JPH09278009A - 包装機 - Google Patents

包装機

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JPH09278009A
JPH09278009A JP9101996A JP9101996A JPH09278009A JP H09278009 A JPH09278009 A JP H09278009A JP 9101996 A JP9101996 A JP 9101996A JP 9101996 A JP9101996 A JP 9101996A JP H09278009 A JPH09278009 A JP H09278009A
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JP
Japan
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film
gripper
tray
packaging
clamper
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JP9101996A
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Osamu Watanabe
収 渡邉
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、環境湿度が高い使用条件でもグリッ
パからのフィルムの抜け出しを確実に防止して、自動包
装を全うできる包装機を得ることにある。 【解決手段】伸張し得る包装用フィルムFの繰出し端部
1 を掴んでこのフィルムを包装すべき物品Aに対して
引出す移動可能なフロントグリッパ70と、引出されたフ
ィルムの幅方向両側縁部F2 、F3 を掴んでこのフィル
ム幅を広げる一対の移動可能なサイドグリッパ85、86と
を備え、前記伸張されたフィルムで前記物品を包装する
包装機を前提とする。フロントグリッパ70およびサイド
グリッパ85、86のうちの少なくともサイドグリッパ85、
86のフィルム挟持部88a,88b に、シリコンスポンジ製の
フィルム接触部材100,101 を被着したことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏平なトレイに収
容された食品等の物品を、伸張し得るフィルムを用いて
前記トレイと共に自動包装する包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】伸張し得る包装用フィルムを用いて包装
すべき物品をトレイと共に包装する自動包装機は特開平
6−321255号公報で知られている。この包装機
は、前記フィルムの繰出し端部を掴んでこのフィルムを
包装すべき物品に対して引き出す移動可能なフロントグ
リッパと、引き出されたフィルムの幅方向両側に設けら
れてフィルムの幅方向両側縁部を掴んでこのフィルム幅
を広げる一対の移動可能なサイドグリッパとを備えてい
る。
【0003】この自動包装機は、フロントグリッパで引
き出されたフィルムを一対のサイドグリッパで幅方向に
伸張し、このフィルムを物品が入ったトレイに被せた
後、このフィルムを、その繰り出し方向(フロントグリ
ッパによる引き出し方向)に沿う両側および幅方向に沿
う両側から前記トレイの底部外面に折り込んで、前記ト
レイを包装するものである。
【0004】前記各グリッパは、いずれも平板状をなす
鉄板等の上部クランパと、この下側に回動可能に配置さ
れて上部クランパに対して開閉されるアーム状の下部ク
ランパとを備え、下部クランパの先端部上面にはゴムが
被着されている。ゴムは下部クランパの開閉に伴って上
部クランパの先端部下面(フィルム接触面)に接離され
る。これらのグリッパは、下部クランパを下方に回動し
て両クランパ間を開いた状態でフィルムの側縁部等に向
けて移動されて、この側縁部などを上下両クランパ間に
位置させてから、下部クランパを上向きに回動させるこ
とにより、両クランパ間にフィルムの側縁部などを掴
み、この後に元の位置に向けて移動される。それによ
り、フィルムの引き出し、或いは引き出されたフィルム
を幅方向に伸張するようになっている。
【0005】そして、こうした伸張動作等において、前
記ゴムとフィルムとの接触により、フィルムがグリッパ
から抜け出すことを防止しつつフィルムの掴み状態を保
持して、前記伸張などを可能としている。
【0006】なお、前記構成の包装機の他に、引き出さ
れたフィルムをその幅方向に伸張させる場合に、フィル
ムの幅方向両側に位置される一対のサイドグリッパの内
の一方が移動できず、他方のみが移動可能に設けられ、
