JPH09277637A - 電子式金銭登録機 - Google Patents

電子式金銭登録機

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JPH09277637A
JPH09277637A JP9419396A JP9419396A JPH09277637A JP H09277637 A JPH09277637 A JP H09277637A JP 9419396 A JP9419396 A JP 9419396A JP 9419396 A JP9419396 A JP 9419396A JP H09277637 A JPH09277637 A JP H09277637A
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journal paper
sensor
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JP9419396A
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Shinji Nishiyama
信二 西山
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子式金銭登録機において、ジャーナル用紙
の巻き取り検知を正確に行う。 【解決手段】 電子式金銭登録機において、売り上げ金
額等を印字するプリンタと、該プリンタにて印字された
ジャーナル用紙を巻き取る巻き取り装置と、前記プリン
タと前記巻き取り装置との間に、前記ジャーナル用紙の
浮き上がり防止用の突起部と前記ジャーナル用紙の有無
を検出するセンサーとを設けたセンサー取付アングルを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は売り上げ金額等を印
字するプリンタと、該プリンタにて印字されたジャーナ
ル用紙を巻き取る巻き取り装置とを備えたPOSターミ
ナル及び電子式金銭登録機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−147279号公報において
は、パルスモータに駆動される搬送部によって用紙経路
内で用紙を搬送し、この搬送と同期させて印字部によっ
て用紙に所定の印字を行い、印字後の用紙を切断するカ
ッタよりも用紙経路の下流側に配置された用紙センサー
によって用紙の有無を検出する。
【0003】用紙の搬送開始後におけるパルスモータに
付与されるパルス数が一定数を越えても用紙センサーに
用紙が検出されない場合には、用紙の紙詰まりが生じた
と判断し、警告手段により搬送部の駆動を停止し、警告
を発する。これにより、用紙の紙詰まりが早期に操作者
に示されると共に、紙詰まり発生後の用紙搬送継続によ
る用紙の思わぬ場所への入り込み等を防止し、紙詰まり
に対する事後処理の容易化を図ることを目的としてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−14727
9号公報においては、パルスモータに駆動される搬送部
によって用紙経路内で用紙を搬送し、この搬送と同期さ
せて印字部によって用紙に所定の印字を行い、印字後用
紙を切断するカッタよりも用紙経路の下流側に配置され
た用紙センサーによって用紙の有無を検出する。
【0005】用紙の搬送開始後におけるパルスモータに
付与されるパルス数が一定数を越えても用紙センサに用
紙が検出されない場合には、用紙の紙詰まりが生じたと
判断し、警告手段により搬送部の駆動を停止し、警告を
発する。
【0006】これにより、用紙の紙詰まりが早期に操作
者に示されると共に、紙詰まり発生後の用紙搬送継続に
よる用紙の思わぬ場所への入り込み等を防止し、紙詰ま
りに対する事後処理の容易化を図ることができるが、保
管を必要とするジャーナル用紙の巻取り状態を検出し
て、印字された取引データを欠落させることなく巻き取
りする事に対しては効果が無い。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子式金
銭登録機は、売り上げ金額等を印字するプリンタと、該
