JPH09277679A - テープ印刷装置 - Google Patents

テープ印刷装置

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JPH09277679A
JPH09277679A JP9289696A JP9289696A JPH09277679A JP H09277679 A JPH09277679 A JP H09277679A JP 9289696 A JP9289696 A JP 9289696A JP 9289696 A JP9289696 A JP 9289696A JP H09277679 A JPH09277679 A JP H09277679A
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Yoshikiyo Furuya
吉清 古屋
Chie Kodaira
千絵 小平
Kenji Watanabe
健二 渡邊
Takanobu Kameda
登信 亀田
Tomoyuki Niimura
朋之 新村
Chieko Aida
智恵子 会田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジの取出し溝を深くすることな
く、かつ機器本体に対するテープ状部材の位置を大きく
変えることなく、薄型のカートリッジおよび厚型のカー
トリッジが使用可能なテープ印刷装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 機器本体2が、印刷対象物であるテープ
状部材Tを収容したカートリッジ6を着脱自在に装着す
るポケット7を備え、ポケット7が、少なくとも幅狭の
テープ状部材Tを収容した薄型カートリッジ6aおよび
幅広のテープ状部材Tを収容した厚型カートリッジ6b
を受容可能に構成されたテープ印刷装置1において、機
器本体2は、ポケット7に臨み、薄型カートリッジ6a
の着座部39aをポケット7の浅い位置に受ける第1支
持部52および厚型カートリッジ6bの着座部39bを
ポケット7の深い位置に受ける第2支持部を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷に供するテー
プ状部材を搭載した各種厚みの異なるカートリッジが、
着脱自在に装着されるテープ印刷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープ印刷装置として、
例えば特開平6−122239号公報に記載のものが知
られている。このテープ印刷装置は、インクリボンを用
いて無地のテープに所望の文字を印刷(印字)すると共
に、これを切断してラベルを作成するものである。消耗
品であるテープおよびインクリボンは、それぞれリール
に巻回してカートリッジに収容され、この状態で機器本
体に提供される。機器本体には、カートリッジが上側か
ら着脱自在に装着されるポケットが形成されると共に、
ポケットに装着したカートリッジに臨んで、テープおよ
びインクリボンを走行させる各種の駆動軸やこれに印字
を行う印字ヘッドが設けられている。
【0003】テープおよびインクリボンには幅の異なる
5種類(6mm、9mm、12mm、18mm、24mm)のもの
が用いられ、これに対応して厚みの異なる2種類(6m
m、9mmおよび12mm用と、18mmおよび24mm用)の
カートリッジが用意されている。また、厚みの異なる5
種類のインクリボン(およびテープ)に対応して、機器
本体には最大幅のインクリボンに合わせて発熱素子アレ
イを持つ印字ヘッドが搭載されている。また、厚みの異
なる2種類のカートリッジが、いずれもポケットの底板
に着座するように装着されるため、薄型のカートリッジ
でも簡単に取り出し得るように、ポケットの両側部には
指を挿入するための深いカートリッジ取出し溝が形成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、このようなテー
プ印刷装置において、更に幅の広いテープ(例えば36
mmなど)の使用が要望されている。かかる場合には、よ
り厚型のカートリッジが必要になると共に、このカート
リッジ用にポケットを深く執れるように装置本体の高さ
を高くする必要がある。この場合、ポケットが深くなる
分、カートリッジ取出し溝も深くする必要があるが、実
際にはカートリッジ取出し溝の幅も広く形成しないと、
指を深く挿入することができなくなり、薄型のカートリ
ッジの取り出しができなくなる。このため、装置本体の
幅も広くする必要が生ずる。もっとも、薄型のカートリ
ッジをやめ、6mm、9mmおよび12mmのテープ(および
インクリボン)も、18mmおよび24mm用の中型のカー
トリッジに収容するようにすれば、かかる問題は解消さ
れる。しかし、このようにすると、既に出回っている薄
型のカートリッジが使用できなくなる不具合が生ずる。
【0005】また、この種の印字ヘッドでは、発熱素子
アレイがテープおよびインクリボンに均一に当接するよ
うに、中間位置を中心に軽く付勢された状態で揺動自在
に設けられている。したがって、幅の広いテープに対応
する印字ヘッドに、薄型のカートリッジを介して幅の狭
いテープを臨ませると、印字ヘッドの中心から大きく偏
った位置にテープおよびインクリボンが当接し、印字が
良好に行われ難くなるおそれがある。
【0006】本発明は、カートリッジの取出し溝を深く
することなく、かつ機器本体に対するテープ状部材の位
置を大きく変えることなく、薄型のカートリッジおよび
厚型のカートリッジが使用可能なテープ印刷装置を提供
することをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のテープ印刷装
置は、機器本体が、印刷対象物であるテープ状部材を収
容したカートリッジを着脱自在に装着するポケットを備
え、ポケットが、少なくとも幅狭のテープ状部材を収容
した薄型カートリッジおよび幅広のテープ状部材を収容
した厚型カートリッジを受容可能に構成されたテープ印
刷装置において、機器本体は、ポケットに臨み、薄型カ
ートリッジの着座部をポケットの浅い位置に受ける第1
支持部および厚型カートリッジの着座部をポケットの深
い位置に受ける第2支持部を有し、第1支持部は、ポケ
ットに装着した厚型カートリッジの着座部に対し相対的
に逃げた位置に配設され、第2支持部は、ポケットに装
着した薄型カートリッジの着座部に対し相対的に逃げた
位置に配設されていることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、ポケットに装着された
カートリッジのうち、薄型カートリッジは第2支持部に
干渉することなくポケットの浅い位置で第1支持部に支
持され、逆に厚型カートリッジは第1支持部に干渉する
ことなくポケットの深い位置で第2支持部に支持され