その移動によってフィルムを幅方向に伸張させる構成の
包装機も知られているが、こうした包装機のグリッパも
前記と同様な構成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この種の包装機は種々
の環境で使用され、例えば包装機が設置された厨房の床
に水を撒いた状態等のように使用環境湿度が高い条件下
でも使用される可能性がある。そこで、使用環境条件の
いかんに拘らず、この種包装機での包装作業を全うする
ためには、その各グリッパでのフィルムの掴み状態を保
持して、伸張時等においてフィルムがグリッパから不用
意に抜け出さないようにする必要がある。しかし、この
点について従来では十分な配慮がされていなかった。
【0008】そのため、湿度が高い使用環境での使用
や、使用環境の温度変化によりフィルムやグリッパに結
露を生じる場合には、水分の影響によってグリッパに掴
まれたフィルムが前記ゴムに対して滑り易くなって、グ
リッパからフィルムが抜け出す可能性が高められ、その
抜け出しにより包装不良を生じ易くなるという問題があ
る。
【0009】ちなみに、従来の包装機について本発明者
が行った実験(ホールド力測定試験)では、後述の表1
に示される結果を得た。この実験は次の2工程を得て行
われた。第1工程は、C−2と称されるトレイ、つま
り、縦 192mm、横 108mm、深さ17mmのトレイを包装機に
縦(長手方向を包装機に対する挿入方向として)に流し
て、サイドグリッパの前記トレイに対応する位置の3つ
のグリッパ部がフィルムを掴んで伸張した状態で、わざ
とエラー信号を出して包装機の動作を停止させる。第2
工程は、図7に示されるように前記3つのグリッパ部G
(なお、G1 は上部クランパ、G2 は下部クランパであ
る。)に掴まれたフィルムFの一端部に接着テープPを
介して接続した板金Bの長手方向中央部にばね秤Wを連
結し、この秤Wを引っ張って、前記フィルムFがグリッ
パ部Gから引き抜ける時の荷重を表1に示す温度と湿度
の環境条件のもとで測定する。なお、従来の包装機の各
グリッパで実際に使用されていたゴムは、ポリウレタン
製のスポンジゴムであった。
【0010】こうしたホールド力測定試験により、表1
の環境番号1、2の環境条件ではフィルムFの不用意な
抜け出しがなく、表1の環境番号3の環境条件ではフィ
ルムFが抜けそうになっている状態が視認されるも辛う
じてグリップ状態を保持できることが確かめられ、ま
た、環境番号4、5の環境条件ではいずれもフィルムF
がグリッパ部Gから抜け出ることが確かめられた。この
ように従来の包装機では使用環境湿度が高まると、フィ
ルムFがグリッパ部Gから抜け出し易いことが分かっ
た。
【0011】なお、本発明者は、この点を改善するため
に、フィルムのFに熱風送風機を用いて温風を吹き当て
てフィルムFの湿度を下げることを試みた。こうした試
みにおいては、グリッパからのフィルムの抜けを防止で
きることが分かった。しかし、フィルムが加熱されて軟
化するため、サイドグリッパによる伸張動作に伴って、
フィルムに破れを生じる率が高まるなどの悪影響がある
ことが分かり、好ましい対策ではないことが確認され
た。
【0012】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、環境湿度が高い使用条件であってもグリッパから
のフィルムの抜け出しを有効に防止して、自動包装を全
うできる包装機を得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、伸張し得る包
装用フィルムの繰出し端部を掴んでこのフィルムを包装
すべき物品に対して引き出す移動可能なフロントグリッ
パと、引き出された前記フィルムの幅方向側縁部を掴ん
でこのフィルム幅を広げる一対のサイドグリッパとを備
えるとともに、前記一対のサイドグリッパのうちの少な
くとも一方が前記フィルム幅を広げるために移動可能に
設けられていて、前記伸張されたフィルムで前記物品を
包装する包装機を前提とする。
【0014】そして、前記課題を解決するために、請求
項1の発明は、前記フロントグリッパおよび前記サイド
グリッパのうちの少なくとも前記サイドグリッパであっ
て、このグリッパが有する相対向するフィルム挟持部の
うちの少なくとも一方に、シリコンスポンジ製のフィル
ム接触部材を被着したことを特徴としている。
【0015】この請求項1の発明においては、グリッパ
が備えるフィルム接触部材をシリコンスポンジ製とした
から、この接触部材の物性により、グリッパがフィルム
を掴んだ状態でのフィルムに対するグリッパのホールド
力を大きくできる。
【0016】また、同様の課題を解決するために、請求