プリンタにて印字されたジャーナル用紙を巻き取る巻き
取り装置と、前記プリンタと前記巻き取り装置との間
に、前記ジャーナル用紙の浮き上がり防止用の突起部と
前記ジャーナル用紙の有無を検出するセンサーとを設け
たセンサー取付アングルを備えたことを特徴とする電子
式金銭登録機である。
【0008】請求項2記載の電子式金銭登録機は、前記
センサー取付アングルは前記ジャーナル用紙の幅方向に
移動可能であることを特徴とする請求項1記載の電子式
金銭登録機である。
【0009】請求項3記載の電子式金銭登録機は、売り
上げ金額等を印字するプリンタと、該プリンタに印字さ
れたジャーナル用紙を巻き取る巻き取り装置と、前記ジ
ャーナル用紙の有無を検出するセンサーと、前記ジャー
ナル用紙の保護を目的として前記巻き取り装置と前記セ
ンサーとの上部に位置し、内部に突起部を設けたプリン
タカバーとを具備し、前記ジャーナル用紙は前記センサ
ーと前記プリンタカバーの突起部とで形成された経路を
経て前記巻き取り装置に巻き取られることを特徴とする
電子式金銭登録機である。
【0010】請求項4記載の電子式金銭登録機は、売り
上げ金額等を印字するプリンタと、該プリンタにて印字
されたジャーナル用紙を巻き取る巻き取り装置と、前記
ジャーナル用紙の保護を目的として前記巻き取り装置と
前記プリンタとの上部に位置し、前記ジャーナル用紙の
有無を検出するセンサーを設けたプリンタカバーとを備
えたことを特徴とする電子式金銭登録機である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図15に基づき説
明する。
【0012】図11は本発明の実施例である装置の外観
図である。
【0013】装置は、レシート,ジャーナル用紙に取
引,点検,精算データ等を印字するためのプリンタをカ
バーするプリンタカバー(11−1)、取引内容を印字
したレシート(11−2)、売上金額,釣り銭金額等を
表示する客用ディスプレイ(11−3)、入力データ,
エラー表示,操作ガイド表示するためのディスプレイ
(11−4)、登録,設定,点検,精算等の操作モード
を選択するモードSW(スイッチ)(11−5)、登
録,設定データを入力するためのキーボード(11−
6)、売上げ,釣り銭,小切手等を収納するためのドロ
ワー(11−7)で構成されている。
【0014】(実施例1)第1の実施例について、その
構成の断面を示す図1,図2,図5,図12,図13,
図14に基づいて説明する。
【0015】まず、図12にて当センサーユニット装置
がない状態で、ジャーナル用紙(2)の経路について説
明を行う。
【0016】プリンタ(1)後方にセットされた供給紙
(9)を、プリンタ(1)の内部に入れ、機器内部のC
PUより印字の信号を受けたプリンタ(1)にて印字
と、次の印字を行うための紙送りを行う。
【0017】また、巻取り装置(3)にもプリンタ
(1)にて印字され排出されたジャーナル紙を巻取るた
めの信号が送られ、巻取り装置(3)は後方(3−Zの
方向)へ回転する。
【0018】なお、巻取り装置(3)は、供給紙の直径
80mm(2枚感圧紙)の容量分を巻取ることが可能で
あり、巻取り装置(3)において、巻き始め(3−A)
と巻き終わり(3−B)ではジャーナル紙の経路が異な
る。
【0019】すなわち、巻き始めの経路は(2−A)、
巻き終わりの経路は(2−B)となる。
【0020】また、プリンタ(1)が紙送りを行ってい
る時に巻取りを行った場合、供給紙(9)はプリンタ
(1)にて保持されていないため、一定量以上のジャー
ナル用紙(2)が排出されピッチむらが発生する。
【0021】これを防止するため、供給紙がプリンタ
(1)にて保持されている印字中のみに巻取りを行って
おり、連続的には、紙送り→巻取り(印字中)→紙送り
→巻取り(印字中)→紙送りの間欠駆動となっているた
め、これにより、ジャーナル紙は、たるんだ状態→引っ
張られた状態→たるんだ状態→引っ張られた状態→たる
んだ状態を繰り返し、最終動作が紙送りで終わるためジ
ャーナル紙はたるんだ状態で終わる。
【0022】次に図1に示すように、売り上げ金額,売
り上げ個数等を印字するプリンタ(1)と、プリンタ
(1)にて印字され排出されたジャーナル用紙(2)を