る。このため、第1支持部と第2支持部とのレベル差に
もよるが、両カートリッジを取り出す位置を両者の厚み
の差未満にすることができる。したがって、薄型カート
リッジでも深く指を差し込んで取り出す必要がなく、薄
型、厚型を問わずカートリッジの着脱が容易になる。ま
た、第1支持部と第2支持部とのレベル差により、各カ
ートリッジに収容したテープ状部材の位置を、機器本体
に対しほぼ一定にすることができる。
【0009】請求項1のテープ印刷装置において、テー
プ状部材はテープリールに巻回した状態で各カートリッ
ジにそれぞれ収容され、薄型カートリッジにはテープリ
ールの回転を阻止する第1阻止片が、厚型カートリッジ
にはテープリールの回転を阻止する第2阻止片がそれぞ
れ設けられており、機器本体は、ポケットに臨み、第1
阻止片の阻止状態を解除させる第1解除部材および第2
阻止片の阻止状態を解除させると共にポケットから退避
可能に構成された第2解除部材を有し、第2解除部材
は、ポケットに装着した薄型カートリッジに対し相対的
に逃げた位置に配設され、厚型カートリッジには、ポケ
ットへの装着に伴い第1解除部材をポケットから退避さ
せる押圧部が形成されていることが、好ましい。
【0010】この構成によれば、ポケットの浅い位置に
留まるように薄型カートリッジを装着すると、その第1
阻止片は機器本体に設けた第1解除部材により、テープ
リールの回転阻止状態を解除される。また、ポケットの
深い位置に達するように厚型カートリッジを装着する
と、その第2阻止片は機器本体に設けた第2解除部材に
より、テープリールの回転阻止状態を解除される。この
場合、薄型カートリッジを装着するときには、第2解除
部材は薄型カートリッジから逃げているため、これと干
渉することがなく、逆に厚型カートリッジを装着すると
きには、第1解除部材は厚型カートリッジによりポケッ
トから退避させられるため、これに干渉することがな
い。したがって、薄型、厚型を問わず、またカートリッ
ジの着脱に影響を与えることなく、各カートリッジの阻
止片の解除動作を確実に行うことができる。
【0011】請求項1のテープ印刷装置において、各カ
ートリッジにはテープ状部材を走行させる回転体がそれ
ぞれ搭載され、機器本体にはポケットに臨み各回転体の
軸孔に係合してこれを回転させる駆動軸が設けられてお
り、駆動軸は、軸孔に係合すると共に駆動源に連結され
た駆動軸本体と、駆動軸本体を回転自在に且つ軸方向に
移動可能に軸支したセンターピンと、駆動軸本体をカー
トリッジ側に付勢するばねとを有していることが、好ま
しい。
【0012】この構成によれば、駆動源に連結された駆
動軸本体が、センターピンに回転自在に且つ軸方向に移
動可能に軸支され、この状態でばねにより、カートリッ
ジ側に付勢されているため、ポケットに薄型カートリッ
ジを装着すると、ばねが小さく収縮し且つ駆動軸本体が
小さく移動して、薄型カートリッジの回転体に係合す
る。一方、ポケットに厚型カートリッジを装着すると、
ばねが大きく収縮し且つ駆動軸本体が大きくく移動し
て、薄型カートリッジの回転体に係合する。このよう
に、ばねに抗して駆動軸が、カートリッジの着脱方向に
移動するため、薄型、厚型を問わず、またカートリッジ
の着脱に影響を与えることなく、各カートリッジの回転
体と駆動源側とを確実に係合させることができる。
【0013】請求項1のテープ印刷装置において、各カ
ートリッジには、テープ状部材を巻回したテープリール
とテープリールの回転を規制する回転規制部材とがそれ
ぞれ設けられ、機器本体には、ポケットに臨み各回転規
制部材を規制解除状態に相対的に押圧する規制解除突起
が設けられており、規制解除突起は、薄型カートリッジ
の回転規制部材を押圧する第1押圧部と、厚型カートリ
ッジの回転規制部材を押圧する第2押圧部とを有し、第
1押圧部は、ポケットに装着した厚型カートリッジの回
転規制部材に対し相対的に逃げた位置に配設され、第2
押圧部は、ポケットに装着した薄型カートリッジの回転
規制部材に対し相対的に逃げた位置に配設されているこ
とが、好ましい。
【0014】この構成によれば、ポケットの浅い位置に
留まるように薄型カートリッジを装着すると、その回転
規制部材は機器本体に設けた規制解除突起の第1押圧部
により、テープリールの回転規制状態を解除される。ま
た、ポケットの深い位置に達するように厚型カートリッ
ジを装着すると、その回転規制部材は機器本体に設けた
規制解除突起の第2押圧部により、テープリールの回転
規制状態を解除される。この場合、薄型カートリッジを
装着するときには、第2押圧部はその回転規制部材から
逃げているためこれと干渉することがなく、また厚型カ
ートリッジを装着するときには、第1押圧部はその回転
規制部材から逃げているためこれと干渉することがな
い。したがって、薄型、厚型を問わず、またカートリッ
ジの着脱に影響を与えることなく、各カートリッジの回
転規制部材の回転規制解除を確実に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明す
る。このテープ印刷装置は、キー入力によりテープに所
望の印字(印刷)を行うと共に、テープの印字部分を切
断する機能を有しており、切断されたテープの印字片は
書類ファイルなどに貼着するラベルとして用いられる。
すなわち、テープ印刷装置は無地のテープから文字を印
刷したラベルを作成するものである。この場合、消耗品
となる無地のテープおよびインクリボンはカートリッジ
に収容されており、カートリッジを介して装置本体に供
給される。
【0016】図1に示すように、このテープ印刷装置1
は、上下2分割の装置ケース3によりその装置本体2の
外殻が形成され、前部にキー入力部4を、右後部にディ
プレイ5を、そして左後部にカートリッジ6を装着する
ためのポケット7を配設して、構成されている。ポケッ
ト7には窓付きの開閉蓋8が設けられており、開閉蓋8
は後述するヒンジ部を介して装置本体2に開閉自在に取
り付けられている。また、ポケット7の内部には後述す
るイジェクト機構(図4参照)9が組み込まれており、
イジェクト機構9はカートリッジ6を受け入れると共
に、受け入れたカートリッジ6を取り出し易い位置まで
上昇させる。
【0017】このテープ印刷装置1によりラベルを作成
する場合には、先ず、開閉蓋8の隅部に位置する開放ボ
タン10を押して開閉蓋8を跳ね上げ後、開閉蓋8を手
動で完全開放させる(図13参照)。次に、ポケット7
に上側からカートリッジ6をセットし、さらにカートリ
ッジ6を押し込んで完全に装着する。カートリッジ6を
装着したら、開閉蓋8を閉塞し、テープ印刷装置1を印
字待機状態にする。次に、ディプレイ5を見ながらキー
入力部4を操作して、所望の入力を行う。ディプレイ5
で所望の入力が確認できたら、さらにキー入力部4を操
作して印字動作を指令する。