項2の発明は、前記フィルム接触部材をなす前記シリコ
ンスポンジが軟質であることを特徴としている。
【0017】この請求項2の発明においては、フィルム
接触部材が軟質であることにより、グリッパがフィルム
を掴んでホールドした際のフィルムに対するフィルム接
触部材に馴染みを良くして、より大きいフィルムホール
ド力を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1は包装機1の全
体構成を示し、この包装機1は、フロントパネル2aお
よびリアパネル2bを有したフレーム2を備え、このフ
レーム2に、トレイ搬入部3と、トレイ搬出部4と、ト
レイ供給部5と、フィルム供給部40とを設けている。
【0019】トレイ搬入部3はフロントパネル2aを前
後に貫通する水平なベルトコンベア6を備え、このコン
ベア6の後部は前記両パネル2a、2b間に配置されて
いる。ベルトコンベア6はその幅方向に間隔を存して配
置される複数本の無端ベルト7を有している。このコン
ベア6の前部上面には、食品などのような包装すべき物
品Aを収めた上面開放の偏平な四角箱状をなすトレイ1
0(図2等参照)が供給されるようになっている。
【0020】トレイ搬出部4は、両パネル2a、2b間
においてトレイ搬入部3よりも高い位置に配置されてい
る。このトレイ搬出部4は、水平状に設けられる無端の
搬出ベルトコンベア14の内側に図示しない電気ヒータ
を設けるとともに、このコンベア14の搬入側に、互い
に平行な折り返しローラ15を設け、さらにこれらロー
ラ15と前記コンベア14との間に複数本の搬出ローラ
16a〜16dおよびカッタ受け51を互いに平行に設
けている。各ローラ15、16a〜16d、および搬出
ベルトコンベア14は図示しない駆動機構により同一方
向に同期して回転される。
【0021】包装機1を平面的に見た場合に、トレイ搬
出部4はトレイ供給部5を介してトレイ搬入部3とは直
角に連続する配置に設けられている。トレイ供給部5に
は、トレイ搬入部3の後部に送り込まれたトレイ10を
上昇させるリフタ(図5、図6参照)30が設けられて
いる。このリフタ30は、ブラケット31と、このブラ
ケット31に支持されてベルトコンベア6の無端ベルト
7の間を通過可能な複数の支持片32と、ブラケット3
0を昇降させる図示しない昇降機構とを備えている。各
支持片32の内、トレイ搬入部3の幅方向中央位置の支
持片32を除く他の支持片32は前後方向に回動可能に
支持されているとともに、通常は図示しないばねの力に
よって起立状態に保持されている。このトレイ供給部5
のリフタ30は、支持片32が無端ベルト7の上面より
下がってこのベルト7上のトレイ10の底面と向かい合
う下降位置と、トレイ10をトレイ搬出部4と同一高さ
にまで押し上げる上昇位置とに亘って昇降操作されるよ
うになっている。
【0022】フィルム供給部40はトレイ搬出部4の下
方に設けられている。この供給部40は、透明で、か
つ、伸張し得る柔軟なフィルムFが巻かれたリール41
と、このリール41から引き出されたフィルムFを導く
テンションローラ43と、このローラ43に導かれたフ
ィルムFを案内するガイドローラ44a、44bおよび
ディスペンサ46(図3参照)とを有している。ガイド
ローラ44a、44bおよびフィルムFの幅よりも広い
くし歯状をなすディスペンサ46は、共にフレーム2に
支持されている。
【0023】さらにフィルム供給部40は、折り返しロ
ーラ15にその下方から接離可能なグリップローラ47
(図3参照)を備え、このローラ47の両端を支持した
一対のレバー48a、48b(図2参照)は、フレーム
2に回動可能に取付けられている。両レバー48a、4
8bは図示しないばねで上向きに付勢され、この付勢に
より折り返しローラ15に接する位置に保持されてい
る。また、レバー48a、48bは、その中間部に屈曲
部49を備え、この屈曲部49はグリップローラ47が
折り返しローラ15に接する位置に回動されている時
に、トレイ搬出部4のローラ支持フレーム13a、13
bよりも上方に突出されるようになっている。
【0024】なお、図3中50はカッタ受け51の下方
に配置された上下動可能なカッタである。このカッタ5
0は、図示しない電磁ソレノイド等のカッタ駆動機構に
より、ディスペンサ46より上方に突出されてカッタ受
け51に先端を挿入するフィルム切断位置と、ディスペ
ンサ46の下方に引っ込む待機位置とに亘って昇降され
るものであって、その動作によってリール41から引き
出されたフィルムFを切断する。
【0025】図1に示されるようにフロントパネル2a
とリヤパネル2bとの間には、トレイ供給部5の上方に
