JPH0927703A - アンテナ破損検知装置 - Google Patents

アンテナ破損検知装置

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Publication number
JPH0927703A
JPH0927703A JP17718595A JP17718595A JPH0927703A JP H0927703 A JPH0927703 A JP H0927703A JP 17718595 A JP17718595 A JP 17718595A JP 17718595 A JP17718595 A JP 17718595A JP H0927703 A JPH0927703 A JP H0927703A
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JP
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antenna
rod
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shaped antenna
ultrasonic wave
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Application number
JP17718595A
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English (en)
Inventor
Masaaki Okada
正章 岡田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンテナの破損を検出するための装置に関し、
屋内外に設置される無人の無線電話基地局装置におい
て、アンテナの破損状況を、保守運用センタから遠隔で
常時、監視できるようにするための、アンテナ破損検出
装置を提供することを目的とする。 【構成】棒状アンテナ101の基部に、衝撃感知部10
2を設けて、この棒状アンテナに加えられた衝撃の大き
さを検知して出力を発生する。そして、アンテナ破損検
出部104によって、衝撃感知部102からの出力レベ
ルが一定値を超えたことを検知したとき出力を発生し
て、この出力発生に応じて、棒状アンテナ101の破損
を外部に通知することによって、無線電話基地局装置の
アンテナの破損を、保守運用センタ等で検知できるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナの破損を検出
するための装置に関し、特に屋内外に設置される無人の
無線電話基地局装置において、アンテナの破損状況を、
保守運用センタから遠隔で常時、監視できるようにする
ための、アンテナ破損検知装置に関するものである。
【0002】携帯電話や、パーソナル・ハンディ・ホー
ン・システム(PHS)、およびページャー(ポケット
・ベル)等の無線電話基地局は、その業務の形態上、屋
外またはビルの構内等のように、屋内外のいたる所に設
置されることが予想される。これらの装置のアンテナ
は、無線電話基地局装置本体またはその周辺に取り付け
られるが、設置場所の関係から、外力(人間によるいた
ずら,鳥等の動物による害)によって破損する恐れがあ
る。
【0003】そのため、従来、いろいろな方法でアンテ
ナを保護することが考えられているが、さらに一歩進ん
で、アンテナ破損が生じた場合、その状況を保守運用セ
ンタ等に、自動的に通知できるようにすることが要求さ
れている。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の無線電話基地局のアンテ
ナ破損を検知する方法として、次のような方法が考えら
れていた。
【0005】第1の方法として、ブランチ選択による受
信ダイバーシチ方式を採用することによって、単に受信
電圧のみを監視して、片系の受信感度が連続的に劣化
し、アンテナ選択が固定化されたとき、片系のアンテナ
の異常発生を認識する。
【0006】第2の方法として、アンテナインピーダン
スと無線電話基地局装置の出力インピーダンスとの整合
(マッチング)状態を検出する。アンテナ破損等によっ
て、アンテナ側のインピーダンスが変化すると、アンテ
ナと無線電話基地局装置との間に、インピーダンス不整
合が生じて、反射波による損失を発生するので、この反
射波を検出することによって、アンテナの異常を認識す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この種の無線電話基地
局装置は、電話ボックス,電柱,街灯,アーケードの屋
根等のように、人間の手の届く場所に設置されることも
予想される。従って、無線電話基地局装置本体またはそ
の周辺に取り付けられるアンテナは、いたずら等によっ
て、破損する場合があることが考えられる。
【0008】そこで、従来、アンテナを機械的に保護す
る方法は考えられていたが、アンテナの破損が発生した
場合は、保守運用センタは、これを交換する等の保守管
理の作業が必要となるため、アンテナ破損を遠隔で自動
的に検知する方法が要求されている。