【0018】印字動作が指令されると、カートリッジ6
のテープTとインクリボンR(図2参照)が同時に走行
を開始し、熱転写による印字が行われる。この印字の進
行と共に、インクリボンRはカートリッジ6内で巻き取
られるが、印字が行われたテープTは、装置ケース3の
側面に形成したテープ排出スリット11から送り出され
てゆく。印字が完了すると、余白部分用の送りが行われ
た後、テープTおよびインクリボンRの走行が停止す
る。続いて、装置本体2のオートカット機構が働いて、
テープ排出スリット11の部分に収容したカッタ(図示
省略)が作動し、テープTが切断される。また、カート
リッジ6を取り出す場合には、開放ボタン10を押して
開閉蓋8を跳ね上げ後、開閉蓋8を手動で完全開放させ
る。するとこの開放動作に連動してイジェクト機構9が
働き、カートリッジ6は上記のセット状態まで押し上げ
られる(図14参照)。
【0019】図2に示すように、カートリッジ6は、上
ケース21aと下ケース21bとから成るケース21を
有し、ケース21内には、テープTを巻回したテープリ
ール22と、インクリボンRを巻回したリボン巻出しリ
ール23と、使用後のインクリボンRを巻き取るリボン
巻取りリール24とが、それぞれ回転自在に収容されて
いる。また、ケース21内には、後述する印字ヘッド5
3に対峙するプラテンローラ25が、回転自在に収容さ
れている。このプラテンローラ25とリボン巻取りリー
ル24とが同期して回転すると、テープTおよびインク
リボンRは同時に走行し、プラテンローラ25の位置で
重ね合わされて、印字が行われる。印字後、インクリボ
ンRはリボン巻取りリール24に巻き取られ、またテー
プTは、上記のテープ排出スリット11に連なるテープ
排出口26から送り出される。
【0020】また、カートリッジ6には、これを運搬お
よび保管する時に、テープTの先端がテープ排出口26
から内部に引き込まれないようにする機構や、インクリ
ボンRに弛みが生じないようにする機構が組み込まれて
いる。テープTが引き込まれないようにする機構は、図
2および図9に示すように、テープリール22の円筒状
軸部27の上側に配設されたコイルばね28と、円筒状
軸部27の上面に形成されたクラウン歯車様の係合部2
9とから成り、コイルばね28の下端を径方向に折曲げ
て延設した線材部28aが、係合部29に付勢された状
態で係合する構造になっている。なお、この線材部28
aと係合部29との係合状態は、クリック的なものであ
り、テープTの先端を強く引くことにより、テープTを
ケース21から引き出すことは可能である。
【0021】また、インクリボンRの弛みを防止する機
構は、図3に示すように、リボン巻出しリール23の下
端部およびリボン巻取りリール24の下端部に、それぞ
れ爪片30,30を係止するものである。下ケース21
bの下面に形成された一対の丸孔31,31には、両リ
ール23,24の下端部が面一に臨んでおり、この各下
端部には周方向に複数の切欠き溝32が形成されている
(図8参照)。また、下ケース21bには、各丸孔31
に連なる部位に2本のスリットが略平行に形成され、こ
のスリットで挟まれた部分に切欠き溝32に係止する爪
片30が形成されている。このようにして、テープリー
ル22の回転を規制し、またインクリボンRの回転を阻
止してテープTおよびインクリボンRの弛みなどを防止
しているが、カートリッジ6をポケット7に装着する
と、これら回転規制および回転阻止がそれぞれ解除さ
れ、テープTおよびインクリボンRは走行可能な状態と
なる(詳細は後述する)。
【0022】ところで、テープ(=インクリボンR)T
には、幅の異なる複数種のものが用意され、これに対応
してカートリッジ6には、厚みの異なる複数種のものが
用意されている。具体的には、例えばテープTは6m
m、9mm、12mm、18mm、24mmおよび36
mm幅の6種類があり、カートリッジ6は6mm、9m
m、12mm用、18mm、24mm用および36mm
の3種類がある。このうち、6mm、9mm、12m
m、18mm、24mm幅のテープTは、本実施形態の
テープ印刷装置1の従来機に用いられているものであ
り、36mm幅のテープTは本実施形態のテープ印刷装
置1において使用可能としたものである。なお、図2中
の符号33は、上記のテープTの幅を記載したシールで
あり、上ケース21aの表面に貼着されている。
【0023】このように、本実施形態のテープ印刷装置
1では、薄型カートリッジ、中型カートリッジ、厚型カ
ートリッジの3種類のカートリッジ6が使用可能であ
る。この場合、厚型カートリッジは薄型カートリッジの
ほぼ2倍の厚みがあるため、これら厚みの異なる3種類
のカートリッジ6をポケット7に無理なく着脱できるよ
うに、また幅の異なる6種類のテープTに適切な印字が
できるように、さらに既に出回っている薄型・中型カー
トリッジとの互換性を保持できるように、本実施形態の
テープ印刷装置1では、イジェクト機構9を始めとする
種々の構造上の工夫が為されている。以下、工夫が為さ
れた部分を中心に説明を進めるが、構造上の工夫はカー
トリッジ6まで及ぶため、先ずカートリッジ6の工夫部
分から説明する。
【0024】図3は、薄型カートリッジ(同図(a))
6aと厚型カートリッジ(同図(b))6bの底面図で
ある。なお、薄型カートリッジ6aの底面の構造と中型
カートリッジの底面の構造とは、ほぼ同一(厚さのみ異
なる)となるため、中型カートリッジの説明は省略す
る。同図に示すように、各カートリッジ6a,6bのケ
ース21には、印字ヘッド53を逃げる方形の貫通開口
34が形成されると共に、貫通開口34の上側にはプラ
テンローラ25を回転させるローラ駆動軸(図4参照)
54が係合する係合孔35が形成されている。また、テ
ープリール22に対応する位置には、上述したコイルば
ね28を回転規制解除させる規制解除突起(図4参照)
56が挿入される挿入孔36が形成されている。
【0025】さらに、リボン巻出しリール23およびリ
ボン巻取りリール24に対応する位置には、上記の一対
の丸孔31,31が形成され、一対の丸孔31,31の
うち、リボン巻取りリール24に対応する丸孔31に
は、リボン巻取りリール24に係合してこれを回転させ
るリール駆動軸(図4参照)55が挿入される。また、
薄型カートリッジ(同図(a))6aには、一対の丸孔
31,31に臨んで上記の一対の爪片30,30がそれ
ぞれ形成され、厚型カートリッジ(同図(b))6bに
は、リボン巻取りリール24に対応する丸孔31側にの
み爪片37が形成されている。この場合爪片30,37
の位置は、薄型カートリッジ6aと厚型カートリッジ6
bとでは異なっており、この薄型カートリッジ6aの爪
片30の係止を解除する第1係止解除突起(図8(a)
参照)57と、厚型カートリッジ6bの爪片37の係止
を解除する第2係止解除突起(図8(b)参照)58