配置されるスライダ55が水平に掛け渡されている。ス
ライダ55の両端部は、両パネル2a、2bに取付けた
ガイドレール56(一方のみ図示)56をガイドとして
トレイ搬出部4に接離する方向にスライド可能に支持さ
れている。このスライダ55はモータを有する駆動ユニ
ット57により、トレイ搬出部4に隣接する第1の位置
と、トレイ搬出部4から遠ざかる第2の位置とに亘って
往復動される。
【0026】図3に示すようにスライダ55は、上昇位
置に押し上げられたトレイ10を押してトレイ搬出部4
に送り込む押圧プレート58を備えているとともに、前
記第1の位置にスライダ55が移動された時にトレイ1
0の下方に入り込んでこのトレイ10の底面に接するよ
うに配置される折り返しプレート59を備えている。
【0027】スライダ55にはピボット軸63を介して
フォーク62が回動可能に枢支され、このフォーク62
には折り返しプレート59の真下に位置される上部クラ
ンパ64がトレイ搬出部4に向けて突設されている。上
部クランパ64はその先端部にローラ65を支持してい
る。ピボット軸63にはアーム67が固定され、このア
ーム67には、上部クランパ64にその下側から向かい
合うくし歯状の下部クランパ68が取付けられている。
下部クランパ68は板ばね69により上向きに付勢され
ている。これらクランパ64、68を備えてフィルムF
の繰出し端部F1 を掴んで引き出すフロントグリッパ7
0が形成されている。
【0028】また、スライダ55の両端部にはカム面8
2を有したレバー押圧部材81が設けられている。これ
らの部材81のカム面82は、スライダ55が第1の位
置にスライドされた時にレバー48a、48bの屈曲部
49に接触して、これらレバー48a、48bを図示し
ないばねに抗して下向きに回動させ、それにより、グリ
ップローラ47を折り返しローラ15から下方に離すよ
うになっている。
【0029】前記フロントグリッパ70は、スライダ5
5が前記第1の位置に近付けられたときに、フレーム2
に支持された図示しない第1のカムと係合し、このカム
によって下部クランパ68が上部クランパ64から離れ
る開き動作をするようになっている。そして、スライダ
55が前記第1の位置に到達したときに、フロントグリ
ッパ70の下部クランパ68と上部クランパ64とが互
いに合わされ、それによってフィルムFの繰出し端部F
1 がフロントグリッパ70に掴まれるようになってい
る。
【0030】図2に示されるようにトレイ供給部5に
は、一対のサイドグリッパ85、86が配置されてい
る。これらのグリッパ85、86は、トレイ供給部5に
繰出されたフィルムFの幅方向の側縁部F2 、F3 を掴
むものであって、フィルムFの幅方向に沿う両側に配置
されているとともに、フレーム2に対して互いに接離す
る方向に移動可能に支持されている。これらグリッパ8
5、86は図示しないモータを備えるグリッパ駆動機構
により同期して互いに反対方向に移動されるようになっ
ている。
【0031】図4に示されるようにサイドグリッパ8
5、86は、上部クランパ88と、下部クランパ89
と、カム90と、レバー91と、コイルばね92等を備
えて、以下のように構成されるグリッパ部を並設してな
る集合体からなる。
【0032】カム90は固定台93に突設されている。
上部クランパ88は、水平状のクランパべースの中央部
両側縁から下向きの突出片88b(一方のみ図示)を折
り曲げ、これら突出片88bの先端部間に横架した軸9
4にカム従動子としてのローラ95を回転自在に取付け
ている。そして、上部クランパ88は、そのローラ95
をカム90のカム面90aに転接させるとともに、固定
台93に取付けたねじ受けピン96と軸94との間に架
設したコイルばね92によって、カム90と組み合わせ
られてコイルばね92のばね力により前記クランパベー
スが水平となる姿勢を常に維持するように設けられてい
る。
【0033】下部クランパ89は前記クランプベースの
下側に配置されて一対の突出片88b間を通り、かつ、
これら一対の突出片88bに軸97を介して回動可能に
枢支されている。下部クランパ89は、カム90から遠
い方の端部(フィルム挟持部)89aが上部クランパ8
8の先端部(フィルム挟持部)88aに接離されるよう
になっている。
【0034】カム90の側面に突設された枢軸98には
レバー91が回動可能に枢支されている。上部クランパ
88に対して下部クランパ89を開閉させるためのレバ
ー91は、フィンガ91aを有し、このフィンガ91a
は下部クランパ89の他端部に設けたピン99に係合さ
れるようになっている。
【0035】こうした構成のグリッパ部は、上部クラン
パ88がコイルばね92により上向きの力を受けている