巻き取る、巻き取り装置(3)との間に、ジャーナル用
紙(2)の浮き上がり防止用カール(4−A部)を装備
したセンサー取付けアングル(4−1)に、ジャーナル
用紙(2)の有無を検出するセンサー(50)を取り付
けたセンサーユニット(60−1)が設けられている。
【0023】尚、ジャーナル用紙(2)の有無を検出す
るセンサー(50)にはON−OFFスイッチがあり、
後述する回路を構成している。
【0024】このジャーナル用紙(2)を、ジャーナル
用紙(2)の有無を検出するセンサー(50)の上面
と、浮き上がり防止用カール(4−A部)の下面を経路
とした場合、ジャーナル用紙は浮き上がり防止用カール
(4−A部)にて下の方向(8の方向)に押さえられて
いる為、たるむ事無く、常にジャーナル用紙の有無を検
出するセンサー(50)のアクチェータ部(50−A)
を押し、ジャーナル用紙の有無を検出するセンサー(5
0)を「ON」状態に保持する事ができ、機器の内部の
CPU(5−1)にてジャーナル用紙の有無を検出する
センサー(50)が「ON」状態である事を確認する。
【0025】これによりプリンタ(1)にて連続的に印
字された、ジャーナル用紙(2)の巻取りが正常にでき
ていることが検出できる。
【0026】尚、ジャーナル用紙(2)が無い場合は、
図13に示すように、ジャーナル用紙の有無を検出する
センサー(50)のアクチェータ部(50−A)を押す
ことができず、ジャーナル用紙(2)の有無を検出する
センサー(50)が「OFF」状態となり、機器の内部
のCPUにてジャーナル用紙の有無を検出するセンサー
(50)が「OFF」状態であることを確認した場合
は、プリンタ(1)の印字停止等を行う。
【0027】また、浮き上がり防止用リブ(図1の4−
A部)がない場合も、図14に示す用に、プリンタ
(1)にて排出されたジャーナル用紙(2)は、巻取り
装置との間でたるみ、さらに、ジャーナル用紙(2)の
有無を検出するセンサー(50)のアクチェータ部(5
0−A)は内部のスプリングにて外側(10の方向)に
押されているため、アクチェータ部(50−A)もジャ
ーナル用紙(2)を外側に押すため、さらにジャーナル
用紙(2)はたわみ、ジャーナル用紙(2)の有無を検
出するセンサー(50)が「OFF」状態となり、機器
の内部のCPU(5−1)にてジャーナル用紙の有無を
検出するセンサー(50)が「OFF」状態である事を
確認した場合は、プリンタ(1)の印字停止等を行う。
【0028】図2に示すように、ジャーナル用紙の浮き
上がり防止用カール(4−A部)を取付けたセンサー取
付けアングル(4−1)に、ジャーナル用紙の有無を検
出するセンサー(50)を取り付けたセンサーユニット
(60−1)内の、センサー取付けアングル(4−1)
の取付け部を長穴(4−B部)にし、ビス(12)にプ
リンタ(1)を固定しているプリンタホルダー(13)
に取り付ける。センサー取り付けアングル(4−1)の
取り付け部の長穴(4−B部)を、プリンタ(1)の紙
幅が38mmから45mmに対応する長さにした場合、
プリンタ(1)の紙幅が38mmの場合は、最も左方向
(11−Aの方向)に移動させ、プリンタ(1)の紙幅
が45mmの場合は、最も右方向(11−Bの方向)に
移動させることによって、紙幅の異なるプリンタ(1)
へ対応することが可能となる。
【0029】(実施例2)第2の実施例につて、その構
成の断面を示す図3,図5に基づいて説明する。
【0030】図3に示すように、プリンタにて印字され
た排出されたジャーナル用紙(2)を巻き取る、巻き取
り装置(3)との間に、センサー取付けアングル(4−
2)に、ジャーナル用紙の有無を検出するセンサー(5
0)を取付けたセンサーユニット(60−2)を設け、
さらに、巻き取り装置にて巻き取られたジャーナル用紙
(2)の保護を目的に取付けられているプリンタカバー
(70)の内面に凸状のリブ(70−A部)が設けられ
ている。
【0031】尚、ジャーナル用紙(2)の有無を検出す
るセンサー(50)にはON−OFFスイッチがあり、
後述する回路を構成している。
【0032】このジャーナル用紙(2)を、ジャーナル
用紙(2)の有無を検出するセンサー(50)の上面を
