一旦メモリーに記録しない限
り、先頭から画像形成して排紙トレイ15に積載され
る。
【0015】2枚以上出力するとき、先頭ページからの
出力を通常の通りすると、排紙トレイ15上で次ページ
のシートは前ページのシートの上に積まれ、ページ順が
逆になってしまう。そこでシートの表裏を反転させペー
ジ順を整えている(若い順にしている)。
【0016】(第2の例)また、数枚のパンフレット等
を作成する場合の表紙または裏表紙の処理としてもシー
トの反転は必要である。表紙に使う画像のある面が、パ
ンフレットの内側になるようにする場合、表紙だけはシ
ートを反転する必要がある。裏表紙をパンフレットの外
側に画像ができるようにするにもシートを反転する必要
がある(図25参照)。
【0017】(第3の例)さらに本を見開いて1ページ
づつ複写するページ連写をするとき、ユーザーは本のペ
ージの若い方から順に複写して行くのが予想される。こ
れでは、複写され、排紙トレイ15上に積載されたシー
トのページの順番が逆になってしまう。
【0018】以上のモード(第1乃至第3の例)のとき
にはシートを反転させることが必要となる。なお近年の
デジタル処理技術とメモリー技術を用いれば、第1の例
のコンピュータの出力は、一度メモリーに蓄えてから順
番を整えて出力することも可能である。しかしこのとき
は一度メモリーに蓄えて、順番を整えるのに時間をロス
してしまう。
【0019】また第3の例のページ連写モードにおいて
も、一度全ての画像を読み取ってメモリに蓄え、ページ
を揃えてから出力することもできる。しかし前記のコン
ピュータからの出力と同様に時間ロスを無くすことがで
きない。さらにメモリーを付けるため高価な装置になっ
てしまう。
【0020】このようにシートの表裏を反転させる装置
は上記のモードにおいて、なくてはならないものであ
る。これはアナログ/デジタルの差がなく必要な装置で
あると言える。
【0021】さて、次にシートの表裏を反転させる従来
のシートスイッチバック装置を図22乃至図24で説明
する。図22に第1の従来例を、図23及び図24に第
2の従来例を示している。
【0022】(第1の従来例)第1の従来例のシートス
イッチバック装置の一連の動作を図22に基づいて説明
する。
【0023】定着部7を通ったシートはフラッパー1
1が11bの位置になって内排紙ローラ対10により第
2排紙パス13に送られる(図22(a)参照)。さら
に反転ローラ対14によっても送られる(図22(b)
参照)。送られたシートの後端がフラッパー11を通
り過ぎた後A点に来ると、反転ローラ対14は逆回転を
始める(図22(c)参照)。その後シート後端はフ
ラッパー11の左側(右側から入って来た場合)のパス
に送られ、排紙ローラ対12によって排紙トレイ15に
排出される。そして再び次のシートを第2排紙パス1
3に送る動作になる(図22(d)参照)。
【0024】この従来例ではシートとの間隔はシー
トの長さよりも大きく取っているため複写に要する時間
が多くなる。そのため実際は表面のみの生産性(プロダ
クティビティ)より低下してしまう。
【0025】このことを改善するために図23及び図2
4に示すように、排出するシートと第2排紙パス13に
入って来るシートをすり合わせることでシートの間隔を
短かくし、プロダクティビティを向上させたものがあ
る。
【0026】(第2の従来例)この第2の従来例のシー
トスイッチバック装置の一連の動作を図23及び図24
に基づいて説明する。
【0027】1枚目のシートが第2排紙パス13に入
って来て反転ローラ対14で反転させられるところまで
は第1の従来例と同じである(図23(a),(b)参
照)。さらに1枚目のシートが排紙ローラ対12によ
り排出される方向に移動している時、次のシート(2
枚目)が第2排紙パス13に入って来る(図23(c)
参照)。2枚目のシートが反転ローラ対14に送られ
る前に前のシート(1枚目)は反転ローラ対14を抜
けている(図23(d)参照)。シートは排紙ローラ
対12のみによって排出トレイ15に積載される。その
ときシートは反転ローラ対14によって両面ユニット
20の方向に送られる(図24(a)参照)。そして再
び次のシートを第2排紙パス13に送る動作になる
(図24(b)参照)。
【0028】このようにシートとシートは進行方向
が逆で、図23(d)に示すようにすり合う所がでてく
る。
【0029】またプロダクティビティを向上させるため
に内排紙ローラ対10をシートが通過後、排紙ローラ対
12に進入するまでを、通常の複写動作のシート送り速
度より速くして第2排紙パス13でのタイムロスを少な
くしたものもある。場合によっては排紙ローラ対12も
スピードをアップさせればさらにプロダクティビティは