【0009】アンテナの破損を検知する方法として、前
述の第1の方法では、偶然、アンテナの片系がなんらか
の障害物の影になっている場合や、偶然、連続して片系
のアンテナのみが選択された場合には、有効とは言えな
い。
【0010】また前述の第2の方法を採用した場合は、
アンテナと無線電話基地局装置とを接続するケーブル
や、接続コネクタのインピーダンスも考慮して、反射波
による損失を算出することが要求される。しかしなが
ら、実際には、アンテナは無線電話基地局装置本体に設
置される場合と、無線電話基地局装置の周辺に設置され
る場合とがあるため、アンテナと無線電話基地局装置と
を接続するケーブル長は、無線電話基地局装置内のケー
ブル長誤差だけでなく、アンテナが設置される位置によ
っても、大きく変化する。
【0011】このように、インピーダンス不整合によっ
て生じる反射波による損失は、アンテナと無線電話基地
局装置とを接続するケーブルの長さによって変化するた
め、正確に反射波を検出することは困難であって、反射
波の検出によって、アンテナの異常を認識することは、
実際問題として、必ずしも容易ではない。
【0012】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、屋内外に設置される無人
の無線電話基地局装置において、電気的レベルや受信感
度を計測検出することなしに、アンテナ先端とアンテナ
取付け部の相対的位置関係や、アンテナ自体に対する外
力の影響を認識できるようにして、通常状態から変化し
たとき、アンテナ破損が発生したとみなすことによっ
て、アンテナの破損状況を、保守運用センタから遠隔で
常時、監視できるようにするための、アンテナ破損検出
装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1) 棒状アンテナ101の基部に、この棒状アンテナに
加えられた衝撃または圧力の大きさを検知して出力を発
生する衝撃感知部102を設けるとともに、衝撃感知部
の出力レベルが一定値を超えたとき出力を発生するアン
テナ破損検出部104を備えて、アンテナ破損検出部か
らの出力発生に応じて、棒状アンテナの破損を外部に通
知する。 (2) 棒状アンテナ101の先端に光源107を設けると
ともに、この棒状アンテナの取付け部に光源からの光を
受けたとき出力を発生する受光部109を設け、受光部
の出力レベルが一定値以下になったことを検出して出力
を発生するアンテナ破損検出部104を備えて、アンテ
ナ破損検出部からの出力発生に応じて、棒状アンテナの
破損を外部に通知する。
【0014】(3) 棒状アンテナ101の先端に対応する
位置に、この棒状アンテナと独立に支持された光源10
7Aを設け、棒状アンテナの先端に光源からの光を遮断
する遮光部110を設けるとともに、棒状アンテナの取
付け部に光源からの光を受けたとき出力を発生する受光
部109を設け、受光部の出力レベルが一定値を超えた
ことを検出して出力を発生するアンテナ破損検出部10
4を備えて、アンテナ破損検出部からの出力発生に応じ
て、棒状アンテナの破損を外部に通知する。
【0015】(4) 棒状アンテナ101の先端に、この棒
状アンテナの傾斜を検知する傾斜検出部111を設ける
とともに、傾斜検出部の検知した傾斜が一定値を超えた
ときアンテナの破損を検出するアンテナ破損検出部10
4を備えて、アンテナ破損検出部の検出に応じて、棒状
アンテナの破損を外部に通知する。
【0016】(5) 棒状アンテナ101の先端に超音波を
送出するとともにこの棒状アンテナの取付け面からの超
音波の反射波を受信する超音波送受信部112を設ける
とともに、超音波送信のタイミングと超音波受信のタイ
ミングとの時間差を演算して、時間差が所定値より小さ
くなったとき、および、時間差が所定値より大きくなっ
たときまたは超音波の反射波を受信できなかったとき、
出力を発生する送受信タイミング時間差演算部115を
備えて、送受信タイミング時間差演算部からの出力発生
に応じて、棒状アンテナの破損を外部に通知する。
【0017】(6) 棒状アンテナの先端に対応する位置
に、この棒状アンテナと独立に支持された超音波送信部
116を設け、棒状アンテナの先端に超音波送信部から
の超音波を遮断する遮音部117を設けるとともに、棒
状アンテナの取付け部に超音波送信部からの超音波を検
出して出力を発生する超音波受信部118を設け、超音
波受信部の出力レベルが一定値を超えたことを検出して
出力を発生するアンテナ破損検出部104を備えて、ア
ンテナ破損検出部からの出力発生に応じて、棒状アンテ
ナの破損を外部に通知する。
【0018】
【作用】
(1) 棒状アンテナ101の基部に、衝撃感知部102を
設けて、この棒状アンテナに加えられた衝撃または圧力
の大きさを検知して出力を発生する。そして、アンテナ
破損検出部104で、衝撃感知部102からの出力レベ
ルが一定値を超えたことを検出したとき、棒状アンテナ
101に衝撃が加えられたと判断し、この判断結果に基
づいて信号を生成して、棒状アンテナの破損を外部に通
知する。
【0019】従って、本発明によれば、無線電話基地局
装置のアンテナに衝撃が加えられたことを、保守運用セ