経路として巻き取り装置(3)にて巻き取りを行う。そ
の時、ジャーナル用紙(2)の保護を目的に取付けられ
ているプリンタカバー(70)内面に凸状のリブ(70
−A部)を設けている、プリンタカバー(70)を取り
付ける事により、ジャーナル用紙はプリンタカバー(7
0)内面の凸状のリブ(70−A部)にて下の方向(8
の方向)に押さえられている為、たるむ事無く、常にジ
ャーナル用紙の有無を検出するセンサー(50)のアク
チェータ(50−A)を押し、ジャーナル用紙の有無を
検出するセンサー(50)を「ON」状態に保持する事
ができ、機器の内部のCPU(5−1)にてジャーナル
用紙の有無を検出するセンサー(50)が「ON」状態
である事を確認する。
【0033】これによりプリンタ(1)にて連続的に印
字された、ジャーナル用紙(2)の巻取りが正常にでき
ていることが検出できる。
【0034】なお、ジャーナル用紙(2)の保護を目的
に取り付けられているプリンタカバー(70)内面に凸
状のリブ(70−A部)を設けているプリンタカバー
(70)が半開きの状態では、図15に示すように、プ
リンタ(1)にて排出されたジャーナル用紙(2)は、
巻取り装置との間でたるみ、さらに、ジャーナル用紙
(2)の有無を検出するセンサー(50)のアクチェー
タ部(50−A)は内部のスプリングにて外側(10の
方向)に押されているため、アクチェータ部(50−
A)もジャーナル用紙(2)を外側に押すため、さら
に、ジャーナル用紙(2)はたわみ、ジャーナル用紙
(2)の有無を検出するセンサー(50)のアクチェー
タ部(50−A)を押す事ができず、ジャーナル用紙
(2)の有無を検出するセンサー(50)が「OFF」
状態となり、機器の内部のCPU(5−1)にてジャー
ナル用紙の有無を検出するセンサー(50)が「OF
F」状態である事を確認した場合は、プリンタ(1)の
印字停止等を行う。
【0035】(実施例3)第3の実施例について、その
構成の断面を示す図4,図5に基づいて説明する。
【0036】図4に示すように、センサー取付けアング
ル(4)に、ジャーナル用紙の有無を検出するセンサー
(50)を取付けたセンサーユニット(60−3)の機
能を、巻き取り装置にて巻き取られたジャーナル用紙の
保護を目的に取付けられているプリンタカバー(70)
内面に設ける。
【0037】尚、ジャーナル用紙(2)の有無を検出す
るセンサー(50)にはON−OFFスイッチがあり、
後述する回路を構成している。
【0038】ジャーナル用紙(2)の保護を目的に取付
けられているプリンタカバー(70)内面にジャーナル
用紙(2)の有無を検出するセンサー(50)を設けら
れている、プリンタカバー(70)を取り付ける事によ
り、プリンタカバー(70)内面に設けられた、ジャー
ナル用紙(2)の有無を検出するセンサー(50)にて
ジャーナル用紙(2)は常に下の方向(8の方向)に押
さえられている為、たるむ事無く、常にジャーナル用紙
の有無を検出するセンサー(50)のアクチェータ(5
0−A)を押し、ジャーナル用紙の有無を検出するセン
サー(50)を「ON」状態に保持する事ができ、機器
の内部のCPU(5−1)にてジャーナル用紙の有無を
検出するセンサー(50)が「ON」状態である事を確
認する。
【0039】これによりプリンタ(1)にて連続的に印
字された、ジャーナル用紙(2)の巻取りが正常にでき
ていることが検出できる。
【0040】なお、ジャーナル用紙の有無を検出するセ
ンサー(50)と機器内部との電気的接続は、ジャーナ
ル用紙の有無を検出するセンサー(50)の端子(50
−B)にワイヤー(14)を半田にて取り付け、先端に
金属の端子(15)を設ける。
【0041】この先端に設けた端子(15)は、プリン
タカバー(70)を取り付けることによりキャビネット
(16)に取り付けられた端子(17)と接触し電気的
接続が可能となる。
【0042】(実施例4)次に上記実施例1〜3の構成
に加えて、ジャーナル用紙の巻き取りの異常判別手段
と、ジャーナル用紙の巻き取りが異常であることを報知
するジャーナル用紙巻き取り異常報知手段とを備え、プ
リンタにて連続的に印字されたジャーナル用紙の巻き取