向上するものである。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
2の従来例では、プロダクティビティの向上のため第2
排紙パス13でのシートのすり合わせによって、シート
のすり合う部分の画像の剥れ,削れが生じる。それによ
り画像劣化となる。
【0031】さらに排紙トレイ15の方向に進むシート
の裏面に前記の剥れ,削れによるトナーが付着して汚れ
るといった問題がある。
【0032】特に第2の従来例のように内排紙ローラ対
10と反転ローラ対14の間に曲率の大きな曲部を持っ
たシートパスがあるときは、その程度が悪くなる。第2
の従来例では、両面ユニット20と第2排紙パス13を
共有しているため、このような曲率の大きなシートパス
部が存在してしまう。今後、装置全体の大きさが小さく
なれば、このようなシートパスの構成は増えるものと考
えられる。
【0033】シートは曲部では大回りするように送られ
る。そしてシートは内排紙ローラ対10によって送られ
るので、曲部の外側の方向に押されながら反転ローラ対
14に進入することになる。
【0034】この時に前のシートが残っていると次のシ
ートは前シートを押えるようにして送られるので、曲部
があると特に画像劣化、汚れが問題となる。
【0035】さらに曲部の曲率が大きいほど前記の押え
る作用が増大するものである。
【0036】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
シートの表裏を反転させるスイッチバックパスでのすり
合わせによって生じる画像劣化、汚れを無くし得るシー
トスイッチバック装置及びそれを用いた画像形成装置を
提供することにある。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本出願に係る発明は、シートをスイッチバックさせ
るスイッチバックローラ対と、前記スイッチバックロー
ラ対へシートを搬送する第1の搬送ローラ対と、前記ス
イッチバックローラ対によりスイッチバックされたシー
トを装置本体外に排出する第2の搬送ローラ対と、前記
第1の搬送ローラ対から前記スイッチバックローラ対ま
でのスイッチバックパスに少なくとも1つの曲部を持つ
シートスイッチバック装置において、前記曲部を少なく
とも2つのパスに分離するための分離ガイド部材を少な
くとも1つ設けたことを特徴とする。
【0038】また、前記分離ガイド部材の少なくとも1
つが可動可能な分離ガイド部材もしくは、少なくとも1
つが固定された分離ガイド部材であり、前記可動または
固定の分離ガイド部材によってできたパスにシートを振
り分け制御して成ることを特徴とする。
【0039】また、前記分離ガイド部材の少なくとも1
つが可動可能な分離ガイド部材かつ少なくとも1つが固
定された分離ガイド部材であり、前記可動または固定の
分離ガイド部材によってできたパスにシートを振り分け
制御して成ることを特徴とする。
【0040】また、前記第1の搬送ローラ対によって搬
送されたシートの進行を前記第2の搬送ローラ対と前記
スイッチバックパスに選択的に切り換える切り換え部材
を備えた請求項1に記載のシートスイッチバック装置に
おいて、前記切り換え部材を前記曲部の分離ガイド部材
として兼ねることを特徴とする。
【0041】また、前記第1の搬送ローラ対によって搬
送されたシートの進行を前記第2の搬送ローラ対と前記
スイッチバックパスに選択的に切り換える切り換え部材
を備えた請求項1に記載のシートスイッチバック装置に
おいて、前記切り換え部材の位置を少なくとも3つの位
置に可変とするとともに前記分離ガイド部材によってで
きたパスにシートを振り分け制御して成ることを特徴と
する。
【0042】また、前記分離ガイド部材にコロを設けた
ことを特徴とする。
【0043】さらに、以上のシートスイッチバック装置
のいずれか1つを、給送されたシートに画像を形成する
画像形成手段からのシートの表裏を反転させて装置本体
外に排出する排出処理部に備えたことを特徴とする。上
記構成によれば、前記分離ガイド部材によってスイッチ
バックパスが分離されるため、シートスイッチバック時
のシートが曲率の大きい曲部で同一のシートパスを通過
することが無くなる。
【0044】これによりシートスイッチバック時の画像
劣化、汚れを無くすことができる。
【0045】また、常に生産性が最高となるようにシー
トを分離ガイド部材によってできたパスに振り分け制御
することで生産性の低下を最少にすることができる。
【0046】また、分離ガイド部材を可動可能とするこ
とで、2枚のシートを連続して反転可能となる。
【0047】また、分離ガイド部材を少なくとも1つを
可動可能な分離ガイド部材かつ少なくとも1つを固定さ
れた分離ガイド部材とすることで、曲部でのパスが少な