も、異なる位置に配設されている(詳細は後述する)。
【0026】一方、厚型カートリッジ6bの下ケース2
1bには、周縁部の数カ所に段部38が形成されてい
る。この段部38は後述するイジェクト機構9のベース
プレート(図5参照)51に形成した支持突起52を逃
げるものである。すなわち、厚型カートリッジ6bで
は、この段部38を除く底面全域がベースプレート51
に着座する着座部39bとなり、薄型カートリッジ6a
ではこの段部38に対応する部分が、ベースプレート5
1に着座する着座部39aとなる(詳細は後述する)。
また、図3(b)の左下部の段部38の部分には、下ケ
ース21bの底面が段部38に向かって傾斜する傾斜部
40が形成されている。この傾斜部40は、ポケット7
に装着した厚型カートリッジ6bが第1係止解除突起5
7を押し倒すときの押圧部を構成している(詳細は後述
する)。
【0027】なお、爪片37の近傍およびその対角位置
の2箇所には、各カートリッジ6a,6bをポケット7
内で位置決めするための、一対の位置決め穴41,41
が形成され、また爪片37が位置する各カートリッジ6
a,6bの隅部には、各カートリッジ6a,6bのポケ
ット7への装着を検出すると共にテープTの種別を検出
する検出穴(テープ幅による個数および位置が異なる)
42が形成されている。
【0028】このように構成されたカートリッジ6を装
置本体のポケット7に装着すると、装置本体2側から各
種のアクセス部材がカートリッジ6に臨む。図4は、イ
ジェクト機構9のベースプレート51が下降端位置にあ
る状態のポケット7の底部を表している。同図に示すよ
うに、イジェクト機構9のベースプレート51には、上
記の支持突起52が3箇所(図17参照)に設けられて
いる。また、ベースプレート51の切欠き部分からポケ
ット7に臨むように、印字ヘッド53、ローラ駆動軸5
4、リール駆動軸55、規制解除突起56、第1係止解
除突起57および第2係止解除突起58が設けられてい
る。この場合、印字ヘッド53のみ、カートリッジ6の
貫通開口34が挿通するヘッドカバー59に覆われてい
る。さらに、上記の位置決め穴41に対応する一対の位
置決め突起60,60および上記の検出穴42に対応す
る検出スイッチ61の3個のプッシャが設けられてい
る。なお、図中の符号62,62は、ポケット7に装着
されたカートリッジ6の両側部に係合して、カートリッ
ジ6を不動に保持する一対の係合爪片である。
【0029】ここで、カートリッジ6自体およびカート
リッジ6の構成部品と、装置本体2側のアクセス部品と
の関係を、薄型カートリッジ6aを装着した場合と厚型
カートリッジ6bを装着した場合とで、比較しながら説
明する。
【0030】図5(a)は、ポケット7に薄型カートリ
ッジ6aを装着した場合を、図5(b)は、ポケット7
に厚型カートリッジ6bを装着した場合を模式的に表し
ている。上述したように、厚型カートリッジ6bでは、
段部38を除く底面全域がベースプレート51に着座す
る着座部39bとなり、薄型カートリッジ6aではこの
段部38に対応する部分が、ベースプレート51に着座
する着座部39aとなっている。一方、ベースプレート
51には、3点支持となるように、その周縁部の3箇所
を上側に切り起こして3個の支持突起52,52,52
が形成されている。すなわち、3個の支持突起52,5
2,52により薄型カートリッジ6aを支持する第1支
持部が構成され、ベースプレート51の平坦面により厚
型カートリッジ6bを支持する第2支持部が構成されて
いる。
【0031】したがって、ポケット7に薄型カートリッ
ジ6aを装着すると、薄型カートリッジ6aは、3個の
支持突起52によりベースプレート51の平坦面から浮
いた状態で支持される(同図(a)参照)。一方、ポケ
ット7に厚型カートリッジ6bを装着すると、厚型カー
トリッジ6bは、段部38の部分で3個の支持突起52
を逃げ、ベースプレート51の平坦面に支持される(同
図(b)参照)。このように、薄型カートリッジ6aお
よび厚型カートリッジ6bを装着した場合に、薄型カー
トリッジ6aはポケット7の浅い位置に支持され、厚型
カートリッジ6bはポケット7の深い位置に支持され
て、薄型カートリッジ6aがポケットに深く装着される
ことがない。
【0032】したがって、イジェクト機構9の昇降スト
ークを、カートリッジ6の厚さにより変えなくても、各
種のカートリッジ6を取り出し易い位置まで、上昇(浮
上)させることができる。また、薄型カートリッジ6a
には、特別な加工を施す必要がないため、既に出回って
いるものをそのまま使用することができる。なお、この
実施形態では、3個の支持突起52により薄型カートリ
ッジ6aを支持するようにしているが、薄型カートリッ
ジ6aをポケット7の浅い位置に、厚型カートリッジ6
bを深い位置に支持できる限り、その支持構造や支持部
材の個数は任意である。またこの構造は、イジェクト機
構9が無いものにも適用可能である。
【0033】一方、同図に示すように、厚型カートリッ
ジ6bではテープ(およびインクリボンR:36mm)T
が、その厚みいっぱいに収容されているが、薄型カート
リッジ6aではテープ(およびインクリボンR:6mm)
Tが、上側に寄った位置に収容されている。このため、
両テープTの幅方向の中心位置は、ほぼポケット7との
深さの中間位置となる。この状態を、図6を参照して、
印字ヘッド53およびプラテンローラ25の関係におい
て説明する。印字ヘッド53は、上下方向にアレイ状の
発熱素子64を備えており、上下方向の中間位置で弱い
ばね65により中立位置を保持するようにして揺動自在
に支持されている。このため、プラテンローラ25側に
発熱素子64を均一に押し付け得るようになっている。
【0034】例えば、同図(a)において、テープ(6
mm)Tの位置が下側に偏っていると、これに印字ヘッド
53を押し付けたときに、印字ヘッド53が傾き、テー
プ(6mm)Tの下端と発熱素子64との間に隙間が生
じ、印字結果が不鮮明になる。したがって、各種テープ
Tの幅方向の中心を、ほぼポケット7との深さの中間位
置、すなわち印字ヘッド53の上下方向の中間位置にな
るようにしていることにより、幅の異なるテープTを使
用しても、印字が不鮮明になることがない。
【0035】次に、図7を参照して、カートリッジ6の
プラテンローラ(回転体)25とローラ駆動軸54との
関係について説明する。同図に示すように、カートリッ
ジ6には、上記の係合孔35に臨んでプラテンローラ2
5の軸部材67が配設されており、軸部材67には、下
端部の太軸孔68と、これに連なり上側に延びる細軸孔
69とが形成されている。一方、ローラ駆動軸54は、
上部で太軸孔68に係合すると共に下部で駆動源に連結
された駆動軸本体70と、駆動軸本体70を回転自在に
かつ軸方向に移動可能に軸支したセンターピン71と、
駆動軸本体70を上側に付勢するコイルばね72とで、