りが異常となった場合に印字を停止して異常報知を行う
実施例を説明する。
【0043】図5は構成ブロック図である。
【0044】機器全体のコントロールを行うCPU(5
−1)、各種設定、登録、プリンタ(5−8)、ディス
プレイ(5−10)、ブザー(5−4)、ドロワー(5
−5)、等の周辺装置をコントロールするためのマイク
ロ命令及び、固定的な表示、印字メッセージテーブル等
を予め記憶したROM(5−2)、表示バッファ、現在
の操作担当者,管理者コード,設定データ,集計データ
等を格納記憶するRAM(5−3)、登録,設定データ
を入力するためのキーボード(5−6)、登録,設定,
点検,精算等の操作モードを選択するモードSW(スイ
ッチ)(5−7)、レシート,ジャーナル用紙に取引,
点検,精算データ等を印字するためのプリンタ(5−
8)、各種エラー等警告を発するためのブザー(5−
4)、入力データ,エラー表示,操作ガイド表示するた
めのディスプレイ(5−10)、売上げ,釣り銭,小切
手等を収納するためのドロワー(5−5)で構成されて
いる。
【0045】図6は、キーボード図である。
【0046】ロール紙を送るとき使用する紙送りキー
[↑](6−1)、レシートが停止モードになっている
ときに、取引終了後レシートを発行するときに使用する
事後レシートキー「後レシート」(6−2)、商品の売
上とは別の支払いがあったとき使用する支払いキー(6
−3)、返品があったとき使用する[戻品]キー(6−
4)、数字を入力間違いしたとき及び、連続の警告音を
止めるときに使用する[CL]キー(6−5)、同じ商
品を2個以上売るとき及び、設定時使用するキー[×]
キー(6−6)、商品とは別の入金があったとき使用す
る[入金]キー(6−7)、誤った登録を取り消すとき
使用する[訂正]キー(6−8)、単価,金額,数量,
担当者コード等、数値を入力するとき使用するテンキー
(6−9)、個々の商品の売上を登録するときに使用
し、商品によって押すキーを使い分け、商品管理するた
めに使用する[部門]キー(6−10)、レシートを発
行するモードと停止モードを切り替えるときに使用する
[レシート発行/停止]キー(6−11)、商品の割
引、割り増しを行う時使用する[%]キー(6−1
2)、掛け売り取引を登録する時使用する[掛]キー
(6−13)、小計を算出し、表示するとき使用する
[小計]キー(6−14)、現金売り,現金預かり,両
替のとき使用する[現/預/替]キー(6−15)、設
定,時刻表示,登録,点検,精算の操作モード及び、電
源OFFを切り替えるモードSW(スイッチ)(6−1
6)で構成されている。
【0047】図7は、本実施例に関係する、RAMの構
成を示したもので、RAM(7−1)は、ディスプレイ
に表示するために使用する表示バッファ、操作担当者メ
モリ、ワークメモリ等で構成されている。
【0048】表示バッファ(7−1)は、キーボードよ
り置数された数値、予め固定的に設定されたメッセージ
データ等が書き込まれ、表示バッファのデータが、ディ
スプレイに表示される。
【0049】操作担当者(7−2)は、現在機器を操作
している担当者を示し、一日の最初又は、操作者(オペ
レータ)が交代するときに設定し、機器の操作を開始す
る。RAMには、現在機器を操作している担当者の担当
者コード“3桁”が記憶されている。
【0050】ワークメモリ(7−3)は、設定データ,
集計データの格納,登録データの一時格納,演算,集計
処理等を実行するとき使用する各種バッファ,フラグ,
印字のとき使用するプリントバッファ等として使われ
る。
【0051】図8は、ジャーナル用紙の巻取り状態を検
出するための回路である。
【0052】ジャーナルセンスSW(8−1)は、ジャ
ーナル用紙が正常に巻取られている状態では「ON」、
ジャーナル用紙が途中で切れ正常に巻取られない異常状
態では「OFF」となる。
【0053】ジャーナルセンスSWが「ON」のとき
は、ジャーナルセンスSWのコモン端子に接続されてい
るGND(0V)により、バッファ(8−3)の入力端
子はLOW(0V)レベルとなる。
【0054】ジャーナルセンスSWが「OFF」のとき
は、ジャーナルセンスSWはオープン状態となるためバ
ッファ(8−3)の入力端子に接続されているプルアッ