くとも3つとなるため、2枚複写のときは生産性の低下
がなく、3枚目以降については低下を半分にできる。半
分になるとは、シートの間隔が交互に長くなったり、短
くなったりするためである。
【0048】また、切り換え部材を曲部の分離ガイド部
材として兼ねることで、低コスト化を図ることができ
る。
【0049】また、切り換え部材の位置を少なくとも3
つの位置に可変とするとともに分離ガイド部材によって
できたパスにシートを振り分け制御することで、切り換
え部材にて振り分けされるため、その分部品数を少なく
することができる。
【0050】また、分離ガイド部材にコロを設けること
で、曲率の非常に大きい場合、シートの送りスピードが
高速の場合に分離ガイド部材との擦れを少なくすること
ができる。
【0051】さらに、以上のシートスイッチバック装置
のいずれか1つを、画像形成装置の給送されたシートに
画像を形成する画像形成手段からのシートの表裏を反転
させて装置本体外に排出する排出処理部に備えること
で、良好な画像形成結果を得ることができる。
【0052】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
に係るシートスイッチバック装置の構成図である。な
お、従来例で示した構成部分と同一の構成部分について
は同一の符号を付している。
【0053】このシートスイッチバック装置は従来技術
で示した画像形成装置としての複写機に用いられる。そ
こで、まず複写機について図21に基づき説明する。
【0054】図21は画像形成装置である複写機の全体
構成を示したものである。
【0055】シートPを収納し給送する給紙部30,3
1,32,33がある。給紙部30,31,32,33
より給送されたシートは、タイミングを計って作像部1
00に送られる。
【0056】作像部100の感光ドラム1は帯電部2に
より帯電させられた後、感光ドラム1上に静電潜像を形
成する画像書き込み部9によって画像読取り部8で読み
取った画像を感光ドラム1上に静電潜像にする。
【0057】次に現像部3にて静電潜像を現像剤(トナ
ー)で可視像化し、タイミングを計って送られて来るシ
ートに転写部4で転写する。
【0058】さらにシートに転写されたトナーを定着さ
せるため搬送部6を通り、定着部7に送られる。表面の
みの複写のときは、シートの進行を切り換える切り換え
部材としてのフラッパー11が11aの位置にありシー
トは第1の搬送ローラ対としての内排紙ローラ対10か
ら第2の搬送ローラ対としての排紙ローラ対12に送ら
れ装置本体外の排紙トレイ15に収納され一連の複写動
作を終える。
【0059】またシートの両面に画像を形成するとき
は、フラッパー11が11bの位置にあり、内排紙ロー
ラ対10よりスイッチバックパスである第2排紙パス1
3に送られ、スイッチバックローラ対としての反転ロー
ラ対14から両面ユニット20の中間トレイ21に収納
される。
【0060】中間トレイ21に積載されたシートPは再
給紙ローラ22で再給紙され分離ローラ対23により分
離し、中間レジストローラ対25でシートの姿勢を整え
た後に中間搬送部24を通り再び表面と同様に画像形成
を行う。
【0061】そして定着部7を通った後、フラッパー1
1が11aの位置にあり排紙トレイ15上にシートを積
載する。
【0062】ところで上記の画像形成装置の排紙処理に
は、数枚のパンフレット等を作成する際やページ連写す
る際に表裏を反転して排出する場合がある。
【0063】そこで、図1に示す実施の形態1に係るシ
ートスイッチバック装置にてシートの表裏を反転する。
以下、図1及び図2に基づいて第1の実施の形態に係る
シートスイッチバック装置について説明する。
【0064】即ち、このシートスイッチバック装置は、
シートの反転の際に、スイッチバックパスである第2排
紙パス13内にすり合わせ時、画像劣化、シート汚れ
に、一番影響を及ぼす第2排紙パス13の曲部に図中右
左の2つのパス13a,13bに分離するための分離ガ
イド部材としての分離ガイド60を設置してある。
【0065】この分離ガイド60は、第2排紙パス13
の曲部に沿った形状となっている。
【0066】この分離ガイド60を設けることにより曲
部でのシートのすり合わせを無くすことができ、曲部で
の画像劣化、シート汚れを無くすことができる。
【0067】一連の動作を図2を用いて説明する。
【0068】定着部10を通って送られて来た画像形成
の終ったシートは、内排紙ローラ対10とフラッパー1
1(11bの位置)によって第2排紙パス13に送られ
る(図2(a)参照)。
【0069】なお、シートの表面にシートの順番を示す
番号を付け、シートの反転の状況、何枚目の複写シート
か、がわかるようにした。
【0070】次に分離ガイド60の右側のパス13aに