ので、レバー91の下端部が上位置にあるときには、図
4(A)に示されるように上下クランパ88、89が閉
じた状態を維持している。また、この状態からレバー9
1の下端部が図4(A)に示すように下位置に回動され
ると、そのフィンガ91aとピン99との引っ掛かりに
より、下部クランパ89全体が軸97を中心に図4中反
時計回りに回動されるとともに、それに伴って上部クラ
ンパ88がコイルばね91に抗して押しさげられる。こ
の場合、上部クランパ88の下降量よりも下部クランパ
89の回動による下方への変位量の方が大きいので、図
4(B)に示されるように上下クランパ88、89が開
いた状態に保持される。また、この開放状態からレバー
91を上向きに戻すと、コイルばね92のばね力により
上部クランパ88が上昇されるとともに、下部クランパ
89が軸97を中心に図4中時計回りに回動されるため
に、図4(A)に示されるように両クランパ88、89
が閉じられるようになっている。
【0036】前記構成の包装機1で、物品Aを収めたト
レイ10をフィルムFで包装する手順を図5、図6等を
参照して説明する。
【0037】リブタ30の支持片32が下降位置に待機
した状態で、物品Aを収めたトレイ10はトレイ搬入部
3に供給されるから、このトレイ10は図5(A)に示
すようにベルトコンベア7を介してトレイ供給部5に供
給される。そうすると、図5(B)に示すようにスライ
ダ55が第1の位置に向けて移動される。
【0038】それによって、最初に、グリップローラ4
7が折り返しローラ15の下方に大きく離された後、フ
ロントグリッパ70がトレイ搬出部4のトレイ供給部5
側の端部の下方に位置されるとともに、このグリッパ7
0の上下両クランパ64、68が互いに離間されて、デ
ィスペンサ46に向い合う。そして、スライダ55が第
1の位置に到達すると、下部クランパ68が上向きに回
動されて、これと上部クランパ64とでディスペンサ4
6から繰り出されたフィルムFの繰り出し端部F1 を上
下から挟んで掴む。
【0039】次に、図5(C)に示すようにスライダ5
5がトレイ10の大きさに対応した第2の位置にスライ
ドされる。そうすると、グリップローラ47が上向きに
回動されて折り返しローラ15との間でフィルムFが挟
み込まれるから、フィルムFは、ローラ15、47とフ
ロントグリッパ70との間で引っ張られ、適当な張りを
持ってトレイ供給部5上に引き出して配置される。この
ようにフィルムFが引き出されるとき、サイドグリッパ
85、86は図6(A)に示すようにフィルムFの幅方
向の側縁部F2 、F3 から離れた位置に保持されてい
る。
【0040】この後、図6(B)に示されるれるように
サイドグリッパ85、86は、まず、レバー91の下向
き回動によって上下両クランパ88、89を開いてか
ら、その状態を保持してグリッパ85、86相互が近付
く方向に進出され、この進出位置でのレバー91の上向
き回動によって上下両クランパ88、89を閉じる。そ
れにより、引き出されたフィルムFの側縁部F2 、F3
を個別に挟んで掴む。
【0041】次に、サイドグリッパ85、86が、図6
(C)に示されるようにトレイ10の幅に応じて互いに
遠ざかる方向に移動される。それにより、図2に示され
るように引き出されたフィルムFが幅方向に沿う両側か
ら引っ張られて、トレイ10を上方から十分に覆えるよ
うな大きさに伸張される。
【0042】この後、図5(D)および図6(D)に示
すようにリフタ30を介してトレイを上昇させ、このト
レイ10およびその中の物品Aを大きく伸張されたフィ
ルムFに押し当てて、このフィルムFをトレイ10に被
せる。
【0043】こうしたトレイ10の上昇が完了すると、
図6(E)に示すようにサイドグリッパ85、86が互
いに近付く方向に進出されて、トレイ10の下方に入り
込み、フィルムFの幅方向の側縁部F2 、F3 がトレイ
10の底部外面に沿って折り返される。この後、サイド
グリッパ85、86は、開き操作されてフィルムFの側
縁部F2 、F3 から離脱されるとともに、互いに遠ざか
る方向に移動され、図6(F)に示される初期状態に復
帰する。こうした動作により、トレイ供給部5に引き出
されたフィルムFは、その幅方向に沿う両側からトレイ
10の底面に折り込まれる。
【0044】次に、図5(F)に示されるようにスライ
ダ55が第1の位置に向けてスライドされるから、折り
返しプレート59がトレイ10の底部下側に入り込む。
それにより、フロントグリッパ70に掴まれているフィ
ルムFの繰り出し端部F1 が、折り返しプレート59に
よってトレイ10の底部外面に沿うように折り返され
る。
【0045】そして、スライダ55の更なるスライドに