プ抵抗(8−2)により、バッファ(8−3)の入力端
子はHIGH(+5V)レベルとなる。
【0055】取引内容を印字する前に、レシート,ジャ
ーナル用紙切れのチェックを行うと共に、ジャーナル用
紙の巻取り状態をチェックする。ジャーナル用紙の巻取
り状態をチェックを行うときは、CPUのI/Oリード
命令の一つであるJセンスリード命令を実行する。
【0056】このJセンスリード命令により、バッファ
(8−3)のJセンスリード端子(8−5)にLOWパ
ルス信号が入力される。Jセンスリード端子(8−5)
へのLOWパルス信号入力により、バッファ(8−3)
の入力端子のLOW或いは、HIGHレベルがバッファ
(8−3)の出力端子に現れ、CPUにより、データバ
スのD0即ち、バッファ(8−3)の出力端子に現れた
LOW或いは、HIGHレベルの状態を読み込み、ジャ
ーナルセンスSWの状態を認識し、それぞれの状態に対
応した処理が行われる。
【0057】図9は、プリンタのジャーナル用紙の巻取
り不良を報知するときの表示例及び、用紙切れを報知す
るときの表示例である。
【0058】(9−1)は、プリンタのジャーナル用紙
の巻取り不良を認識したときに警告報知する表示例で、
高音の連続ブザーと共に報知し、操作者に迅速に対応す
ることを促す。
【0059】(9−2)は、レシート用紙の用紙切れを
報知するときの表示例で、高音の連続ブザーと共に報知
し、操作者にレシート用紙の交換を促す。
【0060】(9−3)は、ジャーナル用紙の用紙切れ
を報知するときの表示例で、高音の連続ブザーと共に報
知し、操作者にジャーナル用紙の交換を促す。
【0061】図10は、本実施例であるジャーナル用紙
の巻取り不良発生時の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【0062】顧客の購入する商品の登録処理の入力を行
うと(S1)、登録処理された取引内容のレシート発行
及び、取引内容の控えであるジャーナルの印字をスター
トする(S2)。
【0063】取引内容の印字をスタートすると、先ず、
印字するための用紙のセット状態をチェックするため
に、レシート,ジャーナル用紙切れのチェックを行う
(S3)。
【0064】用紙切れであれば、用紙切れを報知する
(S12)に進む。用紙切れ状態でなければ、ジャーナ
ルセンサーSWが「OFF」か否かをチェックする(S
4)。
【0065】ジャーナルセンサーSWが「OFF」であ
れば、ジャーナル巻取り不良と判断し、ジャーナル巻取
り不良であることを報知する(S7)に進む。
【0066】用紙切れでなく、ジャーナル巻取り不良で
なければ、取引内容をレシート及び、ジャーナルに印字
し(S5)、取引内容の印字処理を終了する(S6)。
【0067】印字するための用紙のセット状態をチェッ
クする(S3)において、用紙切れであれば(S12)
に進み、レシートの用紙切れか否かをチェックする。
【0068】レシートの用紙切れであれば、レシートの
用紙切れを示す9−2の表示例の警告表示を行うと共に
高音の連続ブザーを発する(S13)。
【0069】続いて、高音の連続ブザーを止めるための
[CL]キーが入力されるのを待ち、[CL]キーが入
力されればブザーを「OFF」する(S15)。
【0070】次に、レシート用紙が正規にセットされた
か否かをチェックする(S16)。
【0071】レシート用紙が正規にセットされれば、印
字を開始することを許可するための[CL]キーの入力
待ち(S11)に進む。
【0072】[CL]キーが入力されれば、ジャーナル
用紙のセット状態をチェックするため(S3)に戻る
(S11)。
【0073】(S12)において、用紙切れがジャーナ
ル用紙であればジャーナルの用紙切れを示す9−3の表
示例に示す警告表示を行うと共に高音の連続ブザーを発
する(S17)。続いて、高音の連続ブザーを止めるた
めの[CL]キーが入力されるのを待ち(S18)、
[CL]が入力されればブザーをOFFする(S1
9)。
【0074】次に、ジャーナル用紙が正規にセットされ
たか否かをチェックする(S20)。
【0075】ジャーナル用紙が正規にセットされれば、
印字を開始することを許可するための[CL]キーの入