シートは送られ、反転ローラ対14によってシート
の後端が反転ローラ対14が逆回転を始める位置(以下
ターンポイントと言う)Aまで送られる(図2(b)参
照)。Aの状態はちょうど反転ローラ対14の回転が時
計回りから逆転を始める瞬間である。
【0071】そして図2(c)に示すように反転ローラ
対14は逆回転を始め、シートは今度は分離ガイド6
0の左側のパス13bを通って、排紙ローラ対12に送
られる。その時、すでに次のシートは第2排紙パス1
3にシートと同様に来ている。
【0072】また、シートの後端が反転ローラ対14
を抜けた後に次のシートが反転ローラ対14に来るよ
うにシート間隔は設定されており、そのタイミングで反
転ローラ対14は再び時計回りを始め、シートを送
る。その時、シートは排紙ローラ対12のみで排紙ト
レイ15へと送られる(図2(d)参照)。
【0073】同じ動作を繰り返すことでシートの表裏の
反転をし、シートのすり合わせを無くしている。
【0074】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置として、図3に
示すように分離ガイド部材を上記第1の実施の形態で示
した分離ガイド60にコロ61を少なくとも1つ以上設
け、分離ガイド60とシートの接触抵抗を減少させてい
る。
【0075】これは曲率の非常に大きな場合、シートの
送りスピードが高速の場合に分離ガイド60との擦れを
少なくすることができる。
【0076】なお、その他の構成及び動作においては第
1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分について
図中同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0077】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置を図4に示す。
図4に示すように上記第1,第2の実施の形態の分離ガ
イド60をフラッパー11と一体にしたものが、第3の
実施の形態の分離ガイド部材である。第1,第2の実施
の形態と比べた場合、分離ガイド部材及びそれを取り付
ける部材等が無くなり、フラッパー11のみでよい。
【0078】その結果、低コスト化に貢献できる。特に
第2排紙パス13の長さが短いときに効果がより大きい
ものである。
【0079】なお、その他の構成及び動作においては第
1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分について
図中同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0080】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置の分離ガイド部
材は第2と第3の実施の形態を合わせた構成で図5のよ
うなものである。第3の実施の形態のフラッパー11の
分離ガイド60の曲部に対応する位置にコロ61を付
け、シートとフラッパー11との接触抵抗を減少させて
いる。このように効果としても第2と第3の実施の形態
を合わせ持ったものである。
【0081】なお、その他の構成及び動作においては第
2,第3の実施の形態と同一なので、同一の構成部分に
ついて図中同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0082】以上4つの実施の形態によって本発明の目
的であるすり合わせ部でのシートの画像劣化は防止でき
る。しかし第2排紙パス13の長さによっては、ターン
ポイントA点が従来例に比べ、排紙ローラ対12または
内排紙ローラ対10より遠くなると、プロダクティビテ
ィを下げることになりかねない。第1乃至第4の実施の
形態はその点を考えると第2排紙パス13の長さが比較
的短いものに、効果的であると考えられる。
【0083】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置は曲部での分離
ガイド部材を、可動するものにした構成である。図6
は、支点66を中心に可動する可動分離ガイド65によ
って分離された第2排紙パス13のパス13aとパス1
3bの切換えができるようになっている。図6の実線の
可動分離ガイド65の位置のものを65a、点線のもの
を65bとした。その動作を次に図7乃至図10で説明
する。
【0084】図7及び図8は2枚のシートを連続して反
転させたときのものである。シートが第2排紙パス1
3に進入するときは可動分離ガイド65は、65bの位
置にある(図7(a),(b)参照)。シートが反転を
始めるときのターンポイント点Aにシートが来たとき
(図7(c)参照)可動分離ガイド65は、65aの位