伴い、トレイ10は押圧プレート58によりトレイ搬出
部4に向けて送り込まれて、図5(F)に示されるよう
に折り返しローラ15および搬出ローラ16a〜16d
に乗り上げる。そうすると、繰り出されているフィルム
Fは、折り返しローラ15に巻き付くように繰り出し方
向が反転されて、折り返しローラ15および搬出ローラ
16a〜16dとトレイ10の底面との間に導かれるよ
うに折り返される。
【0046】次に、図5(G)に示すようにカッタ50
が上昇されてフィルムFが切断される。このフィルムF
の切断端部F4は、送り出しローラ15の周面を得てト
レイ10の底面に導かれる。こうしてフィルムFにより
一連のトレイ10の包装作業が完了する。
【0047】なお、包装されたトレイ10は、回転され
ている折り返しローラ15および搬出ローラ16a〜1
6dによって搬出コンベア14に至り、そこにおいて下
方から加熱される。それにより、トレイ10の底面上で
重なり合ったフィルムFが密着されて、トレイ10から
のフィルムFの外れが防止される。
【0048】ところで、以上のような一連の包装動作を
繰り返して行う包装機において、そのフロントグリッパ
70およびサイドグリッパ85、86のフィルムFを掴
む面には、掴んだフィルムFのホールド力を高めるため
に次の構成が採用されている。
【0049】すなわち、図3に示されるようにフロント
グリッパ70においては、上部クランパ64の先端側下
面に厚み1mmのフィルム接触部材100が接着止めされ
ているとともに、下部クランパ68の先端側上面にその
くし歯形状に沿って厚み4mmのフィルム接触部材101
が接着止めされている。なお、このフロントグリッパ7
0はフィルムFを引き出すものであるから、その際に大
きな抜け出し力が作用することはないとともに、前記フ
ィルムFの幅方向の伸張の際にもその影響が少なく大き
な抜け出し力が作用することはないから、以下に述べる
材質のフィルム接触部材100、101を省略してもよ
く、また、それに代えて従来のポリウレタン製のスポン
ジゴムを設けてもよい。
【0050】また、図4で代表して示すようにサイドグ
リッパ85、86においては、上部クランパ88にはそ
のフィルム挟持部としての先端部88aの下面を覆って
厚み1mmのフィルム接触部材100が接着されていると
ともに、下部クランパ89にもそのフィルム挟持部とし
ての先端部89aの上面を覆って厚み4mmのフィルム接
触部材101が接着されている。
【0051】なお、上部クランパ88においてはそれに
固定したフィルム接触部材100の突出片88b側の縁
以外の周縁を囲むコの字状のフランジ88cが設けら
れ、このフランジ88cはフィルム接触部材100の厚
みよりも大きい高さをもって折り曲げられている。こう
したフランジ88cを設けることにより、フィルムFを
掴んだ際に、このフィルムFをフランジ88cにも接触
させて,フィルムFをトレイ10の底部外面に折り込む
際におけるフィルム接触部材100との摩擦抵抗を少な
くしている。それによって、前記フィルム包装動作時に
側縁部F2 、F3をトレイ10の底部外面に折り込んで
から、サイドグリッパ85、86を元の待機位置に戻す
際の動作が、折り込まれたフィルムFに極力妨げられな
いようにして、動作を容易にしている。なお、図示しな
いが、フロントグリッパ70の上部クランパ64におい
ても同様の工夫が施されている。
【0052】各グリッパ70、85、86の開閉動作に
伴い、相対向するフィルム接触部材100、101は互
いに接離可能である。そして、これらの接触部材10
0、101は、いずれもシリコンを海綿状に成形してな
る硬質または軟質なシリコンスポンジで形成されてい
る。硬質なシリコンスポンジの硬度は40゜、軟質なシリ
コンスポンジの硬度は20゜である。
【0053】こうしたフィルム接触部材100、101
を有した各グリッパ70、85、86を備えた包装機1
により、従来の項で既述のホールド力測定試験を実施し
た結果は次の表1に示されている。なお、表1には比較
のために従来のものも併記してある。
【0054】
【表1】
【0055】この表1から明らかなように、包装機1の
使用環境温度および湿度が共に上昇しても、各グリッパ
70、85、86が掴んだフィルムFに対するホールド
力は、ゴムをフィルム接触部材とした従来に比較して大
方倍以上のホールド力を発揮できることが分かった。
【0056】また、硬質シリコンスポンジよりも軟質シ
リコンスポンジの方がフィルムFのホールド力が優れて
いることも分かった。これは、軟質シリコンスポンジの
方がフィルムFを掴んでホールドした際のフィルムFに
対するフィルム接触部材100、101の馴染みが良い
ことによると考えられる。