構成されている。
【0036】駆動軸本体70は、上記の太軸孔68にス
プライン様に係合する係合部73と、駆動源側の出力軸
74に噛み合う歯車部75とで構成されている。センタ
ーピン71は、上記の細軸孔69に挿通するピン本体7
6と、ピン本体76を支持する支持部77とで構成され
ている。駆動軸本体70の歯車部75を含む下部は、セ
ンターピン71の支持部77を覆うように設けられてお
り、駆動軸本体70の下部内周面と、センターピン71
の支持部77外周面との間の間隙に、コイルばね72が
装着されている。
【0037】同図(a)は、ポケット7に薄型カートリ
ッジ6aを装着した場合を示し、同図(b)は、ポケッ
ト7に厚型カートリッジ6bを装着した場合を示してい
る。同図に示すように、薄型カートリッジ6aを装着す
ると、上記のように薄型カートリッジ6aはポケット7
の浅い位置に支持される。このため、コイルばね72に
付勢された駆動軸本体70は、小さく沈み込み、プラテ
ンローラ25との係合状態を維持する。また、厚型カー
トリッジ6bを装着すると、上記のように厚型カートリ
ッジ6bはポケット7の深い位置に支持される。このた
め、コイルばね72に付勢された駆動軸本体70は、大
きく沈み込み、プラテンローラ25との係合状態を維持
する。すなわち、ローラ駆動軸54は、薄型、厚型のい
ずれのカートリッジ6a,6bにも適切に係合し、これ
を回転させる。
【0038】次に、図8を参照して、カートリッジ6の
爪片30,37と装置本体2側の第1係止解除突起57
および第2係止解除突起58との関係について説明す
る。同図に示すように、第1係止解除突起57は一対の
突起部80,80と、一対の突起部80,80を連結す
る連結部81と、一対の突起部80,80を連結部81
を介して起立するように付勢する捻りコイルばね82と
で構成されている。連結部81は、装置本体2側に回動
自在に支持され、また一対の突起部80,80はポケッ
ト7に装着した薄型カートリッジ6aの一対の爪片3
0,30に対応するように配設されている。一方、第2
係止解除突起58はリール駆動軸55の近傍に固定的に
立設されている。この場合、第2係止解除突起58は、
ポケット7に装着した薄型カートリッジ6aの下面より
低い位置に配設されている。
【0039】同図(a)に示すように、ポケット7に薄
型カートリッジ6aを装着すると、薄型カートリッジ6
aの一対の爪片30,30に、第1係止解除突起57の
一対の突起部80,80が係合し、各爪片30が折り曲
げられて、リボン巻出しリール23の切欠き溝32およ
びリボン巻取りリール24の切欠き溝32との係止状態
が、それぞれ解除される。これにより、リボン巻出しリ
ール23およびリボン巻取りリール24は回転可能な状
態になる。また、この場合薄型カートリッジ6aは、ポ
ケット7の浅い位置に支持されており、薄型カートリッ
ジ6aの底面は第2係止解除突起58の上側に位置して
いて、これに干渉することがない。
【0040】一方、同図(b)に示すように、ポケット
7に厚型カートリッジ6bを装着すると、厚型カートリ
ッジ6bの爪片37に、第2係止解除突起58が係合
し、爪片37が折り曲げられて、リボン巻取りリール2
4の切欠き溝32との係止状態が解除される。また、厚
型カートリッジ6bの上記傾斜部(図3(b)参照)4
0が、第1係止解除突起57の一対の突起部80,80
に当接し、これを捻りコイルばね82に抗して押し倒
す。これにより、第1係止解除突起57は、厚型カート
リッジ6bから逃げ、厚型カートリッジ6bの装着が許
容される。
【0041】このように、薄型カートリッジ6aを装着
しても、第2係止解除突起58はこれから逃げており、
また厚型カートリッジ6bを装着すると、第1係止解除
突起57は押し倒されるため、薄型カートリッジ6aに
対する第1係止解除突起57の係止、および厚型カート
リッジ6bに対する第2係止解除突起58の係止を支障
なく行わせることができる。
【0042】次に、図9を参照して、カートリッジ6の
テープリール22と装置本体2側の規制解除突起56と
の関係について説明する。同図に示すように、規制解除
突起56は装置本体2に立設され、ベースプレート51
の中央部を貫通するようにして上方に延びている。規制
解除突起56の先端部は二股に形成されており、この二
股の基端面が薄型カートリッジ6aのコイルばね28が
当接する第1押圧部84となっており、また二股の先端
面が厚型カートリッジ6bのコイルばね28が当接する
第2押圧部85となっている。具体的には、テープリー
ル22の円筒状軸部27に配設されたコイルばね28の
線材部28aは、薄型カートリッジ6aにおいては縦方
向に延び、厚型カートリッジ6bにおいては横方向に延
びている。これに対応して、規制解除突起56は、第1
押圧部84が縦方向に延在するように設けられている。
【0043】同図(a)に示すように、ポケット7に薄
型カートリッジ6aを装着すると、薄型カートリッジ6
aのコイルばね28の線材部28aが第1押圧部84に
当接して浮き上がり、その係合部29との係合状態が解
除される。これにより、テープリール22が回転可能な
状態になる。また、同図(b)に示すように、ポケット
7に厚型カートリッジ6bを装着すると、厚型カートリ
ッジ6bのコイルばね28の線材部28aが第2押圧部
85に当接して浮き上がり、その係合部29との係合状
態が解除される。
【0044】このように、薄型カートリッジ6aを装着
すると、その線材部28aは第2押圧部85を避けて第
1押圧部84に当接し、厚型カートリッジ6bを装着す
ると、その線材部28aは第1押圧部84に達すること
なく第2押圧部85に当接する。したがって、ポケット
7に薄型、厚型のいずれのカートリッジ6a,6bを装
着しても、コイルばね28の係合部29からの係合解除
を適切かつ確実に行うことができる。
【0045】次に、開閉蓋8および開閉蓋8廻りの構造
について詳細に説明する。図10および図11に示すよ
うに、開閉蓋8は蓋本体91の中央に窓92を有すると
共に、左部が装置本体2のテープ排出スリット11の部
分に合わせて「V」字状に形成されている。開閉蓋8の
裏面後部には、ヒンジ部を構成する左右一対のヒンジ片
93,93が形成されており、各ヒンジ片93には円形
の係合孔94が形成されている。両ヒンジ片93,93
は、装置本体2の後部に形成した左右一対のスリット9
5,95に差し込まれ、スリット95内に突出する係合
突起(図示省略)に回動自在に係合している。この各係
合突起は半球形に形成され、開閉蓋8の幅方向外側から
係合孔94に係合している。すなわち、この一対のヒン
ジ片93,93と一対の係合突起とにより、開閉蓋8の
ヒンジ部が構成されている。
【0046】また、各ヒンジ片93はばね性を有し、そ
の各係合孔94は各係合突起に対し離脱可能に構成され