置に切換り、シートをパス13aに導くような位置と
なる(図7(d)及び図8(a)参照)。図8(a)の
状態は従来はすり合わせが生じる時である。
【0085】なお、1枚のみの複写のときは可動分離ガ
イド65は65bの位置のままでもよい。
【0086】シートはターンポイント点Aに来たと
き、反転して排出方向へと送られる(図8(b),
(c)参照)。
【0087】次に3枚以上の複写時の第2排紙パス13
での動作を図9及び図10に基づいて説明する。
【0088】図9(a)〜図10(a)までは、図7
(a)〜図8(a)の動作と同じである。シートはタ
ーンポイントが点Bとなり(図10(b)参照)反転後
はパス13bを通り排出される。そのときシートはパ
ス13aに進入して(図10(c),(d)参照)ター
ンポイント点Bで反転をする。4枚目以降のシートも同
様な動作を繰り返す。
【0089】このように第5の実施の形態では1枚及び
2枚のシートを反転するときは、すり合わせによる画像
劣化を無くし、プロダクティビティも低下することもな
い。しかし3枚目以降のシートに対して第1乃至第4の
実施の形態と同様に第2排紙パス13の長さによっては
プロダクティビティを低下しかねない。そこで第5の実
施の形態は、1,2枚の複写が多いと思われる中低速の
複写機に特に向いていると考えられる。
【0090】また図9及び図10では、1,2枚目のシ
ートの紙間より2枚目3枚目の紙間は大きくなってい
る。それはターンポイントが異なり、シートを送るタイ
ミングを変えなくてはならないためである。
【0091】さらに紙間を同じとしたときは反転ローラ
対14または、反転ローラ対14と排紙ローラ対12の
スピードを変えることで(第2排紙パス13のみスピー
ド可変)シートの紙間を変えるのと同じ結果が得られ
る。
【0092】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置はさらにプロダ
クティビティを向上させたものである。
【0093】図11には、支点66を中心に可動する可
動分離ガイド65と、その外側にさらにもう1つのシー
トパスを設けるために固定分離ガイド67を設けてあ
る。この2つの分離ガイド部材により3つのシートパス
を備えたことになる。その動作を図12乃至図14で説
明する。
【0094】1枚目のシートは可動分離ガイド65が
65bの位置にあるためパス13bに進入する(図12
(a)参照)。ターンポイントAにて可動分離ガイド6
5は65aの位置に切り換わる(図12(b)参照)。
切り換わることでパス13aにシートを進入できるよ
うにしている(図12(c)参照)。シートは排紙ロ
ーラ対12で装置本体外へ排出され、同時にシートは
シートとは異なるパス(パス13a)を通って反転ロ
ーラ対14で両面トレイ20方向に送られる(図12
(d)参照)。2枚の複写であれば図13(a)の状態
(ターンポイントA)で反転ローラ対14を逆回転して
シートを排出する。
【0095】3枚以降のシートはさらに反転ローラ対1
4で両面トレイ20方向へ送られ、第2のターンポイン
トBで反転させられる(図13(b)参照)。したがっ
てシートとシートではターンポイントが異なりシー
トのパス長も異なってくる。そこでシートとの紙間
を変えることで対応している。
【0096】次の動作は、シートがパス13cを通る
(図13(c)参照)。シートはパス13bを通り、
シート,はすり合わず、分離されている(図13
(d)参照)。さらにシートはターンポイントAに来
たときに(図14(a)参照)、可動分離ガイド65が
65aに切り換わる(図14(b)参照)。すなわちシ
ートとの紙間はシートとと同じである。シート
は装置本体外の方向へ送られ、シートは両面トレイ
20方向へと送られる(図14(c)参照)。シート
とはシートとの紙間と同じとなりシートはター
ンポイントBで反転する(図14(d)参照)。図14
(d)の状態は図13(b)の状態と同じであり、5枚
目以降は同様な動作を繰り返す。
【0097】第6の実施の形態のシートとシートの
紙間はシートとの紙間とは異なりシート,とは
同じである。これはシートによってターンポイントが異
なるので(シートパス長が変わる)シートの追突をさせ
ないようにしている。
【0098】そこで、第2排紙パス13へのシートの進
入のタイミングをとっている。第6の実施の形態では紙
間で対応したが、反転ローラ対14または反転及び排紙
ローラ対14,12の速度を変えることでも同じ効果が
得られる。また第2排紙パス13のみのスピードを変え
るだけで、作像部100の紙間を一定に保つことができ
る。
【0099】第6の実施の形態によれば、すり合わせ部
での画像劣化を防ぐとともに、プロダクティビティを2
枚複写のときは低下がない。さらに3枚目以降について