【0057】そして、前記構成の包装機1に以下の使用
環境の元で前記C−2のトレイを縦流しして包装試験を
実施した。
【0058】この包装試験での第1の使用環境は、環境
温度が20℃、環境湿度が80%であり、この場合には
サンプル数50個のすべてについて正常な包装を行え、
各グリッパ70、85、86においてそれが掴んだフィ
ルムFの抜け出しはなかった。また、包装に伴うフィル
ムFの破れも見られなかった。なお、C−3と称される
大きさのトレイ(縦 250mm、横 150mm、深さ22mm)を用
いて同様な使用環境で行った包装試験でも、C−2のト
レイを用いた場合と同じ結果を得た。
【0059】前記包装試験での第2の使用環境は、環境
温度が20℃、環境湿度が85%であり、この場合には
サンプル数50個のすべてについて正常な包装を行え、
各グリッパ70、85、86においてそれが掴んだフィ
ルムFの抜け出しはなかった。また、包装に伴うフィル
ムFの破れも見られなかった。なお、C−3のトレイを
用いて同様な使用環境で行った包装試験でも、同じ結果
を得た。
【0060】前記包装試験での第3の使用環境は、環境
温度が35℃、環境湿度が50%であり、この場合には
サンプル数50個のすべてについて正常な包装を行え、
各グリッパ70、85、86においてそれが掴んだフィ
ルムFの抜け出しはなかった。また、50個中2〜4個
の包装についてフィルムFの破れが見られた。なお、C
−3のトレイを用いて同様な使用環境で行った包装試験
でも、同じ結果を得た。
【0061】なお、比較のために、サイドグリッパ8
5、86の上下両クランパのみにサンペルカ(商品名)
と通称されるポリエチレンをフィルム接触部材として取
付け、上部クランパには何も付けないで、前記接触部材
が接離される箇所(フィルム挟持部)を鏡面仕上げした
構成とした包装機で、環境温度18℃、環境湿度80%
以上の使用環境で包装試験をした。その結果、すべての
包装においてフィルムFが両グリッパ85、86から抜
け出して包装不良を生じた。
【0062】同様な比較のために、サイドグリッパ8
5、86の下部クランパにビロード(通称ベッチン)を
フィルム接触部材として取付け、上部クランパにポリウ
レタン製のスポンジゴムを取付けた構成とした包装機
で、環境温度18℃、環境湿度75%の使用環境で包装
試験をした。その結果、すべての包装においてフィルム
Fが両グリッパ85、86から抜け出して包装不良を生
じた。
【0063】また、同様な比較のために、サイドグリッ
パ85、86の上下両クランパにシンセリーナ(商品
名)と通称される布をフィルム接触部材として取付けた
包装機で、環境温度20℃、環境湿度80%の使用環境
で包装試験をした。その結果、すべての包装においてフ
ィルムFが両グリッパ85、86から抜け出して包装不
良を生じた。
【0064】さらに、同様な比較のために、サイドグリ
ッパ85、86の上部クランパに紙やすりをフィルム接
触部材として取付け、下部クランパにポリウレタン製の
スポンジゴムを取付けた構成とした包装機で、環境温度
10℃、環境湿度50%以下の使用環境で包装試験をし
た。その結果、紙やすりのメッシュが 400番および 600
番のものでは、フィルムFが両グリッパ85、86から
抜け出すことはなかったが、その代わりにフィルムFに
破れを多発した。また、紙やすりのメッシュが800番お
よび2000番のものでは、フィルムFの破れはなくなった
が、その代わりにすべての包装について両グリッパ8
5、86からフィルムFが抜け出して包装不良を発生し
た。
【0065】したがって、前記の包装試験で明らかにさ
れたように各グリッパ70、85、86に用いるフィル
ム接触部材100、101をシリコンスポンジ製とした
ことにより、包装動作において、フィルムFの繰り出し
端部F1 を掴んで引き出す際、引き出されたフィルムF
の側縁部F2 、F3 を掴んで幅方向に伸張させる際、物
品Aが入ったトレイ10を伸張されたトレイ10の下面
に押し付ける際等において、各グリッパ70、85、8
6に掴まれたフィルムFが抜け出すことがなく、それに
より、トレイ10を適正に包装でき、また、その際にお
いてフィルムFが破れることも極めて少なくできる。
【0066】なお、本発明は前記第1の実施に形態には
制約されない。例えば、各グリッパ70、85、86の
内少なくともサイドグリッパ85、86に対して用いる
シリコンスポンジの製フィルム接触部材は、上部クラン
パに接着されるフィルム接触部材100だけであっても
よい。これは、フィルムをトレイの底部外面に折り込む
際においては上部クランパに主としてフィルムが接して
下部クランパには実質的にフィルムが接しないことによ
る。そして、こうした対策によっても、少なくともサイ