ている。このため、開閉蓋8に無理な力が加わると、開
閉蓋8は装置本体2から離脱する。すなわち、この実施
形態では、カートリッジ6がポケット7に完全に装着さ
れない状態で開閉蓋8を無理に閉塞しようとすると、閉
塞阻止部材96が邪魔してヒンジ片93が装置本体2か
ら外れるようになっている。
【0047】この構造を具体的に説明すると、図10に
示すように、イジェクト機構9の後端部中央には、長方
形の閉塞阻止部材96が突設されており、これに対応し
て、開閉蓋8の裏面の後端部中央には受け部材97が突
設されている。閉塞阻止部材96は、基部でイジェクト
機構9のベースプレート51に回動自在に取り付けられ
ると共に、図外のばねにより起立方向に付勢されてい
る。このため、閉塞阻止部材96は、ベースプレート5
1と共に昇降し、かつばねに抗して前倒し可能に取り付
けられている。すなわち、同図のように、カートリッジ
6がポケット7にセットされていない状態(ただし、ベ
ースプレート51は上昇端位置にある)で開閉蓋8を閉
塞すると、閉塞阻止部材96は受け部材97に押されて
前倒しの状態になる。しかし、カートリッジ6がポケッ
ト7にセットされている状態(図14参照)で開閉蓋8
を閉塞すると、閉塞阻止部材96はカートリッジ6によ
り起立状態を保持され、開閉蓋8が閉塞阻止部材96か
らの反力で装置本体2から脱落する。
【0048】後述するように、ベースプレート51が上
昇端位置にある場合において、ポケット7にセットした
カートリッジ6は、ポケット7に完全に装着されておら
ず、仮装着の状態にある。したがって、開閉蓋8を閉塞
を阻止する閉塞阻止部材96を設けることにより、使用
者にカートリッジ6が仮装着の状態にあることを気付か
せることができる。しかも、これに気付かず開閉蓋8を
閉塞しても、単に開閉蓋8が外れるだけなので、開閉蓋
8或いはカートリッジ6の破損を有効に防止することが
できる。また、カートリッジ6がセットされていない状
態では、閉塞阻止部材96の阻止機能が働かないように
なっているため、開閉蓋8を閉塞することができ、装置
本体2を簡単に待機状態にすることができる。
【0049】ところで、左右のヒンジ片93,93のう
ち左側のヒンジ片93は、下方に延設されている。この
延設部98は、イジェクト機構9に係合するものであ
り、イジェクト機構9のロックを解除すると共に、イジ
ェクト機構9のばね(図示せず)と協働して開閉蓋8の
半開き状態(開放途中位置)に保持する。すなわち、閉
塞状態にある開閉蓋8に対し、開放ボタン10を押すと
開閉蓋8は、イジェクト機構9のばねにより跳ね上げら
れて半開き状態になる。さらに、半開き状態の開閉蓋8
を手で完全開放に向かって開くと、イジェクト機構9の
ロックが解除されて、イジェクト機構9のベースプレー
ト51が下降端位置から上昇端位置に移動して、イジェ
クト動作が行われる(詳細は後述する)。
【0050】一方、開閉蓋8の裏面前部には横向きにフ
ック片99が設けられており、このフック片99が、装
置本体2側の開放操作機構100に係脱されるようにな
っている。開放操作機構100は、図12に示すよう
に、上記の開放ボタン10と、開放ボタン10により動
作する係止部材101と、係止部材101を係止方向に
付勢する図外のばねとで構成されている。係止部材10
1は、中間位置で装置本体2に回動自在に軸支されてお
り、中間上部には上記のフック片99が掛け止めされる
フック受け片部102が形成されている。また、係止部
材101の一方の端部には開放ボタン10が当接する当
接片部103が、他方の端部には開閉蓋8を押圧する押
圧片部104が形成されている。
【0051】開閉蓋8を閉塞すると、フック片99はば
ねに抗して係止部材101を回動させフック受け片部1
02に掛け止めされる。一方、閉塞状態の開閉蓋8に対
し、開放ボタン10を押釦すると、ばねに抗して係止部
材101を回動し、フック受け片部102からフック片
99が外れると共に押圧片部104が開閉蓋8を押し、
上述したように開閉蓋8はイジェクト機構9のばねによ
り跳ね上げられる。なお、図中の符号105は、図外の
リンクを介して印字ヘッド53をプラテンローラ25側
に押し付ける操作子である。印字ヘッド53は、開閉蓋
8が開放している状態では、カートリッジ6の装着を許
容できるように、装着待機位置に回動しているが、開閉
蓋8を閉塞すると、この操作子105により印字ヘッド
53は、プラテンローラ25側に回動して印字可能な状
態になる。
【0052】次に、図13ないし図16を参照して、開
閉蓋8の開放動作をカードリッジ6のイジェクト動作と
共に説明する。図1に示すように開閉蓋8が完全閉塞し
ている状態から、先ず開放ボタン10を押釦して開閉蓋
8を半開きの状態に開放し、さらに手で開閉蓋8を完全
開放する。この状態では、イジェクト機構9のベースプ
レート51は上昇端位置にある(図13参照)。次に、
所望のカートリッジ6を、このベースプレート51に載
せるようにしてポケット7にセットする。この状態で
は、カートリッジ6は下半部がポケット7に挿入され浮
き上がった状態になっている(図14参照)。
【0053】次に、カートリッジ6を下方に押して、ポ
ケット7に深く押し込むようにする。カートリッジ6が
所定の深さまで押し込まれると、ベースプレート51が
ロックされ、カートリッジ6はポケット7に適切に装着
された状態になる(図15参照)。そして、次に図1の
ように開閉蓋8を閉塞する。開閉蓋8が閉塞されると、
印字ヘッド53がカートリッジ6のプラテンローラ25
側に押し当てられ、印字待機状態となる。
【0054】以降、キー操作により文字などの入力を行
い、さらに印字動作を行わせるが、この時点(印字動作
前)で、ポケット7に装着したカートリッジ6のシール
33を確認したくなることがある。すなわち、カートリ
ッジ6に搭載したテープTの幅などを確認したくなるこ
とがある。かかる場合には、再度、開放ボタン10を押
釦して開閉蓋8を半開きの状態に開放する(図16参
照)。このようにして、カートリッジ6の上面を開放し
シール33の確認を行う。
【0055】この確認により、カートリッジ6を交換す
る必要がなければ、再度手で、半開きの状態の開閉蓋8
を閉塞する。また、カートリッジ6を交換する必要があ
れば、手で、半開きの状態の開閉蓋8を完全開放する。
開閉蓋8を完全開放すると、これに連動してベースプレ
ート51のロックが解除され、ベースプレート51が下
降端位置から上昇端位置まで移動して、カートリッジ6
を浮上させる(図14の状態)。そして、カートリッジ
6を交換した後は、上記と同様に手順でカートリッジ6
を装着し、且つ開閉蓋8を閉塞する。
【0056】一方、印字が完了してカートリッジ6を取
り出す場合には、先ず開放ボタン10を押釦して開閉蓋
8を半開きの状態にする(図16の状態)。次に、手で
開閉蓋8を完全開放し、上記と同様にカートリッジ6を