は低下を半分にできるものである。半分になるとは、シ
ートの紙間が交互に長くなったり、短かくなったりする
ためである。
【0100】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置の分離ガイド部
材は第6の実施の形態の分離ガイド部材において固定分
離ガイドを図15に示すように可動可能なものにしたも
のである。第2可動分離ガイド68は支点69を中心に
実線の位置68aと点線の位置68bのように可動する
ものである。
【0101】第7の実施の形態の動作を図16乃至図1
9で第6の実施の形態と比較しながら説明する。シート
は第6の実施の形態とは異なり第2排紙パス13のパ
ス13cにまず進入するように第2可動分離ガイド68
が68bの位置にある(図16(a)参照)。ターンポ
イントAにシートが来ると(図16(b)参照)、第
2可動分離ガイド68は68aの位置に切り換え(図1
6(c)参照)、シートがパス13bに進入するよう
にする(図16(d)参照)。
【0102】シートがターンポイントAに来ると、第
1の可動分離ガイド65は65bの位置(図17(a)
参照)から65aの位置に切り換わる(図17(b)参
照)。それによりシートはパス13aへ導かれる(図
17(c),(d)参照)。シートは、3枚複写のと
きはターンポイントAに来たときの図18(a)の状態
から反転して装置本体外に排出される。
【0103】3枚以降はターンポイントBまでシート
は送られ(図18(b)参照)、パス13cを通って排
紙ローラ対12へ送られる(図18(c)参照)。ここ
で、シートとの紙間はシートと、との紙間
よりターンポイントAとBのパス長分だけ長くする(タ
ーンポイントABを往復する分であるのでAB×2)、
シートは第1の可動分離ガイド65bによってパス1
3bに導かれる(図18(d)参照)。
【0104】シートはターンポイントAにて反転し
(図19(a)参照)第1の可動分離ガイド65aに切
り換わり(図19(b)参照)、シートをパス13a
に導いている(図19(c)参照)。以下図19(d)
の状態は図18(b)と同じとなり指定した枚数分同様
な動作を繰り返すものである。
【0105】第6の実施の形態同様、反転ローラ対14
または反転ローラ対14と排出ローラ対12のスピード
を変化することでシートのタイミング(紙間を変えない
でやる)を計ってもよい。
【0106】第7の実施の形態では3枚までの複写の反
転のプロダクティビティを第2の従来例と同じにした点
が第6の実施の形態とは異なる。
【0107】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態に係るシートスイッチバック装置は図20に示す
ように第2排紙パス13にシートを送るためのフラッパ
ー11が3つの位置を持つようにしたものである。
【0108】フラッパー11の位置11aはシートの表
裏の反転をしないで内排紙ローラ対10から排紙ローラ
対12へ直接シートを送るときである。位置11bは第
2排紙パス13のパス13bにシートを送るときであ
る。位置11cは第2排紙パスのパス13aにシートを
送るときである。
【0109】動作は第5の実施の形態と似ている。第5
の実施の形態では可動分離ガイド65を切り換えること
で第2排紙パス13のパス13a,13bにシートを送
っている。しかし第8の実施の形態ではフラッパー11
の位置を切り換えて第2排紙パス13のパス13a,1
3bにシートを送っている。
【0110】1枚目のシートはフラッパー11bで第2
排紙パス13のパス13bに送られ、ターンポイントA
で反転する。そのときフラッパー11は11cに位置を
切り換え、1枚目のシートを排紙ローラ対12へ送られ
るようにするとともに次の2枚目のシートをパス13a
に送る。
【0111】2枚複写のときは2枚目のシートはターン
ポイントAで反転して排紙ローラ対12に送られる。
【0112】3枚以降のときは2枚目のシート以降、タ
ーンポイントBで反転して排紙ローラ対12に送られ
る。
【0113】このように第5の実施の形態と似ているの
でその効果もほとんど同じである。第8の実施の形態で
はフラッパー11を用いて第2排紙パス13の振り分け
をしている分、部品数が少ない。
【0114】また、フラッパー11の位置の数及び固定
の分離ガイド60の数を増やすことで第6,7の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0115】以上の装置の位置切り換え手段としてはソ
レノイドが一般的で低コストである。また第8の実施の
形態のようにフラッパー11の位置が1つの支点による
ものはステッピングモータでもよい。
【0116】また第1,2,5,6,7,8の実施の形