ドグリッパ85、86がフィルムFを掴んで保持したフ
ィルムに対するホールド力を大きくして本発明の課題を
解決できる。また、フィルムFには一般に防曇剤(包装
状態でのトレイの内部を明確に見せるために使用され
る。)がフィルムの内面にコーテングする等により設け
られていて、それが多すぎると少なくともサイドグリッ
パ85、86に対して滑り易い因子となるが、それにも
拘らず、上部クランパにフィルム接触部材100を設け
ることにより、所望とするフィルムホールド力を得るこ
とができる。また、この場合に、下部クランパのフィル
ム接触部材100に接離する部分は、金属の鏡面仕上げ
されたフィルム接触面または、表面が鏡面仕上げに近く
仕上げられた軟質塩化ビニル製のフィルム挟持面で形成
すればよい。
【0067】また、フィルムに対してはそれを幅方向に
伸張させる時に最大の抜き出し力が作用するので、本発
明では、サイドグリッパについてのみシリコンスポンジ
製のフィルム接触部材を設けて実施してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0069】請求項1の発明によれば、グリッパがフィ
ルムを掴んだ状態でのフィルムに対するホールド力が大
きいので、使用環境湿度が高くても、結露による水分の
影響が大となっても、包装動作に伴いグリッパからフィ
ルムが抜け出すことを防止でき、それにより、自動包装
作業を全うできる。
【0070】また、請求項2の発明によれば、グリッパ
がフィルムを掴んてホールドした際のフィルムに対する
フィルム接触部材に馴染みが良いので、より大きい前記
ホールド力を得て、自動包装作業を全うできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る包装機全体の
構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る包装機において物品を
収めたトレイがフィルムに押し付けられた状態を示す平
面図。
【図3】第1の実施の形態に係る包装機においてフロン
トグリッパがフィルムを掴んで引き出す状態を示す断面
図。
【図4】(A)第1の実施の形態に係る包装機のサイド
グリッパの構造を閉じ状態で示す断面図。 (B)第1の実施の形態に係る包装機のサイドグリッパ
の構造を開き状態で示す断面図。
【図5】(A)〜(H)は繰り出されたフィルムを、そ
の繰出し方向に沿う両側からトレイの底側に向けて折り
返す手順を示す概略図。
【図6】(A)〜(F)は繰り出されたフィルムを、そ
の幅方向に沿う両側からトレイの底側に向けて折り返す
手順を示す概略図。
【図7】サイドグリッパが掴んだフィルムに対するホー
ルド力を測定する構造を示した斜視図。
【符号の説明】
1…包装機、 10…トレイ、 70…フロントグリッパ、 64…上部クランパ、 68…下部クランパ、 86、87…サイドグリッパ、 88…上部クランパ、 88a…上部クランパの先端部(フィルム挟持部)、 89…下部クランパ、 89a…下部クランパの先端部(フィルム挟持部)、 100、101…フィルム接触部材、 F…フィルム、 F1 …フィルムの繰出し端部、 F2 、F3 …フィルムの側縁部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸張し得る包装用フィルムの繰出し端部を
    掴んでこのフィルムを包装すべき物品に対して引き出す
    移動可能なフロントグリッパと、引き出された前記フィ
    ルムの幅方向側縁部を掴んでこのフィルム幅を広げる一
    対のサイドグリッパとを備えるとともに、前記一対のサ
    イドグリッパのうちの少なくとも一方が前記フィルム幅
    を広げるために移動可能に設けられていて、前記伸張さ
    れたフィルムで前記物品を包装する包装機において、 前記フロントグリッパおよび前記サイドグリッパのうち
    の少なくとも前記サイドグリッパであって、このグリッ
    パが有する相対向するフィルム挟持部のうちの少なくと
    も一方に、シリコンスポンジ製のフィルム接触部材を被
    着したことを特徴とする包装機。
  2. 【請求項2】前記フィルム接触部材をなす前記シリコン
    スポンジが軟質であることを特徴とする請求項1記載の
    包装機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100396558C (zh) * 2005-08-16 2008-06-25 汕头市金平区金海湾包装机械有限公司 一种物料包装机械
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