ンタで認識することができるので、アンテナの破損を確
実に検知することができる。
【0020】(2) 棒状アンテナ101の先端に光源10
7を設けるとともに、この棒状アンテナの取付け部に受
光部109を設けて、光源の光を受けたとき電気信号を
出力する。そして、アンテナ破損検出部104で、受光
部からの出力レベルが一定値以下になったことを検出し
たとき、棒状アンテナ101に曲がりまたは破断が生じ
たと判断し、この判断結果に基づいて信号を生成して、
棒状アンテナの破損を外部に通知する。
【0021】従って、本発明によれば、無線電話基地局
装置のアンテナに、曲がりまたは破断等の異常が生じた
ことを、保守運用センタで認識することができるので、
アンテナの破損を確実に検知することができる。
【0022】(3) 棒状アンテナ101の先端に対応する
位置に、この棒状アンテナと独立に支持された光源10
7Aを設ける。また、棒状アンテナ101の先端に光源
107Aからの光を遮断する遮光部110を設けるとと
もに、棒状アンテナの取付け部に受光部109を設け
て、光源からの光を受けたとき出力を発生する。そし
て、アンテナ破損検出部104で、受光部の出力レベル
が一定値を超えたことを検出したとき、棒状アンテナ1
01に曲がりまたは破断が生じたと判断し、この判断結
果に基づいて信号を生成して、棒状アンテナの破損を外
部に通知する。
【0023】従って、本発明によれば、無線電話基地局
装置のアンテナに、曲がりまたは破断等の異常が生じた
ことを、保守運用センタで認識することができるので、
アンテナの破損を確実に検知することができる。
【0024】(4) 棒状アンテナ101の先端に、傾斜検
出部111を設けて、この棒状アンテナが傾いたことを
検知して出力を発生する。そして、アンテナ破損検出部
104で、傾斜検出からの出力レベルが一定値を超えた
ことを検出したとき、棒状アンテナ101に曲がりまた
は破断が生じたと判断し、この判断結果に基づいて信号
を生成して、棒状アンテナの破損を外部に通知する。
【0025】従って、本発明によれば、無線電話基地局
装置のアンテナに、曲がりまたは破断等の異常が生じた
ことを、保守運用センタで認識することができるので、
アンテナの破損を確実に検知することができる。
【0026】(5) 棒状アンテナ101の先端に、超音波
送受信部112を設けて、超音波を送出するとともに、
この棒状アンテナの取付け面からの超音波の反射波を受
信する。そして、送受信タイミング時間差演算部115
で、超音波送信のタイミングと、超音波受信のタイミン
グとの時間差を演算して、時間差が所定値より小さくな
ったとき、棒状アンテナ101に曲がりが生じたと判断
する。また、時間差が所定値より大きくなったときまた
は超音波反射波を受信できなかったとき、棒状アンテナ
101に破断が生じたと判断する。この判断結果に基づ
いて信号を生成して、棒状アンテナの破損を外部に通知
する。
【0027】従って、本発明によれば、無線電話基地局
装置のアンテナに、曲がりまたは破断等の異常が生じた
ことを、保守運用センタで認識することができるので、
アンテナの破損を確実に検知することができる。
【0028】(6) 棒状アンテナの先端に対応する位置
に、この棒状アンテナと独立に支持された超音波送信部
116を設けるとともに、棒状アンテナの先端に超音波
送信部からの超音波を遮断する遮音部117を設ける。
また、棒状アンテナの取付け部に超音波受信部118を
設けて、超音波送信部からの超音波を検出して出力を発
生する。そして、アンテナ破損検出部104で、超音波
受信部からの出力レベルが一定値を超えたことを検出し
たとき、棒状アンテナ101に曲がりまたは破断が生じ
たと判断して、この判断結果に基づいて信号を生成し
て、棒状アンテナの破損を外部に通知する。
【0029】従って、本発明によれば、無線電話基地局
装置のアンテナに、曲がりまたは破断等の異常が生じた
ことを、保守運用センタで認識することができるので、
アンテナの破損を確実に検知することができる。
【0030】
【実施例】図1〜図4は、本発明の実施例(1) を示した
ものであって、圧力センサや衝撃センサ等の衝撃感知部
を備えることによって、アンテナの破損を検知する場合
の例を示している。
【0031】図1は、実施例(1) において、基地局装置
本体にアンテナを取り付けた場合の構成を示したもので
あって、1,2はλ/4等からなる棒状のアンテナを示
し、3は無線電話基地局装置である。アンテナ1,2
は、それぞれ、その基部に設けられた、圧力センサや衝
撃センサ等からなる、衝撃感知部11,12を介して、
無線電話基地局装置3に取り付けられている。衝撃感知
部11,12は、それぞれアンテナ1,2に圧力や衝撃
が加えられたとき、これを検知して出力を発生する。
【0032】図2は、実施例(1) において、アンテナを
基地局装置本体と別の場所に取り付けた場合の構成を示
したものであって、図1におけると同じものを同じ番号
で示している。アンテナ1,2は衝撃感知部11,12
を介して、外部の構造体に取り付けられるとともに、ケ
ーブル13,14を経て、無線電話基地局装置3のアン
テナ用コネクタ15,16に接続される。衝撃感知部1