力待ち(S11)に進む。
【0076】[CL]キーが入力されれば、用紙のセッ
ト状態を再度チェックするため(S3)に戻る(S1
1)。
【0077】ジャーナル用紙の巻取り状態をチェックす
る(S4)において、ジャーナルセンスSWがOFFで
あれば、ジャーナル巻取り不良状態であるものと判断
し、ジャーナル巻取り不良を示す9−3の表示例の警告
表示を行うと共に高音の連続ブザーの警告音を発する
(S7)。
【0078】続いて、高音の連続ブザーを止めるための
[CL]キーが入力されるのを待ち(S8)、[CL]
キーが入力されればブザーを[OFF」する(S9)。
【0079】次に、ジャーナル用紙の巻取りが正規にセ
ットされたか否かをチェックする(S10)。
【0080】ジャーナル用紙の巻取りが正規にセットさ
れれば、印字を開始することを許可するための[CL]
キーの入力待ち(S11)に進む。
【0081】[CL]キーが入力されれば、用紙のセッ
ト状態を再度チェックするため(S3)に戻る(S1
1)。
【0082】上記実施例により、ジャーナル用紙の巻取
りの異常判別手段と、ジャーナル用紙の巻取りが異常で
あることを報知するジャーナル用紙巻取り異常報知手段
により、プリンタにて連続的に印字されたジャーナル用
紙の巻取りが異常となったとき、印字を停止し、ジャー
ナル用紙巻取り異常報知を行うことによって、操作者が
適切且つ、迅速に対処でき、また、プリンタ周辺での用
紙の巻き込み,汚れ,印字データの読み取り不具合等の
二次的不具合の発生を未然に防止することが可能とな
る。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プリンタ
にて連続的に印字されたジャーナル用紙の巻取りが正常
にできていることを検出し、印字された取引データを欠
落させる事なく巻き取りが可能となる。
【0084】請求項2記載の発明によれば、センサーユ
ニットを、左右方向に移動可能な構造にする事により、
紙巾が異なるプリンタに対しても、対応が可能となる。
【0085】請求項3記載の発明によれば、プリンタカ
バーを取り付ける事により、プリンタカバー内面に設け
られた凸状のリブにより、ジャーナル用紙は常に下の方
向へおされ、ジャーナル用紙の経路がたるむ事を防止す
ると共に、ジャーナル用紙にて、ジャーナル用紙の有無
を検出するセンサーを、ON状態にする事ができる。
【0086】また、ジャーナル用紙の浮き上がり防止用
リブの下にジャーナル用紙を入れる必要が無い為、使用
性の向上が図れる。
【0087】請求項4記載の発明によれば、プリンタカ
バーを取り付ける事により、プリンタカバーに取付けら
れた、ジャーナル用紙の有無検出センサーにて、ジャー
ナル用紙は常に下の方向へおされ、ジャーナル用紙の経
路がたるむ事を防止すると共に、ジャーナル用紙にて、
ジャーナル用紙の有無を検出するセンサーを、ON状態
にする事ができる。
【0088】またジャーナル用紙の浮き上がり防止用の
下にジャーナル用紙を入れる必要が無い為、使用性の向
上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金銭登録機の断面図(実施例1)
である。
【図2】図1のセンサー取付ユニットの斜視図である。
【図3】本発明に係る金銭登録機の断面図(実施例2)
である。
【図4】本発明に係る金銭登録機の断面図(実施例3)
である。
【図5】本発明装置のブロック図である。
【図6】キーボードを示す図である。
【図7】RAMの構成図である。
【図8】ジャーナル用紙の巻き取り状態を検出するため
の回路図である。
【図9】ジャーナル用紙の巻き取り不良を報知する表示
例を示す図である。
【図10】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図11】電子式金銭登録機の外観図である。
【図12】センサーユニットがない場合の装置断面図で
ある。
【図13】ジャーナル用紙がない場合の装置断面図であ
る。
【図14】センサー取付けアングル浮き上がり防止リブ
がない場合の装置断面図である。
【図15】プリンターカバーが半開きの場合の装置断面