態では最後のシートのターンポイントを常にAにするこ
とで生産性の低下を抑えることができる制御をしてい
る。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分離ガイド部材によってスイッチバックパスが分離され
るので、シートスイッチバック時のシートが曲率の大き
い曲部で同一のシートパスを通過することが無くなる。
【0118】これによりシートスイッチバック時の画像
劣化、汚れを無くすことができる。
【0119】また、常に生産性が最高となるようにシー
トを分離ガイド部材によってできたパスに振り分け制御
することで生産性の低下を最少にすることができる。
【0120】また、分離ガイド部材を可動可能とするこ
とで、2枚のシートを連続して反転可能となる。
【0121】また、分離ガイド部材を少なくとも1つを
可動可能な分離ガイド部材かつ少なくとも1つを固定さ
れた分離ガイド部材とすることで、曲部でのパスが少な
くとも3つとなるため、2枚複写のときは生産性の低下
がなく、3枚目以降については低下を半分にできる。
【0122】また、切り換え部材を曲部の分離ガイド部
材として兼ねることで、低コスト化を図ることができ
る。
【0123】また、切り換え部材の位置を少なくとも3
つの位置に可変とするとともに分離ガイド部材によって
できたパスにシートを振り分け制御することで、切り換
え部材にて振り分けされるため、その分部品数を少なく
することができる。
【0124】また、分離ガイド部材にコロを設けること
で、曲率の非常に大きい場合、シートの送りスピードが
高速の場合に分離ガイド部材との擦れを少なくすること
ができる。
【0125】さらに、以上のシートスイッチバック装置
のいずれか1つを、画像形成装置の給送されたシートに
画像を形成する画像形成手段からのシートの表裏を反転
させて装置本体外に排出する排出処理部に備えること
で、良好な画像形成結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係るシート
スイッチバック装置の構成図である。
【図2】図2は第1の実施の形態の動作を説明した図で
ある。
【図3】図3は本発明の第2の実施の形態に係るシート
スイッチバック装置の構成図である。
【図4】図4は本発明の第3の実施の形態に係るシート
スイッチバック装置の構成図である。
【図5】図5は本発明の第4の実施の形態に係るシート
スイッチバック装置の構成図である。
【図6】図6は本発明の第5の実施の形態に係るシート
スイッチバック装置の構成図である。
【図7】図7は第5の実施の形態の2枚複写時の動作を
説明した図である。
【図8】図8は第5の実施の形態の2枚複写時の動作を
説明した図である。
【図9】図9は第5の実施の形態の3枚以降複写時の動
作を説明した図である。
【図10】図10は第5の実施の形態の3枚以降複写時
の動作を説明した図である。
【図11】図11は本発明の第6の実施の形態に係るシ
ートスイッチバック装置の構成図である。
【図12】図12は第6の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図13】図13は第6の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図14】図14は第6の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図15】図15は本発明の第7の実施の形態に係るシ
ートスイッチバック装置の構成図である。
【図16】図16は第7の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図17】図17は第7の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図18】図18は第7の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図19】図19は第7の実施の形態の動作を説明した
図である。
【図20】図20は本発明の第8の実施の形態に係るシ
ートスイッチバック装置の構成図である。
【図21】図21はシートスイッチバック装置が用いら
れる画像形成装置(複写機)の断面図である。
【図22】図22は第1の従来例の動作を説明した図で
ある。
【図23】図23は第2の従来例の動作を説明した図で
ある。
【図24】図24は第2の従来例の動作を説明した図で
ある。
【図25】図25は従来例のパンフレットの説明をした
図である。
【符号の説明】