1,12からは、衝撃感知信号線17を経て、無線電話
基地局装置3の衝撃感知信号用コネクタ18に接続され
る。
【0033】図3は、実施例(1) の基地局装置の機能構
成を示すブロック図であって、101はアンテナ、10
2は衝撃感知部、103は増幅部(AMP)、104は
アンテナ破損検出部、105は処理装置(CPU)、1
06は回線制御部である。なお図3においては、片系の
アンテナのみについて示しているが、もう一方の系のア
ンテナについても同様である。また、図4は、実施例
(1) の動作を示す制御フローである。以下、図3,図4
に基づいて、実施例(1) の動作を詳細に説明する。
【0034】アンテナ101に衝撃または圧力が加えら
れると、衝撃感知部102は衝撃または圧力の強さに応
じて変化する大きさの出力信号を発生する。増幅部10
3は、この信号を増幅する。アンテナ破損検出部104
は、増幅部103の出力信号のレベルを検出して、所定
のレベルを超えたとき、CPU105に対して割り込み
を通知する。
【0035】CPU105は、割り込みを受けたとき、
アンテナ異常を示すアラームを発生するとともに、アン
テナ破損を通知するメッセージを生成し、回線制御部1
06を起動する。回線制御部106は、回線を経て保守
運用センタを呼び出し、このアラームとメッセージとを
保守運用センタに通知する。
【0036】図5〜図8は、本発明の実施例(2) を示し
たものであって、光源と受光部とを備え、受光信号の消
滅によって、アンテナの破損を検知する場合の例を示し
ている。
【0037】図5は、実施例(2) において、基地局装置
本体にアンテナを取り付けた場合の構成を示したもので
あって、図1におけると同じものを同じ番号で示してい
る。21,22は、それぞれアンテナ1,2の先端に設
けられた光源である。23,24は、それぞれアンテナ
1,2の取付け部に設けられたフォトセンサ等からなる
受光部であって、それぞれ光源21,22の光を受け
て、出力を発生する。なお、アンテナ1,2を基地局装
置本体と別の場所に取り付ける場合も、同様に構成する
ことができる。
【0038】図6は、実施例(2) における光源と受光部
の詳細を説明するものであって、(a)はアンテナが破
損していない場合を示し、(b)はアンテナが破損した
場合を示している。図6においては、アンテナ1の場合
のみを示しているが、アンテナ2についても同様であ
る。受光部23は、アンテナ1の基部に設けられた、筒
状の遮光筒25の底部に設けられている。
【0039】図6においては、無線電話基地局装置3の
筐体を円筒状に掘り下げることによって、アンテナ1の
基部の周囲に、円筒状の遮光筒25を形成して、その底
部に受光部23を設けた場合を例示している。この場
合、アンテナ本体は、必ずしも遮光部の底部に取り付け
る必要はない。
【0040】図7は、実施例(2) の基地局装置の機能構
成を示すブロック図であって、図3におけると同じもの
を同じ番号で示している。107は光源、108は光源
制御部、109は受光部である。なお図7においては、
片系のアンテナのみについて示しているが、もう一方の
系のアンテナについても同様である。また、図8は、実
施例(2) の動作を示す制御フローである。以下、図7,
図8に基づいて、実施例(2) の動作を詳細に説明する。
【0041】アンテナ部101の先端に取り付けられた
光源107は、光源制御部108から、常時、電源を供
給されて点灯し、赤外線等の光を放射している。アンテ
ナが破損していない場合は、受光部109は光源107
の光を受けて、常時、出力を発生している。一方、アン
テナが破損して、曲がったり、破断(切断)したりした
場合には、受光部109は、光源107からの光を受け
ないので、出力を発生しない。
【0042】増幅部103は、受光部109からの信号
を増幅する。アンテナ破損検出部104は、増幅部10
3の出力信号のレベルが所定レベル以下であって、出力
信号が発生していないことを検出したとき、CPU10
5に対して割り込みを通知する。
【0043】CPU105は、割り込みを受けたとき、
アンテナ異常を示すアラームを発生するとともに、アン
テナ破損を通知するメッセージを生成し、回線制御部1
06を起動する。回線制御部106は、回線を経て保守
運用センタを呼び出し、このアラームとメッセージとを
保守運用センタに通知する。
【0044】図9〜図12は、本発明の実施例(3) を示
したものであって、光源と受光部とを備え、受光信号の
検出によって、アンテナの破損を検知する場合の例を示
している。
【0045】図9は、実施例(3) において、基地局装置
本体にアンテナを取り付けた場合の構成を示したもので
あって、図1におけると同じものを同じ番号で示してい
る。21A,22Aは、それぞれアンテナ1,2の先端
に対応して、アンテナ1,2と独立に支持された光源で
ある。なお、アンテナ1,2を基地局装置本体と別の場
所に取り付ける場合も、同様に構成することができる。
【0046】図10は、実施例(3) における光源と受光
部の詳細を説明するものであって、(a)はアンテナが
破損していない場合を示し、(b)はアンテナが破損し
た場合を示している。図10においては、アンテナ1の