浮上させる(図14の状態)。そして、カートリッジ6
を取り去った後、開閉蓋8を完全に閉塞する(図1の状
態)。
【0057】このように本実施形態では、カートリッジ
6を印字可能な位置に装着した状態で、開閉蓋8を半開
き状態に開放することができる。このため、カートリッ
ジ6をポケット7に装着したまま、そのシール33など
を確認することができる。また、この半開き状態から、
開閉蓋8を閉塞して印字待機状態に迅速に戻すことがで
きると共に、開閉蓋8を開放してカートリッジ6の交換
を迅速に行うことができる。したがって、シール33確
認の煩雑さがなく、かつ印字動作への移行を迅速に行う
ことができる。特に、シール33の確認は、文字の入力
後であって印字動作前に行うことが多く、かかる場合
に、誤ってキーを押してしまうなどの支障が生じ難く、
かつ確認から印字開始までの時間を短くすることができ
る。
【0058】次に、図17、図18および図19を参照
して、イジェクト機構9について説明する。これらの図
に示すように、イジェクト機構9は、装置本体2に固定
した固定プレート110と、固定プレート110の上側
に配設したベースプレート51と、ベースプレート51
を昇降自在に支持する一対のXリンク111,111と
を備えている。各Xリンク111は、ベースプレート5
1の前側および後側にそれぞれ配設され、ベースプレー
ト51を上下方向に平行移動させる。
【0059】各Xリンク111は、中間位置で相互に回
動自在に連結した2個のリンク112,112から成
り、2個のリンク112,112の一方の端部は、ピン
113,113を介してそれぞれ固定プレート110お
よびベースプレート51に回動自在にかつ水平方向にス
ライド自在に取り付けられている。また、2個のリンク
112,112の他方の端部は、ピン113,113を
介してそれぞれ固定プレート110およびベースプレー
ト51に回動自在に取り付けられており、下側のピン1
13には捻りコイルばね114が巻回されている。捻り
コイルばね114は、Xリンク111を閉脚させる方
向、すなわちベースプレート51を上昇させる方向に付
勢している。
【0060】一方、Xリンク111が取り付けられたベ
ースプレート51の立上げ部分には、一対の角孔11
5,115が形成されており、この角孔115にはロッ
ク爪116が係脱自在に臨んでいる。ロック爪116
は、固定プレート110の下側に配設した作動リンク
(図示省略)の前端部に連結され、作動リンクの後端部
は、開閉蓋8のヒンジ片93が対峙する作動レバー11
7に連結されている。作動レバー117は、固定プレー
ト110に回動自在に取り付けられると共に、図外のば
ねにより後方斜めに向く姿勢を中立位置として、両回動
方向に付勢されている。
【0061】開閉蓋8が閉塞されている状態では、ヒン
ジ片93の前側の湾曲部93aが作動レバー117の上
側に当接しており、開閉蓋8は開放方向に軽く付勢され
ている。また、開閉蓋8が半開きの状態では、作動レバ
ー117は中立位置にあって、開閉蓋8を半開きの状態
に軽く保持している。この状態から開閉蓋8を開放方向
に回動させると、ヒンジ片93の湾曲部93aは作動レ
バー117から離れ、これに代わってヒンジ片93の先
端部である延設部98が、作動レバー117の下側に回
り込み、ばねに抗して作動レバー117を起立方向(手
前)に回動させる。作動レバー117が手前に回動する
と、作動リンクを介してロック爪116が角孔115か
ら離脱し、ベースプレート51はロック状態を解かれ、
捻りコイルばね114により上昇する。
【0062】更に、作動レバー117が手前に大きく回
動すると、ヒンジ片93の延設部98は作動レバー11
7から離脱し、作動レバー117は中立位置に復帰する
一方、開閉蓋8は自由状態となって完全開放される。な
お、ベースプレート51の下降端位置は、ロック爪11
6が角孔115に係合する位置であり、上昇端位置は、
Xリンク111のスライド側のピン113がスライド端
位置に当接する位置である。また、図中の符号118
は、ベースプレート51に形成した鋸刃片であり、この
鋸刃片118は図外の制動歯車に噛み合って、ベースプ
レート51の上昇を制動する。すなわち、ベースプレー
ト51は、ロック解除の後ゆっく上昇する(図21参
照)。
【0063】次に、図20および図21を参照して、イ
ジェクト機構9の動作を簡単に説明する。図20は上記
の図14に対応する状態であり、Xリンク111は閉脚
状態にある。この状態からカートリッジ6を押圧する
と、Xリンク111は開脚状態になってゆき、ベースプ
レート6が下降端位置に達するとロック爪116が角孔
115に係合して、ベースプレート51がロックされる
と共に、カートリッジ6が完全に装着される(図21お
よび図15参照)。一方、半開き状態の開閉蓋8を開放
方向に回動(開放)させると、ロック爪116が角孔1
15から外れ(ロック解除)、Xリンク111は閉脚状
態に変化しながらベースプレート51を上昇端位置まで
上昇させる(図20参照)。
【0064】このように、半開き状態の開閉蓋8を開放
方向に回動させる動作をトリガとして、イジェクト機構
9を動作させるようにしているため、イジェクト機構9
を違和感なく操作することができる。また、カートリッ
ジ6をポケット7に押し込むことで、イジェクト機構9
を下降端位置に戻すようにしているため、イジェクト機
構9自体、動力を必要とすることなく簡単に構成するこ
とができる。しかも、使用者はカートリッジ6の押込み
動作により、カートリッジ6の適切な装着を確認するこ
とができる。
【0065】なお、本発明は、厚みの異なる複数種のテ
ープカートリッジを用いる各種のテープ印刷装置に適用
できることは、いうまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明のテープ印刷装置に
よれば、薄型のカートリッジをポケットの浅い位置に支
持し、厚型のカートリッジをポケットの深い位置に支持
するようにしているので、薄型のカートリッジおよび厚
型のカートリッジが使用可能であると共に、これらの着
脱をカートリッジの取出し溝を深くすることなく、簡単
に行うことができる。また、機器本体に対するテープ状
部材の位置が薄型、厚型のカートリッジで大きく変わる
ことがないので、カートリッジの影響を受けることな
く、テープ状部材への印刷を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外
観斜視図である。
【図2】テープ印刷装置用のテープカートリッジの部分
破断平面図である。
【図3】薄型カートリッジ(a)および厚型カートリッ
ジ(b)を裏面側から見た斜視図である。
【図4】開閉蓋を取り外した状態のポケット廻りの斜視
図である。
【図5】薄型カートリッジ(a)および厚型カートリッ
ジ(b)をポケットに装着した状態の側面図である。