図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 ジャーナル用紙 2−A ジャーナル用紙の巻き始めの経路 2−B ジャーナル用紙の巻き終わりの経路 3 巻き取り装置 4−1 センサー取付アングル 4−2 センサー取付アングル 4−3 センサー取付アングル 4−A センサー取付アングル浮き上がり防止リブ 4−B センサー取付アングルの長穴 5−1 CPU 5−2 ROM 5−3 RAM 5−4 ブザー 5−5 ドロワー 5−6 キーボード 5−7 モードSW(スイッチ) 5−8 プリンタ 5−9 ジャーナルセンスSW(スイッチ) 5−10 ディスプレイ 6−1 紙送りキー 6−2 事後レシートキー 6−3 支払いキー 6−4 戻品キー 6−5 CLキー 6−6 乗算キー 6−7 入金キー 6−8 訂正キー 6−9 テンキー(置数キー) 6−10 部門キー 6−11 レシート発行/停止キー 6−12 パーセントキー 6−13 掛け売りキー 6−14 小計キー 6−15 現金/預かり/両替キー 6−16 モードSW(スイッチ) 7−1 表示バッファ 7−2 操作担当者メモリ 7−3 ワークメモリ 9 供給紙 12 ビス 13 プリンターホルダー 14 ワイヤー 15 端子 16 キャビネット 17 端子 50 センサー 50−A センサーのアクチェータ 50−B 端子 60−1 センサーユニット 60−2 センサーユニット 60−3 センサーユニット 70 プリンタカバー 70−A プリンタカバー内面の凸状リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売り上げ金額等を印字するプリンタと、
    該プリンタにて印字されたジャーナル用紙を巻き取る巻
    き取り装置と、前記プリンタと前記巻き取り装置との間
    に、前記ジャーナル用紙の浮き上がり防止用の突起部と
    前記ジャーナル用紙の有無を検出するセンサーとを設け
    たセンサー取付アングルを備えたことを特徴とする電子
    式金銭登録機。
  2. 【請求項2】 前記センサー取付アングルは前記ジャー
    ナル用紙の幅方向に移動可能であることを特徴とする請
    求項1記載の電子式金銭登録機。
  3. 【請求項3】 売り上げ金額等を印字するプリンタと、
    該プリンタに印字されたジャーナル用紙を巻き取る巻き
    取り装置と、前記ジャーナル用紙の有無を検出するセン
    サーと、前記ジャーナル用紙の保護を目的として前記巻
    き取り装置と前記センサーとの上部に位置し、内部に突
    起部を設けたプリンタカバーを具備し、前記ジャーナル
    用紙は前記センサーと前記プリンタカバーの突起部とで
    形成された経路を経て前記巻き取り装置に巻き取られる
    ことを特徴とする電子式金銭登録機。
  4. 【請求項4】 売り上げ金額等を印字するプリンタと、
    該プリンタにて印字されたジャーナル用紙を巻き取る巻
    き取り装置と、前記ジャーナル用紙の保護を目的として
    前記巻き取り装置と前記プリンタとの上部に位置し、前
    記ジャーナル用紙の有無を検出するセンサーを設けたプ
    リンタカバーとを備えたことを特徴とする電子式金銭登
    録機。
JP9419396A 1996-04-16 1996-04-16 電子式金銭登録機 Pending JPH09277637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006038624A1 (ja) * 2004-10-06 2008-05-15 シチズンホールディングス株式会社 プリンター

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JPWO2006038624A1 (ja) * 2004-10-06 2008-05-15 シチズンホールディングス株式会社 プリンター
JP4616840B2 (ja) * 2004-10-06 2011-01-19 シチズンホールディングス株式会社 プリンター
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