場合のみを示しているが、アンテナ2についても同様で
ある。
【0047】図10において、アンテナ1の先端に設け
られた遮光部26は、アンテナが破損していない場合に
は、光源21Aの光を遮るように設けられており、従っ
て、この状態では、光源21Aからの光は受光部23に
到達せず、受光部23は出力を発生しない。一方、アン
テナが破損して、曲がったり、破断したりした場合に
は、光源21Aからの光は、遮光部26で妨げられるこ
となく、受光部23に到達し、従って、受光部23は出
力を発生する。
【0048】図11は、実施例(3) の基地局装置の機能
構成を示すブロック図であって、図7におけると同じも
のを同じ番号で示し、107Aは光源、110は遮光部
である。なお図11においては、片系のアンテナのみに
ついて示しているが、もう一方の系のアンテナについて
も同様である。また、図12は、実施例(3) の動作を示
す制御フローである。以下、図11,図12に基づい
て、実施例(3) の動作を詳細に説明する。
【0049】アンテナ部101の先端に対応する位置に
設けられた光源107Aは、光源制御部108から、常
時、電源を供給されて点灯し、赤外線等の光を放射して
いる。アンテナが破損していない場合は、光源107A
からの光は、遮光部110に妨げられて、フォトセンサ
等からなる受光部109に到達せず、受光部109は常
時、出力を発生しない。一方、アンテナが破損して、曲
がったり、破断したりした場合には、受光部109は、
光源107Aからの光を受けて、出力を発生するように
なる。
【0050】増幅部103は、受光部109からの信号
を増幅する。アンテナ破損検出部104は、増幅部10
3の出力信号のレベルを検出して、所定のレベルを超え
たとき、CPU105に対して割り込みを通知する。
【0051】CPU105は、割り込みを受けたとき、
アンテナ異常を示すアラームを発生するとともに、アン
テナ破損を通知するメッセージを生成し、回線制御部1
06を起動する。回線制御部106は、回線を経て保守
運用センタを呼び出し、このアラームとメッセージとを
保守運用センタに通知する。
【0052】図13〜図16は、本発明の実施例(4) を
示したものであって、傾斜検出部を備え、傾斜の発生に
よって、アンテナの破損を検知する場合の例を示してい
る。
【0053】図13は、実施例(4) において、基地局装
置本体にアンテナを取り付けた場合の構成を示したもの
であって、(a)は全体構成を示し、(b)は傾斜検出
部の取付けを説明している。図1におけると同じものを
同じ番号で示し、27,28は、それぞれアンテナ1,
2の先端に設けられた傾斜検出部である。傾斜検出部2
7,28は、アンテナが曲がって重力方向とある角度θ
傾いたとき、それぞれ傾斜検出信号線29,30を介し
て、傾斜検出信号を出力する。なお、アンテナ1,2を
基地局装置本体と別の場所に取り付ける場合も、同様に
構成することができる。
【0054】図14は、実施例(4) における傾斜検出部
の動作原理を説明するものであって、(a)はアンテナ
が傾斜していない場合を示し、(b)はアンテナが傾斜
した場合を示している。図14においては、アンテナ1
の場合のみを示しているが、アンテナ2についても同様
である。
【0055】図14において、マグネット31は、磁性
流体32中に沈められている。アンテナが傾斜していな
い場合には、マグネット31は、リードスイッチ33の
軸上にあって、磁束はリードスイッチ33を通過し、そ
のためリードスイッチ33はオンになって、電源Vcc
から出力を発生している。一方、アンテナが傾斜した場
合には、マグネット31は重力によって磁性流体32中
を移動して、リードスイッチ33の軸上にない状態とな
って、マグネット31の磁束は、リードスイッチ33を
通過しない。そのため、リードスイッチ33はある角度
θ以上傾いたときオフになって、出力を発生しない。
【0056】図15は、実施例(4) の基地局装置の機能
構成を示すブロック図であって、図3におけると同じも
のを同じ番号で示し、111は傾斜検出部である。なお
図15においては、片系のアンテナのみについて示して
いるが、もう一方の系のアンテナについても同様であ
る。また、図16は、実施例(4) の動作を示す制御フロ
ーである。以下、図15,図16に基づいて、実施例
(4) の動作を詳細に説明する。
【0057】アンテナ部101の先端に取り付けられた
傾斜検出部111は、アンテナが破損していない場合
は、オンの状態であって、電源から常時、出力を発生し
ている。一方、アンテナが破損して、曲がったり、破断
したりした場合には、傾斜検出部111は、オフの状態
であって、出力を発生しない。
【0058】増幅部103は、傾斜検出部111からの
信号を増幅する。アンテナ破損検出部104は、増幅部
103の出力信号のレベルを検出して、出力信号が発生
していないことを検出したとき、CPU105に対して
割り込みを通知する。
【0059】CPU105は、割り込みを受けたとき、
アンテナ異常を示すアラームを発生するとともに、アン
テナ破損を通知するメッセージを生成し、回線制御部1
06を起動する。回線制御部106は、回線を経て保守