10 内排紙ローラ対(第1の搬送ローラ対) 12 排紙ローラ対(第2の搬送ローラ対) 13 第2排紙パス(スイッチバックパス) 11 フラッパー(切り換え部材) 14 反転ローラ対(スイッチバックローラ対) 60 分離ガイド(分離ガイド部材) 61 コロ 65 可動分離ガイド(分離ガイド部材) 67 固定分離ガイド(分離ガイド部材) 68 第2可動分離ガイド(分離ガイド部材) A ターンポイント B 第2ターンポイント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートをスイッチバックさせるスイッチ
    バックローラ対と、前記スイッチバックローラ対へシー
    トを搬送する第1の搬送ローラ対と、前記スイッチバッ
    クローラ対によりスイッチバックされたシートを装置本
    体外に排出する第2の搬送ローラ対と、前記第1の搬送
    ローラ対から前記スイッチバックローラ対までのスイッ
    チバックパスに少なくとも1つの曲部を持つシートスイ
    ッチバック装置において、 前記曲部を少なくとも2つのパスに分離するための分離
    ガイド部材を少なくとも1つ設けたことを特徴とするシ
    ートスイッチバック装置。
  2. 【請求項2】 前記分離ガイド部材の少なくとも1つが
    可動可能な分離ガイド部材もしくは、少なくとも1つが
    固定された分離ガイド部材であり、前記可動または固定
    の分離ガイド部材によってできたパスにシートを振り分
    け制御して成ることを特徴とする請求項1に記載のシー
    トスイッチバック装置。
  3. 【請求項3】 前記分離ガイド部材の少なくとも1つが
    可動可能な分離ガイド部材かつ少なくとも1つが固定さ
    れた分離ガイド部材であり、前記可動または固定の分離
    ガイド部材によってできたパスにシートを振り分け制御
    して成ることを特徴とする請求項1に記載のシートスイ
    ッチバック装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送ローラ対によって搬送さ
    れたシートの進行を前記第2の搬送ローラ対と前記スイ
    ッチバックパスに選択的に切り換える切り換え部材を備
    えた請求項1に記載のシートスイッチバック装置におい
    て、前記切り換え部材を前記曲部の分離ガイド部材とし
    て兼ねることを特徴とするシートスイッチバック装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の搬送ローラ対によって搬送さ
    れたシートの進行を前記第2の搬送ローラ対と前記スイ
    ッチバックパスに選択的に切り換える切り換え部材を備
    えた請求項1に記載のシートスイッチバック装置におい
    て、前記切り換え部材の位置を少なくとも3つの位置に
    可変とするとともに前記分離ガイド部材によってできた
    パスにシートを振り分け制御して成ることを特徴とする
    シートスイッチバック装置。
  6. 【請求項6】 前記分離ガイド部材にコロを設けたこと
    を特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載のシ
    ートスイッチバック装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6に記
    載のシートスイッチバック装置を、給送されたシートに
    画像を形成する画像形成手段からのシートの表裏を反転
    させて装置本体外に排出する排出処理部に備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP8116967A 1996-04-15 1996-04-15 シートスイッチバック装置及び画像形成装置 Withdrawn JPH09278251A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006193246A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009007084A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Sharp Corp シート搬送路構造及びそれを備えた画像形成装置
JP2009292616A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Canon Inc シート材搬送装置及び画像形成装置
CN113917808A (zh) * 2020-07-10 2022-01-11 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置

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