【図6】薄型カートリッジのテープ(a)および厚型カ
ートリッジのテープ(b)と、印字ヘッドとの位置関係
を模式的に表した断面図である。
【図7】薄型カートリッジのプラテンローラ(a)およ
び厚型カートリッジのプラテンローラ(b)と、ローラ
駆動軸との関係を表した断面図である。
【図8】薄型カートリッジの巻取り・巻出しリール
(a)および厚型カートリッジの巻取り・巻出しリール
(b)と、係止解除突起との関係を表した構造図であ
る。
【図9】薄型カートリッジのテープリール(a)および
厚型カートリッジのテープリール(b)と、規制解除突
起との関係を表した構造図である。
【図10】開閉蓋と装置本体との関係を表した開閉蓋廻
りの斜視図である。
【図11】開閉蓋を裏面側から見た斜視図である。
【図12】開閉蓋と開放操作機構との関係を表した斜視
図である。
【図13】開閉蓋を完全開放した状態のテープ印刷装置
の斜視図である。
【図14】カートリッジをセットした状態のテープ印刷
装置の斜視図である。
【図15】カートリッジを完全に装着した状態のテープ
印刷装置の斜視図である。
【図16】開閉蓋を半開きにした状態のテープ印刷装置
の斜視図である。
【図17】イジェクト機構と開閉蓋との関係を表したイ
ジェクト機構廻りの斜視図である。
【図18】イジェクト機構の主要部を前方から見た斜視
図である。
【図19】イジェクト機構の主要部を後方から見た斜視
図である。
【図20】上昇したイジェクト機構とカートリッジとの
関係を表した斜視図である。
【図21】下降したイジェクト機構とカートリッジとの
関係を表した斜視図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 2 装置本体 6 カートリッジ 6a 薄型カートリッジ 6b 厚型カートリッジ 7 ポケット 9 イジェクト機構 21 ケース 22 テープリール 23 リボン巻出しリール 24 リボン巻取りリール 25 プラテンローラ 28 コイルばね 28a 線材部 30 爪片 32 切欠き溝 37 爪片 38 段部 39a 着座部 39b 着座部 40 傾斜部 51 ベースプレート 52 支持突起 53 印字ヘッド 54 ローラ駆動軸 55 リール駆動軸 56 規制解除突起 57 第1係止解除突起 58 第2係止解除突起 70 駆動軸本体 71 センターピン 73 コイルばね 82 捻りコイルばね 84 第1押圧部 85 第2押圧部 T テープ R インクリボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 健二 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 亀田 登信 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 会田 智恵子 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体が、印刷対象物であるテープ状
    部材を収容したカートリッジを着脱自在に装着するポケ
    ットを備え、当該ポケットが、少なくとも幅狭のテープ
    状部材を収容した薄型カートリッジおよび幅広のテープ
    状部材を収容した厚型カートリッジを受容可能に構成さ
    れたテープ印刷装置において、 前記機器本体は、前記ポケットに臨み、前記薄型カート
    リッジの着座部を当該ポケットの浅い位置に受ける第1
    支持部および前記厚型カートリッジの着座部を当該ポケ
    ットの深い位置に受ける第2支持部を有し、 前記第1支持部は、前記ポケットに装着した前記厚型カ
    ートリッジの着座部に対し相対的に逃げた位置に配設さ
    れ、 前記第2支持部は、前記ポケットに装着した前記薄型カ
    ートリッジの着座部に対し相対的に逃げた位置に配設さ
    れていることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ状部材はテープリールに巻回
    した状態で前記各カートリッジにそれぞれ収容され、前
    記薄型カートリッジにはテープリールの回転を阻止する
    第1阻止片が、前記厚型カートリッジにはテープリール
    の回転を阻止する第2阻止片がそれぞれ設けられてお
    り、 前記機器本体は、前記ポケットに臨み、前記第1阻止片
    の阻止状態を解除させる第1解除部材および前記第2阻
    止片の阻止状態を解除させると共に当該ポケットから退
    避可能に構成された第2解除部材を有し、 前記第2解除部材は、前記ポケットに装着した前記薄型
    カートリッジに対し相対的に逃げた位置に配設され、 前記厚型カートリッジには、前記ポケットへの装着に伴
    い前記第1解除部材を前記ポケットから退避させる押圧
    部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    テープ印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記各カートリッジにはテープ状部材を
    走行させる回転体がそれぞれ搭載され、前記機器本体に
    は前記ポケットに臨み前記各回転体の軸孔に係合してこ
    れを回転させる駆動軸が設けられており、 前記駆動軸は、前記軸孔に係合すると共に駆動源に連結
    された駆動軸本体と、当該駆動軸本体を回転自在に且つ
    軸方向に移動可能に軸支したセンターピンと、前記駆動
    軸本体を前記カートリッジ側に付勢するばねとを有して
    いることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各カートリッジには、前記テープ状
    部材を巻回したテープリールと当該テープリールの回転
    を規制する回転規制部材とがそれぞれ設けられ、前記機
    器本体には、前記ポケットに臨み前記各回転規制部材を
    規制解除状態に相対的に押圧する規制解除突起が設けら
    れており、 当該規制解除突起は、前記薄型カートリッジの前記回転
    規制部材を押圧する第1押圧部と、前記厚型カートリッ
    ジの前記回転規制部材を押圧する第2押圧部とを有し、 前記第1押圧部は、前記ポケットに装着した前記厚型カ
    ートリッジの前記回転規制部材に対し相対的に逃げた位
    置に配設され、 前記第2押圧部は、前記ポケットに装着した前記薄型カ
    ートリッジの前記回転規制部材に対し相対的に逃げた位
    置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    テープ印刷装置。
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