運用センタを呼び出し、このアラームとメッセージとを
保守運用センタに通知する。
【0060】図17〜図20は、本発明の実施例(5) を
示したものであって、超音波送受信部を備え、超音波伝
播時間の検出によって、アンテナの破損を検知する場合
の例を示している。
【0061】図17は、実施例(5) において、基地局装
置本体にアンテナを取り付けた場合の構成を示したもの
である。図1におけると同じものを同じ番号で示し、3
5,36は、それぞれアンテナ1,2の先端に設けられ
た超音波送受信部である。超音波送受信部35,36
は、それぞれ超音波制御信号線37,38を介して、無
線電話基地局装置3との間で超音波制御信号を授受す
る。なお、アンテナ1,2を基地局装置本体と別の場所
に取り付ける場合も、同様に構成することができる。
【0062】図18は、実施例(5) における超音波送受
信部の詳細を説明するものであって、(a)はアンテナ
が破損していない場合を示し、(b)はアンテナが破損
した場合を示している。図18においては、アンテナ1
の場合のみを示しているが、アンテナ2についても同様
である。
【0063】図18において、超音波送信部35Aは、
超音波制御信号線37を介して、送信タイミング信号を
受けたとき超音波を送出する。無線電話基地局装置3の
上面で反射した超音波が、超音波受信部35Bで受信さ
れたとき、超音波制御信号線37を介して、受信タイミ
ング信号を無線電話基地局装置3に出力する。アンテナ
1が曲がっているときは、アンテナ1が曲がっていない
ときと比べて、超音波送受信部35と無線電話基地局装
置3の上面との距離が近くなり、超音波伝搬時間が短く
なる。なお、アンテナ1,2を基地局装置本体と別の場
所に取り付ける場合は、アンテナ取り付け部の上面が、
超音波を反射可能な面になっていることが必要である。
【0064】図19は、実施例(5) の基地局装置の機能
構成を示すブロック図であって、図3におけると同じも
のを同じ番号で示し、112は超音波送受信部、113
は超音波制御信号線、114は送信タイミング信号を生
成し、受信タイミング信号を検出する超音波送受信制御
部、115は送受信タイミング時間差演算部である。ま
た、図20は、実施例(5) の動作を示す制御フローであ
る。以下、図19,図20に基づいて、実施例(5) の動
作を詳細に説明する。
【0065】超音波送受信制御部114は、一定周期で
送信タイミング信号を生成し、超音波制御信号線113
を介して、超音波送受信部112へ送出する。アンテナ
部101の先端に取り付けられた超音波送受信部112
は、超音波送受信制御部114から送信タイミング信号
を受けたとき、超音波パルスを送出し、超音波の反射波
を受けたとき、受信タイミング信号を超音波送受信制御
部114へ送出する。送受信タイミング時間差演算部1
15は、超音波送受信制御部114からの送信タイミン
グ信号と受信タイミング信号とから、超音波の往復の伝
播時間を演算する。
【0066】超音波伝播時間の通常理論値は、図18に
おいて点線で示された超音波伝播経路長を音速(約34
0m/s)で割ることによって求められる。例えばアン
テナ長が20cmの場合、片道、 0.2(m)÷340(m/s)=0.000588(s) すなわち、約600μsである。
【0067】送受信タイミング時間差演算部115は、
求められた超音波伝播時間が通常理論値より小さいと
き、アンテナが曲がったものと判断する。求められた超
音波伝播時間が通常理論値より大きいとき、または超音
波を受信できなくなったとき、アンテナの破断等による
破損と判断する。このような場合、送受信タイミング時
間差演算部115は、CPU105に対して割り込みを
通知する。
【0068】CPU105は、割り込みを受けたとき、
アンテナ異常を示すアラームを発生するとともに、アン
テナ破損を通知するメッセージを生成し、回線制御部1
06を起動する。回線制御部106は、回線を経て保守
運用センタを呼び出し、このアラームとメッセージとを
保守運用センタに通知する。
【0069】図21〜図22は、本発明の実施例(6) を
示したものであって、超音波送信部と超音波受信部と受
光部とを備え、超音波信号の検出によって、アンテナの
破損を検知する場合の例を示している。
【0070】図21は、実施例(6) において、基地局装
置本体にアンテナを取り付けた場合の構成を示したもの
であって、図1におけると同じものを同じ番号で示して
いる。41,42は、それぞれアンテナ1,2の先端に
対応して、アンテナ1,2と独立に支持された超音波送
信部である。43,44は、それぞれアンテナ1,2の
取付け部に設けられた超音波受信部である。45,46
は、それぞれ超音波送信部41,42と無線電話基地局
装置3とを結ぶ超音波制御信号線である。なお、アンテ
ナ1,2を基地局装置本体と別の場所に取り付ける場合
も、同様に構成することができる。
【0071】図22は、実施例(6) における超音波送信
部と超音波受信部の詳細を説明するものであって、
(a)はアンテナが破損していない場合を示し、(b)
はアンテナが破損した場合を示している。図22におい
ては、アンテナ1の場合のみを示しているが、アンテナ
2についても同様である。
【0072】図22において、アンテナ1の先端に設け
られた遮音部47は、アンテナが破損していない場合に
は、超音波送信部41の超音波を遮るように設けられて
おり、従って、この状態では、超音波送信部41からの
超音波は、超音波受信部43に殆ど到達せず、超音波受
信部43は出力を発生しない。なお、超音波は光の場合
と異なり、指向性が弱いので、遮音部47で遮っても、
超音波受信部に対して多少の回り込みを生じることを考
慮して、超音波受信部43の感度を予め低く設定する等
の調整を行なうことが必要である。
【0073】一方、アンテナが破損して、曲がったり、
破断したりした場合には、超音波送信部41からの超音
波は、遮音部47に妨げられることなく、超音波受信部
43に到達し、従って、超音波受信部43は出力を発生
する。この信号は、超音波制御信号線45を経て無線電
話基地局装置3へ送られる。
【0074】図23は、実施例(6) の基地局装置の機能
構成を示すブロック図であって、図3におけると同じも
のを同じ番号で示し、115は超音波送信制御部、11
6は超音波送信部、117は遮音部、118は超音波受
信部である。なお図23においては、片系のアンテナの
みについて示しているが、もう一方の系のアンテナにつ
いても同様である。また、図24は、実施例(6) の動作
を示す制御フローである。以下、図23,図24に基づ
いて、実施例(6) の動作を詳細に説明する。
【0075】アンテナ部101の先端に対応して設けら
れた超音波送信部116は、超音波送信制御部115か
らの電力供給に基づいて常時、超音波を放射している。
アンテナが破損していない場合は、超音波送信部116
からの超音波は、遮音部117に妨げられて、超音波セ
ンサ等からなる超音波受信部118に到達せず、超音波
受信部118は常時、出力を発生しない。一方、アンテ
ナが破損して、曲がったり、破断したりした場合には、
超音波受信部118は、超音波送信部116からの超音
波を受けて、出力を発生するようになる。
【0076】増幅部103は、超音波受信部118から
の信号を増幅する。アンテナ破損検出部104は、増幅
部103の出力信号のレベルを検出して、所定のレベル
を超えたとき、CPU105に対して割り込みを通知す
る。
【0077】CPU105は、割り込みを受けたとき、
アンテナ異常を示すアラームを発生するとともに、アン
テナ破損を通知するメッセージを生成し、回線制御部1
06を起動する。回線制御部106は、回線を経て保守
運用センタを呼び出し、このアラームとメッセージとを
保守運用センタに通知する。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、屋
内外に設置される無線電話基地局装置において、装置内
の無線系の特性および自由空間の電波伝播特性を考慮せ
ずに、アンテナの破損を検出するとともに、検出結果を
自動的に保守運用センタ等に通知するので、保守運用セ
ンタ等では、常時、遠隔でアンテナの破損状況を監視す
ることができ、従って、無線電話基地局装置の保守性を
向上させることができるとともに、保守の手間を削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例(1) において、基地局装置本体にアンテ
ナを取り付けた場合の構成を示す図である。
【図2】実施例(1) において、アンテナを基地局装置本
体と別の場所に取り付けた場合の構成を示す図である。
【図3】実施例(1) の基地局装置の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図4】実施例(1) の動作を示す制御フローである。
【図5】実施例(2) において、基地局装置本体にアンテ
ナを取り付けた場合の構成を示す図である。
【図6】実施例(2) における光源と受光部の詳細を説明
する図であって、(a)はアンテナが破損していない場
合を示し、(b)はアンテナが破損した場合を示す。
【図7】実施例(2) の基地局装置の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図8】実施例(2) の動作を示す制御フローである。
【図9】実施例(3) において、基地局装置本体にアンテ
ナを取り付けた場合の構成を示す図である。
【図10】実施例(3) における光源と受光部の詳細を説
明する図であって、(a)はアンテナが破損していない
場合を示し、(b)はアンテナが破損した場合を示す。
【図11】実施例(3) の基地局装置の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図12】実施例(3) の動作を示す制御フローである。
【図13】実施例(4) において、基地局装置本体にアン
テナを取り付けた場合の構成を示す図であって、(a)
は全体構成を示し、(b)は傾斜検出部の取付けを説明
するものである。
【図14】実施例(4) における傾斜検出部の動作原理を
説明する図であって、(a)はアンテナが傾斜していな
い場合を示し、(b)はアンテナが傾斜した場合を示
す。
【図15】実施例(4) の基地局装置の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図16】実施例(4) の動作を示す制御フローである。
【図17】実施例(5) において、基地局装置本体にアン
テナを取り付けた場合の構成を示す図である。
【図18】実施例(5) における超音波送受信部の詳細を
説明する図であって、(a)はアンテナが破損していな
い場合を示し、(b)はアンテナが破損した場合を示
す。
【図19】実施例(5) の基地局装置の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図20】実施例(5) の動作を示す制御フローである。
【図21】実施例(6) において、基地局装置本体にアン
テナを取り付けた場合の構成を示す図である。
【図22】実施例(6) における超音波送信部と超音波受
信部の詳細を説明する図であって、(a)はアンテナが
破損していない場合を示し、(b)はアンテナが破損し
た場合を示す。
【図23】実施例(6) の基地局装置の機能構成を示すブ
ロック図である。
【図24】実施例(6) の動作を示す制御フローである。
【符号の説明】
101 棒状アンテナ 102 衝撃感知部 104 アンテナ破損検出部 107 光源 107A 光源 109 受光部 110 遮光部 111 傾斜検出部 115 送受信タイミング時間差演算部 112 超音波送受信部 116 超音波送信部 117 遮音部 118 超音波受信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状アンテナの基部に該棒状アンテナに
    加えられた衝撃または圧力の大きさを検知して出力を発
    生する衝撃感知部を設けるとともに、該衝撃感知部の出
    力レベルが一定値を超えたとき出力を発生するアンテナ
    破損検出部を備えて、該アンテナ破損検出部からの出力
    発生に応じて前記棒状アンテナの破損を外部に通知する
    ことを特徴とするアンテナ破損検知装置。
  2. 【請求項2】 棒状アンテナの先端に光源を設けるとと
    もに、該棒状アンテナの取付け部に前記光源からの光を
    受けたとき出力を発生する受光部を設け、該受光部の出
    力レベルが一定値以下になったことを検出して出力を発
    生するアンテナ破損検出部を備えて、該アンテナ破損検
    出部からの出力発生に応じて前記棒状アンテナの破損を
    外部に通知することを特徴とするアンテナ破損検知装
    置。
  3. 【請求項3】 棒状アンテナの先端に対応する位置に、
    該棒状アンテナと独立に支持された光源を設け、該棒状
    アンテナの先端に該光源からの光を遮断する遮光部を設
    けるとともに、該棒状アンテナの取付け部に前記光源か
    らの光を受けたとき出力を発生する受光部を設け、該受
    光部の出力レベルが一定値を超えたことを検出して出力
    を発生するアンテナ破損検出部を備えて、該アンテナ破
    損検出部からの出力発生に応じて前記棒状アンテナの破
    損を外部に通知することを特徴とするアンテナ破損検知
    装置。
  4. 【請求項4】 棒状アンテナの先端に該棒状アンテナの
    傾斜を検知する傾斜検出部を設けるとともに、該傾斜検
    出部の検知した傾斜が一定値を超えたときアンテナの破
    損を検出するアンテナ破損検出部を備えて、該アンテナ
    破損検出部の検出に応じて前記棒状アンテナの破損を外
    部に通知することを特徴とするアンテナ破損検知装置。
  5. 【請求項5】 棒状アンテナの先端に超音波を送出する
    とともに該棒状アンテナの取付け面からの該超音波の反
    射波を受信する超音波送受信部を設けるとともに、該超
    音波送信のタイミングと該超音波受信のタイミングとの
    時間差を演算して、該時間差が所定値より小さくなった
    とき、および、該時間差が所定値より大きくなったとき
    または該超音波の反射波を受信できなかったとき、出力
    を発生する送受信タイミング時間差演算部を備えて、該
    送受信タイミング時間差演算部からの出力発生に応じて
    前記棒状アンテナの破損を外部に通知することを特徴と
    するアンテナ破損検知装置。
  6. 【請求項6】 棒状アンテナの先端に対応する位置に、
    該棒状アンテナと独立に支持された超音波送信部を設
    け、該棒状アンテナの先端に該超音波送信部からの超音
    波を遮断する遮音部を設けるとともに、該棒状アンテナ
    の取付け部に前記超音波送信部からの超音波を検出して
    出力を発生する超音波受信部を設け、該超音波受信部の
    出力レベルが一定値を超えたことを検出して出力を発生
    するアンテナ破損検出部を備えて、該アンテナ破損検出
    部からの出力発生に応じて前記棒状アンテナの破損を外
    部に通知することを特徴とするアンテナ破損検知装置。
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Cited By (6)

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